JPS5913657Y2 - 電子楽器のペダル効果回路 - Google Patents

電子楽器のペダル効果回路

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JPS5913657Y2
JPS5913657Y2 JP11970678U JP11970678U JPS5913657Y2 JP S5913657 Y2 JPS5913657 Y2 JP S5913657Y2 JP 11970678 U JP11970678 U JP 11970678U JP 11970678 U JP11970678 U JP 11970678U JP S5913657 Y2 JPS5913657 Y2 JP S5913657Y2
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key
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gate
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秀雄 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電子楽器において、ソステヌートペダル又
はダンパペダルの操作により効果的に楽音の減衰特性の
可変制御するための回路に関する。
従来、ソステヌートペダルを操作することにより発生楽
音の減衰特性を制御できるようにした回路配置はすでに
提案されている(例えば、実開昭52−63418号公
報参照)。
しかしながら、この種の従来回路は、ソステヌートペダ
ルスイッチからの状態信号の立上り及び立下りにそれぞ
れ同期した信号を形成すると共に、立上り同期信号とキ
ーオン信号とをANDした信号でR−Sフリップフロッ
プをセットし且つ立下り同期信号でこのR−Sフリップ
フロップをリセットするようになっていて、全体として
構成が複雑である欠点を有する。
この種のペダル効果回路は1つの電子楽器において各キ
ー毎又は各楽音形成チャンネル毎に設けられるものであ
るので、電子楽器のコストを低減するためには可及的に
簡単な構成であることが望ましい。
従って、この考案の目的は、構成簡単なペダル効果回路
を提供することにある。
この考案によるペダル効果回路の特徴とするところは、
ソステヌートペダルスイッチの操作タイミングに同期し
た信号でキースイッチからの状態信号をラッチするラッ
チ回路を設けると共に、このラッチ回路の出力とソステ
ヌートペダルスイッチからの状態信号とをAND演算し
、そのAND出力に基づいて楽音の減衰特性を可変制御
する点にある。
この考案の好ましい実施態様によれば、上記キースイッ
チからの状態信号と、上記AND出力と、ダンパペダル
スイッチからの状態信号とを入力とするOR回路を設け
、このOR回路からの出力に基づいて楽音の減衰特性が
制御される。
この考案による回路配置の利点の1つは、ラッチ回路、
AND回路、及びOR回路のような簡単な機能回路の組
合わせでソステヌートペダル効果ないしダンパペダル効
果を実現できることである。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案を詳述す
る。
第1図は、この考案の一実施例によるペダル効果回路の
、特にディケイ制御信号発生部を示すものである。
KSWはキーオン信号KONを発生するキースイッチ、
SSはソステヌートペダルSPで駆動されるソステヌー
トペダルスイッチ、DSはダンパペダルDPで駆動され
るダンパペダルスイッチである。
キーオン信号KONはソステヌートペダルスイッチSS
からの状態信号に応じてD−フリップフロップDFでラ
ッチされるようになっており、フリップフロップDFの
出力QはソステヌートペダルスイッチSSからの状態信
号とANDゲー)AGでANDされる。
そしてANDゲー)AGの出力はキーオン信号KON及
びダンパペダルスイッチDSからの状態信号と共にOR
アゲ−OGに入力され、このORゲートOGの出力によ
ってディケイ制御信号DCNが形成されるようになって
いる。
図示しないテ゛イケイ制御回路では、テ゛イケイ制御信
号DCNが高レベルにあるあいだ、それが低レベルにあ
る場合よりもエンベロープ信号のテ゛イケイタイムを長
くするように減衰時定数制御が行なわれる。
ここで、制御信号DCNは、キーオンしてキーオン信号
KONを「高」にした場合、ソステヌートペダルスイッ
チSSをオンしてキーオン信号KONをラッチした場合
、及びダンパペダルスイッチDSをオンした場合に「高
」になるものであり、これらの場合にはエンベロープ信
号のディケイタイムを長くするように時定数制御が行な
われる。
これに対して、ペダルスイッチSS、 DSをオンする
ことなくエンベロープ信号の減衰中にキーオフした場合
には、制御信号DCNが「低」となるので、ディケイタ
イムを短くするように時定数制御が行なわれる。
第1図の回路によれば、簡単な構成でエンベロープ信号
