JPS591061B2 - リニア直流モ−タ - Google Patents
リニア直流モ−タInfo
- Publication number
- JPS591061B2 JPS591061B2 JP8452579A JP8452579A JPS591061B2 JP S591061 B2 JPS591061 B2 JP S591061B2 JP 8452579 A JP8452579 A JP 8452579A JP 8452579 A JP8452579 A JP 8452579A JP S591061 B2 JPS591061 B2 JP S591061B2
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- JP
- Japan
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- pole
- magnet
- magnetic
- linear
- armature
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は給電することにより直進力を得ることができる
リニア直流モータに関するものであり、特に、2相のコ
イル群に交互に電流を通電することによって所定方向へ
の持続的な駆動力を得るリニア直流モータを提供するも
のである。
リニア直流モータに関するものであり、特に、2相のコ
イル群に交互に電流を通電することによって所定方向へ
の持続的な駆動力を得るリニア直流モータを提供するも
のである。
一般に、リニア直流モータの移動体を所定の方向に駆動
する方法として、移動体に多極マグネットを配置し、固
定子に3相のコイルを施こし、移動体と固定子の相対位
置をホール素子等にて検出し、相対位置に応じて通電す
るコイルを順次選択、切換えることにより、同一方向へ
の駆動力を得ることが考えられる。
する方法として、移動体に多極マグネットを配置し、固
定子に3相のコイルを施こし、移動体と固定子の相対位
置をホール素子等にて検出し、相対位置に応じて通電す
るコイルを順次選択、切換えることにより、同一方向へ
の駆動力を得ることが考えられる。
このことを図面を参照して説明する。
第1図は3相駆動力式リニア直流モータの原理図である
。
。
第1図において、直進移動するマグネット1の磁極面に
対向して3個の突極2a、2bt2cを有する型針鉄心
2が固定され、前記各突極2a 、2b 、2cには3
相のコイル3 a s 3 b y3cが各々巻装され
ている。
対向して3個の突極2a、2bt2cを有する型針鉄心
2が固定され、前記各突極2a 、2b 、2cには3
相のコイル3 a s 3 b y3cが各々巻装され
ている。
ホール素子などの位置検出手段4a 、4b 、4cに
よりマグネット1の位置を検出し、通電制御手段5と駆
動トランジスタ6a、6b、6cとからなる通電切換手
段により、電流を流すべきコイル3a、3b、3cを順
次選択して、マグネット1を所定の方向に駆動するよう
にしている。
よりマグネット1の位置を検出し、通電制御手段5と駆
動トランジスタ6a、6b、6cとからなる通電切換手
段により、電流を流すべきコイル3a、3b、3cを順
次選択して、マグネット1を所定の方向に駆動するよう
にしている。
しかし、そのような構成では3相のコイルを使用してい
るために、コイル処理位置検出手段、電流の通電切換手
段等が複雑化し、リニア直流モータの構造および回路構
成が複雑となるという問題がある。
るために、コイル処理位置検出手段、電流の通電切換手
段等が複雑化し、リニア直流モータの構造および回路構
成が複雑となるという問題がある。
本発明はこのような点を考慮し、コイル処理が容易で、
位置検出手段や通電切換手段等を簡単な構成にできるリ
ニア直流モータを提供するものである。
位置検出手段や通電切換手段等を簡単な構成にできるリ
ニア直流モータを提供するものである。
すなわち、マグネットの磁極の配置を特殊にすることに
より、2相のコイル群に交互に所定方向の電流を通電す
ることによって所定方向への持続的な駆動力を得るリニ
ア直流モータを提供するものである。
より、2相のコイル群に交互に所定方向の電流を通電す
ることによって所定方向への持続的な駆動力を得るリニ
ア直流モータを提供するものである。
以下、本発明の一実施例について突極を有する電機子を
使用したリニア直流モータを例にとって、図面に基づい
て説明する。
使用したリニア直流モータを例にとって、図面に基づい
て説明する。
第2図は本発明の一実施例の要部構造図である。
第2図において、強磁性体製の移動体11に増付けられ
た平板状のマグネット12は、2相のコイル群16a1
.16a2と16b1.16b2が設置された電機子鉄
