JPS59165028A - 電気泳動表示装置用分散液組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気泳動表示装置用分散液組成物に係り、更に
詳しくはコントラスト低下、表示むらがなく、分散委定
性の特段に改善された電気泳動表示装置用の分散液組成
物に関するものである。

少なくとも一方が透明な一対の電槓板にはさまれた合器
内に電気泳動性の微粒子を分散させた分散液組成物を封
入し、電界により該微粒子を一方の電極に電気泳動させ
、数字や図形等を表示する電気泳動表示装置が近年実用
されている。かかる装置に封入される分散液組成物は通
常液状分散媒に無機顔オ′１１などの電気泳動性微粒子
を均一に分散させたものからなるが、総じて分散液の分
散安定性が不良で電気泳動中に分散粒子同志が凝集し、
表示板の解明性が悪くなったり、又電極表面（こ泳動Ｋ
Ｓｔ子が固着し、極板に逆電圧を印加しＣも泳動ぜず、
そのためコントラストが低下したり表示むらが生じるな
どの問題があった。かかる分散液組成物の分散性、荷電
状態の安定化を図る１的ぐ、ツイーン８５の如き界面活
性剤、アルキド樹脂の添加、金属石ケンあるいはオリー
ブ油などの添加も試みられたが（例えば特公昭５２−２
１８８０号、同５６−１９６１２号等）効果は充分なも
のＣ′なく、表示板の鮮明性が良好で、コントラスト比
が大でしかも長期間の使用に安定な電気泳動表示装置用
の分散液組成物の出現が強く要望されている。従って本
発明の目的は従粱の電気泳動表示装置用分散液組成物の
欠点を克服し、コントラスト低下、表示むらがなく分散
安定性の特段に改善された分散液組成物を提供づるにあ
る。

本発明に従えば、 （△）少なくとも１種の電気泳動性微粒子、（Ｂ）少な
くとも１種の顔料分散用樹脂、おＪ：び （Ｃ）少なくとも１種のアニオン界面活性剤、を （Ｄ）液体分散媒に分散、溶解させてなり（△）微粒子
１００容量部に対しく［３＞樹脂が固形分で４〜７０容
量部、（Ｃ）界面活性剤が固形分で１０〜１００容炉部
の割合で配合されている電気泳動表示装置用分散液組成
物が提供せられ、かかる分散液組成物により上記諸口的
が完全に達成せられる。

本発明における（Ａ）電気泳動性微粒子としＣは、電気
泳動表示装置においＣ鮮明な色彩あるいは着色分散媒と
鮮明なコン［−ラスＩ・を与える任意の無機および有機
顔料が１種あるいは２種以上の組合せて用いられる。

かかる顔料としＣは反射光が白色を呈する無（幾顔ねで
は例えば酸化チタン（ルチルを、アナターゼ型）、亜鉛
華等、黄色を呈する無機町１料では例えば黄色酸化鉄、
カドミウム−［ロー、チタンＪロー、黄鉛等、また右（
幾顔利ではハンザエロー、ピグメントエロー、ヘンジジ
ンエロー等、赤色を？する無機顔料では例えばベンガラ
、カドミウムレッド等、またイｊ１幾顔料では例えはジ
ンカシｌＩレッドＹ１ボスタパームレッド等のギナクリ
トン系バーマネンｔ７レツド、ファース１−スＩＪ−レ
ット等のｊノゾ系顔料、青色を呈する無機顔料では例え
ばｎ）。

青、紺青、コバ化１〜ブルー、レルリアンプルー等、ま
た有機顔料ではフクロシアニン系ｔｌ［ｉ料としては例
えはフタロシアニンブルー、ファーストスカ、イブルー
等、またインダンスレン系顔料とし−Ｃは例えばインダ
ンスレンブル−等、緑色を？する無１幾顔料では、例え
ばクロームグリーン、酸化クロムビリシアン等、ま７ｊ
有機顔料ではニトロソ系顔料としては、例えば、ピグメ
ントグリーン、ナフトールグリーン、またフタロシアニ
ン系顔料としては例えばフタロシアニングリーン等があ
げられる。