の減衰カーブを可変制御するための信号を得ることがで
きる。
第2図は、この考案の一実施例による電子楽器のペダル
効果回路を示すものである。
同図において、KSWは対応するキーによってオンオフ
制御されるキースイッチ、FSは楽音のアタックレベル
を低下させると共に減衰速度を速めるために操作される
ソフトペダル(弱音ペダル)によって駆動されるソフト
ペダルスイッチ、DSは自然減衰音を得たい場合にキー
オン前又はキーオン中に操作されるダンパペダルによっ
て駆動されるダンノくペダルスイッチ、SSは自然減衰
音を得たい場合にキーオン中に操作されるソステヌート
ペダルSPによって駆動されるソステヌートペダルスイ
ッチである。
これらのペダルFP、 DP、 SP及びスイッチFS
。DS、 SSの類は、全キーに共通に設けられるもの
であるが、これから述べる回路部(すなわち、第2図の
回路からペダルスイッチFS、 DS、 SSを除いた
回路部)は各キー毎又は各楽音形成チャンネル毎に設け
られるものである。
R−Sフリップフロップ11はキースイッチ11からの
キーオンタイミングに同期した信号KoNでセットされ
且つキーオフタイミングに同期した信号K。
FFでリセットされてキーイング波形を整形するもので
゛、その出力Qからなるキーオン信号KONはキーチャ
タリングを除去するに必要な動作時間が設定された第1
のワンショット回路12をトリガするようになっている
ANDゲート13は、キーオン信号KONと第1ワンシ
ョット回路12の出力Q=O51とをANDL、キーチ
ャタリングのないキーオン信号KON’を発生するもの
である。
第1ワンショット回路12の出力Q=O81は第2のワ
ンショット回路14をトリガするようになっており、第
2ワンショット回路14の出力Q=O32は比較器50
からの比較出力EQ 2とANDゲート15でANDさ
れる。
比較器50はエンベロープ信号Voutと制御電圧CV
4とを比較し、VoutがCV4をこえたときに「高」
から「低」にかわるような比較出力EQ2を発生するも
ので、制御電圧CV4として後述するように減衰時定数
切換点レベルVBL又はその修正レベルに対応した電圧
を印加することにより、減衰時定数切換のためのタイミ
ング信号として比較出力EQ2を発生するようになって
いる。
ANDゲート15の出力は、ORゲート16の一方の入
力端に供給され、ORゲート16の他方の入力端には、
第1ワンショット回路12の出力Q=O81を立上り微
分回路17で微分した信号O8I Dと信号SO3+D
UM+KON’とをORゲート18でORした信号が加
えられており、これによってORゲート16は、負進行
キーオンパルスNKONを発生するようになっている。
なお、第2ワンショット回路14は出力信号Voutが
制御電圧CV4のレベルをこえるよう比較的長くその動
作時間が設定されているものであり、立上り微分回路1
7はキーを非常に速く連打した場合に後述するフリップ
フロップ37をリセットさせて正常勤作を確保するため
に設けられたものである。
ところで、信号SO3+DUM+KON’を形成するた
めの回路はこの考案の教示にしたがって構成されるもの
で゛、同回路においては、ANDゲート13の出力から
なるキーオン信号KON’を1つの入力とするORゲー
ト19が設けられており、このORゲート19の他の1
つの入力としては破線Xで示すようにダンパペダルスイ
ッチDSからの状態信号DUMが入力されている。
ORゲート19の出力はD−フリップフロップ20のテ
゛−タ入力端りに加えられ、D−フリップフロップ20
はソステヌートペダルスイッチSSからの状態信号に応
じてORゲート19の出力をラッチするようになってい
る。
ここで、ダンパペダルスイッチDSからの状態信号DU
MをORゲート19に入力すること(破線X)は必ずし
も必要でなく、D−フリップフロップ20はキーオン信
号KON’を直接ラッチするようになっていてもよい。
フリップフロップッチSSからの状態信号とはANDゲ
ート21に入力され、ANDゲート21は、面入力をA
NDすることによって、キーオンがあり且つソステヌー
トペダルが操作されていることを示す信号SOSを発生
するものである。
キーオン信号KON’とソステヌート信号SOSとダン
パ信号DUMとはNORゲート22に供給され、ここで
、信号SOS + DUM +KON’に変換される。
この信号SOS +DUM +KON’は、キーオン後
第1ワンショット回路12の動作時間を経てから「高」
から「低」になり、ソステヌートペダルスイッチSS又
はダンパペダルスイッチDSがオンしている限り「低」
でありつづけるもので、それによってその低レベル期間
中楽音を自然減衰させるべく指示するものである。
従って、この信号SOS+DUM+KON’と微分出力
OS1DとをORゲート18でORした信号は、極端に
速くキーを連打しない通常の場合、OSIDがキーオン
タイミングに同期して「高」になるので、実質的にSO
S 十DUM+KON’に等しい。
しかしながら、特殊の場合としてキーを高速で連打した
