JPS5915035Y2 - 外光利用照明制御装置 - Google Patents

外光利用照明制御装置

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JPS5915035Y2
JPS5915035Y2 JP12249280U JP12249280U JPS5915035Y2 JP S5915035 Y2 JPS5915035 Y2 JP S5915035Y2 JP 12249280 U JP12249280 U JP 12249280U JP 12249280 U JP12249280 U JP 12249280U JP S5915035 Y2 JPS5915035 Y2 JP S5915035Y2
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JP
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illuminance
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external light
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JP12249280U
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JPS5745796U (ja
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洋「あ」 大塚
登夫 小泉
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三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば窓からの昼光木射量に応じて窓際の
照明器具を自動点滅する昼光利用照明のような外光利用
照明制御装置の改良に関するものである。
第1図は従来の昼光利用照明装置の要部を示すブロック
図で、図において1は室内に設けられた照明装置、2は
フォト・ダイオードのように出力として電圧信号VDの
得られる外光検知部で、例えば窓際上部に設けられ、室
内に入射する昼光量を検知するようになっている。
3は照明装置1を制御する制御部で、比較部4と駆動部
5とにより構成されている。
比較部4は2つの入力端子4a。4bの入力の大小関係
により、出力端子4Cに“H”、“L”2レベルのディ
ジタル信号を出力するようになっており、端子4aは検
知部2に接続されている。
6は端子4bに比較用の基準電圧V。を入力する設定部
で、電源6aと回動つまみを有する摺動抵抗6bとによ
り構成されている。
駆動部5は端子4Cの信号が“H”信号であるか“L”
信号であるかにより、照明装置1の例えば一群の窓際の
ランプを点灯させたり、消灯させたりするようになって
いる。
このような構成のものにおいて、昼光が暗く、窓からの
入射光量が少ないときには、端子4aの入力VDは端子
4bの入力■。
より小さいため、端子4Cの信号はH信号となり、照明
装置1は全ランプが点灯状態にある。
しかし雲が去るなどして入射光量が増し、入力VDが入
力V。
に等しいしきい値VDoに達すると、端子4Cの信号は
L信号に切換り、窓際の一群のランプは消灯する。
逆に昼光が明るい状態から暗い状態に変化する場合にも
、端子4aの入力VDがしきい値VDOに達すると上記
°一群のランプは消灯状態から点灯状態に移行する。
このように照明装置1の点滅制御をおこなうしきい値V
Doは摺動抵抗6bの回動つまみを操作して基準電圧V
を変化することによって可変に設定することができる。
同じ装置を同じ構造、寸法の部屋に設置するにしても、
窓の大きさが異なる場合は、窓の小さな部屋では採光量
が少なく、室内照度が低いため、図の摺動抵抗6bの摺
動子6Cを左方に動かして、しきい値vDoを高く設定
する必要がある。
しかし従来の装置においては、上記のような単なる摺動
抵抗6bを用いていたため、しきい値■Doすなわち基
準電圧V。
を室内照度と対応させて設定することが困難であった。
例えば昼光量の非常に少ない雨天時に工事業者がしきい
値VDoを設定する場合、摺動抵抗6bのつまみを操作
して、先ず一群のランプが点灯或いは消灯するつまみ位
置を見出す。
その場合のしきい値VDoは、外光による室内照度が非
常に暗いレベルで点滅制御をおこなうような値であるの
で、適正なしきい値VI)。
を設定するにはあとは大体の見当で、しきい値vDoが
上る方向につまみを回して設定を終わるしかない。
従って上記のように設定したしきい値VDOは真に適正
でない場合が多く、ユーザが体験で適宜上記つまみを調
節することになるが、その場合には自分の仕事がやりや
すくなるように、一般にしきい値■。
0を高めに設定し勝ちで、所期の節電効果が得られない
