JPS5915886Y2 - 養鶏用のコンテナ−ケ−ジ - Google Patents
養鶏用のコンテナ−ケ−ジInfo
- Publication number
- JPS5915886Y2 JPS5915886Y2 JP5909780U JP5909780U JPS5915886Y2 JP S5915886 Y2 JPS5915886 Y2 JP S5915886Y2 JP 5909780 U JP5909780 U JP 5909780U JP 5909780 U JP5909780 U JP 5909780U JP S5915886 Y2 JPS5915886 Y2 JP S5915886Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- side wall
- main body
- poultry farming
- feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鶏を飼育するコンテナーケージに係り、ケージ
主体の一側に上方へ向って幅広の長孔を穿設する抜食側
壁を形成するよう構成した養鶏用のコンテナーケージの
改良考案に関するものである。
主体の一側に上方へ向って幅広の長孔を穿設する抜食側
壁を形成するよう構成した養鶏用のコンテナーケージの
改良考案に関するものである。
従来、合成樹脂等で成形するこの種原形ケージの前後及
び左右の周側壁には、任意大きさの長方形の通気孔或い
は抜食孔を多数形成していたもので、基孔はケージ主体
の床部と平行の横木部を有しており、この横木部を介し
て上下数段に区劃されているものであった。
び左右の周側壁には、任意大きさの長方形の通気孔或い
は抜食孔を多数形成していたもので、基孔はケージ主体
の床部と平行の横木部を有しており、この横木部を介し
て上下数段に区劃されているものであった。
また該ケージ主体−側の外方には飼料を供給する樋状の
給餌器があり、ケージ主体内の鶏はケージ主体の一側に
多数形成した抜食孔からその頚までを外方へ出して飼料
の抜食をしていたものである。
給餌器があり、ケージ主体内の鶏はケージ主体の一側に
多数形成した抜食孔からその頚までを外方へ出して飼料
の抜食をしていたものである。
この給餌器には固定式のものと、鶏の大きさや成長に従
って上下方向へ移動できる移動式のものとがあり、固定
式の給餌器にあっては、雛の時に適した高さであっても
成長するにつれて鶏の体長に対し給餌器が低位置にある
為、鶏は起立して抜食する必要がなく座ったまま抜食す
る。
って上下方向へ移動できる移動式のものとがあり、固定
式の給餌器にあっては、雛の時に適した高さであっても
成長するにつれて鶏の体長に対し給餌器が低位置にある
為、鶏は起立して抜食する必要がなく座ったまま抜食す
る。
そのため胸部を床部に接触させることとなり所謂胸だこ
を生じ易く鶏肉としての品質を低下するものであった。
を生じ易く鶏肉としての品質を低下するものであった。
また他方、両端を支持枠等で支持され、巻き揚げ機等の
駆動力を介して両支持枠等の間を垂直の上下方向へ自在
に移動してケージ主体に対する給餌器の設置位置をかえ
られる移動式の給餌器を利用すると、ケージ主体の抜食
側壁に形成した多数の抜食孔は数段の横木部がある為、
鶏の成長に従って上方へ移動する給餌器と、この横木部
との間の間隔は次第に狭くなり、やがては頭或いは頚部
等を該給餌器と横木部との間に挾まれて死亡する等の事
故が多くあったものである。
駆動力を介して両支持枠等の間を垂直の上下方向へ自在
に移動してケージ主体に対する給餌器の設置位置をかえ
られる移動式の給餌器を利用すると、ケージ主体の抜食
側壁に形成した多数の抜食孔は数段の横木部がある為、
鶏の成長に従って上方へ移動する給餌器と、この横木部
との間の間隔は次第に狭くなり、やがては頭或いは頚部
等を該給餌器と横木部との間に挾まれて死亡する等の事
故が多くあったものである。
本考案はかかる欠点に鑑みて考案されたもので、次にそ
の一実施例を示す図面について説明する。
の一実施例を示す図面について説明する。
1は上方を開放した合成樹脂製原形のケージ主体で、該
ケージ主体1の左、右の側壁2,3及び後の側壁4に夫
々の横木部5,5で上下数段に区劃した通気孔6,7を
形威し、ケージ主体1の底には格子状の床部8を形成す
る。
ケージ主体1の左、右の側壁2,3及び後の側壁4に夫
々の横木部5,5で上下数段に区劃した通気孔6,7を
形威し、ケージ主体1の底には格子状の床部8を形成す
る。
ケージ主体1の前の側壁9には雛が外方へ落下すること
なく且つ頭及び頚部は外方へ出し得る幅、例えば19
mmの横幅を有する長方形の小孔10の上部に上方へ向
って幅広となる長孔11を所定間隔を置いて数ケ所穿設
すると共に、該長孔11,11の各開缶に長孔11と下
端を同一の高さにし上記小孔10と同一横幅を有する長
方形の小孔12,12を穿設し、長孔11と小孔12を
交互に設けた抜食側壁を形成してなるものである。
なく且つ頭及び頚部は外方へ出し得る幅、例えば19
mmの横幅を有する長方形の小孔10の上部に上方へ向
って幅広となる長孔11を所定間隔を置いて数ケ所穿設
すると共に、該長孔11,11の各開缶に長孔11と下
端を同一の高さにし上記小孔10と同一横幅を有する長
方形の小孔12,12を穿設し、長孔11と小孔12を
交互に設けた抜食側壁を形成してなるものである。
而して、ケージ主体1で鶏(図示せず)を飼育するには
、後の側壁4の略中夫に係止した係止板13に上下摺動
