JPS59159438A - 自動弛み調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重荷重車両用のブレーキ・システＪ１においては、典型
的にブＩ／−キの作用には、Ｓ字形カムを回転させて、
ブレーキ舎シューをブレーキヤドラムに当るように拡開
させるブレーキ・アームを作動する圧力作動ピストン・
ロッドを必要とする。

このようなブレーキはまた、ブレーキ争シューの摩耗に
より生じる弛みおよびシステムの各部品間に通常存在す
る遊びを補償してこれを漸進的に引き締めるピストン番
ロッドとカム間における弛みｊＡ整機構を含むのが典型
的である。ピストン・ロントの行程が手動調整によって
最終的に再設定される手動の弛み調整装置が当技術にお
いて公知であり、Ｔｒｅｇｏｎ　ｉｎｇの米国特許第４
，２３４，０６４号、５ｈｉｖｅｌｙの米国特許第２，
５２２，９０３号およびＬｏｄｊａｃの米国特許ｆｆｉ
　３，４２８，１５４号において示されている。

しカル、手動装置は、調整が必要に応じて自動的かつ連
続的であり、再設定の必要がなｌ／’所謂自動装置によ
って置換されつつある。このような公知の自動装置は、
大部分の公知の装置におけるように、その弛み（Ｓ　１
ａｃｋ）の調整をウオームとウオーム會ギアの組合せに
依存するＢｏｓｔｗｉｃｋの米国特許第３，７２７．７
２８号およびＺｅｉｄｌｅｒの同第３．９９７．０３６
号によって例示されている。このような装置においては
、ブレーキ作用力は一般に調整機構自体を介して「直列
」状にＳ字形カム軸に対して、即ちブレーキ・アームか
らウオームを介してウオーム令ギアに対し、またＳ字形
カム軸に対して加えられる。従って、これらの調整装置
は、ある瞬間はそれらのギアと他の部品に対して非常１
こ大きな荷重を伝えるが、一方一瞬後には増加する調整
を受けなければならない。更にまた、このような装置は
しばしば、調整作動のための外部の補助ピストン・ロッ
ドまたは張力部材、ならび（と内部の摩擦クラッチの作
用に依存してＵ）る。このような部品の急増は、コスト
の増加のみならず、摩耗、保守ならびに信頼性の問題を
招来する。

従って、本発明の目的は、弛み、各部品およびブレーキ
・シューの摩耗等がブレーキ・ピストンの行程の堺加を
もたらさないように、装置を自動的に調整するための独
立的な機構を備えた直接ブレーキ軸に対してブレーキ作
用力が加えられるブレーキのための自動弛み調整装置の
提供にある。

第１図乃至第３図の自動弛み調整装置１はスプラインで
１１−めたブレーキ軸２と作用的に係合した状ｍ−；で
示されており、この軸の−・端部は第２図において番号
３において支持された状態で示され、−・方他端部はブ
レーキ・シューを作動するための従来周知のＳ字形カム
（図示せず）を支持している６弛み調整装置胴部６がブ
レーキ軸２を囲んでおり、ぞして、東両のシャシ−に対
して取付は板４および取伺は装置５等により支持されて
いる。

このＩＩＩｔ１部は、ピン９がＵリンク１０を枢着する
取付はアーム即ちローブ部８を有する略々環状ハウジン
グ７からなっている。、Ｕリンクは、ブレーキ会ペダル
装置の作用により作動させられる圧力室１２内に延在し
、且つこれにより作用が及ぼされる作動ロッド即ちブツ
シュ・ロッド１１の端部な含んでいる。