心13の突極に所要間隙あけて対向しながら移動する。
た平板状のマグネット12は、2相のコイル群16a1
.16a2と16b1.16b2が設置された電機子鉄
心13の突極に所要間隙あけて対向しながら移動する。
第3図aにマグネット12の磁極面に形成された磁極の
配置を示す。
配置を示す。
本発明のリニア直流モータに使用するマグネットは、移
動体11の移動方向(X方向)に交互に着磁されたN極
領域とS極領域を有し、かつ移動方向に所定幅T1のN
極領域とS極領域を共存させた領域を設けている。
動体11の移動方向(X方向)に交互に着磁されたN極
領域とS極領域を有し、かつ移動方向に所定幅T1のN
極領域とS極領域を共存させた領域を設けている。
その結果、マグネット12の発生磁束密度B(x、y)
をX方向(移動方向に直角な方向)に平均化したー ”
メヒ 平均磁束密度B(x)=π B(x、y)dyの特性
は、第3図すに示すように、N極とS極が共存する部分
において零または極めて小さくする。
をX方向(移動方向に直角な方向)に平均化したー ”
メヒ 平均磁束密度B(x)=π B(x、y)dyの特性
は、第3図すに示すように、N極とS極が共存する部分
において零または極めて小さくする。
すなわち、マグネット12の実効的な磁極は、平均磁束
密度B(x)が正の大きな値となるN極部と零または小
さな値となる実効的無磁性極部と負の大きな値となるS
極部にわかれる。
密度B(x)が正の大きな値となるN極部と零または小
さな値となる実効的無磁性極部と負の大きな値となるS
極部にわかれる。
なお、正確には、平均磁束密度B侵)は第2図の電機子
鉄心13の突極に対向する範囲内の磁束密度B(x、y
)を平均化したものであり、まだ第3図すの実線はB(
x)の特性を矩形波状に近似したもの、破線は実際の極
の変化に伴う特性を表わしたものである。
鉄心13の突極に対向する範囲内の磁束密度B(x、y
)を平均化したものであり、まだ第3図すの実線はB(
x)の特性を矩形波状に近似したもの、破線は実際の極
の変化に伴う特性を表わしたものである。
電機子鉄心13は4個の主突極13a1,13b1゜1
3a2.13b2と、それらの主突極の間に位置する3
個の補助突極14a、14b、14cと、両端に位置す
る補助突極15a、15bを一体的に有している。
3a2.13b2と、それらの主突極の間に位置する3
個の補助突極14a、14b、14cと、両端に位置す
る補助突極15a、15bを一体的に有している。
電機子鉄心13の各突極は所要間隔をあけてマグネット
12の磁極と対向し、各主突極13a1.13b1.1
3a2.13b2にはそれぞれ1個のコイル16a1.
16bt t16a2.16b2が巻装され、16a
1 と16a2および16b1と16b2が直列に接続
されて2相のコイル群を形成している。
12の磁極と対向し、各主突極13a1.13b1.1
3a2.13b2にはそれぞれ1個のコイル16a1.
16bt t16a2.16b2が巻装され、16a
1 と16a2および16b1と16b2が直列に接続
されて2相のコイル群を形成している。
なお17は各突極の間に形成された巻線用溝であり、1
8は突極の先端に設けられた補助溝であり、これはコギ
ング力を低減させる効果を有する。
8は突極の先端に設けられた補助溝であり、これはコギ
ング力を低減させる効果を有する。
次に、本実施例の動作について説明する。
第4図に上記主突極13a1と補助突極14aの間に形
成される巻線用溝17における磁束の分布を示す。
成される巻線用溝17における磁束の分布を示す。
第4図において、マグネット12より流出した磁束は磁
気抵抗の高い溝部を設けて隣接する突極に吸いとられる
。
気抵抗の高い溝部を設けて隣接する突極に吸いとられる
。
その結果、マグネット12の磁束が各突極に流出入する
実効的なピッチは先端部分のピンチより広くなり、突極
の両端の溝の中心間隔にほぼ等しくなる。
実効的なピッチは先端部分のピンチより広くなり、突極
の両端の溝の中心間隔にほぼ等しくなる。
本実施例においては、各主突極13a1.13b1.1
3a2.13b2の実効ピッチはマグネット12の実効
的無磁性極部のピッチT1 と等しくまたは略等しく
なし、また補助突極14a、14b、14cの実効ピッ
チはほぼT1/2となしている。
3a2.13b2の実効ピッチはマグネット12の実効
的無磁性極部のピッチT1 と等しくまたは略等しく
なし、また補助突極14a、14b、14cの実効ピッ
チはほぼT1/2となしている。
さらに、実効的無磁性極部、N極部、S極部のピッチは
等しく、または略等しくされている。
等しく、または略等しくされている。
各コイルと鎖交する磁束は主突極に流出入する磁束に等
しいため各コイル16a1.16a2.16b1.16
b2の実効ピンチがT1にほぼ等しいといえる。
