JPS59129327A - フレア装置のパイロツトバ−ナ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフレア装置におけるパイロットバーナ駆動装置
の改良に関する。

フレアガスをフレアスタックへ送って燃焼させる場合に
、供給されるフレアガスが所定の圧力に達したときにパ
イロットバーナを自動的に点火させることによりフレア
ガスの燃焼を開始させ、フレアガスの供給停止により圧
力が低下したときにパイロットバーナを消火するように
した自動制御装置が従来から使用されている。

この種従来のフレア装置におけるパイロットバーナ駆動
装置を第１図に示してあシ、先ずこれについて説明する
。

（１）はフレアヘッダ（２）を備えたノックアウトドラ
ムで、ｂす、ミストヲ含んだフレアガスがフレアヘッダ
（２）を通して導入され、気液分離を行なう。（３）は
内部に例えばエチレングリコールを含んだ不凍液のよう
々シール液（４）を貯えたシールドラムであシ、ノック
アウトドラム（＋）の上部に一端が連結された導管（５
）の他端がソール液（４）中に所定の波頭（６）を保っ
て沈入されており、その先端はソール液（４）中で開口
している。また、この導管（５）には／−ル液（４）の
液面から深さく７）の位置にガス抜き用小孔（８）が管
壁を貫通して形成されている。

（９）はフレアスタックでありその先端にメインバーナ
（１０）が設けられており、導管（１１）によってシー
ルトラ：４．　（３）の上部に連結されている。メイン
バーナ（１０）の近くにｄ：ハイロットバーナ（Ｉ２）
が設けられておシ、このパイロットバーナ（＋２１　ニ
Ｉｒｉ　ハイロットバーナ燃料弁０３）ヲ介し７てパイ
ロット燃相が送られるようになっている。ａ４）はパイ
ロットバーナ０２）全起動するイグナイタである。

ノックアウトドラム（１）には点火用圧力スイッチ（Ｎ
５）及び消火用圧力スイッチ（１６）が設けられている
。

この各スイッチ（１，５）、（１６）はノックアウトド
ラム（１）内のフレアガス圧力を検出して所定圧力にて
作動するもので、その作動によシパイロットバーナ燃料
弁θ３）の開閉を制御する。また、０７）、０８）はノ
ックアウトドラム（１）及びシールドラム（４）に夫々
設けられたＶベルゲージである。なお（１９）はシール
ドラム（４）中のシール液面上の空間である。

このような構成の従来装置の動作を説明する。

フレアガスはフレアヘッダ（２）ヲ通ってノックアウト
ドラム（１）に入ｐ、導管（５）内に充満する。ノック
アウトドラム（１）の器内圧がシールドラム（３）の波
頭（２０）に相当する圧力まで上昇すると、点火用圧力
スイッチ０５）が作動してパイロットバーナ燃料弁（１
３）を開き、イグナイタ側が働いてパイロットバーナ（
１２）を着火させる。

ノックアウトドラム（１）の器内圧が更に上昇して、シ
ールドラム（３）の波頭（６）に相当する圧力を越える
と、導管（５）内の７Ｖアガスはシール液（４）内を通
って／−ルトラム（３１Ｉ：部のシール液面の空間（１
翅に至り、更に導管（ＩＩ）’に通って７Ｖアスタノク
（９）内を上昇してメインバーナ００）に達し、既に着
火しているパイロットバーナ（１２）によりメインバー
ナ（１０）が着火される。

次に、フレアガスのノックアウトドラム（１）への流入
が停止して、ノックアウトドラム（１）の器内圧がソー
ルドラム（３）の波頭（６）Ｋ相当する圧力以下になる
と、導管（５）内のガスはシールドラム（３）のシール
液（４）内光端開口から流出でき々くなる。しかし器内
配管のガス抜き用小孔（８）からは引続きガスが流出す
るので、ノックアウトドラム（１）の器内圧は／−ルド
ラム（３）の波頭（力に相当する圧力迄下降する。

