JPS59161671A

JPS59161671A - 竪形炉の原料装入装置

Info

Publication number: JPS59161671A
Application number: JP3545083A
Authority: JP
Inventors: 高橋　惣一
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1983-03-04
Filing date: 1983-03-04
Publication date: 1984-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はコークス−？焼結鉱やスラグ粒などの粉粒体
を竪形炉に装入、て移動層を形成させ、炉内にｓ気して
これら＃粒体を冷却したり、加熱したりする場合にお（
・て、炉頂から炉内に粉粒体を装入するための装置に関
する。

従来、における竪形炉として、移動層式竪形冷却器を用
いて高温粉粒体から顕熱回収を行う装置の一例を第１図
に示す。この装置は、装入装置ｆから予備室すに粉粒体
を装入、堆積させ、堆積した７扮枚体を切出装置ｔｇか
ら切出しつつ、送気口Ｃから分配器ｄを通して炉ａ内に
冷却ガスを吹き込み、竪形炉ａ内′の堆積した状態で下
降する粉粒体りと向ｍＷ触させて（・る。高温粉粒体か
ら、その顕熱を回収する場合には、排気口ｅを出た高温
の熱ガスは、排熱ボイラや乾妹機などに導かれ、それぞ
れ有効イＵ用される。装入装置ｆがパケットやスキツプ
などの間欠装入の場合には操業中炉内の処理層高を一定
に保持するための貯留手段として本例の如く予廂室すが
炉の上部に設けられる。この予ＩＩｍ室すは１ｈ」時に
マテリアルンールの機能も果す。

予誦室すが不用のＳ曾（連続装入の場合）には、粉ａ体
は炉内に直接装入させる。炉頂から装入された粉粒体は
、そのままあるいは抽助のシュートをヅｒして重力落下
されるが、前記した予備堅の有無に関係な（，８＃分布
のある粉粒体を取扱う場合には、次の粒度偏析現象を避
けることができなかった。

（１）炉内の中央部に細粒、周辺部に粗粒が偏って堆積
する。

（２）　　傾斜したシュートを介して装入する場合は粗
粒はど遠方に落ち、〃ｄ粒（・工手前に洛ちる。

斯かる粒度偏析のある４　漬物が炉内ガスとの熱交領域
まで下降づ−ると次の不具合が発生する。

１１）粗粒の多（・ｇ−壁部はガスが通過し易（、・泊
粒の多い炉中心部じガスか通過し難〜・。

（２）冷却ガスの卑位宵寸当りの通気抵抗（ヱ温度上昇
と共に瑠那する。それ故７ＪＪ温扮粒体を冷却して熱回
収する竪形炉では上１ｍ部の細粒には史に冷却ガスが通
、僅し難くなる。

（３１Ｆ内装入物は、炉壁部と炉中心部の中間の部分で
は、炉壁部及び中心部より下降速度が速くなり易（・。

（４）以上の給米１．移動后内での熱交換が不均一とな
り、熱交性症が低下する。これをガス重の増加や炉内ｇ
ｙの拡大で対処することは、プロワ消費動力の増加や設
備費の高腫を招き得策でない。

更に最近では、１慴轟りの粉粒体の処理域を増大させる
ため、炉内径を大き（する傾［町にあり°、又、ヌラグ
粒など装入物の粒径が雌か（・ものほど　・されること
になる。

不発明は上述の点に宛みてなされたもので、粉８体とガ
スの間の熱交換性能に最も影響が大きいと考えられる装
入物の粒＃偏析に着目し、それを軽減することを目的と
するものである。

この元ψ」によれば、粉粒体を光塙して処理する竪形炉
の原料装入口の中心に垂直シュートを設け、それを囲ん
で、水平１回の軸の周りに１頃＠可能な謀数の１唄勤ン
ユートを設げ、前記垂直シュートへ投入された原料を、
前記複数の傾動シュートを父互に、低置シュートの直下
に傾動させて異なる方向に落下させることにより、炉内
に内等分配し得るようにｆ４成したことを狩徴とする。

以下、この発明の実施例を添付図面を診照して説明する
。

第２図は本発明の実施例を示す斜視図、第３図はその縦
断面図、第４図は第３図のＡ−Ａ矢視図である。

第２、図の装置は石灰石、コークス、’ｙｌ　Ｍ獄、ス
ラグ粒等粉粒体一般に適用される。この実施例に示す竪
形炉本体１は第１図に示す予１ｔ、ｔｊ　％　ｂに相当
するものであるが、不兄明は、必らずしもこれに限定さ
れず、予備室のないものにも適用することができる。こ
の場合は、竪形炉本体１が処理炉本体となり、竪形炉本
体１の上部の円錐部１４に排ガスダクト（第１図符号ｅ
）が取り付けられる。

