JPS59113878A - たばこ用調和加香装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたばこ原料を加湿加温する（以下調和と言う）
処理および香料を添加する（以下加香と言う）処理を連
続的に行なう為の装置に関するものである。

一般にたばこ原料の調和および加香処理にはシリンダ形
処理装置が用いられている。従来これらの処理装置は別
々に据付けられており、コンベヤ等の搬送装置で連結さ
れている為、調和処理をした後コンベヤ等でたばこ原料
を搬送する際にたばこ原料は品温が低下し収縮する。こ
のためたばこ原料を展開し、香料が均一に添加できるよ
うに加香処理において再度熱を加えている。このような
再加熱処理を行なうことにより、たばこ原料の品質は劣
化し、不必要な熱エネルギが使用される。

本発明はこの問題ケ解決する為に調和処理と加香処理を
連続的に行なうことを目的としたものである。

次に本発明の一実施例を膠付の図面に基づいて詳細に説
明する。

本実施例は架台３上に回転可能な如くに傾斜して設けら
れた第１シリンダｌと、前記第１シリンダｌの後端部に
若干ラップする如くに連続状かつ回転可能に架台４上に
傾斜して設けた第１シリンダ１より径の大きな第２シリ
ンダ２と、前記架台３，４上に設けられた前記第１シリ
ンダｌおよび第２シリンダ２を覆う如く設けられたシリ
ンダ加温用フード５，６と、前記第１シリンダｌの入口
開口端部に設けられた加水ノズル７および蒸気噴霧ノズ
ル８と、前記第１シリンダｌおよび第２シリンダ２の内
面に適宜間隔で設けられたかき上げ部材１０と、前記第
１シリンダｌと第２シリンダ２の接続開口部を覆う如く
にシリンダ加温用フード６に設けられた覆板１１と、該
覆板１１の上部に第２シリンダ２内に噴出口を向ける如
くに設けられた香料ノズル９と、該覆板１１の上部に設
けられた中間排気口１２と、前記第２シリンダ２の後端
部を覆う如くにシリンダ加温用フード６に設けられたＬ
部に排気口１３ど下部にたばこ原料排出口１４とを有す
るフード１５と、前記第１シリンダｌの入口開口端と、
第１シリンダｌと第２シリンダ２の接続開口部を覆う覆
板１１とのそれぞれの下部にたばこ原料移送方向に向け
て設けられたたばこ原料送り出し用の圧縮エアノズル１
６と、前記第１シリンダｌと第２シリンダ２の接続部付
近の内壁面にたばこ原料移送方向に沿って下向きになる
如くに適宜間隔に設けられたスパイラル状フィン１７と
、第１シリンダ１と第２シリンダ２の接続開口部を覆う
覆板１１と、第２シリンダ２の後端部との間に第２シリ
ンダ内壁面に接触可能な如く設けられた回転ブラシ１８
とを有している。

さらに１９は第１シリンダｌの入口部にたばこ原料を供
給するための供給コンベヤ。架台３に取り付けられた２
０は電動機２２により駆動されるローラで、該ローラ２
０上に第１シリンダ１の周囲に巻かれたレール２１が乗
るようになっている。２５は第２シリンダ２回転用電動
機。２３は前記電動機２５によ・り駆動されるローラ。

２４は第２シリンダ２の周囲に巻かれたレール。２６は
前記中間排気口１２および前記排気口１３に接続された
排気ダクト。２７は前記たばこ原料排出口１４の下方に
設けられた排出コンベヤ。２８は前記回転ブラシ１８駆
動用の電動機である。

前記かき上げ部材ｌＯは壁面に多数段けられ、長さｌｏ
ｔＭ程度のピン状のものが最も望ましい。

前記スパイラル状フィン１７の形状は高さ３一程度の帯
状のものが最も望ましい。

前記第１シリンダｌの回転中心軸は第２シリンダ２の回
転中心軸より若干下方にずらしてあり、シリンダ連結部
の覆板１１の上方の面積を広く取るようにしである。

以下、本実施例の作用について説明する。

たる詰めされたたばこ原料は輪切り状にされ供給コンベ
ヤ１９より回転する第１シリンダ１へ導入される。該た
ばこ原料はシリンダ内壁面に取付けられたかき上げ部材
１０によりかき上げられ、攪拌されながら、加水ノズル
７、蒸気噴霧ノズル８によって噴霧される水および蒸気
で調和され徐々に解除される。

