JPS5914380B2 - 荷重感応釣合弁 - Google Patents

荷重感応釣合弁

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JPS5914380B2
JPS5914380B2 JP50007920A JP792075A JPS5914380B2 JP S5914380 B2 JPS5914380 B2 JP S5914380B2 JP 50007920 A JP50007920 A JP 50007920A JP 792075 A JP792075 A JP 792075A JP S5914380 B2 JPS5914380 B2 JP S5914380B2
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valve
fluid
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • B60T8/1812Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction
    • B60T8/1831Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction pressure reducing or limiting valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車の油圧ブレーキ装置の調整装置に関する。
従来から車の油圧ブレーキ装置における調整弁は車のブ
レーキ作動中に後輪から前輪へ重量が移動する効果を保
償することに使用されてきた。
すなわち、親シリンダからの出力圧力が一定レベルに達
すると一定の割合で後ブレーキにさらに圧力の増加が生
じてしまうので、後ブレーキ装置に加えるブレーキ圧力
を予じめ廐シリンダの圧力よりも低くして、後輪から前
輪へ車の重量が移動して後輪が早期にロックアツプする
ことを防いでいたのである。
従来使用されていた調整弁は前ブレーキ(通常は親シリ
ンダ)への圧力と後ブレーキへの圧力とをほぼ理想的に
することができたが、荷重の条件が変化すると調整弁の
実際性能は理想的なものからかなりずれを生じていた。
車の荷重に従い調整弁の作動を修正する問題が、たとえ
ば、調整弁と車の懸架装置との間に結合リンクを使用す
る等多くの方法により検討されている。
さらに、従来の調整弁の作動を向上するため、所謂[ブ
レンドバック(blendback ) J弁が使用さ
れており、その1つが1973年8月30日出願の米国
特許出願第393132号に示されているが、これらブ
レンドバック型弁が良く作用するのは、不載荷車重量か
ら種車重量に移るとき前ブレーキ圧力がかなり高まる場
合のみである。
従って、多くの場合、このようなブレンドバック型は満
足すべきものではない。
1971年3月15日出願の米国特許出願第12421
4号に開示された発明はリンク仕掛型荷重感応調整弁の
多くの欠点を解消し、ブレンドバック弁が使用できない
多くの分野で完全に適用できるもので、本発明は一般に
、前記出願に示された弁組立体に関する。
本発明は一般に、車のブレーキ装置、特に、車の荷重変
化に従って車の後ブレーキ装置に供給されるブレーキ流
体の圧力を調整する新規な改良荷重感応調整弁に関する
従って、本発明の一般的目的は上記の性質を有する新規
な改良車用ブレーキ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、車の懸架装置にだいしリンク仕掛
その他結合手段を必要としない、新規な改良荷重感応調
整弁を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記米国特許出願1242
14号に示した調整弁と同様な仕方で働き、しかも、構
成が比較的簡単で、そのため製作費が安くかつ組立てが
容易な、新規な改良荷重感応調整弁を提供することにあ
る。
本発明の他の目的と利益とは図面についての以下の詳細
な説明から明らかになる。
つぎに、図面特に第1図に示す概略図を参照して詳細に
説明する。
本発明の一実施例による荷重感応調整弁10が、足踏作
動ブレーキペダル16により普通の仕方で作動される親
シリンダ14をそなえた典型的な車のブレーキ装置12
と作動状態に示されている。
親シリンダ14は流体導管18と20を介してブレーキ
装置12の前輪ブレーキシリンダ22と24に作動接続
