JPS5916669Y2 - シガレツトライタ− - Google Patents
シガレツトライタ−Info
- Publication number
- JPS5916669Y2 JPS5916669Y2 JP6297778U JP6297778U JPS5916669Y2 JP S5916669 Y2 JPS5916669 Y2 JP S5916669Y2 JP 6297778 U JP6297778 U JP 6297778U JP 6297778 U JP6297778 U JP 6297778U JP S5916669 Y2 JPS5916669 Y2 JP S5916669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- socket
- shaft
- bimetal
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシガレットライターに関し、特に自動車のフロ
ントパネルに取り付けて使用するに好適なシガレットラ
イターに関する。
ントパネルに取り付けて使用するに好適なシガレットラ
イターに関する。
周知のように、一般に自動車のフロントパネルにはシガ
レットライターが設置されている。
レットライターが設置されている。
そしてこの種のシガレットライターは、そのソケットの
底部に電源接続用電極を備える一方、ソケットに挿入さ
れるプラグの外端にノブをまた内端にヒータエレメント
を備え、プラグをソケット内に押し込んでヒータエレメ
ントを電極に電気的接続し、これを赤熱させる構造とな
っている。
底部に電源接続用電極を備える一方、ソケットに挿入さ
れるプラグの外端にノブをまた内端にヒータエレメント
を備え、プラグをソケット内に押し込んでヒータエレメ
ントを電極に電気的接続し、これを赤熱させる構造とな
っている。
ところで、上記基本構造を備えたもののうち、ヒータエ
レメントが十分に赤熱した後ノブが自動復帰しない型式
のシガレットライターが存する。
レメントが十分に赤熱した後ノブが自動復帰しない型式
のシガレットライターが存する。
この型式のシガレットライターは、自動復帰型式のもの
に比して構造が簡単であるという利点を有するが、誤操
作により、ノブを連続的に押し込むことがあり、その結
果、ヒータエレメントに電流が連続的に流れて異常発熱
を来たし遂にはシガレットライターを破損に至らしめる
といった事態がしばしば見うけられる。
に比して構造が簡単であるという利点を有するが、誤操
作により、ノブを連続的に押し込むことがあり、その結
果、ヒータエレメントに電流が連続的に流れて異常発熱
を来たし遂にはシガレットライターを破損に至らしめる
といった事態がしばしば見うけられる。
本考案は、上記した如き、ノブが自動復帰しない型式の
シガレットライターにおける上記不具合を解消しようと
するもので、従来の如くヒータエレメントをプラグの内
端に直接固定するという構成ではなく、ノブに貫通させ
たシャフトの内端にヒータエレメントを固定する構成と
するとともに、ノブを介してプラグをソケット内に押し
込む際には、シャフトをバイメタルを介して同時に押し
込んでヒータエレメントをソケット底部の電源接続用電
極に電気的接続する一方、ヒータエレメントが赤熱して
一定時間経過した後に、ノブおよびプラグのソケットに
対する押し込み位置は不変であるが、シャフトのみがバ
イメタルの変形作用でヒータエレメントとともに元の位
置に復帰するように構威し、ノブおよびプラグが押し込
み位置に存しても、バイメタルが復帰しない限りはヒー
タエレメントが電極に電気的に接続しないようにしたも
のである。
シガレットライターにおける上記不具合を解消しようと
するもので、従来の如くヒータエレメントをプラグの内
端に直接固定するという構成ではなく、ノブに貫通させ
たシャフトの内端にヒータエレメントを固定する構成と
するとともに、ノブを介してプラグをソケット内に押し
込む際には、シャフトをバイメタルを介して同時に押し
込んでヒータエレメントをソケット底部の電源接続用電
極に電気的接続する一方、ヒータエレメントが赤熱して
一定時間経過した後に、ノブおよびプラグのソケットに