自在の給水器14を取付け、前の側壁9たる抜食側壁の
外方に上下動自在の樋状の給餌器15を設置する。
、後の側壁4の略中夫に係止した係止板13に上下摺動
自在の給水器14を取付け、前の側壁9たる抜食側壁の
外方に上下動自在の樋状の給餌器15を設置する。
飼育頭初の雛はケージ主体1内に取付けた給水器14か
ら水を供給され、またケージ主体1の床部8に近く位置
する給餌器15より採食して飼育されるもので、長孔1
1下部の小孔10及び小孔12よりその頚部までを外方
の給餌器15に出して採食するも雛自体が落下すること
はない。
ら水を供給され、またケージ主体1の床部8に近く位置
する給餌器15より採食して飼育されるもので、長孔1
1下部の小孔10及び小孔12よりその頚部までを外方
の給餌器15に出して採食するも雛自体が落下すること
はない。
次に雛が成長して成鶏となるにつれて給餌器15の位置
を順次上昇させてゆくが、鶏は上方へ向って幅広とする
長孔11からスムーズに且つ安全に頚部を出して採食さ
れ得るもので、鶏の成長にあわせて給餌器15の位置を
移動でき自然に起立した状態で採食のできるものである
。
を順次上昇させてゆくが、鶏は上方へ向って幅広とする
長孔11からスムーズに且つ安全に頚部を出して採食さ
れ得るもので、鶏の成長にあわせて給餌器15の位置を
移動でき自然に起立した状態で採食のできるものである
。
以上述べたように、本考案は側壁に多数の孔を形成し床
部を有する原形の養鶏用のコンテナーケージにおいて、
ケージ主体の一側に上方へ向って幅広の長孔を穿設する
抜食側壁を形成するよう構成したので、雛から成鶏まで
の飼育及び輸送を一貫して行うことができると共に、鶏
の成長に従って給餌器を適宜の高さに位置することがで
き、鶏は常に起立した状態で採食し得るものであり、食
欲不振や胸部に胸だこを生じる等の弊害を防止できる。
部を有する原形の養鶏用のコンテナーケージにおいて、
ケージ主体の一側に上方へ向って幅広の長孔を穿設する
抜食側壁を形成するよう構成したので、雛から成鶏まで
の飼育及び輸送を一貫して行うことができると共に、鶏
の成長に従って給餌器を適宜の高さに位置することがで
き、鶏は常に起立した状態で採食し得るものであり、食
欲不振や胸部に胸だこを生じる等の弊害を防止できる。
また、ケージ主体−側の抜食側壁の抜食孔は従来の如く
数段の横木部を形成しないことにより、給餌器の上昇で
鶏の頭或いは頚部を挾み込むことがなく安全に飼育でき
る等の効果を有するものである。
数段の横木部を形成しないことにより、給餌器の上昇で
鶏の頭或いは頚部を挾み込むことがなく安全に飼育でき
る等の効果を有するものである。
第1図は一部を省略して示す平面図、第2図は正面図、
第3図は部分を縦断して示す側面図であり、図面中1は
ケージ主体、2. 3. 4. 9は側壁、11は長孔
、12は小孔を示す。
第3図は部分を縦断して示す側面図であり、図面中1は
ケージ主体、2. 3. 4. 9は側壁、11は長孔
、12は小孔を示す。
Claims (1)
- 側壁に多数の孔を形成し床部を有する原形の養鶏用のコ
ンテナーケージにおいて、ケージ主体の一側に上方へ向
って幅広の長孔を穿設する抜食側壁を形成したことを特
徴とする養鶏用のコンテナーケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909780U JPS5915886Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 養鶏用のコンテナ−ケ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909780U JPS5915886Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 養鶏用のコンテナ−ケ−ジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56160467U JPS56160467U (ja) | 1981-11-30 |
JPS5915886Y2 true JPS5915886Y2 (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=29653565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5909780U Expired JPS5915886Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 養鶏用のコンテナ−ケ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915886Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6865960B2 (ja) * | 2017-02-07 | 2021-04-28 | ジェックス株式会社 | 小動物用ケージ |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP5909780U patent/JPS5915886Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56160467U (ja) | 1981-11-30 |
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