されている。
さらに、親シリンダは、導管26、荷重感応調整弁10
導管28,30を介してブレーキ装置12の後輪ブレー
キシリンダ32と34に接続されている。
荷重感応調整弁10は、ピストン組立体38と、減速応
答組立体40と、調整弁組立体42とを作動収容する総
括的に符号36で示す弁・・ウジングをそなえており、
これら組立体38−42すべての作動により、親シリン
ダ14から後輪シリンダ32.34への圧力流体を調整
すると同時に、荷重感応調整弁10の調整作動が、親シ
リンダ14からブレーキシリンダ22,24,32,3
4へ伝達される理想的な圧力バランスをくずす原因とな
るような車の荷重変化を調節する。
第2図に明らかなように、図示の弁ハウジング36には
、閉止プラグ48により密閉される、めねじ封環状下部
開口46を設けた拡大室44をそなえている。
そして、適当なOリング50が開口46の周囲と閉止プ
ラグ48間に介在してこれらを流体密封している。
室44内に、一定の質量と振れ長さを有する可動振り子
52がも成る減速応答組立体40が設置されている。
振り子52は重り封子端部54を細長支持アーム56の
下端部に持ち、アームの上端部には、第3図と第4図に
明らかなように、横向き孔58が形成されている。
孔58内を貫通して細長ピボットピン60が設置され、
その一端部はハウジング36の壁体内に形成した盲孔6
2内に組み入れである。
ピボットピン600対向端部は、ハウジング360反対
側の孔62に共軸に形成した穴68内にねじ込まれた、
プラグ66の孔64内に収容されている。
そして、適当なOリング密封素子等70が図示のように
プラグ66の周囲に設けである。
以下で詳述するように、振り子52は車の減速に応答し
てピン60を貫通する軸線を中心に遊動することによっ
て、一定の大きさの力を調整弁組立体42に加えるよう
になっている。
ハウジング36には1対のほぼ互いに平行な孔72.7
4が形成され、これら孔の向きは室44と大体垂直をな
し、かつこれら孔は第5図に明らかなように、室の両側
に設けられている。
孔72はピストン組立体38を作動収容し、一方の孔7
4はその内部に調整弁組立体42を収容する。
孔72の外端内には閉止プラグ76をねじ受けし、この
プラグ76には、おねじ何円端部78を形成し、これは
孔72内に形成した大径端ぐり内にねじ受けされている
閉止プラグ76の外周と孔72の内周との間にOリング
密封部材82をなす手段が介在され、これら間を流体密
封する。
つぎに、ピストン組立体38を詳細に説明する。
第2図および第5図に明らかなように、閉止プラグ76
には、軸方向に間隔を置いて孔72内に設置した一対の
一体共軸スリーブ部分84と98が形成されている。
スリーブ部分84には、その外周にまたがりかつその外
周と孔72の内周間を流体密封する環状Oリング密封部
材88等を有する。
スリーブ部分84の環状軸方向伸長孔89内にスリーブ
部材86が設置され、スリーブ部材86の外周と孔89
との間に密封素子90を設ける。
このスリーブ部材86には軸方向伸長中央孔92が形成
され、その内部に軸方向摺動ピストン96を設置する。
スリーブ部分98の外周と孔72における内端部内周と
の間にOリング密封素子等100を設置する。
スリーブ部分98には、スリーブ103を内設した軸方
向伸長中央孔101が形成されている。
このスリーブ103には、第2縦方向摺動ピストン10
4を内設した共軸孔102が形成されている。
0リング密封素子105により、スリーブ103の外周
と孔101との間を流体密封する。
第5図に明らかなように、ピストン104には前端部分
106をそなえ、この部分は、振り子52の支持アーム
56の上端部に隣接のみぞ110内に形成した面108
に当接するようになっている。
ピストン1040対向外端部にはピストン96の内端部
に当接し、以下で詳述するように、これらピストン96
,104は流体圧力をうけて、調整弁組立体42の作動
を調整するため振り子52に協同する力を生ずる。
つぎに、調整弁組立体42の構造と作動を詳細に説明す
る。
第5図に明らかなように、この弁組立体には調整ピスト
ン部材112をそなえ、この部材の構造はなるべく、本
願の譲受人に譲渡された米国特許第3423936号に
開示された構造と同様であり、参考のため、本明細書の
説明に組入れである。
このピストン部材112には大体円筒形状体114をそ
なえ、この円筒体の中間部分周囲に大径軸方向に間隔を
置いたフランジ部分118が形成されている。