対する押し込み位置は不変であるが、シャフトのみがバ
イメタルの変形作用でヒータエレメントとともに元の位
置に復帰するように構威し、ノブおよびプラグが押し込
み位置に存しても、バイメタルが復帰しない限りはヒー
タエレメントが電極に電気的に接続しないようにしたも
のである。
以下に、図示の実施例について本考案を具体的に説明す
る。
る。
第1図は第1実施例に係るシガレットライターの中央縦
断面図を示している。
断面図を示している。
第1図において、1は有底円筒状のソケット、2はソケ
ット1内に、その軸心方向に沿って移動自在でかつ着脱
自在に挿入されるプラグである。
ット1内に、その軸心方向に沿って移動自在でかつ着脱
自在に挿入されるプラグである。
ソケット1の底部1aには、電源に接続するターミナル
ビス3aおよびナラ)3bにより、電極を構成するディ
スク状のコンタクトプレート4を固定している。
ビス3aおよびナラ)3bにより、電極を構成するディ
スク状のコンタクトプレート4を固定している。
このコンタクトプレート4は一定のバネ力を有し、また
ターミナルビス3aに電気的に接続する一方、碍子5お
よび絶縁板6a、6bによりソケット1に対して電気的
に絶縁されている。
ターミナルビス3aに電気的に接続する一方、碍子5お
よび絶縁板6a、6bによりソケット1に対して電気的
に絶縁されている。
一方プラグ2は、ソケット1内に挿入される円筒状のア
ッシュガード9と、アシツユガード9内に挿入されかつ
外端にノブ7を固定した円筒状のスリーブ8を備えてい
る。
ッシュガード9と、アシツユガード9内に挿入されかつ
外端にノブ7を固定した円筒状のスリーブ8を備えてい
る。
アッシュガード9は、その外端周囲に鍔10を、またそ
の内端近傍に径方向内側に突出した環状突部11を、さ
らに突部11より外方側に径方向内側に突出した環状突
部12を夫々備えている。
の内端近傍に径方向内側に突出した環状突部11を、さ
らに突部11より外方側に径方向内側に突出した環状突
部12を夫々備えている。
そして、鍔10はアッシュガード9をソケット1内に押
し込んだ際、ソケット1内の外端に係止して、アッシュ
ガード9がそれ以上ソケット1の内側に押し込まれない
ようにしている。
し込んだ際、ソケット1内の外端に係止して、アッシュ
ガード9がそれ以上ソケット1の内側に押し込まれない
ようにしている。
また、鍔10がソケットの外端に係止する際ソケット1
の周面に形成した複数個の爪13.13・・・・・・が
突部11の肩部11aに係止するようにしている。
の周面に形成した複数個の爪13.13・・・・・・が
突部11の肩部11aに係止するようにしている。
ただし、爪13.13・・・・・・は一定のバネ力を有
し、アッシュガード9が一定の力で゛外方に引き出され
るとき、径方向外方に容易に彎曲できる。
し、アッシュガード9が一定の力で゛外方に引き出され
るとき、径方向外方に容易に彎曲できる。
一方スリーブ8は、その周面にアッシュガード9の突部
12に係止する単数または複数の爪14を有している。
12に係止する単数または複数の爪14を有している。
ただし、この爪14は、一定のバネ力を有し、アッシュ
ガード9の突部12に係止した状態からさらにスリーブ
8を押し込んだ際、容易に径方向内径に彎曲で゛きる。
ガード9の突部12に係止した状態からさらにスリーブ
8を押し込んだ際、容易に径方向内径に彎曲で゛きる。
スリーブ8は、その内端がアッシュガードの突部11の
肩部11 bに当接するとき、それ以上は押し込まれな
い。
肩部11 bに当接するとき、それ以上は押し込まれな
い。
ノブ7は、その中央内端がソケット1の軸心に沿って突
出しており、また、上記軸心に沿った貫通(L15を備
えている。
出しており、また、上記軸心に沿った貫通(L15を備
えている。
貫通孔15の外端には座ぐり穴15aを設けている。
ノブの貫通孔15には、導電性のシャフト16を挿入し
ている。
ている。
このシャフト16の外端には座ぐり穴15 aに嵌まり
込む頭体16 aを固定し、この頭体16 aが座ぐり
穴15 aの底面に係止して、シャフト16がそれ以上
内側に進入しないようにしている。
込む頭体16 aを固定し、この頭体16 aが座ぐり
穴15 aの底面に係止して、シャフト16がそれ以上
