JPS59164735A - 2、3−ジクロロブタジエン−1、3の貯蔵安定化組成物 - Google Patents
2、3−ジクロロブタジエン−1、3の貯蔵安定化組成物Info
- Publication number
- JPS59164735A JPS59164735A JP3815483A JP3815483A JPS59164735A JP S59164735 A JPS59164735 A JP S59164735A JP 3815483 A JP3815483 A JP 3815483A JP 3815483 A JP3815483 A JP 3815483A JP S59164735 A JPS59164735 A JP S59164735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitroso
- dcb
- dichlorobutadiene
- diphenylamine
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
下2.3−DOBと称す。)の特に貯蔵中の重合を起す
ことのない貯蔵安定な2.3−DCBの組成物。
ことのない貯蔵安定な2.3−DCBの組成物。
2、3−DCBfコきわめて重合しゃすく、たとえば、
クロロプレンの約10倍.イソプレンの約7000倍の
重合速度を持つといわれており、殊に光,熱,空気等の
存在下ではモノマーとして取扱うことが不可能である。
クロロプレンの約10倍.イソプレンの約7000倍の
重合速度を持つといわれており、殊に光,熱,空気等の
存在下ではモノマーとして取扱うことが不可能である。
したがって、2.5−DCBの製造,精製,貯蔵等にお
いてその気相や液相に安定剤を存在させることは不可欠
であって、事実、各種の安定剤が開発されている。そし
て、これらの安定剤は適用物質及び適用環境の変化に大
きく影響される。
いてその気相や液相に安定剤を存在させることは不可欠
であって、事実、各種の安定剤が開発されている。そし
て、これらの安定剤は適用物質及び適用環境の変化に大
きく影響される。
しかし、これまで2.5−DCBの重合防止剤として使
用されている公知のp−tθrt−プチルカテコール,
、%5ージターシャリープチルー4ーヒドロキシルトル
エン,トリエチレンアミン.ハイトロキノン,ジフェニ
ルアミンなどを製品であるλ3−DOBに添加しても理
由はさだがでないが、貯蔵中極めて短時間に2. 3
− D O Bが重合してしまい、その安定化が達成で
きず、このため貯蔵安定性の良好な2.5−D(jB組
成物の開発が望まれている。
用されている公知のp−tθrt−プチルカテコール,
、%5ージターシャリープチルー4ーヒドロキシルトル
エン,トリエチレンアミン.ハイトロキノン,ジフェニ
ルアミンなどを製品であるλ3−DOBに添加しても理
由はさだがでないが、貯蔵中極めて短時間に2. 3
− D O Bが重合してしまい、その安定化が達成で
きず、このため貯蔵安定性の良好な2.5−D(jB組
成物の開発が望まれている。
本発明者らは、これらの要望に答えるべく鋭意探索の結
果、本発明を完成したものである。即ち、本発明は2.
3−DOI3又は2.3− D CBと水溶性 。
果、本発明を完成したものである。即ち、本発明は2.
3−DOI3又は2.3− D CBと水溶性 。
有機極性溶剤(例えば、イソプロパツール、第3級ブタ
ノール、アセトン、メチルエチルケトン。
ノール、アセトン、メチルエチルケトン。
エタノール、メタノール等)の混合物の系において、特
に液相において2.3−v cBの重合を起こすことの
ない安定な2.3− D OHの貯蔵安定化組成物を提
供するものである。
に液相において2.3−v cBの重合を起こすことの
ない安定な2.3− D OHの貯蔵安定化組成物を提
供するものである。
本発明は2.3− D OBまたけ2.3− D C!
