JPS59144672A - 糸加熱装置 - Google Patents

糸加熱装置

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JPS59144672A
JPS59144672A JP24234183A JP24234183A JPS59144672A JP S59144672 A JPS59144672 A JP S59144672A JP 24234183 A JP24234183 A JP 24234183A JP 24234183 A JP24234183 A JP 24234183A JP S59144672 A JPS59144672 A JP S59144672A
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JP
Japan
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yarn
thread
heating device
groove
plate
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Pending
Application number
JP24234183A
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English (en)
Inventor
ヴアルタ−・ルンケル
エ−リツヒ・レンク
カ−ル・バウア−
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Oerlikon Barmag AG
Original Assignee
Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は走行する糸のための糸加熱装置に関する。この
糸加熱装置は高い圧力下にある加熱ガス、特に飽和蒸気
で糸を処理するために適している。特に有利であるのは
飽和水蒸気である。
従ってこの明細書では加熱装置の使用分野を限定するこ
となしに単に飽和蒸気という表現を用いることにする。
このような加熱装置に於て特に問題となる点は、糸入口
と糸出口とに於て高い圧力下にある加熱媒体が大量に逃
げ、加熱装置の運転が不経済になることである。・ 。
これン防止するためには糸入口と糸出口とに於けるラビ
リンスシールとギャップシールが公知である。絞り開口
を有する互いに重ねられた複数の板から成り、板の相対
運動によって糸通し位置では幅の広し・開口を形成しか
つ運転位置ではラビリンスを形成するラビリンスシール
(西1″イツ国特許出願公開2643787号明書、米
国特許第252958号明細書、米国特許第23511
10号明細書)は糸を通すために適しているが運転に際
して根本的に不適当であることが証明された。何ぜなら
ば妨げられない糸の走行を得るということと、加熱媒体
の損失を回避するためには極めて曲がりくねった排出距
離を与えなければならないということは互いに招入れな
い事柄であるからである。これに対しギャップシールは
前記目的に適しており、このギャップシールに於ては大
きなギャップ長さは加熱媒体損失を十分に防止する。し
かしこの場合にはギャップ長さが増しかつギャップ幅が
小さくなると糸通し、特に空気力式の糸通しは克服でき
ない問題を伴う。西ドイツ国特許出願公開第27039
91号と第2’8’55640号明細書によれば飽和蒸
気用の加熱装置が公知である。この場合には加熱室の端
部範囲に於けるシールは母線に沿って延びる溝を有する
ビンで行なわれる。これらのビンはブツシュ内に緊密に
軸方向に移動させられる。公知の加熱装置に於ては糸の
通しはビンを端部範囲から取出すことによって簡単に可
能であるがビンを挿入するときに糸が損傷を受けやすい
。何故ならば糸は規定された個所を走行しないからであ
る。さらに前述の構成の欠点は糸を通すときにビンが冷
え、糸を通した後の定常運転状態が長い時間後にそれに
応じた大量の糸屑の発生を伴わなければ得られないこと
である。さらに公知の加熱装置は製作技術的に費用がか
かり、操作技術的に取扱いが不便である。時間に関連し
て連続的に変化する勾配の急な温度特性線に応じた迅速
な加熱と温度変化のない運転を得るためにはこの公知の
加熱装置に於ては加熱室の複数の特性が単独で又は組合
わされて用いられる。これらの処置によって凝縮物が局
部的にたまることが回避される。
実験によれば局部的な凝縮物、例えば滴の形成は著しい
温度変化による加熱室の加熱と運転に際して見られると
いうことが明らかになった。
本発明の課題は公知の加熱装−〇欠点を除き、前述の問
題を解決することである。この課題は本発明によれば少
なくと・も端部範囲に於て加熱室を形成する両方の部体
が平らであるか又は彎曲した表面(閉鎖面)で互いに接
触しており、この表面で滑動して互いに相対的にかつ少
なくとも一方の閉鎖面に設けら扛た表面凹所に対して直
角に運動可能であることによって解決さ扛た。閉鎖面は
圧力が高い場合にもその間に形成さ扛た間隙を通って圧
力媒体、つまり加熱ガス又は飽和蒸気が逃げないように
互いに嵌合する形を有している。糸を参内するために役
立つ糸通路は第1の部体の表面が運動方向に対して直角
又は横方向に少なくとも1つの切欠き、溝、段又は類似
した凹所を有している。この凹所は糸道に沼って延びて
おりかつ直線的であるか又は湾曲している。この表面凹
所は両方の部体の一方の相対位置(運転位置)で第2の
部体の閉鎖面で覆わnるので、この相対位置では加熱室
の不都合な圧力損失を回避するために十分に狭い糸案内
間隙(糸通路)が生じる。この糸案内間隙は間隙に渚っ
て糸を目的に合わせて冷却する目的に合った圧力降下が
生じろように形成される。第1の部体の表面凹所が糸案
内溝とじて一方の相対位置で他方の部体の閉鎖面によっ
て覆われるようになっていると、第2の部体の閉鎖面は
本発明の1実施例に於ては同様に溝(糸通し溝)を有し
ている。この溝は両方の部体が他方の相対位置(糸通し
位r)にあるときに第1の部体の糸溝を覆い、この糸溝
と協働して軸方向の糸通し、特にニューマチック式の糸
通しに適した幅の広い間隙を形成する。第2の部体の糸
通しだけに役立つ溝(糸通し溝)は第1の部体の糸溝よ
りも大きな横断面を有し、少なくとも片側に傾斜した側
面を有し、この傾斜した側面に清って部体が相対位置に
移動する場合に糸が第1の部体の糸溝に変向さnる。
第2の部体の閉鎖面の表面凹所は本発明の別の1実施例
によ扛ば、第2の部体の閉鎖面の端縁又は閉鎖面のスリ
ットとして構成さ扛ている。
この閉鎖面のスリットは部体が糸通し位置にもたらされ
ると糸溝な糸通し平面内で解放し、これによって走行す
る糸を糸走行方向に対して直角方向で糸溝に送り込むこ
とを可能にする。この場合には表面は平らであるが又は
糸走行方向に湾曲さぜら几がっ(又は)糸走行方向に対
して横方向に軽く湾曲させら扛ていることができる。
部体の閉鎖面は部体が平らな板又は湾曲した板として構
成さ君ていると必ずしも一平面内に位置する必要はな℃
・。閉鎖面は表面凹所の範囲で交差する2つの平面内に
位置し、両方の部体に於ける表面凹所が同じ大きさの段
を形成するようにすることもできる。この実施例に於て
は段は両方の部体が運転位置にあると狭い間隙を形成し
、相対運動の大きさに応じて糸通し位置で軸方向の糸通
しに適した拡大さnた[[S1隙を形成するか又は一方
の部体の段が他方の部体の前縁を越えて糸通し位置で突
出すると走行する糸を送り込し給糸スリットを形成する
一0木発〆による糸加熱室は両方の部体が運転位置にあ
る状態で特に先入1コ及び(又は)糸出口に例えば0.