内側に進入しないようにしている。
また、この頭体16aの外端面とノブ7の外端面との間
には頭体の底面が座ぐり穴15 aの底面に接した状態
において、一定の寸法差lができるように、つまり頭体
16 aが座ぐり穴15a内に完全に埋没するようにし
ている。
には頭体の底面が座ぐり穴15 aの底面に接した状態
において、一定の寸法差lができるように、つまり頭体
16 aが座ぐり穴15a内に完全に埋没するようにし
ている。
シャフト16はスノーブ8および゛アシツガ−ド9内に
伸び゛、その内端にはヒータエレメント17を収納した
ヒータケース18を電気的に絶縁した状態で固定してい
る。
伸び゛、その内端にはヒータエレメント17を収納した
ヒータケース18を電気的に絶縁した状態で固定してい
る。
このヒータケース18の肩部18 aは、アッシュガー
ド9の突部11の肩部11 Cに係止可能で(第1図は
この係止状態を示す)、アッシュガード9に対してそれ
以上は外方に引き出せないようにしている。
ド9の突部11の肩部11 Cに係止可能で(第1図は
この係止状態を示す)、アッシュガード9に対してそれ
以上は外方に引き出せないようにしている。
つまり、この係止によって、ソケット1内に収納される
スリーブ8およびアッシュガード9よりなるプラグ2は
、ソケット1内から一体的に引き出すことかで゛きるよ
うにしている。
スリーブ8およびアッシュガード9よりなるプラグ2は
、ソケット1内から一体的に引き出すことかで゛きるよ
うにしている。
ヒータエレメント17を収納したヒータケース18は、
前記コンタクトプレート4に相対し、内方に押し込まれ
たとき、コンタクトプレート4に接触して電気的に接続
し、コンタクトプレート4から供給される電流は、ヒー
タケース→ヒータエレメント→シャフトへと流れるよう
になっている。
前記コンタクトプレート4に相対し、内方に押し込まれ
たとき、コンタクトプレート4に接触して電気的に接続
し、コンタクトプレート4から供給される電流は、ヒー
タケース→ヒータエレメント→シャフトへと流れるよう
になっている。
シャフト16には、ヒータケース18の外方に碍子19
、絶縁性スリーブ20を夫々固定している。
、絶縁性スリーブ20を夫々固定している。
このスリーブ20は、鍔20 aを備え、この鍔20
aと、アッシュガードの突部の肩部11 bに懸架した
環状の座板21 aとの間にコイルスプリング21をス
ノーブ20の周囲に嵌め込んでいる。
aと、アッシュガードの突部の肩部11 bに懸架した
環状の座板21 aとの間にコイルスプリング21をス
ノーブ20の周囲に嵌め込んでいる。
スリーブ20は座板21 aの中央孔に貫通し、座板2
1 aに対して摺動可能になっている。
1 aに対して摺動可能になっている。
したがって、スリーブ20が固定されたシャフト16は
、コイルスプリンググ21により常時外方に付勢されて
いる。
、コイルスプリンググ21により常時外方に付勢されて
いる。
スリーブ20の外端には、両端を夫々大略り字状に折り
曲げたバイメタル22の一端22 aをナツト23によ
り固定するとともに、シャフト16に電気的に接続して
いる。
曲げたバイメタル22の一端22 aをナツト23によ
り固定するとともに、シャフト16に電気的に接続して
いる。
バイメタル22の他端22 bは、ノブ7の突出部内端
7aに係止させており、またこのバイメタル22の他端
22 bには、一定のバネ力を有するリード板24の一
端を固定している。
7aに係止させており、またこのバイメタル22の他端
22 bには、一定のバネ力を有するリード板24の一
端を固定している。
このリード板24の他端は、スリーブ8の内側面に一定
のバネ力で接触するようにしている。
のバネ力で接触するようにしている。
したがって、シャフト16に流れる電流は、バイメタル
22→リード板24→スリーブ8と流れ、またこのスリ
ーブ8はアッシュガード9の内面に、またこのアツシュ
ガ゛−ド9はソケット1の内面に夫々接触しているので
、電流は、スリーブ8→アツシユガード9→ソケツト1
と順に流れてアースされるようになる。
22→リード板24→スリーブ8と流れ、またこのスリ
ーブ8はアッシュガード9の内面に、またこのアツシュ