このフランジ部分118には、第5図に明らかなように
、弾性変形可能な弁部材124に密封接触するようにさ
れた、密封面122が形成されている。
この弁部材124とフランジ部分118とは一体に作動
して、導管26と導管28間、従って親シリンダ14と
後輪ブレーキシリンダ32.34間の流体の流れを調整
する。
簡単に述べれば、弁部材124はなるべく上述特許第3
423936号に図示記載された構造であるが、弁部材
124にはリップ126をそなえ、このリップは通常、
半径方向外方に傾斜して弁孔74の側壁に接触しかつ、
それにより、導管28から導管26内への流れを阻止す
る。
弁部材124から直ぐ外方の孔74内に環状止め輪等1
25が設置され、これが弁部材124上の複数個のボス
128に係合して孔74の内端部間の流体を連通させる
ようになっている。
弁部材124の外周には、弁部材124の外周に沿う流
体の流れ通路を設けるように複数個の円周方向に間隔を
置いた軸向きみぞ130が形成され、従って、(第5図
に示すように)弁部材124の左(外)側の弁孔74内
の流体圧力が弁部材1240反対側ないし右側の圧力よ
りも太きいとき、この圧力差により、リップ126が内
側に曲ってブレーキシリンダ32.34から弁孔74内
へ流体を逆流させることができる。
第5図に明らかなように、弁孔74には、ねじ何処端部
分127と、スリーブないし案内部材131を内設した
減径内端部分129とをそなえている。
案内部材131の外周と孔部分129との間にOリング
密封部材133を設置してこれら間を流体密封する。
案内部材131には孔74と共軸をなす内孔135が形
成され、その内部にピストン112の細長端部分137
が往復可能に配置されている。
ピストン部分137の最内端部を、みぞ110から振り
子520反対側に形成したみぞ141により作られた面
139に密接して(あるいは接触しないで)配置するこ
とによって振り子52が遊動すると調整ピストン112
が以下で説明する仕方により往復動する。
再び第2図を参照すると、ノ・ウジング36には横向き
の通路134が形成され、この通路はその外(左)端が
(図示せざる任意の取付部材を介して)導管26に連通
可能であり、また、ピストン96の外端部に隣接した孔
72にも連通可能である。
第4図に示すように、通路134はまた、ノ・ウジング
36に形成した垂直な孔136に連通可能となっており
、この孔136の働きにより、符号138で総括的に示
す逆止め弁組立体を収容する。
この弁組立体138は上下に可動な弁素子140をそな
え、この弁素子の働きにより、室Mの上端部を孔136
に連通する通路142を通る流れ路を選択的に開閉する
弁ばね144によって弁素子140が下向きに弾性的に
押圧されることにより、この弁素子140は密封面14
6と密封接触させられる。
ばね144の上端部は、孔136の上端部内にねじ受け
された閉止プラグ148に当接している。
第2図および第5図に示すように、プラグ76の内端部
になるべ(、符号149で示すようにみぞを設けて、通
路134とピストン96の外端部との間に流体を流すよ
うにする。
弁孔74の内端部分129は、第1図に示す流体通路1
50によって荷重感応調整弁10の油圧回路内に接続さ
れ、弁孔74を前記流体通路134に連通させる。
弁孔74の外端部分127は流体通路152に連通可能
で、この通路152は導管28と第2流体通路154と
の両方に連通可能である。
第2流体通路は、環状みぞ155と、スリーブ部分84
,98の中間位置にある横孔157とを介して、孔72
とまた孔102とにも連通可能である。
第5図に明らかなように、これら横孔157はスリーブ
103の孔159を介してピストン104に連通してい
る。
第2図に明らかなように、室44の下端部を密閉する閉
止プラグ48には、ピストン158を往復動可能に内設
した中央孔156が形成されている。
ピストン158の外周と孔156の周囲との間に0 ’
Jソング封素子等160をなす手段がはめこまれている
ピストン158の下側には、内部にコイルばね164の
上端を取り付けた盲孔162をそなえている。
ばね164の下端部は、図示のようにプラグ48に形成
した下向き突出環状部分168にねじ込んで取り付けた
閉止キャップ166に当接している。
孔156どそこに内設したピストン158とは流体アキ
ュムレータとして働き、ピストン112の端部分137
とピストン104から洩れ出た流体を、逆止め弁組立体