しいため各コイル16a1.16a2.16b1.16
b2の実効ピンチがT1にほぼ等しいといえる。
コイルに一定の電流を流すときの発生駆動力Fは、フレ
ミングの左手の法則より、コイルの実効ピンチの両端に
おける平均磁束密度の差と電流値に比例する。
ミングの左手の法則より、コイルの実効ピンチの両端に
おける平均磁束密度の差と電流値に比例する。
すなわち(駆動力)oc(電流値)×(平均磁束密度差
)となる。
)となる。
コイル16a1 と16a2が直列接続されかつ16b
1と16b2が直列接続されて2相のコイル群を構成す
るとき、第1相のコイル群16a1.16a2の平均磁
束密度差および第2相のコイル群16b1.16b2の
平均磁束密度差はマグネット12と電機子鉄心13の相
対位置8の変化に伴なって第6図aおよびbのように変
化する。
1と16b2が直列接続されて2相のコイル群を構成す
るとき、第1相のコイル群16a1.16a2の平均磁
束密度差および第2相のコイル群16b1.16b2の
平均磁束密度差はマグネット12と電機子鉄心13の相
対位置8の変化に伴なって第6図aおよびbのように変
化する。
ここに2は第2図に示すようにマグネット12の点A。
と電機子鉄心13の点B。の距離である。
従って第6図c t dに示すごとく、一定値の電流i
° を相対位置2に応じて2相のaツlb コイル群に切換えて通電するならば、第6図eに示すよ
うなムラのない駆動力を得ることができる。
° を相対位置2に応じて2相のaツlb コイル群に切換えて通電するならば、第6図eに示すよ
うなムラのない駆動力を得ることができる。
第5図に本実施例の駆動回路(通電切換手段)の→りを
示す 第5図において、ホール素子などの1個の位置検
出器20によってマグネット12と電機子鉄心13との
相対位置を検出し、トランジスタQl、Q2を交互にオ
ン・オフさせている。
示す 第5図において、ホール素子などの1個の位置検
出器20によってマグネット12と電機子鉄心13との
相対位置を検出し、トランジスタQl、Q2を交互にオ
ン・オフさせている。
すなわち一方のトランジスタQ1がオンのときには他方
のトランジスタQ2がオフとなり、逆にQlがオフのと
きにはQ2がオンとなる。
のトランジスタQ2がオフとなり、逆にQlがオフのと
きにはQ2がオンとなる。
このように、常時1相のコイル群に電流が流れるような
相補助動作を行なう回路を使用するならば、発生力に切
れ目がなく、均一な駆動力を得ることができる。
相補助動作を行なう回路を使用するならば、発生力に切
れ目がなく、均一な駆動力を得ることができる。
このように、本発明のリニア直流モータでは、マグネッ
トの移動方向に交互に着磁されたN極領域とS極領域と
を有し、移動方向に所定幅N極領域とS極領域とを共存
させることにより、N極部とS極部との間に実効的無磁
性極を形成させている。
トの移動方向に交互に着磁されたN極領域とS極領域と
を有し、移動方向に所定幅N極領域とS極領域とを共存
させることにより、N極部とS極部との間に実効的無磁
性極を形成させている。
その結果、2相のコイル群に交互に所定方向の電流ia
、ibを切換えて通電することによって、発生力に切れ
目のない均一な駆動力を得ている。
、ibを切換えて通電することによって、発生力に切れ
目のない均一な駆動力を得ている。
これにより、第1図に示す従来例と比較して、コイル相
数が少ないことからコイル処理が容易となり、また位置
検出用手段(ホール素子等)や通電切換手段(トランジ
スタ等)の構成も簡単になっている。
数が少ないことからコイル処理が容易となり、また位置
検出用手段(ホール素子等)や通電切換手段(トランジ
スタ等)の構成も簡単になっている。
さらに、第2図に示したリニア直流モータでは、補助溝
18の効果によりコギング力が大幅に低減されている。
18の効果によりコギング力が大幅に低減されている。
以下、これについて説明する。コギング力は磁場に貯え
られた磁気エネルギーが電機子鉄心とマグネットの相対
位置に応じて変化することにより生じるもので、マグネ
ットと電機子鉄心の両者に磁気的な変動が存在する場合
には、一般にその両者に共通して存在する変動分(整合
分)のコギング力が主に生じる。
られた磁気エネルギーが電機子鉄心とマグネットの相対
位置に応じて変化することにより生じるもので、マグネ
ットと電機子鉄心の両者に磁気的な変動が存在する場合
には、一般にその両者に共通して存在する変動分(整合
分)のコギング力が主に生じる。
磁気エネルギーは磁束密度の2乗に関係する量であるか
ら、マグネット12の磁極に対向する部分の電機子鉄心
13の磁気的な変動の状態が問題となる。
ら、マグネット12の磁極に対向する部分の電機子鉄心
13の磁気的な変動の状態が問題となる。
