JPS59108399A - 沸騰冷却冷媒中の接続導体 - Google Patents
沸騰冷却冷媒中の接続導体Info
- Publication number
- JPS59108399A JPS59108399A JP21784082A JP21784082A JPS59108399A JP S59108399 A JPS59108399 A JP S59108399A JP 21784082 A JP21784082 A JP 21784082A JP 21784082 A JP21784082 A JP 21784082A JP S59108399 A JPS59108399 A JP S59108399A
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- JP
- Japan
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- connecting conductor
- refrigerant
- heating element
- conductor
- cooling
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- Pending
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は車両用沸騰冷却装置の低沸点冷媒中に用いる接
続導体に関する。
続導体に関する。
[技術的背景とその問題点〕
最近電力用半導体などの冷却方法として利用されている
ものに自然循環沸騰冷却法がある。この自然循環沸騰冷
却方法は、低沸点の冷媒液、たとえばフロン1130.
F、C/、などを使用し、この冷媒液中で発熱体(半導
体素子)を浸漬して沸騰させ気化した冷媒を凝縮器へ自
然循環させて冷却する方法である。
ものに自然循環沸騰冷却法がある。この自然循環沸騰冷
却方法は、低沸点の冷媒液、たとえばフロン1130.
F、C/、などを使用し、この冷媒液中で発熱体(半導
体素子)を浸漬して沸騰させ気化した冷媒を凝縮器へ自
然循環させて冷却する方法である。
第1図において、冷媒を入れた容器1とその上部に設け
た凝縮器2とを連結管3によりつなぎ、容器l内に装備
した発熱体装置を冷却し、その時に沸騰する冷媒を凝縮
器21一連結管3を経由して自然循環させるものである
。なお容器lには電気的な発熱体装置、例えば半導体装
からなる半導体装置が組み込まれ、一端部に対容器lと
の絶縁を施したブッシング4が突出している。
た凝縮器2とを連結管3によりつなぎ、容器l内に装備
した発熱体装置を冷却し、その時に沸騰する冷媒を凝縮
器21一連結管3を経由して自然循環させるものである
。なお容器lには電気的な発熱体装置、例えば半導体装
からなる半導体装置が組み込まれ、一端部に対容器lと
の絶縁を施したブッシング4が突出している。
したがって容器1の内部の詳細は第2図に示すそして発
熱体装置へは、例えば上記した電力用半導体の半導体素
子7に冷却フィン8を構成する端子を出す接続導体9が
所定の位置に取付けられる。
熱体装置へは、例えば上記した電力用半導体の半導体素
子7に冷却フィン8を構成する端子を出す接続導体9が
所定の位置に取付けられる。
一般に発熱量は半導体素子7が最も大きいが接続導体9
からも、そこを通過する電流と内部抵抗により相当量の
大きな発熱量となる。一般に、外部からの容器l内の半
導体素子7への通電は、容器l壁(二貫通し゛〔設けら
れた絶縁ブッシング4からそれに接続された接続導体9
,10へ、それから冷却フィン8へとつながり、可能と
なる。又半導体素子7の冷却はそれを介在する冷却フィ
ン8の沸騰熱伝達により放熱される。一般に接続導体9
、toは銅合金もしくけ、アルミニウム合金製で、その
断面積はその導体を通過する電流値と導体表面から熱放
散するときの熱伝達効率の条件とによって決まる。
からも、そこを通過する電流と内部抵抗により相当量の
大きな発熱量となる。一般に、外部からの容器l内の半
導体素子7への通電は、容器l壁(二貫通し゛〔設けら
れた絶縁ブッシング4からそれに接続された接続導体9
,10へ、それから冷却フィン8へとつながり、可能と
なる。又半導体素子7の冷却はそれを介在する冷却フィ
ン8の沸騰熱伝達により放熱される。一般に接続導体9
、toは銅合金もしくけ、アルミニウム合金製で、その
断面積はその導体を通過する電流値と導体表面から熱放
散するときの熱伝達効率の条件とによって決まる。
つまり、接続導体9.10の抵抗分による電力損失は、
その大部分が熱となり冷媒により大気へと放出される。
その大部分が熱となり冷媒により大気へと放出される。
この場合熱伝達は冷却フィン8と同様に沸騰熱伝達とな
る。この接続導体9.10の表面の沸騰熱伝達の如何に
よって、これに許容される電力損失は大きく左右される
。
る。この接続導体9.10の表面の沸騰熱伝達の如何に
よって、これに許容される電力損失は大きく左右される
。
従来半導体素子の大容嵐化に伴ない、前記接続導体9.
