JPS59136666A - 送配電線路の地絡故障点評定方法 - Google Patents

送配電線路の地絡故障点評定方法

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JPS59136666A
JPS59136666A JP1071283A JP1071283A JPS59136666A JP S59136666 A JPS59136666 A JP S59136666A JP 1071283 A JP1071283 A JP 1071283A JP 1071283 A JP1071283 A JP 1071283A JP S59136666 A JPS59136666 A JP S59136666A
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JP
Japan
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impedance
distribution line
fault point
transmission
current
Prior art date
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JP1071283A
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Masaomi Nagai
永井 正臣
Takashi Otsuka
敬 大塚
Yousuke Nakanishi
要祐 中西
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の喝する技術分野〕 本発明は送配電線路中で地路故障が生じたとき。
地絡故障点の位置の評定2例えばある測定点からの該地
絡故障を生じた送配電線中の故障点までの距離の推定を
行な5方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
在来のかかる故障位置評定の最も簡単な手段は。
ある測定点から地絡故障を起こした送配電線のインピー
ダンスを測定して、これと該送配電線の特性インピータ
ンスとから故障点までの距離を推定するものであるが、
装置が比較的簡易に構成できる反面、地絡故障点におけ
る送配電線と大地とのインピーダンスすなわちいわゆる
故障点インピーダンスの値によって距離の推定値に誤差
が生じゃすいことが一般に知られている。前記の故陥点
インピーダンスは主として抵抗性であり、この点に注目
して送配電線のりアクタンス成分を重点に測定して故追
点を評定する手段も公知であるが、非接地送配′C系に
おける測定例では架空綴の断面が60dのとき地絡故障
点における故障点インピーダンスの抵抗分は0〜2oキ
pオームの間に変動しうろことが知られており、かかる
場合に評定距離誤差4100メートル以内に納めるため
には、送配電線の地絡故障によるインピーダンスの変化
を抵抗分で0.03オーム、リアクタンス分でモ0.0
3Ω(50ヘルツに対する値)腋内の精度で測定する必
要があることになり、これを前述の10キロオーツ・程
度の故障点インピーダンスと比較すると故障点抵抗の1
0 〜1o  すなわち少なくとも十分のエバーセント
以上の精度の測定を必要とすることになるので、この原
理で実用的な装置を製作することは極めて困難である。
このため、故障点インピーダンスの影響を余り受けない
で送配電線の故障点までのインピーダンスもしくはこれ
に関連する電気量を精密に測定す・る手段として1本出
願人は特願昭56−22423号の発明を出願した。し
かし、当該発明では測定用電源の周波数を比較的低(と
る必要があり、測定用′ft源を高圧ないし超高圧の送
配線に結合するための変成器などの結合器を経済的に製
作するKは当該測定用縦深の周波数を高めるのが望まし
いが、周波数を数百ヘルツ種度にまで上げると送配電線
のもつ分布キャパシタンスの影響が無視できなくなって
しまう。
〔発明の目的〕
本発明は以上に説明した従来技術の欠点ないし問題点の
認@に立脚して、地絡故障点における故障点インピーダ
ンスの変動の影響が少な(、かつ送配電線への測定用交
流電力の注入を簡単にできるよう試鋏用電源の周波数を
高くとっても送配電線のもつ分布キャパシタンスの影響
を受けることが少な(゛送配直線路の地絡故障点を評価
する方法を実現することにある。
〔発明の要点〕
本発明によれば上述の目的を達成するために、故障点評
定をすべき送配電線路区間の両端に地絡故障が生じた送
配電線に評定用の交流電流を注入する電流源回路をそれ