第２図にお（・て、竪形炉本体１の炉頂部ｒは原料装入
口２が開設され、そこにフランジ９を弁して蓋８が取付
けられて℃・る。蓋８の中央部には、円筒状の老はシュ
ート３が低下状態に固定されている。原料装入口２は垂
直シュート３を中心に収容して、そこから４方向に等間
隔に分枝された空間２ａ〜２ｄを形成しており、これら
４つの空間に、水平１回の幀５の周りに傾動可能に構成
した項動／ニー）４ａ〜４ｄをそれぞれ収容しても・る
、傾動シュート４を１頃蜘させる水平軸５は炉壁ｌ〕の
外面に設けた輔受（図示せず）で瑚ＪｒｉＡか支持され
、その一端に傾動用モータ６が直結されている。作動シ
ュート４には任意の傾動用で１苧止できるようにするた
めにリミットスイッチ等の付属品が装置されて（・る。

谷水平輔５は４本共同−レベルに設置されている。

４つの１頃物ンユート４ａ〜４ｄζ・ユ通常（ユ中心の
低置シュート３に対し、外方向に退−！ｉ状態となって
ｊ６つ、所定時間間隔ごと（（１つずつ順次内方［司に
矧動される（傾動角α）。第３図において央巌４ａ、二
照小尿４　ｃ’　Ｉは内方向にｉ唄功さγした笹直、二
点′櫨、；尿４ａ’、実線４Ｃは外方向に退避された位
置で、ある。第２１図は頑動ンユ、−ト４Ｃが内方向に
１唄−助された状態を示し、第４図は１頃動ンユート４
ａが内方向に１頃拗された状態ンホしてり・る口１頃・
助ンユート４ａ〜４ｄは内方向に１頃勤された位置で姑
直シュート３の直下に位置して、型面シュート３から落
下する１ｇ、科を受は入れる。

１頃勧シユート４ａ〜４ｄのＩＪｒ而は全回シュート３
から落下する原料を受は入れて誼斜方同に流せるように
トラフ伏になっている。又その長さは原料の４丁軌跡と
ストックライン（堆積物のレペノリを勘案して沃められ
る。谷傾動ンユー）４ａ〜４ｄは炉内にあるので、装入
原料の机別及び温度に応じて耐摩耗材を内張すすると共
に、頌ｉｔｌンユ−ト４　ａ〜４ｄの不休には炉内温度
に応じた耐熱材料を使用する。また、１頃勤シユー）４
ａ〜４ｄの痢５が貫通する炉壁ｌ］は測温の粉粒体を取
扱う場合、必要に応じて水冷函構造とする。その他の部
分は１耐火レンガ１２を内張υしている。

梃直ンユート３への原料の投入はコンベヤ、パケットな
どが用いられるが、炉内のンールを０．、）する必要の
ある場合には、ロックホッパなどを使用する。

尚、１１Ｊ８１勤モータ６は炉外にあるが１．シＨ・豹
呵ｊ（水平軸５）は炉内にあり、昼温ｒ（さらされる場
合は必要に応じて水冷構造とする。

以上の構成による作用は次のと２９である。

梃１はンユート３へ原料を投入するまでの過程でンール
の必要がな（コンベヤなどから、原料が連続１１勺に足
型供給される場合を除いて、ホッパの切出装置などを経
由して垂直シュート３へ原料が定笥−供袷される。はじ
めに複数個の１頃動ンユー）４ａ〜４ｄの内例えは傾動
ンユート４ａにつきイ頃勤モータ■を実り訪して、士旦
ンユート３の１頁下侃直に傾動させて、原料を受は入れ
、その傾斜方向に落下させる。この状、台で所定膚装入
した後１頃切モータ６乞史々Ｄして峨勤ンユート４ａを
退避位置４ａに戻す。それと同時に１久りの１頃勤シユ
ート４ｂを作（功装置ずで１頃ルＤさせて１ｉ」徒の原
料装入を行（・、５”、ｊｉ　％・て頌勿ンユート４ｃ
、４ｄと同株の原料装入を１呟次行なって谷傾動ンユー
）４ａ〜４ｄｖＣよるか目己装入の１サイクルを完了す
る。このサイクルを繰り返すことにより原料が炉内に均
一に分配される。なお１サイクル中の１つの工程として
、全ての１頃動ンユー）４ａ〜４ｄを退避位置とし、射
咀シュート３かも炉内へｊ［ｉ、　煮装入する（センタ
ーフィード）ことも可能である。父、作動位置にある１
頃動シユートの傾動角αを固定でな（連に光重に変化さ
せ原料分配に自由展をもたせることもで〆る。