本発明の分散液組成物に使用せられる（Ｂ）顔料分散用
樹脂は塗料工業において各種の有（幾および無機顔料の
分散用樹脂どして用いられる。例えばポリニスデル樹脂
、メラミン変性ポリエステル樹脂、スルホン酸基含有ポ
リエステル樹脂（以上アルキド樹脂を含む）；ビニル樹
脂、メラミン変性ビニル樹脂（以上アクリル樹脂を含む
）；ポリウレタン樹脂：メラミン４δ［脂；エポキシ樹
脂等の任意のものでありうる。かかる樹脂は通常有機溶
剤に溶解されたワニスの形Ｃ塗料分野で用いられるが、
本発明においてもワニスの形態で単独あるいは２種以上
の混合物とし゛Ｃ使用ぼられる。

特に好ましい顔料分散用樹脂はアルキドをも含めたポリ
エステル樹脂、メラミン変性ポリエステル樹脂、スルホ
ン酸基含有ポリエステル樹脂Ｃある。すなわちポリニス
デル樹脂は多価カルボン酸と多価アルコールとの縮合に
よってえられ、また必要に応じ油脂および、／または脂
肪酸を加えＣ縮合しでもよい。多価カルボン酸としＣは
１−リメリッｌ−Ｎｊ２、無水トリメリット０（２、フ
タル酸、無水フタ、ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
、アジピン酸等が、又多価アルコールとし°Ｃはペンタ
エリスリトール、トリメチ１−１−ルブ１」パン、トリ
メ＝ｆ−１ｍ−ルエタン、グリセリン、ポリエチレング
リコ」−ル、１，６−ヘキサンジオール、ネオペンデル
グリ：］−ル、プロピレングリコール、■ヂレングリ」
−ル等が、一方、脂肪酸どしては、例えば人υ油脂肪酸
、ひまし油脂肪酸、トール油脂肪酸、冑し油脂肪酸、綿
°実油脂肪酸等、あるいは油脂としＣは＋１！ 例えば大豆油、ひまし油、１〜−ル油、やし油、綿実油
、あまに浦宿−が用いられる。

メラミン樹脂変性ポリニスデル樹脂は、上記ポリニスデ
ル樹脂にメラミン樹脂を直接に綜合反応せしめるか、ま
たは多官能性化合物を介在け゛しめ間接的にポリニスデ
ル樹脂とメラミン樹脂を連結けしめて′もよい。かかる
メラミン樹脂は、メラミンとホルムアルア′ヒトのモル
数を適宜ｊπ択し縮合させることによりえられ、又、必
要に応じて、メヂルアルコール、ブヂルアル］−ル、イ
ソブブルアルコール等のアルコール類で変成したアルキ
ル化メチロールメラミン樹脂でもよい。

上記多官能性化合物としては、例えば、イソボロンジイ
ソシアナート、デスモジュールＮ等の多１曲イソシアナ
ート、又、１−リグリシジルイソシアヌレート、■ヂレ
ングリ］−ルジグリシジルエーテル等の多価グリシジル
化合物が用いられる。

上記スルホン酸基含有ポリニスデル樹脂は、上記ポリエ
ステル樹脂中のヒ“１〜ロキシ基および、・′またはカ
ルボキシル基と反応してスルホン酸部分を樹脂にペンダ
ンｌ−Ｌうる化合物、例えば脂肪酸サルトンを用いて合
成されたり、又少なくとも１コのスルホン酸基を分子中
に有し、さらにエステル結合に関与しうる官能基、例え
ばカルボキシル基および／またはヒドロキシル基をも分
子中に有ツる化合物を樹脂合成の原オ′３１どして用い
たり、またはポリエステル樹脂合成後に上記官能基を用
いて樹脂中の官能基と反応せしめることによってもえら
れる。

上記脂肪酸ザルトンどし−（は、例えば、１，３−プロ
パンサル（〜ン、１，３−ブタンサル１〜ン、２，４−
ブタンサルトン、１，４−ブタンサルトン、１．３−７
Ｊクタンサルトン、１，３−デカンサル１〜ン等で、樹
脂中のヒドロキシル阜ｄ３よび、／またはカルボニ１ニ
シル基の部位に脂肪族スルホン酸が生成づる。