ガ゛−ド9はソケット1の内面に夫々接触しているので
、電流は、スリーブ8→アツシユガード9→ソケツト1
と順に流れてアースされるようになる。
さて、上記構成のシガレットライターは、次のように動
作する。
作する。
第1図は、シガレットライターの不使用時状態を示して
いる。
いる。
図示の如く不使用時には、プラグ2がソケット1内に挿
入されている。
入されている。
つまりアッシュガード9がソケット1内に挿入されると
ともにアッシュガード9の外端がソケット1の外端に係
止しており、また、ノブ7を有するスリーブ8がアッシ
ュガード9内に挿入され、ヒータケース18の肩部18
aがアッシュガードの突部の肩部11 Cに係止する
一方、スリーブの爪14がアッシュガードの突部12の
外方に位置し、さらにバイメタル22の一端22 bは
ノブの内端7aに係止している。
ともにアッシュガード9の外端がソケット1の外端に係
止しており、また、ノブ7を有するスリーブ8がアッシ
ュガード9内に挿入され、ヒータケース18の肩部18
aがアッシュガードの突部の肩部11 Cに係止する
一方、スリーブの爪14がアッシュガードの突部12の
外方に位置し、さらにバイメタル22の一端22 bは
ノブの内端7aに係止している。
斯かる状態において、今ノブ7をソケット1の軸心方向
内側に押し込むと、スリーブの爪14はアッシュガード
の突部12を乗り越え、スリーブ8全体が内側に移動す
る。
内側に押し込むと、スリーブの爪14はアッシュガード
の突部12を乗り越え、スリーブ8全体が内側に移動す
る。
またこれに伴って、ノブ7と固定部材としてのスリーブ
20間に介在するバイメタル22を介してシャフト16
がコイルスプリング21のバネ力に抗して内側に押し込
まれ、シャフト16の内端に固定されたヒータケース1
8がコンタクトプレート4に接触する。
20間に介在するバイメタル22を介してシャフト16
がコイルスプリング21のバネ力に抗して内側に押し込
まれ、シャフト16の内端に固定されたヒータケース1
8がコンタクトプレート4に接触する。
そうすれば、電流がヒータエレメント17に供給されて
、それが赤熱すると同時に、電流がシャフト16を介し
てバイメタル22にも流れ、このバイメタルは自己発熱
し、この自己発熱により径方向外方へ変形しノブの内端
7aに係止している端部22 bがスリーブ8に対する
リード板24のバネ力およびツブの内端7aに対する接
触抵抗に抗して外れる。
、それが赤熱すると同時に、電流がシャフト16を介し
てバイメタル22にも流れ、このバイメタルは自己発熱
し、この自己発熱により径方向外方へ変形しノブの内端
7aに係止している端部22 bがスリーブ8に対する
リード板24のバネ力およびツブの内端7aに対する接
触抵抗に抗して外れる。
そうすれば、圧縮されていたコイルスプリング21は急
速に伸張し、スリーブ20をシャフト16とともに外方
に押し出す。
速に伸張し、スリーブ20をシャフト16とともに外方
に押し出す。
シャフト16の移動に伴って、ヒータケース18はコン
タクトプレート4から離れ、ヒータケースの肩部18a
がアッシュガードの突部の肩部11 Cに当接したとこ
ろでシャフト16の移動は停止する。
タクトプレート4から離れ、ヒータケースの肩部18a
がアッシュガードの突部の肩部11 Cに当接したとこ
ろでシャフト16の移動は停止する。
このとき、アッシュガード9とヒータケース18との衝
突音が発せられ、また、ノブ7およびスリーブ8は押し
込まれ状態のままであるので、シャフトの頭体16 a
がノブの座ぐり穴15 aより外方に突出する。
突音が発せられ、また、ノブ7およびスリーブ8は押し
込まれ状態のままであるので、シャフトの頭体16 a
がノブの座ぐり穴15 aより外方に突出する。
このシガレットライターの使用者は、この衝突音やシャ
フトの頭体16 aの突出により、ヒータエレメント1
7の赤熱完了を知ることができる。
フトの頭体16 aの突出により、ヒータエレメント1
7の赤熱完了を知ることができる。
したがって、この時点で、ノブ7を外方に強く引っ張っ
てプラグ2全体をソケット1より引き出せば、シガレッ
ト点火の目的を達することができる。
