JPS5914569A - ボツクス型座席を有する車両の床構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両室内の床清掃の自動化を計ったボックス
型座席を有する車両の床構造に関するものである。

従来の鉄道車両にあっては、車室内床の清掃は、かなり
の所要時分を要して人力によって々されている。

将来、浮上式車両が、高級車両として使用される可能性
があシ、高級車両に見合った室内の清潔保持や、又車両
運用が必要とされる処である。

本発明は、車室内床の清掃を自動化することによって省
力化を計ると共に清掃所要時間の短縮によって車両運用
の向上、又空車回送中の清掃の容易化を計ることを目的
としている。

本発明に係る車両室内の床清掃の自動化を計った特に浮
上式車両に適したボックス型座席を有する車両の床構造
について図面に基いて説明する。

第１図、第２図にて全体構造を説明する。

１は車体であシ、２はＦＲＰ又は軽合金よりなる車体の
外殻構造体、３は車体台枠であシ、磁気遮蔽の機能を与
えるために鋼板の溶接構造よシなっている。車体台枠３
は床板３ａと中央部両側と左右両側を除いて横通気孔３
　ｂ’を有する縦梁３ｂと、中央部両側縦梁３ｂとそれ
ぞれに対応する両側縦梁８ｂとの間に設けられて縦通気
孔３　ｅ’を有する天板３Ｃと両側縦梁３ｂと中央部両
側の次位の縦梁３ｂとの間に設けられた中仕切板３ｄと
同位置に設けられて電纜、空気管等を通す車体縦方向の
通孔３　ｅ’を有する横梁３ｅとよシなる。そして中央
部両側縦梁３ｂ。

３ｂには上方に延在する立上り部材４．４を設けて、床
板３ａとの間に上部開口を有する第１チヤンネル５を形
成し、又中央部両側縦梁３ｂ。

３ｂと各次位の縦梁３ｂ、３ｂと、床板３ａと天板３ａ
　、３ｅとで第２チヤンネル６を形成している。第２チ
ヤンネル６の少くとも一方の先端は図外の真空装置に接
続されている。車体台枠３上には車体の外殻構造体２が
載置固定され、外殻構造体２には縦通気孔２１を設けで
ある。

７は軽量にして強度を与えるためのハニカム構造体でア
シ、その上側板７ｍ、下側板７ｂにはそれぞれ縦通気孔
７　ａ’　、　７　ｂ’を設けである。８は強度部材で
あシ、図外の椅、子の支持部材９を固定する軽金属等よ
シなるハニカム構造体７に固定された床横梁ｌＯにハニ
カム構造体の上側板７ｍと間隙を設けて固定されている
。従って、強度部材８の下方空間はハニカム構造体の縦
通気孔７　ｍ’　、　７　ｂ’、天板の縦通気孔３　ａ
’、縦梁の横通気孔３　ｂ’と、中仕切板３ｄとで形成
された通気路で第２チヤンネル６に連絡している。強度
部材８の両端には駆動コロ１１と従動コロ１１′とを設
は床横梁１０との間のシュウタン等の床敷物を前記両コ
ロ１１　、１１’間に張設してベルトコンベヤ１２を構
成している。１３は駆動モータであシ、歯車機構１４を
介して駆動コロ１１を駆動する。１５はハニカム構造体
上側板７＆上に車体１縦方向に設けられ、ベルトコンベ
ヤ１２下面に接触するブラシである。第１チヤンネル５
には床清掃時に上部開口を開く蓋１６を設けである。蓋
１６の開閉装置は、例えば第３図に示す如くである。１
６ａは支持軸であり、適宜車体１側に支承されている。

１６ｂは第１チヤンネル５の側壁に固定されたシリンダ
、１６ｅは戻しばね、１６ｄはピストン棒、１６ｅはリ
ンクであシ、その一端は蓋１６にピン１６ｇ結合され、
その中央部はピストン棒１６ｄにビン１６ｈ結合され、
他端はリンク１６ｆにピン１６１結合し、リンク１６ｆ
は第１チヤンネル５の側壁にビン１６ｊ結合されている
。そして、シリンダ１６ｂの不′作動時にはリンク１６
ｅとリンク１６ｆはほぼ一直線をなしている。蓋１６を
開く際には外部よシ圧力媒体をシリンダ１６ｂに導入す
ると戻しばね１６ｅは圧縮されてピストン棒１６ｄは引
き動して、リンク１６ｅはピン１６ｇ　、１６％の周シ
に、リンク１６ｆはビン１６ｊの周りに回動じ、蓋１６
は支持軸１６ａの周シに回動して第１チヤンネル５の両
側を開口する。そして、蓋１６が閉っている時には、蓋
１６のいずれの端を踏んでも蓋１６は開く仁とはない。

