JPS59118156A - 漸増漸減牽引治療装置 - Google Patents

漸増漸減牽引治療装置

Info

Publication number
JPS59118156A
JPS59118156A JP57230928A JP23092882A JPS59118156A JP S59118156 A JPS59118156 A JP S59118156A JP 57230928 A JP57230928 A JP 57230928A JP 23092882 A JP23092882 A JP 23092882A JP S59118156 A JPS59118156 A JP S59118156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traction
upper limit
traction force
limit value
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57230928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH039745B2 (ja
Inventor
河内 通泰
道尚 服部
寺西 康浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OJI GIKEN KK
OO JII GIKEN KK
Original Assignee
OJI GIKEN KK
OO JII GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OJI GIKEN KK, OO JII GIKEN KK filed Critical OJI GIKEN KK
Priority to JP57230928A priority Critical patent/JPS59118156A/ja
Publication of JPS59118156A publication Critical patent/JPS59118156A/ja
Publication of JPH039745B2 publication Critical patent/JPH039745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動型の間歇牽引治療装置に関する。
従来頚椎あるいは腰椎を牽引治療する電動型の間歇牽引
治療装置では牽引作動開始後第1回目の牽引作動からい
きなりもしくは階段状に牽引力が設定上限値に達するも
のであって、患者によってはその患部を牽引力の設定上
限値まで牽引するとその患者は心身を緊張し、この緊張
の為仄牽引の治療効果を上げることができなかったりあ
るいは患部に異常な牽引力を付与して返って牽引治療の
効果を妨けるといった問題点を有していたのである〇ま
た従来装置では間歇牽引による治療が終了するときはそ
のときまでの牽引力の設定上限値まで牽引されていた患
部が急に牽引されなくなるものであって、患者によって
はその患部の椎骨の整合が不完全のまま終了することと
なって患部の治療上好ましくない事態になるといった問
題点を有していたのである。
そこで本発明は上記問題点を解決して優れた牽引治療効
果を有する新規な間歇牽引治療装置を提供することを目
的としてなされたものである。
即ち枠体6の掛止軸5から直列に連結されて吊下される
ロードセル乙の下端にコイル状のウェートスプリング7
が連結され、該ウェートスプリング7の下端は基台4に
固設したサドル8に軸支されてシーソー状に設置される
バランスアーム9の一方端に掛止され、該バランスアー
ム9の他方端には牽引索12を巻いた回動自在なドラム
13を設け、該ドラム16の端面に固着された受動スプ
ロケット17を回動する駆動部62を基台4Vc設けて
牽引機構部1が構成され、該牽引機構部1は牽引索12
の牽引力の上限値を制御する上限比較器40と、牽引索
12の牽引力の下限値を制御する下限比較器55と、上
限比較器40の出力あるいは下限比較器55の出力によ
って作動するモータ制御器41とからなるモータ制御部
63によって駆動され、前記ロードセル乙の牽引子によ
る抵抗変化を電圧変化に変換する牽引力検出部66を設
け、一方漸増上限設定器48と漸減上限設定器50より
なる増減電圧設定部64を設け、前記上限比較器40に
牽引力検出部66の出力電圧と増圧 減電枠設定部64の出力電圧を入力することにより、牽