2 mmから0.5罷幅の幅の狭い糸通路に合わせて調
節されるので、走行する糸が妨げら扛ずに案内さ几るに
も拘らず、加熱媒体の損失が僅かになる。特に糸出口範
囲に於ける間隙幅は間隙長さに亘って異っていてもよ〜
・。糸に沿って慣的に合った減圧度を得るためには間隙
に放圧室又は真空室を接続しておくこともできろ。糸出
口に於て間隙が良く絶縁さ扛てぃろと同じ目的が達成さ
扛る。
本発明の加熱室は本発明の1実施例に於てはシールする
ための端部範囲に於てのみ表面凹所を備えた互℃・に接
触して運動1−る部体を有している。この場合には一方
の部体は定置に加熱室の端フランクに固定されておりか
つ他方の部体が相対運動を行なう。有利にはこの実施例
に於ては部体は互いに相対的に回動可能な内シリンダと
外フリツプとして構成さ几ている。一方の部体に同時に
軸方向の運動を強制することによってこの部体が緊密に
端フランクに当付けら几るようになる。このためには部
体は有利にはねじ出射を備えている。この場合には内フ
リツプの溝はねじ山の谷まで切削される。この実施例に
於てはねじ山は運転位置で付加的な7一ル作川を有する
ラビリンスを形成する。
両方の部体が糸通し位置でも伝熱接触したままに保た■
、運転開始にあたっても姿定した運転状態が数秒の内に
達成さ几るという本発明の利点は、加熱室全体がその全
長に貝って2つの部体から成り、閉鎖面の間に生じる狭
い間隙によって表面凹所が形成さ几ると効果的である。
何故ならばこ扛によって加熱室の両方の半割体が糸通し
位置でもほぼ同じ温度を維持し、温度が糸通し位置で僅
かにしか又は全く下がらず、運転温度が即座に再び得ら
れる。
この場合には2部分から成る糸加熱室は間隙長さの中央
範囲でも閉鎖面に切欠きを侃lえており、間隙の内法幅
が中央範囲で拡大されるように構成することができろ。
この構成は糸に所定の・τルーノを与えることを可能し
かつ(又は)糸の壁摩擦を避けるか又は減少させる。他
面に於ては前記構成によって加熱ガス又は飽和蒸気の圧
力を加熱室の中央範囲に亘ってコンスタシトにすること
が達成される。中央の切欠きを備えた範囲は例えば30
0 mmに亘って延びていることができる。この場合に
は一方の部体、しかも有利には定置の部体が所謂予熱通
路を備えていると特に有利である。この予熱通路はこの
明細書では74721通路とも呼んでいる。このパイ・
27通路は表面凹所に対してほぼ平行に部体に設けらf
、このバイパス通路には加熱ガス、特に水蒸気が送ら扛
る。このパイ・31通路は糸案内通路への分岐導管を同
時に有し、蒸気供給導管の1部であることが可能である
。パイ・27通路、つまり予熱通路はそnが設けらnて
いる部体を加熱するという利点なイ]しているが、この
ためには可動な部体が糸通し位置に於ても加熱さnた部
体と接触し、熱をこの部体にも伝達するようになってい
なければならない。この予熱通路は本発明の構成と関連
してはじめて加熱室の伝熱効果を著しく高め、安定した
運転を可能にする。
閉鎖面の間の分離面は適当な製作技術又は大きな締付は
力を使って、加熱媒体の不都合な損失が生じないように
緊密に構成することができる。
両方の部体の閉鎖面の間に配置されたシール板によるシ
ールは問題にならない。何故ならばこのようなシール板
は一般的には断熱作用をも有し、両方の部体の間の温度
ノzランスを妨げるからである。
加熱室をシールするためには本発明によれば2つのシー
T11条片が用いられろ。これらのシール条片は糸通路
に沿ってかつ糸通路の両側を所定の間隔(例えば5mm
)をおいて延びる。同様にシール条片又はその他の場シ
ール部材を加熱室の入口と出口範囲に糸通路に対して直
角に設けておくこともできろ。これらのシール条片カス
ないと両方の部体は糸通路をシールするために閉鎖面で
極めて強く押し合わさして℃・なければならない。こ几
自体不都合であるが、この構成シールされた状態で両方
の部 体を加熱するための熱量が一場合によっては存在する予
熱通路の他に一生として狭い糸通路を介して伝達さ註な
ければならないという欠点を有している。
これに対して前記シール条片は糸通路の両側で規定さn
た所定の分離面が生じ、この分離面に加熱ガス、特に飽
和蒸気が逃がされないで侵入できるという利点を有して
いる。これによって糸通路の両側の制限さnた閉鎖面も
一緒に加熱されるようになる。従ってこの処置も加熱室
を形成する両方の部体の均一でかつ迅速な加熱と安定し
た運転状態を得るために役立つ。
加熱室、特に分離面をシールするためにはニューマチッ
ク式の圧着装置を用いて、一方又は両方の部体を加熱室
とは反対の裏面(Iljに於てガス圧によって規定され
た面を直接的に又は圧力負荷さnた膨張体を介して負荷
することができる。このためには飽和蒸気で負荷された
裏面側にもシール条片を設けることができる。このシー
ル条片は糸通路の範囲に於けるシール条片の間に囲まれ
た面よりも大きな面を取囲む。
一方の部体を加熱ガス又は飽和蒸気の圧力汐ツ7ヨ/自
体で圧力負荷することは、圧着装置とは異って、加熱室
を形成する部体の少なくとも一方、しかも有利には可動
で予熱通路を備え。
ていない方の部体が閉鎖面とは反対側でも加熱され、こ
の部体の横断面に亘って僅かな温度差しか持たないとい
う利点を有して(・る。
本発明の加熱室の利点は糸が簡単に、迅速にかつ確実に
通され、シールシステム、特にゾール条片と加熱室の部
体の圧\蓋装置とが完全なシールを行なうことである。
さらに問題を伴うことのない糸通しの可能性は狭いスリ
ット形状の゛ 端部範囲ケ極めて狭く一系番手だけの制
限を受けて−かつ任意の長さに構成することを可能にす
る。これによって蒸気の流出はほぼ完全に回避さnる。
この場合には温度が200℃以上である蒸気11ミと、
走入する糸に対する、大気圧力・ら運転圧までの蒸気圧
と蒸気温度との連続的な上昇と、走出する糸に対する、
大気圧までの蒸気圧と温度との連続的な下降とが可能に
なる。
蒸気圧の連続的な下降は糸を損傷する蒸気の原註を排除
する。
表面凹部によって形成さ扛た糸通路の幅をま糸番手に合
わせら扛る。これは良好なシール作用を得るために糸通
路の端部範囲に於て100−から300 mmの長さに
亘って行なわれる。糸通路の幅を適当に設計することに
よって1つの糸通路内で複数の糸を案内することができ
る。同様に1つの部体の上に糸通路を形成する複数の表
面凹部な設けておくこともできる。この場合には各糸通
路内に1本又は複数本の糸を案内することができる。従
って本発明の加熱室&まfilえは糸群ドラフト装置に
於て糸群を加熱するために本使用することが可能である
しかしながらこのような加熱室を互℃・に並夕IIし、
加熱媒体、特に飽和蒸気のための唯一の導管によって互
いに結合することもできる。この場合には糸通路の間の
絞り損失は著しく減少さセラ几、糸間に極めてコンスタ
ントな温度75−保証さ扛る〇 100 ’C以上に加熱する場合には走行する糸、特に
マルチフィラメント糸を過熱水蒸気又は加熱空気で処理
する代りに飽和水蒸気で処理することが有利である。何
故ならば飽和水蒸気は大きな潜在熱含有量(気化温度)
を有し、復水する場合の伝熱係数が極めて高いために、
糸を高い温度でかつ短(・滞在時間で強く加熱すること
ができるからである。しかも飽和蒸気処理は処理区間の
全長に亘って均一な温度分布と均一な温度をもたらす。
さらに処理区間は複数の処理室を相前後して接続するこ
とによって任意に定めることができる。何故ならば複数
の処理室の処理温度に要求さ几る均一性と一様性は圧力
の調節と処理室間の圧力補償とによって、同時にイナー
トガス部分を除きながら与えられるからである。処理区
間の入口と出口に於ける損失は糸出口と糸入口を適当に
構成することによって比較可能な空気加熱区間に較べて
小さく保つことができる。
従って本発明による飽和蒸気処理室は高い糸速塵で比較
的に短い滞在時間で大きな熱量を糸に伝達しなければな
らない糸処理、例えば紡績、紡績トラフ゛ト、紡績テク
スチャード又は紡績ドラフト・テクスチャードとドラフ
トテクスチャーr、rラフトツイスト、ドラフト巻取り
又はその他のドラフト工程に於ける合成繊維糸の処理に
適する。
例えば紡績ノズルから3000m/雛以上の高い速度で
引出さ扛る紡績さ扛たばがりの糸に、紡績シャフトの下
で、調質を目的とした飽和蒸気処理及び(又は)場合に
よってはげラフトボイドを糸ブレーキを用いて固定した
うえで行なわ牡る局部的なrラフト処理を施すことがで
きる。100℃よりも高い220 ℃を越える温度が達
成できるので、処理区間の長さにも大きな範囲内で影響
を及ぼすこ七ができる。
2つのゴデツトの間で行なゎnるドラフトを伴う連続的
な紡績ドラフト工程に於ては、飽和蒸気処理室は2つの
ゴデツトの間の局部的に制限さnた糸範囲にドラフト温
度を与えるために有利な形式で用いることができる。こ
の場合には第2のゴデツトはlコラントゴデットとして
約120℃に加熱することができる。しかしながら本発
明の加熱装置は本来の1ラフトが終った後の糸の熱固定
、調質及び(又は)収縮処理に用(・ることもできる。
最近では糸速塵の高い摩擦仮撚機が開発されているので
、本発明による飽和蒸気処理室は連続的な方法で糸、特
にポリエステル又はポリ了ミド糸を紡績し、次いで場合
によってはPラフトゾーンを介在させるが又は同時に1
シフトをかけるかして飽和蒸気ゾーンに於て糸に仮撚処
理を施すためにも使用することができる。
さらに飽和蒸気処理の別の利点は飽和蒸気処理に際して
蒸気の復水に基いて糸に湿り気を与えることができるこ
とである。従って糸加熱装置から出ると圧力負荷が除か
nる結果、水が急激に蒸発し、延いては糸が水の沸騰温
度まで冷却される。従って飽和蒸気処理は糸の加熱と強
制冷却とが相前後して行なわnるすべての工程1、特に
仮撚テクスチャード工程に適する。この場合には出口間
隙の適当な形成及び前述の処置とによって、目的に合わ
せた減圧で糸を冷却する温度勾配を得ることができる。
糸を100℃よりも低い温度に冷却することは復水にか
かる圧力を除くことによる気化冷却の後で糸調質液を施
