JPS5911328B2 - 炉のバック通路 - Google Patents

炉のバック通路

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Publication number
JPS5911328B2
JPS5911328B2 JP6151381A JP6151381A JPS5911328B2 JP S5911328 B2 JPS5911328 B2 JP S5911328B2 JP 6151381 A JP6151381 A JP 6151381A JP 6151381 A JP6151381 A JP 6151381A JP S5911328 B2 JPS5911328 B2 JP S5911328B2
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JP
Japan
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fly ash
liquid
back passage
container
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP6151381A
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English (en)
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JPS57180416A (en
Inventor
スト−ム・ダニエル・ロビンソン
ダグラス・ミカエル・ロデ
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Combustion Engineering Inc
Original Assignee
Combustion Engineering Inc
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Publication date
Application filed by Combustion Engineering Inc filed Critical Combustion Engineering Inc
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炉のバンク通路、殊に蒸気発生ボイラのバン
ク通路内に設けられ焼結する飛散灰が集積するプレート
面を液体により洗浄することに関する。
本発明は、更に、飛散灰が集積するプレート面に洗浄液
体をさし向けて灰を単一の収集位置に押しやり、この収
集位置で灰の大きさを最終処理前に機械的に小さくする
ことができるようにすることに関する。
種々の燃料は、実用ホイラ内で燃焼されることにより残
留物を生じる。
この残留物は、燃焼が行なわれろ室の壁に集積する。
この燃焼による固体残留物を除去することは、従来から
問題となっている。
燃料として微粉炭を燃焼すると、最も多量の固体粒子の
残留物が生じ、これら残留物をその後処理しなければな
らない。
燃焼室の底部から固体残留物を除去する問題に加えて、
燃焼ガスが排出されるバック通路に飛散灰が運ばれると
いう問題がある。
燃焼ガスの温度は、これらガスがバンク通路に設けた熱
交換構体に接触して流れるにしたがって減温される。
代表的には約540〜650℃(i ooo〜1200
′F′)である燃焼ガスの温度は、これら燃焼ガスがバ
ンク通路に設けたエコノマイザに最初に接触した後約4
30℃(800下)程度の範囲にまで減温される。
飛散灰は、この温度範囲内で焼結し、燃焼ガス流れの方
向な変えるバック通路の表面に下降して衝突する。
飛散灰が大きな塊に焼結すると、これら塊が実際上バッ
ク通路内の燃焼ガスの流れを妨げてしまう。
本発明によって解決しようとする問題は、したがって、
集積した飛散灰を約430℃(800゜F)の環境から
連続的に除去することにある。
このためには、飛散灰を連続的に急冷却し、集積した飛
散灰な周期的に除去するようにする機構を加えなければ
ならない。
好適には、飛散灰が集積するプレート面を洗浄するよう
に液体を供給させることである。
本発明は、それ故、バンク通路内に配置した液体面を提
供する。
この液体面には飛散灰がさし向けられ、これら灰は液体
面に衝突する。
飛散灰は、沈下し、そして処理のための単一の特定位置
に追放される前に収集される。
洗浄液体は、圧力の下で飛散灰を特定位置に向って押し
やるようにさし向ける。
また、機械的な粉砕機構が、特定位置に設けられ、飛散
灰を受けてその大きさを小さくし、これら灰を最終処理
地に向って運ぶの?容易にする。
本発明の他の目的、利益および特徴は、添付図面を参照
して詳述する下記の説明を考察することにより、当業者
にとって明らかになるであろう。
本発明の好適な実施例によれば、本発明は、炉から排出
した燃焼生成物から灰を除去して処理すを問題を解消す
ることにある。
用語“炉゛′は、広義の意味で使用される。
蒸気発生器は、炉の特男りの形である。
あらゆる形の炉に共通な名称は、石炭、油又はガスが熱