引、保持、弛緩、休止の各作動を順次経返す間歇牽引作
動のたびごとに徐々に牽引量を変化させて牽引力の上限
値を設定上限値もしくは零に至らしめる漸増漸減牽引治
療装置である。
また上限比較器40は牽引力検出部66の出力電圧を一
方入力とし、牽引力の設定J、限値に対応力とし、間歇
牽引作動の開始後、牽引力の上限値を牽引作動のたびご
とに徐々に増加させ少なくとも一回以上の牽引作動を行
なった後に牽引力は設定上限値に到達するものである。
また所定時間間歇牽引の作動を行なった後、間歇牽引の
牽引作動時に牽引力の上限値を設定上限値から零への移
行に際しては、牽引力検出部66の出力電圧を上限比較
器40の一方入力とし、牽引力の設定上限値に対応する
電圧より低い電圧であって順次減少変化する増減電圧設
定部64からの漸減電圧を他方入力とし、間歇牽引の作
動時間終了直前に牽引力の上限値が設定上限値に満たな
い牽引作動をなし、その牽引作動のたびごとに上限値を
徐々に減少するようになし、しかも牽引力の上限値が設
定上限値に満たない牽引作動を少なくとも一回以上行な
うものである。
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて詳述する。
牽引機構部1は筐体2内に枠組みされる枠体6及び枠体
乙に固定される基台4、に組み込まれる。
枠体ろの所定箇所に設けた掛止軸5にロードセル6を軸
支吊下しロードセル6下端にはコイル状のウェートスプ
リング7を連結吊下する。一方基台4上に立設されたサ
ドル8にはバランスアーム9の長手方向の略中間位置か
支軸10でシーソー状に軸支され、該バランスアーム9
の一方端にはウェートスプリング7の下端が掛止されて
いる。
前記バランスアーム9の他方端にはドラム軸11を回動
自在に挿着し、該ドラム軸11には牽引索12を巻回す
るドラム1−6が取り付けられ、該牽引索12は筐体2
上方に開口した穴を貫通し筐体2上面に設けた滑車14
に掛は回し、さらに該牽引索12の先端に取着されるフ
ック15は患者に装着される展装具16に掛止される。
前記ドラム13の円形端面にはドラム16と一体的に受
動スプロケット17が取着されており、該受動スプロケ
ット17はモータ27、ウオームギア18その他の伝導
部材からなる駆動部62で駆動される。即ち基台4上に
設けられたウオームギア18のウオームホイル軸19に
はクラッチ20を介して駆動スプロケット21か取着さ
れ、該駆動スプロケット21と受動スプロケット17と
はチェノ22で連結される。受動スプロケット17の内
部には左回転のみ伝達し右回転は空転して伝達しない一
方向クラッチ(図示省略)が組み込まれている。
ドラム軸11上には受動スプロケット17、ドラム16
、バランスアーム9、ゼンマイ24、ゼンマイカバー2
6が順次取着されてなりゼンマイ24の巻回基端はドラ
ム軸11に固着され外周先端ハハランスアーム9の適宜
位置に固着されている。
前記ウオームギア18のウオーム軸25には大プーリ−
26が取着され、この大プーリ−26には基台4裏面に
取着されるモータ27の小プーリ−28にわたるベルト
29が掛は回される。
上記の様にして牽引機構部1が構成されるのであり牽引
機構部1の作動を制御する電気回路を以下に詳述する。
薗1図に示すブロック図において66は牽引力検出部で
あり、所定の正確な値のサイン波電圧を発生するサイン
仮発振器60と、牽引機構部1でのFA械的な牽引力に
よる歪で抵抗値が変わるロードセル6と、ロードセル6
で可変したサイン波電圧を増幅する交流差動増幅器61
と、該交流差動増幅器61の出力を余波整流する全波整
流器62とを)l+ff1次接続して牽引力検出部66
は構成される。
牽引力検出部ろ6の出力はLEDを配列してなる牽引力
表示器64を駆動するLEDドライバー65に入力され
、該LEDドライバー65の出力は牽引索12の牽引力
を表示する牽引力表示器64に接続される。
上限設定部36は牽引力の上限値を設定するデジタルス
イッチでなる上限設定表示器37と設定表示した数字を
電圧に変換する上限電圧変換器68とを順次接続して構
成され、該上限設定部66の出力は一定電圧をスイッチ
と抵抗とを用いて抵抗分割し牽引力の上限値に対応した
電圧を発生する分圧器69に接続される。
前記牽引力検出部63の出力と分圧器69の出力とを得
て牽引機構部1のモータ27を制御するモータ制御部6
3は牽引索12の牽引力の上限値を制御する上限比較器
40と牽引索12の牽引力の下限値を制御する下限比較