すが又は例えばノズルで水を施すかして行なうことがで
きる。同様に水を圧力下で間隙に導入し、復水する水を
十分に準備することもできる。
さらに飽和蒸気処理室は前述の理由から通常のテクスチ
ャード工程又はドラフトテクスチャード工程又はテクス
チャード加工さ扛た糸の仮撚又はエアジェツト処理工程
の後処理工程に於て糸を加熱するためにも適している。
次に図面について本発明を説明する: 第1図に於ては糸入口端部1を有する加熱室2が断面図
で示されている。加熱室の糸出口端部は糸入口端部1と
同様に構成しておくことができる。加熱室2への蒸気供
給通路は図示されていない。飽和蒸気は例えば20−々
−ルの圧力で供給されるので約210℃の飽和蒸気温度
が生じる。
加熱室2の端7ランジ3の上には外方体(外シリンダ)
が配置されている。外シリンダ生は端フランジ3と緊密
に結合されているが、後で述べるように所定の相対運動
が可能である。端フランジ3と外シリンダ4との間には
図示されていないシール部材を取付けておくことができ
る。
外シリンダ4の内孔5内には内シリンダ6がある。この
内シリンダ6は台形ねじ山77を有するシリンダ(内方
シリンダ)として構成されている。外シリンダの内孔5
はそれと噛合うねじ山を有している。ねじ山を有する内
シリンダ6はねじ山を有する内孔5にできるだけ緊密に
適合させられている。内孔5の底にはシール板8がある
。このシール板8は端7ランジ3と外シリンダ4との間
にもシールを目的として使用されるシール板と同じもの
であることができる。
特に第2図と第3図とから判るように、端7ランジ3は
孔9を有し、この孔9を通って糸は加熱室から走出する
。相応する孔はシール板8にも設けられている。外シリ
ンダ4に於ける孔5の内周面は一平面に投影して−シー
ル板8の孔と交差し、溝10を有している。この溝10
は半径方向で孔のねじ山を越えてコアにまで延びており
かつ長手方向で端フランツの孔9と整合している。この
溝10は糸案内溝(糸溝)として設けられている。内シ
リンダ6は第1図から判るように対応する溝11を有し
ている。この溝11は内シリンダ6のコアまで達してい
る。
しかしながらこの溝11は内シリンダのコア内にまで達
していてもよい。溝11の側面12は周方向にホラノミ
状に拡大されている。内シリンダはハンドル13を有し
、このハンドル13で内シリンダ6は外シリンダ4に対
して相対的に回転可能である。
第2図に示された回転位置(糸通し位置)に於ては外シ
リンダ生の内周の糸溝10と内シリンダ6のわじ山とば
あいによってはコアの溝11(糸通し溝)は他の糸通し
スリットを形成する。この糸通しスリットを通して糸が
通される。
空気力で糸を通すためには加熱室の内壁はホラ・ぐ状に
端フラン)3の孔9に向かって延びている。
内シリンダ6を矢印方向に回動させることによって内シ
リンダ6の糸通し溝11は第3図に示された位置(運転
位置)に回動させられる。
これによって糸を案内するために用いられる糸溝10は
狭い間隙に縮小される。この狭い間隙の値は加熱ガス若
しくは飽和蒸気損失とII力損失とが僅かであるように
小さい。外シリンダのわじ山に7ライス削り゛された糸
溝10の側i11牛がほぼ半径方向に延びCおりかつ内
シリンダの糸通し溝11の側面12がホラ・ξ状に拡大
されていることによって、糸は内シリンダ6を回動させ
た場合に′側面14に沿って糸を案内するだめに役立つ
糸溝10に送り込まれる。゛第2図と第3図とから判る
ように外シリンダ4は内シリンダ6の中心点15と外シ
リンダの糸溝10との間にある平面内で分割されている
分割面にはシール部材16が配置■されている。
このシール部材16は弾性的すかつ締込ま、れだ状態で
スペーサ17よりも厚し1・。ねじ18によ′つて外シ
リンダの両方の半割体は間にシール部材16とスペーサ
17が配置された後でげいに緊締される。その後でねじ
山が外′シリンダ4の孔5に7ライス削りされる。これ
によってシール部材16にもねじ山が与えられる。この
結果、′シール部材はコアと側面とを有するねじ(11
を糸溝10の両11+11でシール条片としてシールす
る。
後緊締によって必要になる、両方の半割体の端7ランノ
に対する相対運動を許すためには7ランノねじは端)、
ランク3の長孔内で僅かに運動6f能である。スペーサ
17は比較的にやわらかい、+2料から製作できるので
、ス認−サ17を圧縮してシール部材を後調節すること
が可能である。シール部材は省略することもできる。ス
ペーサ17の利点は組立に際して取付は者とは無関係な
シール部材の調節ができることである。
シール条片には、内シリンダと外シリンダとの間の分割
面がシール条片の範囲で叩熱ガス又は飽和蒸気により加
熱され、糸溝10の範囲で温度低下が生じないようにす
るという働きがある。
内シリンダ6を外シリンダ牛に対して回動させることに
よって一方では溝IQ若しくは11の重なりが除かれる
。この場合、溝11はシール板16の反対側に位置する
まで回動させられる。他方では前記回動によって内シリ
ンダが外シリンダ4内にねじ込まれ、内シリンダが軸方
向の力で緊密にシール板8に接触させられる。
第4図から第6図までの実施例はフラン、)3と固定的
に結合された内シリンダ6とその周囲に量販r=5能に
配置された、ハンPル13を備えだ外シリンダ牛とを有
している。
内シリンダ6は全1%に亘って糸を案内するだめに役立
つ溝10(糸溝)を有している。この糸溝10は中央)
範囲19に於て周方向にかつ深さ方向で拡大され、そこ
に本来の加熱室が形成される。この加熱室内で糸が壁に
接触することなしに運動し、振動し、・々ルーノを形成
する。
加熱室内では飽和蒸気は一定の圧力下にあるので一定の
温度を有している。
外シリンダ4−は内周面に設けられた溝11を有してお
り、その側面12は溝底からソフトに内)m而に移行し
ている。
フラン)3は孔20を有し、この孔20の前方範囲21
は第5図に示された方向で見て糸案内溝10を覆ってい
る。孔20の側面22は第5図若しくは第6図によれば
糸案内溝10の側面と整合している。
外シリンダ生は分割されており、7ランジ23とわじ2
4によって内周面が内シリンダ6の外周面にしっかりと
接触するように緊締される。
分割されだ外シリンダ牛の分割面には弾性的なスペーサ
板26、例えばシール板が配置することができる。
シール条片として構成された縦シール部材25は内シリ
ンダ6に於ける糸溝10の両側に設けられている。この
縦シール部材25は糸溝10若しくはその中央範囲19
を周方向にシールする。
内シリンダ6は中央に予熱通路として役立つ孔27を有
している。この孔27は上方に向かって閉じられており
、下方に向かって接続管28と連通させられている。接
、1F28によって孔27には圧力下に゛ある加熱ガス
、特に飽和蒸気が送られる。予熱通路27は糸溝10、
特にその中央i1ム囲19と孔29によって接続されて
いる。
il(転中には外シリンダ牛に軸方向の力が矢印30の
方向に加えられる。このためには図示された場合には外
シリンダ生と内シリンダ6の上)j範囲に設けられた台
形ねじ31が用いられる。
外シリンダ牛を内シリンダ6に対してノ1ン1ル13で
回転させることによって外シリンダ手が端7ランジ3の
上のシール板8に緊密に押される。この回転位置(運転
位置)に於て外シリンダ4−の溝11は第6図に示され
た位置を占める。
従−〕で溝11はシールリップ25の後ろに位置してい
るので、糸溝10からは圧力媒体、加熱ガス、飽和蒸気
が溝11に達しなくなる。糸溝10は外シリンダ生の内
壁によって極めて狭い間隙に制限される。この間隙は不
経済に大きな圧力媒体性が流出することを阻+’tする
。間隙の幅は0.51よりも小さい。
外シリンダを第5図に示された位置(糸通し位置)に回
動させることによって外シリンダの溝11は溝が垂直な
方向でフラン)3の孔20と重なりかつ半径方向で糸溝
10と重なる位置にもたらされる。これによって大きな
糸通し開口が生じる。この糸通し開口を通して糸は空気
力によって又はブラシ又は似たような手段によって通さ
゛れる。
第7図から第9図までの実施例は第4図から第6図まで
に示された実施例にほぼ相応している。加熱室は糸溝1
0を有する管状の内シリンダ6から成っている。糸溝1
0は糸入口部分と糸出口部分とに於ては狭く、中央範囲
19に於ては拡大されている。内シリンダ6はフランジ
3に不動に固定されている。予熱通路27として役立つ
中心孔は飽和蒸気を有する蒸気導管28に接続されてい
る。蒸気は孔29を通って糸溝10の拡大された中央範
囲19に流出する。
内シリンダ6は糸の供給間隙32(スリット)を有する
外シリンダ4によって取囲まれている。
外シリンダ生は強度を高める輪帯33によって取囲まれ
ている。外シリンダ牛はハンドル13によ−)で聞伝可
能である。
第8図に示された位置(糸通し位it )では給糸間隙
32は半径方向で糸溝10に開口している。この給糸間
隙32は割線方向から接線方向まで向けることができる
。第2の、第9図に示された回転位置(運転位i! )
に於ては矛溝1.0が外シリンダ4の内周面によって覆
われるまで外套が回動させられる。
さらに第4図から第6図までの実施例と異なる点は、内
シリンダ6が縦シール25の他に糸入口と糸出口に横シ
ール部材34を有している。
この横シール部材はO形のシール条片であることができ
る。0形のシール条片は一方の縦シールから他方の縦シ
ールまで達している。しかしながらシール条片は全内シ
リンダ6を取囲むOリングであってもよい。同様にシー
ル条片25と横シール部材34はリング又は方形の窓と
して一体に形成することもできる。シール条片と横シー
ル部材は内シリンダ(又は外シリンダ)の溝に配置され
ているので、シリンダの相対運動によって滑べらなくな
る。溝の深さはシール条片が一方の部材の閉鎖面を突出
し、両方の部材の運転位置に於て他方の部材の閉端面に
緊密に接触する(これはすべての実嘲例にあてはまる)
第7図若しくは第10図″の横シール部材34・を使用
することによって第4図に示されたように外シリンダ生
