JPS59105567A - 耐トラツキング性試験装置 - Google Patents
耐トラツキング性試験装置Info
- Publication number
- JPS59105567A JPS59105567A JP21614482A JP21614482A JPS59105567A JP S59105567 A JPS59105567 A JP S59105567A JP 21614482 A JP21614482 A JP 21614482A JP 21614482 A JP21614482 A JP 21614482A JP S59105567 A JPS59105567 A JP S59105567A
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- JP
- Japan
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- test
- automatically
- droplet
- liquid droplet
- nozzle
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- Pending
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- Testing Relating To Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐トラツキング性試験装置に関するもので、高
精度で省力的な試験の実施を可能にすることを目的とす
る。
精度で省力的な試験の実施を可能にすることを目的とす
る。
プラスチックス材に代表される有機絶縁材料が電界と電
解質汚損に起因する放電現象によって炭化してゆくプロ
セスは、トラッキング現象として広く知られている。こ
のプロセスに対する抵抗性は耐トラツキング性と呼ばれ
、各材料固有の性質である。
解質汚損に起因する放電現象によって炭化してゆくプロ
セスは、トラッキング現象として広く知られている。こ
のプロセスに対する抵抗性は耐トラツキング性と呼ばれ
、各材料固有の性質である。
耐トラツキング性は、第1図に示すように、試料1に接
して設置され、かつ電源リード2を経て電圧が加えられ
ている一対の電極3の中間に、一定量の電解質の試験液
滴4を周期的に滴下させ、電圧の高低と試料が炭化して
絶縁性を失うまでの試験液滴4の滴下数との関係により
調べられる。
して設置され、かつ電源リード2を経て電圧が加えられ
ている一対の電極3の中間に、一定量の電解質の試験液
滴4を周期的に滴下させ、電圧の高低と試料が炭化して
絶縁性を失うまでの試験液滴4の滴下数との関係により
調べられる。
したがって、信頼性の高い耐トラツキング性試験を行う
ためには、試験液滴4に関してその定量性、滴下周期、
滴下計数及び滴下位置などの精度向上が必要条件となっ
ていた。
ためには、試験液滴4に関してその定量性、滴下周期、
滴下計数及び滴下位置などの精度向上が必要条件となっ
ていた。
前記の各必要条件のなかで試験液滴4の一滴あたりの量
目は、ノズル5の外径寸法とその材質によって決まるぬ
れ性並びに試験液6の比重及び粘性係数などの物理量に
より必然的に決定されるため、比較的調整しやすい項目
であるが、従来の方法では試験液滴4に関するその他の
必要条件を完全に充足させることはできなかった。すな
わち、第1図に示す耐トラツキング性試験装置の従来の
例では、試験液6を満たした試験液容器7に付鵬する活
栓8を微細に調節することにより、試験液滴4に関して
所要周期の滴下を得ていた。しかし、活栓8の調節に相
当の熱線を要すること、所要周期の精度維持のために試
験液6の液面9を一定に保つ必要があること、さらには
試料1のトラッキング破壊に至るまでの試験液滴40滴
下数を目視によシ計数を行うなど測定者の労力に頼る面
が多かった。
目は、ノズル5の外径寸法とその材質によって決まるぬ
れ性並びに試験液6の比重及び粘性係数などの物理量に
より必然的に決定されるため、比較的調整しやすい項目
であるが、従来の方法では試験液滴4に関するその他の
必要条件を完全に充足させることはできなかった。すな
わち、第1図に示す耐トラツキング性試験装置の従来の
例では、試験液6を満たした試験液容器7に付鵬する活
栓8を微細に調節することにより、試験液滴4に関して
