JPS59144283A - ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、時間軸が圧縮された映像信号を出力するビデ
オカメラに関するものである。

従来例の構成とその問題点 放送衛星を用いた衛星放送用の映像信号方式あるいは、
高品位な映像信号を記録再生するビデオテープレコーダ
などの録画機器に適した日央イ象イ言号方式として、映
像信号を時間軸圧縮し、単一あるいは複数の水平走査期
間内に、Ｙ信号、Ｉ（言置。

Ｑ信号あるいは、Ｙ信号、（Ｒ−Ｙ）信号、（Ｂ−Ｙ）
信号、あるいは、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ（言置の各々ある
いは、それらの一部の信号を時分害ｌ多重する種々の映
像信号方式が提案されている。

従来、これらの時間軸圧縮信号はビデオカメラなどの信
号源から供給された映像信号を、アナログ素子で構成さ
れたメモリー（例えばチャージカプルト・テバイスなと
）あるいはテイジタル素子で構成されたメモリーに所定
のクロックで書込み、書込みクロックより周波数の高い
クロックで読出すことにより得られていた。

上述した時分割多重映像信号は、ＮＴＳＣ方式。

ＰＡＬ方式、ＳＥＣＡＭ方式などの映像信号に較べ、衛
星放送あるいは録画機器に適しているにもかかわらず、
映像信号を時間軸圧縮するだめの上述したメモリーが必
要であった。現時点において、これらのメモリーの価格
が高い、あるいは消費電力が太きいということが問題点
であり、時分割多重信号の利用は非常に限られたもので
あった。

特に、映像信号の内のＹ信号（輝度信号）は広帯域（３
ＭＨ２以上）であり、かつ、特に良好なＳ／Ｎが要求さ
れるため、上述したメモリー素子としては上級品あるい
は高ビットレートが必要であり、上述した問題点（高価
格、大消費電力）を引き起こす要因となっていた。

発明の目的 本発明は、上述した従来の問題点を解決し、コストの大
幅な上昇あるいは消費電力の大幅な増力口を伴なわずに
、ビデオカメラ出力端に時間軸Ｅヨ縮映像信号を得るこ
とを可能にしだビデオカメラを提供することを目的とす
るものである。

発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、撮像素子、水平
偏向回路および水平偏向波形発生回路を具備し、水平偏
向波形発生回路の出力信号を水平偏向回路に供給するこ
とにより、上記撮像素子の水平方向の走査を実行するよ
うに構成するとともに、上記水平偏向波形発生回路とし
て、実効水平走査周期よシ短い時間でもって、所定の水
平走査が行なわれるものを用いるように構成したもので
ある。

実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は、本発明のビデオカメラの要部概略構成図を示し、
撮像管１．同期信号発生回路２゜偏向信号発生回路３．
前置増幅器４．信号処理回路５５時間軸圧縮輝度信号（
以下、ｙ信号と称す）出力端子６５時間軸圧縮Ｒ信号（
以下、ｒ信号と称す）出力端子７５時間軸圧縮Ｂ信号（
以下、ｂ信号と称す）出力端子８および同期信号出力端
子９で構成されている。信号処理回路５の構成によって
は、ｙ信号と時間軸圧縮された２種類の色差信号あるい
はｙ信号と時間軸圧縮されたＩ信号およびＱ信号が出力
される。

同期信号発生回路２は、通常のビデオカメラで用いられ
ている回路であシ、たとえば１４．３２ＭＨ２の原発振
を分周あるいは逓倍することにより、水平同期信号およ
び垂直同期信号を発生する。

同期信号発生回路２の出力信号は、同期信号出力端子９
に出力されると共に、偏向信号発生回路３に供給される
。偏向信号発生回路３は、水平同期信号入力端子１１．
垂直同期信号入力端子１２゜水平偏向信号出力端子１３
および垂直偏向信号出力端子１４の各端子を有している
。水平偏向信号ｌｆｊ力端子端子および垂直偏向信号出
力端子１４は撮像管１に接続されている。偏向信号発生
回路３は、第２図に示すように垂直偏向信号発生部１９
および、水平偏向信号発生部１５から成っている。

垂直偏向信号発生部１９は、通常のビデオカメラで用い
られている回路であり、垂直偏向信号出力端子１４には
、垂直同期信号周期のよく知られた鋸歯状波形信号が得
られる。水平偏向信号発生部１５は、たとえば、タイミ
ング発生回路１６．水平同期信号間隔の鋸歯状波形信号
を発生する鋸歯状波形信号発生回路１７とクリップ回路
１８から成っている。第３図に、水平偏向信号発生部１
９の各部の信号波形および従来例における水平偏向信号
波形例を示す。１０１は水平同期信号、１０２はタイミ
ング発生回路１６の出力パルス信号、１０３は鋸歯状波
形信号発生回路１７の出力信号、１０４はクリップ回路
１８の出力信号、１０６は従来例における水平偏向信号
波形例を示している。

なお、鋸歯状波形信号発生回路１７は、たとえば定電流
源（図示せず）、コンデンサ（図示せず）および前記コ
ンデンサ（図示せず）に充電された電荷を放電するトラ
ンジスタによるスイッチ（図示ぜず）で構成される。ク
リップ回路１８は、たとえばダイオードで構成される。