ぞれ設けておき、地絡故障が生じたとき両端の電流源回
路から同一周波数。
同一振幅でかつ互いに逆位相の測定it流をそれぞれ当
該地絡事故送配線に注入する。地絡事故発生点における
故障点インピーダンスにはこれら両電流源回路から注入
された評定用電流が重複して流れることになるが、前述
のように両評定用電流は逆位相なので両者は実質的に相
殺され、当該故障点インピーダンスには全く評定用電流
が流れないかあるいは流れても従来手段に比して極めて
小さな電流が流nるに過ぎな(なる。このことが本発明
方法が故障点インピーダンスの影響を受けることが本質
的に少ない大きな理由になつ−ている。
地絡故障が生じると、評定用電流に対する送配電線のイ
ンピーダンスが正規状態から当然変化し。
従って評定用電流を供給する電流源回路の電力や力率な
どの電気値もこれに応じて変化するわけであるが、本発
明においては地絡故障が送配電線路の中央点で生じた場
合に評定電流に対する送配電五メのインピータンスない
しは電流源回路中の電気値が故障点インピーダンスによ
って本質的に影響を受けないことに注目し、当該t9合
の送配電録インヒーダンスないしは前、述の電気値を基
準にして故障点を評定する。このよう((地絡故i1が
中央点で生じた場合を考えると、故障点インピーダンス
には線路区間の両端の電流源回路から大きさが等しく方
向が逆向けの評定用電流が流入して両者は相殺され、実
質上故障点インピーダンスには評定用電流が流れないか
ら、このときの送配電線のインピーダンスは故障点イン
ピーダンスによって影響されない0地絡故障が中央点以
外で生じた場合には、送配電線インピーダンスは故障点
インビーダンスの影響を受けるようにはなるが、その変
化は彼達のように故障点の位置ないしは距離に対して笑
用上はぼ線形にないしは比例して変化し、その変化の度
合が故障点インピーダンスによって変わりて来る。
以上のように故障送配ば。′θのインピーダンスがほぼ
故障点し・)中央点からの距離に比例して変化するが故
障点インピーダンスの影響を受ける点(・ζ型押して故
障点を評定するにあたって1本発明では故障点インピー
ダンスの値を測定するこトナ(、故障点までの送配電線
の距離が所定長だげ変化した場合の送配電線のインピー
ダンスないしは前述の電流源回路中の特性電気値の変化
を測定し、該変化値を基準にして故障送配電線のインピ
ーダンス値ないしは前述の特性電気値から比例計算で故
障点の位置を評定する。このように送配電線の距離を所
定長だけ変化させるため、本発明においては当該所定長
の送配電線のインピーダンスに等価な等価インピーダン
ス回路を電流源回路中に一時的に挿入する。この等価イ
ンピーダンス回路な挿入しない都合と挿入した場合1c
 i6ける送配電線インピーダンスないしは特性電気値
の差から故障点・rンヒーl−yスの影響度すなわち送
配電線インピーダンスないしは特性電気値の距離に対す
る比例常数が知られるので、後は簡単な演算によって容
易に地、iti故障点までの距離を計蒜することができ
る。
〔発明の実施例〕
次に図面を参照しながら不発明の夾施v11を説明する
。第1図は本発明の原檀説リノ図であって、Lが1本の
送配電線を模式的に示し、その長さlが本発明方法によ
って増結故障を評定すべき区間を示している。該区間の
両端には電流源回路1.2がそれぞれ設けらtて適当な
結合手段を介して高電圧の送配電11 a L K l
r′F定用電流用電流するのであるが、この図では簡単
化のため回定用電流If、I2が電流源回路1.2がら
送配電線りに直接注入されるよう描がgでいる。これら
測定電流は同一の周波数fと同一の振幅I、をもつよう
Kfl+υ御されるが。
その位相は互いに逆位相に選ばれている。この逆位相で
あることを示すため、第1図では電流源回路2の評定用
電流I2は送配電線りから注出される方向に矢印が付さ
れている。地絡故障点はFで示され、この点と大地との
間の故障点インピーダンスすなわち地絡抵抗は几gであ
り、送配電線区間りの左端から地路故障点までの距離が
Xであるとする。
いま地絡故障点Fが送配心線区間りの中央点にあり、従
ってx=l/2であったとすると、故障点インピーダン
スRgには%、電流源回路がらの評定用電流工1に比例
するtK、11’  と電流源回路2からの評定用電流
工2に比例する電流I2’とが互いに逆方向に流れ、容
易に諒解されるようにIl’とI2’の大きさは等しい
ので、両硫流工1’どI2’とは相殺し合って故障点・
〔ンピーダンスRg K加れる電流は4になる。aがし
、#l!f5故障点F故障点点以外にあるとSには、送
