JPS59123096A

JPS59123096A - 集中管理警報装置

Info

Publication number: JPS59123096A
Application number: JP23204082A
Authority: JP
Inventors: 斉田　陽助
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-12-28
Filing date: 1982-12-28
Publication date: 1984-07-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は集中管理警報装置に係り、特に昭和５７年特許
願第１９６９５９号の改良であり、数多の独立家屋を集
中的に管理し異常事態の発生を警報する集中管理警報装
置に関する。

従来、独立家屋には例えば本出願人が出願した昭和５７
年特許願第１９６９５９号に示すように不法侵入の報知
あるいは火災等の非常事態の発生を報知する防犯警報装
置が設けられている。この防犯警報装置は第１図に極く
概略の構成を示すように、独立家屋の各出入口のドアの
１つが開成されろことにより信号を出力する戸締検知回
路１と、火災、不法侵入等の非常事態の発生時に非常報
知スイッチが閉成されることＫより信号を出力する非常
検知回路２とのいずれか一方または双方を有する。そし
て、制御装置５は上記戸締検知回路１の断線検出回路３
または非常検知回路２の短絡検出回路４からの出力信号
を受けてリレー６′ｆ！：作動させ、このリレー６で警
報器７０回路を閉路して警報を発生させ、るものである
。

本発明は上記防犯警報装置に該防犯警報装置の作動時に
開成される常閉スイッチを設け、各防犯警報装置の上記
常閉スイッチを利用することにより、数多の独立家屋を
集中的に管理し異常事態の発生を警報することのできる
集中管理装置を簡単な構成で安価に得ることを目的とす
る。

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

第２図は本発明集中管理警報装置の回路構成図である。

第２図において、主回路としての集中管理回路１０は前
記独立家屋の夫々に設けられた第１図に示す防犯警報装
置１１３〜１１ｃ内の常閉スイッチ１２ａ〜１２ｃを終
端抵抗ＲＥを介して順次直列に接続した閉路式の回路で
あって、装置本体１３の端子Ｐ１．Ｐ２に接続されてい
る。上記の常閉スイッチは第１図において制御回路５の
出力で開成されるもの、リレー６の作動で開成されるも
の、その他防犯警報装置の作動時に開成されるものであ
ればよい。上記常閉スイッチ１２ａ〜１２Ｃの終端抵抗
側から分岐された分岐線１４ａ〜１４ｃは夫々装置本体
１３の端子Ｐ３〜Ｐ５に接続されている。

一方、前記装置本体１３内においては、前記端子Ｐ１に
電源スィッチ１５を介して電源１６が接続され、端子Ｐ
２に断線検知回路１７と短絡検知回路１８が接続され、
端子Ｐ３〜Ｐ２に分岐線断線検知回路１９ａ〜１９ｃが
接続されている。

本発明装置の実施例は上記の構成からなるもので、以下
、その作用を具体的に説明する。電源スィッチ１５を閉
成して、集中管理回路１０に所定の監視電流を流して集
中管理を開始する。この管理状態下において、いずれか
の防犯警報装置、例えば１１ａの作動によって常閉スイ
ッチ１２ａが開成されると、集中管理回路１０は遮断さ
れて監視電流が零となり、断線検知回路１７内のトラン
ジスタＴＲ１−オフ、同ＴＲ２−オンとなってサイリス
タ５ＣＲＩのゲートにゲート信号が印加される。このた
め、サイリスタＳ　ＣＲ１は導通してリレー２０を作動
させ、その第１メーク接点２０ｎ１−１を介して警報回
路２１を閉路し、警報ブザ−２２を作動させ警報ランプ
２３を点灯させて警報する。

一方、前記常閉スイッチ１２ａの開成によって該常閉ス
イッチ１２ａより終端抵抗ＲＥ側が電源１６から切離さ
れるため、各分岐線断線検知回路１９ａ〜１９ＣＫは断
線時と同様の信号が入力される。この信号が入力される
と、分岐線断線検知回路１９ａ内のトランジスタＴＲ４
−オフ、同ＴＲ５−オンとなってサイリスタ５ＣＲ３の
ゲートにゲート信号が印加される。これにより、サイリ
スタ５ＣＲ３は導通して警報発生家屋表示器２４ａを点
灯させ、数多の独立家屋の中で防犯警報装置１１ａの作
動している家屋を選択表示する。

なお、上記の場合、図示例は上段（電源側）の分岐線断
線検出回路に至る分岐線から隣接する下段の分岐線断線
検知回路のサイリスタのゲートにゲート信号を供給する
構成となっているので、上記集中管理回路１０が開成さ
れた場合は分岐線断線検知回路１９ａのみが応動し、こ
れより下段の分岐線断線検知回路１９ｂ、１９ｃは応動
しない。

従って、前記のように警報発生家屋表示器２４ａのみが
点灯し他の警報発生家屋表示器２４ｂ、２４Ｃは点灯し
ないので、防犯警報装置の作動している家屋を迅速に且
つ的確に知ることができる。

