JPS59153149A - 左右円偏光発生装置 - Google Patents
左右円偏光発生装置Info
- Publication number
- JPS59153149A JPS59153149A JP2797983A JP2797983A JPS59153149A JP S59153149 A JPS59153149 A JP S59153149A JP 2797983 A JP2797983 A JP 2797983A JP 2797983 A JP2797983 A JP 2797983A JP S59153149 A JPS59153149 A JP S59153149A
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- JP
- Japan
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- circularly polarized
- handed
- alternately
- polarized light
- handed circularly
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- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
- H05H7/00—Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
- H05H7/04—Magnet systems, e.g. undulators, wigglers; Energisation thereof
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、円偏光発生装置に関し、殊に右回り、左回り
の円偏光が交りに得られる左右円偏光発生装置に関する
。
の円偏光が交りに得られる左右円偏光発生装置に関する
。
物質の円二色性測定や磁気円−二色性測定では、光源と
して右回り、左回りの円偏光を交互に発する円偏光発生
装置が必要となり、また、 LiF、NaF。
して右回り、左回りの円偏光を交互に発する円偏光発生
装置が必要となり、また、 LiF、NaF。
KF等の単結晶を介してスピン偏極電子を作り出したい
時等には、やはり光源としてこうした左右円偏光発生装
置が必要となってくる。
時等には、やはり光源としてこうした左右円偏光発生装
置が必要となってくる。
従来、こうした目的のために左右円偏光を得る装置とし
ては、光学素子を用いるものが主流であり、174波長
板を用いる方法や、結晶の電気光学効果を利用する方法
、結晶の光弾性を利用する方法等がこうした装置の動作
原理として採用されてきた。
ては、光学素子を用いるものが主流であり、174波長
板を用いる方法や、結晶の電気光学効果を利用する方法
、結晶の光弾性を利用する方法等がこうした装置の動作
原理として採用されてきた。
然し、従来のこうした円偏光発生装置ではその波長に短
波長側で限界が有り、それは用いる光学 ゛素子
の透過波長の限界で決定されるという欠点があった。
波長側で限界が有り、それは用いる光学 ゛素子
の透過波長の限界で決定されるという欠点があった。
そのため、最も透過波長の短い弗化カルシウムを用いて
も、1300人より短い波長の円偏光はこれを作り出す
ことができなかった。
も、1300人より短い波長の円偏光はこれを作り出す
ことができなかった。
これに対して、原理的には波長限界のない装置として、
高速電子の軌道上に二重螺旋コイルを配したヘリカルウ
ィグラと呼ばれる装置もあったが、この従来装置では、
予め定めた右回り、左回りのいづれか一方の円偏光しか
得られなかった。
高速電子の軌道上に二重螺旋コイルを配したヘリカルウ
ィグラと呼ばれる装置もあったが、この従来装置では、
予め定めた右回り、左回りのいづれか一方の円偏光しか
得られなかった。
本発明はこの点に鑑て成されたもので、周期的、且つ交
互に、連続して左右の円偏光を得ることかでき、っ原」
L酌4勾tfi増壜壜堺助↓≠4蒔極めて高い周波数ま
で使用可能な左右円偏光錦[、生・装置の提供をその目
的としたものである。
互に、連続して左右の円偏光を得ることかでき、っ原」
L酌4勾tfi増壜壜堺助↓≠4蒔極めて高い周波数ま
で使用可能な左右円偏光錦[、生・装置の提供をその目
的としたものである。
本発明の左右円偏光発生装置を先ず概説f−汀ば、高速
電子を蓄積する電子蓄積リングの直線部分等、リング状
真′空路の一部分の周囲に、高速電子ビームの進行方向
に沿って、圧いに逆巻きの一対の二重螺旋コイルを順次
配すると共に、この一対の二重螺旋コイルに大電流を交
互に供給する電源を備えたものである。そのため、この
一対の二重螺旋コイルに電源から交尾に、且つ周期的に
大電流を供給することにより、これ等のコイル中を通過
する高速電子ビームから容易に右回り、左回りの円偏光
を交互に、周期的に、連続して発生させることができる
ようになる。
電子を蓄積する電子蓄積リングの直線部分等、リング状
真′空路の一部分の周囲に、高速電子ビームの進行方向
に沿って、圧いに逆巻きの一対の二重螺旋コイルを順次
配すると共に、この一対の二重螺旋コイルに大電流を交
互に供給する電源を備えたものである。そのため、この
