JPS59126262A - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

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JPS59126262A
JPS59126262A JP58000402A JP40283A JPS59126262A JP S59126262 A JPS59126262 A JP S59126262A JP 58000402 A JP58000402 A JP 58000402A JP 40283 A JP40283 A JP 40283A JP S59126262 A JPS59126262 A JP S59126262A
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pulse
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Michio Kawafune
川船 通夫
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電力に比例した周波数のパルスを発生させ
、このパルスをカウンタあるいけ計量装置により計数し
て電力量を計量するようにした電力量計に関するもので
ある。
この種の電力量計としては、負荷電圧と負荷電流とを掛
算して電力を検出し、この検出電力を電力に比例した周
波数のパルスに変換するよう構成したものが知られてい
る。しかしながらこのよう虻構成さ゛れた電子式電力量
計においては、誘導形電力量計のような摩擦の影響が無
いため、軽負荷の特性は非常に良好となるが、逆に負荷
が0のときに出力すなわち電圧クリープを発生し易い。
しかるに、誘導形電力量計では、回転円板にクリープホ
ールを設けることによ、−リ、前述した電圧クリープを
防止しているが、電子式電力量計の場合は回路部品の経
年変化(特に演算増幅器のオフセットの変化)等により
電圧クリープが発生する。このため、従業におムては、
軽負荷の特性をマイナス状態に設定して演算増幅器のオ
フセット等が経年変化しても電圧クリープを発生しない
ように構成したものも知られているが、この場合特性面
において負荷特性を悪化させる難点があった°。
また、電子式電力量計は、一般に負荷電力に比例した頻
度で発光ダイオードの点滅もしくはステップモータの回
転動作等により動作表示が行われる。一方、誘導形電力
量計は、回転円板を有しているため、この円板を確認す
ることにより負荷の状態を確認することができるため、
例えば無負荷状態では円板が停止していること、また漏
電チ王ツク等では円板が回転しているか否かにより判定
可能である。しかしながら、前述した動作を行う電子式
電力量計では、定格負荷に近い場合に動作表示の頻度が
高いため、動作状態の確認が簡単であるが、無負荷もし
くはそれに近い状態では発光ダイオードの点滅ないしは
ステップモータの回転動作が数分ないしそれ以上の頻度
となシ、無負荷であるか微少電流が流れているかを判定
するのは非常に困難である。
そこで、本発明者は、前述した従来の電子式電力量計の
問題点を全て克服すべく種々検討を重ねた結果、負荷電
圧′と負荷電流とから電力を検出して電力に比例した周
波数のパルスを発生する電力−パルス変換部と、この電
力−パルス変換部からのパルスを計数しそ電力量として
表示するカウンタとを備えた電子式電力量計において、
電力−パルづ変換部から、のパルスの周期を所定の長さ
の周期と比較し、前記電カーパルス変侯部からのパルス
の周期の方が長くなった場合に電力−パルス変換部に微
少なマイナスオフセット電流を発生させるよう構成する
ことによシ、負荷電流がOの場合にパルスの発生を防止
して電圧クリープによる誤計量を確実に防止し得ること
を突き止めた。
また、このように構成した一カーパルス変換部に載荷平
衡形AC−1)、Cコンバータを備えている場合、前記
AC−DCコンバータの出力側に負荷電流が0もしくは
マイナスとなった時に達する飽和点と通常動作域との中
間に位置する基準レベル全設定したレベル判別回路を設
けることにより、無負荷の検出と表示とを簡便に達成す
ることができ、前記問題点を解消し得ることが判った。
従って、本発明の目的は、無負荷状態における場合、電
圧クリープの発生による誤計量を確実に防止し得ると共
に無負荷状態を判別して表示することができる電子式電
力量計を提供するにある。
前記の目的を連載するため、本発明においては、負荷電
圧と負荷電流とから電力を検出し、゛この電力に比例し
た周波数のパルスを発生する電力−周波数変換回路と、
前記パルスを計数し電力量として表示するカウンタと、
