JPS59141967A - スポ−ツグロ−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良スポーツグローブに関する。

一般にスポーツグローブは、使用時における密着性と伸
縮性が秀れた羊又は山羊皮製が多く用いられている。

との糊従来の羊又は山羊皮製グローブは使用中に掌（て
のひら）部分の伸展が激しく、特に使用に当り力の加わ
る親指の承部の伸展が特に甚しいものである。このよう
な斌部の伸展の結果、使用中に縫目部分が掌と使用用具
グリップ間に喰い込み又は挾み込まれてグリラビングに
違和感を生ずる結果となる。このような傾向は特にゴル
フ用グローブで激しく、掌とゴルフクラブグリツゾとの
緊密度が特に望まれる場合の大きな欠点でおることが知
られている。

本発明はスポーツグローブの縫製の簡単な改良により、
従来品の前記の如き欠陥を排除することに成功したもの
であり、本発明の要旨とするところは前記特許請求の範
囲各項に明記したとおりであるが、本発明の技術的構成
を、スポーツグローブの代表例として、添付図面に示す
ゴルフグローブについて詳細に説明する。

第７図は従来のゴルフグローブの掌から見た平面図であ
り、従来品の親指における縫目（１）は図示の如く親指
側部に位置しているものである。第２図は従来品の親指
部分のみの展開図であり、前述の如く縫目が側部である
ので、展開図からも明らかな如く、甲部分と掌部分とは
殆んど類似の平面形をした裁断法としである。

この釉従来品では前述した如く、掌部分Ｂにグリピング
の際の圧力によシ伸展を生じ、その結果親指の掌部分に
おける親指への密着性が不良となり、同時に縫目（１）
は縫製時よりずれることになり、使用に当ってはその縫
目（りがクラブグリップと親指の掌部分との間に挟持又
は喰い込み、クラブグリップとの緊密性が損われる結果
となることが知られている。

これに対し、本発明では第３図及び第Ｖ図に示す如く、
親指甲部分（Ａ）と掌部分（Ｂ）とは皮の裁断時におい
て、掌部分（Ｂ）ｔｌ−大きい面積としてあり、更に前
記囚）と（Ｂ）との間に（巧に至るまで切断部を設けて
おり、か＼る載断片から縫製するので、縫目（りは親指
の両側でかつ甲部分に僅に偏在した位置となシ、更に第
３図のＦ点まで縫製しである。

尚、上記の如き縫製とするためには、グローブ囲で変化
することが好ましい。

又、第３図及び第Ｖ図において、Ａ、Ｂ、０゜Ｄ、Ｅ及
びＦは展開図と縫製品との対応位置を示す符号である。

本発明の如き構成とすることにより、使用中に親指掌部
分の伸展が生じても、縫目（りが承部にまくれ込み又は
喰い込むことが寿く、クラブグリップとの緊密性が損わ
れず、秀れたフィーリングでスイングすることができる
。

更に、本発明では第３図に斜線で示す親指甲部分に皮革
用伸展防止剤、例えばウレタンエマルジョン系の防止剤
を親指第１関節より先端甲部分に塗布することにより、
甲部分皮革の伸展を全く防止できるので、前述従来品の
欠点は一層効果的に防止することができる。

以上、本発明をゴルフグローブについて詳述したが、本
発明はゴルフグローブに限定するものでなく、他のスポ
ーツ用グローブに適用しても同等の作用効果を達成し得
るものであることは、当業者に明白なところである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来品ゴルフグローブの室部平面図、第２図は
第７図に示す従来品の親指部分展開図、第３図は本発明
によるゴルフグローブの室部平面図、第Ｖ図は第３図に
示す本発明によるゴルフグローブの親指部展開図であり
、図中、（りは縫目、（，２）は皮革伸展防止剤塗付部
を示す。 第２図 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　スポーツグローブの親指の縫目を、親指の両
   側でかつ親指の甲部分に僅かに偏在させたことを特徴と
   するスポーツグローブ。
2. （２）親指の前記縫目のうち、外側縫目が３０−以上で
   ある特許請求の範囲第７項記載のスポーツグローブ。
3. （３）スポーツグローブの親指の縫目を、親指の両側で
   かつ親指の甲部分に僅かに偏在させ、更に親指甲部分に
   皮革伸展防止剤を塗布したことを特徴とするスポーツグ
   ローブ。
4. （４）皮革伸展防止剤を親指第１関節より先端甲部分に
   塗布する特許請求の範囲第３項記載のスポーツグローブ
   。