まＴこ、前記分岐側検知回路Ｌ９ａの出力信号はリレー
２０の第２メーク接点２９ｍ−２を介してリレー２５を
作動させ、このリレー２５のメーク接点２５ｍを介して
ブザー２６を鳴動させ同時に２ンプ２７を点灯させて、
前記の警報が防犯警報装置１１ａの作動に基づくもので
あることを報知する。

防犯警報回路１１ｂの作動によつ曵常閉スイッチ１２ｂ
が開成されたときには、前記と同様にブザー２２、ラン
プ２３で警報すると同時に分岐線断線検知回路１９ｂの
出力によって警報発生家屋表示器２４ｂを点灯させて警
報発生の家屋を表示し、ま１こ、ブザー２６とランプ２
７で上記の警報が防犯警報装置１１ｂの作動に基づくも
のであることケ報知する。このとき、分岐線１４ｂより
下段の分岐線１４Ｃの分岐線断線検知回路１９ｃは前記
のようにゲート信号が供給されないため作動しない。一
方、上記分岐′ｆｆＭ１４ｂより上段の分岐線１４ａは
電源１６から切離されないため分岐線断線検知回路１９
ａが作動せず、結局、警報発生家屋表示器２４ｂのみが
点灯して警報を発生している家屋を的確に表示する。

上記分岐線１４ａ〜１４ｃのいずれかが断線した場合、
その断線した分岐線の分岐線断線検知回路からの検知信
号で警報発生家屋表示器を点灯させると同時に作動して
いないリレー２５のブレーク接点２５ｂおよびリレー２
０のブレーク接点２０ｂを介してベル２８を鳴動させラ
ンプ２９を点灯させて、分岐線の断線とその位置を報知
する。

集中管理回路１０が短絡したときには、短絡検知回路１
８内のトランジスタＴＲ３がオンとなってサイリスタ５
ＣＲ２を導通させ、ベル３０を鳴動させランプ３１を点
灯させる。この場合、他のベル、ブザー、ランプ等は一
切作動しないから、上記のベル３０とランプ３１によっ
て集中管理回路１０が短絡していることを誤まりなく知
ることができる。

以上の如く、本発明は独立家屋の夫々に設けられた防犯
警報装置に該防犯警報装置が作動したとき開成される常
閉スイッチを設け、この常閉スイッチを利用して独立家
屋における異常事態の発生信号を得るようにしたから、
前記異常事態の発生を検知するために特別な検知回路を
設ける必要がなく、簡単な構成で安価に、数多の独立家
屋を集中的に管理し異常事態の発生を警報することので
きる集中管理装置を得ることができる。また、異常事態
の発生を警報すると共に警報を発生している家屋位置を
表示することができるから、対応処置を迅速かつ的確に
行うことができる。さらに、図示例のように上記異常事
態の警報と断線あるいは短絡等の回路故障報知とを明確
に区別できるようにすることにより、警報内容の判断を
誤まることがなく補修・点検を適切に行うことができる
等の効果が得られる。

なお、本発明は例えば高層ビルの各室を前記独立家屋と
することにより、高層ビル全体を集中的に管理すること
もできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は独立家屋に設置された防犯警報装置、第２図は
本発明集中管理警報装置の実施例を示す回路図である。１・・・戸締検知回路、２・・・非常検知回路、３・・
・制御装置、４・・・リレー、５・・・警報器、１０・
・・集中管理回路、１１ａ〜１１ｃ・・・防犯警報装置
、１２ａ〜１２ｃ・・・常閉スイッチ、ＲＥ・・・終端
抵抗、１４ａ〜１４ｃ・・・分岐線、１５・・・電源ス
ィッチ、１６・二・電源、１７・・・断線検知回路、１
８・・・−短絡検知回路、１９ａ〜１９Ｃ・・・分岐線
断線検知回路、２０・・・リレー、２１・・・警報回路
、２５・・・リレー、２２，２８゜３０・・・ベル、２
３．２７，２９．３１・・・ランプ、２６・・・ブザー
。特許出願人　　斉　１）陽　助

Claims

【特許請求の範囲】

数多の独立家屋の夫々に設けられた防犯警報装置の作動
時に開成されるように該防犯警報装置に設けられた常閉
スイッチと、前記各常閉スイッチを終端抵抗を介して順
次直列に接続した閉路式の主回路と、前記主回路の断線
を検出する主回路断線検知回路と、前記主回路断線検知
回路の検知信号を受けて作動する警報器と、前記各常閉
スイッチの終端抵抗側から分岐された分岐線の夫々に接
続された分岐線断線検知回路と、前記分岐線断線検知回
路の検知信号を受けて作動するよ５に該分岐線断線検知
回路の夫々に設けた警報発生家屋表示器とからなる集中
管理警報装置。