ＩＥ部６内には、スプライン止めされたブツシュ１３が
納められ、このブツシュはブ１／−キ軸２１−のスプラ
インと内側で係合し、また外側では一方向駆動装置従っ
て一方向性の輪ＩＩ−め（Ｓｐｒａｇ）クラッチ１４と
接触状態にある。クラッチ１４は、ばね１６によりＩＦ
シく整合された一連の金属シュ一部Ｉ５からなっており
、各シューは半径方向にブツシュ１３とハウジング７間
の空間よりも大きいが、反面計方向の運動と同時に周方
向に係合するように方向性が与えられている。このよう
に、ブレーキ作用の際ブツシュ・ロッド１１の延長部は
、取付はアーム８をして胴部６を反時計方向に回転させ
て前記ブツシュと胴部間にクラッチの係合作用を生じて
ブレーキ軸２を回転させる。ブレーキの解除と同時に、
ハウジング７は自由に時計方向に回転し、輪１ｔ・めシ
ュー１５上を滑る。

ブツシュ１３は、一端部において、内方スナ、７プ・リ
ング２０により予め荷重をかえられた位置にブツシュ１
３．、ｈに保持された大きなベルビル（Ｂｅｌｌｖｉｌ
ｌｅ）型ばね座金１８によって偏倚される摩擦板１８の
［り錐状面２１と密に接触する外部円錐環状面１７を保
持している。

摩擦板１８の縁部は、以下に述べる目的のため空間３１
によって分離された半径方向の舌部３０に分割されてい
る。

駆動リンダ３２は取付は板４に対して回転しないように
固定され、その外側のへりの周りにおいて摩擦板＋８．
、Ｉ：の整合用舌部３０と係合するようになってト３り
かつ舌部３０と軸方向のローブ３３間にある自由角度空
間３４を提供するよう離間されたローブ３３が設けられ
ている。この自由空間はＢＩＣ（ｂｕｉｌｔ−ｉｎ　ｃ
ｌｅａｒａｎｃｅ）　（組込み空隙）として示される。

カバー・プレート３５．３Ｂおよびシール３７．３８が
組−χ体を包囲している。

ブ・ンシュ・ロッドと胴部とクラッチとブツシュとブレ
ーキ軸のストレート直結は、下記の記述から判るであろ
う。

ブレーキ圧力の伺加によってブツシュ・ロッド１１、Ｕ
リンク１０およびピン９を室１２から引放すように運動
させ、ピン９の取付はアーム８に対する結合を介して、
ハウジング７はこれによりブレーキ軸２の中心線の周囲
を反時計方向に回転させられる。この運動は、一方向性
の輪ＩＦめクラッチ１４をして調整装置の胴部６と係合
させてこれをブツシュ１３に対して固定し、この胴部お
よびスプライン止めされたブレーキ軸２をブレーキ・シ
ューとブし／−キ争ドラムと係合させる方向に回転させ
る。

前記胴部がブレーキの係合の方に反時計方向に回転する
詩、ブツシュ１３の円錐状面１７は係合する摩擦板１８
の円錐面２１との摩擦係合により、第１図に示されたそ
の位置から摩擦板１８を回転する。

しかし、摩擦板１８は角自由空間３４の掖しか回転でき
ず、この空間の終りにおいて摩擦板１８の半径方向の舌
部３０が駆動リング３２」二の軸方向ローブ３３と接触
して停止する。ブレーキ・ライニングの間隙、熱膨張等
のため設けたこの「自由な」連動がｉ＋ｒＵ′ＢＩｃ（
組込み空隙）である。

摩擦板１日の回転運動が停止上した後、前記胴部、クラ
ンチ、ブンシュおよびブレーキ軸は回転運動をｈ）けて
円錐面１７と２１間に滑りを生じてブレーキと完全に係
合する。

目ｆｊ述の作用は、第３図に示された動力学において理
解することができる。ブレーキ・ロッド１１は、Ｓｏか
らＳｌへと移動し、Ｕリンクのピン９の中心部従って胴
部６はＡ。からＡ□へ反時計方向に回転し、これに伴な
って、摩擦板１８がｃｏからＣ１まで自由角度空間３４
にわたって回転運動を行なう。この運動がＢＩＣである
。