一方、上記カルボキシル基を右ザるスルホン酸として代
表的な化合物は ＨＯＯＣＣ１１ｚ　　　Ｃｌ−１Ｃ００Ｉ−１０３１−
１ ？Ｈ３ ＨＯＯＣ−ＣＨ−ＣＨ−ＣＯＯＩ−１ Ｏ３Ｈ 等でまた、上記ヒドロキシル基を右ηるスルボン酸とし
て代表的な化合物は ＨＯＣＨｚ　　　Ｃ１−１２ＳＯ３ト）ＨＯＣＨｚ　　
　　ＣＨＣＨ２ＣＨ２０ト１８０３　　ト１ 等があげられる。

この顔料分散用樹脂＜８＞は、後述の界面活性剤（Ｃ）
と共に電気泳動性微粒子（Ａ＞の液体分散媒（Ｄ）中で
の分散安定性を改善し、泳動粒子の電極表面への固着防
止に役立つ。

本発明の電気泳動表示装置用の分散液組成物に前述の顔
料分散用樹脂を用いる時、電気泳動性微粒子の分散安定
性を十分に維持覆るためには、ポリエステル１Ｎ脂の場
合数平均分子量（ゲルパーミ工−ションクＬ１マドグラ
フィ測定、ポリスブレン換算）が５００〜１０，０００
、メラミン樹脂変成ポリエステル樹脂では５ｏＯ・〜１
００．Ｏ’ＯＯまたスルホン酸基含有ポリエステル樹脂
Ｃは５゜Ｏ〜１０，０００稈度のものであることが特に
９１′ましいこと、またかかる樹脂は電気泳動性微粒子
の荷電付与剤としても有効であるが、酸価（樹脂固形分
１ｇ当りの苛性カリのｌｌ１ｇ数）２以上で特にその効
果が良好に発揮され、１５をこえると、分散媒中への樹
脂溶解性が低下し、荷電付与効果も低下し、かえって泳
動微粒子の分散安定性が損なわれる傾向のあることも見
出されＣいる。従って本発明において必須ではないが上
述の顔オ′３１分散用樹脂を選択づ−る場合前記の故平
均分子吊ならびに酸価を有づ゛るものを使用覆ることが
特に好ましく推奨せられる。

顔料分散用樹脂ど共に本発明の分散液組成物に配合され
本発明の目的とする表示の魚Ｙ明↑１１、」ン］〜ラス
ト比、耐用時間を改善づるため使用けられる昇卯活性剤
成分はアニオン界面活性剤Ｃある。

アニオン界面活性剤は通常カルボン酸系、スルホン酸系
、リン酸系等にわけられるがいづれの型のものであって
もかまわず、単独もしくは組合けの形で用いられる。本
発明者らはかかるアニオン界面活性剤のうち一１粒子の
安定化を促進する長鎖アルキレン部ｂｂ＜はアルキル部
を有し、帯電防止性をもつ化合物がりＹましく、分散媒
として■−キシレンを用い少なくとも１種の界面活性剤
を該分散媒に溶解もしくは分散させた時の液抵抗が１×
１０１３Ωｃｍ以下を示づアニオン界面活性剤が特に好
ましいことも見出している。具体的にはボモグノールＬ
−１８、ホモグノールＭ−８（花王アｌ−ラス（株）、
カルホン酸系アニＡン界面活性剤）、レジスタット２１
２（第−Ｔ業製檗（株））、ネＡゲン］−（第−工業製
糖（株））、ＡＳＡ−３（９エル）などがあげられ、こ
れらと類似の化学溝道を右覆るアニオン界面活性剤が特
に好ましいものとして推奨せられる。

