JPS59117575A - ホルマリン系樹脂接着剤 - Google Patents
ホルマリン系樹脂接着剤Info
- Publication number
- JPS59117575A JPS59117575A JP23478682A JP23478682A JPS59117575A JP S59117575 A JPS59117575 A JP S59117575A JP 23478682 A JP23478682 A JP 23478682A JP 23478682 A JP23478682 A JP 23478682A JP S59117575 A JPS59117575 A JP S59117575A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- starch
- adhesive
- anhydride
- dibasic acid
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改質されたホルマリン系樹脂接着剤に関するも
ので、その目的とするととろけ、優れた作業性と接着安
定性とを有する接着剤を提供することＫある。
ので、その目的とするととろけ、優れた作業性と接着安
定性とを有する接着剤を提供することＫある。
元来、ホルマリン系樹脂接着剤は木材等の接着に多量に
使用されているが、近年、木材価格の高騰、人件費やエ
ネルギー費の高騰により、その対策として歩留夛と生産
性の向上に力を入れるよう罠なってきた。
使用されているが、近年、木材価格の高騰、人件費やエ
ネルギー費の高騰により、その対策として歩留夛と生産
性の向上に力を入れるよう罠なってきた。
そして、従来よシ含水率を高めたような状態で木材を接
着したシ、接着剤塗付後、短時間の仮圧締で熱圧するよ
うになってきた。
着したシ、接着剤塗付後、短時間の仮圧締で熱圧するよ
うになってきた。
そのような条件になると、接着剤にも仮接着性を向上さ
せたり、高含水率木材に対しても安定した接着強度が得
られるような性能改善が必要とな）、縮合反応を進めた
１− タイプの接着剤が使用されるよう罠なってきた。
せたり、高含水率木材に対しても安定した接着強度が得
られるような性能改善が必要とな）、縮合反応を進めた
１− タイプの接着剤が使用されるよう罠なってきた。
接着剤の縮合度を高めると仮接着性や接着性能が向上す
る反面、貯蔵性の低下と共に水に対する溶解性が低下し
、塗付装置の洗浄に手間を要するようになった抄、また
、接着層が造膜して、熱圧しても相手の本社へ転写しな
い、所謂、乾燥接着と称する接着不良を起しやすくなる
等の問題を生ずるようＫなる。
る反面、貯蔵性の低下と共に水に対する溶解性が低下し
、塗付装置の洗浄に手間を要するようになった抄、また
、接着層が造膜して、熱圧しても相手の本社へ転写しな
い、所謂、乾燥接着と称する接着不良を起しやすくなる
等の問題を生ずるようＫなる。
このような問題点を解決するために本発明者ら轄種々検
討を重ねた結果、半エステル化でん粉をホルマリン系樹
脂接着剤の製造時に混合して変性するか、ｔたはホルマ
リン系樹脂接着剤の製造後、もしくは使用時に混合する
ととＫよって、貯蔵性の改善、洗浄性の改善、乾燥接着
の防止等の効果が得られることを見出し、その知見にも
とづいて本発明を完成した。
討を重ねた結果、半エステル化でん粉をホルマリン系樹
脂接着剤の製造時に混合して変性するか、ｔたはホルマ
リン系樹脂接着剤の製造後、もしくは使用時に混合する
ととＫよって、貯蔵性の改善、洗浄性の改善、乾燥接着
の防止等の効果が得られることを見出し、その知見にも
とづいて本発明を完成した。
すなわち、本発明はでん粉のグルコース単位１モルに対
して二塩基酸および／または二塩基酸無水物をα１〜１
．０モル加えてエステル化した半エステル化でん粉を含
有して成るホルマリン系樹脂接着剤である。
して二塩基酸および／または二塩基酸無水物をα１〜１
．０モル加えてエステル化した半エステル化でん粉を含
有して成るホルマリン系樹脂接着剤である。
本発明に使用する半エステル化でん粉は、例えばとうも
ろこし、馬鈴薯、甘藷、小麦、大麦、米、サゴ１、タビ
オカニンルガム等のごとき常温水に溶解しないでん粉も
しくはでん粉誘導体を二塩基酸ｉたは／および二塩基酸
無水物によって半エステル化したものである。
ろこし、馬鈴薯、甘藷、小麦、大麦、米、サゴ１、タビ
オカニンルガム等のごとき常温水に溶解しないでん粉も
しくはでん粉誘導体を二塩基酸ｉたは／および二塩基酸
無水物によって半エステル化したものである。
でん扮としてはアミｐ−スとアミロペクチンの割合の如
何にかかわらず使用することができ、１＋、これらので
ん粉を酸化、焙焼、酸処理、酵素処理したものでも、あ
るいはエーテル化、エステル化した誘導体でも差支えな
い。
何にかかわらず使用することができ、１＋、これらので
ん粉を酸化、焙焼、酸処理、酵素処理したものでも、あ
るいはエーテル化、エステル化した誘導体でも差支えな
い。
半エステル化でん粉を製造するために使用する二塩基酸
または／および二塩基酸無水物としては、例えばシュウ
酸、マロン酸、リンゴ酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、りｐトン
酸、フタル酸等のどとき二塩基酸や無水コノ・り酸、無
