JPS59124290A - タンクロ−リ−用タンク - Google Patents

タンクロ−リ−用タンク

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Publication number
JPS59124290A
JPS59124290A JP57231096A JP23109682A JPS59124290A JP S59124290 A JPS59124290 A JP S59124290A JP 57231096 A JP57231096 A JP 57231096A JP 23109682 A JP23109682 A JP 23109682A JP S59124290 A JPS59124290 A JP S59124290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
bundle
metal
liquid
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP57231096A
Other languages
English (en)
Inventor
志賀 徹也
小北 英夫
石倉 正一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPS59124290A publication Critical patent/JPS59124290A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 この発明はガソリン、軽油2重油、アルコール類など石
油製品、化学製品の輸送に使用するタンクローリ−のタ
ンクの構造に関するものである。
口、従来技術 従来からガソリン、軽油等の液体の輸送に用いられるタ
ンクローリ−用のタンクは軟鋼板、ステンレス鋼板、ア
ルミ合金板等を使用した溶接構造物がもちいられている
。タンクローリーの積載物は引火性、爆発性或いは毒性
等を有する危険物が多い。従った輸送中の車の安定性を
増すため重心を下げる必要から一般に断面を楕円形とし
、且つ容量は20雇以下とする。構造は第1図に示すよ
うにタンク本体1を万一の事故発生の場合の安全性のた
め内部を間仕切シ2によって4冠以下の室に分割し、各
室毎に独立にマンホール3、安全弁。
検量針7をもうけ、又外側のハンドル6で開閉できる底
弁5をもうけてそれを集合パイプ8で連結し内容物を排
出配管9から取り出すようになっている。さらにタンク
ローリ−の走行中の振動やカーブの際の遠心力によって
生ずる液体の揺動を押さえるだめ各室には防波板4が固
定されている。
タンクローリ−で輸送される液体は引火性、爆発性、毒
性などから危険度の高いものが多く、輸送中の安全を解
保するだめに、タンクの構造並びに取扱いについて特別
な考慮が払われており、消防法、高圧ガス取締法、毒物
劇物取締法等によって厳しく規制されている。
ハ9発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来のタンクローリ−用のタンクでは防波
板はもうけられていても本質的には空洞型であり内溶液
の揺動を完全には防止することができず、タンクローリ
−の走行安定性は良くなく更に揺動かあるとタンクに液
とタンク本体との摩擦による静電気が発生して引火性の
蒸気に引火して火災発生の原因となる。又空洞型のタン
クは弾性か小さく衝突等の事故の際急激に大きく破損す
る特性があり、破損すると内容物の液体や気体の移動が
自由であるため内容物が一気に大量に流出して大火災等
の大事故となる危険性が高い欠点がある。
二 問題点を解決するだめの手段 本発明はタンクローリ−用のタンク内の各独立したー内
に金属繊維の集束体を充填させることにより、上記欠点
を解消するものである。
ここに於いて金属繊維とは軟鋼、ステンレス鋼、黄銅、
その他の金属を材料としてこれを細い繊維状としだもの
である。金属は一般にガソリン等の油性のものには侵さ
れないが、タンク内には結5による水分が若干侵入した
り、内容物によっては腐食性を有する液体の場合もある
ので上記あるいは他の耐蝕合金や炭素鋼にニッケルメッ
キして耐蝕性を付与した材料の金属繊維の使用が好まし
い。
金属繊維の断面は円、角、平角、半円その他の異形断面
のいずれも使用可能である。その断面を円断面に換算し
た時その直径が01〜20賭程度の太さのものが良い。
しかし金属繊維を集束体とした時その全体としての弾性
が可なり大きくなるように繊維の材質、断面形状を選択
する必要がある。金属繊維は最低5 Q mm以上の長
さを有する短繊維もしくは長い連続繊維が好ましい。5
 Q ynm以上の長さの金属繊維は容易に繊維の集束
やからみ合いによる集束体とすることができ、まだ集束
体は非常に気孔率の高いものが得られる。
金属繊維の集束体として次ぎの3種類のものがイ吏用さ
れる。
(a)  繊維工学上「トウ」と称するもので、金属の
連続繊維を数10本以上集束したものである。
金属繊維は一般にカールを有し、又その表面は凹凸を有
するので、この集束体は適当にからみ合っており集束体
は、99係以上の気孔率を有している。
・  (b)  同しく繊維工学上「スライバー」と称
するもので、金属の短繊維を断面1 oft当たり数1
0本以上の密度に金属繊維のカールと表面の凹凸によっ
て互いにからみ合わせて連続的に集束したものである。
気孔率は99%以上である。
以上のトウ、スライバーは一般に肉厚(5〜数i Q 
m7I)の板状または帯状のものが得られる。
(C)「スライバー」と同様の方法で金属の短繊維を予
め家庭用束子のように適当な大きさの球状や角状の塊り
にした塊状集束体であり、気孔率は同様に99係以上で
ある。
以下更に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図に示すようにタンクローリ−用のタンク本体1,
1を2分割にして銅板等をプレス成型して作り、それに
金属繊維の「トウ」あるいは「スライバー」10を折り
畳むようにして充填してフランジ部11で熔接してタン
クとする。第3図は他の実施例を示すもので2分割した
タンク本体1゜1′に金属繊維の塊状集束12を充填し
てフランジ部11で熔接してタンクとしたものである。
タンクローリ−用のタンクは一般に大型であるので図面
のように2分割でなく、適当な窓部をもうけて集束体を
挿入して充填し、そののち窓部を熔接によって閉塞して
もよい。又通1常は金属繊維集束体を充填すると内溶液
の揺動は防止できるが、タンク内に防波板をもうけて置
きその間に金属繊維の集束体を充填することも容易であ
り、防波板を併用すれば揺動防止が一層効果的となる。
又金属繊維集束体は気孔率が高いのでタンク内に充填し
た後、検量計の捧や底弁操作用の捧等を挿入して取沙付
けることは容易であシ、これらの捧をとり付けた後集束
体を充填することもできる。