電力に比例した周波数のパルスの周期を所定長さの周期
と比較する周期比較回路と、この周期比較回路において
電力に比例した周波数のパルスの周期が設定周期よシ長
くなった際前記電カー周波数変侯回路に対しパルスの発
生を防止するオフセット信号を生じる微少信号発生回路
とから成ることを特徴とする。
前記の電子式電力量計において、周期比較回路は、微分
回路と、バイナリカウンタと、インバータとを備え、バ
イナリカウンタのクリヤ端子に電力−周波数変換回路の
出力パルスを入力してこれによシ所定のクロックパルス
を計数し、このクロックパルスの計数を完了した際所定
の出力をインバータに供給してオフセット信号を生じる
よう構成すれば好適である。
また、電力−周波数変換回路を電荷平衡形AC−1)C
コンバータによ多構成し、このAC−1)Cコンバータ
に設けた積分回路の出力側に負荷電流が0あるいは逆方
向となった際に発生する飽和電圧と通常の動作領域との
中間に基準レベル全設定したレベル判別回路を設け、さ
らに前記レベル判別回路の出力に基づいて無負荷表示を
行う表示回路とを設けることによシ、無負荷の検出と表
示とを確実かつ簡便に達成す石ことができ好適で鼠る。
次に、本発明に係る電子式電力量計の実施例につき添付
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る電子式電力量計の一実施例を示
すブロック回路図である寥−すなわち、第1図において
、参照符号10は電力−周波数変換回路を示し、負荷電
圧Vと負荷電流■とを入力して電力を検出し、この電力
に比例したパルス列fi出力するよう構成される。この
電力−周波数変換回路10から出力されるパルス列fは
分周回路12で分周されカウンタ14によシカラントさ
れて電力量の表示を行うことができる。しかるに1本発
明においては、前記電力−周波数変換回路10の出力側
に周期比較回路16を接続配置し、前記パルス列fが所
定の周期より大きい場合に微少信号発生回路18を動作
させて、前記電力−周波数変換回路10へ所定の微少信
号をパルス列fが小さくなる方向に印加するよう構成す
る。なお、周期比較回路16で設定される周期は、負荷
電流■が0の場合でさらに微少信号を加えない場合に、
電力−周波数変換回路10が出力するパルス列fの周期
よシ僅かに大きく設定する。また、微少信号発生回路1
8から電力−周波数変換回路10.に印加さnるマイナ
スの微少信号は、周期比較回路16で設定される周期と
同じ周期のパルス列fを発生する電力が、電力−周波数
変換回路10に入力している場合に微少信号発生回路し
たことによシ、パルス列fがOとなるような値に略等し
く設定される。すなわち、電力−周波数変換回路10に
大きなマイナス信号を印加すればパルス列fid発生し
なくなるが、この場合パルスが出るか出ないかの臨界状
態をいう。
このように回路構成した本実施例の電子式電力量計によ
れば、負荷電流が0の横、電カー訃波数変換回路10は
マイナスオフセット電流を与えられ、パルス列fは全く
出力されなくなる。
この結果、分周回路12およびカウンタ14は機能せず
、電圧クリープによる誤計量は確実に防止さ力る。
第2図は、本発明に係る電子式電力量計の別の実施例を
示すブロック回路図である。すなわ、  ち、第2図に
おいて、参照符号20は電力検出回路、21は周波数変
換回路をそれぞれ示す。
電力検出回路は、負荷電圧Vと負荷電流工とから電力を
検出し、この電力に比例した電流■(または電圧)を出
力するよう構成される。また1周波数変換回路21は、
電力検出回路2゜の出カニ、をこの出力に比例したパル
ス列fに変換するよう構成さnる。そこで、この周波数
変換回路21で出力された。Noルス列fは分周回路2
2で分周されカウンタ(図示せず)にょシカウ・ントさ
れて電力量の表示が行われる。しかるに、本実施例にお
いては、前記周波数変換回路21から出力されるパルス
列fを微分回路24を介してバイナリカウンタ26のク
リヤ入力端CLに入力される。一方、バイナリカウンタ
26のクロック入力端CKには、発振回路28からの信
号がNOR,ゲート30を介して入力される。
この場合、バイナリカウンタ26の出力は、出力端Qn
より前記No几ゲート30の入、刃端とインバータ32
へそれぞれ入力される。従って、インバータ62の出力
が低レベルLの場合は、前記電力検出回路20の出力点
P1からダイオードD2および抵抗R6を介してライン
(−Vr e f )にオフセット電流■oが流れる。
この時、周波数変換回路21の入力信号はI、 −I、
となる。
こ九に対しインバータ62の出力が高レベルHの場合は
、インバータ62からの電流がダイオードD1および抵