Bと有機溶剤との混合物にN−ニトロソ−ジフェニル
アミン、N−ニトロソ−N−シクロへキシルアニリン及
び亜硝酸塩化合物の少なくとも1種以上を添加してなる
2、3−DCBの貯蔵安定化組成物に関するものである
。
Bと有機溶剤との混合物にN−ニトロソ−ジフェニル
アミン、N−ニトロソ−N−シクロへキシルアニリン及
び亜硝酸塩化合物の少なくとも1種以上を添加してなる
2、3−DCBの貯蔵安定化組成物に関するものである
。
そして、この内特にN−ニトロソ−ジフェニルアミンあ
るいはN−ニトロン−N−シクロヘキシルアニリンと亜
硝酸塩化合物を併用した方が、効果が大でありより好ま
しい態様である。
るいはN−ニトロン−N−シクロヘキシルアニリンと亜
硝酸塩化合物を併用した方が、効果が大でありより好ま
しい態様である。
亜硝酸塩化合物としては、亜硝酸ナトリウム。
亜硝酸カリウムなど適宜使用可能である。
本発明によれば、これまで達成せられなかった長期間に
おいても全(2,3−DOBが貯蔵中重合することのな
い優れた安定性を具備すると共に、光、熱、空気の存在
下でも取扱うことが可能となる。
おいても全(2,3−DOBが貯蔵中重合することのな
い優れた安定性を具備すると共に、光、熱、空気の存在
下でも取扱うことが可能となる。
本発明に使用されるN−ニトロソ−ジフェニルアミン、
N−ニトロソ−N−シクロヘキシルアニリン及び亜硝酸
塩化合物の使用量は、適用する系の温度によっても異な
るが、通常、2.3−DOB100重量部に対して0,
01重量部から1.0重量部が適当であるが、これ以上
添加しても伺らさしつかえない。そしてこれらの添加剤
は、2.3−DOBにそのものを溶解して用いることも
できるが、他の適当な不活性溶剤に溶解して添加するこ
とも出来る。
N−ニトロソ−N−シクロヘキシルアニリン及び亜硝酸
塩化合物の使用量は、適用する系の温度によっても異な
るが、通常、2.3−DOB100重量部に対して0,
01重量部から1.0重量部が適当であるが、これ以上
添加しても伺らさしつかえない。そしてこれらの添加剤
は、2.3−DOBにそのものを溶解して用いることも
できるが、他の適当な不活性溶剤に溶解して添加するこ
とも出来る。
次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例1〜6及び比較例1〜7
純水な2.3− D C! Bの試料を恒温水槽中に浸
漬したコンデンサー付透明三角フラスコに入れる。
漬したコンデンサー付透明三角フラスコに入れる。
第1表に示す各種添加剤を2.3− D CBに対して
各々α11量チ添加し、40℃に保つ。
各々α11量チ添加し、40℃に保つ。
重合物生成は、メタノール・テストによって観 □察
した。
した。
比較のため、従来安定剤として使用されているP −t
ert−ブチルカテコール、フェノチアジン。
ert−ブチルカテコール、フェノチアジン。
へ5−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシルトルエ
ン、トリエチレンジアミン、ハイドロキノン、ジフェニ
ルアミンについても同様に行った。
ン、トリエチレンジアミン、ハイドロキノン、ジフェニ
ルアミンについても同様に行った。
その結果を第1表に示す。
第1表において重合開始時間とは、重合物の生成が観察
された時間を意味する。
された時間を意味する。
そして、実施例1〜6においては、重合物生成はゆるや
かであり、その内特に実施例5.6は極めてゆるやかな
ことが確認された。しかし、比較例においては、いずれ
も重合物生成が開始された後は、急速に重合が進み、短
時間にフラスコ内の2゜3−DCBが固形化される現象
が確認された。
かであり、その内特に実施例5.6は極めてゆるやかな
ことが確認された。しかし、比較例においては、いずれ
も重合物生成が開始された後は、急速に重合が進み、短
時間にフラスコ内の2゜3−DCBが固形化される現象
が確認された。
第1表
特許出願人 東洋曹達工業株式会社
Claims (1)
- λ3−ジクロロブタジェンー1.3又は2.3−ジクロ
ロブタジェン−1,3と有機溶剤との混合物にN−ニト
ロソ−ジフェニルアミン、N−ニトロソ−N−シクロヘ
キシルアニリン及び亜硝酸塩化合物の少なくとも1株以
上を添加してなることを特徴とする2、3−ジクロロブ
タジェン−1,3の貯蔵安定化組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3815483A JPS59164735A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 2、3−ジクロロブタジエン−1、3の貯蔵安定化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3815483A JPS59164735A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 2、3−ジクロロブタジエン−1、3の貯蔵安定化組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164735A true JPS59164735A (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=12517487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3815483A Pending JPS59164735A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 2、3−ジクロロブタジエン−1、3の貯蔵安定化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59164735A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008189569A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Hakuto Co Ltd | 共役ジエン化合物の重合抑制剤組成物および重合抑制方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49108005A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-14 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | |
JPS49124001A (ja) * | 1973-03-30 | 1974-11-27 | ||
JPS58164528A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-29 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 2,3−ジクロルブタジエンの製造法 |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3815483A patent/JPS59164735A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49108005A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-14 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | |
JPS49124001A (ja) * | 1973-03-30 | 1974-11-27 | ||
JPS58164528A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-29 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 2,3−ジクロルブタジエンの製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008189569A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Hakuto Co Ltd | 共役ジエン化合物の重合抑制剤組成物および重合抑制方法 |
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