配電線りの左端から故ト章点Fまでのインピーダンスz
1と右端0.がら故障点Fまでのインピーダンスz2は
それらの間の送配電線の長さよおよびl −xに比例す
るから、インピーダンスZl、Z2の値は相異なり、故
障点Fにおける2電流II’ 、 12’の大きさも異
なって来て両電流は完全には相殺されない。かかる一般
的な場合には次の方程式が電車する。
上式中のすべての符号はベクトル量であり、vl。
v2は第1図に示すように送配電線りの左端および右端
のN圧であるが、これらは#波数fの評定用N流回格の
電圧であって送配電線の商用周波電圧とは易なることに
留t、串れたい。またその他の符号の内容は次のとおり
である。
Rω−6礪 (伝播定数)。
Y−二 等価インピーダンス/単位長 Z、=J7JY  (特性インピーダンス)Z:等価対
地アドミ ダンス/単位長 AI=cosh(R,5r) CI = (l/Zω) s inh (R@+! )
Bl =Z、 5inh (Rag! )D I = 
cosh (Rmx ) A2 = cosh (Rm (1” ) )C2= 
(’/7.. ) 5inh (Rm(l  ” ) 
)B2=Za+5inh (nal(l  j’) )
D2=cosh (R(11(l −jc ))さて、
前述のように11=I2=ISであるから。
この条件を(11式に入れて開式左辺のvlの値を故障
点インピーダンスB、gをパラメータとしXを変数とし
て求めることができる。この結果により送配fi線の左
端側の無効電力Q −Vl5 s inθ(ただしθは
Vlと工、との間の位相角)を求めると第2図のとおり
である。
第2図の横軸は送配電線の左端から地絡故障点Fまでの
距離X、縦軸は前述の無効電力Qであって、図の曲線R
,oは故障嬢インピーダンスRgが零すなわち完全接地
の響合、曲線R5、RIOは故障点インピーダンスがそ
れぞれ5.10キロオーム の場合、曲線Rは故障点イ
ンピーダンスが無限大すなわち地絡故障がない揚台に対
応する。ただしこの数値計算にあたっては、送配電線が
60−断面の架空銅線であり、その分布インダクタンス
はo、ooimH/m、分布キャパシタンスは0.01
nF/m+  評定用電流の周波数fは300I(z、
注入電流値工はIA。
送配電線長lは5KWLとして無効電力Qを求めたもの
で、6.6kV級の配電線の代表的な値である。
第2図に表わされた結果から次のことがわかる。
送配電線の中央点で接地故障が生じた場合該線区喘にお
ける無効電力Qは故障点インピーダンスagのいかんに
拘らず地絡故障が全くない場合の無効電力Qoに等しい
。これは前述のように故障が中央点にあるとき故障点イ
ンピーダンスRglC評定電流が全く流れないことから
も容易に予測されたところである。さらに、故障点イン
ピーダンス侮の零から無限大に至るまで無効電力Qは故
障点までの距@xに対して実用上直線的に変化すると見
てもよいことがわかり、これは故障膚の評定に際して後
述のようにつごうがよい。もつともこの関係は前述の(
1)式のA1〜D、、A2〜D2が伝播定数RIllI
と距離Xないしはl−xの積の関数であることから推定
されるように、送配電線の長さlが大になり周波数fが
大となるとともに直線性からずれる傾向はあるが、前述
のように測定電流の周波数fが数百ヘルツ程度において
も笑際の送配電線条件下で直線性が保たれて(・ること
は1本発明の原理が従来よりも高い周波数の測定用電流
を用いるのに適していることを示している。さらに第2
図の曲線Rが理論的にも直線であることかられかるよう
に、無効電力Qと距離Xとの関係は故障点インピーダン
スRgが高い桿直線性がよいことになり、故障点インピ
ーダンスが大きくなると評定の誤差が増す従来の評定方
法にない特長を本発明が有することがわかる。
つぎに上述の原理を用いた送配電線路の地絡故障点評定
の方法を第3図により説明する。第3図において送配電
線路りはヨ相の高圧架空線LL、L2およびL3かうな
り、このうち架空、ili!L2の故障点Fに故障点イ
ンピーダンス几gの地絡故障が生じた場合が示されてい
る。電流諒回路1.2は当該送配電線路区間りの両端に
それぞれ配設され、定電流発生装! 11 、21で発
生した同一周波数、同一振幅の評定用電流を変流器12
 、22を介して高圧の送配電線の内の1本に評定用電
流を注入する。もちろん区間の左右端からは互いに逆位
相の測定用電流が注入される。地絡判別装置12 、2
3は公知の装置であってよいので簡略化して描かれてお
り、地絡故障を生じた送配電線を見付けてその線に対応
する開閉器14 、24の接点を選択的に閉じて各3個
