JPS589244Y2 - ラベル - Google Patents

ラベル

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Publication number
JPS589244Y2
JPS589244Y2 JP10206379U JP10206379U JPS589244Y2 JP S589244 Y2 JPS589244 Y2 JP S589244Y2 JP 10206379 U JP10206379 U JP 10206379U JP 10206379 U JP10206379 U JP 10206379U JP S589244 Y2 JPS589244 Y2 JP S589244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
layer
paper
undercoat
good
Prior art date
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Expired
Application number
JP10206379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5622556U (ja
Inventor
越靖夫
新井茂
淵上一雄
Original Assignee
本州製紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本州製紙株式会社 filed Critical 本州製紙株式会社
Priority to JP10206379U priority Critical patent/JPS589244Y2/ja
Publication of JPS5622556U publication Critical patent/JPS5622556U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589244Y2 publication Critical patent/JPS589244Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラベル、特にビンに貼付されて使用されるラ
ベルに関するものである。
一般にビン詰製品はうへルが貼付されて市販されるが、
使用後の空ビンは回収され、メーカーをこよりビンの洗
浄と共に貼付されたラベルの除去が行なわれる。
上記ラベルとして金属蒸着紙が使用されているものがあ
るが、その使用目的からすると当然金属光沢のよいもの
が要求される。
しかし金属光沢のよいもの1こするため昏こはアンダー
コートとして表面光沢のよい薬品を塗布しなければなら
ないが、表面光沢を出すため1ζは、造膜性のよい高分
子物質を塗布することが一般的1こ行なわれている。
上記造膜性のよい薬品を塗布すると、逆に除去液の浸透
を阻害し、ラベルを剥がすのにアンダーコートのない一
般紙のラベルと比べて、長時間を要することとなる。
一方、洗ビン性維持のためアンダーコート剤として酸又
はアルカリ溶解性の良い薬品を使用すると耐水性が悪く
なるのが一般的な傾向であり、特に水系接着剤を用いて
ラベル貼りした時やビールビンのように水冷するような
時、紙の水浸漬による寸法変化殊に横方向の伸びの影響
による皺及びクランクが生じて外観不良になると共に、
水冷した場合(ご腐食を生じる場合もある。
即ち、高分子物質で酸液及びアルカリ液(ご対して短時
間1ご溶解したり膨潤する物質は耐水性も悪く、紙等と
一体(どなっている場合は、特に水浸漬時の寸法安定性
が劣り、両者は相反する関係にあるため、使用されるア
ンダーコート剤が制約され、光沢のよさと洗ビン時の剥
がし易さとを共(ζ満足するラベルをつくることfζは
困難性がある。
本考案は上記問題点を解決することを目的としてなされ
たものであり、従来一般に使用されていた耐水性がよく
、シかも耐アルカリ性のよいアンダーコート剤を用いつ
つ、なおかつラベル除去作業能率の向上をも解決し得る
ラベルを提供することを目的としている。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は従来例として示すラベルの拡大断面図、第2図
は本考案の実施例として示すラベルの拡大断面図である
第1図1ζおいて、1はラベルの基紙となる原紙であっ
て平担な面をなす。
2(まアンダーコート層であって原紙1上にもうけられ
、該アンダーコート層2の上面には金属蒸着層3があり
、更(どその上面(こはオーバーコート層4があって、
最上部に印刷インキ層5がもうけられる。
以上説明したよう(ζ平担な積層構成を有するものが従
来例であり、アンダーコート層は用途により種種のもの
が使用されている。
以下第2図を参照しつつ本考案の実施例を説明する。
即ち、原紙1をベース(どし、アンダーコート層2、金
属蒸着層3、オーバーコート層4、印刷インキ層5と順
次もうけた積層構成は第1図々示従来例と同一である。
そして原紙1は洋紙及び和紙を問わないが、般には新聞
用紙、印刷用紙、包装用紙等が使用される。
品質面、コスト面及び机上面からみると印刷用紙がよく
、%之ごコート紙、アート紙、上質紙、グラビア用紙等
が適している。
アンダーコート層2は必要に応じて変化し、例えばグラ
シン紙の如き平滑性のよい原紙が使用される場合には省