器55と上限比較器40あるいは下限比較器55の出力
によって作動するモータ制御器41とからなっている。
また間歇牽引の作動中の牽引力の上限値到達時点でその
牽引力を維持する保持作動の秒数即ちホールド秒数を設
定し表示するホールド設定表示器42の出力を得てホー
ルド秒数を計数するホールドタイマー46の出力がモー
タ制御器41に入力されている。さらに間歇牽引の作動
中、牽引力が減少して牽引力の下限値到達時点での休止
作動の秒数即ちレスト秒数を設定し表示するレスト設定
表示器44の出力を得てレスト秒数を計数するレストタ
イマー45の出力がモータ制御器41に入力されている
牽引治療に要する装置の作動時間を設定する治療時間設
定表示器46と該治療時間設定表示器46の出力を得て
治療時間を計数する治療タイマー47とは111μ次接
続され、該治療タイマー47の出力はレストタイマー4
5及びホールドタイマー46に接続される。
漸増牽引が行なわれる構成を以下に述べる。増減電圧設
定部64は漸増上限設定器48と漸減上限設定器50と
からなる。牽引力の上限値が設定上限値に到達するまで
の牽引作動回数を設定表示しかつこの設定表示は治療タ
イマー47の信号を得て治療を始めた時刻から作動を開
始し上限比較器40の出力から得る信号によって実際に
行なった牽引作動回数を計数しながら作動する漸増上限
設定器48と、この漸増上限設定器48からの信号によ
って作動するアナログスイッチ群よりなる分圧スイッチ
49とを順次接続して、該分圧スイッチ49の出力を前
記分圧器69に入力して、牽引装置が作動を開始した後
節−回目の牽引作動で牽引力は設定上限値に到達せず牽
引作動のたびごとに牽引力の上限値を漸増し数回目の牽
引作動で設定上限値に到達するよう構成している。
津1減牽引が行なわれる構成を以下に述べる。治療タイ
マー47の信号を得て設定した治療時間が終了した時刻
から作動して牽引力の上限値が設定上限値に未達の牽引
作動回数を設定表示し上限比較器40の出力から得る信
号によって実際に行った牽引作動回数を計数しながら作
動する漸減上限設定器50の出力信号を分圧スイッチ4
9に入力し、該分圧スイッチ49の出力信号を分圧器6
9に入力して、牽引力の上限値を治療タイマーの終了時
刻以降の数回の牽引作動は設定上限値以下にあってかつ
牽引作動のたびごとに牽引力の上限値が漸減するよう構
成している。
残留牽引が行なわれる構成を以下に述べる。弛緩作動時
に牽引力の下限値を零としないで残留する牽引力即ち残
留牽引力を設定し表示する残留%(パーセント)設定表
示器51と、該残留%設定表示器51の出力信号で残留
する牽引力に対応する電位の発生を指示する信号を出力
する下限残留%電圧変換器52とを順次接続して下限残
留牽引力設定部56を構成し、該下限残留牽引力設定部
56の出力と分圧器69の出力とを得て所定の定電圧の
範囲で牽引力の上限値の数十%(本実施例では20%以
下)の牽引力に対応する電圧を発生する乗算器54と、
該乗算器54の出力電圧を下限比較器55の一方に入力
して下限残留牽引力を生せしめるよう構成している。
前記分圧スイッチ49には上限比較器40及び下限比較
器55の出力が接続されている。
その他の記号の56は横臥する患者を支持するスライド
ベッド、57は患者の脇下部を通してスライドベッド5
6の一端に掛止する脇装具、58は本装置の作動を集中
して制御する操作パネル、59I′i電源スイツチ、6
0け間歇牽引の作動開始の信号を発生するスタートスイ
ッチ、61は本装置の作動中に本装置を停止させるスト
ップスイッチである。
以上の様に構成した本発明の作用を以下に述べる0 患者に腰椎牽引治療を施こそうとするときにはスライド
ベッド56上に患者を横臥し摺装具16及び脇装具57
を患者に装着し本発明装置から引き出した牽引索12の
先端の7ソク15と腰装具16とを引掛は連結する。ま
た頚椎牽引治療を施こそうとするときには座位もしくは
横臥位の患者に装着した順装具(図示省略)に牽引索1
2のフック15を掛止し、牽引索12を本発明装置内に
引き込み前述の膠装具16あるいは頚装具を牽引して腰
椎、頚椎の牽引治療を行なうのである。
本装置の操作に当っては、操作パネル58上の電源スィ
ッチ59をoNL、治療時間設定表示器46で治療時間
を設定表示し、上限設定表示器67で牽引力の上限値を
設定表示し、ホールド設定表示器42で上限牽引力を維
持する保持作動期間の秒数を設定し、レスト設定表示器
44で下限牽引力を維持する休止作動り秒数を設定する