電機子鉄心13の磁気的な変動は、突極の間の巻線用溝
17と突極の先端に設けられた補助溝18によって生じ
る。
17と突極の先端に設けられた補助溝18によって生じ
る。
第4図は巻線用溝17の入口付近での磁束の分布を表わ
しているが、第4図においてマグネット12より流出す
る磁束は矢印の線にて示されるよ5に、大部分が磁気抵
抗の高い溝部17を避けて電機子鉄心13の突極に吸い
とられる。
しているが、第4図においてマグネット12より流出す
る磁束は矢印の線にて示されるよ5に、大部分が磁気抵
抗の高い溝部17を避けて電機子鉄心13の突極に吸い
とられる。
その結果、図示の破線Hよりも深い部分での磁束は非常
に少なくなる。
に少なくなる。
従って巻線用溝の深さは破線Hより深くても、磁気的に
は破線Hの深さのものとほぼ同様である。
は破線Hの深さのものとほぼ同様である。
そこで、第2図に例示するごとく巻線用溝17とほぼ等
しい幅を有しかつ巻線用溝17より浅い開溝状の補助溝
18であっても、巻線用溝11とほぼ同等の磁気的効果
を得ることができる。
しい幅を有しかつ巻線用溝17より浅い開溝状の補助溝
18であっても、巻線用溝11とほぼ同等の磁気的効果
を得ることができる。
本実施例では、主突極13a1.13b1.13a2.
13b2の実効ピッチ(両端の溝の中心間隔)と補助突
極14a、14b、14cの実効ピンチの比を4:2(
整数比)となし、巻線用溝17と補助溝18とからなる
溝の全体が主突極の実効ピッチの4分の1のピンチ毎(
本例ではT1/4)に配置されている。
13b2の実効ピッチ(両端の溝の中心間隔)と補助突
極14a、14b、14cの実効ピンチの比を4:2(
整数比)となし、巻線用溝17と補助溝18とからなる
溝の全体が主突極の実効ピッチの4分の1のピンチ毎(
本例ではT1/4)に配置されている。
すなわち電機子鉄心13の有する磁気的な変動はT1/
4のピンチで繰返えされる周期的な変動となる。
4のピンチで繰返えされる周期的な変動となる。
その結果、マグネット12のT1/4の移動毎にマグネ
ット12と電機子鉄心13の磁気的な関係は同等になる
ため、磁気エネルギーの変化が小さくなり、コギング力
も小さなものとなる。
ット12と電機子鉄心13の磁気的な関係は同等になる
ため、磁気エネルギーの変化が小さくなり、コギング力
も小さなものとなる。
通常、マグネット12が有する磁気的な変動の周期成分
の大きさは、周期が短かくなる程その大きさは急速に小
さくなる。
の大きさは、周期が短かくなる程その大きさは急速に小
さくなる。
従って補助溝18を設けることにより、電磁鉄心13の
磁気的変動の周期を短かくするならば、マグネット12
の磁気的変動との整合が小さくなり、コギング力は小さ
くなる。
磁気的変動の周期を短かくするならば、マグネット12
の磁気的変動との整合が小さくなり、コギング力は小さ
くなる。
このようにマグネットにN極部と実効的無磁性極部とS
極部を形成するならば、2相のコイル群に順次電流を流
すことにより所定方向への均一な駆動力を得ることがで
きる。
極部を形成するならば、2相のコイル群に順次電流を流
すことにより所定方向への均一な駆動力を得ることがで
きる。
特に、実効的無磁性極部をN極とS極が移動方向と直角
方向に共存させることによって形成するならば、マグネ
ットをN極またはS極に完全着磁(残留磁束密度が最大
となるような着磁)すれば良く、着磁バラツキが小さく
なる。
方向に共存させることによって形成するならば、マグネ
ットをN極またはS極に完全着磁(残留磁束密度が最大
となるような着磁)すれば良く、着磁バラツキが小さく
なる。
なお、第2図に示した本発明の実施例においては、マグ
ネット12を移動させ、電機子鉄心13を固定したが、
本発明はそのような場合のみに限られるものではなく、
その関係が逆であっても得られる効果に差異はない。
ネット12を移動させ、電機子鉄心13を固定したが、
本発明はそのような場合のみに限られるものではなく、
その関係が逆であっても得られる効果に差異はない。
また前述の実施例ではブラシレス形のリニア直流モータ
を使用して説明したが、ブラシ等を使用して通電するコ
イルを順次選択して切換えても良いことはいうまでもな
い。
を使用して説明したが、ブラシ等を使用して通電するコ
イルを順次選択して切換えても良いことはいうまでもな
い。
第7図に本発明の別の実施例の要部構造図を示す。
第7図において移動体21にはN極、S極を交互に着磁
された平板状のマグネット22がとり2けられている。
された平板状のマグネット22がとり2けられている。
該マグネット22の磁極は第8図aに示されている。
本例においては、N極とS極が共存する実効的無性極部
の幅をT1 とし、N憚部、実効的無磁性極部、S極部
の1組の幅を2T2にし、それらは順次交互に進行方向
