JPS5912967B2 - ストラツプタウン型慣性飛行系に関する改良 - Google Patents

ストラツプタウン型慣性飛行系に関する改良

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JPS5912967B2
JPS5912967B2 JP50056678A JP5667875A JPS5912967B2 JP S5912967 B2 JPS5912967 B2 JP S5912967B2 JP 50056678 A JP50056678 A JP 50056678A JP 5667875 A JP5667875 A JP 5667875A JP S5912967 B2 JPS5912967 B2 JP S5912967B2
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gyro
drift
output signal
signal
counter
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JP50056678A
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パトリツク ロアントリ− ジエ−ムス
ソ−ンダ−ス ジヨ−ン
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    • G01C19/02Rotary gyroscopes
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    • GPHYSICS
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    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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    • G01C19/42Rotary gyroscopes for indicating rate of turn; for integrating rate of turn

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はストラップダウン型慣性飛行系に用いられるジ
ャイロのドリフトを測定する装置に係り、特に真の角度
変化率成分からジャイロドリフト成分を分離する為に公
知の要領によりジャイロホイールの角運動量を修正する
為に用いられる系の為のディジタル式正弦波合成装置に
係る。
ジャイロのドリフトを知ることにより、慣性系の整合と
飛行系の作動の両者に関する精度を著しく改善すること
ができる。
ジンバル(十字自在環)代償性測定及び飛行系は、ジン
バルに個有の大きな自由度の為に生ずるジャイロの不平
行により生ずる方位角ドリフトを除去することができる
これまでストラップダウン型慣性測定系はその簡単さと
信頼性により飛行体に使用されるに好ましいものである
ことが証明されてはいるが、ジンバル式の系に比して、
低いドリフト値を得る為に高いコストを必要とすること
から、航空機の如き一般的な商業用途への適用からは除
外されていた。
本発明は慣性系に用いられるストラップダウン型ジャイ
ロ系の為のディジタル式正弦波合成装置を提供するもの
であり、この場合、ドリフトは連続的にあるいは間歇的
に測定されて良く、父系は作動中ドリフトに対し補償さ
れて良いものである。
ドリフト測定の原理は、ジャイロに与えられるドリフト
トルクがジャイロの角運動量大きさに関係しない機構に
よって作られるという事実に基いている。
この運動量を修正すること、即ちジャイロロータホイー
ルの速度を修正することにより、ジャイロの出力にある
バイヤスを付与することができ、これが真の角運動成分
からドリフトを分離する為に用いられる。
もしホイール速度が注意深く制御された周期的な要領に
より修正されるならば、ドリフトはかなり高い精度にて
測定され、ジャイロ測定の精度は著しく改善される。
ジャイロ角運動量を修正することにより真の角運動によ
る歳差運動トルクからジャイロドリフトトルクを分離す
る基本的概念は、この分野に於ては公知であり、回転す
るプラットホームと結合された慣性飛行系に於て実施さ
れている。
従来の一つの技術はジャイロケーシングを回転させるこ
とを含んでいる。
しかしこの技術は慣性空間に於てジャイロの角運動量ベ
クトルの方向を修正するものであり、一方ジャイロ角運