てプラグ2全体をソケット1より引き出せば、シガレッ
ト点火の目的を達することができる。
このプラグ2の引き出しの際は、先ず、ノブ゛7が固定
されているスリーブ8がアッシュガード9より引き出さ
れてスリーブ゛の爪14がアッシュガードの突部12の
外方に移動させられ、シャフトの頭体16 aの底面が
ノブの座ぐり穴15 aの底面に当接した時点で゛、ノ
ブ7に対する引き出し力がシャフト16、ヒータケース
18を介してアッシュガード9に伝達され、ソケットの
爪13のバネ力に抗してアツシュガ゛−ド9がソケット
1より引き出される。
されているスリーブ8がアッシュガード9より引き出さ
れてスリーブ゛の爪14がアッシュガードの突部12の
外方に移動させられ、シャフトの頭体16 aの底面が
ノブの座ぐり穴15 aの底面に当接した時点で゛、ノ
ブ7に対する引き出し力がシャフト16、ヒータケース
18を介してアッシュガード9に伝達され、ソケットの
爪13のバネ力に抗してアツシュガ゛−ド9がソケット
1より引き出される。
シガレット点火の目的を達した後は、プラグ2をソケッ
ト1内に再び押し込むのであるが、この際は、スリーブ
の爪14がアッシュガードの突部12に係止する一方、
アッシュガード9はソケットの爪13を摺動する。
ト1内に再び押し込むのであるが、この際は、スリーブ
の爪14がアッシュガードの突部12に係止する一方、
アッシュガード9はソケットの爪13を摺動する。
アッシュガード9の外端がソケット1の外端に係止した
時点でツブ7の押し込みを停止すれば、元の状態すなわ
ち第1図の状態となる。
時点でツブ7の押し込みを停止すれば、元の状態すなわ
ち第1図の状態となる。
バイメタル22は、経時的に冷却されるにしたがって元
の形状に復帰し、その先端22 bがノブの内端7aに
再び係合するようになる。
の形状に復帰し、その先端22 bがノブの内端7aに
再び係合するようになる。
このように、一定時間経過後にバイメタル22が元の形
状に復帰した後に、再びツブ7を押し込めば前記と同様
にしてヒータエレメント17を通電・赤熱させることが
できるが、一定時間の経過する前にノブ7を押し込めば
、バイメタル22は元の形状に復帰していないため、ノ
ブ7およびスリーブ8のみがアッシュガード9内を移動
するだけで、シャフト16は移動しない。
状に復帰した後に、再びツブ7を押し込めば前記と同様
にしてヒータエレメント17を通電・赤熱させることが
できるが、一定時間の経過する前にノブ7を押し込めば
、バイメタル22は元の形状に復帰していないため、ノ
ブ7およびスリーブ8のみがアッシュガード9内を移動
するだけで、シャフト16は移動しない。
したがって、当然、ヒータケース18も移動しないので
、ヒータエレメント17には通電されない。
、ヒータエレメント17には通電されない。
つまり、シガレットライターの連続通電が防止されるの
である。
である。
ノブ7を押し込むと同時に、シャフト16の頭体16
aを押し込めば、シャフト16は一定距離内側に移動す
るが、シャフト16はコイルスプリング21のバネ力に
より常に外方に付勢されているため、頭体16aがノブ
7の外端面と同一面まで浮き上がる。
aを押し込めば、シャフト16は一定距離内側に移動す
るが、シャフト16はコイルスプリング21のバネ力に
より常に外方に付勢されているため、頭体16aがノブ
7の外端面と同一面まで浮き上がる。
つまり、シャフト16をノブ7とともに押し込んでも、
バイメタルの一端22 bがノブの内端7aに係合した
状態に比べれば、寸法差lだけ押し込み量が少なくなる
。
バイメタルの一端22 bがノブの内端7aに係合した
状態に比べれば、寸法差lだけ押し込み量が少なくなる
。
したがって、ヒータケース18はコンタクトプレート4
に達せず、その結果、ヒータエレメント17は通電しな
い。
に達せず、その結果、ヒータエレメント17は通電しな
い。
上記実施例は、コイルスプリング21を座板21aと固
定部材20の鍔20 aとの間に介在させた例を示して
いるが、コイルスプリング21は、要はシャフト16を
ノブ7に対して外方に付勢しておればよい。
定部材20の鍔20 aとの間に介在させた例を示して
いるが、コイルスプリング21は、要はシャフト16を
