JPS5911389A - 電気炉ダストによる路盤安定材組成物 - Google Patents
電気炉ダストによる路盤安定材組成物Info
- Publication number
- JPS5911389A JPS5911389A JP12023982A JP12023982A JPS5911389A JP S5911389 A JPS5911389 A JP S5911389A JP 12023982 A JP12023982 A JP 12023982A JP 12023982 A JP12023982 A JP 12023982A JP S5911389 A JPS5911389 A JP S5911389A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- electric furnace
- weight
- dust
- slaked lime
- Prior art date
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- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
- Road Repair (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無毒性化処理した電気炉ダストを主材とする路
盤安定材組成物に関するものである。
盤安定材組成物に関するものである。
電気炉ダストに含まれる種々の有毒な重金属、例えば水
銀、カドミウム、鉛、亜鉛、マンガン、銅等を無毒性化
する方法について、本発明者は、特1a昭56−085
997において提示した。この無毒化性処理方法は、電
気炉ダスト中の有毒金属を、キレート剤等の金属不溶化
剤を含む処理液にて不溶性のキレート、硫化物、水酸化
物とし、この反応生成物をセメン)K吸着、固定せしめ
るよう構成されている。しかして、この処理ダストは官
報13号に従って、JISKO102の方法で行った溶
出試験、サンシャイン力ボンによる促進劣化試験により
、その無毒性及び安定性が実証された。本発明者は、該
処理ダストの有効利用方法を開発するにあたり、ダスト
、ケイ酸ナトリウム、及びポルトランドセメントの特性
に着目し、路盤安定材の主材として極めて有用であるこ
とを見出した。この種の路盤安定材に関しては、電気炉
鉱滓による路盤安定材(特願昭53−106926)が
あるが、本発明は電気炉からの産業廃棄物のうち、処理
、処分が大きな問題であったダストを主側として有効利
用することにより、該問題を解消すると共に、不足する
路盤骨材を多量に供給することを目的とするものである
。
銀、カドミウム、鉛、亜鉛、マンガン、銅等を無毒性化
する方法について、本発明者は、特1a昭56−085
997において提示した。この無毒化性処理方法は、電
気炉ダスト中の有毒金属を、キレート剤等の金属不溶化
剤を含む処理液にて不溶性のキレート、硫化物、水酸化
物とし、この反応生成物をセメン)K吸着、固定せしめ
るよう構成されている。しかして、この処理ダストは官
報13号に従って、JISKO102の方法で行った溶
出試験、サンシャイン力ボンによる促進劣化試験により
、その無毒性及び安定性が実証された。本発明者は、該
処理ダストの有効利用方法を開発するにあたり、ダスト
、ケイ酸ナトリウム、及びポルトランドセメントの特性
に着目し、路盤安定材の主材として極めて有用であるこ
とを見出した。この種の路盤安定材に関しては、電気炉
鉱滓による路盤安定材(特願昭53−106926)が
あるが、本発明は電気炉からの産業廃棄物のうち、処理
、処分が大きな問題であったダストを主側として有効利
用することにより、該問題を解消すると共に、不足する
路盤骨材を多量に供給することを目的とするものである
。
本発明の要旨は、舗設せんとする道路上に、処理ダスト
、電気炉鉱砕、消石灰、ポバール、塩化カルシウム、硫
酸第一鉄、トリポリリン酸ナトリウム、メタケイ酸ナト
リウムからなる組成物を、希望する路盤厚に敷設して、
タイヤローラ、マカダムローラで転圧することにiに用
いることを特徴とするものであって、電気炉ダストを極
めて有効に利用することができるものである。
、電気炉鉱砕、消石灰、ポバール、塩化カルシウム、硫
酸第一鉄、トリポリリン酸ナトリウム、メタケイ酸ナト
リウムからなる組成物を、希望する路盤厚に敷設して、
タイヤローラ、マカダムローラで転圧することにiに用
いることを特徴とするものであって、電気炉ダストを極
めて有効に利用することができるものである。
本発明における処理ダストは、電気炉ダストに金属不溶
化剤を含む処理液を加えて有毒金属を水不溶性(7m
L 、さらにポルトランドセメント等に吸着せしめて固
定することにより有毒な金属の溶出を阻止し、安全な状
態に変化せしめたものである。上記処理液の主成分とし
ては、水に不溶性のキレートを形成せしめるキレート剤
、例えば、ジエチルジチオカルバミドおよび水酸化物を
形成せしめるケイ酸ナトリウム、硫化物を形成せしめる