138を介して親シリンダ14に強制して戻す。
本発明による弁組立体10の油圧回路には抽気通路17
0をそなえ、この通路は、第4図に明らかなように、室
44の上端部に連通可能であり、またその外端部に任意
の閉止取付部材172を設ける。
調整ピストン112は通常、第5図に示す位置にあり、
7ランジ118を弁部材124から離すことにより親シ
リンダからの流体は、後輪ブレーキシリンダ32.34
により、導管26、通路150、弁孔74、通路152
および導管28によって形成される経路(第1図参照)
に沿い流れるようになっている。
ピストン112は、ピストン1120本体114のまわ
りに配置されたコイルバネ174によってこの位置に保
持されている。
ばね174の内端部は止め輪125に当接し、一方、ば
ね174の外端部はピストン112の外端部に形成した
大径ショルダ115に当接している第5図に示すように
、止め輪125は端ぐり閉止プラグ178によって孔7
4内の所定位置に保持されており、プラグ178は孔7
4の外端部にねじ込まれかつ、0リング密封素子180
をそなえている。
プラグ178の内端部に任意のスロット179を形成し
、通路152を弁組立体42に連通している。
この場合、弁孔74内がある相対的圧力レベルに達する
と、ピストン部材112は第5図で右側に移動するため
、フランジ部分1180面122は弁部材124に接触
して、通路150から通路152まで、従って親シリン
ダ14から後輪ブレーキシリンダ32,34までの流体
の流れを阻止するようになっている。
前述の特許第3423936号に記載されるように、調
整ピストン112は、ばね174の力に打ち勝つまで、
第5図で右側に移動しない。
このばね力は一般にF8 で表わす。
調整弁組立体42を閉弁させる、親シリンダ14からの
以後P1で表わす入口圧力の大きさは所望のブレーキ効
果を得るため予め選定されている。
しかして、PlAがF8 よりも大きいと、閉弁する。
ここにAは弁体137の横断面積で、通路150からの
流体圧力はピストン112に右側に移動するように作用
する。
フランジ118が弁部材124に接した後は、親シリン
ダ14からの入口圧力があがると、弁孔74の右端部な
いし内端部内の圧力があがり、今度は逆にピストン11
2は第5図に示す状態、すなわちその開放位置方向に押
圧される。
弁孔74内の圧力は有効面積B−Aにわたり調整ピスト
ン112に作用する。
ここでBは、弁部材124にたいするフランジ118の
主密封径により定まる面積である。
すなわち調整ピストン112は、ばね力F8と共に弁孔
74の内部流体圧力とで開放位置方向に押圧される。
弁組立体42がこのように開弁した後は、再び通路15
0を介して親シリンダ14から弁孔74に伝達された流
体圧力により弁42を閉弁させる対向力を生ずるが、通
路152に隣接した(第5図に示すような)孔74の左
端部の流体圧力が、通路150に連通する弁孔74内の
流体圧力よりも大きい面積Bに作用するから、弁42を
閉弁するには、弁孔74の内端部の流体圧力が上昇した
分より小さな圧力上昇でよい。
これが調整効・果であって、次の関係が成立する。
ここにΔP1は親シリンダ14からの通路150におけ
る圧力上昇分、ΔP2はブレーキシリンダ32.34に
連通する通路152における圧力上昇分である。
また次の等式が得られる。P2B=−Pl(B−A)+
F8 (等式2)ここに、P2は出口通路152内
の圧力、Plは親シリンダ14からの圧力である。
等式(1)は弁42の調整作動中における入口圧力と出
口圧力間の釣合関係を表わし、一方、等式(2)は調整
作動中における入口圧力と出口圧力の絶対値を表わす。
本発明の原理によれば、荷重感応調整弁10は、種種の
車の荷重条件を補償するために、調整弁42の作動を開
始させる圧力の大きさが変えられるように設計され構成
されている。
この要求性は、本明細書に参考に組み入れた1971年
3月15日出願の米国特許出願第124214号にグラ
フで庁示されている。
本発明による荷重感応調整弁10の作動の全体を説明す
る前に、この組立体の設計と作動の基礎をなす理論を簡
単に説明する。
典型的なブレーキ作動中における車にかかるブレーキ力
は次の関係で表わされる。
(等式3) 等式(3)において、FBはブレーキ力(lbs )
CF 、CRは前輪と後輪の車輪トルク定数ft、1b
s (□) 、Pp + ’Bは前後ブレーキ流体圧力s
i (psi ) t CORとC6Fはそれぞれ後ブレー