ブツシュ・ロッドのブレーキの完全係合状態に至るこれ
以上の運動、例えばＳｌからＳ２への運動はＡ１からＡ
２へのＵリンクのピンのこれリーＬの連動を生じ、更に
胴部、輪止めクラッチ、ブツシュおよび軸のこれ以−ヒ
の回転運動、ならびに摩擦リング面２１に対するＣ１か
らＣ２に至るにのブツシュの表面１７の滑りを生ずる。

従って、この滑り距離は、以ドに説明するように戻り行
程において再び胴部６がＡ２からＡ１へ、更にＡｏまで
時計方向に回転する時に実際に生じることになる調整状
態を設定する。

胴部６が戻ると同時に、Ｓ字形カム軸２、胴部６、クラ
ッチ１４およびブツシュ１３は、円錐面１７と２１間の
摩擦係合により、摩擦板１８に沿って保持されなからＢ
ＩＣ円弧を介して逆方向に回転する。

軸２に関して摩擦板１８およびブツシュ１３が駆動リン
グ３２の軸線方向ローブ３３との里径方向舌部３０の係
合によって、これ以北逆方向に回転しないように拘東さ
れる地点において、ブレーキ軸およびブツシュも同様に
面１７と２１間の摩擦作用によりこれ以Ｈ時計方向に回
転しないように保持される。

それにも拘らず　この時胴部６はブツシュ１３の外側に
着座した一方向性の輪止めクラッチ１４−Ｌで滑るため
、胴部６はその時計方向の回転運動ケ続行する。従って
、胴部はその元の不作用位置、即ちＵリンクのピン９が
再びＡｏにあり、ブツシュ・ロッド１１がＳＯにある位
置に戻り、その間弛み調整装置は再設定されてブレーキ
の次の作用を待つのである。

このようにブレーキが作用される毎に、機構の１５４部
６は、組込まれた角度、空隙ｃｏ乃至ｃｌが増除かれた
後、ブツシュ１３を伴なってブレーキを完全に作用させ
かつ調整行程即ち距離ｃｌ乃至ｃ２を設定するに必要な
だけ回転運動を継続する。しかし、ブレーキが解除され
ると、胴部６が摩耗およびブレーキの作用を考慮に入れ
たその位置Ａ２までどれだけ回転しなければならなくと
も、胴部およびズＩ／−キ軸は自由距離ｃｏ乃至ＣＩＬ
か一緒に「自由に」戻らず、これと同時にブレーキ軸は
回転運動を停止する。胴部は、それにも拘らず、クラッ
チ上を後方に滑ることにより運動を継続してその元の不
作用位置Ａ。まで戻るのである。

このように、弛み調整装置はそれ自体自動的に調整作用
を継続するが、これにおいてはブレーキを作用するため
前方の動力作用方向に回転したブツシュおよびブレーキ
軸は決して組込み空隙が許容する以」−に戻り行程のと
き逆方向には回転せず、−・方胴部は常にぞの前の位置
に戻る。

本発明の望ましい〜実施態様については−・方向性の輪
１トめクラッチを使用する状態で示したが、他の形式の
クラッチ、特にどんな一方向性の駆動装置、例えばラチ
ェット駆動装置でも本発明の範囲から逸脱することなく
その代りに使用することができることは明らかであろう
。