場合には、信号SOS+DUM十KON′が「低」であ
っても−瞬OSIDのためにORゲート18の出力が「
高」になることがある。
そして、ORゲート18の出力とANDゲート15の出
力とをORゲート16でORした信号NKONは、キー
を高速連打せず且つペダルDP= SSをふまない通常
の場合は、キーオン後第1ワンショット回路12の動作
が完了した時点(第2ワンショット回路14の出力OS
2が「高」から「低」にかわる時点)で「高」から「低
」になり、その後第2ワンショット回路14の動作時間
が完了し且つ出力信号VoutがCV4レベルをこえた
時点で「低」から「高」に変化するものとなる。
ここで、NKONが「低」から「高」になるタイミング
は、CV4レベルをかえることにより適宜変更できるも
のであるが、キーオフタイミングやペダルスイッチFS
, DS, SSのオン・オフタイミングには直接関係
しない。
ただ、先に述べた特殊な場合としてキーを高速連打した
場合にはNKONは低レベルにあるときでもOSlDに
よって一瞬「高」になることがある。
次に、制御電圧C■1〜C■5を形成するための回路部
について説明する。
タッチセンサ23は、例えば先に第1図に例示したよう
な手段によってキースイッチKSWの打鍵速度に応じた
電圧信号を発生するもので、その出力としての電圧信号
はサンプル・ホールド(S/H)回路24で第1ワンシ
ョット回路12の出力OS1に応じてサンプルされ、ホ
ールドされる。
このため、サンプル・ホールド回路24の出力電圧は打
鍵速度に比例した大きさで発生される。
D−フリップフロップ25はキーオン信号KON’に応
じてソフトペダルスイッチFSからの状態信号をラッチ
するもので、そのラッチ出力はゲート26に制御信号と
して供給される。
サンプル・ホールド回路24の出力は、一方で加算器3
1、 32. 35には直接的に信号S1として供給さ
れると共に加算器34には極性反転器28を介して信号
−Soとして供給され、他方でゲート26を介して信号
S2として加算器34に供給されると共にゲート26及
び極性反転器27, 29をそれぞれ介して信号−S2
として加算器32, 35にそれぞれ供給されている。
加算器31は、アタックタイム電位十■4□とサンプル
・ホールド電圧S1とを加算して制御電圧C■1を形成
し、加算器32は、第1デイケイタイム電位十■1DT
とサンプル・ホールド電圧S1,−S2とを加算して制
御電圧C■2を形成し、加算器33は、信号SOS+D
UM+KON’に応じてオンオフ制御されるゲート30
からの一定電位十■と第2デイケイタイム電位十■2D
Tとを加算して制御電圧CV3を形威し、加算器34は
、減衰時定数切換点レベル電位十■BLとサンプル・ホ
ールド電圧−31,S2とを加算して制御電圧Cv4を
形成し、加算器35は、アタックレベル電位十■ALと
サンプル・ホールド電圧S1.−32とを加算して制御
電圧Cv5を形成する。
制御電圧Cv1ヘーCv3は前述した負進行キーオンパ
ルスNKOHによって起動されるエンベロープ形成部に
時定数制御のために供給され、制御電圧CV4は前述し
たように比較器50に出力電圧Voutとの比較対象電
圧として供給され、制御電圧C■5は電圧制御型可変利
得増幅器(VCA)52に供給される。
ここで、エンベロープ信号Voutを得るための回路部
にてつい説明すると、36は負進行キーオンパルスNK
ONを立下り微分するための微分回路、37は微分回路
36の微分出力でリセットされ且つ比較器49からの比
較出力(アタックレベル検知信号)EQIでトリガされ
るR−3−Tフリップフロップ、38はキーオンパルス
NKONを反転するインバータ、39.40は丸印Mで
示すような入力結線を有するANDゲートである。
ANDゲート39はフリップフロップ 力とが共に「高」のとき「高」となるような制御信号G
1を発生し、ANDゲート40はフリップフロップ37
の出力Qとインバータ38の出力とが共に「高」のとき
「高」となるような制御信号G2を発生する。
なお制御信号G3は前述の負進行キーオンパルスNKO
Nと同じもので゛ある。
ゲート41, 42, 43はそれぞれ制御信号G1,
G2。
G3でオンオフ制御され、ゲート44, 45, 46
もそれぞれ制御信号G1,G2,G3でオンオフ制御さ
れるものである。
ゲート41はオンになったとき比較器4つの一方の入力
端にアタックレベル電位十■AI5を供給し、ゲート4
2. 43は各々オンになったとき電圧制御型可変抵抗
VCR 47の一端に基準電位■2,■3(いずれも接
地電位)を供給する。
VCRの一端とゲート41との間には、補助電圧源Δ■
が図示の極性で接続され、VCR47の他端と接地点と
の間には充放電用コンデンサCが接続されている。
補助電圧源ΔVは、コンテ゛ンサCをVCR47を介し
てVAL+Δ■の電圧で充電することによってコンデン
サCの端子電圧が確実に+vALに到達するよう保証す
るためのものである。
VCR47の制御入力端には、ゲー) 44. 45,
46がそれぞれオンになったとき制御電圧C■1,C