以上の設定をしておいて従来の間歇牽引の作動をなす場
合の作動を述べる。
さらに間歇牽引開始後第一回目の牽引作動から牽引力が
上限値に到達するように漸増上限設定表示器48の表示
を零回に設定′し、f:た間歇牽引の作動時間が終了す
る時刻のわずか手前における最終回の牽引作動が設定上
限値に到達するように津I減上限設定表示器50の表示
を零回に設定する。
さらに間歇牽引の作動中、毎回の弛緩作動時の牽引力は
零となるように下限残留%設定表示器51の表示を零%
に設定しておけば本装置の作動は従来の間歇牽引のパタ
ーンで作動する。
前述のように設定した本装置において、操作/ぐネル5
8上のスタートスイッチ60をONするとレスト設定表
示器44で設定した秒数を経過したのちモータ制御器4
1が作動し、モータ制御器41の出力により牽引機構部
1が作動する。牽引機構部1の牽引作動はモータ27の
駆動によりベルト29を介してウオームギア18のウオ
ーム軸25を回動し、≠ウオームホイル軸19、クラ1
.チ20、駆動スプロケット21、チェン22、受動ス
プロケット17、ドラム16と順次駆動力が伝達される
。ドラム16が回動すると一端がドラム16に固定され
る牽引索12がドラム16に巻き回され、該牽引索12
の他端は患者に装着した膠装具16あるいは頚装具に固
定されているので牽引索12には張力即ち牽引力が生じ
る。この牽引力によりドラム16及びドラム16取付側
のバランスアーム9は上方に引き上げられる。その為支
軸10を支点としてバランスアーム9の他側は下方に引
き下けられ、この引き下げられる力はウェートスプリン
グ7に加わりさらにロードセル6に加わる。
牽引機構部1の弛緩作動はモータ27の遊転によりドラ
ム16を逆転し牽引索12を弛緩させる。
ロードセル6は牽引力に比例して歪みを生じその歪みに
比例してブリッジバランスがくずれるので、ロードセル
乙に加わるサイン波発振器60からのサイン波電圧は牽
引力に比例して変化する。
ロードセル6から出力される電圧を交流差動増幅器61
で増幅し、増幅された電圧を余波整流器62で整流して
牽引力が検出される。以上のように牽引力検出部66は
作用して牽引力が検出される。
牽引力検出部66で検出された電気信号はLEDドライ
バー65に入力され、JLEDドライバー65では多数
のLEDをi線状に配設した牽引力表示器64のLED
を順次点灯あるいは消灯する漸増電圧あるいは漏減電圧
を発生する。
上限設定VA36において上限設定表示器67で所定電
圧を摘出し、この摘出した電圧を上限電圧変換器68で
牽引力の上限値に対応する電圧に変換し、この変換した
電圧を分圧器39で抵抗分割する。上限比較器40では
上限比較器40の一方端子に入力される牽引力検出部3
6の電圧と他方端子に入力される分圧器69からの設定
電圧とが比較される。すなわち牽引力検出部66の出力
電圧値か分圧器69の出力電圧値より低いときにはモー
タ制御器41に対して牽引作動がなされるような出力を
発生し、牽引力検出部66の出力電圧値が分圧器69の
出力電圧値に到達して等しくなったときにはモータ制御
器41に対して牽引作動が停止するような出力を発生す
る。
牽引作動により牽引力が設定上限値に達すると上限比較
器40及びモータ制御器41が停市信号を出力して牽引
作動を停止する。
牽引作動が停止すると同時にホー7[ドタイマー46が
作動し、該ホールドタイマー46でホールド設定表示器
42で設定表示したホールド秒数を計数し、言1@し終
った時点でホールドタイマー46の出力信号−はモータ
制御器41を作動させて牽引機構部1を弛緩作動させる
。弛緩作動により牽引力は下降し牽引力検出部66で検
出する電圧も下降して行き下限比較器55の作動により
弛緩作動は停止する。
前記下限比較器55では一方入力端に得る牽引力検出部
66の出力電圧と他方入力端に得る牽引力が零もしくは
僅少値に対応する電圧とを比較し、一方入力端の電圧が
他方入力端の電圧より高ければ下限比較器55はモータ
制御器41に対して牽引機構部1が弛緩作動するように
出力信号を発生し、一方入力端の電圧が下降して他方入
力端の電圧に等しくなったときには下限比較器55はモ
ータ制御器41に対して牽引機構部1の弛緩作動が停止
する出力信号を発生するものである。
本装置が弛緩作動をなして牽引力を下降して行き弛緩作
動を停止すると同時にレストタイマー45が作動してレ
スト時間を計数し始める。レスト設定表示器44で設定
表示した時間か経過すると前述同様に牽引機構部1は牽
引作動の工程に移る。
