JPS5912046Y2 - 温室内の土壌加温装置 - Google Patents

温室内の土壌加温装置

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JPS5912046Y2
JPS5912046Y2 JP1977178257U JP17825777U JPS5912046Y2 JP S5912046 Y2 JPS5912046 Y2 JP S5912046Y2 JP 1977178257 U JP1977178257 U JP 1977178257U JP 17825777 U JP17825777 U JP 17825777U JP S5912046 Y2 JPS5912046 Y2 JP S5912046Y2
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Japan
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soil
greenhouse
hole
horizontal
warm air
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JPS54104650U (ja
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輝男 玉井
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温室内の暖気を温室内の土壌中に導びき、この
暖気によって土壌を加温させるようにした土壌加温装置
に関する。
従来温室内の土壌を加温するのに第4図に示すような装
置がある。
この装置は温室11内の上部に高く突設している導管1
2に多数の温風の流出孔13aを開設した複数のパイプ
13を並設連通し、このパイプ13を温室内の土壌中に
埋設したもので、そして導管12の適所に設けたブロア
ー14によって温室11内の加温された空気を導管12
を経て、各パイプ13の流出孔13 aから送気して土
壌を加温することが行われていた。
ところが上記の装置はパイプ等の設備に費用がかかり不
経済であることや、特に加温空気がパイプ13の流出孔
13aの特に限定された部分から送気されるため土壌を
均一に加温することが困難であった。
またパイプ中を流れる空気は流出孔13aで抵抗を受け
るためブロワー14に過負担がかかりやすくそのために
温室内の空気を吸気する作用が低下してしまうことがあ
る等の欠点があった。
そこでこの考案は上記従米の欠点を解消せんとするもの
で、土壌中にパイプを埋設することなく、土壌中に中空
トンネルを貫通形威し、これによって土壌内に均一に温
風を送り込むとともに酸素を供給することができるよう
にしたものである。
これを一実施例として示した図によって以下詳述する。
第1図は本考案土壌加温装置と温室との関係を示す全体
略図、第2図はその横断面略図であって、温室1内の地
面には、その両端付近にその一方には温風流入用穴3a
を、他方には温風の一部が流出する穴3bを堀削し、こ
の穴3a,3b間にトンネル状横孔4,・・・を貫通形
或させるのである。
図示しないが、温室内中央部に温風流入穴を形或して温
室の相対両端付近に夫々温風の一部が流出する穴を堀削
し、これら流入穴と流出穴間が連通ずるように横孔を貫
通形戊する等、配置構戊の変更は任意になしてよい。
横孔4は、貫通形或される際、崩れることがないように
孔周面を若干固めつ・しかも温風が土壌内に流入しやす
いように孔周面から土壌内に向って多数の亀裂乃至は小
透孔が形威されてなることが望ましく、この横孔形或の
一例としては第3図に示す如く、トラクターに連結した
トンネル形或機によって行うことができる。
トンネル形或機は地中に略垂直に突入し、土壌を筋状に
割りつ・前進する縦刃状の案内棒5の先端付近後方に前
方が尖った弾丸状の横孔形或具6を連設し、全体に振動
を生じさせるようにした概略構成を有したものとし、こ
のトンネル形或機をトラクターで牽引作動させればよく
、横孔形戒具6の前進とともにこの外側周に沿う大きさ
のトンネル状横孔4が形戒でき、この横孔4は横孔形或
機6によって孔周面4aが崩れない程度に固められ、同
時に該形或機6の前進と振動につれて孔局面から多数の
亀裂等通気用部4bが土壌内に向って形成されることに
なる。
案内棒5によってできた筋状縦溝は事後的に覆土などし
て塞ぐ等すればよく、内部に残された溝部分はそのま・
通気用部4bとして作用することになる。
こうしてパイプ等の周壁部材を用いることなく土壌中に
土素肌のま・のトンネル状横孔4が形戊できる。
この横孔は土中数10cm即ち5.30〜60 cmの
深さに数cm〜10数cm即ち50〜100 mmの径
で形或すればよく並設横孔間隔は30〜100 cmと
ればよいので、崩れ潰れてしまうおそれはない。
しかし砂分の多い土質の所においては断面弧状(逆樋状
)の網面等通気面製土止め板を横孔内上部に当てておく
のも望ましい。
前記穴3a,3bは第2図に示す如く温室内の両端に亘
る各一本の長溝突とし、この両長溝穴間に複数本の横孔
4,・・・を並設するのが効率的であり、横孔4ととも
に該穴3a,3bも周壁は土のよ・でよいが、横孔4,
・・・内に温風がより一層流入しやすくなるように、横
孔4の入口部に通じる通風口7aを有するプラスチック
、金属又は木材の壁面からなる穴室7を形或するように
してもよい。
温風流入穴3aの上面はそのま・温室内に開口させるが
、又は温室内上部まで立上った吸入管8を介して温室内
上部に開口させ、第1図々示の如くこの温風流入穴3a
の適位置に温室内の暖気を横孔4内に送り込むような送
風機9を配設するか、又は図示しないが温風の一部が流
出する穴3bの流出口10付近に横孔4内の空気を吸引
