JPS5914068Y2 - スクリユ−プレスの油圧装置 - Google Patents

スクリユ−プレスの油圧装置

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JPS5914068Y2
JPS5914068Y2 JP13124580U JP13124580U JPS5914068Y2 JP S5914068 Y2 JPS5914068 Y2 JP S5914068Y2 JP 13124580 U JP13124580 U JP 13124580U JP 13124580 U JP13124580 U JP 13124580U JP S5914068 Y2 JPS5914068 Y2 JP S5914068Y2
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JP
Japan
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raw material
pressure
barrel
screw
screw press
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JP13124580U
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JPS5756597U (ja
Inventor
宏 堀
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株式会社日本製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、繊維質原料のカサ比重を増加させるためのス
クリュープレスの圧縮調整装置を作動さす油圧装置に関
するものである。
スクリュープレスによって繊維質原料のカサ比重を増加
させるプレス装置に於て、圧縮された繊維質原料が、ス
クリュープレスのバレルとスクリューとの間で楔を形成
することなく、又バレルの内壁面で滑りを生じてスクリ
ューと共回りをすることのないスクリュープレスとして
、第1図に示す如き、第一段原料移送部と吐出口に近い
部分に形成された第二段原料圧送部とよりなるスクリュ
ーを用いたスクリュープレスを本出願人は、特公昭54
−23465号に於て提案した。
すなわち、第1図に於て、1はスクリューで、2はバレ
ルで、3は原料投入口で、4は吐出口で、5は駆動用減
速機で、6はバレル2の先端部にその上辺部をヒンジ結
合とした加圧用カバーであり、7は加圧用シリンダで、
そのピストン棒の作動により加圧用カバー6をバレル2
の吐出口4に押圧して繊維質原料の圧送圧力を調整する
圧縮調整装置を構成している。
而してスクリュー1は、第一段原料移送部1aと第二段
原料圧送部1bとよりなり、第一段原料移送部1aのス
クリューフライト外径は、繊維質原料がバレル2とのす
き間に滞留しないように大径であり、第二段原料圧送部
1bのスクリューフライト外径は、繊維質原料がバレル
2とのすき間に筒状層を形成するように小径としである
駆動用減速機5によるスクリュー1の回転により繊維質
原料は、移送・圧送されるが、ここで、加圧用カバー6
に適当な圧力を加え繊維質原料に圧力を与えることによ
り、本スクリュープレスの運転の初期の段階に於て、第
二段原料圧送部1bのフライト1b′外周面とバレル2
とのすき間に繊維質原料による強固な筒状層が形成され
、その内径が第二段原料圧送部の実質的はバレル内径と
なる。
従って、圧縮された繊維質原料の通過断面積が均一であ
り、かつ圧縮繊維質原料相互間の接触となるために原料
をバレル2に沿って推進させるための回転方向の摩擦係
数が増大されてバレル2とスクリュー1との間に於ける
原料による楔現象、並びにスクリュー1と原料との共回
りが防止される。
而して、スクリュー1の回転推力による繊維質原料に与
えられる圧力が、加圧用カバー6に外部より作用する機
械的な圧力に勝ると圧縮された繊維質原料が吐出され、
吐出によってバレル2内の繊維質原料の圧力が低下する
と加圧用カバー6が閉まり、ついで繊維質原料の圧力が
向上して吐出がなされるという如くに、加圧用カバー6
が息づきを繰り返えし乍らカサ比重の増加した圧縮繊維
質原料が吐出される。
而して、第1図に示す従来例に於ては、圧縮調整装置が
バレル2の先端部に、その上辺部をヒンジ結合した加圧
用カバー6と、これを作動さす加圧用シリンダ7とで構
成されており、従ってバレルの吐出口4に対して、加圧