動量の大きさは一定のま5である。
この場合、ジャイロドリフトトルクによる角度誤差の伝
播方向は回転周波数にて修正され、この角度誤差は飛行
計算に於て濾過される。
他の一つの従来の技術として、角運動量の大きさを変化
させるものが知られている。
しかし、この技術は安定したプラットホームと共にのみ
用い得るものであり、ドリフトは計算されない。
むしろジャイロ出力の修正された成分から真の運動が得
られ、プラットホーにフィードバックされ、真の運動を
Oにするものである。
これは必然的に緩慢な作動を行う方法であり、速度修正
率によって制限され、高度情報を与えるストラップダウ
ン型ジャイロには用いられないものである。
本発明はかかる従来の系に対する改良に係り、誤差消去
効果を達成する為に、ジャイロ角運動量のベクトル方向
を修正するのではなく、その大きさを修正することを含
むものである。
更にかかる消去はストラップダウン型ジャイロに於ける
閉ループの正常な作動応答特性を乱すことなく達成され
る。
本発明の他の一つの利点は、ストラップダウン型ジャイ
ロ慣性測定装置の急速な自己整合が行われこれによって
、ジャイロコンパス操作の為の系を始動させる為に光学
的その他の形式による外部からの方位角の整合を必要と
しないことである。
本発明はジャイロホイール速度修正及び切り換え技術の
精度に基いている。
所要の精度と反復性を得る為に、又本発明によるドリフ
ト測定機構を現在得られるディジタル電子技術と両立せ
しめる為に、独得のディジタル式正弦波合成装置がここ
に開示されている。
これは本願と同時出願の特願昭50−56677号に於
て特許請求されているものである。
本発明の一つの好ましい実施例によれば、ストラップダ
ウン型ジャイロの回転ホイールの角運動量はジャイロホ
イールの速度を正弦波状に変えることにより周期的に修
正される。
ジャイロ出力信号のドリフト成分は真の入力率に対し通
常独立であるので、ドリフト成分は修正されずに保持さ
れ、一方、真の角度率成分は与えられたホイール速度修
正に応じて修正される。
ジャイロ出力信号を/あるいはそれ以上の修正周期にわ
たって数値的に積分することにより、ジャイロドリフト
と修正周期の積である一つの量が得られる。
前記修正周期は既知の量である。
一度ドリフトが決定されると、慣性系の整合及び/又は
飛行系の修正は公知の技術によって正確に行われる。
本発明の他の一つの実施例によれば、ジャイロ出力信号
をドリフト成分と真の角度率成分とに濾過する為にバン
ドパスフィルタとバンドリジェクトフィルタが用いられ
る。
真の角変化率成分はホイール速度修正によって修正され
るが、ドリフト成分は修正されないので、適当な周波数
成分が隔離されることによって二つの成分の分離が行わ
れる。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図にはストラップダウン型(吊下げ型)慣性測定系
に組み込まれた標準レートインテグラルジャイロ10が
示されている。
ストラップダウン系は標準のジンバル型(十字自在環型
)系に比して、ジャイロは入力トルクに曝されたとき十
字自在環の周りに動くことを許されていない点に於て異
なっているが、入力トルクはジャイロ出力信号の変化と
して感知され、一つのフィードバック信号がトルクキン
グコイルへ供給され、該コイルは入力トルクと平衡する
トルクを発生するようになっている。
前記トルクキングコイルに於ける電流は角度変化率を表
わすものであり、これをある時間にわたって積分したも
のは回転角度を表わす。
角度変化率入力がない場合、ジャロイドリフトはある正
味トルキングコイル電流を生じ、これはピックオフ電圧
に応答し、該ピンクオフ電圧は前記ドリフト並びに質量
不平衡、電子的欠陥、その他のジャイロ及び関連する装
置に於ける僅かの不正確さより生ずる。
しかし、もしこれが修正されないと、ドリフトはジャイ
ロ出力に不正確さを起こさせ、これは時間と共に蓄積し
、飛行系に大きな誤差をもたらす。
入力率に応答するジャイロ運動はジャイロジンバルに接
続されたピックオフにより感知され、又ジャイロ偏差に
比例する振幅を有するac倍信号線14を経てパルスト
ルキングサーボ増幅器12へ供給される。
増幅器12はad言号をdd言号に変換し、該dc倍信
号等しい長さの一連のパルス信号に切断され、ある選択
された時間内に於けるパルスの数がジャイロ偏差に比例
し、従って角度変化率即ち選択された時間内に於けるト
ルクに比例するようにされる。
一連のパルスは線16を経て図には示されていないジャ
イロトルキングコイルへフィードバックされる。