10の通過電流を大きくする場合、その断面積を大きく
し、電力損失による発熱の増大を抑制して来たが、これ
は接続導体9.IOの容器!内占有率が大きくなり、本
来の半導体素子7への冷却に寄与する部分が少なくなり
、これを確保するには、容器1を大きくしなければなら
ず、冷却装置の大型化につながる欠点があった。この事
は今時注目されている「小型・軽量化」の風潮に反する
もので不具合となっている。
10の通過電流を大きくする場合、その断面積を大きく
し、電力損失による発熱の増大を抑制して来たが、これ
は接続導体9.IOの容器!内占有率が大きくなり、本
来の半導体素子7への冷却に寄与する部分が少なくなり
、これを確保するには、容器1を大きくしなければなら
ず、冷却装置の大型化につながる欠点があった。この事
は今時注目されている「小型・軽量化」の風潮に反する
もので不具合となっている。
本発明は、冷却装置を大型化せずに上記不具合を解消す
る事を目的とし、「小型・軽量化」の冷却装置を実現さ
せることにある。
る事を目的とし、「小型・軽量化」の冷却装置を実現さ
せることにある。
本発明は冷媒を入れた冷媒及び容器と、前記冷媒中に設
けた電気的発熱体素子からなる発熱体装置、この発熱体
素子間若しくは発熱体素子より外部に通ずる通電用ブッ
シング間を結ぶ接続導体を冷媒中に納めて冷却するもの
1−おいて、前記接続導体の表面に微細な凹凸の粗面を
形成したことを特徴とする沸騰冷却冷媒中の接続導体に
関し、特にこれにより導体表面の熱伝達効率を高めて小
さい接続導体化とするものである。
けた電気的発熱体素子からなる発熱体装置、この発熱体
素子間若しくは発熱体素子より外部に通ずる通電用ブッ
シング間を結ぶ接続導体を冷媒中に納めて冷却するもの
1−おいて、前記接続導体の表面に微細な凹凸の粗面を
形成したことを特徴とする沸騰冷却冷媒中の接続導体に
関し、特にこれにより導体表面の熱伝達効率を高めて小
さい接続導体化とするものである。
以下本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第3図(a) 、 (b)に示す如く、本発明は例えば
熱伝導の良好な銅合金あるいはアルミニウム合金などの
金属板を予め所定の通電端子間に接続できるように折り
曲げ成形された接続導体9a及びlogを設ける。
熱伝導の良好な銅合金あるいはアルミニウム合金などの
金属板を予め所定の通電端子間に接続できるように折り
曲げ成形された接続導体9a及びlogを設ける。
−F記接続導体9a及びloaの表面は砂1人造コラン
ダム、研磨材、ガラスピーズあるいは鋼球などを吹きつ
ける機械により、表面を所望の粗面(−加工処理する。
ダム、研磨材、ガラスピーズあるいは鋼球などを吹きつ
ける機械により、表面を所望の粗面(−加工処理する。
すると加工処理後の接続導体9a及びlOaの断面は第
4図に示す如く、表面に凹凸が略一様に形成される。
4図に示す如く、表面に凹凸が略一様に形成される。
更に接続導体9a及びloaの表面を粗にするEは前述
の如く鋼球砂1人造コランダム研磨材、ガラスピーズあ
るいは鋼球などを吹きつけるが、実験の結果は400〜
800μ程度の人造コランダム研磨材を用いて銅合金板
を粗にした面は、無処理の面に比し約2倍の熱伝達の向
上を得た。これは沸騰面が凹凸の激しい第5図に模型的
に示す如き粗面であると、凹みの箇所にある空気や冷媒
の残留気体が核となって気泡発生が促進されるためであ
る。
の如く鋼球砂1人造コランダム研磨材、ガラスピーズあ
るいは鋼球などを吹きつけるが、実験の結果は400〜
800μ程度の人造コランダム研磨材を用いて銅合金板
を粗にした面は、無処理の面に比し約2倍の熱伝達の向
上を得た。これは沸騰面が凹凸の激しい第5図に模型的
に示す如き粗面であると、凹みの箇所にある空気や冷媒
の残留気体が核となって気泡発生が促進されるためであ
る。
すなわち沸騰に適した粗面とは、このように気泡の発生
に丁度よい粗面でなければならない。つまり単に粗面で
あれば、何でもよいわけではない。
に丁度よい粗面でなければならない。つまり単に粗面で
あれば、何でもよいわけではない。
前述の如く、接続導体9”+lOa の材質、吹きつ
ける粒子の種類・大きさ・吹きっけの条件などが適切で
なければ最適な粗面は得られない。
ける粒子の種類・大きさ・吹きっけの条件などが適切で
なければ最適な粗面は得られない。
第6図に条件の一つである粒子径と熱伝達率の関係を示
したもので、図中A特性はガラスピーズB特性は鋼球・
C特性はコランダムによる処理であるが倒れの場合も無
処理の場合の熱伝達率lOOに対して20〜30チから
100%以上の増加で本処理の効果的なことを示してい
る。この熱伝達率の向上により、電力損失による発熱は
、同じ断面形状で比較すれば最高約2倍までとれる事に
なり、これはとりもなおさず最高約42倍の通過電流を
流せることを意味する。
したもので、図中A特性はガラスピーズB特性は鋼球・
C特性はコランダムによる処理であるが倒れの場合も無
処理の場合の熱伝達率lOOに対して20〜30チから