ノブ7に対して外方に付勢しておればよい。
したがって、その変形例として第2図に示した如く、ノ
ブ7自体に組み込むこともできる。
ブ7自体に組み込むこともできる。
第2図の実施例は、ノブの座ぐり穴15a内にコイルス
プリング21′を挿入し、シャフトの頭体16aの下面
と、座ぐり穴15aの底面および側面に被せた座板21
aとでこのコイルスプリング21′の両端を受けるよ
うにしたことを特徴とするものである。
プリング21′を挿入し、シャフトの頭体16aの下面
と、座ぐり穴15aの底面および側面に被せた座板21
aとでこのコイルスプリング21′の両端を受けるよ
うにしたことを特徴とするものである。
このコイルスプリング21′の作用は第1図の実施例と
全く同一である。
全く同一である。
またこの実施例では、ノブ7の内端側に金属キャップ3
0を被冠し、このキャップ30に略直線状のバイメタル
22′の一端22′bを固定する一方、その他端22′
aをL字状に折り曲げかつそのL字状端部をシャフト1
6に固定したスリーブ20′の段部20′aに係合させ
、さらに、リード板24′の一端をバイメタル22′に
固定する一方、その他端を一定のバネ力でシャフト16
に摺動自在に接触させている。
0を被冠し、このキャップ30に略直線状のバイメタル
22′の一端22′bを固定する一方、その他端22′
aをL字状に折り曲げかつそのL字状端部をシャフト1
6に固定したスリーブ20′の段部20′aに係合させ
、さらに、リード板24′の一端をバイメタル22′に
固定する一方、その他端を一定のバネ力でシャフト16
に摺動自在に接触させている。
この構成においては、シャフト16に供給された電流は
、リード板24′→バイメタル22′→キヤツプ30→
スリーブ8の順序で流れる。
、リード板24′→バイメタル22′→キヤツプ30→
スリーブ8の順序で流れる。
このバイメタル22′は、第1図の実施例と比較して、
固定端と係止端が逆転しただけで、本質的な相違はない
。
固定端と係止端が逆転しただけで、本質的な相違はない
。
つまり、バイメタル22′が通電・赤熱したときに、そ
の端部22′aが径方向外方に変形して、スリーブ20
’との係合が外れ、シャフト16がスプリング21′の
バネ力で゛外方に突出するのである。
の端部22′aが径方向外方に変形して、スリーブ20
’との係合が外れ、シャフト16がスプリング21′の
バネ力で゛外方に突出するのである。
リード板24′の一端は、バイメタル22′が変形した
際にもシャフト16に対して接触を保ち、バイメタルの
端部22′aがスリーブ20′から外れる際そこにスパ
ークが発生しないようにしている。
際にもシャフト16に対して接触を保ち、バイメタルの
端部22′aがスリーブ20′から外れる際そこにスパ
ークが発生しないようにしている。
尚、第2図中第1図と同一部材は同一符号で示し詳細な
説明は省略する。
説明は省略する。
第3図は、第1,2図の夫々の実施例をさらに改良した
もので、シャフト16を介してバイメタルに伝わるヒー
タエレメント17の伝導熱の放射を出来るだけ遮断し、
バイメタルの冷却の促進を図ろうとするものである。
もので、シャフト16を介してバイメタルに伝わるヒー
タエレメント17の伝導熱の放射を出来るだけ遮断し、
バイメタルの冷却の促進を図ろうとするものである。
つまりこの実施例では、シャフト16に固定されるスリ
ーブ20“を長く構成して、シャフト16全体の周囲を
囲むようにし、また、このスリーブ20″の周囲に窓4
0を設けた金属キャップ41を被冠し、このキャップ4
1とシャフト16とを電気的に接続している。
ーブ20“を長く構成して、シャフト16全体の周囲を
囲むようにし、また、このスリーブ20″の周囲に窓4
0を設けた金属キャップ41を被冠し、このキャップ4
1とシャフト16とを電気的に接続している。
キャップの窓40の個所には、略直線状のバイメタル2
2″を設けている。
2″を設けている。
このバイメタルは、その一端22″aがスリーブ20“
に被冠されたキャップ41の内端に固定される一方、L
字状に屈曲させた他端22”bが、ノブの内端7aに係
止するようにしているリード板24″は、第1図の実施
例と同様に、その一端がバイメタル22″に固定され、