V2,Cv3が供給され、VCR47の抵抗値は各々の
制御電圧に対応した値になるので、時定数制御が可能に
なる。
コンデンサCはVCR47の一端に■AL+Δ■の電圧
が供給されたとき法定され、VCR47の一端がゲート
42又は43を介して接地されたとき放電されるもので
あり、その充放電に伴う端子電圧の変化はバッファ48
を介してエンベロープ信号Voutとして出力される。
出力信号Voutは比較器49に帰還されて+VALと
比較されると共に比較器50に帰還されてCV4と比較
される一方、楽音信号INを入力とするVCA51に利
得制御電圧として供給される。
VCA51ではエンベロープ信号Voutを変調信号と
して楽音信号INが振幅変調され、その振幅変調出力は
VCA52で再び制御電圧C■5に応じて振幅変調され
る。
従って、VCA52から得られる楽音信号OUTは、V
CA51とVCA52とで二重に振幅変化特性が制御さ
れたものとなる。
次に、第2図の回路の動作を説明する。
はじめにキーは高速連打せず、ペダルスイッチFS,
DS。
SSはいずれもオフ状態にある場合の動作を述べる。
この場合、キースイッチKSWがオンすると、そのキー
オン時点から第1ワンショット回路12の動作時間だけ
経過した時点でキーオンパルスNKONが「高」から「
低」にかわるので、この立下りタイミングは微分回路3
6で検知され、フリップフロップ37が微分回路36の
微分出力でリセットされる。
この結果、フリップフロップ37の出力Qが「高」とな
り、インバータ38の出力も「高」で゛あるので゛、A
NDゲート39の出力、すなわち制御信号G1が「高」
となる。
従って、ゲート41.44がオン制御され、コンデンサ
CはVCR47を介してvAL+Δ■なる電圧に向って
充電される。
このときの充電時定数は制御電圧C■1に応じたVCR
47の抵抗値とコンデンサCの静電容量値との積で決ま
る。
制御電圧C■□は、加算器31で形成され、所定のアタ
ックタイム電位十VA.に、打鍵速度に応じたサンプル
・ホールド電圧S1を加えたものである。
このため、打鍵速度が大きければ大きいほど制御電圧は
+■ATレベルより大きくなり、それに応じて充電時定
数は小さく、アタックタイムは短くなる。
コンデンサCの充電の進展につれて、出力信号Vout
はアタックレベルALに向けてカーブATに示すように
指数関数的に立上る波形を示すようになる。
コンデンサCの端子電圧がほぼ+VALに等しくなると
、比較器49の出力EQIが「低」から「高」になり、
フリップフロップ 力状態を反転させる。
すなわち、このとき、フリップフロップ37の出力Qは
「高」、Qは「イ氏」となるので゛、ANDゲート39
の出力G1は「低」、ANDゲート40の出力G2が「
高」となる。
従って、ゲー) 42, 45がオンとなり、コンテ゛
ンサCは制御電圧CV2に応じた時定数でVCR47を
介して放電する。
ここで、制御電圧Cv2は加算器32で形成され、第1
デイケイタイム電位十ViDTとサンプル・ホールド電
圧S1とを加えたものである。
このため、打鍵速度に対応したサンプル・ホールド電圧
S1の加算分だけ放電時定数は小さくなる。
コンデンサCの放電に伴う出力信号Voutの変化はカ
ーブIDTに示すようになる。
コンデンサCの端子電圧が放電の進展に伴って降下して
制御電圧C■4にほぼ等しくなると、比較器50の出力
が「低」から「高」になる。
このときすでに第2ワンショット回路14の出力OS2
は「高」になっているので、ANDゲート15ではEQ
2とOS2とのAND条件が成立してそのAND出力は
「高」となる。
このため、ORゲート16の出力NKONは「低」から
「高」となり、ひいてはNKONと等価な制御信号G3
によりゲー) 43. 46がオンとなる。
なお、ゲー) 42. 45はインバータ38の出力が
「イ氏」になるためオフする。
従って、出力信号Voutが制御電圧CV4にほぼ等し
くなった時点以降は、コンデンサCはVCR47を介し
て制御電圧CV3に対応した時定数で放電する。
ここで、制御電圧Cv3とCV4はそれぞれ加算器33
. 34で形成されるものであり、Cvl,Cv2と同
様にアナログ演算による修正を受ける。
すなわち、制御電圧CV3は、キーオフがなされた場合
にのみ修正を受け、それ以外の場合は第2デイケイタイ
ム電位十V2D1に等しい。
キーオフがなされると、ゲーt− 30がオンして+V
2D1に+Vが加算されるので制御電圧CV3はその和
電位に等しくなる。
それゆえ、出力信号Voutの変化としては、キーオフ
がなされない場合にはvlDl〉v2D.であるので比
較的大きな時定数でカーブ2DTに示すようにゆっくり
減衰するものとなり、減衰途中でキーオフがなされた場
合には和電位(+V2DT+V)に対応した比較的小さ
な時定数でカーブ2 DT’に示すように急速に減衰す
るものとなる。
一方、制御電圧C■4は、減衰時定数切換点レベルBL
に対応した電位十■8Lと、極性反転したサンプル・ホ
ールド電圧−Slとを加算して形成されるものであるが
