JPS5910614Y2 - 一酸化炭素濃度検出用センサ− - Google Patents
一酸化炭素濃度検出用センサ−Info
- Publication number
- JPS5910614Y2 JPS5910614Y2 JP3353977U JP3353977U JPS5910614Y2 JP S5910614 Y2 JPS5910614 Y2 JP S5910614Y2 JP 3353977 U JP3353977 U JP 3353977U JP 3353977 U JP3353977 U JP 3353977U JP S5910614 Y2 JPS5910614 Y2 JP S5910614Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon monoxide
- electrode
- container body
- opening
- monoxide concentration
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス器具などの排気経路から吸引採取した燃焼
排気ガス中の一酸化炭素濃度を測定する測定器の一酸化
炭素濃度検出用センサーに関する。
排気ガス中の一酸化炭素濃度を測定する測定器の一酸化
炭素濃度検出用センサーに関する。
この一酸化炭素濃度検出用センサーに用いられる測定器
は定電位電解法の原理を利用して構或されてなるもので
、燃焼排気ガス中に含有されている一酸化炭素を定電位
電解法によって電気化学的に酸化し、そのときに生ずる
電解電流を検出することによって燃焼排気ガス中の一酸
化炭素濃度を測定するものである。
は定電位電解法の原理を利用して構或されてなるもので
、燃焼排気ガス中に含有されている一酸化炭素を定電位
電解法によって電気化学的に酸化し、そのときに生ずる
電解電流を検出することによって燃焼排気ガス中の一酸
化炭素濃度を測定するものである。
かかる測定器に使用される従来の一酸化炭素濃度検出用
センサーは、第１図に示す如く円筒体状のセンサー容器
本体１の両端部にそれぞれ開口２，３を設け、その一方
端部の開口２に対極４及び基準電極５を備え、他方端部
の開口３に動作電極６を備え、その間口３は端部の中心
位置に形或され、前記センサー容器本体１内に電解液Ａ
を充填して対極４、基準電極５、動作電極６をそれぞれ
接触せしめてなる構或としているが、動作電極を備える
開口が端部の中心位置に形或されているため、使用によ
り電解液が消耗し、またそれに伴い外部から空気が侵入
して気泡が生じた場合に動作電極と電解液の接触面積が
減少すると共に、接触状態が不安定になり、一酸化炭素
による動作電極の酸化条件が悪化してＣＯからＣＯ２へ
の化学反応が抑制されて測定誤差が生じ、測定精度の向
上が図れない欠点を有していた。
センサーは、第１図に示す如く円筒体状のセンサー容器
本体１の両端部にそれぞれ開口２，３を設け、その一方
端部の開口２に対極４及び基準電極５を備え、他方端部
の開口３に動作電極６を備え、その間口３は端部の中心
位置に形或され、前記センサー容器本体１内に電解液Ａ
を充填して対極４、基準電極５、動作電極６をそれぞれ
接触せしめてなる構或としているが、動作電極を備える
開口が端部の中心位置に形或されているため、使用によ
り電解液が消耗し、またそれに伴い外部から空気が侵入
して気泡が生じた場合に動作電極と電解液の接触面積が
減少すると共に、接触状態が不安定になり、一酸化炭素
による動作電極の酸化条件が悪化してＣＯからＣＯ２へ
の化学反応が抑制されて測定誤差が生じ、測定精度の向
上が図れない欠点を有していた。
本考案はそのような従来の欠点を解消し、電解液が多少
減少しても動作電極に電解液が充分に接触するようにし
て、一酸化炭素による動作電極の酸化条件を常時良好な
らしめ、ＣＯからＣＯ２への化学反応を十分に活発に行
わせ、一酸化炭素濃度の測定を常時正確に行え、測定精
度の向上を図ることができる一酸化炭素濃度検出用セン
サーを提供せんとしたものである。
減少しても動作電極に電解液が充分に接触するようにし
て、一酸化炭素による動作電極の酸化条件を常時良好な
らしめ、ＣＯからＣＯ２への化学反応を十分に活発に行
わせ、一酸化炭素濃度の測定を常時正確に行え、測定精
度の向上を図ることができる一酸化炭素濃度検出用セン
サーを提供せんとしたものである。
以下本考案の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
図中１０はセンサー容器本体であり、内部が中空の円筒
体状に形成されている。
体状に形成されている。
このセンサー容器本体１０には硫酸もしくはリン酸等の
電解液Ａが充填されている。
電解液Ａが充填されている。
そのセンサー容器本体１０の左方端部にセンサー容器本
体の内径と略同径の開口１１が設けられており、その右