１７は必要に応じて設けられるコンベヤ装置である。第
４図に椅子構造の概略を示し、２個の支持部材９，９上
に枠１８を固定し枠１８上に椅子１９を設けである。

次に作用について説明する。車室内床の清掃時には、シ
リンダ１６ｂＫ部外よシ圧力媒体を導入してピストン棒
１６ｄに引き動を与えて蓋１Ｇを開状態とし、図外の真
空装置を作動させて第２チヤンネル６内を負圧とし、駆
動モータ１３を作動させて駆動コロ１１を回転させてベ
ルトコンベヤ１２を矢印方向に移動させると大きな塵は
第１チヤンネル５内に落下し、落下した塵は必要によシ
コンベヤ装［１７によシ車外に排出される。微小塵埃は
ベルトコンベヤ１２が下面となった際にブラシ１５にて
ベルトコンベヤ１２面がこすられて落下し、ハニカム構
造体の縦通気孔７　ａ’　、　７　ｂ’、重体の外殻構
造体の縦通気孔２ａ、天板の縦通気孔３０′、縦梁の横
通気孔３　ｂ’と中仕切板３ｄとで形成された通気路を
経て第２チヤンネル６内に吸引されて車外に排出される
。上記一連の作動及び駆動モータ１３の停止、シリンダ
１６ｂよυ圧力媒体の排出による蓋１６の閉止、図外の
真空装置の作動停止は、図外の制御盤に作動回路を構成
して総括制御される。

なお、駆動コロ１１、従動コロ１１′は１本の通し軸に
設けて１個の駆動モータで駆動コロ１１を駆動してもよ
い。

本発明に係るボックス型座席を有する車両の床構造は、
車両室内の椅子の支持部材間に床敷物よシ々るベルトコ
ンベヤを設け、核ベルトコンベヤの一端に開口して開閉
可能の蓋を有する車体縦方向の第１チヤンネルを車体の
中央部に設け、第１チヤンネルの両側に負圧とし得る第
２チヤンネルを併設し、ベルトコンベヤの下方の車体部
材に縦通気孔及び横通気孔を設けて通気路を形成し、該
通気路を第２チヤンネルに連絡した。従って、車室内の
床の清掃は自動化され、必要に応じて単時間に容易に清
掃がなされるので、床が清潔に保持されると共に車両運
用の効率化が計られ、又空車回送中にも簡単に床清掃が
なされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るボックス型座席を有する車両の床
構造を示す部分断面図、第２図は同部分平面図、第３図
は蓋の開閉装置の説明図、第４図は椅子の取付構造を示
す概略図である。 １：車体、２：外殻構造体、２ａ：縦通気孔、３：車体
台枠、３ａ：床板、３ｂ；縦梁、３　ｂ’＝（縦梁の）
横通気孔、３Ｃ：天板、３　ｃ’　：　（天板の）縦通
気孔、３ｄ：中仕切板、３ｅ；横梁、４：立上り部材、
５：第１チヤンネＪし、６：第２チヤンネル、７：ハニ
カム構造体、７！Ｌ：上側板、７　ａ’　：　８通気孔
、７ｂ二下側板、７ｂ′：縦通気孔−８＝強度部材、９
：椅子の支持部材、１０：床横梁、１１：駆動コロ、１
１′；従動コロ、１２：ベルトコンベヤ、１３：駆動モ
ータ、１５：ブラシ、１６：蓋、１９：椅子。 代理人弁理士　　前　　１）　利　　２第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　車両室内の椅子の支持部材間に床敷物よりなるベ
   ルトコンベヤを設け、核ベルトコンベヤの一端に開口し
   て開閉可能の蓋を有する車体縦方向の第１チヤンネルを
   車体の中央部に設け、第１チヤンネルの両側に負圧とし
   得る第２チヤンネルを併設し、ベルトコンベヤの下方の
   車体部材に縦通気孔及び横通気孔を設けて通気路を形成
   し、該通気路を第２チヤンネルに連絡したことを特徴と
   するボックス型座席を有する車両の床構造。