、このことは打鍵速度が大きいほど制御電圧C■4が小
さく、従って、BLレベルが低下することを意味する。
換言すれば、打鍵速度が大きいほど第1減衰過程での時
定数を大きく、すなわち第1テ゛イケイタイム(カーブ
1DTに対応)を長くとり、それによって前述のアタッ
クタイムの短縮及び後述アタックレベルの増大と相俟っ
てアタック感を強調するようにしたものである。
上記動作の結果、カーブAT,IDT,2DT又は2D
Tをつないだ形のエンベロープ信号■Outカ得られる
わけであるが、この信号VoutがVCA51を制御す
るのと同時にVCA52を制御する制御電圧C■5は加
算器35において次のようにして形成される。
すなわち、打鍵速度に応じたサンプル・ホールド電圧S
1を所定のアタックレベル電位十■1と加算することに
よって制御電圧Cv5が形成される。
サンプル・ホールド電圧S1は、キーオン時点直後の第
1ワンショット回路12の出力パルスOS1に応じてタ
ッチセンサ23の出力をサンプル・ホールドしたもので
あり、打鍵速度が大きいほど大きな値を有するものであ
る。
このため、打鍵速度を大きくすればするほど、制御電圧
CV5が増大するので、それに応じてVCA52ではア
タック時の楽音信号振幅が増大されるようになり、強い
アタック感が得られる。
次に特殊な場合としてキーを非常に速く連打した場合の
動作を述べると、この場合には前述のようにキーオンパ
ルスNKONが低レベルをとっている間でも瞬間的に微
分パルスOS I Dによって高レベルになる。
従って、この瞬時的高レベル信号の立下り時にフリップ
フロップ37がリセットされるので、前述したような充
放電シーケンス動作がくりかえされる。
この場合、例えば2回目のキーオンが第1の減衰過程(
lDT)の途中でなされたものとすれば、充電開始レベ
ルは接地レベルではなく、コンデンサCにその時点で残
留している電荷による電位レベルであり、この電位レベ
ルからアタックレベルALに立上って後に再び減衰する
ような波形が得られるものである。
ここで、各種のペダルを操作した場合の動作を述べる。
まず、ソフトペダルFPをふんでスイッチFSをオンに
した場合には、D−フリップフロップ25がキーオン信
号KON’に応じてスイッチFSの状態信号をラッチし
、フリップフロップ25の出力Qは「高」となる。
このためゲート26がオンになり、サンプル・ホールド
電圧S2が加算器32.35には極性反転されて−32
として供給されると共に加算器34にはそのままの形で
供給される。
このため、加算器32では+VIDT+51S2の演算
が行なわれ、その加算出力からなる制御電圧CV2とし
ては、前述した+VIDT+31なる電圧より低い電圧
が得られることになる。
従って、この制御電圧Cv2で制御されるVCR47は
その抵抗値が−82相当分だけ高くなり、第1減衰過程
(I DT)の時定数が大きくなる。
また、加算器34では、+VBL−31+S2の演算が
行なわれ、その加算出力からなる制御電圧CV4として
は、前述した+vBL−31なる電圧より+52分だけ
高い電圧が得られる。
従って、この制御電圧C■4と出力信号Voutとを比
較器50で比較すると、+S2相当分だけ減衰時定数切
換レベルBLが上昇することになる。
それゆえ、先に述べた第1減衰過程(IDT)での時定
数の増大と、減衰時定数切換レベルBLの上昇とを勘案
して減衰波形を全体としてみた場合には、ソフトペダル
をふまない場合よりもふんだ場合の方が減衰カーブがゆ
るやかになることが了解される。
その上、加算器35では加算器32におけると同様にサ
ンプル・ホールド電圧−52が+VAL十S1なる加算
電圧に減算要素として作用するので、制御電圧CV5は
−52分だけ減少し、それに応じてアタックレベルが低
下する。
従って、ソフトペダルをふんだ場合には、前述の減衰カ
ーブの緩慢化と相俟ってアタックレベルの低下により全
体としての音量感が低下することになり、ソフトペダル
効果(弱音効果)が得られる。
次にダンプペダルDP又はソステヌートペダルSPをふ
んだ場合の動作を述べる。
この両ペダルDP、SPは共に自然減衰音を得たい場合
に操作されるものである点で共通した機能をもっており
、ただ異なるのはダンパペダルDPがキーオン前から操
作されるのに対し、ソステヌートペダルSPがキーオン
中に操作される点である。
前述したように、これらのペダルを操作してスイッチD
S、 SSをオンにしているあいだは信号SO3+DU
M+KON’はたとえキーオフした後でも「低」がら「
高」にならないものである。
それゆえ、ペダルスイッチDS、 SSをオンにした場
合には、前述の減衰中キーオンを継続した場合と同様に
ゲート30がオフであり、加算器33の出力からなる制
御電圧C■3は+■2D1に等しくなる。
従ってコンデンサCはCVa = + V2DTに対応
した比較的大きい時定数でカーブ2DTに示すように放
電する。
減衰カーブ2DTを有するエンベロープ信号でVCA5
1を制御すれば、楽音の自然減衰効果を模擬することが