源として燃焼される燃焼室と言うことができる。
輻射又は対流の形にかかわらず、熱はパイプの壁を通し
て伝達され、このパイプを通して流れる流体の温度を上
昇させる。
燃焼過程により生じた固体残留物は燃焼室の壁に多量に
集積し、このためこれら残留物を除去する問題が生じる
更に、燃焼過程により生じた固体粒子は、燃焼ガスと一
緒に運ばれる。
炉から流出した熱ガスによって運ばれる固体粒子は、飛
散灰と呼ぶことができろ。
燃焼ガスと飛散灰との混合物を炉から運ぶ導管は、“バ
ツク通路″″と名付けられる。
このバンク通路の方向を変えることにより、飛散灰はこ
のバンク通路の方向変り部の底部に落下して集積する。
これら灰は、高温度であるため焼結し、バック通路をふ
さいでこの通路な通過する燃暁ガスの流れを妨げてしま
うことがある。
第1図において、炉からのバック通路は、参照番号10
で示されている。
このバンク通路は、その横断面が正方形又は図示するよ
うに長方形である。
このバンク通路は、下向きに垂直に延びるように示され
ている。
燃焼ガスは、矢印11で示した方向へ下向きに流れるよ
うに示されている。
慣例にしたがって、パイプからなるエコノマイザ12の
区域は、バンク通路10の横断面区域にわたっている。
エコノマイザ12は、バック通路10を通して下向きに
流れる燃焼ガスの対流熱により加熱される。
重要なる問題として、これら燃焼ガスの温度は、エコノ
マイザ12に接触する前では、約650℃( 1 2
0 0’F)程度である。
これら温度は、しかし、エコノマイザ12を通過した後
では、約430C(800下)程度に減温する。
燃焼ガス中に乗ってきた飛散灰は、エコノマイザ12を
通過し、エコノマイザのすぐ後に続きガス流れの方向を
変える曲り面に容易に集積する。
幾つかの飛散灰は、エコノマイザ12のパイプに集積し
付着する。
これらパイプ表面への灰付着は、本発明によって考察さ
れている問題ではないが、しかしすす吹きによって解消
される。
しかしながら、固体粒子又は飛散灰がエコノマイザを通
過したときには、本発明により明示した問題が生じる。
エコノマイザ12の下において、バンク通路10は通常
90°の曲り部を有してその方向を急激に変える。
燃焼ガスの方向のこの急激な変化は、矢印13で示され
、この矢印13は矢印11から連続する流れである。
したがって、バンク通路は炉からの下向きに延びて燃焼
ガスが矢印11の如き流れる部分とこの部分に実質的に
90°の角度で接続され燃焼ガスが矢印13の如き流れ
る部分とを包含し、これらふたつの部分間に曲り部を有
する。
バック通路のこの曲り部にドライ容器又はホッパを設け
、燃焼ガスが垂直下向きの方向からそれるようにされた
ときの遠心力により追い出された飛散灰を収集するよう
にすることは慣例的におこなわれている。
バンク通路10のこの曲り面に大きな塊となって焼結し
やすい飛散灰の集積を除去することは、連続しておこな
われなければならない問題である。
この飛散灰は大きな塊の焼結物のような形に集積し、こ
の集積物が燃焼ガスの流れを妨害するという重大な問題
を生じる。
本発明は、従来技術のドライ収集構体に代わる構体を提
供する。
本発明による構体は、第1図に示され、また第2図に詳
細に示されている。
本質的には、本発明は容器15を提供し、この容器内に
は液体好適には水16が飛散灰を収集する水面1Tを有
するようにためられている。
図面から容易に判ることかでぎるように、飛散灰は水1
6中に投捨される。
飛散灰はこの水によってその温度が減温され、水16を
通して容器15の底部に沈下する。
水16の水面17は、飛散灰に対して衝突面であると言
うことができる。
他方、水16は、この水中に投捨される固体物質として
の飛散灰を受けるものと言うことができる。
第1図および第2図において、容器15の底部は一連の
段表面18.19および20に形成されている。
この容器底部1ζ図示した3つの段に限定されるもので
はない。
3つの段18.1 9および20は、飛散灰が容器から
出ろことが許される位置すなわち出口21にまで下向き
に階段状に進む複数の段構造となっている。
水16中に投捨された飛散灰は、容器15の底部を構成
する段のすべてに沈下する。
1組のノズルが、それぞれ、各段の上方に設けられ、各
段の水平面にわたって洗浄水噴出なさし向ける。
1組のノズル22は水を段1Bの水平面にわたってさし
向ケ、他の1組のノズル23は水を段19の水平面にわ
たってさし向け、更に他の1組のノズル24は水を段2
0の水平面にわたってさし向ける。
これらノズルの特別の寸法、配列態様又は数は、本発明
を限定するものではない。
本発明はこれらノズルが各段上の固体物質を容器150
床の最も低い位置である出口21に向って追放して洗浄
するような配置を使用するものである。
容器150床を単一水平面にして固体物質をこの単一水
平面を横切って運ぷよ5Kするよりも、容器床を複数段
の構造にし、使用し得る圧力でもって固体物質を水平距
離に動かし得る能力の範囲内で各段が分離して固体物質
を除去できるようにした方が好ましい。
単一水平面の場合、その出口は位置21に設けろことが
でき、この出口21を通して水と固体粒子との混合物が
最後の処理地へ運ばれる。