このようにして治療時間設定表示器46で設定した時間
中は間歇牽引の作動をなすのである。
以上に述べた従来の間歇牽引パターンを第6図Mに示し
ており、図中Aは牽引作動の期間を示し、Bは弛緩作動
の期間を示し、Pは休止作動の期間を示し、Qは保持作
動の期間を示し、Rは設定上限値を示し、細軸方向のW
は牽引力を示[2、横軸方向のTは時間を示す。
次に漸増牽引の作動を述べる。
本発明装置の作動開始後、牽引力の上限値か設定上限値
以下であってかつ毎回の牽引作動のたびに徐々に牽引力
の上限値が上昇していき数回の牽引作動を行なってつい
には牽引力の上限値が設定上限値に到達し、到達以後の
毎回の牽引作興1時には設定上限値に常に到達するよう
になした漸増牽引の作動において、漸増上限設定器48
で牽引力の上限値が設定上限値に到達するまでの牽引作
動口 台数を設定かつ表示しさらに牽引作動回数を計数し、該
漸増上限設定器48の出力信号を分圧スイッチ49で組
み合わせをなし、分圧器69で牽引作動回数ごとに徐々
に上昇した電圧を発生するようなして毎回の牽引作動時
に牽引力の上限値を徐々に上昇していくのである。例え
ば設定上限値が50キログラムであった時漸増上限設定
表示の値を6とすれば1回の牽引作動ごとに50を4で
除した値12.5キログラムずつ牽引力の上限値を均等
に増していくのである。第7図において上述の滓1増牽
引パターンの期間をLで示している。
次に漸減牽引の作動を述べる。
本発明装置の治療時間設定表示器46で設定した時間が
終了する時刻S(第8図参照)と、この時刻から適宜時
間を経過した時刻tとの間にあって、牽引力の上限値が
設定上限値より低い牽引作動をなしさらに牽引作動のた
びごとに牽引力の上限値が下がっていく漸減牽引の作動
において、漸減上限設定器50で牽引作動のたびごとに
上限値が徐々に下がっていく姿態の牽引作動の回数を設
定かつ表示しさらに牽引作動回数を計数し、該漸減上限
設定器50の出力を分圧スイッチ49と分圧器69とで
漸減する牽引力の上限値に対応する電圧即ち牽引作動の
たびごとに徐々に下降する電圧を発生するようなし、毎
回の牽引作動時に牽引力の上限値を徐々に下降していく
のである。例えば設定上限値が50キログラムであった
とき、沸減上限設定表示の値を6とすれば1回の牽引作
動ごとに50を4で除した値12.5キログラムずつ牽
引力の上限値を均等に減じていくのである。6回の漸減
牽引の作動を行なえば本装置の作動は終了する。第8図
において漸減牽引のパターンの期間をNで示している。
次に残留牽引の作動を説明する。
間歇牽引の作動中、毎回の弛緩作動時に牽引力を零キロ
グラムまで下降せずわずかの牽引力を残留して停止し保
持する残留牽引の作動において、下限残留%設定表示器
51で牽引機構部1が保持作動の後に弛緩作動するとき
の下限値を直前における保持作動時の値に対する所定割
合の値S (第9図参照)を設定し、下限残留%電圧変
換器52で下限残留%設定表示器51の設定値に対応し
て所定電圧を分圧し、分圧した電圧を乗算器54で牽引
力の下限値に対応する電圧になし、この電圧を下限比較
器55の一方の入力端に入力する。該下限比較器55で
乗算器54の出力電圧と牽引力検出部66の出力電圧と
が比較され、弛緩作動中に牽引力検出部6ろの出力が乗
算器54の出力に等しくなったとき弛緩作動が停止する
。弛緩作動か停止すると同時に休止作動へと本装置の作
動は移っていき間歇牽引の毎回の弛緩作動時には常に下
限残留%設定表示器51で設定した下限値で弛緩作動を
停止するものである。第9図は残留牽引パターンを示し
ている。
以上に述べた如〈従来の休止作動、牽引作動、保持作動
、弛緩作動を順次繰り返す間歇牽引の作動を基本作動と
して、この基本作動に漸増牽引、漸減牽引、残留牽引の
作動を付加するのである。
その付加した作動を第10図に示している。図中残留牽
引パターンの期間を0で示している。なお図中65は頚
椎牽引時に患者が坐す椅子である。
以上の構成、作用の本発(す」装置6の効果を以下に述
べる。
■漸増上限設定器の指示により、患者の患部への間歇牽
引の作動における牽引力を設定した上限値まで急激に与
えず牽引作動のたびごとに徐々に牽引力の上限値を上昇
させていく為、患部に対し牽引力の馴化が施され患者に
緊張感を与えない。また、間歇牽引作動において、牽引
力を階段状に増加してい〈従来の牽引パターンでは牽引
力が設定上限値に到達するまでに時間を多く費すため患
者に長時間牽引力付与による苦痛と、さらに保持作動を