一対の二重螺旋コイルに電源から交尾に、且つ周期的に
大電流を供給することにより、これ等のコイル中を通過
する高速電子ビームから容易に右回り、左回りの円偏光
を交互に、周期的に、連続して発生させることができる
ようになる。
以下、図示の本発明実施例に就き説明する。
先ず、本発明装置中の公知の部分としての電子蓄積リン
グに就き述べると、電子蓄積リンクは、偏向電磁石5、
電子にエネルギを与えるRF加速空胴6、電子の走るリ
ング状の真空路7、外部からの電子入射のために必要な
インフレクタ8、そしてパークベータ9等から成ってい
る。
グに就き述べると、電子蓄積リンクは、偏向電磁石5、
電子にエネルギを与えるRF加速空胴6、電子の走るリ
ング状の真空路7、外部からの電子入射のために必要な
インフレクタ8、そしてパークベータ9等から成ってい
る。
このような7L子蓄積リンクに対して、本発明のこの実
施例ではそのリング状真空路7の一部、一般にリングの
直線部分lの周囲に、リング周方向、即ち電子ビームの
進行方向乃至軸方向に沿って、二つの二重螺旋コイル2
,3を順に配している。そして、特にこの実施例ではこ
の二重螺旋コイルには超伝導コイルを用いることを想定
している。従って、使用に際しては、この一対の二重螺
旋コイル2.3は極低温にまで冷却される。各二重螺旋
コイル2,3が超伝導コイルであると、当該コイルには
電源4から極めて大きな電流を損失少なく流すことがで
きる。
施例ではそのリング状真空路7の一部、一般にリングの
直線部分lの周囲に、リング周方向、即ち電子ビームの
進行方向乃至軸方向に沿って、二つの二重螺旋コイル2
,3を順に配している。そして、特にこの実施例ではこ
の二重螺旋コイルには超伝導コイルを用いることを想定
している。従って、使用に際しては、この一対の二重螺
旋コイル2.3は極低温にまで冷却される。各二重螺旋
コイル2,3が超伝導コイルであると、当該コイルには
電源4から極めて大きな電流を損失少なく流すことがで
きる。
次に、二重螺旋コイル2,3に就き第2図を参照して説
明する。
明する。
リングの直線部分l中の電子ビームの軌道を模式的に軌
道Tabで示すとすると、各二重螺旋コイル2,3は、
夫々、往路2a 、 3aと復路2b、3bとから成っ
ていて、往路、復路で電流の向きが逆になっていること
や巻ピッチは同じであるが、互いには逆巻きとなってい
る。即ち、二重螺旋コイル2が往路、復路を一緒にして
石巻であるとするならば、二重螺旋コイル3は左巻とな
っている。そして、電源4からはこれら両二重螺旋コイ
ルに交互に電流を供給する。
道Tabで示すとすると、各二重螺旋コイル2,3は、
夫々、往路2a 、 3aと復路2b、3bとから成っ
ていて、往路、復路で電流の向きが逆になっていること
や巻ピッチは同じであるが、互いには逆巻きとなってい
る。即ち、二重螺旋コイル2が往路、復路を一緒にして
石巻であるとするならば、二重螺旋コイル3は左巻とな
っている。そして、電源4からはこれら両二重螺旋コイ
ルに交互に電流を供給する。
ここで、一つの二重螺旋コイルに代表させてそ1の動作
を説明すると、二重螺旋コイルの往路、復路への−L述
の態様での逆方向電流の印加により、電子ビームの軸T
eb上では、磁場の軸方向成分は零になり、横方向成分
は螺旋状に回転する。このようなコイルの軸Tebに沿
って高速で電子を走らせると、ローレンツ力によって電
子も螺旋状を描いて進む。そのために、この高速電子か
ら軸方向前方に光が放出され、第1図中に示すように、
ビーム出力口10からこの光を取出すことができる。ま
た、この軸方向光は、コイルの巻方が石巻ならば左回り
円偏光が、左巻ならば右回り円偏光が得られる。従って
、両者を併せ持ち、これ等が交互に稼動する本発明の装
置では当該出力口10から左右円偏光が交互に得られる
。
を説明すると、二重螺旋コイルの往路、復路への−L述
の態様での逆方向電流の印加により、電子ビームの軸T
eb上では、磁場の軸方向成分は零になり、横方向成分
は螺旋状に回転する。このようなコイルの軸Tebに沿
って高速で電子を走らせると、ローレンツ力によって電
子も螺旋状を描いて進む。そのために、この高速電子か
ら軸方向前方に光が放出され、第1図中に示すように、
ビーム出力口10からこの光を取出すことができる。ま
た、この軸方向光は、コイルの巻方が石巻ならば左回り
円偏光が、左巻ならば右回り円偏光が得られる。従って
、両者を併せ持ち、これ等が交互に稼動する本発明の装
置では当該出力口10から左右円偏光が交互に得られる
。
コイルの巻数が多いと強く干渉して特定の波長に強度が
集中する。勿論、コイルに流す電流が大きい程、大きな
強度の光が得られる。上述のように二重螺旋コイルに超
伝導コイルを利用することは特にこの点で有利である。
集中する。勿論、コイルに流す電流が大きい程、大きな
強度の光が得られる。上述のように二重螺旋コイルに超
伝導コイルを利用することは特にこの点で有利である。
また、干渉を起こす波長は高速電子のエネルギを変える
ことにより連続的に変化させることができる。
ことにより連続的に変化させることができる。
こうしたメカニズムから顕かな通り、二重螺旋コイルを
一対用いた本実施例の左右円偏光発生装置では、電源4
から交互に、周期的に各二重螺旋コイルに大電流を供給