して温室内に送出するような送風機を配設する。
流入穴3a、流出穴3bが前記のような長溝内である場
合にはその中央部に1個又は所定間隔を置いて2個以上
の送風機を適宜選択的に設定すればよい。
流出穴3bの上面流出口10は土壌温度を十分に加温で
きるように、又土壌温度を少しでも調整できるように開
閉自在に装置し、開口大きさを変えられるようにしてお
くのが一層望ましい。
こうして温室内の暖かい空気を土壌中の横孔4内に送り
込み、これはまた温室内に送り出され、こうして温室内
と土壌内とを暖気が循環することができる。
ここで特に重要なことは横孔4内に流入した加温空気の
一部が横孔内壁面の土壌中に流入し、土壌への酸素の供
給と土壌の温度の上昇が同時に行われることである。
横孔は土壌にトンネル孔を開けて形或されているので、
横孔内に流入した暖気はその一部が各横孔の壁面から土
壌中にむらなく均等に流入し、温室の土壌全体を平均に
しかも効率的に加温させると同時に土壌中に充分な酸素
を平均して供給することができ、裁培物の育或条件がよ
り一層高められる。
以上のように本考案の土壌加温装置によれば、土壌を直
接貫通させたトンネル状の複数の横孔を要旨としてなっ
ているので、パイプ等を不要なものとし、横孔に温室内
の加温空気を流通させるための送風機等の簡単な構戊部
材にてより一層効率のよい土壌の加温と酸素供給が行え
ることと相俟って装置自体の設備費用が安価にできる。
かつ、同時に横孔中に水分が生じたとしてもこの水分は
土壌中に浸出されてしまうので加温空気の循環につれて
湿度は徐々に低下することになり、過湿による植物への
危害を生じさせるおそれがない。
また、横孔は直接土壌に開設したもので横孔の孔径を自
由に太細変更することができるので、特に強い風圧は不
要であり、したがって送風機が簡単なプロペラ式の安価
なものであっても充分に使えるなど実用上の効果は誠に
大きい。
更に又、本考案の装置によれば、地中への蓄熱が迅速か
つ充分に行われるので、夜間になってこの地中蓄熱が温
室内に徐々に放出でき、夜間暖房機を用いなくとも温室
内を外気温に比しはるかに暖かく保つことができ、この
面での省資源、蓄熱の有効利用に役立つことができる。
夜間の地中蓄熱の放出は自然に行わせてもよいが、送風
機によって温室内と地中の横孔とを空気循環させること
によって行えばよい。
尚、実験によれば、地面90m2、中央高さ2.6mの
パイプ式二重ビニールハウス内において、深さ45cm
の地中に直径8cmの本考案横孔を50 cm間隔で並
設し、九筒ファン(風量約50m8/min)で昼夜循
環送風させたところ、冬の早朝5時外気温=5゜Cの時
において、温室内気温は+11Cであった。
本考案横孔を設けていない同条件下の無暖房ハウス内の
気温は+2゜Cであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の土壌加温装置を備えた温室の概略断面
図、第2図は地中の横断平面略図、第3図は横孔形戊機
の概略側面図、第4図は従米の加温装置の概略断面図で
ある。 1は温室、2は土壌、3a,3bは流入孔と流出孔、4
は横孔、9は送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温室内の暖気を温室内土壌中に送り込んで土壌を加温さ
    せるようにした装置において、温室内の暖気が流入して
    その一部が温室内に流出循環するように土壌中に形或し
    た暖気の通路を周壁面が土壌のま・でトンネル状に貫通
    形威した横孔であることを特徴とする温室内の土壌加温
    装置。
JP1977178257U 1977-12-29 1977-12-29 温室内の土壌加温装置 Expired JPS5912046Y2 (ja)

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JP1977178257U JPS5912046Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 温室内の土壌加温装置

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JP1977178257U JPS5912046Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 温室内の土壌加温装置

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Publication Number Publication Date
JPS54104650U JPS54104650U (ja) 1979-07-23
JPS5912046Y2 true JPS5912046Y2 (ja) 1984-04-12

Family

ID=29188548

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JP1977178257U Expired JPS5912046Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 温室内の土壌加温装置

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JPS57150326A (en) * 1981-03-13 1982-09-17 Kubota Ltd Solar energy heat storing greenhouse

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JPS54104650U (ja) 1979-07-23

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