なした後に再度牽引作動をなすため患者に不安とを与え
患者を緊張させる恐れがあった。ところが本発明では階
段状に牽引力を増加せず、牽引、保持、弛緩、休止のサ
イクルを確実に行ないながら毎回の牽引作動のたびごと
に牽引力の上限値を増していくものであるから患者に〜
苦痛や不安による緊張感を与えることなく牽引治療を行
なうことができたのである。従って頚椎あるいは腰椎周
囲の筋肉は緊張していないので牽引すべき頚椎あるいは
腰椎に牽引力は直接的に正確に付与されることとなって
牽引治療の効果を高めたのである。
■小域上限設定器の指示により、患者の患部への牽引力
の付与を急に中止せず牽引力の上限値を牽引作動のたび
ごとに漸減して間歇牽引の作動を終了する為、患部への
牽引治療終了後の通常状態への復帰が自然な形で食付に
行なわれ、牽引治療した後の頚椎あるいは腰椎は充分に
周囲筋肉に保設されることとなって牽引治療効果を高め
、牽引治療直後に頚椎あるいは腰椎を損傷することが無
くなったのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図はブロック図
、第2図は牽引機構部の要部側面図、第6図は牽引機構
部の要部平面図、第4図は本発明実施例装置にスライド
ベッドを連結した斜視図、第5図は操作パネルの平面図
、第6図は従来牽引の牽引力の推移を示す図、第7図は
漸増牽引の牽引力の推移を示す図、第8図は漸減牽引の
牽引力の推移を示す図、第9図は残留牽引の牽引力の推
移を示す図、第10図は漸増牽引と津[減牽引及び残留
牽引の作動をなす本発明の実施例の牽引力の推移を示す
図である。 1・・・牽引機構部 6・・・枠 体 4・・・基 台
5−[ijl 市軸 6・・・ロードセル 7・・・ウ
ェートスプリング 8・・・サドル 9・・・バランス
アーム 12・・・牽引索 13・−・ドラム17・・
・受動スプロケット 36・・・牽引力検出部40・・
・上限比較器 41・・・モータ制御器55・・・下限
比較器 62・・・駆動部 66・・・モータ制御部 
64・・・増減電圧設定部 特許出願人 オージー技研株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)枠体6の掛止軸5から直列に連結されて吊下され
    るロードセル乙の下端にコイル状のウェートスプリング
    7が連結され、該ウェートスプリング7の下端は基台4
    に固設したサドル8に軸支されてシーソー状に設置され
    るバランスアーム9の一方端に掛止され、該バランスア
    ーム9の他方端には牽引索12を巻いた回動自在なドラ
    ム16を設け、該ドラム13の端面に固着された受獣ス
    プロケット17を回動する駆動部62を基台4に設けて
    牽引機構部1が構成され、該牽引機横部1け牽引索12
    の牽引力の上限値を制御する上限比較器4Uと、牽引索
    12の牽引力の下限値を制御する)限比較器55と、下
    限比較器40の出力あるいは下限比較器55の出力によ
    って作動するモータ制御器41とからなるモータ8jl
    J御部66によって駆動され、11J記ロードセル6の
    矩引歪による抵抗変化を電圧変化に変換する牽引力検出
    部66を設け、一方漸増上限設定器48と漸減上限設定
    器50よりなる増減電圧設定部64を設け、前記上限比
    較器40に牽引力検出部66の出力電圧と増減電位設定
    部64の出力電圧を入力することにより、牽引、保持、
    弛緩、休止の各作動を順次繰返す間歇牽引作動のたびご
    とに徐々に牽引量を変化させて牽引力の上腿値を設定上
    限値もしくは零に至らしめることを特徴とする漸増漸減
    牽引治療装置。
  2. (2)上限比較器40け牽引力検出部66の出力電圧を
    一方入力とし、また牽引力の設定上限値に対応する電圧
    より低い電圧であってかつ順次上昇変化する増減電圧設
    定部64からの漸増電圧を他方入力とし、間歇牽引作動
    の開始後、牽引力の上限値を牽引作動のたびごとに徐々
    に増加させ少なくとも一回以上の牽引作動を行なった後
    に牽引力は設定上限値に到達することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の漸増漸減牽引治療装置。
  3. (3)上限比較器40は牽引力検出部66の出力電圧を
    一方入力とし、また牽引力の設定上限値に対応する電圧