本発明にａ５いでは上記の少なくと６１種の電気）７ｉ
（動性微粒子（Ａ）、少なくとも１種の顔料分散用樹脂
＜８＞および少なくとも１種のアニオン界面活性剤（Ｃ
）が液体分散媒（Ｄ＞中に分散、溶解Ｕしめられる。電
気泳動性微粒子＜Ａ）はかかる分散媒中に均一に分散せ
られるが、樹脂（Ｂ）および界面活性剤（Ｃ）は分１Ｂ
、媒中に分散および／または溶解せられうる。

液体分散媒としては任意の公知の絶縁性液状不活性化合
物が用いられ、例えば芳香族、脂環族、脂肪族炭化水素
系溶剤として、叶キシレン、１１１−キシレン、（）−
キシレン、トルエン、ベンゼン、シクロヘキサン、！］
−ヘキサン等か、またハロゲン系溶剤としてタロロブタ
ン、１〜リクロロエタン、四塩化炭素、ケロシン、シフ
ヘキシルクロライト、クロロベンゼン、１，１，２，２
．四塩化エヂレン、三塩化沸化エタン、四弗化二臭化エ
タン、四塩化二弗化エタン、ヨウ化メチレン、ｈリョー
トシラン、ヨウ化メチル、二硫化炭素等があげられ、こ
れらをざらにそれぞれ単独あるいは二種以上の混合物の
形で用いられる。

本発明の分散液組成物は既に述べた如＜　、１ｉＴｈ体
分散９！４（Ｄ＞に少なくとも１種の電気泳動性微粒子
（Ａ）が分散され、少なくとも１種の顔料分散用樹脂（
Ｂ）と少なくとし１種のアニオン界面活性剤（Ｃ）か上
記分散系に分散Ｊ３よび、′また（ＪＬ溶解されてなる
ことを必須とする。

本発明者らはさきに安定な分１１１１シで二）ン１〜ラ
スト低下あるいは表示むらのない良好な電気泳動表示装
置用の分散液組成物を得るには、これら微粒子、樹脂お
よび界面活性剤が固形分換偉、容吊部で１００：４〜７
０’：１０〜１００の配合比に存　　′在せしめる必要
のあることを見出した。すなわち電気泳動性微粒子１０
０容量部に対し、顔料分散用樹脂は固形分で４〜７０容
量部、好ましくは４〜４０容量部であり、顔料分散用樹
脂が微粒子に対し４客用％未満では電気泳動微粒子の分
散安定性が十分でなく、また７０容Ｄ％をこえると分散
系の粘度が増加し、電界の変化に対づる応答時間が長く
なるなどの問題を生じる。またアニオン界面活↑」剤は
微粒子に対し１０〜１００容量％の範囲内で用いられ、
この下限値以下゛Ｃは電気泳動性微粒子の分散安定性の
向１−及び泳動粒子の電極表面への固着防止が不充分で
、また上限値をこえるど液抵抗が低下しすさ゛て高電圧
を必要とするなと共に好ましくないことが見出されてい
る。

本発明の分散液組成物は上記各成分を通常の分散機、１
列えはペイントシェーカー、ボールミル、リーンドグラ
インドミル等で分散混合せしめることにより調整され、
何ら特殊な方法を必要としないし、又上記構成成分は任
意順に分散機に導入することができる。

所望により本発明組成物は染わｌを溶解、ｄうるいは微
細状態で分散させ着色し、泳動微粒子のコントラストを
良好ならしめることも可能である。かかる染料としては
、アゾ系、［ノアゾ系Ｊ３よびアンスラキノン系染料等
が用いられる。例え（沫青色染料としＣは、アンスラキ
ノン系のマクロレックスブルーＲＲ（バイエル社）、赤
色染料としては、アゾ系のオイルレッド５３０３　（右
４（化学（抹））、また黒色染料どし−Ｃはアンスラキ
ノン系のマク１−ルックスブルーＦＲ（バイエル社）と
モノｊ′ソ系のオイルレッドＸＯ（カン１−一化学（株
））の〈１へ合物等が用いられる。