することにより、交互に、周期的に、連続して広い波長
範囲に亘り強度の強い左右円偏光を得ることができる。
一対用いた本実施例の左右円偏光発生装置では、電源4
から交互に、周期的に各二重螺旋コイルに大電流を供給
することにより、交互に、周期的に、連続して広い波長
範囲に亘り強度の強い左右円偏光を得ることができる。
勿論、電源4において、一方の二重螺旋コイルから他方
の二重螺旋コイルへの電流の切替周期を可変すれば、左
右円偏光の繰返し周期は容易に変えることができる。
の二重螺旋コイルへの電流の切替周期を可変すれば、左
右円偏光の繰返し周期は容易に変えることができる。
このような本発明゛装置を応用すれば、赤外線から軟X
線に及ぶ広い波長範囲に亘って物質の世二色性測定、磁
気円二色性測定が可能となり、′また、既述のスピン偏
極電子の生成にも寄与でき、る外、いづれにしても従来
例に比し様々な意味で応用範囲の広い、自由度の高い信
頼性ある左右円偏光発生装置を得ることができる。また
、既存の電子蓄積リングに対、する最小の改造で足りる
と言うことも実際′的には大きな効果の一つとなる。
線に及ぶ広い波長範囲に亘って物質の世二色性測定、磁
気円二色性測定が可能となり、′また、既述のスピン偏
極電子の生成にも寄与でき、る外、いづれにしても従来
例に比し様々な意味で応用範囲の広い、自由度の高い信
頼性ある左右円偏光発生装置を得ることができる。また
、既存の電子蓄積リングに対、する最小の改造で足りる
と言うことも実際′的には大きな効果の一つとなる。
14、図面の簡単な説明
第11Nは本発明の−・実施例の概略構成図、第2石、
6は電子にエネルギを与えるRF加一連室1i、7は′
電子の走るリング状の真空路、8は外部か、らの電子入
射の、ため°に必要なインフレクタ、9はパータベータ
、10は左右円偏光ビーム出力口、である。
6は電子にエネルギを与えるRF加一連室1i、7は′
電子の走るリング状の真空路、8は外部か、らの電子入
射の、ため°に必要なインフレクタ、9はパータベータ
、10は左右円偏光ビーム出力口、である。
11 。
等 々 力 ↑
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電子蓄積リングのリング状真空路の周方向の一部分に該
リング状真空路中の電子ヒームの軸方向に沿って配され
た一対の互いに逆巻の二重螺旋コイルと、 該一対の二重!!旋ココイル交互に周期的に電流を供給
する電源と、 から成ることを特徴とする左右円偏光発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2797983A JPS59153149A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 左右円偏光発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2797983A JPS59153149A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 左右円偏光発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153149A true JPS59153149A (ja) | 1984-09-01 |
JPH047080B2 JPH047080B2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=12235971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2797983A Granted JPS59153149A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 左右円偏光発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153149A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01164085A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-28 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 自由電子レーザー |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2797983A patent/JPS59153149A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01164085A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-28 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 自由電子レーザー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047080B2 (ja) | 1992-02-07 |
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