前記一連のパルスはX線18を経てドリフト計算機20
へ供給され、X線22を経てガイダンスコンピュータ2
4へ供給される。
詳細に説明される如く、ドリフト計算機は増幅器12よ
りそれに供給された一連のパルスより所要のドリフト情
報を抽出し、該ドリフト情報は線26を経てコンピュー
タ24へ供給される。
コンピュータ24は線22からのジャイロ出力情報と線
26からのドリフト情報とを処理し、所要の高度及び位
置に関する飛行情報を計算する。
かかるガイダンスコンピュータ24及びそこで行われる
計算は周知のものであり、本発明の一部を構成するもの
ではない。
前述の如く、本発明はドリフトトルクがジャイロ角運動
量の大きさに関係しない機構により作られることに基い
ている。
従って、ジャイロロータに対し周期的ホイール速度修正
を与えることにより、ジャイロロータの運動量を修正す
ることによりドリフト成分が修正されないまま残り、修
正された真の運動成分から分離され得る。
前記の如き所要のホイール速度修正を行うために、第1
図にはホイール速度モデュレータ28が示されている。
このモデュレータは周期的出力信号を発生し、該信号を
線30を経てストラップダウンジャイロ10へ供給し、
ここでホイール速度は修正信号に応じて修正される。
この目的のためには、任意の周知のアナログ式波形発生
装置が用いられて良く、その出力は任意の安定で且反復
可能な周期的修正波形であって良い。
該修正波形はジャイロロータの駆動モータへ供給される
この場合、修正波形は前記駆動モータが一般に多相式で
あることから、通常、振動信号に変換される。
しかし、本発明によるジャイロドリフ1補正系をその好
ましい形に於て実施するためには、第5図に示すディジ
タル正弦波合成装置が好ましい。
何故ならば、かかる合成装置はジャイロのホイールモー
タに適合したディジタル形状の正弦波出力を高い精度及
び反復性にて作るのに特に適しているからである。
第1図の実施例に於て用いられているホイール速度モデ
ュレータの形式如何に拘らず、ジャイロ出力をそれに加
えられる修正に同期させるために、一つの同期信号がモ
デュレータ28より線32を経てガイダンスコンピュー
タ24へ、X線34を経てドリフト計算機20へ供給さ
れなければならない。
この同期信号は修正波形に等しくされる必要はないが、
修正信号の方向、即ちホイール速度を増大させるか低減
させること、を示す少なくとも二つのレベルを有する信
号でなければならない。
第2図及び第3図には、第1図に於けるドリフト計算機
20の一つの好ましい実施例が示されている。
前記ホイール速度モデュレータが第5図に示すディジタ
ル正弦波合成装置又はこれと同等の装置を用いて一つの
正弦波を発生すると仮定すると、ジャイロのホイール速
度は正弦波的に修正される。
第3図は1サイクルの修正期間Pに於てジャイロのホイ
ール速度に加えられる正弦波的修正の効果を波形Aにて
示している。
期間Pの開型的な値は15秒である。
ジャイロ出力信号はホイール速度修正と共には変化しな
いドリフト変化率成分りとホイール速度修正によって修
正された真の運動変化率成分Sとを含んでいる。
真の運動変化率成分は例えば地面に対する変化率であっ
て良い。
波形Aにて示された総合ジャイロ出力信号は一つのアナ
ログ信号として表わされるが、実際には第1図のパルス
トルキングサーボ増幅器12からの一連のパルスである
複数個の増分的期間の各々に於けるパルスの周波数は角
運動を示している。
第3図はドリフト成分りと真の運動成分Sがジャイロの
出力信号に対し同じ方向にあるが、これら二つの成分は
互に反対方向に作用しても良いことに注目されたい。
成分Sは真の角運動に基くものであり、これは計算期間
全体にわたって一定であると仮定されている。
従って成分Sより生じた信号は修正の期間の各半分に於
て平均されて良い。
この仮定は点線E及びFによって表わされている。
点線Gによって表わされた平均値からの線E及びFの偏
差は87Mとして与えられる。
ここでSは真の変化率による成分の平均値であり、Mは
半周期中にホイール速度モデュレータによって生じたホ
イール速度の変化を平均することにより機械的に得られ
た量である。
従って、線Eにより示された成分はS + S 7Mに
等しく、線Fにより示された成分はS −S 7Mに等
しい。
波形Aにより示されたジャイロ出力信号の値に第一のあ
るいは正の半サイクルに於ては修正指数Mより成る値だ
け小さい数を掛け、又第二のあるいは負の半サイクルに
於てはジャイロ出力信号の値に修正指数Mより前記の成
る値だけ大きい同じ数を掛けることにより、二つの積の
間の差がドリフトに比例する値上なることが解る。