所要周期の滴下を得ていた。しかし、活栓8の調節に相
当の熱線を要すること、所要周期の精度維持のために試
験液6の液面9を一定に保つ必要があること、さらには
試料1のトラッキング破壊に至るまでの試験液滴40滴
下数を目視によシ計数を行うなど測定者の労力に頼る面
が多かった。
第2図は、第1図と□同じく耐トラツキング性試験に関
する従来装置のうち省力化を目的とした他の一例で、ノ
ズル5の直下に金属のような導電性の細線から成る検出
針21を設け、装置を構成する他の部分の例えばタイマ
及び輸液用ポンプの組合せにより、周期的に試験液滴4
がノズル5より吐出される際に、ノズル5及び検出針2
1の間を橋絡及び開離することを電気信号としてとらえ
、検出回路22及びケーブル23を介した後、他の手段
によって構成されるコントローラに接続し、試験液滴4
に関して所要周期の滴下を行うとともに滴下数の計数を
自動的に行っていた。しかしこの場合、試験液滴4の滴
下周期精度を損わずに電極3の中央に試験液滴4を供給
するためには、検出針21をできるだけ細くして試験液
滴4の滴下時の障害とならないようにする必要があるが
、検出針21に対する他の要件として、前記したように
試験液に電解質が使用されるため、耐食性をも考慮して
、検出針21の構成と材質は白金細線により成っていた
。しかしながら、試験液滴4の滴下位置の定常性を確保
するためには、検出針21はノズル直下に位置する必要
があり、さらに試験液滴4の一滴あたりの定量性を確保
するためには、検出針21とノズル5の間隔を一定に保
つ必要があるため、検出針21に白金細線を用いた例に
止まらず、検出針方式では試験前の調整に相当の労力を
要することはもとより、長期に亘る試験精度の維持が困
難であった。
する従来装置のうち省力化を目的とした他の一例で、ノ
ズル5の直下に金属のような導電性の細線から成る検出
針21を設け、装置を構成する他の部分の例えばタイマ
及び輸液用ポンプの組合せにより、周期的に試験液滴4
がノズル5より吐出される際に、ノズル5及び検出針2
1の間を橋絡及び開離することを電気信号としてとらえ
、検出回路22及びケーブル23を介した後、他の手段
によって構成されるコントローラに接続し、試験液滴4
に関して所要周期の滴下を行うとともに滴下数の計数を
自動的に行っていた。しかしこの場合、試験液滴4の滴
下周期精度を損わずに電極3の中央に試験液滴4を供給
するためには、検出針21をできるだけ細くして試験液
滴4の滴下時の障害とならないようにする必要があるが
、検出針21に対する他の要件として、前記したように
試験液に電解質が使用されるため、耐食性をも考慮して
、検出針21の構成と材質は白金細線により成っていた
。しかしながら、試験液滴4の滴下位置の定常性を確保
するためには、検出針21はノズル直下に位置する必要
があり、さらに試験液滴4の一滴あたりの定量性を確保
するためには、検出針21とノズル5の間隔を一定に保
つ必要があるため、検出針21に白金細線を用いた例に
止まらず、検出針方式では試験前の調整に相当の労力を
要することはもとより、長期に亘る試験精度の維持が困
難であった。
本発明は上記した従来方法の欠点を除去して、プラスチ
ックス材をはじめとする有機絶縁材料の耐トラツキング
性を高精度かつ省力的に行なうことのできる試験装置を
提供するものである。
ックス材をはじめとする有機絶縁材料の耐トラツキング
性を高精度かつ省力的に行なうことのできる試験装置を
提供するものである。
以下本発明の一実施例について詳述する。第3図におい
て、部品31は試験液滴4の移動に関し、該液滴4に接
触することなく検知できるセンサであって、原理的には
前記液滴4の移動を物理量変動としてとらえ、それを電
気信号に変換しうるもので、例えば光又は静電容量など
に関するセンサが適用できる。以下、光センサを適用し
た例について述べる。
て、部品31は試験液滴4の移動に関し、該液滴4に接
触することなく検知できるセンサであって、原理的には
前記液滴4の移動を物理量変動としてとらえ、それを電
気信号に変換しうるもので、例えば光又は静電容量など
に関するセンサが適用できる。以下、光センサを適用し
た例について述べる。
ここで適用例としたセンサ31は、光の出力及び入力に
関して両方の機能を持つもので、試験装置が稼動中は常
時光を出力している。センサ31はノズル5の近辺で、
試験液滴4に接触することなく、該液滴4の移動通過に