第１シリンダｌは、わずかに先下りの傾斜をもたせであ
るので、たばこ原料はかき上げと落下を繰り返しながら
第１シリンダｌより第２シリンダ２へ流動していく。こ
こで第１シリンダｌと第２シリンダ２の連結部分の内壁
面にはスパイラル状フィン１７が取り付けられているの
で、両シリンダ間でのたばこ原料の乗り移りが滑らかに
行なえる。

第１シリンダｌ内部の高湿度空気は、たばこ原料から揮
散する悪へき成分を含んでいるので、該悪へき成分を中
間排気口１２より排出させる。

第１シリンダｌより第２シリンダ２へ導入されたたばこ
原料は香料ノズル９より噴霧された香料が添加される。

第２シリンダ２の入口部においてたばこ原料の品温は第
１シリンダｌ内部で上昇されたままの温度なので、たば
こ原料の展開も良くさらに加温する必要もないので香料
の添加のみを行えばよい。

たばこ原料は、回転する第２シリンダ内壁面に取り付け
られたかき上げ部材ｌＯによりかき上げられ攪拌される
。第２シリンダ内部のたばこ原料は香料を添加されるこ
とにより、水分が上昇するのでシリンダ内壁面に付着し
やすい。

この為回転ブラシ１８で、シリンダ内壁面に付着したた
ばこ原料を取り除くのが好ましい。この他、シリンダが
長くなることにより、たばこ原料の処理の終了時には、
各シリンダ内部に多くのたばこ原料が滞留し、シリンダ
外へ出てくるのに長時間かかるので第１シリンダ１と第
２シリンダ２の入口部の圧縮エアノズル１６によりたば
こ原料をこのノズルから噴出される圧縮空気により強制
的に排除させることが出来るようになっている。

本発明は上述の如くに調和用のシリンダと加香用のシリ
ンダとを連結することにより、香料添加の際の再加熱を
不要にしたもので、たはこ品質の劣化を防止することが
可能となったものである。

またこのシリンダの連結によって生ずる問題点について
も、上述の如くに解決することができたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す側面概かん図、第２
図は、シリンダ接続部の正面断面図、第３図はシリンダ
接続部の側面断面図。 ｌ・・・第１シリンダ ２・・・第２シリンダ ７・・・加水ノズル ８・・・蒸気噴霧ノズル ９・・・加香ノズル １０・・・かき上げ部材 １１・・・舒板 １２・・・中間排気口 １３・・・排気口 １４・・・たばこ原料排出口 １５・・・フード １６・・・圧縮エアノズル １７川スパイラル状フイン １８・・・回転ブラシ 第２図 第３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　架台上に回転可能な如くに傾斜して設けられた第
   １シリンダと、前記第１シリンダの後端部に若干ラップ
   する如くに連続状かつ回転可能に架台上に傾斜して設け
   た第１シリンダより径の大きな第２シリンダと、前記第
   １シリンダの人口開口端部に設けられた加湿ノズルと、
   前記第１シリンダおよび第２シリンダの内面に適宜間隔
   で設けられたかき上げ部材と、前記第１シリンダと第２
   シリンダの接続開口部を覆う如くに架台に設けられた覆
   板と、該覆板の上部に第２シリンダ内へ噴出口を向ける
   如くに設けられた香料ノズルと、該覆板の上部に設けら
   れた中間排気口と、前記第２シリンダの後端部を覆う如
   くに架台に設けられたフードと、該フードの上部に排気
   口と下部にたばこ原料排出口とを有することを特徴　。 とするたばこ用調和加香装置。 ２、第１シリンダの入口開口端と、第１シリンダと第２
   シリンダの接続開口部を覆う覆板とのそれぞれの下部に
   、たばこ原料移送方向に向けてたばこ原料送り出し用の
   圧縮エアノズルを設けたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のたばこ用調和加香装置。 ３、第１シリンダと第２シリンダの接続開口部をびり覆
   板と、第２シリンダの後端部との間に第２シリンダ内壁
   面に接触可能な如く設けられた回転ブラシを有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のたばこ用調和
   加香装置。 ４、　第１シリンダと第２シリンダの接続部付近の内壁
   面にたばこ原料移送方向に沿って下向きになる如くに適
   宜間隔に設けられたスパイラル状フィンを有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のたばこ用調和加
   香装置。