またその他端がスリーブ8に一定のバネ力で接触するよ
うにしている。
に被冠されたキャップ41の内端に固定される一方、L
字状に屈曲させた他端22”bが、ノブの内端7aに係
止するようにしているリード板24″は、第1図の実施
例と同様に、その一端がバイメタル22″に固定され、
またその他端がスリーブ8に一定のバネ力で接触するよ
うにしている。
一方、ノブ7の内端中央部には、シャフト16と一体化
されたキャップ41が、シャフト16の軸方向に移動し
得るように凹所42を設けている。
されたキャップ41が、シャフト16の軸方向に移動し
得るように凹所42を設けている。
スプリング21″は、第1図の実施例と同様、スリーブ
20“の鍔20”aと座板21”aの間に設けている。
20“の鍔20”aと座板21”aの間に設けている。
この構成においては、シャフト16に供給された電流は
、キャップ41→バイメタル22“→リード板24“→
スリーブ8の順序で流れる。
、キャップ41→バイメタル22“→リード板24“→
スリーブ8の順序で流れる。
バイメタルが通電・自己発熱すれば、径方向内側、すな
わちキャップの窓40の内側に変形し、その端部22”
bのノブ内端7aに対する保合が解除される。
わちキャップの窓40の内側に変形し、その端部22”
bのノブ内端7aに対する保合が解除される。
この保合解除により、スプリング21“のバネ力により
シャフト16がスリーブ20″、キャップ41およびヒ
ータケース18とともに外方に移動する。
シャフト16がスリーブ20″、キャップ41およびヒ
ータケース18とともに外方に移動する。
尚、第1,2図の実施例と同一の部材は同一符号を付し
細評な説明は省略する。
細評な説明は省略する。
この実施例によれば、シャツI・16がスリーブ20″
およびキャップ41により完全に包囲されているので、
シャフト16に伝わるヒータエレメントの熱のバイメタ
ル22″に対する放射は遮断され、バイメタル22″は
冷却しやすく、シたがって再使用までの時間が短縮され
る利点がある。
およびキャップ41により完全に包囲されているので、
シャフト16に伝わるヒータエレメントの熱のバイメタ
ル22″に対する放射は遮断され、バイメタル22″は
冷却しやすく、シたがって再使用までの時間が短縮され
る利点がある。
以上実施例の説明から明らかなように、本考案に係るシ
ガレットライターは、ノブが押し込み位置に存しても、
ヒータエレメントが赤熱し、一定時間を経過すれば、ヒ
ータエレメントの通電は自動的に遮断されるので、不注
意によりヒータエレメントを過熱するといった事態を防
止することができ、また、バイメタルの作用により、バ
イメタルが充分冷却して元の形状に戻らない限り、ノブ
を押し込んでもヒータエレメントは電極に電気的接触を
しないので、時間間隔の短かい断続的使用を防止するこ
とができ、したがってヒータエレメントの過熱を防ぐこ
とができる。
ガレットライターは、ノブが押し込み位置に存しても、
ヒータエレメントが赤熱し、一定時間を経過すれば、ヒ
ータエレメントの通電は自動的に遮断されるので、不注
意によりヒータエレメントを過熱するといった事態を防
止することができ、また、バイメタルの作用により、バ
イメタルが充分冷却して元の形状に戻らない限り、ノブ
を押し込んでもヒータエレメントは電極に電気的接触を
しないので、時間間隔の短かい断続的使用を防止するこ
とができ、したがってヒータエレメントの過熱を防ぐこ
とができる。
さらに、ヒータエレメントが赤熱してシャフトがスプリ
ングのバネ力により元の位置に復帰する際には、何らか
の衝突音が発さられると同時にシャフトの頭体がノブの
貫通孔より外方に突出するので容易にヒータエレメント
赤熱完了の時点を知ることができる。
ングのバネ力により元の位置に復帰する際には、何らか
の衝突音が発さられると同時にシャフトの頭体がノブの
貫通孔より外方に突出するので容易にヒータエレメント
赤熱完了の時点を知ることができる。
第1.2.3図は夫々本考案に係るシガレットライター
の縦断面図である。 1・・・・・・ソケット、2・・・・・・プラグ、4・
・・・・・コンタクトプレート、7・・・・・・ノブ、
8・・・・・・スリーブ、9・・・・・・アッシュガー