できる。
なお、上記実施例において、制御電圧C■5はゲート4
1に供給しである電位十vALに代えてそこに供給して
もよく、あるいはエンベロープ信号Voutの通路に接
続したVCA等に供給してエンベロープ信号Voutを
制御するようにしてもよく、いずれにしても前述したの
と同様の作用効果が得られる。
また、電位V2は、V2 < VBt、であれば、必ず
しも■3と等しくしなくてもよい。
さらに、第2図に示す如< V2 = Vaである場合
には、ゲート42.43のうちの一方を省略し、残った
1つのゲートを、制御信号G2.G3を入力とするOR
ゲートの出力で制御するようにしてもよい。
次に、第3図を参照して、この考案の他の実施例による
ペダル効果回路をそなえた電子楽器を説明する。
60は、多数のキーによってそれぞれ駆動される多数の
キースイッチを含む鍵盤回路、61は鍵盤回路60内の
キースイッチをシーケンシャルに且つサイクリックに走
査して押されているキーを識別する時分割多重信号を発
生する押鍵検出回路、62は楽音形成チャンネル64
A、 64 B、 64 C・・・・・・のうちの空チ
ャンネルをサーチして、その空チャンネルに時分割信号
からなるキーコード信号KC及びキーオン信号KONを
分配する信号割当て回路である。
通常、楽音形成チャンネル64A、64B、64C・・
・・・・は同時に発音可能な最大キー数(10個)より
少ない複数個設けられるもので、各々音源回路63から
の12音名に対応した音源信号に基づいて、キーコード
信号KC及びキーコード信号KOHの指示する楽音信号
を形成する。
各チャンネル64A、 64B、 64C・・・・・・
からの楽音信号は混合回路65で混合されてから音色回
路66に通されて適当な音色特性を付与される。
音色回路66がら出力される楽音信号はパワーアンプ及
びスピーカなどを含むサウンドシステム67で楽音に変
換される。
上記構成において、各チャンネル64A、64B。
64C・・・・・・は互いに同一の構成であるので、代
表例としてチャンネル64Aを取上げて説明する。
71は、音源回路63からの12音名に対応した音源信
号TSを並列的に受信するノートセレクタ回路、72は
、ノートセレクタ回路71で選択された特定音名に対応
した音源信号を順次に辱分周するオクターブ分周回路、
73はオクターブ分周回路72からオクターブ名に対応
して並列的に出力される音源信号のうち特定のオクター
ブ名に対応した音源信号を選択するオクターブセレクタ
回路、74は、キーオン信号KONをタイミング信号T
Iに応じてラッチするラッチ回路、75はキーコード信
号KCをタイミング信号TIに応じてラッチして、ノー
ト選択信号NSをノートセレクタ回路71に、オクター
ブ選択信号O8をオクターブセレクタ回路73にそれぞ
れ供給するラッチ回路である。
ラッチ回路74から出力されるキーオン信号KON’は
、エンベロープ形成部EVに導かれる。
エンベロープ形成部EVは、キーオン信号KON’と、
ソフトペダルFPに連動するスイッチFSからの状態信
号と、ソステヌートペダルSPに連動するスイッチSS
からの状態信号と、ダンパペダルDPに連動するスイッ
チDSからの状態信号とに基づいてエンベロープ信号V
outを形成するものであり、エンベロープ信号Vou
tは、オクターブセレクタ回路73からの楽音信号MS
を振幅変調するための振幅変調部AMに変調信号として
供給される。
なお、ソフトペダルFP、ソステヌートペダルSP及び
ダンパペダルDP並びに各々のペダルに関連したスイッ
チFS、 SS及びDSは、各チャンネル64 A、
64 B。
64 C・・・・・・に共通に設けられるものである。
エンベロープ形成部EVにおいて、76はキーオン信号
KON’に応じてソフトペダルスイッチFSからの状態
信号をラッチするD−フリップフロップで゛あり、その
出力Qはインバータ77を介してゲート78を制御する
一方、直接的にゲート79を制御する。
ゲー) 78.79にはそれぞれ第1、第2のアタック
レベル電位源+V1.十■2(V2〈Vl)が接続され
ており、ソフトペダルスイッチFSをオンにしなけれは
゛フリップフロップラフ6「低」でゲート78がオンす
るので、高電位子v1が供給され、ソフトペダルスイッ
チFSをオンにしたときはフリップフロップ76の出力
Qが「高」になってゲート79がオンして低電位子■2
が供給される。
80は、キーオン信号KON’で斗すガされるワンショ
ット回路で゛あり、その出力で゛ゲート81が制御され
る。
82は、この考案の教示にしたがってソステヌートペダ
ルスイッチSSからの状態信号に応じてキーオン信号K
ON’をラッチするD−フリップフロップ おいてスイッチSSからの状態信号とANDされ、ソス
テヌート信号SOSに変換される。
ORゲート84は、キーオン信号KON’と、ソステヌ
ート信号SOSと、ダンパペダルスイッチDSからの状
態信号DUMとをNOR演算して出力信号KON’+S
OS+DUMを発生するものであり、この出力信号はゲ
ート85をオンオフ制御するようになっていて、キーオ