を軸方Uの力でシール板8に押倒けることは不要になる
さらに内シリンダ6は裏側に第8図と第9図とに示もれ
た縦シール部材35と−それぞれ糸入口と糸出口とに於
ける一図示されていない横シール部材(前側に於ける横
シール部材34に相当する)とを有している。この縦シ
ール部材35と横シール部材との間の面には導管36を
介して加熱媒体が、すなわち管27からの飽和蒸気が供
給される。内シリンダ6の裏側に於けるf、Rtシール
部材35の間の割線方向の1間隔は内シリンダ6の前側
に於けるシール部材25の割線方向の間隔よりも大きい
ので、第9図に示された運転位置に於ては蒸気圧は1動
な外シリンダ牛を矢印37の方向37に前側の縦シール
薄利25に対して押付ける。これによって一方では糸F
M 10と、シール条片25及び横シール部材34によ
って取囲まれた面範囲との確実なシ・−ルが得られる。
しかしながら裏側の加熱ガス又は飽和蒸気クッションは
内シリンダと外シリンダとの付加的な加熱に役立つ。
第1O図から第12図までの実施例に於ても7ランジ3
の上に円筒形の内側13分6(内シリンダ)が固定的に
敗付けられている。外側部分4は給糸間隙32を備えだ
外套4(外シリンダ)として構成されている。給糸間隙
32は一方の回転位’+W (糸通し位置)で糸溝10
に開口する。第11図と第12図に示された他方の回転
位置(糸通し位置)に於ては、外套生は糸溝10を覆う
内シリンダ6内には一トから下まで延びる溝38が設け
られている。この溝38は有利には全長に亘って同じ幅
と深さとを有している。溝38内には挿入部材39と4
0とが挿入されている。挿入部材39は糸入口部分と糸
出口部分とを形成し、第11図に示されているように挟
い糸溝10を有している。挿入部材40は糸案内溝の中
央範囲を形成し、それに応じて第11図に示すように拡
大された横断面を有する糸案内tlりを有している。挿
入部材39と40はその全長に亘って縦シール部材25
によって溝の両側でシールされていみ。所定のシールさ
れた運動ijf能性を得るだめには溝と挿入部材とが互
いに平行に配置されている。
中央範囲19の挿入部材40は裏側に縦iR42を有し
ている。この縦溝42は孔によって連かれており、これ
らの孔により中央範囲29の糸溝10がf熱通路として
役tつ、蒸気を供給するだめの中央の孔27と接続され
ている。挿入部材40の糸溝側のシール条片25の割線
方向の間隔はシール部材41の割線方向の間隔よりも小
さいので挿入部材40は蒸気圧によつ−(外套の内周面
に押付けられる。
挿入部材39は第7図の実施例で記載したように、横シ
ール部材34を有している。糸入口と糸量りとに於ける
挿入部材39は必ずではないが蒸気圧によって負荷され
だ縦溝43を裏側に1liifえていることができる。
同様に縦溝43を蒸気で負荷するために別個の蒸気通路
を設ける必要はかならずしもない。むしろ蒸気LTEは
挿入部材40の縦溝42がら挿入部材39の裏側にも十
分な蒸気圧を生ぜしぬるだめに供給される。
縦溝43が存在していないが又は挿入部材4゜から糸入
口若しくは糸出口に向がって短い範囲に亘ってしか延び
ていなくても、挿入部材39の後ろに形成された蒸気I
F、は外套生にシールリップ25を十分に圧着する。こ
の場合には糸入口と糸出口とに於て圧力低下に応じた流
れが生じ、挿入部材29の裏側の静圧が挿入部材の前側
の静1五よりも木きくなることを考慮しなければナラナ
い。その池、挿入部材39に於てもシール条片41は裏
側を蒸気密にシールするために役立つ。
第10図から判るように挿入溝、38の端面ば挿入溝3
8の端部に固定的にはめ込まれがっシールされたシール
板44によってシールされている。さらに内シリンダの
端面に緊密に接触するシール板を用いることもできる。
第13図、第14図に示された実1′也例に於ては卯舊
室の余人[コ部と糸出口部は比較的に<(IIいi4 
%の挿入部材45によって形成されている。
このためには内側部分6は第7図と第10図とに示され
ているように挿入溝38を有している。
この挿入溝38の側面は第14図から判るように、両側
でシールリップ25を保持するように収斂している。
IJII熱室は中央範囲に於て同様に1つの挿入部材4
0から吸っている。この挿入部材40は省くか又は個々
の短い挿入部材と)a換えることができる。挿入部材4
5と牛Oはシールリップ25に合わせられた側面を有し
ている。これによって挿入部材はシールリップ25の間
に締付は保持される。シールリップの間には間隔がある
のでシールリップの下には静1王が生じるのに対し、シ
ールリップの上には静圧の相応に減少させられた流れが
生じる。これによってこの実施例に於てはシールリップ
も前方に向かって外套牛の内周面に押f=Jけられる。
挿入+’?lS 4’4は第10図から第14図までの
実施例に於ては待に耐1貿性の利1F、例えばセラミッ
ク、特に焼結セラミック又は焼結金属から成っている。
この、* 吸の利点は挿入部材が摩耗した場合又は加工
しようとする糸番手を変更する場合に容易に取出せるこ
とである。さらに挿入部材は容易に犬喰生産によって製
造できるのに対し、内シリンダ6の幅の広い溝を製作す
るためには;萌めて細い糸溝を制作するためよりも僅か
な製作費用しかかからない。
第125a図と第15b図に示された実施例の利点は9
トシリンダ手の内壁に対する内シリンダ6の圧着力が第
8図と第9図に示されているように直接的にではなく、
内シリンダ6の裏側の挿入溝47に配置される挿入部材
46によって加えられることである。挿入溝47は孔2
7から孔48を介して蒸気圧で負荷される。第15a図
に於ても挿入部材牛6を溝側面に対してシールする縦シ
ール部材49と横シール部材とが設(Jられている。さ
らにこの場合には図示されていない横シール部材が設け
られている。内シリンダ6の前側でシール条片25と横
シール部材によって与えられている面とシール条片49
と横シール部材とによって与えられている面との比に応
じて、挿入部材46は内シリンダ6のより大きな又はよ
り小さな長さに菫って延びることができる。第16図に
示されているように挿入部材は部分長さに亘って延びて
おりかつ嵌合キーの形状の横断面を有している。この場
合−にはリンーグ状の0リングを縦及び横シール部材に
使用することができる。さらに第16図によれば挿入溝
47は挿入部材46と共に円筒杉である。
挿入部材は第15b図に示されているように挿入溝17
に緊密に配置されているゴム栓であることができる。
第15c図に於ては挿入部材46がホース又は膨張体5
0から成っており、挿入溝47内で少なくとも所定の長
さに亘って延びており、圧力媒体、有利には飽和蒸気で
図示されていない接続導管を介して圧力負荷されている
第17図に於ては2重−糸加熱室が示されている。糸加
熱室は板51,52と53とから成っている。板51と
53と板52と53はそれぞれ1つの糸加熱室を形成し
ている。
各版51と521d互いに平行に位置しかつ1つの段5
4によって互いに結合された両方の平面73と74を有
している。板51と52との間に板53が移動可能であ
る。板53は同様に段55によって互いに結合された平
行な面75.76を有している。板51,52.53の
段54と55はそれぞれ同じ大きさである。実施例に於
ては段が1つの平面を形成している。しかしながら段の
他の構成も可能である。特に段を図示された横断面で見
て凹面状に構成することもできる。同様に段を糸走行方
向で見て軽く彎曲させ、糸が段と接融して案内されるよ
うにすることもできる。同様に平面の代りに糸走行方向
で彎曲した面を設け、糸がこの面と接触して案内される
ようにすることも可能である。両方の構成ではそれぞれ
彎曲した糸通路が生じる。
板53はその面75.76で板51と52との互いに向
き合った面73.74の間を滑動するように案内されて
いる。第17図に示された位置(糸通し位it )に於
ては板51と52の前面側で板53の段55の範囲に縦
スリットが生じる。何ならばこの段5.5は板51と5
2と53の前面側を越えて僅かに突出するからである。
この縦スリットを通して縦スリットに対して平行な糸が
糸走方向に対して横方向に板51と53若しくは53と
52との間の間隙に送り込むことができる。次いで板5
3は第18a図に示された位置(′#転位置)に押戻さ
れる。この位;δに於ては2つの狭い、平行な、直線的
又は場合によっては彎曲した糸通路が生じる。各糸通路
は而74と板51若しくは52の段54とによって形成
されかつ面75と板53の段55とによって形成される
。蒸気接続部61と通路58と中間通路60とによって
両方の糸通路には飽和蒸気が送られる。このためには第
18a図、第18b図から判るように蒸%通路58と中
間通路60との開[]範囲に於て1つの切欠き97が而
74と板51若しくは52の段54に形成されている。
この切欠きは糸通路の拡大を行なう。この場合には前記
拡大は蒸気通路58を介して流入する蒸気を絞らないで
通路60内で貫流させ、両方の隣接する糸通路内に同じ
圧力及び温度状態を生ぜしぬるために役立つ。しかしな
がら切欠き77をより大きな長さに亘って設け、狭い間
隙が糸59の入口及び出口範囲にだけ残されるようにす
ることもできる。この間隙幅は端部範囲の長さが60m
m以上である場合には約0.2から0.3 mmになる
。これによって167デシテツクスの糸を有害な壁摩擦
なしで僅かな蒸気損失しか伴うことなしに24パールの
圧力にはげ相当する220℃の温度で飽和蒸気を用いて
処理することができる。
板51.52.53から成る板組は全面的に絶縁材料6
2によって取囲まれている。この板組は、板64,65
.66から構成されかつ糸通路の内部に生じる圧力とそ
れによって生ぜしめられる力を受容するために十分に剛
性である内実のブロック(ケーシング)によって掴まれ
ている。板組を緊縮するためには板66の室67内にホ
ース又は膨張体68が配置されている。
このホース又は膨張体68は加熱室の全長に亘って延び
ていると有利である。ホースは有利には細長い横断面を