と−′＝１：でノックアウトドラム（１）の器内圧が下
降すると、消火用圧力スイッチ（Ｉ６）が作動して、＜
イロットバーナ燃料弁（１３１に閉じ、）々イロットノ
く−ナ（Ｉ２）を消火させる。

ところで、上記の従来の装置には次のような欠点があっ
た。

（１）　　ガス抜き用小孔（８）が配管中の異物等で目
詰を起すと、フレアヘッダ（２）からのフレアガスの流
入が停止してもノックアウトドラム（１）の圧、力が低
下せず、従ってパイロットバーナ０２）の消火が出来な
い。又フレアヘッダ（２）、ノックアウトドラム（１）
、および導管（５）の中に爆発性ガスが充満し７ている
ため運転中は異物の除去が出来ない。

（２）　　ガス抜き用小孔（８）の径は不変であシ、孔
径が小さいとガス抜きに時間が掛り消火までの時間が長
くなり、それだけにパイロットバーナ（１のへ供給する
燃料の消費量が増大する。

反対に孔径が太きすぎると、パイロットバーナ（１２）
が着火する迄にガス抜き用小孔（８）ヲ通ってフレアス
タック（９）から大気に放出されるガスの量が増大して
危険であシ、且つ大気汚染防止上からも好ましくない。

（３）　　ガス抜き用小孔（８）の位置は不変であり、
シール深さく７）の調節が出来ないので、大気温度の変
化或は導管（ＩＪ）内へのＮ２ガスの封入等で空間０９
の圧力が変化すると、波頭（７）Ｋ相当する圧力でのガ
ス抜きが出来なＩ／）。すなわち、教頭（７）、Ｊ：Ｉ
）低い或は高い圧力でガス抜きが終了することになる。

本発明は上記の」Ｓうな従来の欠点を除去することを目
的としてなされたものである。

以下本発明に係るフレア装置のパイロットバーナ駆動装
置の一実施例を第２図を参照して詳細に説明する。なお
、第２図において第１図と同一部分には同一符号を附し
であるので、その部分の説明は省略する。

第２図において（２υはシールポットであり、・／−ル
ドラム（３）の外部て設けられているが、その上部と下
部が夫々シールドラム（３）のシール液（４）部分と空
間（１９１部分とに連結管（２２）、（２３）によって
連通されている。そして各連結管（２つ、（２３）には
夫々仕切弁（２４）、（２５）が設けられている。シー
ルボッ１（２１）の上部には、ネジ（イ）によって上下
に移動可能な差込み管（イ）が設けられており、この差
込管（ハ）の下端はシールポット（２］）内の７−ル液
（４）中に開口している。差込管（イ）の上端は連絡管
ｔ２ａｋ介してノックアウトドラム（１）に連結され、
従ってノックアウトドラム（１）とシールポット（２１
）とが連通している。なお連絡管（ハ）の途中には流量
調節弁−が設けられている。

なお、本発明装置においても従来の導管（５）と同様に
、ノックアウトドラム（１）の上部に一端が連通し、他
端がシールドラム（３）のシール液（４）中に沈入され
て開口している導管（５ａ）が設けられている。

しかしこの導管（５ａ）には従来の導管（５）のような
ガス抜き用小孔（８）は形成されていない。まだ導管（
５ａ）のシール液（４）中への沈入深さは、従来と同様
の教頭（６）に設定されている。更に、巻込管（イ）の
７−ル液（４）中への沈入深さは従来のガス抜き用小孔
（８）の深さく力程度を標準として、適宜上下に調整す
るものとする。

さて、上記のように構成された本発明の装置にあっては
、シールポット（２１ｊ内のシール液面位はシールドラ
ム（３）内と同じであシ、シールボッ）　（２］）内の
シール液（４）内に開口した差込管（イ）が、従来のガ
ス抜き用小孔（８）と同様の機能をはだすことになる。