抗111t2を芥してライン(−Vref)に流れ込み
、ダイオードD2には逆電圧が印加されるためオフセッ
ト電流■。UOとZC周波数変換回路21への入力信号
は工、のみとなる@そこで、前記第2図に示す構成から
なる実施例回路の動作につき、第6図(1)〜(5)に
示すタイムチャートを参照゛しながら説明する。
甘ず、周波数変換回1f621から所定のパルス列f〔
第6図(1)参照〕が出力さ几ると、とのパルス列fは
微分回路24を介してバイナリカウンタ26へ入力上れ
て〔第6図(2)参照〕、バイナリカウンタ26をクリ
ヤすると同時にN0kLゲート60を介して入力する発
振回路28の出力信号f を計数する〔第6図(31、
(4)参照〕。
このようにして5バイナリカウンタ26において所定の
パルス数f2を計数する−と、高レベルHの出力f4を
発生し〔第3図(4)参照)、N(JRゲート60を閉
じてその状態を保持すると共に、インバータ62を介し
てオフセット電流■。を通流させる〔第6図(5)参照
〕。これによシ、周波数変換回路21へ流入する電流は
I、−I。となシ、出力パルス列fの周期がオフセット
電流Ioの無い場合よシ長くなるかもしくは全く出力さ
れなくなる(図示例では、便宜上パルス列fは変化して
いない)。
一方、パルス列fの周期が充分短かい場合は、バイナリ
カウンタ26においてパルスを計数し〔第6図ら)参照
〕、出力f4が高レベルとならないうちに、次のパルス
f1によりクリヤされてしまうので、出力f4は高レベ
ルとならず、従ってオフセット電流工。も通流せず、正
常の電力量の計量を達成することができる。
しかるに、バイナリカウンタ26における計数パルス周
期〔第6図B)のt参照〕と、オンセット電流工。の関
係は次式によシ設定すれば好適である。
但し、fn:定格時のパルス列fの周波数この蒔、′覗
力検出回路2oの出力電流1pと周波数変換回路21の
出力パルス列fとの関係は、電流I、とパルス列fが比
例するとした場合に第4図に示すようになる。j:なゎ
ち、電流■、が次第に減少し、これに伴ってパルス列f
も減少して〒=tとなると、オフセット電流■oが逆流
する〔第4図のa点参照〕。この結果、f、−Io−Q
となり、周波数変換回路21の出力は0の臨界状態とな
る〔第4図のb点参照〕。電流工、かさらに減少すると
、オフセット亀流■。のために周波数変換回路21の入
力がマイナスとなシ、パルス列fは全く発生しなくなる
。また、逆に電流■が0から増加する場合は、逆の経過
をたどり、l’pl 〉Il、lではオフセット電流工
0は発生せず、正常計量を夾現できる。
前記式(1)で算出さj、るオフセット電流工。より、
実際のオフセット電流■。が小はい場合は、第5図に示
すようになる。すなわち、電流■。
が減少してパルス列fの周期がtよ、!7長(なると〔
第5図のa点参照〕、オフセット電流■。′が通流する
が、周波数変換回路21への流入電流は■。−Io〉0
となるから、パルス列fは周期が長くなるが出力する。
さらに、電流工、が! 減少してI、 −1゜=0となると、パルス列fはOと
なる〔第5図のb点参照〕。逆に戒流工。
が増加しても同じ?1イ過となる。
さらに、前記式(1)で算出さ几るオフセット電流■。
よシ実際のオフセット電流■。が大きい場合は、第6図
に示すようになる。すなわち、電流Ipが減少してパル
ス列fの周期がtJニジも長くなると〔第6図のa点参
照〕、オフセット電流I。′が通流するが、周波数変換
回路21への流入電流はi、 −io’< oとなるか
ら、直ちにパルス列fは出力しなくなる〔第6図のb点
参照〕。さらに、電流■ が増加してI  −I。′p
            p =0となると、パルスが出力さnるが〔第6図のC点参
照〕、1パルス出るとオフセット電流■oが遮断され〔
第6図のd参照〕、正常計量を行うことができる。従っ
て、この場合、電流工、とパルス列fとの関係にヒステ
リシスを生じることが理解される。
前述したところから明らかなように、第4図乃至第6図
に示すいずれの場合にも、電流I二〇のときは、オフセ
ット電流■。が通流し、完全な電圧クリープ防止機能が
働くため、オフセット電流■。の設定は厳密に行う必要
はない。
また、オフセット電流工。の設定は、前記第2図に示す
実施例回路の場合、次式で与えられる。
但し、VD=ダイオードD2の順方向電圧前記式〇)に
おいて、電圧VDは温度により変化するが、実用上は殆
んど問題にならないレベルである−0しかし、高精度を
要する場合は、第7図に示すように、VrefKVD 
の変化を打消す補償を付加すれ鉦好適である。また、抵
抗R6も可変抵抗器で構成すれば高精度のオフセット電