さらに、上記分散液において、電気泳動３ン子の沈降安
定性を改良する目的で、比重の犬き（−油脂、たとえば
ハロゲン化油脂等を添加して−す構わない。

かくし−Ｃ得られる本発明にかかる液状組成物は電気泳
動表示装置用の分散液組成物として極めて優れた分散安
定性を示し、粒子間凝集、極面付着がなく］ン１〜ラス
ト低下、表示そらのない優れた電気泳動表示装置の提供
を可能とし工業上重要な発明をなすものである。

以下実施例により本発明を説明４る。

実施例１ ｍ−キシレン（和光紬薬　特級）１００にマクロレック
スフルーＲＲ（バイエル製アンスラキノン系）０．４（
ｌを溶かし４％青色溶媒１２容吊部を作成した。これに
酸化チタン（デュポン社Ｒ９６０）１容量部、酸価８、
数平均分子ｆｆ１２０００のポリニスデル樹脂０．１６
容量部、ホモグノールし−１８（花王アトラス製）０．
２４容吊部を加えてペイン１〜シエーカーにより約１時
間分散し、電気泳動表示用分散液を作成した。これを２
枚の透明カラス電極板（酸化チタンインシ・クム膜）間
に１５μｍのポリエステルフィルムのスペーサで作られ
た間隙に封入し、表示板を作成した。表示板に１０Ｖの
電□圧を印加すると、陰極側表面に白色が陽極側には青
色が得られ電圧の極性を逆にすると、各々色が逆転した
。この時の分光光度計（マクベス社ＫＣ８１８）で測定
した白色と青色のＹ　ｌ１ｌｊの比（以下コン１〜ラス
ト比どづる）は約１６であった。さらにこの系は１トＩ
Ｚで電圧の極１１を逆転させての実験Ｃは少なくとも約
１０”回同様なコントラス１〜を相持した。

比較例１ 実施例１ど同様な古色溶媒を作成し、これに酸化チタン
（デュポン社Ｒ９６０）’１１容量、酸価８、数平均分
子！２０００のポリ」−スプル樹脂０１６容量部加えて
実施例１ど四球な手順ひ表示板を作成した。これに１０
Ｖの電圧を印加づると極板への粒子の固着が見られ、電
圧の）が性を逆転しての実験Ｃは、数回後にはコントラ
ス１〜が出なくなった。

比較例２ 実施例１ど同様な古色溶媒を作成し、これに酸化チタン
１容量部、ホモゲノールｃ−ｉｓ　　ｏ。

２４容量部を加えＣ１実施例１の手順に従っ（、表示板
を作成した。このものに１０Ｖの電圧を印＋ＪＩＩ　Ｌ
、でも粒子の泳動かほぼ見られなかった。。

実施例２ 実施例１ど同様な青色溶媒を作成し、これにキナクリド
ン系赤色顔料（デュポン社、シンカシャレッドＹ−ＲＴ
７５９Ｄ）１容量部スルホン酸基含有ポリニスデル樹脂
（酸１ｉ１１ｉ　４　、数平均分子量５゜０００）Ｏ，
，０８容吊部ホモゲノールＮ４−８０゜６容量部を加え
Ｃ１実施例１の手順に従って表示板を作成した。このも
のに１０Ｖの電）「を印加づると、陰極側に赤色が陽極
側に青色が得られ、゛電圧の極性を逆にすると各々色が
逆転し、粒子の極板への固着は認められなかった。

実施例３ 実施例１と同様な青色溶媒を作成し、これに酸化チタン
（デュポン社Ｒ９６０）’１重量部、メラミン変性ポリ
エステル樹脂（酸ｌ１ｌＩｉ１２　　数平均分子量１０
００）０．０４容量部、ホモグノールし−１８０，２４
容量部を加えて、実施例１の手順に従って表示板を作成
しｌζ。

このものに１０Ｖの電圧を印加りると陰極側に白色が陽
極側に青色が得られ、電圧の極性を逆にすると、各々色
が逆転した。このとぎ極板表面には、粒子の固着は見ら
れなかった。また］ントラスト比は１４であった。