    より低い電圧であって順次減少変化する増減電圧設定部
    64からの漸減電圧を他方入力とし、間歇牽引の作動時
    間の終了直前に牽引力の上限値が設定上限値に満たない
    牽引作動をなし、その牽引作動のたびごとに上限値を徐
    々に減少するようになし、しかも牽引力の上限値が設定
    上限値に満たない牽引作動を少なくとも一回以上行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の漸増漸減
    牽引治療装置。
  4. (4)上限比較器40は牽引力検出部66の出力電圧を
    一方入力とし、牽引力の設定上限値に対応する電圧より
    低い電圧であってかつ順次上昇変化す4 る増減電圧設定部和4からの漸増電圧を他方入力とし、
    間歇牽引作動の開始後、牽引力の上限値を牽引作動のた
    びごとに徐々に増加させ少なくとも一回以上の牽引作動
    を行なった後に牽引力は設定上限値に到達し、所定時間
    間歇牽引の作動を行った後間歇牽引の牽引作動時に牽引
    力の上限値を設定上限値から零への移行に際しては、牽
    引力検出部3乙の出力電圧を」二限比較器40の一方入
    力とし、牽引力の設定上限値に対応する電圧より低い電
    圧であって順次減少変化する増減電圧設定部64からの
    漸減電圧を他方入力とし、間歇牽引の作動時間の終了面
    前に牽引力の上限値が設定上限値に満たない牽引作動を
    なし、その牽引作動のたびごとに上限値を徐々に減少す
    るようになし、しかも牽引力の上限値が設定上限値に満
    たない牽引作動を少なくとも一回以上行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の漸増漸減牽引治療装
    置。
JP57230928A 1982-12-24 1982-12-24 漸増漸減牽引治療装置 Granted JPS59118156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57230928A JPS59118156A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 漸増漸減牽引治療装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57230928A JPS59118156A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 漸増漸減牽引治療装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118156A true JPS59118156A (ja) 1984-07-07
JPH039745B2 JPH039745B2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=16915474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57230928A Granted JPS59118156A (ja) 1982-12-24 1982-12-24 漸増漸減牽引治療装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59118156A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139053A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Ito Co., Ltd. 牽引装置及び牽引装置の牽引力制御方法
WO2008065810A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-05 Ito Co., Ltd. Unité de traction et procédé de commande de force de traction de l'unité de traction
US8821428B2 (en) 2006-12-01 2014-09-02 Ito Co., Ltd. Traction apparatus and rope take-up mechanism of traction apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139053A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Ito Co., Ltd. 牽引装置及び牽引装置の牽引力制御方法