流工。の設定を行うことができる。
さらに、第2図に示す実施例回路において、パイナリカ
ウンク26、発振回路28、NO几ゲート60は、繰シ
返しトリガが可能なワンショットマルチバイブレータで
置換することもできる。
第8図は、本発明に係る電子表電力量計の別の実施例を
示すものであり、特に無負荷状態を判別してその表示を
行うよう構成した回路図を示すものである。すなわち、
第8図において、。
参照符号40は電力検電回路442は演算増幅10PA
とコンデンサCとからなる積分回路、44は第ルベル判
別回路、46は一部幅ノ寸ルス発生回路、48は定電流
回路、50はスイッチをそれぞれ示す。電力検出回路4
0は、負荷電圧Vと負荷電流工とから電力全検出し、こ
の電力に比例した電流1p(または電圧)を出力するよ
う構成される。また、前記積分回路42と第ルベル判別
回路44と一定幅パルス発生回路46と定電流回路48
とスイッチ50とは、畦荷平衡形AC−DCコンバータ
41を構成している。こめ電荷平衡形AC−DCコンバ
ータ41においては、電力検出回路40の出力電流■、
に応じて積分回路42の演算増幅器OPAの出力点P1
における電圧波形は変化し、この結果前記AC−1)C
コンバータ41の出力点P2に電力に比例′したパルス
列を出力するよう構成さnる。
このようにして、前記AC−DCコンバータ41によっ
て得られた出力パルス列は、前記実施例と同様にして、
分局回路52で分周されカウンタ54によりカウントさ
れて電力量の表示が行わnる。この場合、前記パルス列
は、周期比較回路56に供給され、この周期比較回路5
6でパルス列の周期を比較して所定のパルス周期tより
もパルス列の周期が大きくなった場合、微少電流発生回
路58を動作させて微少オフセット1流■。を発生させ
、前記実施例と同様にしてAC−1)Cコンバータ41
からパルス列が全く出力されないようにし、電圧クリー
プによる誤計量を防止する。なお、参照符号6oは、前
記同期比較回路56卦よび一定幅パルス発生回路46へ
供給する信号を発生するための発振回路である。
しか−るに、本実施例回路においては、前記AC−1)
Cコンバータ41を構成する演算増幅器OPAの出力端
に第2レベル判別回路62を介して無負荷表示回路64
を接続したことを特徴とする。この場合の回路動作につ
き、第9図(1)〜(4)ニ示すタイムチャートを参照
し7xがら説明する。
ます、AC−1)Cコンバーク41に電流工。
の入力があって、所定のパルス列出力があった後C第9
図(1) 、 (2) 、 (3)参照〕、負荷電流1
 カOすなわち電流Ipが0となると〔第9図C)のa
点参照〕、演算増幅器UPAの出力は変化せ肇その電圧
値を保持する〔第9図(2)のd点参照〕。
次いで、前記パルス列の最後のパルス発生時点から所定
時間を経過すると〔第9図C)のd点参照〕、周期比較
回路56からの信号により微少電流発生回路58におい
てオフセント電流工。
が発生する。このオフセラ)[流■。は、電流■ と方
向が逆であるため、演算増幅器OPAの出力はオフセッ
ト電流工。により上昇し、遂には演算増幅器(1’Aの
飽和電圧に達する〔第9図(2)のC点参照〕。この時
、この飽和電圧と通常時の動作領域〔レベルI〕との中
間に比較レベル〔レベル■〕を設定しておき、この比較
レベルと演算増幅器OPAの出力との比較を第2レベル
判別回路62で行う。従って、第21/ベベル別回路6
2は、演算増幅fiOPAの出力が比較レベルを超えた
際に出力信号を発生し〔第9図(4)径間〕、この信号
全無負荷表示回路64へ供給することによ勺、無負荷状
態を適正に表示する゛ことができる。
なお、第8図に示す実施例回路において、周期比絞量M
56および微少信号発生回路58を設けない構成とした
場合でも、負荷電流の流れる方向が逆になった際には電
流工、の極性が変゛わり、第9図に示す特性と同様に演
算増幅器UPAの出力電圧は上昇して飽和してしまうが
、−負荷電流が00時には演算増幅器OPAの出力が変
化しない状態となる〔第9図(2)のa、b。
d点参照〕。この場合、演算増幅器OPAの内部オフセ
ットにより出力電圧が次第に上昇して比較レベル〔レベ
ル■〕を超えて飽和電圧に達することもあるが、逆に内
部オフセットにより下降して通常時の動作領域〔レベル
■〕に達し、AC−DCコンバータ41がパルスを発生
L、電圧クリープを生じてしまう惧れがある0このため
、本発明においては、周期比−回路56および微少信号
発生回路58を付加して、電圧クリープの発生を防止す
ることが極めて重要である。
また、本実施例回路において、負荷電流が0と゛なって
から、演算増幅器IJPAの出力電圧が上昇して無負荷
表示回路64が作動した後に、負荷車流が流nるとパル