実施例４ 実施例１ど同様な青色溶媒を作成し、酸化チタン８．７
０（１、酸価１０、数平均分子量２５００のポリニスデ
ル樹脂０．３０容和部を加えてペイン１〜シエーカーて
゛約１時間分散した１す、ボモグノールＬ−１８０，１
０容量部を添加して、電気泳動用分散液を作成して、実
施例１の手順に従って表示板を作成した。このものに１
０Ｖの電Ｊｉを印加すると陰極側表面に白色が陽極側表
面に青色が得られ、電圧の極性を変化させることにＪ、
り各々色が逆転した。またこの時のコントラス１〜比は
１０であった。さらに粒子の表面へのＩＩＩＪｌ　Ｎは
見ら・ぐ れなかった。

実施例５ 実施例１と同様な青色溶媒を作成し、酸化チタン０．５
容量部、キナクリドン０．５容量部、酸価８、数平均分
子ｆｆ１２０００のスルボン酸基含有樹脂０．１６容量
部、ホモゲノール１．−１８　０　。

２４容量部を加えて、実施例１に従つＣ表示板を作成し
た。このものに１０Ｖの電ＩＦを印加づると陰極側に桃
色が１１ｇ極側に青色が得られ、電圧の極・１１を逆に
すると各々色が逆転し、オニ☆子の極板への固着は認め
られなかった。

実施例６ 実施例１と同様な青色顔料を作成し、酸化チタン４．３
５（１、酸価８、数平均分子用２０００のポリエステル
樹脂０．１０容量部、酸価１２、数平均分子量１０００
のメラミン変性ポリエステル＼ 樹脂０．０５容量部、ホモゲノールＬ−１，８０゜３０
容量部を加え、実施例１と同様な手順で表示板を作成し
た。このものに１０Ｖの電Ｆ［を印加覆ると、陰極側に
白色が、陽極側に青色が１ｑられた。

電圧の極性を逆にでると各々色が逆転し、粒子の固着は
認められなかった。

実施例７ 実施例１で得られた分散液０．５容量部、￥施例２で得
られた分散液０．５容量部を混合、超音波により５分間
分散した後、実施例１の手順に従って表示板を作成しＩ
ζ。ものものに′１０Ｖの電圧をかけるど陰極側に桃色
が陽極側に重量が得られ、電圧の極性を逆にすると各々
色が逆転した極板への固１′ｌはル２められなかった。

云 → 手続補正書 昭和５９年６月４日 特許庁長官殿 １事件の表示　昭和５８年特許願第０４０４２０号２発
明の名称　電気泳動表示装置用分散液組成物３補正をす
る者 事件との関係　特許出願人 住所　大阪市大淀区大淀北２丁目１番２号名称　日本ペ
イント株式会社 代表者鈴木政夫 ４代理人 住所　〒５４０大阪市東区京橋３丁目５７番地６補正に
より増加する発明の数　　　　　　　−７補正の対象　
明細書の特許請求の範囲の項及び発明の詳細な説明の項 （１）明細書の特許請求の範囲を下記の如く訂正する。

（１） （Ａ）少なくとも一種の電気泳動性微粒子、（Ｂ）少な
くとも一種の顔料分散用樹脂、（Ｃ）少なくとも一種の
アニオン界面活性剤、を （Ｄ）液体分散媒に分散、溶解させてなり（Ａ）微粒子
１００容量部に対しくＢ）樹脂が固形分で４〜７０容量
部、（Ｃ）界面活性剤が固形分で１０〜１００容量部の
割合で配合されていることを特徴とする電気泳動表示装
置用の分散液組成物。

（２）顔料分散用樹脂がポリエステル樹脂、メラミン変
性ポリエステル樹脂、スルホン酸基含有ポリエステル樹
脂、ビニル樹脂、メラミン変杯ビニル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂からなる群より選
ばれる特許請求の範囲第１項記載の組成物。

（３）ポリエステル樹脂が数平均分子量（ゲルパーミェ
ーションクロマドグライ測定、ポリスチレン換算、以下
同じ）５００〜１０，０００、酸価（樹脂固形分１ｇ当
りの苛性カリｍｇ数）２〜１５の樹脂である特許請求の
範囲第２項記載の組成物。

