JPS589303B2 - 超高圧大口径用シ−リングパツキン装置 - Google Patents

超高圧大口径用シ−リングパツキン装置

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JPS589303B2
JPS589303B2 JP5251879A JP5251879A JPS589303B2 JP S589303 B2 JPS589303 B2 JP S589303B2 JP 5251879 A JP5251879 A JP 5251879A JP 5251879 A JP5251879 A JP 5251879A JP S589303 B2 JPS589303 B2 JP S589303B2
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JP
Japan
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packing
lead
large diameter
ultra
high pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP5251879A
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English (en)
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JPS55145848A (en
Inventor
管原迪
岸本憲隆
村井昭吉
木下正志
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超高圧で大口径製品を自緊する際に完全なシー
リングをするためのパッキン装置に関する。
大口径砲身等を自緊する場合圧力は6000kg/cm
2以上、口径は200mm以上の条件で自緊することが
必要である。
従来は第1図に示すフレーム押え方式で砲身等の自緊を
行なってきたが、近来大口径製品の自緊の需要が増大の
傾向にありそれに応ずる為にはフレーム16,16′及
び抑圧シリンダ17を増設する必要が生じ莫大な設備投
資が要求される。
又この自緊緊装置の拡張環18、アイアンラバー19を
用いる方式はシーリング機構がありパッキンが内圧によ
りはみ出さないように抑圧シリンダー17により軸方向
に内圧とバランスさせながら抑圧するが、そのバランス
がくずれるとそれが原因で漏洩を起こしていた。
超高圧の場合少しでも漏洩すると増圧機の容量が小さい
ので目的の圧力に昇圧できなくなのるで分解してパッキ
ン、パッキン押え等を交換し再組立して昇圧するような
支障が生ずる事がしばしばあり、又このフレーム押え方
式では両端を押えるために自緊製品に大きな曲がりが生
じ曲り直しを施行することも多かった。
さらに従来のパッキン装置は内圧により抑圧をバランス
させむりやりにパッキンを外径に押しつけるのでパッキ
ンの寿命がごくわづかで交換が頻繁であった。
本発明の目的はこれら従来の欠点を除去するためにフレ
ームや抑圧シリンダーを使用せず、内圧に対しセルフシ
ーリング方式によるシーリングパッキン装置を提供する
ことにある。
本発明の実施例を第2図を参照して説明する。
本発明の基本的な方針は従来のフレーム16.16’抑
圧シリンダー17を使用せず、セルフシーリング方式す
なわち内圧が高くなればなるほどパッキンが自緊製品の
内面に密着する方式をとることである。
自緊される円筒体1は両端内面にネジ21が切られ床面
20上に支持具12により水平に支持される。
円筒体1の中空部に中心桿体11が入り、さらにロツド
3,3′に中心孔のある鋼製のパッキン押え10鉛パッ
キン9、合成ゴムパッキン8、鉛パッキン7、鋼製のパ
ッキン押え6、ガイド5が前記の順に差し込まれ、該ロ
ツド3,3′は円筒体1の両端より挿入される。
田ノド3,3′の円筒体1の内部に入る側の端部付近は
本体部より太く造られ、他端にはネジ22が切られてい
る。
前記ガイド5、パッキン押え7、鉛パッキン6、合成ゴ
ムパッキン訳鉛パッキン9、パッキン押え10の外径は
円筒体1の内径よりわずかに小さく作られている。
組合されたロツド3,3′が円筒体1の両端より挿入し
終ると、プラグ2がネジ込まれる。
プラグ2の中心部にはロツド3,3′の外径に相当する
孔があり、ロツド3,3′が通されネジ22にナット4
がネジ込まれる。
鉛パッキン6,9は市販の一般鉛材で製造され金型に鋳
込まれたものを使用する。
鉛パッキン6の形状は第3図に示す如くゴムパッキン8
と接する面は平滑で、その反対側の面は球面となってお
り外縁にはリツプ13があり、中心には孔が設けられて
いる。
パッキン押え7の形状は第4図に示すごとく片面には鉛
パッキン6の球面と密着する形状の掘り込みが設けられ
る。
鉛パッキン9の形状は第5図に示すごときものでゴムパ
ッキン8と接する面は平滑で、その反対面は半円環状と
なり中心部には孔があり外縁部及び内縁部にそれぞれリ
ツプ14,15が設けられる。
パッキン押え10の形状は第6図に示すごときもので片
面には鉛パッキン9の半円項状の面と密着する形状に掘
り込みが設けられる。
ゴムパッキン8は一般市販の材料で硬度はゴムショアー
硬度70程度のもので、その形状は第7図に示すごとく
両面が平滑な中心部に孔のある円板である。
次に本発明の作用および効果について説明する3ロツド
3の圧カロ23より増圧機(図示せず)から送られてき
た超高圧が円筒体1の内面に作用すると同時に、この超
高圧はロツド3,3Xの端面およびパッキン押え10の
端面に作用する。
この超高圧はロツド3,3′、パッキン押え10、鉛パ
ッキン9、ゴムパッキン8、鉛パッキン6、パッキン押
えI1 ガイド5を介してプラグ2、ネジ21にて受け
とめられる。
超高圧の圧縮力によりゴムパッキン8が強烈に圧縮され
円筒体1の内面ロツド3,3′の外面にゴムパッキン8
の外側面および内側面が密着すると同時に円筒体の内面
は半径方向と膨張する。
内圧力が高くなればなるほどこの作用は大きくなる。
鉛パッキン6,9の外縁のリップ13.14はパッキン
押え7.10の外側とぼうちょうされた円筒体1の内面
とのわずかな隙間に小さくはみ出しパッキン押え7,1
0の軸方向の圧縮力によりパッキン押えの形状からみて
軸方向の力に対して半径方向に変形しやすく(第8図参
照)その変形をふせぐためにそのわずかな隙間の中に入
り込む。
それにより隙間が完全にうまり半径方向の変形を防ぐと