(X方向)に形成されている。
の幅をT1 とし、N憚部、実効的無磁性極部、S極部
の1組の幅を2T2にし、それらは順次交互に進行方向
(X方向)に形成されている。
第8図すに平均磁束密度B侵)の特性を示す。
マグネット22の磁極面に所要間隙をあけて対向する2
個の主突極23a。
個の主突極23a。
23bと3個の補助突極24,25a、25bとを一体
的に有する電機子鉄心は、複数枚の硅素鋼板を図面の垂
直方向に積層、固定して形成されている。
的に有する電機子鉄心は、複数枚の硅素鋼板を図面の垂
直方向に積層、固定して形成されている。
各主突極23a 、23bにはそれぞれ1個のコイル2
6a、26bが巻装されている。
6a、26bが巻装されている。
また各主突極23a 、23bの実効ピッチ(両端の巻
線用溝の中心間隔)はマグネット22の実効的無磁性極
部のピッチT1に等しくまたは略等しくされている。
線用溝の中心間隔)はマグネット22の実効的無磁性極
部のピッチT1に等しくまたは略等しくされている。
さらに、主突極23aと23bの中心間隔はマグネット
22の1周期ピッチ2T2の2分の1、すなわちT2に
等しくまたは略等しくされている。
22の1周期ピッチ2T2の2分の1、すなわちT2に
等しくまたは略等しくされている。
従って、2相のコイル26a、26bに相補的に電流を
流すならば所定の方向の駆動力を得ることができる。
流すならば所定の方向の駆動力を得ることができる。
本実施例においても、巻線用溝27と磁気的に同等また
は略同等の効果を有する補助溝28が設けられ、巻線用
溝27と補助溝28とからなる溝の全体が等ピッチ間隔
(本例ではTI/7)または略等ピンチ間隔となるよう
に配置されている。
は略同等の効果を有する補助溝28が設けられ、巻線用
溝27と補助溝28とからなる溝の全体が等ピッチ間隔
(本例ではTI/7)または略等ピンチ間隔となるよう
に配置されている。
また両端の補助突極25a 、25bにはマグネット2
2との対向間隙が端になる程徐々に広がるようなテーパ
が付けられている。
2との対向間隙が端になる程徐々に広がるようなテーパ
が付けられている。
その結果、本実施例におけるコギング力は小さくなって
いる。
いる。
前述の実施例に示すように、重重鉄心を突柩構造にする
ならば、リニア直流モータの効率は良くなる。
ならば、リニア直流モータの効率は良くなる。
さらに、電機子鉄心の突極に補助溝を設けるならば、コ
ギング力は一層小さくなり、駆動力の変動の小さなリニ
ア直流モータを得ることができる。
ギング力は一層小さくなり、駆動力の変動の小さなリニ
ア直流モータを得ることができる。
一般に補助溝を設けた場合の電機子鉄心の磁気的な変動
の周期(ピッチ)を短かくすることがコギング力を小さ
くする有効な方法である。
の周期(ピッチ)を短かくすることがコギング力を小さ
くする有効な方法である。
上記各実施例では、電機子に突極を設けた効率の良いリ
ニア直流モータについて説明した。
ニア直流モータについて説明した。
しかし、本発明はそのような場合に限らず、前述したN
極領域、S極領域を有するマグネットの磁極に対向する
平滑鉄心上に2相のコイルを配置するようにしても良く
、本発明に含まれることはいうまでもない。
極領域、S極領域を有するマグネットの磁極に対向する
平滑鉄心上に2相のコイルを配置するようにしても良く
、本発明に含まれることはいうまでもない。
以上の説明より明らかなように、本発明のIJ ニア直
流モータは、2相のコイルに交互に通電することによっ
て所定方向への持続的な駆動力が得られるために、コイ
ル処理、通電切換手段が簡単となる。
流モータは、2相のコイルに交互に通電することによっ
て所定方向への持続的な駆動力が得られるために、コイ
ル処理、通電切換手段が簡単となる。
従って本発明に基づき音響機器用ブラシレス形のリニア
直流モータを構成した場合には、安価に高性能の音響機
器を得ることができる。
直流モータを構成した場合には、安価に高性能の音響機
器を得ることができる。
第1図は3相駆動方式リニア直流モータの原理図、第2
図は本発明の一実施例の要部構造図、第3図a、t)は
同実施例のマグネットの磁極の配置を示す図および平均
磁束密度B(x)の特性図、第4図は同実施例におけ名
要部の磁束分布を表わした図、第5図は同実施例の駆動
回路の一例を示した図、第6図a”−eは同実施例にお
ける駆動方法を説明するだめの図、第7図は本発明の別
の実施例の要部構造図、第8図a、bは同実施例のマグ
ネットの磁極の配置を示す図および平均磁束密度B(x
)の特性図である。 IL21・・・移動体、12.22・・・マグネット、
13.23・・・型針鉄心、13a1.13b1 。 13a2.13b2.23a、23b−主突極、14a
、14b、14c、15a、15b、24゜25a、2