有し、ホースが板52の側面に接触する幅が運転位置に
於ける糸通路の幅よりも大きくなっている。ホース68
は板組を蒸気密に緊縮するだめにはほぼ面比だけ減少さ
せられた圧力で負荷されることができる。
ホース68は運転用の圧縮空気網に接続されるか又は加
熱ガスの導管網に接続される。このだめには例えばホー
ス68を液体で充たし、この液体を加熱ガスの圧力で負
荷することができる。r熱通路を有していない板の補助
加熱の前記利点を達成するためにはホースが加熱ガス自
体によって負荷されると有利である。
球63によっては板組51,52..53にホースによ
って加えられた力が内実ブロック(ケーシング5の板6
4に伝達される。
糸処理室をシールするだめには各平面対に少なくとも1
つのシール条片56若しくは57が配置されている。こ
れらのシール条片56若しくは57は所定の限界内でフ
レキシブルである。
段に沿って延びるこのシール条片によって板51の面封
73.74と板53の面封75.76とを絶対的に正確
な寸法で製作することが回避される。さらにこのシール
条片は平面の間に補助+Jn熱を目的として加熱ガス又
は飽和蒸気が侵入できる規定されだ面範囲を生ぜしぬる
ことを可能にする。この面範囲を糸走行方向でシールす
るだめには糸入口と糸出口に、縦シール部材の間を延び
る構シール部材を設けることができる。この横シール部
材は縦シール部材が端部に、糸通路若しくは各段まで又
はそれらの近くまで延びる拡大部を有していることによ
っても達成される。
中央の板53はシリンダピストンユニット7o、71に
よってピストン棒69を介して調節される。符号72で
は糸処理室の間隙幅を運転中に調節するストツ・ξねじ
が示されている。
第19図と第20図とに示された実1庇例では縦断面図
と横断面図で左側の板51と右側の板52と中央の板5
3とが示されている。この構造は第17図と第18図の
実施例にほぼ相応している。第17図と第18図に示さ
れた実施例との相違は、外側の板51と52とが平らな
板として構成されており、各板の上には中間板78が配
置されており、この中間板78の厚さが中央の板53の
段に相応していることである。
このように構成することによって製作技術的な簡易化が
得られる。
さらに中央の板53を両方の段54.55の間で貫く蒸
気供給通路(中間通路)60は蒸気通路79に接続され
ている。この蒸気通路79は板51 、52.53並び
に中間板78の分離面を貫き、蒸気接続部61からパイ
・ぐ入通路80を介して飽和蒸気が送られるようになっ
ている。・Sイ・ξ入通路80は段54に沿って延びて
いる。別のノ々イ・ξ入通路81は他方の板52に設け
られ、段55に沿って延び、蒸気通路79に接続されて
いる。バイパス通路は板51,52の予熱通路として役
立つ。第20図から判るようにパイ・?入通路80はL
方で蒸気接続部61に接続されている。さらに・Sイ・
ξ入通路80.81は下端部で復水排出導管82に接続
されている。パイ・ぐ入通路80.81の底にたまった
復水は絞り82.1.特に可変絞りを介して捕集容器に
達し、そこからポンプで再び蒸気発生器に供給される。
・ζイ・ξ入通路81,82の出1コには自動的な有利
にはサーモスタット制御された復水排出弁が接続され、
この復水排出弁によって復水が常時排出されるようにな
っていると有利である。この復水排出弁は復水捕集容器
と蒸気発生器への供給導管内の復水ポンプ同様図面には
示されていない。
前述の蒸気供給システムは中央の板53を運転位置から
引き出しだ場合に蒸気の供給が自動的に中断されるとい
う利点を有している。さらに図示された硝鳩例に於ては
中央の板53が給糸位置にある場合にも少なくともノ々
イ、eス通路80が加熱媒体、例えば飽和蒸気で負荷さ
れ、側方の板51が特に段54の範囲で冷えなくなると
いう利点がある。・々イ・ξス通路81に加熱媒体、例
えば飽和蒸気を供給することは中央の板53が糸通し位
置にある場合にも破線で示された補助通路83を介して
行なうことができる。
この補助通路83は中央の板53が給糸位置にある場合
に右側の板52の蒸気通路79の、・々イ・ξス通路8
1に通じる部分と整合させられる。
この補助通路83によっては中央の板53が給糸位置に
ある場合にも・2イ・ξス通路81に加熱媒体を供給す
ることが保証される。糸通し位置で、Sイ・ξス通路に
加熱ガスを供給することは本発明と関連して連続的な面
接触によって加熱室を形成するすべての部材又は板が引
続き加熱されるという利点をもたらす。これは他のすべ
ての実旌例にもあてはまる。
第20図の縦断面図からは段54と55によって形成さ
れた糸溝が加熱室の中央範囲19に於て拡大されている
ことが判る。
板組が外部からの力によって纒めて保持されていること
は第17図、第18図との関係で既に述べた通りである
。この外部からの力はこの場合には矢印84で示されて
いる。この力は板5.1 、52と53との間の摩擦力
が板53に作用する蒸気圧を上回るような大きさでなく
てはならない。特に丈夫な構造を得るだめには加熱室は
横桁85を有している。
第21図には予熱通路27が前述の加熱室にどのように
接続されるかが概略的に示されている。適当な加熱装置
94、例えば電気的な抵抗管を有する共通の蒸気発生器
86には複数の同じ形式の加熱室の予熱通路27が下端
部で接続管28を介して接続されている。接続管28は
蒸気の供給にも復水の戻しにも役立つ。このためには接
続管28は勾配を付けて敷設されかつ大きな横断面積を
有している。
第21図に示されているように蒸気供給管88の上端に
はニー1ル弁90として構成された遮断袋;4が組込ま
れている。この組込みは予熱通路27に常時飽和蒸気が
送られ、予熱通路27が飽和蒸気の温度に加熱されるが
、この蒸気が弁90を介してしか糸通路に達しないよう
に行なわれている。このためには接続管29はケーシン
グ93の弁座92と圧密に結合されている。
接続管29は第4図から第20図までの孔29若しくは
79に相当する。弁は外部から操作することができる。
この場合の配置は両方のシリンダ4と6の相対回動によ
って糸通路10が半径方向で閉じられ、糸加熱室が運転
位置にもたらされたときだけ、弁座92が軸方向に運動
可能な同軸的に配置された弁ニードル91により解放若
しくは開口させられるように行なわれる。
これに対して糸通路10が糸通し位置又は給糸位i斤に
あるときは第2図、第4,5図、第7゜8図、第10図
のようにニードル弁90は完全に緊密に閉じられるので
、蒸気の流出が阻止される。
これは操作員を事故から守るだめに必ず必要である。付
加的な操作ミスを回避するためには加熱室から圧密に外
に導き出された弁スピンドルの作動は論理回路の図示さ
れていない制御カムを介して行なわれる。これによって
例えば糸案内通路10の両側のシール条片、25の間隔
による構成的に必要な死行程を考慮して両方の運動を連
結又は同期化することが行なわれるOサイホン状に上方
に向かって曲げられかつ上方に於て予熱通路から延びて
いる接続管29の利点はこの接続管によって袋孔及びそ
の池の流れのない範囲に集まるイナートガス、すなわち
復水できないガスが常時排出されることである。
しかしながら遮断機構は下方に於て蒸気供給管28に配
置することも可能である。しかしながらこの配置形式は
加熱媒体の、場合によっては復水できないイナート成分
、空気又はそれに類似したものが蒸気供給管の上方に集
まり、特別な排出通路がイナートガスの澤めに設けられ
ていないと時間が紅つにつれて1つの管28と他の管と
の間に湿度差が生じるという欠点を有している。
さらに共通の蒸気発生器86は上方に於て蒸気供給管2
8に接続されていてもよい。しかしながらこの場合には
予熱通路の下端部に別個の復水戻し導管を場合によって
は蒸気発生器への復水ポンプと共に取伺けることが必要
である。
さらに第21図に示された実施例に於ても共通の蒸気発
生器には戻される復水の他に常時所定量の給水を供給し
、処理済みの糸によって糸加熱室から連行される加熱媒
体を補なうことが必要である。これは図示されて6ない
、高圧フロート又はそれに類似したものによって制御さ
れる給水ポンプ(圧力上昇ポンプ)で行なわれると有利
である。
第22a図に於ては同様に2つの平らな板51と53と
から成る加熱室が横断面図で示されている。これらの板
はシリンダピストンユニット69〜71によって相対的
にその表面に対して51乙行に滑動iiJ能で26ある
。一方の終端位置(糸通し位置)に於ては板53の前縁
105は糸溝10の後ろに後退するので、糸が送り込ま
れる開口が生じる。他方の破線で示された相対位置(運
転位置)では板51に於ける糸溝10は板53のrA鎖
而面閉じられる。閉じら八だ状′態でこのようにして形
成された糸通路には図示されていない弁を開くことによ
って予熱通路80と孔58とを介して飽和蒸気が送られ
る。孔103を介して板52の裏面にも蒸気が逼られる
従って環状のシール部材49によってケーシング104
に対してシールされだ板52は他方の板53に対して押
され、これらの板は少なくともそのシール部材56によ
って蒸気密に互いに接触させられる。この場合に特に重
要なことは環状のシール部材49によって取囲まれた面
積が縦シール部材56.’57と所属の横シール部材に
よって形成された面積よりも大きいことである。このよ
うな形式の押付けによってケーシング]−□ 4も加熱
され、加熱室のすべての部分の温度が一様化されること
になる。
第22b図は第22a図に示しだ実施例とは板51の・
前面が段108を備えているという点で異なっている実
施例が示されている。
第22C図に示された実施例もだいたい前記実施例と同
じである。第22a図と第22b図の実施例と異なる点
は板53が一方の糸通し位置で糸案内溝に沿って糸通L
ヌリソトを解放するのではなく拡大された縦溝109(
糸通し溝)を有していることである。との縦溝109は
加熱室が運転されていない図示された糸通し位置で糸溝
10と整合し、拡大された糸通し間隙を形成している。
この糸通し間隙を通して糸は空気力又はブラシで容易に