タイミング回路１６は、たとえばモノステーブルマルチ
バイブレータ２段で構成される。

第３図の１０５の信号波形において、Ｃが従来例の有効
走査時間であり、ａが有効走査距離である。１０４の信
号波形においては、有効走査距離は１０６の信号波形と
同一のａであるが、有効走査時間は１０５の信号波形よ
り短くて、ｂである。

すなわち、本発明では、水平偏向信号波形の傾斜を急に
する（同一走査距離を従来より短時間で走査する）こと
により、時間軸圧縮が行なわれ、出力端子６，７．８の
各々に時間軸圧縮輝度信号。

時間軸圧縮Ｒ信号１時間軸圧縮Ｂ信号が供給される。第
４図（Ａ）に、本発明により得られた時間軸輝度信号例
を示し、第４図［Ｂ）に従来例による輝度信号波形例を
示す。

本発明は上述したように、実効水平走査周期より短かい
時間でもって所定の水平走査が行なわれる水平偏向波形
発生回路を用いるビデオカメラに関するものであるので
、水平偏向信号波形としては、第３図にｊ０４で例示し
た波形以外に、第６図（Ａ）　、　ＦＢ＋に例示するよ
うな波形を用いても同様に時間軸圧縮ができる。

なお、上述した説明は撮像素子として単管式のカラー撮
像管を用いたが、二管式あるいは三管式でも同様な水平
偏向波形発生回路を用いることが可能であり、同様な時
間軸圧縮ができる。

まだ、撮像素子としてＭＯ８形撮像素子、ＣＣＤ（チャ
ージ・カプシド・デバイス）形撮像素子。

ＣＰＤ（チャージ・プリミング・デバイス）形撮像素子
などの撮像板を用いた単板式、三板式あるいは三板式な
どのビデオカメラにおいても同様な時間軸圧縮をもたら
す構成が可能である。このような撮像板においては、水
平偏向回路として水平方向シフトレジスタを用い、上記
シフトレジスタを駆動するクロック信号の周波数を高く
することにより、水平偏向波形発生回路の出力信号波形
の傾斜を急にすることと等価なことができ、これによシ
、実効水平走査期間より短い時間でもって所定の水平走
査を行なうことができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、アナ
ログ・メモリーやディジタル・メモリーなどを用いるこ
となく、ビデオカメラの水平偏向波形の傾斜を急にする
ことにより、時間軸圧縮された映像信号が得られる。こ
れは、メモリー素子を用いていないため、低コストであ
り、寸だ、消費電力もほとんど増加しないという特長を
有する。

このだめ、衛星放送用映像信号あるいは録画機器用の映
像信号としての利用が容易であるという多大の効果が得
られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のビデオカメラの一構成例を示す要部概
略図、第２図は第１図の偏向信号発生回路の構成例を示
す内部概略図、第３図は第１図および第２図における各
部の信号波形例を示す波形図、第４図（Ａｌ　、　（Ｂ
）は第１図の出力波形の一例を示す波形図および従来例
における波形図、第５図（Ａ）。 （Ｂｌは第１図の水平偏向信号出力端子における別の信
号波形例を示す波形図である。 １・・・・・・撮像管、２・・・・・・同期信号発生回
路、３・・・・・・偏向信号発生回路、１６・・・・・
水平偏向信号発生部、１６川・・タイミング発生回路、
１７・・・・・鋸歯状波形信号発生回路、１８・・・・
・クリップ回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １ 第２図 第３図 第４図 手続補正書（方式）　　７・ 特許庁長官殿 １事件の表示 昭和５８年特許願第１８３８０　　号 ２発明の名称 ビデオカメラ ３袖正をする者 事件との関係　　　　　　特　　許　　出　　願　　人
住　所　　大阪府門真市大字門真１００６番地名　称　
（５８２）松下電器産業株式会社代表者　　　　山　　
下　　俊　　彦 ４代理人　〒５７１ 住　所　　大阪府門真市大字門真１００６番地松下電器
産業株式会社内 ５　補正命令の日付 補正の内容 （１）明細書第９頁第１８行目の「四、　（Ｂ）　Ｊを
抹消し捷す。 （２）同第９頁第１９行目から第２ｏ行目ノｒ（Ａ）。 （Ｂ）を抹消します。 （３）図面の第４図および第５図を別紙の通り補正しま
す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像素子、水平偏向回路および水平偏向波形発生
   回路を具備し、前記水平偏向波形発生回路の出力信号を
   前記水平偏向回路に供給することによシ前記撮像素子の
   水平方向の走査を実行するように構成するとともに、前
   記水平偏向波形発生回路として、実効水平走査周期より
   短い時間でもって所定の水平走査を行なうものを用いる
   ことを特徴とするビデオカメラ。
2. （２）撮像素子として撮像管を用い、水平偏向波形発生
   回路の出力信号波形の傾斜を急にすることにより、実効
   水平走査周期より短い時間でもって所定の水平走査を行
   なうことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
   ビデオカメラ・（３）撮像素子として半導体撮像板を用
   い、水平偏向回路として水平方向用のシフトレジスタを
   用多 い、前記シフトレジスタを駆動するロック信号の周波数
   を高くすることにより、実効水平走査期間より短い時間
   でもって所定の水平走査を行なうことを特徴とする特許
   請求の範囲第（１）項言己載のビデオカメラ。