JPS5911479A - 表示部を有するカ−ドの給電機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、情報処理に使用する高機能カードにおいて
、実装上コンパクトな構成で、さらにカード上の表示部
における表示内容を見易くし、有効かつ効率的な給電を
施すことができる表示部を有するカードの給′６機構に
関するものである、。

従来のカード給電機構には、下記のものがあった。

第１は、磁気カード、パンチカード、切符類等のごとく
、カード自体には駆動源がな（、装置に挿入することＫ
より、装置から供給されるエネルギーを介してカードの
機能を発揮するものである。

この場合、カード単位での処理機能はできない。

第２は、電池式である。この方式は、機能の高度化は可
能であるが、使用頻度に応じ、電池エネルギーは減じ、
ひいては新しい電池と交換しなければ利用不能となり、
消耗度を絶えずチェックする必要がある。

第３は、太陽電池等のバッテリ式である。この方式では
、上記第２で述べた欠点を克服できるが、夜間等の暗い
状況下での使用は、通常エネルギーの消費のみで蓄積過
程はない。一方、自然光以外の照明光か、カード及び装
置の操作表示部を照射する条件下で使用される場合には
、照明は装置の周囲ｋ）るいは装置の操作面全体を照射
する構成としているため、蓄電の観点からすると光エネ
ルギーの利用効率は必ずしもよくなかった。さらに、ハ
ンテリ自体が、カードの一部容積を占有していたので、
カードは必然的に大きくなり、携帯性が劣るとい５不便
性があった。

この発明は、上述の点にがんがみなされたもので、記１
！機能のほか、簡易な処理機能を有するカードに、処理
内容を表示する表示部を設け、その表示部の下層・周囲
等の近傍に太陽電池を配置することにより、装置からの
特定の照射光が表示部を照明する際に、同時に太陽電池
に作用することを特徴とし、それにより表示部を見易く
し、光エネルギーの利用効率を高め、エネルギーの有効
利用の一役を担うことを目的とする。以下、図面につい
てこの発明を１悦明する。

第１図はこの）も明の一実施例を示すもので、１は、レ
リえば集積回路（ＩＣ）を用いるＩＣカードのよプなカ
ードを示す。２は表示部、３はイｇ号入出力部（例えば
赤外耐入出力部）、４は太陽電池で、必要に応じ電気エ
ネルギー蓄積のためのバッテリやコンデンサが接続され
る。５はパネル（ボタン）操作部である。

第２図は第１図に示すカード１を用いた情報処理装置で
あり、−例としてＩＣカード式公衆電話機を示したもの
である。６は公衆電話機本体、Ｔは送受話器、８は照明
部飛出しボタン、９は出入第３図は第２図におけるＸ−
Ｘ線断面の一部であり、カード装着部と表示部２の照明
状態を拡大した図である。１２は前記公衆電話機本体６
の発光部、１３は同じく信号入出刃部（赤外線入出力部
）、１４は前記したカード装着部である。

第４図（ａ）、　　（ｂ）は発光部１２の構成例であり
、第４図（ａ）は要部の拡大側断面図、第４図（ｂ）は
カード１と発光部１２との関係を示す斜視図である。

第５図は表示部２と太陽電池４の実装構成例であり、１
６は液晶ディスプレイで表示部２の具体ｆ９１］でル）
る。１１は干渉フィルタ、１Ｂは可視光線、１９は赤外
線である。以下、図面に従って作用の祝明を行う。

まず、カード１は、メモリ機能及び簡易な演算データ処
理の可能な集積回路を組み入れたＩＣカードである。カ
ード１には、メモリ内容あるいは処理内容な表示する表
示部２があり、カード１のメモリ内容には、パネル操作
部５からアクセスすることが可能であり、Ｉ　Ｄ　（＋
ｆ５人）番号、可変情報などがメモリに記憶できる。さ
らには、料金情報などカード単体では、可変不能な情報
あるいは一度記録したらカード１．公衆電話機本体６と
も再記録できない固定情報などが記憶できる。このカー
ド処理に要する駆動源として、表示部２の下部・周囲の
近傍に各種光エネルギーを電気エネルギーに変換する素
子（これを本明細書では太陽電池という）を使用し、半
永久エネルギー源とする。

次に使用方法について第１図〜第４図を参照して述べる
。

このカード１を公衆電話機本体６に使用する際には、カ
ード１をカード装着部１４に載せ、信号インタフエ、ス
はカード１の中の赤外線入出力部３と、それに対向した
公衆電話機本体６の筺体面上の赤外線入出力部１３との
間で行われる。カード１の情報を読み取った後、通話並
びにファックス等のサービス利用可能と判定後は、送受
話器１及びボタン操作部１０の操作により各種サービス
を利用する。その際、夜間等周囲が暗く、表示部２が見
にくい場合、照明部飛出しボタン８を押下することによ
り、公衆電話機本体６の筐体より照明発光部９が突出し
、発光部１２が表示部２を照射し表示内容を見易くする
。