硫化アンモニウムが含まれている。電気炉ダスト100
重量%に対して処理液13重量%、及びポルトランドセ
メント10重量%を加えて攪拌すれば処理ダストが得ら
れる。この処理ダストを構成するダストはそれ自体が水
硬性を有す上、ケイ酸ナトリウムはセメントの凝結性を
高め、強度を増大させると共に、硬化後は防水性を付与
する特性を有しており、路盤安定41として極めて好適
である。この特性から、各成分の混合割合は、処理ダス
ト55重示%に対して電気炉鉱砕31重量%、消石灰1
1重M%、ポバール0.4〜2重N%、塩化カルシウム
0.5〜1重量%、硫酸第一鉄0゜5〜1重量%、トリ
ポリリン酸すトリウム0.5〜1重量%、リグニンスル
ホン酸ナトリウム0゜5〜]重@%、メタケイ酸ナトリ
ウム0.5〜1重量%であることが肝要である。上記の
配合比において、各組成4分は有効に作用し、土壌の硬
化を促進す・ると共υこ作業性を高め、形成された路盤
骨材に最大限の強度を付与することができるのである。
化剤を含む処理液を加えて有毒金属を水不溶性(7m
L 、さらにポルトランドセメント等に吸着せしめて固
定することにより有毒な金属の溶出を阻止し、安全な状
態に変化せしめたものである。上記処理液の主成分とし
ては、水に不溶性のキレートを形成せしめるキレート剤
、例えば、ジエチルジチオカルバミドおよび水酸化物を
形成せしめるケイ酸ナトリウム、硫化物を形成せしめる
硫化アンモニウムが含まれている。電気炉ダスト100
重量%に対して処理液13重量%、及びポルトランドセ
メント10重量%を加えて攪拌すれば処理ダストが得ら
れる。この処理ダストを構成するダストはそれ自体が水
硬性を有す上、ケイ酸ナトリウムはセメントの凝結性を
高め、強度を増大させると共に、硬化後は防水性を付与
する特性を有しており、路盤安定41として極めて好適
である。この特性から、各成分の混合割合は、処理ダス
ト55重示%に対して電気炉鉱砕31重量%、消石灰1
1重M%、ポバール0.4〜2重N%、塩化カルシウム
0.5〜1重量%、硫酸第一鉄0゜5〜1重量%、トリ
ポリリン酸すトリウム0.5〜1重量%、リグニンスル
ホン酸ナトリウム0゜5〜]重@%、メタケイ酸ナトリ
ウム0.5〜1重量%であることが肝要である。上記の
配合比において、各組成4分は有効に作用し、土壌の硬
化を促進す・ると共υこ作業性を高め、形成された路盤
骨材に最大限の強度を付与することができるのである。
次に、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例 (1)
処理済ダスト 30%重量比
電気炉鉱砕 粒径5 am以下 20%重量比粒径
5πm〜10鰭 40%重量比 硬化剤 10%重量比 消石灰 ポリビニルアルコール 塩化カルシウム 硫酸第一鉄 トリポリリン酸ナトリウム リグニンスルホン酸ナトリウム メタリン酸ナトリウム 以上の組成物を混合攪拌したものを6を重量のタイヤロ
ーラで転圧。7日経過したものをコア(直径10m1厚
さ10m)抜き採取して、万能材料試験機で測定したと
ころ、−軸圧縮強度最大荷重63 s o Kgを得た
。
5πm〜10鰭 40%重量比 硬化剤 10%重量比 消石灰 ポリビニルアルコール 塩化カルシウム 硫酸第一鉄 トリポリリン酸ナトリウム リグニンスルホン酸ナトリウム メタリン酸ナトリウム 以上の組成物を混合攪拌したものを6を重量のタイヤロ
ーラで転圧。7日経過したものをコア(直径10m1厚
さ10m)抜き採取して、万能材料試験機で測定したと
ころ、−軸圧縮強度最大荷重63 s o Kgを得た
。
実施例 (2)
処理済ダスト 90%重量比
硬化剤 10%重量比
消石灰
ポリビニルアルコール
硫酸第一鉄
トリポリリン酸ナトリウム
リグニンスルホン酸ナトリウム
メタケイ酸ナトリウム
以上の組成物を混合攪拌したものを、6を重量のタイヤ
ローラにて転圧。7日経過したものをコア(直径IQf
fi、厚さ10(7))抜きして、−軸圧縮強度を計測
したところ、最大荷重4620 K9の数値を得た。
ローラにて転圧。7日経過したものをコア(直径IQf
fi、厚さ10(7))抜きして、−軸圧縮強度を計測
したところ、最大荷重4620 K9の数値を得た。
実施例 (3)
処理済ダスト 100%
実施例(1)、(2)と同様、6を重量のタイヤローラ
で転圧。7日後にコア(直径10(7)、厚さloim
)抜きして採取し、次の計測数値を得た。
で転圧。7日後にコア(直径10(7)、厚さloim
)抜きして採取し、次の計測数値を得た。
−軸圧縮強度最大荷重 2000 Kq最大−軸圧縮強
す25 、5Kg/cA又、マーシャル試験結果さして
、 安定度 920 Kg 7o−値 261/1ooC1n の数値を得た。
す25 、5Kg/cA又、マーシャル試験結果さして
、 安定度 920 Kg 7o−値 261/1ooC1n の数値を得た。
上述の如く、処理ダストを主材とする路盤安定材組成物
を用いて作成した供試体は、強度(曲げ、圧縮)、安定
性において極めて優れており、路盤骨材として利用価値
が高いものである。