場合が多かった。
ユーザが室内照度を測定しながらしきい値vI])の設
定をおこなえば適正な設定が可能であるが、それには照
度計を必要とし、手間が要するばかりか、部屋の用途に
よってしきい値■Doを変化させる場合があったりして
、適正な設定を維持することは困難で゛あった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、装置の設
置時に容易に適正なしきい値の設定ができるばかりか、
ユーザが使用時に容易にしきい個を変更したり、維持し
たりできるような外光利用照明制御装置を得ることを目
的とするものである。
第2図はこの考案の一実施例を示すブロック図で、第1
図と同一符号は同一または相当部分を示す。
たパシ検知部2の出力に応じた端子4aの入力により照
明装置1の制御をおこなう制御部3の上記入力のしきい
値VDO1すなわち端子4bの入力である基準電圧■。
の設定部6は、第3図に示すように、回動つまみを有す
る摺動子6とを有し、一端がアースされた摺動抵抗6b
のみに゛より構成されており、この抵抗6bによりしき
し)値VDOを可変に設定できるようになっている。
また第1図の電源6aに相当する電源7aは較正部7内
に該けられており、較正部7は電源7aと、この電源7
aとアースとの間に設けられた可変抵抗7bと、出力端
が摺動抵抗6bに接続された利得1の増巾器7Cとによ
り構成されている。
8はモニタ部で、例えば端子4Cの信号が“H”である
かL99であるかに応じて点滅する電球により形成され
ている。
なお第4図に示したように、設定部6の設定操作部であ
る、摺動抵抗6bの回動つまみ6dの周囲には、設定値
を照度単位lxで示した表示である目盛6eが設けられ
ている。
このような構成のものにおいて、昼光量が成る値以上に
なれば窓際の一群のランプが消灯し、昼光量が上記値を
下廻ると上記ランプが点灯する動作は第1図のものと同
様であるので省略して、しきい値■。
の設定動作について説明する。第5図の図aは検知部2
に検知される入射昼光量と室内照度(一箇所の照度とし
てもよいし、適宜な範囲の平均照度と考えてもよい。
)との関係を示した図で、一般に昼光量と照度とは比例
して変化する。
しかしその比例定数は窓や室内の条件などによって異な
る。
直線A、 Bは条件の異なる二つの部屋の窓際の、昼光
のみによる平均照度変化を表わすもので、例えば昼光量
が同じ4000 Cd/m2であっても直線Aの部屋の
照度は4001Xであり、直線Bの部屋の照度は600
lxである。
また従来例で説明したのと同様に、昼光量が多い場合に
窓際のランプのみを消灯するようなときは、窓際のラン
プが消えていても部屋の奥のランプは常時点灯されてい
る。
直線Cは直線Bと同条件の部屋で、奥のランプによる照
度が2001X付加された場合の変化である。
図すは検知部2の特性図で、縦軸は図aと同一スケール
の入射昼光量を示し、横軸は検知部2の出力電圧VD、
すなわち端子4aの入力電圧を示している。
図Cは第3図の設定部6及び較正部7の動作説明図で、
縦軸は端子4bの入力である基準電圧■o、すなわち照
明装置1が点滅をおこす、端子4aの入力のしきい値V
Doを示し、横軸は検知部2の出力電圧■。
がしきい値VDOに達する、目盛6eの照度値を図aの
横軸と兼用して示したものである。
いま第2図の装置を直線Aで示した昼光量−照度特性を
有する部屋に設置したものとする。
このような部屋においては、昼光量2000 Cd7m
”に対して窓際の所定範囲の平均照度は2001x、4
000Cd7m”に対しては400 lx、10000
Cd7m”に対しては1000 lxである。
できるだけ室内への入射昼光のみを受光するように、窓
際上部に設けた検知部2の出力VDは、200 lxの
とき1■、400 lxのとき2■、10001xに対
しては5■である。
いま第4図の設定操作部6dに設けた目盛6eの最大値
は1000 lxであるので、第3図の摺動抵抗6bの
両端の印加電圧は5■あればよい。
抵抗6bの両端に5■の電圧を印加するには、電源7a
の値を5■以上とし、可変抵抗7bを操作すれば可能で
ある。
いま抵抗6bが直線特性を有するものとすれば、目盛6
eを等間隔目盛とすることにより、図Cの直線Aのよう
に目盛6eの照度値と基準電圧V。
とを関連づけることができる。
また同様に図aの直線Bのような特性の部屋では抵抗6
bの両端に3.5■の電圧を印加することにより、摺動
子6Cが図Cの直線B上をたどるようにすることができ
る。
すなわち抵抗6bの両端の印加電圧が図a及び図すの特
性を満足するように設定され・ば、つまみ6dを目盛6
elこ合せること(こより、その目盛6eの照度値をし
きい値として照明装置1は点灯または消灯する。
しかし上記のようにして適正な印加電圧を設定するには
図a及びbの特性を知っておかなければならないし、印
加電圧を測定しなければならず、実際に工事業者が設置
