JPS591548B2 - 研削方法 - Google Patents

研削方法

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Publication number
JPS591548B2
JPS591548B2 JP13047977A JP13047977A JPS591548B2 JP S591548 B2 JPS591548 B2 JP S591548B2 JP 13047977 A JP13047977 A JP 13047977A JP 13047977 A JP13047977 A JP 13047977A JP S591548 B2 JPS591548 B2 JP S591548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
workpiece
cutout
cylindrical portion
rest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13047977A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5463487A (en
Inventor
正巳 加藤
康彦 鏡味
大策 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP13047977A priority Critical patent/JPS591548B2/ja
Publication of JPS5463487A publication Critical patent/JPS5463487A/ja
Publication of JPS591548B2 publication Critical patent/JPS591548B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工作物の中央部に形成された欠内部と端部に形
成された円筒部を研削する方法、特にレスト装置を用い
て工作物を砥石側に撓ませて欠内部をまず研削し、しか
る後レストシユーを後退させて欠内部を砥石より離間さ
せた状態で円筒部を研削するようにした研削方法に関す
るものである。
本発明の目的は、円筒部の真円度が欠内部の断続研削に
よる影響を受けないようにして、円筒部の真円度を向上
させたことである。一般に、第1図に示すように溝付の
欠内部13と円筒部14とを有する工作物10にあつて
ぱ、それら欠内部と円筒部を同時に研削すると、欠内部
が断続研削となるために円筒部の研削面に花びら模様が
形成され、良好な真円度が得られない。
特に工作物がモータシャフトのようなものになると、前
述した真円度不良によりモータ回転時に大きな騒音を発
生する原因になつている。従つて円筒部の真円度が厳し
く要求されるものにおいては、欠内部と円筒部を2工程
に分けて研削することを余儀なくされる。本発明は上述
した従来の問題点に鑑みてなされたもので、レスト装置
を利用して工作物を砥石側に撓ませることにより欠内部
をまず定寸に達するまで研削し、次にレスト装置を後退
させて砥疲側を前進させることにより円筒部のみを定寸
に達するまで研削するようにして、円筒部の真円度を向
上させた研削方法を提供せんとするものである。
以下本発明方法を実施するための装置について図面に基
き説明する。第1図、第2図および第3図において、1
0は例えばモータシャフトのような工作物で、この工作
匍10は図示してないテーブル上に設置された主軸台お
よび心押台の各センタ11、12に支持され、回転駆動
されるようになつている。工作物10には中央部に溝付
の欠内部13が、一端にテーパ状の円筒部14が形成さ
れ、これら欠内部13および円筒部14が図略の砥石台
に装架された砥石15、16により同時にかつ別々に研
削されるようになつている。前記テーブル上にはベース
19が設置され、このベース19にレスト装置20の本
体21が摺動” 可能に装架さ力、ベース19に設けた
シリンダ゛装置22により工作物10に向つて進退され
るようになつている。
前記本体21にぱ摺動杆23、24が摺動のみ可能に嵌
合され、上方の摺動杆23の先端には工作物10の欠内
部13を水平方1 向から支持するレストシユー25が
固設され、下方の摺動杆24の先端は本体21の前方に
枢支されたL字状のアーム26の屈曲部に連結され、こ
のアーム26の先端に工作物10の欠内部13を下方向
から支持するレストシユ一27が固設されている。本体
21の後部に固着されたスリーブ29,30には調整螺
筒31,32が螺着され、これら調整螺筒31,32に
前記摺動杆23,24に螺合する送りねじ軸33,34
が回転のみ可能に軸承されている。送力ねじ軸33,3
4VCはピニオン35,36が刻設され、これらピニオ
ン35,36は本体21に穿設されたシリンダ37,3
8に嵌合するラツクピストン39,40に噛合している
。ラツクピストン39,40のストロークエンドは位置
調整可能なストツパ41,42によつて規制され、これ
によつて前記各レストシユ一25,27が定められた位
置まで前進される。な卦43,44卦よび45,46は
レストシユ一25,27の原位置確認用リミツトスイツ
チ卦よび前進端確認用リミツトスイツチである。また4
7は前記テーブル上に設置された定寸装置で、この定寸
装置47は工作物10の円筒部14に係合する一対のフ
イーラ48を備え、このフイーラ48の変位により円筒
部14の寸法を測定するようになつている。次に上記構
成のレスト装置20を用いた本発明方法を第4図に示す
サイクル線図に基いて説明する。
起動指令が発せられると、図略の砥石台が工作物10に
向つて前進され、砥石15,16が工作物10の欠内部
13卦よび円筒部14に衝接する直前まで早送り前進さ
れる。続いて砥石台は粗研削送り速度にて前進され、工
作物10の欠内部13および円筒部14を砥石15,1
6により同時に粗研削する。この粗研削中に定寸装置4
7が前進され、そのフイーラ48の変位により円筒部1
4の寸法を測定する。前記工作物10の円筒部14が一
定の取代を残した所定寸法に達するまで粗型削されると
、定寸装置47より第1段定寸信号ASlが出力される
かかる定寸信号ASllfC基いてレスト装置前進指令
が発せられるとともに、砥石台の前進送りが一時停止さ
れ、この砥石台の停止時間はタイマにより設定される前
記レスト装置前進指令によりシリンダ装置22が発動さ
れ、レスト装置本体21が工作物10に向つて早送りで
前進される。本体21が前進端に達すると、続いてシリ
ンダ37,38の左室に圧力流体が供給され、ラツクピ