１頃動シユー）４ａ〜４ｄの１１Ｊｌｌ動角αは炉内原
料の堆積レベルに応じて調節する。装入原料の分布に影
響する各＃Ａ動ンユート４＆〜４ｄの作ｙの時間並びに
切換順序は、堆積物の堆積レベル下降伏況とガス流れの
状況を考慮して、世直シュート３への原料供給ンーケン
スと遅動させて、任意のシーケンスを組むことができる
。

上記突輔例の装置で町りビな原料分配状況（平面図）を
第５図ｆａｌ　−（ｄｌ、にそれぞれ示す（＠図におい
て十が原料の山の頂点である〕。呆５図（ａｌはセンタ
ーフィードのない場合で、炉中心Ｋｍ粒が多く集まる。

第５図（ｂｌはセンターフィードを行った場合で炉内に
原料かより均等に分配される。第５図（ｃｌと第５図ｔ
ｄｌは傾動角αを連続的に父化させろ場合で、第５１区
（ｃｌ＆Ｘセンターフィードが７よいもの、第５１ａ＋
ｄｌはセンターフィードを行なったものである。第６図
、第７図は炉内各位置における堆積原料の粒径及びガヌ
流此比を従来のものと上記実施。

例のものとで比軟したものである。第６１ンｊは従来の
もので、炉頂中心１１シから直下に落Ｆさぜろ方式のも
の、第７図は弓汀記第５図ｆａｔに示した分配を行なっ
たものである。この例は、約６００℃製鉄用シンターか
も熱回収する場合について示している。

これらの図によれば、本充明を適用したもので（・丁、
粒度回折が改育′される・晒来、ガスの偏流か緩和され
ることかわかる。

なお、上記り屋、地力で（・丁４瞳の１頃勧ンユートを
用いた場合を示したが、１頃動／ニートの１［６１斂を
増加すれば史に〃・内の粒度偏析を改善することができ
る。

以上説明したように、この発明によれば、粉粒体？光樵
して処理する竪形炉の原料装入口の中心に１ｉｚ　ｔｉ
シュートを設け、それを囲んで、水平方回の輔の周りに
傾動町ｎヒな複数のＩＩ：ＩＩ（勤シュートを設け、商
記至旦シュートへ投入された原料を前記扱教のｉ＠　＃
ｌＪンユートを交互に垂直ンユートの１区下に１唄動さ
せて異なる方向に落下させることにより、原料を炉内に
均等に分配するよ５にしたので、炉内における原料の粒
度偏析が数音され、ガス＝流を緩和することができる。

従って、（１）炉内径に対し慈父層厚の割合が小さい移動層式竪
形炉に於ても、ガスの鴻流が少くなり、熱父性能が向上
する。

（２）　　炉内容積が小さくできると共に、プロワ消費
動力か少くなり、経済性が同上する。

（３）　　高温粉粒体の装入に光分適応できる量率なイ
汐構であり保守が容易で故唾が少な（・、等の効釆が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来における竪形炉の内部なＪＷｉ’を示す図
、第２図はこの発明の一実施例を示す図、第３図は第２
図の装置の縦断面図、第４図は第３図のＡ−Ａ矢視図、
第５図は第２図の装置による炉内のＪＲ，科分配状況の
いくつかの例を示す千面区、第６図は従来の装入装置に
よる炉内径万回谷位置における粒度分布とガス流速を示
す図、第７凶は第２図の５＜力化例において第５図ｔａ
＋に示す装入を行なった場合の炉内径方向各位置におけ
る粒度分布とガス０１暑滓示す図である。１・・・Ｉ拒形炉本本、２・・・原料装入口、３・・・
食面ンユート、４ａ〜４ｄ・・・１頃動シユート、５・
・・水平方向の軸、６・・・傾動用モータ、８・・・蓋
、９・・・７ランジ、′１］・・・炉依、１２・・・耐
火レンガ。第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

粉粒体を光填して処理する竪形炉の原料装入口の中心に
垂直シュートを設け、それを囲んで水平方向の軸のノ〜
りにｉｔ′１１動可能な似数の１頓動ンユートを設け、
前記蛍直ンユートに投入された原料を前記１頃動ンユー
トを交互に化１亘シュートの直下に傾動させることによ
り異なる方向に落下させるようにしたことを特徴とする
竪形炉の原料装入装置。