100%以上の増加で本処理の効果的なことを示してい
る。この熱伝達率の向上により、電力損失による発熱は
、同じ断面形状で比較すれば最高約2倍までとれる事に
なり、これはとりもなおさず最高約42倍の通過電流を
流せることを意味する。
本発明によれば冷却装置の接続導体の熱伝達率が略2倍
に向上し、接続導体の断面を小さくできる他、加工性の
容易化及び導体素材使用量の減少などの効果が得られる
。
に向上し、接続導体の断面を小さくできる他、加工性の
容易化及び導体素材使用量の減少などの効果が得られる
。
これに伴い他の発熱体装置に好影響を与え、冷却装置と
しての容量を上げることもできるし、同じ容量のもので
あれば当然小形軽量化した冷却装置を提供できると共に
、経済的で、かつ冷却性能を顕著に向上させることがで
きる。
しての容量を上げることもできるし、同じ容量のもので
あれば当然小形軽量化した冷却装置を提供できると共に
、経済的で、かつ冷却性能を顕著に向上させることがで
きる。
第1図は浸漬式沸騰冷却装置の正面図、第2図は第1図
の冷却装置の部分断面図、第3図(a) 、 (b)は
本発明の接続導体の斜視図、第4図は第3図(a)。 (b)の■〜■断面図、第5図は本発明の接続導体の部
分拡大図、第6図は本発明を用いた接続導体の粒子径と
熱伝達率の関係を示す特性図である。 1・・・容器 2・・・凝縮器4・・・ブッ
シング 5・・・冷媒6・・・冷却装置
7・・・発熱体素子(半導体素子)9.9a l t
o l loa 、、、接続導体第1図 第20 513−
の冷却装置の部分断面図、第3図(a) 、 (b)は
本発明の接続導体の斜視図、第4図は第3図(a)。 (b)の■〜■断面図、第5図は本発明の接続導体の部
分拡大図、第6図は本発明を用いた接続導体の粒子径と
熱伝達率の関係を示す特性図である。 1・・・容器 2・・・凝縮器4・・・ブッ
シング 5・・・冷媒6・・・冷却装置
7・・・発熱体素子(半導体素子)9.9a l t
o l loa 、、、接続導体第1図 第20 513−
Claims (1)
- 冷媒を入れた冷媒及び容器と、前記冷媒中に設けた電気
的発熱体素子からなる発熱体装置、この発熱体素子間若
しくは発熱体素子より外部に通ずる通電用ブッシング間
を結ぶ接続導体を冷媒中に納めて冷却するものにおいて
、前記接続導体の表面に微細な凹凸の粗面を形成したこ
とを特徴とする沸騰冷却冷媒中の接続導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21784082A JPS59108399A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 沸騰冷却冷媒中の接続導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21784082A JPS59108399A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 沸騰冷却冷媒中の接続導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108399A true JPS59108399A (ja) | 1984-06-22 |
Family
ID=16710575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21784082A Pending JPS59108399A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 沸騰冷却冷媒中の接続導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108399A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615808U (ja) * | 1979-07-17 | 1981-02-10 | ||
JPS57106012A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | Toshiba Corp | Evaporation cooling electric device |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP21784082A patent/JPS59108399A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615808U (ja) * | 1979-07-17 | 1981-02-10 | ||
JPS57106012A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | Toshiba Corp | Evaporation cooling electric device |
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