キと前ブレーキのオーディナンド、オフセット (ordinant offset ) (ft、1b
) 、 γはタイヤのころがり半径である。
ブレーキ力と車の減速との関係は、等式(4)で表わさ
れ、すなわち、ここに、Wは車の重量(lbs ) s
Aは車の減速率(ft、 / sec、” ) 、グ
は重力加速率(ft、 / see 、” )である。
等式(3)と(4)を等しくしてWを解けば次の関係が
得られる。
等式5を吟味すると、前と後のブレーキ圧力に比例する
2つの信号を加算して、加速度で割ると、車の重量に比
例する信号が得られるが、等式(5)が必要とするよう
に、2つの信号を割る装置を実際に商業上製作すること
は実際的でないから、この等式の関係を周知の方法で一
次化する。
このような一次化手順はマツフグローヒル社出版のフラ
ンシス、ラーベン著「オートマチック、コントロール、
エンジニャリング」に記載されており、次の等式(6)
のようになる。
(等式6) これは本質的に、一定の作動範囲にわたり等式(5)に
記載の関係から成り、Wにほぼ比例する信号は、信号P
F とPRを加え、信号Aを引いて、K4 に従って調
整ピストン112を押圧することによって得られること
を表わす。
このような信号の加算と減算は、いったん、それら信号
が実際の力に変換されれば、機構学的に行うことができ
る。
本発明の荷重感応調整弁10はこの目的が達成されるよ
うに構成されている。
特に、ピストン96と104は、流体圧力によって等式
(6)中の圧力PF とPRに対応していて、振り子支
持アーム56を介して釣合ピストン112の端部分13
7に作用するようになっている。
さらに、振り子52は車の減速に感応するので、等式(
6)中の信号Aに対応している。
これは、車の前部が第2図の矢印方向に位置するように
荷重感応調整弁10全体を車内に取り付けたからである
もちろん、このため、振り子520重り何丁端部54は
、ブレーキ作動中、ピン60を中心に第2図において反
時計方向に遊動することになる。
従って、調整ピストン112にばばね174の力と同方
向あるいは逆方向の3つの力が働く。
すなわち、ピストン96と104はばね174の力と同
方向の力を付与するが、振り子52はばね174と反対
に作用して、車の荷重変化に応じて変化する調整弁42
の分割点となる。
つぎに、荷重感応調整弁10の作動全体を詳細に説明す
る。
ブレーキペダル16を離したとき、装置10の構成部分
は通常それぞれ、第2図と第5図に示す位置をしめてい
る。
この場合、ブレーキ作動を行うには、ペダル16を押し
てブレーキをかけ親シリンダ14を作動すると、導管1
8゜20を介して前輪ブレーキシリンダ22.24に流
体が流れる。
これに伴い、流体は導管26に通じ、その後、通路15
0を通って弁孔74内に入る。
さらに、流体は通路134を通り孔72の外(右)端部
に通じ、ここで、流体圧力がピストン96の外端部に作
用する。
調整弁孔74に通じた流体は調整弁組立体42により調
整されることにより、この流体は通路152を介して後
輪ブレーキシリンダ32.34への導管28.30に通
じこの流体の一部は通路154を介してピストン孔72
内に戻り、ここでピストン104に作用するピストン9
6と104に作用する流体圧力の上昇により、これらピ
ストンは、振り子支持部材56に、第5図において左向
きの力を加える。
ピストン96,104の力は加算されて支持部材56を
介して、ばね174の力と同方向の力として調整ピスト
ン112に伝達される。
さらに、ばね174の力とは反対の方向、すなわち、第
5図において右方向に作用する力が加わるが、これは振
り子52の揺動ないし遊動運動によるもので、この力は
、ピストン96,104により生じた力と反対であるこ
とは明らかである。
ピストン96,104の横断面の大きさを正しく設計す
ることにより、また振り子52の質量と大きさを正しく
設計することにより、等式(6)中の圧力P8 とP
Rに関する信号と、車の減速を表わす第3信号(等式(
6)中の信号A)とは調整ピストン112に加わり、前
述の特許出願第124214号に示すグラフで描いたよ
うに、調整作動は減速率、従って車の荷重程度に従って
変化する。
(遊動素子にだいし)摺動ないし往復動振り子を利用し
て等式(6)中の信号Aを容易に発生することもできる
ので、本発明による揺動振り子によって減速を感知する
ようにしなくてもよい。
さらにまた、等式(6)中のPF とPRに関する加算
信号を、端から端へ連続的に作用するピストン96と1