用カバー6は傾斜した状態で開口し、吐出口4の下端に
於て開口度は最大となり、吐出口4の上端に於て開口度
は零となる。
かかる状態に於て圧縮された繊維質原料が吐出されるの
で吐出原料のカサ比重に不均一を生じるばかりでなく、
吐出口4の上端部と加圧用カバー6との間に繊維質原料
が喰い込んで加圧用カバー6の閉まりが不完全となる場
合があった。
本考案は、上記の従来例に於ける欠点を除去するための
改良に係るものである。
すなわち、バレルの吐出口4に対して、バレル2の軸線
方向に前後動して開閉を行う圧縮調整装置を適用するも
のであり、本考案は、かかる圧縮調整装置を作動さす油
圧装置に関するものである。
図面に基づいて以下に説明する。
第2図に於て、圧縮調整装置11のプレスボックス12
は、プレスボックス12の前壁に装着されたリング14
の開口をバレル2の吐出口4に一致させて、バレル2端
面に固定されている。
ヘッド13は、プレスボックス12の後壁に設けた加圧
用シリンダ15のピストンロッド16に固定され、加圧
用シリンダ15に外部より圧油が供給されて、ヘッド1
3はスクリュープレスのスクリュー1先端に向って押圧
される。
この押圧力は、吐出される圧縮状態にある繊維質原料の
必要カサ比重によって決定される値である。
駆動用減速機5を駆動してスクリュー1を回転させば、
原料投入口3より供給される繊維質原料は、移送・圧送
されて、原料の圧力がヘッド13の付与圧力に勝ると吐
出され、原料の圧力が低下するとヘッド13は前進する
17はリミットスイッチで、17 a 、17 b 、
17 Cはそれぞれ第1.第2.第3リミツトスイツチ
であり、18はピストンロッド16のヘッド13取付反
対側延長部に固定され、第1.第2.第3リミツトスイ
ツチ17 a 、17 b 、17 Cを作動さすスイ
ッチキーである。
本考案に係る油圧装置は、上記の如き圧縮調整装置を備
えたスクリュープレスに於て、圧縮状態にある吐出繊維
質原料のカサ比重を所望の値とするために、ヘッド13
に適正な圧力を加えるように加圧用シリンダ15に供給
する油圧力を一定に調整すると共にピストンロッド16
の前後動を迅速に行うこと及び加圧用シリンダ15のピ
ストン位置によってスクリュープレスの運転の異状を検
知することを目的としている。
油圧装置について、第3図及び第4図に基づいて説明す
る。
油圧ポンプ23により送油管Aに送出された圧油は、逆
止弁22を径て電磁分配弁20により加圧用シリンダ1
5のピストン前進作動側に供給され、他方分岐管Bを径
てアキュムレータ19に蓄圧される。
又、送油管Aよりの分岐管Cの一端に圧力スイッチ21
を設けである。
Dは、戻り管である。
油圧ポンプ23からの送出油の圧力は、圧力スイッチ2
1により、繊維質原料の所望のカサ比重に対応する圧力
に設定されている。
油圧ポンプ23からの送出油は、逆止弁22、電磁分配
弁20を径て、加圧用シリンダ15及びアキュムレータ
19に供給されるが、設定圧力に到達すると油圧ポンプ
23の運転は停止する。
設定圧力の圧油が、加圧用シリンダ15に供給されると
所望の圧力にてヘッド13を吐出口4の方向に押圧し、
繊維質原料は、スクリュー1の回転により移送・圧送さ
れて原料の圧力がヘッド13の吐出口4に対する押圧力
に勝ると吐出され、吐出によりバレル2内の原料圧力が
低下するとヘッド13が前進して繊維質原料の移送・圧
送が繰り返えされる。
この際に、アキュムレータ19が作用する。すなわち、
原料吐出時には、ヘッド13の後退による加圧用シリン
ダ15からの排出油を収容し、繊維質原料の圧力が低下
した際には、速やかに加圧用シリンダ15に圧油を補給
してヘッド13を閉める。
このように、アキュムレータ19は、ヘッド13の前後
進作坩を良好として繊維質原料のカサ比重を一定に維持
する作用をなす。
第1リミツトスイツチ17 aは、スクリュープレス装
置の運転中に、油圧回路等に漏油を生じ、ヘッド13が
定常運転位置を越えて後退した場合に、その後退をスイ
ッチキー18により検知し、油圧ポンプ23を起動して
、圧力スイッチ21の設定圧力の圧油を供給するための
ものである。
第2リミツトスイツチ17bは、第1リミツトスイツチ
17Hの作動にも拘わらすバレル2内の異常圧力により
ヘッド13が更に後退する際に、スクリュープレス装置
の運転を停止させるためのものである。
第3リミツトスイツチ17Cは、ヘッド13が完全に定
位置に後退したことを知るためのものである。
以上の説明により理解されるように本考案に係るスクリ