以下に示す如く、ジャイロ出力信号の各成分は第−及び
第二の半サイクルに於て、例えば、それぞれ数M−1ド
リフト計算機20がハードウェアにより与えられるとき
には、修正指数Mは一つの整数でなければならないが、
ソフトウェアによって与えられるときには、修正指数は
整数には限られないことは明らかであろう。
Mについて同様の定義が用いられて良く、この場合、掛
けられる係数(M−1及びM+1)は修正波形の選択数
を増加するために2以上異なっている。
第2図はドリフト計算機の一つの構成を示す。
パルストルキングサーボ増幅器12からのジャイロ出力
パルスはパルス乗算器34へ供給され、ここで該パルス
は線38を経てパルス乗算器34へ接続されたレートセ
レクタ36によって定められたある率を掛けられる。
この率はレートセレクタ36によって予め選択されても
、あるいはそこで修正指数Mの一つの関数として計算さ
れても良い。
レートセレクタ36をトリガーするために、第3図に於
て波形Bにて示された同期信号がホイール速度モデュレ
ータ28より線40を経てレートセレクタ36へ供給さ
れる。
前記同期信号を発生する一つの装置が第5図に示されて
いる。
必要とされるときには、ホイール速度モデュレータは正
数である修正指数Mを発生するように調整され、あるい
は設計される。
前記同期信号は又、線44を経てアップダウンセレクタ
42へ供給され、X線48を経て長さセレクタ46へ供
給される。
パルス乗算器34に於ける乗算の後、ジャイロ出力信号
パルスは線50を経てセレクタ42へ供給され、それを
通って線44に於ける同期信号の方向に応じて線54又
は56に於けるカウンタ52へ供給される。
即ち、同期信号はパルスがカウンタ52に於て加算され
るべきか減算されるべきかを決定する。
又アップダウンセレクタ43への出力として、線58か
らのジャイロ変化率方向信号がある。
これは二つのレベルを含む信号であり、修正されないジ
ャイロ出力信号の瞬間的符号、即ちジャイロ角度変化が
時計方向にあるか反時計方向にあるかを示す信号である
アップダウンセレクタ42は同期信号及びジャイロ角度
変化方向の両者の一つの関数として乗算されたパルスを
適当なアップ線54又はダウン線56へ通すべく、Ex
clusive OR回路へ作用する。
従って、修正の方向及び角度変化の方向の両者に関して
ドリフト成分の最終的方向を決定する。
カウンタ52は前記アップ線及びダウン線からのカウン
トを合計し、代表的減算を行い、ドリフトに比例する差
を計算する。
このカウンタはディジタルコンピュータであって良い。
長さセレクタ46はドリフト補正が行われる修正期間P
の数を決定すべく予めセットされあるいは調整され、適
当な数が達成されるまで線48からの同期信号のアップ
及びダウン行程を数える。
同時に、長さセレクタは各周期の終わりに、線60を経
てカウンタ52をクリアすべく信号を送り、線64を経
てストレージレジスタ62へ、カウンタがクリアされる
前に、カウンタ52からのドリフト補正を装入すべき指
示を行う。
ストレージレジスタ62はガイダンスコンピュータ24
によって要求されるまでドリフト計測値を貯蔵する作用
をなす。
ドリフト補正に於て乗数として表われる期間Pは計算の
任意の所要の過程にて消去されて良いが、期間Pに直接
関連した同期信号を入力として受は取るガイダンスコン
ピュータ24にヨリ行われるのが好ましい。
第4図はドリフト拒絶を行うために、パルストルキング
サーボ増幅器のフィードバックループにバンドパスフィ
ルタ及びパントリジェクトフィルタを用いることを示す
この技術は第2図の実施例の代わりに用いられて良い。
第4図の実施例に於ては、ドリフト及び真の角運動は別
個に検出され、従ってドリフトのない情報をガイダンス
コンピュータに与える。
第4図に於て、ホイール速度モデュレータ28は第5図
のディジタル正弦波合成装置あるいは同等の装置を用い
て正弦波形を生成する。
この正弦波形は線70を経てジャイロ72へ供給され、
ここでジャイロホイール速度は正弦波的に修正される。
ジャイロピックオフサプライ74が線76を経て図には
示されていないジャイロピックオフへ励動振動を与える
ジャイロピックオフに於て生成された出力信号は、ホイ
ール速度修正と共には変化しないドリフト率成分とホイ
ール速度モデュレータ28によって修正された真の運動
率成分とからなっており、両成分はピックオフサプライ
74のピックオフ励動振動にて修正される。
ジャイロピックオフからの出力信号は線78を経てバン
ドパス増幅器兼復調器80へ供給される。
ジャイロピンクオフの励動振動はピックオフサプライ7