04によって発生するようにしなくてもよい。
たとえば、ピストン96,104を並べて配置してもな
お信号PF とPRに関する所望の付加力を得て、調合
ピストン112の作動を調整することができる。
前述のように、調整ピストン112の端部137と振り
子52の接触面139との間に一定の間隔を設けること
により、振り子を、ピストン112と接触しないうちに
一定距離だけ揺動させて、ブレーキペダルを押す時間と
、ブレーキ装置のブレーキシリンダを動作する時間との
間の通常時間遅れを補償することが望ましい。
ピストン112と振り子52間に正しい間隔を設ければ
きわめて簡単に所望の目的は達せられるが、上記のよう
な時間遅れは、もちろん、油圧アキュムレータ等によっ
ても達せられる。
本発明による荷重感応調整弁10は普遍的に適用され、
ピストン96゜104およびそれらの取付はスリーブは
、他の大きさのピストンとの交換が容易にでき、弁組立
体を、荷重支持容量が異なりまたはブレーキ装置が異な
る車に用いることができる。
以上述べた実施例は上記の目的に好適なものではあるが
、本発明は、本発明の範囲から逸脱しないで変型、変化
および変更をすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、典型的な車のブレーキ装置と作動状態にある
本発明の荷重感応調整弁の概略図、第2図は本発明によ
る調整弁の拡大横断面図、第3図は第2図に示した調整
弁の一部分の拡大部分横断面図、第4図は第3図の線4
−4についての横断面図、第5図は第2図に示した調整
弁構造の他の部分の拡大横断面図である。 10.42・・・調整弁組立体、12・・・ブレーキ装
置、14・・・親シリンダ、16・・・ブレーキペダル
、18.20,26,28,30・・・流体導管、22
゜24・・・前輪ブレーキシリンダ、32.34・・・
後輪ブレーキシリンダ、36・・・弁ハウジング、38
・・・ピストン組立体、40・・・減速応答組立体、4
8゜76.178・・・閉止プラグ、50,70,88
゜100.105,133,160,180・・・0リ
ング、52・・・振り子、56・・・支持アーム、60
・・・ピボットピン、86,103・・・スリーブ、9
6゜104.158・・・ピストン、112・・・調整
ピストン、124・・・弁部材、125・・・止め輪、
138・・・逆面め弁、144・・・弁ばね、164,
174・・・コイルばね、166・・・閉止キャップ、
170・・・抽気通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧流体源と、前後輪油圧作動ブレーキ装置とを有
    する自動車において、ブレーキ作動中に前輪のブレーキ
    効果に比例した後輪の減少ブレーキ効果を与えて車輌の
    荷重移動を補償するための装置であって、該装置は弁作
    用をなす調整弁組立体42を備え、該調整弁組立体42
    は、上記流体源から一方のブレーキ装置までの流体通路
    の開と閉との位置の間を移動可能な調整ピストン112
    を備え、さらに該調整ピストン112を上記間と閉との
    位置の一方に向けて移動させる力を付与するバイアス手
    段を備え、該バイアス手段には車輌の減速の大きさに応
    答して該調整ピストン112を押圧する揺動振り子52
    と、それぞれが前輪と後輪のブレーキに付与される流体
    圧力に応答して移動する第1および第2の流体移動ピス
    トン96゜104とを含み、第2ピストン104の前端
    部分106を、該揺動振り子52の支持アーム56の上
    端部に当接させ、そして第2ピストン1040対向端部
    を第1ピストン96の内端部に当接させて、これらピス
    トン96,104と該揺動振り子52とが協同して該調
    整ピストン112に作用して、該調整弁組立体42の弁
    作動を調整するようになした荷重感応調整弁。
JP50007920A 1974-01-21 1975-01-20 荷重感応釣合弁 Expired JPS5914380B2 (ja)

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DE2502265C3 (de) 1979-12-13
JPS50116873A (ja) 1975-09-12
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