金属繊維の集束体は990係以上、普通995〜998
%の気孔率を有するのでタンク内に充填してもタンクの
内容積即ち輸送容量は殆ど変化は無い。又見掛けの比重
は非常に小さいのでタンクの重量も殆ど堆加しない。
ホ。作用と効果 本発明のように金属繊維集束体を夕/りに充填すると次
ぎの作用があシ効果を奏するものである。
1 金属繊維集束体は非常に細く細かい繊維の集束体で
あるから気孔率が高いにもかかわらず、液体の移動に対
して大きな抵抗−を示すものである。
従ってこの充填によってタンクローリ−の走行や振動に
よるタンク内の液体の揺動を抑止する。即ちタンクロー
)ノー車の走行安定性がよくなる。
2 ガソリン等の絶縁性液体は揺動により摩擦静電気を
帯電する。揺動の抑止はそれだけ静電気の発生を少なく
する。静電気の帯電量が太きいと放電が生じ、弓1人性
液体の蒸気に引火爆発の原因となるので帯電量の減少は
安全上非常に有利である。
更に金属繊維は導電性であり静電気が発生した時その帯
電は速やかにタンク本体に伝導され、そこからアースさ
れて除去され液体の表面の一部に大きな静電気が滞留す
ることが無い。又本体の壁を通じてアースされる以外に
、小さな帯電電荷のうちに液面上部にある金属繊維の先
端からコロナ放電によって放電され、大きな静電気が留
まることが無い。
3 金属繊維集束体は大きな弾性と大きな減衰能を有す
るものであり、これを充填するとタンクに大きな衝撃的
応力が加わった場合集束体がこの応力を吸収する。従っ
て空洞式のタンクに比し衝撃が加わった場合亀裂の発生
が少なく、発生しても亀裂の伝播が抑えられ小さな亀裂
の一生にとどまる。又例えば弾丸のような鋭利なものが
タンクに当たりタンクに孔が開くと、その衝撃波及び液
体のビスにン効果によってタンク全体の破壊あるいは衝
撃部周辺の大きな破壊が起こることがある。
しかし金属繊維集束体を充填して置けばその減衰能及び
液に対する移動抵抗によってこのような大きな破壊が起
こり難い。
さらに亀裂が発生した場合でも集束体の液体に対する移
動抵抗が大きいのでその亀裂から液体が激しく噴出する
ことが無い。
これらの効果があいまって引火が遅延し、燃焼も局地化
され、火災を未然に防ぎ或いは消火作業に余裕を与える
ことができる。
へ0発明の効果 本発明はタンクローリ−用のタンク内に金属繊維集束体
を充填したもので、充填作業は容易であり、充填によっ
て輸送容量が減少せず、寸た夕/′りの正量も増加せず
に、下記の効果を1−1ち非常に有効なものである。
(1)防波板と併用又は単独で液の揺動を無くし、タン
クローリ−車のバランスを安定し走行安定性を向上する
(2)静電気の発生を減少し得し発生I−て!。池−e
う・に帯電を除去し、伎の蒸気の火災、爆発金起こすこ
とが無い。
(3)集束体の弾性によシ衝撃的な力がタンクに加わっ
た時、その応力を緩和してタンクの破壊を抑制する。
(4)液体及び蒸気の移動・に対する集束体の大きな抵
抗によってタンクに亀裂が生じた時、液や蒸気が急激に
噴出するのが抑えられ、従って火災の発生の遅延、局所
化がもたらされ、消火作業の余裕と火災事故の拡大が防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタンクローリ−用タンクの構造を示す断
面図、第2図、第3図はそれぞれ本発明のタンクの実施
例を示す断面図である。 ■、1:タンク本体、2:仕切板、3:マンホール、4
:防波板、5:底弁、6−ノ・ンドノペ7二検量計、8
:集合パイプ、9:排出配管、10:トウ或いはスライ
バー金属繊維集束体、11:フランジ部、12:塊状金
属集束体。 代理人  1)中 理 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンク内部に金属繊維集束体を充填したことを特徴
    とするタンクローリ−用タンク2 軟鋼、ステンレス鋼
    、黄銅等の金属又はニッケルメッキ等を施すか耐蝕性の
    金属を材料とした金属繊維を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のタンクローリ−用タンク3 
    金属繊維集束体として「トウ」又は「スラ゛イバー」の
    肉厚の板状又は帯状のものを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項もしくは第2項記載のタンクローリ
    −用タンク 4 金属繊維集束体として塊状集束体を用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載のタ
    ンクローリ−用タンク
JP57231096A 1982-12-27 1982-12-27 タンクロ−リ−用タンク Pending JPS59124290A (ja)

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JP57231096A JPS59124290A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 タンクロ−リ−用タンク

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JPS59124290A true JPS59124290A (ja) 1984-07-18

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ID=16918227

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JP57231096A Pending JPS59124290A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 タンクロ−リ−用タンク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009539712A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 ▲暁▼▲東▼ 黄 安全且つ環境保護タイプの埋設されたオイルタンク

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009539712A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 ▲暁▼▲東▼ 黄 安全且つ環境保護タイプの埋設されたオイルタンク
JP4846844B2 (ja) * 2006-06-13 2011-12-28 シャンハイ ホアパン エクスプロージョン−プルーフ サイエンス アンド テクノロジー シーオー., エルティーディー. 安全且つ環境保護タイプの埋設されたオイルタンク

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