の変流器12゜22のうちの対応する変流器のみに定電
流装置11゜21からの電流を流して故障線に評定用電
流を注入する。なお、変流器15.25は所定の送配電
線路区間外に測定用電流が流出するのを防ぐだめのもの
であって、前述の地絡相判別装置13 、23からの指
令によって開閉器16の接点を選択的に閉じて、各3個
の変流器15 、25のうちの対応する変流器の回路の
みを事故線に接続する。またフィルタ17 、27は変
流器12 、22を介して電流源回路1.2内に侵入し
てくる商用周波信号を除去するためのものである。等価
インピーダンス回路18 、28は所定長toの送配電
線のもつインピーダンスをリアクトル、コンデンサおよ
び抵抗器によって模擬する回路であって、スイッチ19
 、29の操作によって電流源回路1,2にそれぞれ挿
脱できるようになっている。また測定回路30は電流源
回路1,2の特性電気値たとえば無効電力。
電圧、力率などを測定するものである。図示の電流源回
路1.2の構成において、定電流装置11 、21から
の定電流はそれぞれ等価インピーダンス回路18゜28
またはスイッチ19 、29を通って変流器12 、2
2を流れ、さらに変流器15.25および開閉器14 
、24を通って測定器30に入1.)、そこから定電流
装置11 、21に帰る。なお5前述の等価インピーダ
ンス回路18.28とそれに付属するスイッチ19 、
29とは、電流源回路1.2の双方に設ける必要はなく
その一万にだけ設けることでよい。さらに測定□器30
も同様に故障点評定をする側の電流源回路に付属して設
けることでよい。
いま電流源回路1の方を測定端として故障点評定の方法
を説明する。図示のように送配電線L2の故障点Fで地
絡故障が生じると1図示しない地絡検出装置が地絡が生
じたことを検出し、これによって地絡相判別装置13 
、23が動作して送配電線L2が故障線であることを判
別し、開閉器14 、24 および開閉器16 、26
の接点を選択的に閉じて事故線に対応する変流器12 
、22および変流器15 、25を電流源回路内、2に
それぞれ接続する。最初はスイッチ19が閉じられてい
る状態で、測定器3oは電流源回路1内の例えば無効電
力Qを測定する。ついでスイッチェ9が開かれ、対応す
る等価インピーダンス回路18が電流源回路1に挿入さ
れた状態で同様に無効電力Q′が測定される。
このように等価インピーダンス回路18を挿入しない状
態での無効電力Qと挿入した状態での無効電力Q′が測
定されろと、次式から地絡故障、+5Fの測定端(電流
源回路1側)からの距離Xが直ち如求まる。
上式の根拠を第4図によって説明する。前述のように無
効電力Qと故障点までの距離Xとの関係は直線的である
から、故障点インピーダンスRgの値は未知であるかが
かる直線関係が図のRxなる直線で表わされるとする。
かがる直線眼は図に示すよ5に必ずX−7,Q=QOな
る点を通る。
等価インピーダンス回路■5を挿入したときは送配電線
が前述の所定長inだけ長くなったことに等価であるか
ら、このときの無効電力Q′は距離がX+ioである直
線Rx上の点に対応するはずである。
図の斜線を施した2個の三角形の相似)・らが成立し、
これをXについて解けばf21 :itが得られる。
上記のような故障点評定にあたっては、測定電流の周波
数は数百ないし数千ヘルツの範囲に〜四、ぶことができ
ろ。また上述の説明(τおいては測定すべき特性電気値
とし、て主に無効電力について説明したが、必ずしもこ
れに限定されるイ)のではなく、#効力率で本、インピ
ータンスイ直てもあるいは・IT効電力であって本、紀
2図に示す距離Xに対する直線性が実用的に保たれる限
り測定対象に選ふことができる。またかかる直線性が保
たれていなくても、特性曲線の形状があらかI〕めわか
っていれば、それに対応した前述の12)式に類似の式
から距離Xを求めることは容易なので1本発明の要旨内
において実施することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明においては地絡故障評定を
すべき送配電線路区間の両端に該区間の送配宵、絆に評
定用交流電流を注入する電流℃7回路をそれぞれ設けて
、rQ電流源回路から同−周波数同一据幅かつ互いに逆
位相の評定用型、諦を迂配賦紳に注入した状態において
、測定端となる電流源回路に所定長の送配電線カーもつ
インピータンスに等価な等価インピーダンス回路を押入
した場合と挿入しない場合との2通り(でついて、該電
流源回路内の無効電力などの特性電久値を測定し、該両
側定値から地絡故障点の測定端からの距離を推定するよ
