JPS59127393A

JPS59127393A - ア−ク炉の電極保持導体

Info

Publication number: JPS59127393A
Application number: JP190583A
Authority: JP
Inventors: 昭則中村
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1983-01-10
Filing date: 1983-01-10
Publication date: 1984-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、アーク炉において、電極を支持して、母線
からの大電流をこの電極に供給するための電極保持導体
に関する。

第１１；ｌｌ、Ｉは従来失施されてきたアーク炉の電極
支持力法を示すものである。この方法は黒鉛電極ｌａ、
ｌｂ、ｌｃを電極ニップル２ａ　、２ｂによって連結し
て１本の電極１とし、これを電極ホルダー３のＡｍ孔３
ａに仲人し、クランピングブロック４によって押付は支
持するものである。クランピングブロック４はエアーシ
リンダ５の作動（′屯物１をシリンダするときは自販し
ているスプリングの作用によ）矢印入方向に作動し、電
極ｌを放すときはエアーの作用によシ矢印τ方向に作動
する）をロッド６およびレバー７を介して伝達すること
により、前後（矢印Ｂ、１）方向に動作する。アークに
よる大電流は円形母管８→電極ホルダー３→黒鉛電極１
ｃ→１ｂ→１ａを経て流れる。

電極ホルダー３．クランピングブロック４．エアーシリ
ンダ５．ロツｌ′″′６．レバー７、円形母管８は、す
べて電極支持アーム９（設置されておシ、電極支持アー
ム９を上下（矢印０．０）方向に動かすことによシ、全
体が電ａｌとともに昇降できるようになっている。

操業を重ねるに従って、電極１はｌａ、ｌｂ。

ＩＣの順で消耗していくが、ある程度消耗したとき、新
電極１ｄをクレーンで吊シ、電極１ｃの上端に電極ニッ
プル２ｃによって連結する。この作業を繰返しながら操
業を継続していく。

ところで、工場建屋の読さは電極支持アーム９を上限ま
で上昇させたときの高さを基準として決められるが、上
記の電極支持力法によれは、電極１の上端部が上方に突
き出ているので、工場建屋の高さが高くなる欠点がある
。

また、電極１を支持するためにクランピングブロック４
．エアーシリンダ５．ロッド６、レノモーフ等が必要な
だめ、構造が複雑で、コスト高となっている。

また、電極ホルダー３と電極１とを元金に密着させるこ
とは物理的に困難であシ、スパークの発生原因となる。

特に、アーク炉周辺はダストが多く、このダストが電極
１を電極ホルダー３にホールドするときに、間に挾まっ
て、スパーク発生の原因となることがしばしばある。こ
のスパークにより、電極ホルダー３の面荒れや溶損事故
が発生シ、電極ホルダー３の寿命を短くしている。−収
に、電極ホルダー３は純銅鋳物製が多く、高価なので、
寿命が短いと操業維持費が恥くついてしまう。まだ、電
極ホルダー３の交換のための操業停止時間が長くとられ
てしまう。

この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記従来
のものの欠点を改善したアーク炉の電極保持導体を提供
しようとするものである。

この発明の電極保持導体によれば、銅または銅合金で作
られ、ニップルによって電極を保持するとともに、大電
流導体の母線と接続できる構造ヶ具え、電極支持アーム
に取付けて使用されるように構成している。

以下、この発明の実施例を添付図ｍ」を参照して説明す
る。

第２図はこの発明の一実施例を示す正面図、第３図はそ
の左側面図である。

第２図および第３図において、保持導体本体１０は銅ま
たは銅合金で作られておシ、下側に′ｔ　Ｗ　１１の規
格ネジに合致した電極接続用ニップル１２を具え、上側
に大電流母線１３と接続するだめの接続端子１４を具え
ている。大電流母線１３は取付金具１５とボルト１６に
よ多接続端子１４に接続されている。電極１１は保持導
体本体ＩＯの下方から電極接続用ニップル１２にねじ込
まれて固定される。電極１１はここでは水冷電極を示し
て２９、内部に内外２Ｎの流路丁λａ、ｌｌｂが形成さ
れて、冷却水が外側の流路１１ｂの上端の入口１　ｌ　
ｂ’から流入して下進し、下端で内側の流路１１ａに入
り、そこから上進して、上端の出口１１ａ′から外部に
排出されるようになっている。

なお、水冷電析のかわシに黒鉛電極を用いることもでき
る。

保持導体本体ｌＯにはフランジ１７が形成され、この部
分において、保持導体本体１０は電極支持アーム１８に
ポルト１９によって取付けられている。

なお、採石導体本体１０は水冷または空冷のいずれでも
適用することができる。一般に大電流の場合は水冷とし
、小電流の場合は空冷とする。

また、保持導体本体１０と電極接続用ニップル１２およ
び接続端子１４は銅または調合金製の一体ｌ？を造また
は別々に分離した構造とすることができる（図では一体
構造の場合を示している）。分離した構造とする場合に
は、電極接続用ニップル１２は従来の黒鉛質ニップル（
第１１図に符号２ａ。

２ｂ　、２ｃで示したもの）を使用することもてきる。

この場合、支持導体本体１０の下問に、黒鉛質ニップル
のネジに嵌合するメネジを設ける構造とする。

以上の構成によれば、電極１１の取付けは電極接続用ニ
ップル１２にねじ込むだけで行なえるので、取付けを簡
単に行なうことができる。

また、従来のエチシリンダ、ロンド、レノ々−。

クランピングブロック等の部品が不安となシ、構造が簡
単になるので、コストを下げることができる。

まだ、ねじ込みによシミ極の取付けを行なうので、従来
のクランピングブロックによる方法に比べて取付けを確
実に行なうことができ、スノ々−りを防止することがで
きる。したがって、スノξ−りによる損傷を防止するこ
とができるので、消耗部品が少なくなり、操業維持費を
安くてきる。とともに、部品交換による操業停止時間を
短くすることができる。

更に、電極上端部で取付けを行なうので、従来のものの
ように電極上端部が上方に突き出なくなシ、工場建屋を
低くすることができる。

以上のようにこの発明によれば、簡単な構成で、従来の
ものの様々な欠点を改善することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来におけるアーク炉の電極保持構造を示す一
部断面正面図、第２図はこの発明の一実施例を示す正面
商、第３図は第２図の実施例の左側面図である。１．１１・・・電極、２．１２・・・電極接続用ニップ
ル、３・・・電極ホルダー、４・・・クランピングブロ
ック、５・・・エアーシリンダ、６・・・ロンド、７・
・・レノ々−１８，１３・・・円形母管（大電流母線）
、９．１８・・・電極支持アーム、１０・・・保持導体
本体、１４・・・接続端子、１５・・・取付金具、１６
．１９−・ボルト、１７・・・フランジ。

Claims

【特許請求の範囲】

銅または銅合金で構成され、電極上端をねじ込んで保持
するニップルと、大電流導体の母線を接続する構造とを
備え、電極支持アームに取付けて使用されるアーク炉の
電極保持導体。