際して反射される光を入力感知できる位置にセットされ
ている。
関して両方の機能を持つもので、試験装置が稼動中は常
時光を出力している。センサ31はノズル5の近辺で、
試験液滴4に接触することなく、該液滴4の移動通過に
際して反射される光を入力感知できる位置にセットされ
ている。
試料1に接して一対の対向電極3を所定条件によりセッ
トし、電源リード2を介して所定の電圧を印加するとと
もに、コントローラ32を始動し、光センサ31に光を
出力させる。一方、コントローラ32に内蔵するタイマ
回路により、新装周期ごとにポンプ33を動作させ、試
験液6を試験容 5− 器7から輸液チューブ34を介してノズル5に試験液滴
4を吐出させる。試験液滴4Fi、ノズル5に付着した
まま成長を続けるが、ノズル5及び試験液6の諸物埋置
により決まる粘着力と試験液滴4に働く重力とのバラン
スが崩れたときに、試験液@4はノズル5より離れて自
然落下を開始する。
トし、電源リード2を介して所定の電圧を印加するとと
もに、コントローラ32を始動し、光センサ31に光を
出力させる。一方、コントローラ32に内蔵するタイマ
回路により、新装周期ごとにポンプ33を動作させ、試
験液6を試験容 5− 器7から輸液チューブ34を介してノズル5に試験液滴
4を吐出させる。試験液滴4Fi、ノズル5に付着した
まま成長を続けるが、ノズル5及び試験液6の諸物埋置
により決まる粘着力と試験液滴4に働く重力とのバラン
スが崩れたときに、試験液@4はノズル5より離れて自
然落下を開始する。
この直後に、センサ31の出力光は試験液滴4によシし
ゃ断反射され、センサ31の入力部に導入される。この
光入力をコントローラ32により電気信号に変換してポ
ンプ33を停止させることと並行して、カウンタ35を
動作させる。タイマ回路の動作によシ、以下引続いて試
験液滴4の滴下と該液滴4の計数が自動的に行われる。
ゃ断反射され、センサ31の入力部に導入される。この
光入力をコントローラ32により電気信号に変換してポ
ンプ33を停止させることと並行して、カウンタ35を
動作させる。タイマ回路の動作によシ、以下引続いて試
験液滴4の滴下と該液滴4の計数が自動的に行われる。
試料1の特質により、試料1がトラッキング破壊するこ
となく、予め設定した試験液滴4の滴下制限数に至った
場合は、カウンタ35に電気信号を発生させることによ
り、または前記滴下制限数以前に試料1がトラッキング
破壊した場合は電源リード2に接続される過電流検知回
路を動作させることにより、′a電極に供給される電圧
をしゃ断 6− するとともにコントローラ32の動作を停止させる。こ
のとき、試験液滴4の滴下数をカウンタ35の出力信号
により記録させるかまたは滴下数の合計を保持できる、
例えば手動復帰形のカウ′ンタ機構にしておくなどの手
段によし、その滴下数及び試験電圧との関係から、試料
1の耐トラツキング性評価が達成される。
となく、予め設定した試験液滴4の滴下制限数に至った
場合は、カウンタ35に電気信号を発生させることによ
り、または前記滴下制限数以前に試料1がトラッキング
破壊した場合は電源リード2に接続される過電流検知回
路を動作させることにより、′a電極に供給される電圧
をしゃ断 6− するとともにコントローラ32の動作を停止させる。こ
のとき、試験液滴4の滴下数をカウンタ35の出力信号
により記録させるかまたは滴下数の合計を保持できる、
例えば手動復帰形のカウ′ンタ機構にしておくなどの手
段によし、その滴下数及び試験電圧との関係から、試料
1の耐トラツキング性評価が達成される。
最近のセンサ技術の進歩により、本発明に適用し得るセ
ンサの種類は多くなっている。例えば本発明の実施例で
述べた光センサに於いては、非常に優れた応動感度を持
つものが入手できるようになったため、試験装置の組立
て及び調整に関する精度要求が緩和され、従来方法の一
例で述べた検出針方式のような接触形センサにくらべ、
本発明の方式のほうが実施容易となっている。
ンサの種類は多くなっている。例えば本発明の実施例で
述べた光センサに於いては、非常に優れた応動感度を持
つものが入手できるようになったため、試験装置の組立
て及び調整に関する精度要求が緩和され、従来方法の一
例で述べた検出針方式のような接触形センサにくらべ、
本発明の方式のほうが実施容易となっている。
以上のように、本発明においては、試験液滴4に対して
非接触形のセンサ31を設置することにより、従来方法