方端部に該端部中・に位置よりセンサー容器本体１０の
底部寄りに偏ノ１；せしめられて小径の動作電極用開口
１２が設けられている。
体の内径と略同径の開口１１が設けられており、その右
方端部に該端部中・に位置よりセンサー容器本体１０の
底部寄りに偏ノ１；せしめられて小径の動作電極用開口
１２が設けられている。
そして、そのセンサー容器本体１ｏの左方端部の開口１
１に対極１３、及び基準電極１４が備えられている。
１に対極１３、及び基準電極１４が備えられている。
その対極１３、及び基準電極１４は粉末の白金黒を円形
状の高分子膜１５にそれぞれ半円状に焼結せしめて形或
している。
状の高分子膜１５にそれぞれ半円状に焼結せしめて形或
している。
また、センサー容器本体１０の右方端部の動作電極用開
口１２には動作電極１６が備えられ、その動作電極１６
も円形状の高分子膜１５ ａに焼結して形或されている
。
口１２には動作電極１６が備えられ、その動作電極１６
も円形状の高分子膜１５ ａに焼結して形或されている
。
センサー容器本体１０の左方端部の開口１１への対極１
３、及び基準電極１４の取付けは、その開口１１を対極
１３及び基準電極１４を有する高分子膜１５で覆い、そ
の高分子膜１５の外周縁をセンサー容器本体１０の左方
端部に取付けられる円盤状の電極取付板１７で圧着固定
して、その間口１１に対極１３と基準電極１４を備える
ようにしている。
３、及び基準電極１４の取付けは、その開口１１を対極
１３及び基準電極１４を有する高分子膜１５で覆い、そ
の高分子膜１５の外周縁をセンサー容器本体１０の左方
端部に取付けられる円盤状の電極取付板１７で圧着固定
して、その間口１１に対極１３と基準電極１４を備える
ようにしている。
その電極取付板１７には空気抜穴１８が形威されている
。
。
また、センサー容器本体１０の右方端部の動作電極用開
口１２への動作電極１６の取付けも、その開口１２を動
作電極１６を有する高分子膜１５ ａで覆い、その高分
子膜１５ ａの外周縁をセンサー容器本体１０の右方端
部に取付けられる角形の動作電極取付板１９で圧着固定
して、その動作電極用開口１２に動作電極１６を備える
ようにしたもので、その動作電極取付板１９はその上部
にガス吸入管２０を取付け、その内部にガス吸入管２０
と連通するガス吸込通路２１，及びガス排出通路２２を
備えている。
口１２への動作電極１６の取付けも、その開口１２を動
作電極１６を有する高分子膜１５ ａで覆い、その高分
子膜１５ ａの外周縁をセンサー容器本体１０の右方端
部に取付けられる角形の動作電極取付板１９で圧着固定
して、その動作電極用開口１２に動作電極１６を備える
ようにしたもので、その動作電極取付板１９はその上部
にガス吸入管２０を取付け、その内部にガス吸入管２０
と連通するガス吸込通路２１，及びガス排出通路２２を
備えている。
更に、センサー容器本体１０はその上部に液補充口２３
が設けられ、その液補充口２３に液補充管２４が螺着さ
れており、その液補充管２４の内部にはガラス繊維束、
合或繊維、プラスチックフィルター等からなる浸透材２
５が取付けられている。
が設けられ、その液補充口２３に液補充管２４が螺着さ
れており、その液補充管２４の内部にはガラス繊維束、
合或繊維、プラスチックフィルター等からなる浸透材２
５が取付けられている。
またセンサー容器本体１０の内部上面には電解液Ａに発
生した気泡の移動を阻止する気泡留２６が複数取付けら
れている。
生した気泡の移動を阻止する気泡留２６が複数取付けら
れている。
尚、図中２７は対極１３、基準電極１４、及び動作電極
１６にそれぞれ接続されているリード線である。
１６にそれぞれ接続されているリード線である。
上述の如く構威された本考案の一酸化炭素濃度検出用セ
ンサーの一酸化炭素濃度の検出は、動作電極取付板１９
のガス吸入管２０に送り込まれた一酸化炭素を含む燃焼
排気ガスをガス吸込通路２１を経て、動作電極１６に接
触させ、かかる接触の際に一酸化炭素は酸化し、その酸
化によって動作電極１６に生じた電解電流を検出するも
ので、酸化して二酸化炭素となった燃焼排ガスは、ガス
排出通路２２から排出される。
ンサーの一酸化炭素濃度の検出は、動作電極取付板１９
のガス吸入管２０に送り込まれた一酸化炭素を含む燃焼
排気ガスをガス吸込通路２１を経て、動作電極１６に接
触させ、かかる接触の際に一酸化炭素は酸化し、その酸
化によって動作電極１６に生じた電解電流を検出するも
ので、酸化して二酸化炭素となった燃焼排ガスは、ガス
排出通路２２から排出される。
本考案の一酸化炭素濃度検出用センサーは、センサー容
器本体の両端部にそれぞれ開口を設け、その一方端部の
開口には対極、及び基準電極を備え、その他方端部の開
口には動作電極を備え、そのセンサー容器本体内に電解
液を充填して対極、基準電極、動作電極にそれぞれ接触