ス発生までに時間を要し・その間の実電力はパルスとし
て出力されない。しかし、このように切捨てられる電力
は僅かであるため無視することができる。
前述した種々の実施例から明らか・なように、本発明に
よれば、電力−周波数変換回路の出力周波数と所定の周
期とを比較し、前記出力周波数の周期が長くなった際に
電カー周波数変−回路に微少なマイナスオフセット電流
もしくは電圧を発生させることにより、負荷電流がDの
場合にも電圧クリープの原因となるパルスの発生を防止
し、誤計量を確実に防止することができる。
また、電力−周波数変換回路に電荷平衡形AC−DCコ
ンバータを使用した場合、前記電圧クリープ防止回路を
設け、さらに前記AC−L)Cコンバータを構成する積
分回路の出力側に負荷電流が0あるいは逆方向となった
際に発生する飽和電圧と通常の動作領域との中間に基準
レベルを設定したレベル判別回路を設けることによシ、
積分回路の出力レベルの判別を行って無負荷の検出と表
示とを簡便に達成することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において植々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子式電力量計の一実施例を示す
ブロック回路図、第2図は本発明に係る電子式電力量計
の別の実施例を示すブロック回路図、第6図(1)〜(
5)は第2図に示す実施例し路の動作波形図、第4図乃
至第6図は第2図に示す実施例回路の動作特性線図、第
7図は第2図に示す実施例回路の変形例を示す要部回路
図、第8図は本発明に係る電子式電力量計のさらに別の
実施例を示すブロック回路図、第9図(1)〜い)は第
8図に示す実施例回路の動作波形図である。 10・・・電力−周波数変換回路 12・・・分局回路 14・・・カ ウ ン タ  16・・・周期比較回路
18・・微少信号発生回路 20・・・電力検出回路2
1 ・・・周波数変換回路  22・・・分 周回 路
24・・・微 分 回 路  26・・・バイナリカウ
ンタ28・・・発振回路 60・・・NO几ゲート62
・・・インバータ  40・・・電力検出回路41・・
・電荷平衡形AC−DCコンバータ42・・・積分回路 44・・・第ルベル判別回路 46・・・一定幅パルス発生回路 48・・・定電流回路 50・・・スイ ッチ52・・
・分周回路 54・・・カウンタ56・・・周期比較回
路 58・・・微少電流発生回路 60・・・発振回路 62・・第2レベル判別回路 64・・・無負荷表示回路 「101 8 FIo、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  負荷電圧と負荷電流とから電力を検出し、こ
    の電力に比例した周波数のパルスを発生す。 る電力−周波数変換回路と、前記パルスを計に比例した
    周波数のパルスの周期を所定長さの周期と比較する周期
    比較回路と、この周期比較回路において電力に比例した
    周波数のパルスの周期が設定周期よシ長くkつだ際前記
    電力−周波数変換回路に対しパルスの発生を防止するオ
    フセント信号を生じる微少信号発生回路とから成ること
    を特徴とする電子式電力量計。 (2、特許請求の範囲第1項記載の電子式電力量計にお
    いて、周期比較回路は、微分回路と、バイナリカウンタ
    と、インバータとを備え、バイナリカウンタのクリヤ端
    子に電力−周波数変換回路の出力パルスを入力してこれ
    によ一ル所定のクロックパルスを、計数し、このクロッ
    クパルスの計数を完了した際所定の・出力をインバータ
    に供給してオフセット信号を生じるよう構成してなる電
    子式電力量計。 (6)特許請求の範囲第1項記載の電子式電力量計にお
    いて、電力−周波数変換回路を電荷平衡形AC−DCコ
    ンバータにょ多構成し、このAC−L)Cコンバータに
    設けた積分回路の出力側に負荷電流が0あるいは逆方−
    向となった際に発生する飽和電圧と導常の動作領域との
    中間に基準レベルを設定したレベル判別回路を設け、さ
    らに前記レベル判別回路の出力に基づいて無負荷表示を
    行う表示回路とを設けてなる電子式電力量計。
JP58000402A 1983-01-07 1983-01-07 電子式電力量計 Granted JPS59126262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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