ド、15・・・・・・貫通孔、16・・・・・・シャフ
ト、17・・・・・・ヒータエレメント、18・・・・
・・ヒータケース、20・・・・・・スリーブ、21・
・・・・・コイルスプリング、22・・・・・・バイメ
タル。
の縦断面図である。 1・・・・・・ソケット、2・・・・・・プラグ、4・
・・・・・コンタクトプレート、7・・・・・・ノブ、
8・・・・・・スリーブ、9・・・・・・アッシュガー
ド、15・・・・・・貫通孔、16・・・・・・シャフ
ト、17・・・・・・ヒータエレメント、18・・・・
・・ヒータケース、20・・・・・・スリーブ、21・
・・・・・コイルスプリング、22・・・・・・バイメ
タル。
Claims (2)
- (1)底面に電磁を備えたソケットと、 ソケット内にその軸心方向に沿って移動自在がつ着脱自
在に挿入されたプラグと、 プラグの外端に固定されるとともにソケットの軸心に沿
った貫通孔を有するノブと、 ノブの貫通孔およびプラグ内にソケットの軸心方向に移
動自在に挿入され、ソケットの電極に相対するヒータエ
レメントを内端に固定したシャフトと、 シャフトを常時ノブの外方に付勢するスプリングと、 プラグ内においてシャフトに固定したスリーブとノブの
内端との間に配置されるとともに、ヒータエレメントに
電気的に接続され、一端がノブ側またはスリーブ側の何
れか一方に固定される一方他端がその反対側に保合・保
合解除自在に位置決めされたバイメタルを備え、 ノブを介してプラグを、またスリーブ側またはノブ側の
何れか一方に係止したバイメタルを介してシャフトをソ
ケット内に同時的に押し込み、ヒータエレメントを電極
に電気的に接続する一方、一定時間経過後バイメタルが
自己発熱により変形して係止を解除し、スプリングの付
勢力によりシャフトをノブの外方向に移動させてヒータ
エレメントと電極の電気的接続を切るようにしたことを
特徴とするシガレットライター。 - (2)バイメタルがノブ側またはスリーブ側に係止した
状態において、シャフトの外端がノブの外端面より貫通
孔内側に位置するようにシャフトの長子寸法を構成した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
シガレットライター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297778U JPS5916669Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | シガレツトライタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297778U JPS5916669Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | シガレツトライタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54167064U JPS54167064U (ja) | 1979-11-24 |
JPS5916669Y2 true JPS5916669Y2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=28965735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6297778U Expired JPS5916669Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | シガレツトライタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916669Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP6297778U patent/JPS5916669Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54167064U (ja) | 1979-11-24 |
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