第４図に示す照明発光部９は、発光部１２とレンズ１５
が主な構成要素であり、レンズ１５の焦点に位置する発
光部１２から発光された照明光は、レンズ１５により平
行光線となり、カード１の表示部２にのみ照射するため
明るくなると同時に表示内容は浮き上がり、見易くなる
。この照射光を、太陽電池４は電気エネルギーに変換し
、バッテリやコンデンサに蓄えることになる。公衆電話
機利中漬は、送受話器７を掛はプリント情報がある場合
は、プリント情報入出力部１１より取り出す。

さらに、発光部１２は発光を停止り、照明発光部９は筺
体内に取り込まれる。

ここで、表示部２と太陽電池４の構成例を第５図により
ｌ明する。

表示部２として、低消費電力化に有利な液晶ディスプレ
イ１６を用いる。液晶ディスプレイ１６は光が照射され
ないときは、黒く見にくい。さらに、表示部２の下部に
実装上効率よく太陽電池４を配置した場合、太陽電池４
自体が黒いため表示部２を見にくくする。。

そこで、可視光？ＬＭ１８は境界面で反射し、赤外）＞
４１９は透過する特性を有する干渉フィルタ１７を液晶
ディスプレイ１６と太陽電池４との間に挿入することに
より、液晶ディスプレイ１６の表示は明確になる。一方
、太陽′電池４には赤外線１９が達し、光エネルギーが
蓄積されることになる。

もちろん、太陽電池４が表示部２の周囲に配置され、１
を一射光か太陽電池４に直接照射される構成にした場合
も同様の効果を得ることはいうまでもな（ゝＯ なお、上記実施例では、この発明の使用列として公衆電
話機システムを挙げたが、この発明は撞々の表示部２を
有するカードで、駆動源として光エネルギーを電気エネ
ルギーに変換して利用するものにはすべて適用でき、か
つそのカードを利用するシステムに応用できる。

以上説明したように、この５と明は夜間等の暗い状況下
においてカードを利用する際、カードの表示部を装置側
の発光部から照射し、照明することにより表示内容を見
易くする場合、カード内に処理に要する駆動源として光
エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を有し
、この太陽電池を表示部の下部や周辺等の近傍に配置す
ることにより、実装上コンパクトなカード構成が可能と
なり、携帯に便利なうえ、表示部限定照射の照射光は太
陽電池にも有効にエネルギー吸収されることになるから
、表示内容が見易く操作性がよくなるのに加えて、カー
ド内のエネルギーに関する〔使用、・′蓄積〕率は小さ
くなり、駆動源のエネルギー油絵並びに交換は不要とな
り、経済性、保守性の点で有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第
１図のカードを利用するシステム装置の構成図、第３図
は第２図のＸ−Ｘ線断面の拡大図、第４図（ａ）、　　
（ｂ）は発光部の構成例であって、第４図（、）は要部
の拡大側断面図、第４図（ｂ）はカードと発光部との関
係を示す斜視図、第５図は第４図の表示部と太陽電池の
構成の一例を示す図である。 図中、１はカード、２は表示部、３は赤外線入出力部、
４は太陽電池、５はノ４ネル操作部、６は公衆電話機本
体、７は送受話器、８は照明部飛出しボタン、９は照明
発光部、１０はホタン操作部、１１はプリント情報入出
力部、１２は発光部、１３は赤外線入出力部、１４はカ
ード装看部、１５はレンズ、１６は液晶ディスプレイ、
１７は干渉フィルタ、１８は可視光線、１９は赤外線で
ある。 第１図 ４ 一一一− ｒ’−’− ２ し−−−”−’−”−１ ５第２図 ８ ９ 第３図　７６ ０ −１０ １２　　　　　６　　０ ３ ３ ５　　　　／　　　　　　　　　　　　　１１４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記憶機能と処理機能を有するカードと、このカードを利
   用媒体とする情報処理装置において、前記カードに記録
   されている記憶内容並びに情報処理時の処理内容を表示
   する表示部を前記カード表面に有し、前記カードにおけ
   る処理機能の駆動源として入射する光エネルギーを電気
   エネルギーに変換する太陽電池を設け、前記表示部を照
   明するための発光部を前記情報処理装置に設け、前記発
   光部から発生する照射光が前記表示部に当てられると同
   時に前記太陽電池にも照□射される配置としたことを特
   徴とする表示部を有するカードの給電＝＋幾構。