5b−補助突極、16al 、16b1゜16a2.
16b2.26a 、26b−コイル。
図は本発明の一実施例の要部構造図、第3図a、t)は
同実施例のマグネットの磁極の配置を示す図および平均
磁束密度B(x)の特性図、第4図は同実施例におけ名
要部の磁束分布を表わした図、第5図は同実施例の駆動
回路の一例を示した図、第6図a”−eは同実施例にお
ける駆動方法を説明するだめの図、第7図は本発明の別
の実施例の要部構造図、第8図a、bは同実施例のマグ
ネットの磁極の配置を示す図および平均磁束密度B(x
)の特性図である。 IL21・・・移動体、12.22・・・マグネット、
13.23・・・型針鉄心、13a1.13b1 。 13a2.13b2.23a、23b−主突極、14a
、14b、14c、15a、15b、24゜25a、2
5b−補助突極、16al 、16b1゜16a2.
16b2.26a 、26b−コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平面状の磁極面に固定磁化された磁極を有するマグ
ネットと、このマグネットの界磁磁束と鎖交する2相の
コイル群を有する電機子と、これらマグネットと電機子
との相対位置に応じて前記2相のコイル群への通電を切
換える通電切換手段とからなり、前記マグネットと電機
子とのうちいずれか一方が他方に対して直進移動自在と
なしたリニア直流モータであって、前記マグネットが移
動方向に交互に着磁された1組以上のN極領域とS極領
域とを有し、移動方向に所定幅前記N極領域とS極領域
とを共存させることによりN極部とS極部との間に実効
的無磁性極部を形成し、N極部、実効的無磁性極部、S
極部を順番に1組以上形成したことを特徴とするリニア
直流モータ。 2 マグネットの有するN極部、S極部、実効的無磁性
極部の幅を等しくまたは略等しくしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のリニア直流モータ。 32相のコイル群は、電機子の突極に巻装され、マグネ
ットの磁極と対向する前記突極の先端部分に補助溝を設
け、前記突極の間に形成される巻線用溝と前記補助溝と
からなる溝の全体が等ピッチ間隔または略等ピッチ間隔
に配置され、N極部または実効的無磁性極部またはS極
部の幅に比較して前記溝のピッチを小さくしたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のリニ
ア直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8452579A JPS591061B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | リニア直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8452579A JPS591061B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | リニア直流モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5610073A JPS5610073A (en) | 1981-02-02 |
JPS591061B2 true JPS591061B2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=13833048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8452579A Expired JPS591061B2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | リニア直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591061B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897132U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | 新興商事株式会社 | 家蓄糞用発酵装置 |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP8452579A patent/JPS591061B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5610073A (en) | 1981-02-02 |
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