の欠点を除去して多大の効果を得ることができる。すな
わち、試験液滴4に関して滴下周期の精度、滴下位置の
定常性及び−滴あたシの定量性などを長期に亘って確保
しながら前記液滴の滴下計数が自動的に行なえるため、
高精度でかつ再現性の高い省力的な耐トラツキング性試
験装置を提供し得る。
非接触形のセンサ31を設置することにより、従来方法
の欠点を除去して多大の効果を得ることができる。すな
わち、試験液滴4に関して滴下周期の精度、滴下位置の
定常性及び−滴あたシの定量性などを長期に亘って確保
しながら前記液滴の滴下計数が自動的に行なえるため、
高精度でかつ再現性の高い省力的な耐トラツキング性試
験装置を提供し得る。
第1図および第2図はそれぞれ従来装置を例示する構成
図、第3図は本発明一実施例の構成図である。 1・・・試料、2・・・電源リード、3・・・電極、4
・・・試験液滴、5・・・ノズル、6・・・試験液、7
・・・試験液容器、31・・・センサ、32・・・コン
トローラ、33・・・ポンプ、34・・・輸液チューブ
、35・・・カウンタ。
図、第3図は本発明一実施例の構成図である。 1・・・試料、2・・・電源リード、3・・・電極、4
・・・試験液滴、5・・・ノズル、6・・・試験液、7
・・・試験液容器、31・・・センサ、32・・・コン
トローラ、33・・・ポンプ、34・・・輸液チューブ
、35・・・カウンタ。
Claims (1)
- 試料上方に設置したノズルより、試験液を移送供給する
手段を用いて周期的に滴下される試験液滴に対して、非
接触式のセンサを設置作動させることにより、前記ノズ
ル下方の試料に接して設置した一対の対向電極間に、前
記ノズルより一周期ごとに滴下される試験液滴の数量制
御と前記試験液滴の計数を行うことを特徴とする削トラ
ッキング性試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21614482A JPS59105567A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 耐トラツキング性試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21614482A JPS59105567A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 耐トラツキング性試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59105567A true JPS59105567A (ja) | 1984-06-18 |
Family
ID=16683959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21614482A Pending JPS59105567A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 耐トラツキング性試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59105567A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722765U (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-25 | 宣政 佐々木 | パター |
JP2009068965A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 耐トラッキング性試験用試験液塗布装置及び耐トラッキング性試験方法 |
-
1982
- 1982-12-09 JP JP21614482A patent/JPS59105567A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722765U (ja) * | 1993-09-29 | 1995-04-25 | 宣政 佐々木 | パター |
JP2009068965A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 耐トラッキング性試験用試験液塗布装置及び耐トラッキング性試験方法 |
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