更に、本発明の装置はまたディスク・ブレーキの回転式
の作動機構に対しても適用することができることは明ら
かであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の部分破断側面図、第２図は第１
図の線２−２に関する部分断面側面図、および第３図は
本発明の装置の運動学を示す部分破断側面図である。 】・・・自動弛み調整装置、２・・・ブレーキ軸、４・
・・取イ・１゛け板、５・・・取付は装置、６・・・胴
部、７・・・ハウジング、８・・・取付はアーム、９・
・・ピン、１０・・・Ｕリング、１１・・・ブツシュ・
ロッド、１２・・・圧力室、１３・・・ブツシュ、１４
・・・輪１にめクラッチ、１５・・・シュー、１６・・
・ばね、１７・・・円錐面、１８・・・摩擦板、１９・
・・ばね座金、２０・・・スナップ・リング、２１・・
・円錐面、３０・・・舌部、３１・・・空間、３２・・
・駆動リング、３３・・・ローブ、３４・・・自由角度
空間、３５．３６・・・カバー・プレート、３７．３８
・・・シール。 特許出願人　　ザ・ファイヤーストーン・タイヤ・アン
ト串ラバーｅカンパニー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、重両のブレーキ装置におけるブレーキのブツシュ・
   ロッドとブレーキ軸との間の自動弛み調整装置において
   、 （’ａ　）ブレーキ軸を包囲し、かつこれと同軸の環状
   ハウジングと、 （ｂ）前記ブレーキ軸と係合し、かつ第１の環状の摩擦
   面を有する前記ハウジング内の駆動手段と、 （Ｃ）前記ハウジングと前記駆動手段との間にあって前
   記ブレーキ軸をブレーキ作用方向に回転する一方向性の
   手段と、 Ｃｄ）前記ハウジングに対して固定され、かつ周方向の
   空間により分離された軸方向のローブを有する環状のリ
   ングと、 （ｅ）前記駆動手段上に回転自在に取付けられた環状の
   板とを設け、該板は、 （１）第２の環状の摩擦面と、 （２）前記空間内に延長する周方向に離間された半径方
   向の舌部とを有し、該半径方向の舌部は予め定めた角度
   空隙により前記空間より小さな周方向長さを呈し、 （ｆ）前記第１８よび第２の摩擦面を接触するように偏
   倚する手段と、 （ｇ）前記ブー２シユ・ロッドをブレーキ作用およびブ
   レーキ解除の方向にその回転運動のため前記ハウジング
   に対して結合する手段とを含むことを特徴とする自動弛
   み調整装置。 ２、前記駆動手段がスプライン止めされたブツシュを含
   む特許請求の範囲第１項記載の自動弛み調整装置。 ３、前記の一方向性の手段が一方面クラッチを含む特許
   請求の範囲第１項記載の自動弛み調整装置。 ４、前記の一方向性の手段が輪止めクラッチを含む特許
   請求の範囲第１項記載の自動弛み調整装置δ。 ５、前記の軸線方向のローブが周方向の空間と交１１に
   位置する特許請求の範囲第１項記載の自動弛み調整装置
   。 ６、前記結合手段が取付はアームを含む特許請求の範囲
   第１項記載の自動弛み調整装置。 ７、回転口Ｉ能なブレーキ作動機構と関連する自動弛み
   調整装置にして、 （ａ）通常は不作用位置にあるハウジングと、（ｂ）ブ
   レーキ作用と同時に前記ハウジングにより係合されて、
   前方向に弛み量とブレーキ作用量の組合せにおいて確実
   に前記機構を駆動する作用力付加手段と、 （ｃ）Ｆｍ記作用力（ｑ加手段と共働して、然る後逆方
   向に前記の弛み量だけ前記機構の運動を制限する調整手
   段とを設け、 前記ハウジングがその最初の不作用位置に対し逆方向に
   自由に動き続けるようになっていることを特徴とする自
   動弛み調整装置。 ８、前記作用力付加手段が一方向りラー、チを含む特許
   請求の範囲第７項記載の自動弛み調整装置。 ９、前記調整手段は前記作用力付加手段により制限され
   た回転距離を介して摩擦作用により駆動される板を含む
   特許請求の範囲第７項記載の自動弛み調整装置。 １０、ブｔ・−キを作用し、且つ自動的に調整するため
   の装置にして、 （ａ）前方向ブレーキ係合方向シこ弛みおよび摩耗を包
   含する量だけ回転可能なブレーキ機構を回転させる第１
   の手段と、 （ｂ）逆方向の再設定方向に弛み量だけブレーキ機構を
   回転さぜる第２の別個の手段とを特徴とする装置。