4より線82を経てバンドパス増幅器兼復調器80へ供
給される。
バンドパス増幅器兼復調器80はピンクオフ励動振動周
波数に同調されており、その出力は定ドリフト率成分及
びホイール速度によって修正された真の運動率成分に比
例している。
バンドパス増幅器兼復調器80からの出力信号は、一方
に於ては、線84を経てホイール速度修正周波数に同調
されたバンドリジェクト増幅器86へ供給され、又他方
に於ては線88を経てホイール速度修正周波数に同調さ
れたバンドパス増幅器90へ供給される。
バンドリジェクト増幅器86からの出力信号は定ドリフ
ト率成分及び修正されない真の運動率成分に比例してお
り、一方、バンドパス増幅器90からの出力信号はホイ
ール速度により修正された真の運動率成分に比例してい
る。
ストラップダウンジャイロのフィードバック系はジャイ
ロ72に対する全ての入力に対し平衡していなければな
らないので、増幅器86及び90からの別々の成分は加
算点92に於て再結合される。
バンドリジェクト増幅器86からの出力は線94を経て
加算点92へ供給され、バンドパス増幅器90からの出
力は線96を経て加算点92へ供給される。
前記加算点からの合成信号は線98を経てパルストルキ
ングサーボ増幅器100へ供給され、その出力は線10
2を経てジャイロ72に含まれたストラップダウンジャ
イロトルク装置へ供給される。
図には示されていないが、パルストルキングサーボ増幅
器100は一つの量化装置及び線102に現われる修正
された定電流角型波信号を引き出す電流切り換えブリッ
ジとからなっている。
実際には、前記角型波信号を負から正へ切り換えること
は、予め定められた時計率、典型的にはIKHzにて制
御され、一方、正から負への切り換えはフィードバック
信号を予め定められた時計率に同期した鋸歯状波形と比
較することによって定められる。
バンドパス増幅器90からの出力信号は、又線104を
経てモデュレータ兼ローパスフィルタ106へ供給され
ている。
ホイール速度モデュレータ28からの出力は、又線10
8を経てモデュレータ兼ローパスフィルタ106へ供給
されている。
このモデュレータ兼ローパスフィルタ106はホイール
速度修正周波数に同調されており、その出力は真の運動
率の低周波性成分に比例している。
真の運動率の周波性成分のより高い周波数成分は加算点
92からの信号を線115を経てバイパスフィルタ11
2へ通すことによって得られる。
このバイパスフィルタは信号中にある定ドリフト率及び
ホイール速度により修正された成分を拒絶する。
バイパスフィルタ112からの出力は加算点114へ供
給され、ここでそれはモデュレータ兼ローパスフィルタ
106からの出力と組み合わされ、ドリフトのないジャ
イロからの出力を表わす一つの信号を発生する。
加算点114からの出力信号は、それぞれが典型的には
IKHz時計率にてパルストルキングサーボ増幅器10
0と同調される量化装置116に通されることにより、
ディジタル化される。
線118に表われる量化装置116からの出力信号は、
典型的には真の運動の角度変化の増分を表わす一連のパ
ルスである。
この信号は次いでデータ処理装置へ供給される。
このデータ処理装置は第1図のガイダンスコンピュータ
28であって良い。
第5図は正弦波をディジタル的に合成するための本発明
の新規な線型−放物線型ホイール速度モデュレータを示
す。
この装置は第2図と第4図の実施例と組み合わせて用い
られて良く、又、ディジタル的に合成された正弦波が必
要とされる時にはいっでも用いられてよい。
ジャイロホイール速度修正は高度の安定性を有し又ジャ
イロホイールモータに於ける種々の制限に適合するもの
でなければならない。
実際的には安定な結晶制御型発振器により駆動されるデ
ィジタル回路によってのみ充分な安定性が得られる。
ジャイロホイール速度に関する一つの制限は、本発明を
実施する際に正確に制御されなければならないその加速
及び減速である。
加速度の変化率も又重要である。ここに開示される線型
−放物線型ホイール速度モデュレータは、ホイール速度
の加速度及び加速度変化率係数の両者に独立のある制限
を与える。
第5図の構成装置は発振器時計124から可変パルスゲ
ート122を経て与えられるパルスの数を数える主カウ
ンタ120を有する。
フィードバック制御ロジックが組み込まれており、これ
は主カウンタ120からのディジタル出力を時間の函数
として正弦波状に変化せしめる。
主カウンタ120からのディジタル出力は、その好まし
い実施例に於ては、12ビツトのディジタル語である。