通される。糸通し溝109は片側に傾斜面を備え、糸が
板51を破線で示された運転位置に滑動させたときに傾
斜面によって糸溝10内に′押込まれるようになってい
る。
これらの実施例に於ては加熱室を形成する板51.52
を少なくとも互いに向き合った2つの側で、第22e図
の実施例では全面的に取囲むケーシング104は、蒸気
力を受容し、蒸気圧で負荷した場合にも板が接触面とそ
の縦及び横シール部材で緊密に互いに接触するように十
分に大きな形状安定性を有しかつ剛性的に構成されてい
なければならない。
第20図と第20a図とに於ては左側の板に蒸気接続部
61が示されており、この蒸気接続部61は予熱通路6
0の上方範囲に開口している。復水排出導管は符号82
で示され、予熱通路80の下方部分から延びている。復
水排出導管82には絞り82.1が設けられ、この絞り
82.1を介して予熱通路80の下方の袋孔形の部分に
集まった復水とイナートガスがゆっくりと放出される。
第2・08図には予熱通路80が側方の板51.52の
端部まで延び、そこで栓によって閉鎖されている実施例
が示されて℃・る。
この栓はその長さに亘って袋孔823を有する9゛間隙
状0“82・2′備え千゛8・他の復水分離器、特に温
度で作動される復水分離器は文献(例えば Dubbe
l ’ Ta5chenbuchfur den Ma
scbinenbau“14版 500〜501−2−
ジ)によって公知である。復水分離器の有利な実施例は
第23図に示されている。ここに示された加熱室は第4
図から第16図までの実施例のように定置の管状の内シ
リンダ6とその周囲を回動可能な外シリンダ生とから成
っている。この実施例の構成は第4図から第16図で説
明した通りである。内シリンダ6の内部に形成された予
熱通路27には上方の端部から蒸気接続部61を介して
蒸気が送り込まれる。
蒸気が予熱通路27から糸通路10の中央範囲19に達
する孔29、は予熱室の上方の範囲に配置されている。
これによって予熱室の下方範囲に袋部が生じる。この袋
部内には復水の他に、イナートガス、つまりガスと所定
の圧力及び温度状態では復水しない蒸気、特に蒸気より
も重いガスが集まる。復水とイナートガスは飽和蒸気の
温度よりも低い温度を有している。予熱通路は下方に開
口106を有し、この開口106は分離室107に開口
している。分離室107の別の開口110は大気若しく
は図示されていない復水捕集器に通じている。開口10
6と110は両方とも共通の平面内に位置している。。
分離室107の底には板111がある。この板111は
この実施例では自由に運動可能であるが、弱いばねによ
って支えられていてもよし・。
重要であることは板が開口106.110の平面に対し
て平行に位置し、この平面から僅かな間隔しか有してい
ないことである。板はその下面丘ス啄−サを有し、この
スペーサは分離室107の静圧を板の下面にも作用させ
る。
例えば加熱室を加熱するときにまず復水が予熱室800
袋孔状の範囲に集まるものと仮定する。この復水は開口
106と分離室と開口110を介して復水捕集器に送ら
れる。
加熱が終ると小量の復水しか発生しなくなるので飽和蒸
気は開口106と107を介して流出しはじめる。この
場合、飽和蒸気は板111に当たるので、高い流速で開
口1′10に向かって流れる。流速が高いことに基いて
板の1側の静圧が下がるのに対し、板の下側では静圧が
維持される。これによって板は両方の開口106と11
0に押付けられ1分離室107が閉じられ、分離室内の
静圧が維持される。開口106に於ける閉鎖面は板11
1の下面よりも小さく、開口110に於ては大気圧より
も高い圧力は生じないので板は開口106の前に安定し
た状態で位置する。
この状態は分離室107内の温度が保たれている間は維
持される。予熱室80の下方の袋孔状の範囲に復水若し
くはイナートガスが再び集まると温度が低下する。これ
によって分離室の圧力も低下する。これは、内方体6と
直接的に伝熱結合されていることに基いて予熱通路の温
度変化を伴う。開口106に生じる過圧に基いて板はま
ず開口106を開き、これによって板が開口11.0に
対して傾けられる。この結果、分離室107に於ける圧
力が低下し、板111が底に落下するので、復水若しく
はイナートガスは完全に外へ、流出することができる。
図示の実施例に於ては板はその重力に抗して垂直に移動
することができる。しかし板を水平方向に又は旋回可能
に案内しかつ(又は)i力作用をばね力作用に置換える
ことも可能である。
第25a図と第25b図に示された横断面を有する第2
4図に示された加熱室は第7図と第8図若しくは第9図
に示された加熱室にほぼ相当している。この加熱室は糸
溝1oを有する管状の内シリンダ6から構成されている
。糸溝lOは糸入口と糸出口で狭く、中央範囲19で拡
大している。内シリンダ6は7ランジδとフランジ11
3との間に不動に固定されている。内シリンダ6は下方
範囲に於て内部に中央の予熱通路114を有している(
破線で示す)。この中央の予熱通路は蒸気供給導管11
5と常時接続されている。これによって内シリンダ6は
常時中央部分と下方部分とに於て加熱される。
内シリンダ6は上方部分に同様に予熱通路として役立つ
蒸気供給通路27を有している。この蒸気供給通路27
は孔29を介して、糸溝10の中央範囲19に通じてい
る。裏側では蒸気供給通路27は外シリンダ牛と内シリ
ンダ6との間に一第8図と第9図にも示されているよう
に−シールリップ35によって形成された蒸気圧着域と
接続されていると有利である。運転中に圧力下にある加
熱ガス、特に飽和蒸気が送られる前記圧着域は、外シリ
ンダ牛と内シリンダ6が糸案内溝とシール条片25の範
囲で互℃゛に緊密に押し合わされ、シールリップ25に
よって加熱範囲の十分なシールが与えられるようにする
ために役立つ。特にシールリップ250間の圧着域に於
てはこの圧着域の加熱ガス若しくは飽和蒸気と直接的に
接触させられる外シリンダ牛の加熱が行なわれる。
蒸気供給通路27と孔29とを図示のように配置するこ
と、すなわち飽和蒸気を上方から下方に向かって案内す
ることによって、蒸気供給通路27内には復水かたまる
ことがなくなる。
蒸気供給通路27への蒸気の供給は蒸気接続導管28と
3方弁116とを介して行なわれる。
この3方弁116によって蒸気通路27に蒸気を供給し
たり、蒸気通路27がも蒸気を排出することが選択的に
行なわれる。蒸気通路27がら蒸気を排出することによ
っては、内シリンダ6の裏側にある圧着域も同時に放圧
される。従って外シリンダ牛は内シリンダ6に対して極
めて容易に回動させられ、第25a図に示した糸通し位
置にもたらされる。しかしこの糸通し位置に於ても下方
の中央の予熱通路に対する蒸気の供給は維持される。
符号117では中央の予熱通路114内に同心的に位置
し、その上方範囲まで延びる排出管が示、されている。
下方に向かって排出管117は蒸気供給導管115のベ
ンドから外へ出され、狭い絞り118で閉じられている
。この絞り118は復水分離器として役立つ。この絞り
118を通って常時僅かな蒸気若しくは復水若しくはイ
ナートガスが流出することができるので、排出管117
によって中央の加熱通路114の上方範囲に復水できな
いイナートガスが集まることが回避される。予熱通路の
底に集まる復水自体は蒸気供給導管115内を蒸気発生
器に戻ることができる。場合によっては蒸気供給導管1
15内に復水分離器、例えば第23図と関連して記述し
た構造の復水分離器を配置することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであって、第1
図、第2図、第3図は円筒構造の第1実施例を示す図、
第4収、第5図、第6図は円筒構造の第2実施例を示す
図、第7図、第8図、第9図は円筒構造の第3実施例を
示す図、第10図は円筒構造の第4実施例を示す図、第
11図、第12図は第10図の実施例の変化実施例を示
す図、第13図、第14図は挿入体を有する円筒構造の
第5実施例を示す図、第15a図、第15b図、第15
c図、第16図は圧力シール部材を有する゛円筒構造の
第6実施例を示す図、第17図、第18a図、第18b
図、第19図、第20図、第20a図は板構造の実施例
を示した図、第21図は予熱通路と糸通路゛との間の接
続通路に配置された弁装置を示す図。 第22a図、第22b図、第22c図は板構造の実施例
を示す図、第23図、第24図、第25a図、第25b
図は予熱通路と復水分離器とイナートガス排出装置とを
有する実施例を示す図である。 1・・・糸入口端部、2・・・加熱室、3・・・端フラ
ンジ、4・・・外シリンダ、5・・・内孔、6・・・内
シリンダ、7・・・ねじ山、8・・・シール板、9・・
・孔、lO・・・溝、11・・・溝、12・・・側面、
13・・・ハンドル、14・・・側面、15・・・中心
点、16・・・シール部材、17・・・スペーサ、18
・・・ねじ、19・・・中央範囲、20・・・孔、21
・・前方範囲、22・・・側面、23・・・フランジ、
24・・・ねじ、25・・・縦シール部材、26・・・
スペーサ板、27・・・孔、28・・・接続管、29・
・・孔、30・・・矢印、31・・・ねじ、32・・・
給糸間隙、33・・・輪帯、34・・・横シール部材、
35・・・縦シール部材、36・・・導管、37・・・
矢印、38・・溝、39・・・挿入部材、4o・・・挿
入部材、41・・・シール条片、42・・・縦溝、43
・・・縦溝、44・・・シール板、45・・・2挿入部
材、46・・・挿入部材、47・・・挿入溝、48・・
孔、49・・・縦シール部材、50・・・ホース又は膨
張体、51’、 52 、’53・・・板、54・・・
段、55・・・段、56・・・シール条片、57・・・
シール条片、58・・・蒸気供給通路、59・・・糸、
60・・・中間通路、61・・・蒸気接続部、62・・
・断熱板、63・・・球、64・・・板、65・・板、
66・・・板、67・・・室、68・・・ホース、69
・・・ピストンm、r6・・・ピストン、71・・・シ
リンダ、72・・・ストン・ぐねじ、73.74,75