この粒子物質の大きさを小さくする要求に備えるために
、機械的な粉砕機25が設けられ、この粉砕機内にすべ
ての飛散灰粒子が出口21から運ばれる。
粉砕機25内において、飛散灰は所望した大きさに粉砕
され、それからこの粉砕した粒子と水との混合物が導管
26により最終処理地へ運ばれる。
第3図および第4図は、第1図および第2図に示した配
置の変形例である本発明の他のふたつの実施例を示す。
第3図において、容器30は第1図および第2図の容器
15に代わって配置される。
容器30は水面32を持2水31をためており、飛散灰
が燃焼ガス乗ってきてその流れ方向がそらされたときに
この水31K集まる。
容器30のための底部又は床は、一連の段33,34お
よび35を有する。
しかしながら、段35は床中央に最も低い位置を形成す
るように段33と34との間に設けられ、この最も低い
位置に飛散灰が押しやられろ。
ノズル36は水噴射を段33の水平面を横切るようにさ
し向け、一方ノズル37は同様に水噴射を段34の水平
面を横切るようにさし向ける。
必要に応じて、他のノズルがすべての段面上の飛散灰を
中央出口開口3Bに向って押しやるように設けられ得る
開口38を通して流れる飛散灰および水は、最終処理地
へ運ばれる。
追加的に、粉砕機39がこの開口3Bに押しやった飛散
灰を受けるように設けられている。
粉砕機39は、それから、飛散灰の大きさを最終処理地
へパイプを通して運ぶために要求される大きさに減ずる
第4図は飛散灰を簡単に処理する本発明による更に他の
配置を示す。
第4図において、容器40は、水面42を有するように
水41をためている。
容器の底部は、複数のホッパ43,44および45vc
より構成されていろ。
図示するように、これらホッパの円錐形側部は、水41
で受けた飛散灰を粉砕機46.47および48に向って
迅速に案内する。
したがって、もし複数の粉砕機およびホッパを使用する
ことが許されるならば、飛散灰の粉砕機への動ぎを助長
するための力を追加的に与えるために水噴射ノズルを使
用する必要性を除去することができる。
勿論、追加的に、このような水噴射ノズルを使用するこ
とがこの実施例から除外されるものではない。
本発明によって与えられた飛散灰を押しやる力の一部又
は全部を飛散灰を最終処理地べ動かすのに使用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にしたがって飛散灰が衝突する液面が配
置されかつ液体による洗浄システムを有する蒸気発生器
のバック通路の区域を示す斜視図第2図は第1図の下部
分の拡大図、第3図は第1図および第2図に示した液体
による洗浄システムの構造の変形例を示す図、第4図は
第1図、第2図および第3図に示した液体による洗浄シ
ステムの構造の更に他の変形例を示す図である。 10・・・バック通路、12・・・エコノマイザ、15
容器、16・・・水、11・・・水面、1B.19.2
0・・・段、21・・・容器出口、22.23.24・
・ツズル、25・・・粉砕機、26・・・導管、30・
・・容器、31・・・水、32・・・水面、33 ,3
4 .35・・・段、36.37・・・段、3B・・・
中央出口開口、39・・・粉砕機、40・・・容器、4
1・・・水、42・・・水面、43,44.45・・・
ホッパ、46.47.48・・・粉砕機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炉における固体燃料の燃焼により生じた飛散灰が熱
    い燃焼ガスに乗って運ばれてくるバンク通路ニオいて、
    炉からの下向きに延びる第1のバック通路部分と、この
    第1のバック通路部分に実質的に90°の角度で接続し
    た第2のバック通路部分と、該第1のバンク通路部分を
    下降してくる燃焼ガスの下に配置した容器と、この容器
    の中に溜められ、燃焼ガスの流れが前記第1のバック通
    路部分から前記第2のバック通路部分へ方向転換したと
    きに前記第1のバック通路部分から流れる燃焼ガスから
    の飛散灰を受ける液面を有する溜め液体と、この溜め液
    体の液面よりも下に位置し、溜め液体の中を沈下してき
    た飛散灰を受ける一連の段表面と、この一連の段表面の
    最も低い段表面に設けた容器出口と、各段表面に向けて
    それぞれ液体を供給し、沈下した飛散灰を各段表面から
    最も低い段表面にある前記容器出口へ追い出すように各
    段表面に配置したノズルと、これらノズルに液体を供給
    する液体供給源と、前記容器出口に接続されて飛散灰を
    連続的に取り出す導管とを包含してなる、炉のバンク通
    路。
JP6151381A 1981-04-24 1981-04-24 炉のバック通路 Expired JPS5911328B2 (ja)

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JPS57180416A JPS57180416A (en) 1982-11-06
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