うにしたので、地絡故障戸の故隊インピーダンスに流、
れる評定用電流が本質的に少なく、従って該故障インピ
ーダンスが高い場合においても地絡故障点の位置ないし
距離の評定誤差が少なくなる。また第2図に示すよづに
本発明方法において測定する特性電気値は地絡故障点ま
での距離に対して直線性が良好で、従って距離の推定を
正確に行なうことができ、かかる直線性は故障点インピ
ーダンスが高い程良好であって、従来の故障点インピー
ダンスが高くなる徨評定誤差が急速釦大きくなる欠点を
克服できる。さらには、!!4(ilIiインピーダン
ス回路を電流源回路から挿脱するだけで、故障点インピ
ーダンスの影響を簡単にかつ正確に知ることができ、故
障pインピーダンス値を測定する要なく故障点を評定で
きるので、評定作業が簡単になりかつ評定結果が正確で
ある特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明の詳細な説明するもので、第1図は
大発明の原理説明のための回路図、第2図は測定端から
地絡故葦点までの距離Xを変数とする本発明による評定
時に測定すべき特性電気値の一例としての無効電力の変
化を示すダイヤグテム、第3図は本発明による送配電線
路の地絡故障点評定法の具体的な実施例を説明する回路
図、第4図は故障点までの距離Xを推定する計算方法の
説BA図である。図において、1.2;電流の回路、1
1.21:定電流装置、12,22,15,25 : 
FF定定電電流送配電線に注入する手段としての変流器
、18.28:零価インピータンス回路、19.29:
%価インピーダンス回路を電流む回路に挿脱するスイッ
チ、F:地絡故い点、L;地絡故障点を評定すべき送配
電線路、L2:地路故障を生じた送配電線、l:送配電
線路長、lo:等価インピーダンス回路に等価な送配電
訣長、Q:測定すべき′IA’ R,源回路の特性電気
値のfFIIとしての無効電力、QO:区間の中央点で
地絡故障を生じたときの無効−力値。 △Q:等価インピーダンスを挿入したときと挿入しない
ときの無効電力の差1.r:測定端から地声故障点まで
の距離、である。 才 1 凹 T 2 図 74 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)送配電線路区間の両端に該区間内の送配電線に評定
    用交流に流を注入する電流源回路をそれぞれ設けるとと
    もに該両電流源回路の少なくともm1に該区間内の所定
    長の送配電線がもつインピーダンスに等価な等価インピ
    ーダンス回路を挿脱自在に接続し、前記区間内で地絡故
    障が生じたとき該地絡故障を生じた送配電線に前記両電
    流回路から同一周波数、同一振幅かつ互いに逆位相の評
    定交流電流をそれぞれ注入し、該注入時における前記電
    流源回路が示す特性電気値を前記等価インピーダンス回
    路を挿入しない場合と挿入した場合についてそれぞれ測
    定し、前記両特性電気値と、前記区間の中央点で地絡故
    障が生じた場合に電流源回路が示す特性電気値と、前記
    等価インピーダンス回路に等価な送配[υの前記所定長
    とから地絡故1ift点の区間内の位置を推定すること
    を特徴とする送配電線路の地絡故障点評定方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、評定交
    流電流の周波数が数百から数千ヘルツの範囲内に選ばれ
    たことを特徴とする送配電線路の地絡故障点評定方法。 3)特許請求の範囲第1項記載の方法において、特性電
    気値が無効電力値であることを特徴とする送配電線路の
    地絡故障点評定方法。 4)特許請求の範囲第1項記載の方法において、特性電
    気値が無効力率値であることを特徴とする送配電線路の
    地絡故障点評定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193941A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 株式会社東芝 酸素濃度計測システムおよび酸素濃度計測方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193941A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 株式会社東芝 酸素濃度計測システムおよび酸素濃度計測方法

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