水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フタル酸等のどと
き二塩基酸無水物があり、それらのうちから選ばれた１
種もしくは２１Ｍ以上を用いることができる。
または／および二塩基酸無水物としては、例えばシュウ
酸、マロン酸、リンゴ酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、りｐトン
酸、フタル酸等のどとき二塩基酸や無水コノ・り酸、無
水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フタル酸等のどと
き二塩基酸無水物があり、それらのうちから選ばれた１
種もしくは２１Ｍ以上を用いることができる。
これらの二塩基酸または／および二塩基酸無水物の添加
量は、でん粉のグルコース単位１モルに対して０．１〜
１．０モルの割合にす、ることか必要であ抄、この範囲
内ででん粉が部分糊化して安定な懸濁液状態を形成する
。
量は、でん粉のグルコース単位１モルに対して０．１〜
１．０モルの割合にす、ることか必要であ抄、この範囲
内ででん粉が部分糊化して安定な懸濁液状態を形成する
。
二塩基酸また竺／および二塩基酸無水物が０．１モル以
下ではでん粉が部分糊化せずに沈澱してしまい、また１
、０モル以上の添加ではでん扮が可溶化してゲル化して
しまう。
下ではでん粉が部分糊化せずに沈澱してしまい、また１
、０モル以上の添加ではでん扮が可溶化してゲル化して
しまう。
牛エステル化でん粉のホルマリン系樹脂接着剤に対する
配合割合は、その添加効果と経済性との兼合いからホル
マリン系樹脂接着剤中に半エステル化でん粉としてＱ、
１゛ 〜５０重量％含む程度が好ましい。
配合割合は、その添加効果と経済性との兼合いからホル
マリン系樹脂接着剤中に半エステル化でん粉としてＱ、
１゛ 〜５０重量％含む程度が好ましい。
本発明でいうホルマリン系樹脂接着剤とは、例えば尿素
、チオ尿素、メチレン原票、メラミン、アセトグアナミ
ン、ベンゾグアナミン等のごときアミノ系化合物、およ
び、フェノール、クレゾール、レゾルシノール、アルキ
ルレゾルシノール、キシレノール、アルキルフェノール
、タンニン等のごときフェノール類、あるいはアセトン
、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のごときケ
トン類等のうちから選ばれた１種もしくは２ａ［以上と
主としてホルムアルデヒドとを反応させて得た水溶性の
樹脂をいい、さらに反応時もしくは反応後にポリビニル
アルプール、ポリアクリル酸ンーダ、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、アルギン酸ソーダ、でん粉、グアガ五等で変性
１．た接着剤も含まれる。
、チオ尿素、メチレン原票、メラミン、アセトグアナミ
ン、ベンゾグアナミン等のごときアミノ系化合物、およ
び、フェノール、クレゾール、レゾルシノール、アルキ
ルレゾルシノール、キシレノール、アルキルフェノール
、タンニン等のごときフェノール類、あるいはアセトン
、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のごときケ
トン類等のうちから選ばれた１種もしくは２ａ［以上と
主としてホルムアルデヒドとを反応させて得た水溶性の
樹脂をいい、さらに反応時もしくは反応後にポリビニル
アルプール、ポリアクリル酸ンーダ、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、アルギン酸ソーダ、でん粉、グアガ五等で変性
１．た接着剤も含まれる。
本発明の接着剤は、使用に際し、小麦粉、低温脱脂大豆
粉、大麦粉、米粉等のごとき従来公知の増量剤やクレー
、ベントナイト、タルク、木粉、クルミ殻扮等のごとき
従来公知の充填剤を配合することができるが、本発明の
大きな特徴として、これらの増量剤や充填剤を全く使用
せずとも、部分糊化した半エステルでん粉が加熱等によ
って再糊化して増粘するので安定した接着性能を得ると
とができる。
粉、大麦粉、米粉等のごとき従来公知の増量剤やクレー
、ベントナイト、タルク、木粉、クルミ殻扮等のごとき
従来公知の充填剤を配合することができるが、本発明の
大きな特徴として、これらの増量剤や充填剤を全く使用
せずとも、部分糊化した半エステルでん粉が加熱等によ
って再糊化して増粘するので安定した接着性能を得ると
とができる。
すなわち、この特徴は、使用時に硬化剤だけ混合すれば
よいという１液タイプの接着剤を提供し得るということ
になる。
よいという１液タイプの接着剤を提供し得るということ
になる。
本発明のホルマリン系樹脂接着剤は合板、パーティクル
ボードの接着１紙貼りゃツキ板化粧貼り等の二次加工、
集成材、家具の組み立て、その他木工用途等に使用でき
、乾燥接着の防止効果、洗浄性（水洗性）め改善効果に
加えて、製糊作業の簡素化による省力化効果等を得るこ
とができる。
ボードの接着１紙貼りゃツキ板化粧貼り等の二次加工、
集成材、家具の組み立て、その他木工用途等に使用でき
、乾燥接着の防止効果、洗浄性（水洗性）め改善効果に
加えて、製糊作業の簡素化による省力化効果等を得るこ
とができる。
次に実施例によって本発明をさらに説明する。
実施例１゜
水４００重量部にコーンスターチ１００重量−を懸濁さ
せ、攪拌しながら無水マレイン酸３０重量部を添加し２