ストン39,40が右進される。これにより送りねじ軸
33,34が回転され摺動杆23,24が工作物10の
欠内部13に向つて遅送りで前進される。この摺動杆2
3,24の前進によつて各レストシユ一25,2rが欠
内部13の外周面に接触し、かつ工作物10を停止中の
砥石側に撓ませて欠内部13のみを砥石15により研削
する。このようにレスト装置20により工作物10を砥
石側に撓ませて欠内部13を研削しているうちに、前記
タイマがタイムアツプし、このタイムアツプ信号T1に
より砥石台の粗研削送りが再開され、工作物10の欠内
部13と円筒部14が再び砥石15,16により同時に
粗研削される。前記ラツクピストン39,40がストツ
パ41,42に衝合するストロークエンドまで達して停
止し、その状態で円筒部14が所定寸法に達するまで粗
研削されると、定寸装置47より第2段定寸信号AS2
が出力され、この定寸信号AS2VCよりレスト装置後
退指令が発せられる。
これによりシリンダ装置22によりレスト装置本体21
が後退されると同時に、シリンダ37,38の右室に圧
力流体が供給されて摺動杆23,24とともにレストシ
ユ一25,27が後退される。これにより工作物10が
弾性復帰して所定寸法に仕土げられた欠内部13が砥石
15より離間される。また前記第2、段定寸信号AS2
VCより砥石台の送り速度が粗研削送りから精研削送り
に変換されるが、前述したように欠内部13が砥石15
より離間されることにより、砥石台の精研削送りにて円
筒部14のみが砥石16により精研削され、この精研削
により前記欠内部13の断続研削の影響によつて円筒部
研削面に生じた花びら模様が消滅され、真円度が向上さ
れるようになる。このようにして工作物10の円筒面1
4が所定の仕上寸法まで精研削されると、定寸装置47
より第3段定寸信号AS3が出力され、これにより砥石
台の前進送りが停止されて円筒部14が一定時間スパー
クアウトされ、タイマのタイムアツプ信号T2により砥
石台が早送りで後退される。
第5図は本発明方法の他の実施例を示すサイクル線図で
、前実施例IIC}いては砥石台の粗研削送りを一時停
止の前後2回に分けて行つているが、第5図に示す実施
例に訃いては工作物10の欠内部13と円筒部14を同
時に粗研削し、この後砥石台を停止させた状態でレスト
装置20を前進して欠内部13を所定寸法に仕上げ、そ
の後レスト装置20を後退させるとともに、砥石台の前
進送りを精研削送り速度で再開させて円筒部14を仕上
寸法に達するまで精研削させるようにしたものである。
な卦第5図中、LSlはシユ一前進端確認用リミツトス
イツチ45,46の動作信号、T1はそのリミツトスイ
ツチ45,46によつて付勢されるタイマのタイムアツ
プ信号である。以上述べたように本発明は、レスト装置
により工作物を砥石側に撓ませて断続研削となる欠内部
をまず研削し、しかる後レスト装置を後退して欠内部を
砥石より離間させた状態で円筒部を研削するようにした
方法であるので、円筒部の真円度は欠内部の断続研削の
影響を受けることなく、きわめて向上できる特徴がある
【図面の簡単な説明】
第1図は工作物の研削例を示す図、第2図は本発明方法
を実施するために用いるレスト装置の断面図、第3図は
第2図の一線断面図、第4図は本発明の実施例を示す砥
石とレストシユ一との送りサイクル線図、第5図は本発
明の他の実施例を示す砥石とレストシユ一との送勺サイ
クル線図である。 10・・・・・・工作物、13・・・・・・欠内部、1
4・・・・・・円筒部、15,16・・・・・・砥石、
20・・・・・・レスト装置、25,27・・・・・・
レストシユ一、47・・・・・・定寸装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作物の中央部に形成された欠円部と端部に形成さ
    れた円筒部を研削する方法にして、前記欠円部を支持す
    とレスト装置のシューの前進により工作物を砥石側に撓
    ませた状態で欠円部を定寸に達するまで研削し、次に前
    記レストシユーを後退させて欠円部を砥石より離間させ
    、その状態で砥石の前進により前記円筒部を定寸に達す
    るまで研削するようにしたことを特徴とする研削方法。
JP13047977A 1977-10-31 1977-10-31 研削方法 Expired JPS591548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047977A JPS591548B2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047977A JPS591548B2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 研削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5463487A JPS5463487A (en) 1979-05-22
JPS591548B2 true JPS591548B2 (ja) 1984-01-12

Family

ID=15035225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13047977A Expired JPS591548B2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 研削方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS591548B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61166746U (ja) * 1985-04-04 1986-10-16
JPS62104849U (ja) * 1985-12-20 1987-07-04
JPS62184962U (ja) * 1986-05-15 1987-11-25

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61166746U (ja) * 1985-04-04 1986-10-16
JPS62104849U (ja) * 1985-12-20 1987-07-04
JPS62184962U (ja) * 1986-05-15 1987-11-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5463487A (en) 1979-05-22

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