フ時に「低」から「高」になると共に、ペダルスイッチ
DS又はSSをオンしている間は「低」の状態をつづけ
るものである。
ゲート81と接地電位点との間には充放電用コンデンサ
Cが接続されており、このコンテ゛ンサCには抵抗R□
,R2,R3の各一端が接続されている。
抵抗R1,R3は比較的小さい抵抗値を有し、抵抗R2
は比較的大きい抵抗値を有する。
抵抗R工の他端には逆流防止用ダイオードDを介して電
位源+VBLが接続されている。
この電位子VBLは減衰時定数の切換レベルBLを定め
るもので、アタックレベルを定める電位子■1,+■2
より低いが、接地電位よりは高い所定の値に定められる
抵抗R2の他端は接地されると共に、抵抗R3の他端は
ゲート85を介して接地される。
コンデンサCは、ゲート81がオンのとき、ゲート77
又は79を介してVl又はV2の電圧で充電される。
このときの充電時間はワンショット回路80の動作時間
で決まり、充電時定数はゲート81のオン抵抗プラスゲ
ート77又は79のオン抵抗とコンデンサCの静電容量
Cとの積で決まる。
ゲート81がオフしてからコンテ゛ンサCは、最初、抵
抗R1。
R2の並列回路を介して比較的小さい時定数R1/R2
・Cで電位子vBLまで放電し、次に、ゲート85がオ
フであることを条件に抵抗R2のみを介して比較的大き
い時定数R2・Cで接地電位レベルに向けて放電する。
その放電の過程でゲート85がオンすると、コンテ゛ン
サCは抵抗R2,R3の並列回路を介して比較的小さい
時定数R2/R3・Cで接地電位レベルに向けて放電す
る。
以上のようなコンテ゛ンサCの充放電に伴う端子電圧の
変化は、エンベロープ信号Voutとして取出される。
図示のエンベロープ信号Voutの波形において、AT
はコンデンサ放電時のアタックカーブ、ALはアタック
レベル、lDTはR4/’R2・Cなる時定数でのコン
デンサ放電による第1デイケイカーブ、BLは減衰時定
数切換レベル、2DTはR2・Cなる時定数でのコンデ
ンサ放電による第2テ゛イケイカーブ、2 DT’はゲ
ート85がオンしたときの時定数R2/R3・Cでのコ
ンデンサ放電によるディケイカーブをそれぞれ示す。
振幅変調部AMでは、ゲート86の一端にエンベロープ
信号Voutが供給されており、ゲート86の他端と接
地点との間にはゲート88が接続されている。
楽音信号MSはゲート86を制御すると共に、インバー
タ87を介してゲー1〜88を制御する。
この結果、ゲー) 86.88は楽音信号MSの周波数
で交互にオンオフ制御されるので、ゲート86.88の
相互接続点Pからは、楽音信号MSをエンベロープ信号
Voutで振幅変調した形の信号出力が得られ、混合回
路65に送出される。
上記した第3図の回路の全体的動作は次のようになる。
鍵盤回路60で特定の1以上のキーが操作されると、押
鍵検出回路61がどのキーが押されているかを順次に検
知し、信号割当て回路62に知らせる。
信号割当て回路62は空チャンネルをサーチする一方、
押されたキーの音名を示すキーコード信号KCとキーオ
ンありを示すキーオン信号KONとをサーチした空チャ
ンネルに時分割的に供給する。
−例として、2つのキーが押され、チャンネル64 A
、 64 Bが空チャンネルであった場合には、一方の
キーに関するキーコード信号及びキーオン信号はチャン
ネル64Aに、他方のキーに関するキーコード信号及び
キーオン信号はチャンネル64Bにそれぞれ割当てられ
る。
これらの信号をそれぞれ割当てられたチャンネル64
A、 64 Bは、以下のところで64Aに関して代表
的に説明するような動作でそれぞれ楽音信号を形成して
混合回路65に送出する。
混合回路65で混合された楽音信号は音色回路66を介
してサウンドシステム67に導かれ、楽音として発音さ
れる。
ここで、チャンネル64Aについて楽音形成動作を詳し
く述べると、キーコード信号KC及びキーオン信号KO
Nはそれぞれタイミング信号TIに応じてラッチ回路7
5及び74でラッチされる。
ラッチ回路75はキーコード信号KCから音名を識別す
る信号を抽出してノート選択信号NSとしてノートセレ
クタ回路71に供給すると共に、キーコード信号KCか
らオクターブ名を識別する信号を抽出してオクターブ選
択信号O3としてオクターブセレクタ回路73に供給す
る。
ノートセレクタ回路71は、ノート選択信号NSが指示
する音名に対応する周波数の音源信号を選択してオクタ
ーブ分周回路72に供給する。
オクターブセレクタ回路73は、オクターブ選択信号O
5が指示するオクターブ名に対応するオクターブ分周出
力を選択し、楽音信号MSとして送出する。
この楽音信号MSが押されたキーの音高に対応した周波
数を有していることは明らかである。
一方、ラッチ回路74は、キーオン信号KONをラッチ
し、ラッチ出力KON’で゛ワンショット回路80をト
リガする。
すると、ワンショット回路80は、キーオンタイミング
に同期して「高」になり所定の動作時間その高レベルを
維持してから「低」になるような出力パルスを発生し、