.76・・・閉鎖面、77・・・切欠き、78・・・中
間板、8゜、81・・・24792通路、83・・・補
助通路、84・・・外部からの力、85・・・横桁、8
6・・・蒸気発生器、87・・・分岐導管、9o・・ニ
ードル弁、91・・弁ニードル、92・・・弁座、93
・・・ケーシング、94・・・′加熱装置、95・・・
開口、97・・・弁スピンPル、103・・・孔、10
4・・・ケーシング、105・・・端縁、106・・・
開口、107・・・分離器、108・・・段、110・
・・開口、111・・・板、112・・・スペーサ、1
13・・・フランジ、114・・・予熱通路、115・
・・蒸、気導管、116・・・3方弁、117・・・排
出管、118・・・絞り 第1図 第2図 8 第:、3図 第4図 第5図 第70 5ノし8図 第9図 第1,2図 第13図 第14図 第15a図 [ −第1−7−図 第18b図          第18alPl− H自 第20a図 第22a図 第23図 第24図 第25a図 r、’r 25b 1留 第1頁の続き 優先権主張 @1983年3月9日■西ドイツ(DE)
CP 3308251.0 @1983年4月9日[相]西ドイツ (DE)CP 3312823.5 @1983年5月21日[相]西ドイツ(DE)■P3
318645.6 ■1983年6月11日@西ドイツ (DE)CP 3321202.3 @ 1983年7月22日■西ドイツ (DE)CP 3326432.5 @1983年10月5日■西ドイツ (DE)■肖336101.0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行する糸が大気圧よりも高し・圧力下にある加熱
    ガスと2パールよりも高い飽和水蒸気(約120℃)と
    で処理されるようになっており、互いに相対的に運動可
    能な2つの部材を有し、これらの部材が運転位置におい
    て形がほぼ合同である表面範囲(閉鎖範囲)で互いに接
    触しており、第1の部体の表面に於ける表面凹部によっ
    て両方の部材の間に、糸が長手方向に通過する狭し・糸
    通路(10)が形成されている形式の糸加熱装置に於て
    、(イ) 両方の部体(4,6;51,53)がそれぞ
    れじの表面凹部な互いに平行−にかつ溝(10)と溝(
    11)、溝(10)と端縁((105)、段部(54)
    と段部(55)といった対偶の形で有しており、 (ロ)両方の部体が互いに接触し合って、表面凹部に対
    して直角である方向又は表面凹部に対して横方向に運転
    位置と加熱装置に糸を通す位置との間で運動可能であり
    、 (・→ 両方の部体の表面凹部が加熱装置に糸を通す位
    置で、糸を走行方向で加熱装置に通すために第1の部体
    に於ける糸を受容する溝又は段部が拡大されるかあるい
    は走行する糸を糸の走行方向に対して横方向に受容する
    ために第1の部体に於ける糸を受容する溝又は段部が1
    つの縦平面内で開くように互いにオーツζラップさせら
    れること を特徴とする糸加熱装置。 2 前記部体が互いに接触して相対運動する平らである
    か又は彎曲させられた2つの板(51,53)から構成
    されており、糸通路を形成するために第1の板(51)
    の閉鎖面に設けられた直線的であるか又は軽く彎曲させ
    られた糸溝(1o)と第2の板(53)の閉鎖面に前記
    糸溝(10)に対して平行に設けられた糸通し溝(11
    )とを有し、この糸通し溝(11)が糸通し位置で糸を
    軸方向で加熱装置に通すために役立つ拡大された糸通路
    を第、1の板の糸溝と協働して形成し、有利には糸溝よ
    りも大きな横断面を有しかつ有利には少なくとも片側で
    溝底から閉鎖面まで次第に拡大されている、特許請求の
    範囲第1項記載の糸加熱装置。 3、 前記部体が互いに接触し合って相対運動する平ら
    であるか又は彎曲させられた板(51,53)であって
    、糸通路を形成するために第1の板に直線的である汐・
    又は軽(彎曲させられた糸溝(10)を有し、この糸溝
    (10)が運転位置で第2の板の閉鎖面によって覆われ
    るようになっており、糸通し位置では通過する糸の受容
    を目的として第2の板(53)の閉鎖面の端縁を移動さ
    せることによって開かれるようになっており、この場合
    に端縁の面が第1の板(51)の閉鎖面と協働して鋭角
    を成す、特許請求の範囲第1項記載の糸加熱装置。 屯 前記部体が平らであるか又は彎曲させられた2つの
    板(51,53)として構成されており、これらの板(
    5’]、 、 53 )が閉鎖面に直線的であるか又は
    軽く彎曲させられた同じ大きさの段部(54、’55 
    )をそれぞれ1つずつ有しており、これらの段部(5’
    4.55)が運転位置では横断面の小さい糸通路を形成
    し、糸通し位置では糸を軸方向に通すための拡大された
    糸通路を特徴する特許請求の範囲第1項記載の糸加熱装
    置。 5、 前記部体が互いに接触し合って相対運動できる平
    らであるか又は彎曲させられた板(51,53)として
    構成され、これらの板(51,53)が直線的であるか
    又は彎曲させられた同じ大きさの段部を有し、これらの
    段部が運転位置で横断面の小さい糸通路を形成しており
    、一方の板(53)が他方の板(51)に対して、一方
    の板(53)の段部(55)が糸通し位置で他方の板(
    53)を越えて突出し、通過する糸−を受容するために
    板(53)の移動によって閉鎖可能な゛光受容間隙が形
    成されるように運動可能である、特許請求の範囲第1項
    記載の糸加熱装置。 6一方の部体が内シリンダ(6)として構成され、他方
    の部材がこの内シリンダを同じ直径を有する外套として
    取囲む剛性な外シリンダ(4)として構成されており、
    一方では内シリンダの母線又は螺締に活ってかつ他方で
    は外シリンダの内周面に清って溝(IC)、11)が設
    けられており、内シリンダと外シリンダとが互いに相対
    的に回転可能であるか又は軸方向に運動可能であり、両
    方の溝(10,11)が糸通し位置で互いに合致して、
    糸を軸方向で加熱装置に通すために拡大された糸通路を
    形成するようになっており、糸通し溝として役立つ溝(
    11)が有利には糸溝よりも大きな横断面を有し、有利
    には溝底から少なくとも片側で外周面に達するまで次第
    に拡大されている、特許請求の範囲第1項記載の糸加熱
    装置。 7、両方の部体の一方が母線父は螺締に沿った溝(10
    )を有する内シリンダ(6)であって、他方の部体が前
    記内シリンダ(6)を外套として取囲む剛性的な外シリ
    ンダ(4)であり、外シリンダ(4)の内径が内シリン
    ダ(6)の外径と同じで、外シリンダ(4)が母線若し
    くは螺締に沿ってスリット(32)を有しており1両方
    の部体が互いに相対的に回転及び(又は)軸方向に運動
    可能であり、糸通し位置でスリン)(32)が内シリン
    ダの溝(10)と合致させられて通過する糸が受容され
    る、特許請求の範囲第1項記載の糸加熱装置。 8、部体と表面凹部が加熱室の全長に亘って延びている
    、特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1つ
    の項に記載の糸加熱装置。 9、表面四部が中央範囲で拡大され、端部範囲で糸の番
    手に合わせられているか又は表面凹部内で一緒に案内さ
    れた糸の番手の和に合わせられている、特許請求の範囲
    第8項記載の 7糸加熱装置。 10  部体と表面凹部とが加熱装置の端部を越えて延
    びており、加熱室が中央範囲に拡大された横断面を有し
    ている、特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か1つの項に記載の糸加熱装置。 11、表面凹部が端部範囲、有利には100mm〜30
    問に亘る端部範囲に於て0.2 mm −0,5mmの
    深さ及び(又は)幅を有し、糸の直径に合わせられてい
    る、特許請求の範囲第1項から第10項までのいずれか
    1つの項に記載の糸加熱装置。 12、表面凹部内に複数の糸が通されている、特許請求
    の範囲第1項から第11項までのいずれか1つの項に記
    載の糸加熱装置。 13  糸を案内する部体の上に複数の糸又は糸束を案
    内するだめに複数の表面凹部が設けられている、特許請
    求の範囲第1項から第12項までのいずれか1つの項に
    記載の糸加熱装置。 14、少なくとも一方の部材、有利には不動の部材に、
    表面四部の少なくとも1部:(亘って延びる、加熱ガス
    の供給される予熱通路(27’、80)が設けられてい
    る、特許請求の範囲第1項から第13項までのいずれか
    1つの項に記載の糸加熱装置。 15  予熱通路(27,80)が接続通路(29,7
    9)によって加熱室の糸が通過する範囲と接続されてい
    る、特許請求の範囲第14項記載の糸加熱装置。 16、予熱通路(27,80)に飽和蒸気が送られ、上
    方範囲で蒸気接続部(28,61)と接続され、下方範
    囲で復水排出導管に接続されている、特許請求の範囲第
    15項記載の糸加熱装置。 17、  予熱通路(114)の上方の範囲がイナート
    ガスのために閉鎖可能でかっ(又は)絞られた排出通路
    (117)を有している、特許請求の範囲第14項から
    第16項までのいずれか1つの項に記載の糸加熱装置。 18、  糸の通過する加熱室に開口する接続通路(2
    9)が予熱通路(27)の上方範囲から分岐している、