この出力の正弦波状変化は実際には純粋の正弦波型では
なく、時間に従って変化する線型変化を時間に従って変
化する放物線型変化と組み合わせることによって得られ
た近似波形である。
正弦波の零度に等しい時点を仮定すると、発振器124
は約IKHzの周波数にてパルスを発生し、このパルス
は線126を経て可変パルスゲート122へ供給される
このゲートは、この時、線126に現われるすべてのパ
ルスを通過させるようセットされている。
これらのパルスは次いで線128を経てカウンタ120
へ供給される。
このカウンタは零以外の最初の基数から上側へカウント
される。
カウンタ120に於けるカウント数は線130を経てレ
ベルディテクタ132へ供給される。
ここには、回転角が約+60度の時、正弦波が有する値
に等しいカウント値が貯えられている。
これを以下に於ては60度レベルと称する。カウンタ1
20の値がレベルディテクタ132に貯えられている値
に達すると、一つの出力信号が線136を経てOR回路
134へ供給される。
OR回路134は線138を経て一つの信号をフリップ
フロップ140へ供給し、これをこのリセット状態より
セット状態へ切り換える。
フリップフロップ140がセットされると、これは線1
42を経て一つの信号をゲート144へ供給し、該ゲー
トを開き、発振器124からのパルスを16にて割る回
路”146及びゲート144を経てスロープカウンタ1
48へ通過せしめる。
この場合、発振器124からの各16個ずつのパルスか
らの一つがスロープカウンタ148へ通される。
このときスロープカウンタ16は二進法の15の最大係
数値を含むようセットされている(二進法0と二進法1
5の間には16のカウントが可能である)。
スロープカウンタ148がその最大カウントを含むとき
、一つの信号が線150を経て可変パルスゲート122
へ供給される。
この信号により、可変パルスゲート122は線126を
経てそれが受は取るすべての入力パルスを通過させるよ
うになる。
スロープカウンタ148がフリップフロップ152の設
定状態によってカウントダウンするよう設定されている
と仮定すると、スロープカウンタはそれがゲート144
よりパルスを受けるごとに徐々にカウントダウンする。
スロープカウンタ148がカウントダウンするにつれて
、線150に於ける信号は可変パルスゲート122に作
用して、それを通ってスロープカウンタ148が減ぜら
れている各増分に対し、それより一つ小さいパルスを通
過せしめる。
即ち、スロープカウンタ148が14なるカウントを含
んでいる時には、可変パルスゲートは線126にて供給
される16個のパルス内の15個のみを通過させ、又ス
ロープカウンタが13なるカウントを含んでいる時にハ
、可変パルスゲートは16個のパルスの内の14個のみ
を通過させ、この様にしてスロープカウンタが0に達す
るまで続けられる。
この時間間隔の間に、可変パルスゲート122は発振器
パルスの内の次第に減少する数をカウンタ120へ通す
I′16にて割る回路”146は16個の発振器パルス
を、スロープカウンタ148へ通される各パルスに対し
可変パルスゲート122へ通過せしめ、スロープカウン
タがカウントダウンするにつれてパルスの内のより少い
数がカウンタ122へ達し、従って時間の関数としてよ
り遅い率にてカウントアツプする。
カウンタ120に於けるカウントは時間の関数として正
弦波の頂部の水平部に近づく。
スロープカウンタ148がOカウントに達すると、この
状態がロジック回路154により感知され、一つの信号
が線156を経てフリップフロップ152へ供給され、
該フリップフロップをリセットさせ、又スロープカウン
タ148をカウントダウン状態からカウントアツプ状態
へ切りかえる。
線156上の信号は線158を経てフリップフロップ1
60へも供給され、これを逆転させ、主カウンタ120
をカウントアツプ状態からカウントダウン状態へ切り換
える。
ここでスロープカウンタはゲート144からのパルスに
応答して0よりのカウントアツプしはじめる。
可変パルスゲート122は最初線126上の各16個の
パルスのうちの1個のみ盛カウンタ120へ通し、カウ
ンタ120はカウントダウンを始める。
スロープカウンタ148がカウントアツプをするにつれ
て、可変パルスゲート122を通るパルスの数は次第に
増大し、主カウンタ120に於けるカウント数はそのア
ップカウントと類似の要領により次第に急速に減少して
いく。
この作動はカウンタ120に於ける値が正弦波の約12
0゜あるいは正弦波の60°レベルに於ける同じ値に等
しいことをレベルディテクタ132が検出するまで続け