従ってパイロットバーナ０２の着火、メインバーナ（１
０）の着火及びパイロットバーナ（１２）の消火の各ス
テップは既に説明した従来の装置の場合と同様である。

よってこの基本的な動作の説明は省略するが、従来の装
置の欠点は次のように解決される。

すなわち、ノールボット（２１）はソールドラム（３）
の外部に設けられておシ、仕切弁（２４）、（２５）　
ｋ閉成すれば／−ルドラム（３）から取外し可能となる
だめ、例えば差込管（イ）が配管中の異物等で目詰りを
起した場合、装置の運転中でもシールポット（２＋）　
ｋ取外して、安全に異物の除去作業を実施できる。−１
だ、流量調節弁−の開度を調節することにより、ガス抜
きに要する時間を最適値に調節することが可能となり、
パイロットバーナ（１２）の消化時の時間を短縮し、パ
イロットバーナ燃量の消費朧ヲ節減できる。更に、差込
管＠全上下に移動させることによりシール液さく力を調
節することができるので、外気温度や空間（Ｉ９）の圧
力の変化等に応じて最適条件でのガス抜きを行々うこと
ができる。

このように本発明によれば大きな効果を奏するフレア装
置のパイロットバーナ駆動装置が提供される。

なお本発明は上述の一実施例に限定されることなく要旨
を逸脱しない範囲内で種々変形して実施できることは云
うまでもない。例えば第３図に示すように、ソールボッ
臼２υヲソールドラム（３）に連通させる場合、Ｖベル
ケージ（国の取伺座（至）、ｌ’３１）を利用して取付
けてもよい。まだ連結管（ハ）のノックアウトドラム（
１）との連通も、第３図に示すようにノベルケージ（Ｉ
ｎの取付座０２ヲ利用して行ってよｌＡ。

なお連結管（ハ）は導管（５ａ）に連結することによっ
てノックアウトドラム（１）と連通させてもよく、要は
実質的にノックアウトドラム（１）Ｋ連通されてフンア
ガスが導入されて来ればよい。

なお、第３図は本発明の他の実施例を示しだものであり
、第２図と同一部分には同一符号を附しであるのでその
部分の説明は省略する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のフレア装置のパイロットバーナ駆動装置
を示す系統図、第２図は本発明に係るフレア装置のパイ
ロットバーナ駆動装置の一実施例を示す系統図、第３図
は本発明の他の実施例の要部を示す系統図である。 （１）・・ノックアウトドラム、（３）・・シールドラ
ム、（４）・・ソール液、（５ａ）、（１１）・・導管
、（９）・・フレアスタック、（１０）・・メインバー
ナ、（＋２）・・パイロットバーナ、（＋３）・・パイ
ロツｈバーす燃ａ弁、（１５）・・点火用圧力スイッチ
、（１Ｇ）・・消火用圧力スイッチ、（２］）・・シー
ルポット、（ハ）・・差込み管、（ハ）・・連絡管、翰
・・流量調節弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレアガスを受入れる第１のドラムと、シール液を貯え
   ておりこのシール液中に所定の液頭を保つように前記第
   １のドラムに連結された第１の導管が注入された第２の
   ドラムと、この第２のドラムの上部をメインバーナに連
   結する第２の導管２、前記メインバーナの近傍に設けら
   れたパイロットバーナと、このパイロットバーナへの燃
   料の供給を制御する燃゛刺弁と、この燃料弁の開閉を前
   記第１のドラムの内圧を検出して制御するだめに設けた
   圧力スイッチとを有するフレア装置のパイロットバーナ
   駆動装置において、前記第２のドラムの外部に設けられ
   、この第２のとラムの７一ル液面を間にしてその上方及
   び下方と夫々連結されたシールポットと、このシールポ
   ットの上部から先端がシール液中に゛沈入する如く垂下
   されるとともに沈大量を調節可能とした差込管と、この
   差込管を実質的に前記第１のドラムに連結してンールポ
   ット中ヘフレアガス全導入する連結管と、この連結管又
   は前記差込管に設けられフレアガスの導入量を調整する
   流量調整弁とを備え、前記第１の導管による前記第２の
   ドラムのシール液中の液頭が前記シールポットのシール
   液中への差込管の沈大量よりも大きく保持させたことを
   ％徴とする、フレア装置のパイロットバーナ駆動装置。