    特許請求の範囲第15項又は第16項記載の糸加熱装置
    。 19  表面凹部に沿って7一ル条片C25、56,5
    7)が設けられており、部体の閉鎖面の間の間隙を7−
    ルしている、特許請求の範囲第1項から第18項までの
    いずれか1つの項に記載の糸加熱装置。 20  シール条片(34)が加熱室の糸入口及び(又
    は)糸出口に設けられている、特許請求の範囲第19項
    記載の糸加熱装置。 21、  ソール条片が糸入口及び(又は)糸出口の範
    囲に拡大部を有し、この拡大部が表面凹部まで又は表面
    凹部の近くまで延びている、特許請求の範囲第19項記
    載の糸加熱装置。 22、  加熱室が中央範囲に糸案内ウェブを有してい
    る、特許請求の範囲第1項から第21項記載の糸加熱装
    置。 23  少なくとも一方の部体□の、閉鎖面とは反対側
    の面が運転圧下にある加熱ガスで負荷されている、特許
    請求の範囲第1項から第21項までのいずれか1つの項
    に記載の糸加熱装置。 24、  加熱ガスで負荷された範囲の面積が表面凹部
    と閉鎖面との加熱ガス圧に晒される範囲よりも大きい、
    特許請求の範囲第23項記載の糸加熱装置。 25−裏側の加熱ガスで負荷される範囲がシール条片(
    35)によって規定されている、特許請求の範囲第24
    項記載の糸加熱装置。 26、加熱室の糸が通過する、加熱ガスで負荷される範
    囲と加熱ガスで負荷された裏面とが同時に放圧可能であ
    り、有利には3方弁(116)を介して圧力負荷の除か
    れた出口で蒸気接続部(61)に懸吊されている、特許
    請求の範囲第24項又は第25項記載の糸加熱装置。 27  少なくとも一方の部体の、閉鎖面とは反対側の
    裏面に挿入溝(47)が設けられ、この挿呑溝(47)
    内に挿入体(46)が緊密に案内されており、挿入溝の
    底が運転圧下にある加熱ガスで負荷可能である、特許請
    求の範囲第22項から第26項までのいずれか1つの項
    に記載の糸加熱装置。 28、少なくとも一方の部体の、閉鎖面とは反対側の裏
    面にほぼ糸溝の全長に亘ってホース(68)又は膨張体
    又はフレキシブルな管が延びており、このホース(68
    )又は膨張体又はフレキシブルな管が一面が開いた室(
    67)の壁に3面で接触している、特許請求の範囲第2
    2項から第26項までのいずれか1つの項に記載の糸加
    熱装置。 29、ホース(68)、膨張体等が加熱ガス、特に飽和
    蒸気の圧力で直接的に負荷され、室(67)の付加的な
    加熱が行なわれている、特許請求の範囲第28項記載の
    糸加熱装置。 30、  ホース(68)又は膨張体等が液体、特に沸
    騰点の高い液体で充たされており、この液体が圧力負荷
    、特に加゛熱ガス又は飽和蒸気の圧力で圧力負荷される
    、特許請求の範囲第29項記載の糸り0熱装置。 31、一方の部体の閉鎖面の挿入溝(38)内に表面反
    りを有する単数又は複数の挿入体(39、、、、40)
    が配置されている、特許請求の範囲第1項から第30項
    までのいずれか1つの′項に記載の糸加熱装置。 32、挿入体(3,9,40)が挿入溝(38)内で閉
    鎖面に対して垂直に緊密忙案内されており、裏面に於て
    有利には運転圧下にある加熱ガスで圧力負荷されている
    、特許請求の範囲第31項記載の糸加熱装置。 33、外シリンダ(6)が内シリンダ(4)を嵌合で取
    囲んでおシ、スリットの範囲に於て拡開可能である、特
    許請求の範囲第7項記載の糸加熱装置。゛ 34、  外シリンダ(6)が少なくとも1つの縦平面
    に沿って分割されておシ、両方の半割体が縦継目(26
    )に於て直径が縮小するように互いに緊締可能である、
    特許請求の範囲第6項記載の糸加熱装置。 35、 、 Mシリンダが1つの縦平面に清って分割さ
    れており、縦継目にフレキシブルなシール部材(26)
    が配置されている、特許請求の範囲第34項記載の糸加
    熱装置。 36、内シリンダ(6)と外シリンダ(4)との間に、
    糸溝(10)とは反対側の裏面に圧力クッゾョン、有利
    には運転圧下にある加熱ガスによる圧力クッションが設
    けられている、特許請求の範囲第6項又は第7項記載の
    糸加熱装置。 37、内シリンダが定置に配置され、糸溝(10)を備
    えており1、内シリンダを取囲む外シリンダが内シリン
    ダを中心として回動可能である、特許請求の範囲第6項
    又は第7項記載の糸加熱装置。 38、  内シリンダ(6)がその長さの一部分に亘っ
    て閉じられた管として構成され、この管の蒸気導管(2
    8,115)に接続された内室が予熱通路(27,11
    4)である、特許請求の範囲第37項記載の糸加熱装置
    。 39、  蒸気導管(28,115)と復水導管とイナ
    ートガス排出通路(l l 7. )が片側で、有利に
    は下側で内シリンダの予熱通路(27)に接続さ九てお
    り、外シリンダ(4)が反対側から内シリンダ(6)の
    上に被せられている、特許請求の範囲第38項記載の糸
    加熱装置。 40、加熱室の端フランジ(3)に内シリンダ(6)と
    外シリンダ(4)が載せられており、両方の部体の可動
    な部体が回動運動と直線運動とをできるようになってお
    り、運転回動位置で加熱室(2)のフランジ(3)に軸
    方向の力で押付けられている、特許請求の範囲第10項
    記載の糸加熱装置。 41、内シリンダ(6)と外シリンダ(4)とがねじ山
    を備えており、定置のシリンダの糸を案内する溝(1o
    )がねじ山の谷まで達しており、回動可能なシリンダの
    糸通し溝が少なくともねじ山の谷まで達している、特許
    請求の範囲第40項記載の糸加熱装置。 42、内シリ4ダ(6)が端フランジに不動に位置して
    おり、ねじ山を有し、ねじ山の谷を越えて突入する糸溝
    (’10)を備えており、外シリンダ(4)が同様にね
    じ山と糸通しスリットを有している、特許請求の範囲第
    40項記載の糸加熱装置。 43.3つ以上の同じ形式の板(51,52,53)か
    ら成る板組を有し、これらの板(51、52、、53)
    が2つの平行な平面(73゜74若しくは75.76)
    内でそれぞれ表面凹部(段54.55)を形成して互い
    に接触しており、隣接する板が表面凹所に対して横方向
    の相対運動をするように互いに滑動可能である、特許請
    求の範囲第2項から第5項までのいずれか1つの項に記
    載の糸加熱装置。 44、板の1つが両側に段(55)によって結合された
    平行な閉鎖面(75,76)から成る面封を備えており
    、板(53)の両側にそれぞれ1つの同じ形式の板(5
    1若しくは52)が2つの糸通路を形成するために配置
    されている、特許請求の範囲第4項又は第5項記載の糸
    加熱装置。 朝1両方の外側の板(’51.52)が定置で中央の板
    (53)が移動可能に配置されている、特許請求の範囲
    第44−項記載の糸加熱装置。 46.2つの板(51,52)の間の中央の板(53)
    が表面凹部の範囲で加熱ガス通路(60)、特に飽和蒸
    気通路によって貫かれている、特許請求の範囲第43項
    から第45項までのいずれか1つの項に記載の糸加熱装
    置。 47、圧着によって生ぜしめられた板(51,52,5
    3)の閉鎖面に於ける摩擦力が可動な板に作用する閉鎖
    面に於ける蒸気力よりも大きい、特許請求の範囲第4項
    又は第5項記載の糸加熱装置。 4δ  板組の板(51,52,53)が剛性なケーソ
    ング内に受容されており、このケーシングが板の閉鎖面
    に対して垂直に向けられた蒸気力を特徴する特許請求の
    範囲第2項から第5項までのいずれか1つの項に記載の
    糸加熱装置。 49  板(51,52,53)がケーシング(64,
    65,66)に対して断熱されている、特許請求の範囲
    第46項記載の糸加熱装置。 50  力発生器の力の導入若しくは反力の力の導入が
    板(51,52)とケーシング(64゜66)との間で
    断熱層を迂回して行なわれる、特許請求の範囲第49項
    記載の糸加熱装置。
JP24234183A 1982-12-23 1983-12-23 糸加熱装置 Pending JPS59144672A (ja)

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DE32476264 1982-12-23
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DE33082510 1983-03-09
DE33128235 1983-04-09
DE33186456 1983-05-21
DE33212023 1983-06-11
DE33264325 1983-07-22
DE33361010 1983-10-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250429A (ja) * 1987-12-25 1989-10-05 Toray Ind Inc 糸条の処理装置

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JPS5299348A (en) * 1976-02-12 1977-08-20 Heberlein & Co Ag Sealing device for heating apparatus
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