ュープレスの圧縮調整装置の油圧装置によれば、ヘッド
に加えるべき所望の圧油の発生を圧力スイッチの調整で
行ない、加圧用シリンダの前後進による圧油の給排をア
キュレータで迅速に行なうので圧縮された繊維質原料の
カサ比重を一定の範囲に維持でき、かつスクリュープレ
ス装置の運転の異状をヘッドの後退位置により検知し、
装置の運転を停止できるので安全運転ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のスクリュープレスの断面図で、第2図
は、本考案に係るスクリュープレス断面図で、第3図は
、本考案に係る圧力調整装置の油圧装置の回路図で、第
4図は、圧力調整装置のシリンダのピストン棒に設けた
スイッチキーとリミットスイッチとの関係位置を示す正
面図である。 1・・・・・・スクリュー、2・・・・・・バレル、3
・・・・・・原料投入口、4・・・・・・吐出口、5・
・・・・・駆動用減速機、6・・・・・・加圧用カバー
、7・・・・・・加圧用シリンダ、11・・・・・・圧
縮調整装置、12・・・・・・プレスボックス、13・
・・・・・ヘッド、14・・・・・・リング、15・・
・・・・加圧用シリンダ、16・・・・・・ピストンロ
ッド、17・・・・・・リミットスイッチ、18・・・
・・・スイッチキー、19・・・・・・アキュムレータ
、20・・・・・・電磁分配弁、21・・・・・・圧力
スイッチ、23・・・・・・油圧ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バレル内には、フライト径の大なる第一段原料移送部と
    これに続くフライト径の小なる第二段原料圧送部とから
    なるスクリューを装着し、バレル先端には、繊維質原料
    のカサ比重を増加させる圧縮調整装置を設けたスクリュ
    ープレスの圧縮調整装置の油圧装置において、バレルの
    吐出口に対して前後進するヘッドをピストンロッドに固
    定した加圧用シリンダと、加圧用シリンダのピストン前
    進作動側に設定圧を与える圧力スイッチと逆止弁とを備
    えた送油管と、該送油管に接続する油圧ポンプと、該送
    油管に分岐管にて接続するアキュムレータと、加圧用シ
    リンダのピストンロッドの移動位置を検出するリミット
    スイッチとを有することを特徴とする油圧装置。
JP13124580U 1980-09-17 1980-09-17 スクリユ−プレスの油圧装置 Expired JPS5914068Y2 (ja)

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JP13124580U JPS5914068Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 スクリユ−プレスの油圧装置

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JP13124580U JPS5914068Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 スクリユ−プレスの油圧装置

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Publication Number Publication Date
JPS5756597U JPS5756597U (ja) 1982-04-02
JPS5914068Y2 true JPS5914068Y2 (ja) 1984-04-25

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JP13124580U Expired JPS5914068Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 スクリユ−プレスの油圧装置

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JP4759411B2 (ja) * 2006-03-08 2011-08-31 株式会社奥村組 スクリュープレスの運転方法及び制御装置

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JPS5756597U (ja) 1982-04-02

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