同時にゴムパッキン8のシーリングを補う。
又、内圧に対してリップのはみ出しは大きくなればなる
ほどリップのはみ出しが大きくなるためセルフシーリン
グ作用をする。
鉛パッキン9の内縁リツプ15はロツド3,ぎの外側面
とパッキン押え10の中心孔の内側面とのわずかな隙間
に小さくはみ出しパッキン押え10の圧縮力による変形
を防ぐと同時にこの部分のゴムパッキン8のシーリング
を補う。
この様に圧力が高くなればなるほど軸方向圧縮力に対す
るゴムパッキン8の内外側面のロツド3,3の外面及び
円筒体の内面への密着度が大きくなりセルフシーリング
型のパッキン作用となる。
パッキン押え7と鉛パッキン6との球面形状及びパッキ
ン押え10と鉛パッキン9との半円項形状はそれぞれパ
ッキン押えに均一な荷重がかかりパッキン押え7,10
の変形を少なくする作用がある。
ガイド5はパッキン装置を挿入するときのガイドを目的
としたもので、中心桿体11は増圧機の吐出容量が超高
圧の場合小さいので円筒体1の内容積を減ずるために入
れる。
ナット4により加圧前にゴムパッキン8を締めつけてお
き極低圧時のシーリングを完全にしうる。
本発明の装置により10,000kg/cm2の超高圧
力加圧実験に対しOkg/cm2から全く漏洩なしにシ
ールすることができた。
鉛パッキン6,9のリップ13,14.15が先にはみ
出して隙間をうめるのでゴムパッキン8は隙間へのはみ
出しがなく傷等がつかないため半永久的に使用できる。
10,000kg/cm2の加圧に対して鉛パッキン6
,9のはみ出し長さはわずかであるのでこのはみ出し部
を除去することにより伺回でも使用することができる。
加圧後パッキン装置を抜く際鉛パッキンのはみ出し部が
潤滑の役目をなし、抜き取り作業が容易になる。
以上の述べたように本発明の装置によれば設備投資を必
要とするフレーム装置及び抑圧シリンダーを使用するこ
となく、パッキン装置を幾組か用意すれば自緊作業のよ
うな超高圧加圧作業を製品に曲りを生ずる事なく低コス
トで大量に実施することが出来る。
ゴムパッキン、鉛パッキンの寿命も長く、部品の交換も
例年かに一回程度であるので、設備費、作業費は非常に
削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の正面断面図、第2図は本発明装置の
正面断面図、第3図は鉛パッキンの平面及び断面図、第
4図はパッキン押えの断面図、第5図は鉛パッキンの平
面及び断面図、第6図はパッキン押えの断面図、第7図
はゴムパッキンの平面及び断面図、第8図はパッキン押
えの変形予想説明図である。 1:円筒体、2:プラグゝ3,3’:ロツド、4:ナッ
ト、5:ガイド、6,9:鉛パッキン、7,10:パッ
キン押え、8:ゴムパッキン、16,16′:フレーム
装置、17:抑圧シリンダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超高圧大口径用シーリングパッキン装置において、
    内面より加圧される円筒体の端部近くがネジ切りされ、
    該ネジ部に中心孔を有するプラグがねじ込まれ、一端に
    大径部があり他端にネジ切り部のあるロンドに大径部側
    より中心孔のあるパッキン抑え、鉛パッキン、ゴムパッ
    キン、鉛パッキン、パッキン抑えが前記の順に差し込ま
    れ、該ロツドの前記パッキン抑え等が差し込まれた部分
    は前記円筒体内に位置し、他端側は前記プラグの中心孔
    を通してプラグ端部より外部に出されネジ切り部にナッ
    トがねじ込まれている事を特徴とする超高圧大口径用シ
    ーリングパッキン装置。 2 一方の鉛パッキンの片面が半球状、片面が平面で外
    縁部にリップがあり、該半球状面に対応するパッキン押
    えに半球状掘り込みがあり、他方の鉛パッキンの片面が
    半円環状、片面が平面で内外縁部にリップがあり、該半
    円環状面に対応するパツキン抑えに半円環状掘り込みが
    あり、ゴムパッキンは平板であるパッキン抑え、鉛パッ
    キン、ゴムパッキンを組み合わせて使用する特許請求の
    範囲第1項記載の超高圧大口径用シーリンク繋ツキン装
    置。
JP5251879A 1979-05-01 1979-05-01 超高圧大口径用シ−リングパツキン装置 Expired JPS589303B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5251879A JPS589303B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 超高圧大口径用シ−リングパツキン装置

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JP5251879A JPS589303B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 超高圧大口径用シ−リングパツキン装置

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Publication Number Publication Date
JPS55145848A JPS55145848A (en) 1980-11-13
JPS589303B2 true JPS589303B2 (ja) 1983-02-19

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ID=12916951

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JP5251879A Expired JPS589303B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 超高圧大口径用シ−リングパツキン装置

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JP7285228B2 (ja) * 2020-02-13 2023-06-01 株式会社スギノマシン 自緊処理装置および自緊処理方法

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JPS55145848A (en) 1980-11-13

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