この出力パルスの高レベル期間中ゲート81をオン制御
する。
ここで、ソフトペダルスイッチFSがオフ状態であれば
、フリップフロップ76の出力Q= r(氏」で゛ある
ので、ゲート78を介して高電位子V1が供給され、コ
ンテ゛ンサCは+V1のアタックレベルALに向けてカ
ーブATに示すように充電される。
これに対し、ソフトペダルスイッチFSがオン状態であ
る場合には、フリップフロップ76の出力Q= r高」
となって、ゲート79を介して低電位子V2が供給され
、コンデンサC゛は+v2のアタックレベルALに向け
て充電される。
このようにソフトペダルを操作することによってエンベ
ロープ信号Vout(7) 7タツクレベルALを低下
させると、振幅変調部AMにおいてエンベロープ信号V
outで楽音信号MSを振幅変調した結果得られる楽音
信号の振幅も低下し、楽音として発音する際の音量感も
低下するので、いわゆるソフトペダル効果を模擬するこ
とができる。
次に、アタックレベルALまで充電されたコンデンサC
はゲート81のオフ後、前述したように1DT、2DT
のカーブに沿って放電する。
ここで、カーブ2DTに減って減衰中にキーオフしたも
のとすれば、信号KON’+SO8+DUMが「高」に
なり、ゲート85がオンするのでカーフ゛2 DT’に
示すように急速に減衰する。
しかし、たとえキーオフしたとしてもダンパペダルスイ
ッチDS又はソステヌートペダルスイッチSSがオン状
態になっていたのであれば、信号KON’+SO3+D
UMがそれらスイッチDS、 SSのオン期間中「低」
でありつづけるので、ゲート85はオンせず、カーブ2
DTに示すゆるやかな減衰カーブが得られる。
従って、キーをカーブ2DTによる減衰の終了後まで押
していた場合、及びダンパペダルDP又はソステヌート
ペダルSPを操作した場合には、エンベロープ信号Vo
utはIDT、2DTに示すゆるやかな減衰態様をとる
ので、これで楽音信号MSを振幅変調した結果得られる
楽音信号はゆるやかに減衰することになり、自然減衰効
果を模擬することができる。
また、ペダルDP、SPを操作せず、キーを減衰途中で
オフした場合には、エンベロープ信号Voutは1DT
、2DT’に示す急速な減衰態様をとるのでピアノキー
を短杆した場合のような急速減衰効果を模擬することが
できる。
以上に詳述したところから明らかなように、この考案に
よる回路は、多様な楽音制御が可能であって、特にピア
ノ音のようなバーカッシブ音を模擬する場合に応用して
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例によるペダル効果回路に
おけるディケイ制御信号発生部を示す回路図、第2図は
、この考案の他の実施例によるペダル効果回路を示す回
路図、第3図は、この考案の更に他の実施例によるペダ
ル効果回路をそなえた電子楽器の回路図である。 KSW・・・キースイッチ、SS・・・ソステヌートペ
ダルスイッチ、DS・・・ダンパペダルスイッチ、DF
、 20゜82・・・キースイッチ情報ラッチ用D−7
リツプフロツプ、AG、 21.83・・・ANDゲー
ト、OG、 22.84・・・ORゲート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ソステヌートペダルスイッチの操作タイミングに同
    期した信号でキースイッチからの状態信号をラッチする
    ラッチ回路と、このラッチ回路の出力及び前記ソステヌ
    ートペダルスイッチからの状態信号を入力とするAND
    回路とをそなえ、このAND回路の出力に基づいて楽音
    の減衰特性を制御するようにしたことを特徴とする電子
    楽器のペダル効果回路。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電子楽器の
    ペダル効果回路において、前記キースイッチからの状態
    信号、前記AND回路の出力及びダンパペダルスイッチ
    からの状態信号を入力とするOR回路を更に設け、この
    OR回路の出力に基づいて楽音の減衰特性を制御するよ
    うにしたことを特徴とする電子楽器のペダル効果回路。
JP11970678U 1978-08-31 1978-08-31 電子楽器のペダル効果回路 Expired JPS5913657Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0844354A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd アップライトピアノ
JPH09160547A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Yamaha Corp 演奏データ変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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