５重重量Ｘ性ソーダ水溶液約４０容量部を懸濁液のＰＨ
が６．８となるよう徐々に加え、添加終了後、さらに１
時間攪拌を続けて反応を完結し、半エステル化でん粉層
濁液を得た。
せ、攪拌しながら無水マレイン酸３０重量部を添加し２
５重重量Ｘ性ソーダ水溶液約４０容量部を懸濁液のＰＨ
が６．８となるよう徐々に加え、添加終了後、さらに１
時間攪拌を続けて反応を完結し、半エステル化でん粉層
濁液を得た。
次に、３７ＸＩ１度のホルマリン５４０重量部、尿素２
００重量部、ポリビニルアルコール（αクシレ製、÷１
１７）０．４重量部を加え、苛性ソーダ水溶液で反応液
をアルカリ性にし、８０℃に加熱して３０分間付加反応
を行い、続いてギ酸水溶液を用いて反応液を酸性にして
３０分間縮合反応を行い、さらに尿素３５重量部を加え
て４５分間縮合反応を続けた。
００重量部、ポリビニルアルコール（αクシレ製、÷１
１７）０．４重量部を加え、苛性ソーダ水溶液で反応液
をアルカリ性にし、８０℃に加熱して３０分間付加反応
を行い、続いてギ酸水溶液を用いて反応液を酸性にして
３０分間縮合反応を行い、さらに尿素３５重量部を加え
て４５分間縮合反応を続けた。
その後、苛性ソーダ水溶液で中和して急冷し、高縮合エ
リア樹脂液を得た。
リア樹脂液を得た。
とのようＫして得たエリア樹脂液１００重量部に、前記
の半エステルでん粉層濁液５０重量部、小麦粉１０重量
部、水５重量部、塩化アンモニクム扮末α５重量部を添
加して本発明の接着剤糊液を調製した。
の半エステルでん粉層濁液５０重量部、小麦粉１０重量
部、水５重量部、塩化アンモニクム扮末α５重量部を添
加して本発明の接着剤糊液を調製した。
また、対照例として、半エステルでん粉層濁液を添加し
ないほかＦｉ＠記と同様にしてエリア樹脂接着剤糊液を
調製した。
ないほかＦｉ＠記と同様にしてエリア樹脂接着剤糊液を
調製した。
これらの糊液を厚さ２．５ ｗｍのラワン単板上に片面
当沙１５０ｆ／ｍ’の割合で各々塗付し、同じ厚さの２
ワン単板を重ねて、直ちに１０８１／！の圧力で１５分
間仮圧締する一方、別に用意した試料をそのまま室温下
に６０分間放置してから同条件で仮圧締した。
当沙１５０ｆ／ｍ’の割合で各々塗付し、同じ厚さの２
ワン単板を重ねて、直ちに１０８１／！の圧力で１５分
間仮圧締する一方、別に用意した試料をそのまま室温下
に６０分間放置してから同条件で仮圧締した。
仮圧締終了後、ホットプレスに挿入して１２０℃の温度
、８Ｋｇ／Ｉ２１！の圧力で３分間熱圧して試料合板と
した。
、８Ｋｇ／Ｉ２１！の圧力で３分間熱圧して試料合板と
した。
このようにして得た各試料合板をＪＡＳ２類規格に準じ
て接着、強度を測定すると共に１使用後の糊液な２５℃
で２時間放置してから多量の冷水中に滴下し、分散状態
（水洗性）を観察した。
て接着、強度を測定すると共に１使用後の糊液な２５℃
で２時間放置してから多量の冷水中に滴下し、分散状態
（水洗性）を観察した。
それらの結果を次表に示す。
以上の結果から本発明の接着剤は優れた接着安定性と水
洗性を有することがわかる。
洗性を有することがわかる。
特許出願人： 財団法人 杉山産業化学研究所豊年製油
株式会社 ７一
株式会社 ７一
Claims (1)
- （１） でん粉のグルコース単位１モルに対して二塩
基酸および／または二塩基酸無水物をｎ、１〜ｔＯモル
加えてエステル化した半エステル化でん粉を含有して成
るホルマリン系樹脂接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23478682A JPS59117575A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | ホルマリン系樹脂接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23478682A JPS59117575A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | ホルマリン系樹脂接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59117575A true JPS59117575A (ja) | 1984-07-06 |
| JPS6244787B2 JPS6244787B2 (ja) | 1987-09-22 |
Family
ID=16976351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23478682A Granted JPS59117575A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | ホルマリン系樹脂接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59117575A (ja) |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP23478682A patent/JPS59117575A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6244787B2 (ja) | 1987-09-22 |
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