JP2007319206A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Ito Choutanpa Kk 牽引装置及び牽引装置の牽引力制御方法
KR101010356B1 (ko) 2006-05-30 2011-01-25 이토쵸탄파 가부시키가이샤 견인 장치 및 견인 장치의 견인력 제어 방법
US8028590B2 (en) 2006-05-30 2011-10-04 Ito Co., Ltd. Traction apparatus and traction force control method of traction apparatus
WO2008065810A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-05 Ito Co., Ltd. Unité de traction et procédé de commande de force de traction de l'unité de traction
US8136415B2 (en) 2006-12-01 2012-03-20 Ito Co., Ltd. Traction apparatus and traction force control method for traction apparatus
US8821428B2 (en) 2006-12-01 2014-09-02 Ito Co., Ltd. Traction apparatus and rope take-up mechanism of traction apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH039745B2 (ja) 1991-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11071890B2 (en) Resistance apparatus, system, and method
GB2130899A (en) Training apparatus
US20080108903A1 (en) Portable respiration monitoring and feedback system
HUH3799A (en) The apparatus for treatment physical therapy, rehabilitation, recreation, and training of spine and other human body parts
KR102084013B1 (ko) 전동식 척추 스트레칭기구
US7678022B1 (en) Loading device of leg extension machine
JPS59118156A (ja) 漸増漸減牽引治療装置
CN104382721A (zh) 肩周炎康复仪
CN107693186B (zh) 一种组合式枕颌带牵引装置
KR20090008420A (ko) 견인 장치 및 견인 장치의 견인력 제어 방법
CN113616473A (zh) 一种上肢康复装置
KR20150021736A (ko) 수부 재활훈련용 기구장치
CN108211228A (zh) 一种骨科患者腿部康复用渐变速训练器械
JP2010187883A (ja) ぶら下がり運動具
CN209286592U (zh) 一种骨科康复训练装置
CN2287025Y (zh) 家用医疗牵引床
CN216358681U (zh) 一种三维旋进式振动治疗仪
WO2018169439A1 (ru) Тренажёр и способ выполнения упражнений
CN114522372A (zh) 一种儿科护理用辅助恢复行走装置及方法
KR100813651B1 (ko) 진동 및 회전을 이용한 운동장치
KR101615365B1 (ko) 수부 재활훈련용 기구장치
KR20150047664A (ko) 신체견인기
JP3081786U (ja) 手動式下肢関節曲げ器具
CN211189000U (zh) 一种骨科临床用手臂训练器
JPS6152868A (ja) 電動関節運動装置