略されることもあるが、水浸漬時のような寸法安定性を
考慮する必要があり、反対に上質紙の如き表面が粗な紙
や、アンダーコート剤の浸透のよい紙等が使用される場
合(ζはアンダーコート層を2層、3層と重畳される場
合もある。
金属蒸着層3は真空蒸着方法1こよって得られたもので
30〜0.01〜0.1μm、100mμの薄い金属層
が形成される。
オーバーコート層4は金属蒸着層の保護、腐食防止と印
刷インキの接着性を向上させる目的をもってもうけられ
るが、短期間の使用品の場合又は限定された目的の場合
lζは省略される場合もある。
印刷インキ層5は上記積層構成を有するラベルの最上層
(ζ位置し、商標等が印刷される面であり、その商標デ
ザインによって2ないし6色の印刷を行ない使用される
が、前記印刷方法にはグラビア、オフセット及びシルク
スクリーン等の一般(こ行なわれる印刷方式が適用され
る。
6は亀裂であって、例えばアンダーコート層2にもうけ
られ、アンダーコート層をピンホール伏に貫通するよう
な亀裂とすることが好ましい。
即ち、上記積層構成を有する金属蒸着紙に、例えば絹目
、絹目格子、格子、梨地模様等の如き形状に公知の型付
機で通常のエンボス圧力よりも高い圧力1ζよりエンボ
ス加工を施こし、上記積層構成を有する層中又は全層に
わたり亀裂を形成させる。
エンボスはラベルの用途デザイン(こよって任意)ζ決
められるが、洗ビン性に対しては全層にわたるものが好
ましい。
また上記エンボス加工はオーバーコート、印刷等に使用
される薬剤の物性、塗布厚さによって異なるが少くとも
実施例として示す第2図々示の如く、アンダーコート層
2fζ亀裂を形成することを主たる目的として行うため
一般には、アンダーコート後に施こすことがよい。
また美粧性、外観向上、デザイン等を考慮すれば、オー
バーコート後又は印刷後をζ行う方がよい。
即ち、本考案で形成した亀裂は洗浄時、薬液の浸透をよ
くするためのものであるからである。
以上説明した如く、本考案は原紙上(こ金属蒸着層がも
うけられた積層構成を有するラベルにエンボス加工を施
こすことによって、前記積層々中(こ亀裂を形成させる
如き構成としているため、蒸着紙の各層に耐水性のよい
樹脂が使用でき、しかも水性接着剤で貼付けた場合水冷
されても水1ζよる皺は発生いごくい。
そしてエンボス加工が施こされているため、ラベル全面
の腰が弱くなっており、ビンの如き曲面への貼付が容易
である上に剥れが少い。
更にはビンの回収後におけるラベルの除去作業に際して
は薬液がラベルの断面からの浸透よりも亀裂から多量に
浸透して作業能率の向上に役立つ。
そして広面積のラベル程前記ラベル除去作業1ζ対する
効果は増大する。
又マット調の光沢を碍る場合はアンダーコート層にマッ
ト剤を混入するとか、光沢の悪い樹脂をコートすること
や、コート層を薄くすること1こよって艶消しの外観を
容易に得られる等、数々の優れた効果を奏すると共(ζ
美粧性に対しても大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例として示すラベルの拡大断面図、第2図
は本考案の実施例として示すラベルの拡大断面図である
。 図中、1は原紙、2はアンダーコート層、3は金属蒸着
層、4はオーバーコート層、5は印刷インキ層、6は亀
裂。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 基紙となる原紙と該原紙上に金属蒸着層がも
    うけられた積層構成を有するラベル]ζおいて、上記ラ
    ベルはエンボス加工が施されて上記積層層中1ご亀裂を
    形成したことを特徴とするラベル。
  2. (2)亀裂は積層層中のアンダーコート層に形成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    のラベル。
JP10206379U 1979-07-24 1979-07-24 ラベル Expired JPS589244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206379U JPS589244Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206379U JPS589244Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622556U JPS5622556U (ja) 1981-02-28
JPS589244Y2 true JPS589244Y2 (ja) 1983-02-19

Family

ID=29334803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10206379U Expired JPS589244Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 ラベル

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JP (1) JPS589244Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5622556U (ja) 1981-02-28

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