させ、その他方端部の開口を端部の中心位置より上記セ
ンサー容器本体の底部寄りに偏心せしめて構威されてい
るので、使用により電解液が消耗し、またそれに伴い外
部から空気が侵入して気泡が生じたのを使用者が知らず
に一酸化炭素濃度測定を行った場合にあっても、電解液
に対する動作電極の測定水位は下方に設定されるので、
従来のものに比し、測定誤差を生ずる虞れはなくなった
ものである。
器本体の両端部にそれぞれ開口を設け、その一方端部の
開口には対極、及び基準電極を備え、その他方端部の開
口には動作電極を備え、そのセンサー容器本体内に電解
液を充填して対極、基準電極、動作電極にそれぞれ接触
させ、その他方端部の開口を端部の中心位置より上記セ
ンサー容器本体の底部寄りに偏心せしめて構威されてい
るので、使用により電解液が消耗し、またそれに伴い外
部から空気が侵入して気泡が生じたのを使用者が知らず
に一酸化炭素濃度測定を行った場合にあっても、電解液
に対する動作電極の測定水位は下方に設定されるので、
従来のものに比し、測定誤差を生ずる虞れはなくなった
ものである。
更に、電解液に気泡が生じたときでも気泡は液面上部に
位置するため、がかる気泡の存在による動作電極と電解
液の接触状態の不安定さもなくなり、測定精度の向上が
図れる利点を有するものである。
位置するため、がかる気泡の存在による動作電極と電解
液の接触状態の不安定さもなくなり、測定精度の向上が
図れる利点を有するものである。
第１図は従来の一酸化炭素濃度検出用センサーの縦断面
図、第２図は本考案の実施例の縦断面図、第３図は同実
施例のセンサー容器本体の斜視図である。 １０・・・・・・センサー容器本体、１１・・・・・・
開口、１２・・・・・・動作電極用開町１３・・・・・
・対極、１４・・・・・・基準電極、１６・・・・・・
動作電極、Ａ・・・・・・電解液。
図、第２図は本考案の実施例の縦断面図、第３図は同実
施例のセンサー容器本体の斜視図である。 １０・・・・・・センサー容器本体、１１・・・・・・
開口、１２・・・・・・動作電極用開町１３・・・・・
・対極、１４・・・・・・基準電極、１６・・・・・・
動作電極、Ａ・・・・・・電解液。
Claims (1)
- センサー容器本体内に電解液を充填すると共に、動作電
極、対極、及び基準電極を備えてなる一酸化炭素濃度測
定器の一酸化炭素濃度検出用センサーにおいて、上記セ
ンサー容器本体の両端部にそれぞれ開口を設け、その一
方端部の開口に対極、及び基準電極を備え、その他方端
部の開口に動作電極を備え、そのセンサー容器本体内に
電解液を充填して対極、基準電極、動作電極にそれぞれ
接触させ、その他方端部の開口を端部の中心位置より上
記センサー容器本体の底部寄りに偏心せしめて形威され
てなることを特徴とする一酸化炭素濃度検出用センサー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3353977U JPS5910614Y2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 一酸化炭素濃度検出用センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3353977U JPS5910614Y2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 一酸化炭素濃度検出用センサ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53129397U JPS53129397U (ja) | 1978-10-14 |
| JPS5910614Y2 true JPS5910614Y2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=28889204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3353977U Expired JPS5910614Y2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 一酸化炭素濃度検出用センサ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910614Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-19 JP JP3353977U patent/JPS5910614Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53129397U (ja) | 1978-10-14 |
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