（４）メラミン変性ポリエステル樹脂が数平均分子量５
００〜１００，０００、酸価２〜１５の樹脂゛である特
許請求の範囲第２項記載の組成物。

（５）スルホン酸基含有ポリエステル樹脂が数平均分子
量５００〜１０，０００、酸価２〜１５の樹脂である特
許請求の範囲第２項記載の組成物。

（６）アニオン界面活性剤が単独もしくは組合せでｍ−
キシレンに分散乃至は溶解した時液抵抗がｔ　ｘ　ｔ　
ｏ９　Ω偏以下を示すものである前記いづれかの特許請
求の範囲記載の組成物。

（２）明細書の第５頁１４行に 「キナクリドン系」とあるを 「キナクリドン系顔料」と訂正する。

（３）同第１２頁１〜２行に ｒ　Ｉ　Ｘ　１０”Ｑ’ｃｍＪトアルヲ［ｉ’ｌＸ１０
ｇΩ印」と訂正する。

（４）同第１６頁１７行の ［表示板を作成した。」の次に下記 を挿入する。

「この時の液抵抗はｉｏ’　Ωｃ１ｎであった。」 （５）同第１７頁１１行の 「を作成した。」の次に下記を挿入 する。

ｒこの時の液抵抗は１ｏ１２ΩｃｍＪｌであった。」 （６）同頁１９行目 ［表示板を作成した。」の次に下記 を挿入する。

「この時の液抵抗は１０９Ωａｍで あった。Ｊ （７）同１８頁８行目 ｒ板を作成した。」の次に下記を挿入 する。

「この時の液抵抗は５Ｘ１０”　０ｃｍであった。」 （８）同第１８頁１８行；第１９頁１１行；２０頁３行
、以上の各所に記載されて いる　「表示板を作成した。」の次に 下記を挿入する。

「この時の液抵抗は１０ｇΩ印で あった。ｊ （９）同第２０頁１４行 「板を作成した。」の次に下記を挿入 する。

「この時の液抵抗は８Ｘ１０１１Ωｃｍであった。Ｊ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１） （Ａ）少なくとも１種の電気泳動性微粒子、（Ｂ）少な
   くとも１種の顔料分散用樹脂、（Ｃ）少なくとも１種の
   アニオン界面活性剤、を （Ｄ）液体分散媒に分散、溶解さけてなり＜Ａ）微粒子
   １００容量部に対しくＢ）樹脂が固形分て４・〜７０容
   量部、（Ｃ）界面活性剤か固形分て１０〜１００容Φ部
   、の割合で配合され（いることを特徴とする電気泳動表
   示装置用の分散液組成物。 （２）顔料分散用４う」脂がポリエステル樹脂、メラミ
   ン変性ポリエステル樹脂、スルホン酸基含有ポリエステ
   ル樹脂、ビニル樹脂、メラミン変性ビニル樹脂、ポリウ
   レタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂からなる群よ
   り選ばれる特許請求の範囲第１項記載の組成物。 く３）ポリエステル樹脂が数平均分子量（グルパーミェ
   ーションクロマトブライ測定、ボリスヂレン換算、以下
   同じ＞５００〜１０，０００、酸価（ｔｆｆＪ脂固形分
   １ｇ当りの苛性カリ１１１ｇ数）２〜１５の樹脂（′あ
   る特許請求の範囲第２項記載の組成物。 〈４）メラミン変性ポリエステル樹脂が数平均分子量５
   ００〜１００，０００．酸ｌｌｌｌ１２〜１５の樹脂で
   ある特許請求の範囲第２項記戦の組成物。 （５）スルホン酸基含有ポリエステル樹脂が数平均分子
   量５００〜１０，０００．酸価２〜１５の樹脂である特
   許請求の範囲第２項記載の組成物。 （６）アニオン界面活性剤が単独もしくは組合せＣ■−
   キシレンに分散乃至は溶解した時の液抵抗がＩ　Ｘ　１
   ０１００ｃｍ以下を示ずものである前記いづれかの特許
   請求の範囲記載の組成物。