を用いて作成した供試体は、強度(曲げ、圧縮)、安定
性において極めて優れており、路盤骨材として利用価値
が高いものである。
代理人 弁理士 山上止端
575−
Claims (1)
- (1)金属不溶化剤を含む処理液で無毒性化した処理ダ
ストを主材とし、これに電気炉鉱砕、消石灰、ポバール
、塩化カルシウム、硫酸第一鉄、トリポリリン酸ナトリ
ウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、メタリン酸ナト
リウムを混合したことを特徴とする電気炉ダス)Kよる
路盤安定剤組成物。 い)配合比が処理ダスト55重量%、電気炉鉱砕31重
量%、消石灰11重量%、ポバール0゜4〜2重量%、
塩化カルシウム0.5〜1重量%、硫酸第一鉄0.5〜
1重量%、リグニンスルホン酸ナトリウム0.5〜1重
量%、メタケイ酸ナトリウム0.5〜1重量%である特
許請求の範囲第1項記載の電気炉ダストによる路盤安定
材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12023982A JPS5911389A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 電気炉ダストによる路盤安定材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12023982A JPS5911389A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 電気炉ダストによる路盤安定材組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5911389A true JPS5911389A (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=14781282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12023982A Pending JPS5911389A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 電気炉ダストによる路盤安定材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911389A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0625487A1 (fr) * | 1993-05-21 | 1994-11-23 | Rhone-Poulenc Chimie | Coulis minéral pour consolidation ou étanchement des sols |
EP1683646A1 (en) | 2005-01-24 | 2006-07-26 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Ink-jet recording sheet |
WO2011072330A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | Rainstorm Dust Control Pty Ltd | Road and soil treatment applications |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP12023982A patent/JPS5911389A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0625487A1 (fr) * | 1993-05-21 | 1994-11-23 | Rhone-Poulenc Chimie | Coulis minéral pour consolidation ou étanchement des sols |
FR2705337A1 (fr) * | 1993-05-21 | 1994-11-25 | Rhone Poulenc Chimie | Coulis minéral pour consolidation ou étanchement des sols. |
EP1683646A1 (en) | 2005-01-24 | 2006-07-26 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Ink-jet recording sheet |
WO2011072330A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | Rainstorm Dust Control Pty Ltd | Road and soil treatment applications |
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