現場でそのようなことをすることは不適当である。
しかし下記のようにすれば極めて容易に目盛6eの照度
値を、照明場所である窓際の実測照度値と合致させるこ
とができる。
それには先ず装置の設置現場においてランプが消えた状
態で窓際の所定範囲の平均照度値を実測により求める。
次につまみ6dを操作して目盛6eのつまみ指示値を実
測により求めた実測照度値に合せる。
その状態で装置を動作させると、照明装置1のランプと
モニタ部8の電球とが点灯する場合と点灯しない場合と
がある。
点灯する場合は抵抗6bの両端の印加電圧が第5図につ
いて説明した適正な値より高すぎ、基準電圧V。
が検知部2の出力電圧VDより大きくなっているのであ
り、点灯しない場合は抵抗6bの印加電圧が低過ぎる場
合である。
従って較正部7の可変抵抗7bを操作してランプまたは
電球が点灯または消灯する位置を求めれば、抵抗6bの
両端には適正な電圧が印加されたことになり、例えば第
5図、図aの直線Aの部屋とすれば、抵抗6bの両端に
は5■が印加されたことになり、目盛6eの各照度値は
昼光のみによる窓際の実測照度値と合致したことになる
このような構成のものによればしきい値■Doの設定日
が雨天で上記つまみ指示値が2001Xであったとして
も、上記のように目盛6eが較正してあれば、窓際の昼
光のみによる平均照度が5001Xのときにランプを点
滅させるためには、そのま・つまみ6dを500 lx
の所まで回わせばよい。
また一度抵抗7bをその部屋の条件に合った適正な位置
にセラl−Lであれば、ユーザが目盛6eに従ってつま
み6dを操作することにより、しきい値vDoを照度値
と対応させて任意に設定することができ非常に便利であ
る。
上記較正をおこなうのにランプの点滅を見ながら抵抗7
bを操作してもよいが、電球、ブザー等のモニタ部8を
有するものでは、較正部7の操作部に対面して較正操作
がおこなえるという利点がある。
上記実施例では全灯点滅制御をおこなう場合について説
したが、窓際のランプのみ点滅するには残余のランプは
点灯した状態で照度の実測をおこなえばよい。
また照明装置1の制御は点滅制御に限られるものではな
く、段調光制御、配光制御等にもこの考案は応用できる
また上記実施例の較正部7の増巾器7Cは必ずしも必要
ではなく、較正部7及び設定部6の構成は第6図に示し
た簡単な回路でもよい。
また較正部7は検知部2の出力電圧VDを可変に分圧し
て、その分圧骨を端子4aに入力するような回路で゛も
よい。
上記実施例の比較部4は二人力の電圧比較器であったが
、−人力のものでも、例えばシュミット回路のように、
可変に設定できる所定値に入力が達すると動作するよう
な回路であれば他の回路でもよい。
この考案は以上説明したとおり、人力のしきい値を可変
に設定する設定部の設定操作部に照度単位で示した表示
を設けるとともに、上記表示の照度値を実測照度値と合
致せしめる較正部を設けることにより、装置設置時の上
記しきい値の設定を容易にするばかりでなく、ユーザが
使用時に容易に上記しきい値を変更したり、維持したり
することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置のブロック図、第2図はこの考案の一
実施例を示すブロック図、第3図はその要部の回路図、
第4図はその要部の正面図、第5図は説明図、第6図は
異なる要部の回路図である。 図において1は照明装置、2は外光検知部、3は制御部
、6は設定部、6dは設定操作部、6eは表示、7は較
正部、8はモニタ部である。 なお各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 外光検知部、この外光検知部の出力に応じた
    入力により、照明装置の制御をおこなう制御部、及びこ
    の制御部が上記制御をおこなう上記入力のしきい値を可
    変に設定する設定部を備えたものにおいて、上記設定部
    の設定値を照度単位で示した表示を上記設定部の設定操
    作部に設りするとともに、上記表示の照度値を照明場所
    の実測照度値と合致せしめる較正部を設けたことを特徴
    とする外光利用照明制御装置。
  2. (2)人力としきい値との合致を知らせるモニタ部を設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の外光利用照明制御装置。
JP12249280U 1980-08-29 1980-08-29 外光利用照明制御装置 Expired JPS5915035Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5745796U JPS5745796U (ja) 1982-03-13
JPS5915035Y2 true JPS5915035Y2 (ja) 1984-05-02

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