られ、そこで一つの信号が線136を経てOR回路13
4へ供給され、フリップフロップ140をリセットさせ
、これによってゲート144を閉じる。
その後発振器124によって線126を経て可変パルス
ゲート122へ供給された全てのパルスは主カウンタ1
20へ通され、線型的ダウンカウンティングが再開され
る。
正弦波の中間レベルに達すると、カウンタ120が修正
の0レベルに等しいカウントに達したことをレベルディ
テクタ130が感知し、線164上に一つの信号を発生
する。
この信号は二つのレベルよりなる信号であると仮定する
と、前述のドリフト計算器による同調信号として使用さ
れて良い。
カウンタ120は負の方向にカウントする必要はないが
、正弦波の0°に等しい正のカウントに予めセットされ
ていて良い。
正弦波の全ての正及び負の行程は正の数によって代表さ
れる。
線164に於ける同調信号はフリップフロップ140に
も供給され、次の計数期間中、それがリセット状態にあ
り、又正弦波の次の60°レベルが達成された時セット
されることを確保する。
正弦波の中間レベルに於ては、スロープカウンタはその
最大カウント数を有し、この状態はロジック回路154
により感知され、一つの信号が線166を経てフリップ
フロップ152へ送られ、それをセット状態にし、スロ
ープカウンタをカウントダウン状態へ切り換える。
カウンタ120はそのダウンカウンティングモードに保
持される。
カウンタ120が正弦波の一60°(240°)レベル
までカウントダウンすると、レベルディテクタは再びO
R回路134を作動し、フリップフロップ140をセッ
トし、ゲート144を開く。
そこでスロープカウンタ148は15より0までカウン
トダウンし、可変パルスゲート122よりカウンタ12
0へ至るパルスの数は先の如くスロープカウンク148
がOカウントに達するまで減少される。
この時、ロジック回路154からの信号が線156を経
てフリップフロップ152をリセットし、スロープカウ
ンタ148をカウントアツプ状態へ切り換え、フリップ
フロップ160は逆転され、主カウンタ120を再びカ
ウントアツプ状態とし、かくして正弦波を完成する。
次いでスロープカウンタは0から15までカウントを始
め、ここでタイムゲート144が閉じられ、正弦波の残
りの線型部がカウンタ120内にて達成される。
線130上のカウンタ120からの出力は、図には示さ
れていないディジタル−アナログコンバータへ供給され
て良く、二進出力をジャイロホイール駆動モータへ供給
されるアナログ量に変換する。
駆動モータの型によっては、例えば、二進車乗算回路を
用いて周波数変換を行うことが必要とされよう。
以上に於ては本発明を好ましい実施例について説明した
が、種々の構成要素及びその組合せについて、本発明の
範囲内にて種々の変更が可能であることは明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を組み込んだストラップダウン型ジャイ
ロホイール速度モデュレータ及びドリフト計算器をブロ
ック線図にて解図的に示す図である。 第2図は第1図のドリフト計算器をブロック線図にて解
図的に示す図である。 第3図は正弦波状ジャイロホイール修正及びそれがジャ
イロのドリフト成分及び真の入力連動率成分に及ぼす影
響を示すグラフである。 第4図は修正されたジャイロ出力信号のドリフト成分と
真の入力連動率成分をわける為の濾過要素を用いること
を示すブロック線図である。 第5図は第1図のディジタル正弦波合成装置のブロック
線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部の角運動にさらされ真の角運動に比例する成分
    とジャイロのドリフトに比例する成分とを含む出力信号
    を発生するストラップダウン型ジャイロのドリフトを決
    定する方法にして、前記ジャイロの角運動量を少くとも
    一修正サイクルに対し周期的に修正することと、前記ジ
    ャイロからの出力信号に前記周期的修正により作られた
    ジャイロの角運動量に於ける変化に関連した予め選択さ
    れた係数をかけることと、かかるかけ算により得られた
    出力信号を前記修正サイクルにわたって積分することと
    、を含むことを特徴とする方法。 2 回転するホイールを有し外部の角運動にさらされ真
    の角運動に比例する成分とジャイロのドリフトに比例す
    る成分とを含む出力信号を発生するストラップダウン型
    ジャイロを有する制御系にして、前記ジャイロホイール
    の回転速度を周期的に修正する手段を有し、前記ジャイ
    ロホイールの速度は前記修正サイクルの一部にて増大さ
    れ前記修正サイクルの他の部分にて減少されるようにな
    っており、更に修正されたジャイロの出力信号に応答し
    てジャイロドリフトに比例する成分を引出すべく、前記
    修正サイクル中の前記ジャイロホイールの速度が増大さ
    れる部分にては前記ジャイロの出力信号に前記修正サイ
    クル中の前記ジャイロホイールの回転速度の変化の平均
    値より予め選択された値だけ小さい係数をかけて第一の
    積を生ずる手段と、前記修正サイクル中の前記ジャイロ
    ホイールの速度が減少される部分にては前記ジャイロの
    出力信号に前記修正サイクル中の前記ジャイロホイール
    の回転速度の変化の平均値より前記の予め選択された値
    だけ大きい係数をかけて第二の積を生ずる手段と、前記
    二つの積の一方より他方を減算する手段とを有すること
    を特徴とする制御系。
JP50056678A 1974-05-13 1975-05-13 ストラツプタウン型慣性飛行系に関する改良 Expired JPS5912967B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US469190A US3925643A (en) 1974-05-13 1974-05-13 Drift correcting gyro system using filters
US469190 1974-05-13
US469191A US3925642A (en) 1974-05-13 1974-05-13 Strapdown gyro drift calculator
US469191 1974-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS51138471A JPS51138471A (en) 1976-11-30
JPS5912967B2 true JPS5912967B2 (ja) 1984-03-27

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JP50056678A Expired JPS5912967B2 (ja) 1974-05-13 1975-05-13 ストラツプタウン型慣性飛行系に関する改良

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DE (1) DE2520391A1 (ja)
FR (1) FR2271543B1 (ja)
GB (1) GB1508376A (ja)
IT (1) IT1038102B (ja)
SE (1) SE402820B (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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GB994896A (en) * 1961-02-06 1965-06-10 Aga Ab Improvements in arrangements for inertial navigation
US3442140A (en) * 1964-12-24 1969-05-06 North American Rockwell Drift rate compensation for acceleration sensitivity of an inertial navigation platform
US3757093A (en) * 1972-09-22 1973-09-04 Us Navy Self leveling system using periodic perturbations

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FR2271543A1 (ja) 1975-12-12
GB1508376A (en) 1978-04-26
JPS51138471A (en) 1976-11-30
FR2271543B1 (ja) 1981-06-19
SE7505340L (sv) 1975-11-14
DE2520391A1 (de) 1975-12-04
IT1038102B (it) 1979-11-20
DE2520391C2 (ja) 1987-09-17
SE402820B (sv) 1978-07-17

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