JPS58921Y2 - 管形ハロゲン電球 - Google Patents

管形ハロゲン電球

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JPS58921Y2
JPS58921Y2 JP1978028410U JP2841078U JPS58921Y2 JP S58921 Y2 JPS58921 Y2 JP S58921Y2 JP 1978028410 U JP1978028410 U JP 1978028410U JP 2841078 U JP2841078 U JP 2841078U JP S58921 Y2 JPS58921 Y2 JP S58921Y2
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JP
Japan
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light
bulb
pitch
length
light bulb
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Expired
Application number
JP1978028410U
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English (en)
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JPS54132978U (ja
Inventor
信行 神尾
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複写機用光源として好適する特に近接距離にお
ける配光が長手方向に対して均一化するように構成した
フィラメント構体より成る管形電球に関する。
上記複写用光源として用いられる管形電球は種々の点で
その発光長が300 mm以上にも達するものがある。
このような長い発光長を有する電球においては、その配
光特性が電球全長に亙っである曲線をもって均一である
ことが特に要求されることはよく知られている。
例えば複写機内に上記電球を装着、点灯したとき、レン
ズによる周辺減衰効果を考慮して、原稿面上の照度分布
はあらかじめ第1図に示すように両端部が明るく中央部
が暗くなるように電球1の配光曲線Aが設計されていな
くてはならない。
このような曲線Aで示すような配光特性を得るためには
、電球の管軸方向にいくつかに分割巻回された発光部コ
イル2とこれらを縦接続するための非発光部3を設け、
この発光部コイルの長さの異るものを複数個配置間隔を
適宜組合わせることにより実現させて来ていた。
そして前記電球のフィラメント構成も種々の改良を加え
ている。
即ちその一つの例として特公昭47−27995号にも
その技術が公開されている。
しかしながら本技術によっても電球を原稿面に近ずけて
来ると次のような現象を生ずる。
これを第2図にて説明する。
いくつかの発光部コイル2から放射される光の照度分布
Bは、照射距離が短かく原稿に接近して来ると単純な山
形とならず肩Cを持つようになる。
これはコイルのピッチ間を通して照射される発光部コイ
ルの裏側ターンの光が無視出来なくなるからである。
従ってこの肩Cも重畳される結果総合配光Aは理想とさ
れる基本分布Eに波状のリップル分を含む形となって検
出される。
これは感光体感度の高い複写機では、複写の際コピーの
濃淡の筋としてそのまま現れてしまい極めて具合が悪か
った。
従って前記電球は照射距離をある一定間隔以上に離す必
要があり、複写機の小型、軽量化に大きな障害となって
いる。
この目的を遠戚するために第1の考案として、第3図に
示すようにフィラメント構体の発光部コイル2を分散さ
せて多数設けてみた。
即ち全長300 mmのフィラメント構体において発光
部コイルを5ケ、7ケ、9ケと分割順次増加させて行き
、δ/hなる値を測定したところ、発光部コイルの数を
多くして手間をかけた割にはその効果とじての顕著性が
得られないばかりか、目的とする電気特性の確保からも
分割できる発光部コイルの数にも制限を受けてしまうた
め極めて熱損失の大きな不経済な電球になってしまうと
いう結果に終わった。
本考案はこのような単純な考え方では、前記リップル(
δ/h)を小さくした凹凸の少くないなめらかな基本配
光特性Eを得ることは出来ないと考え、次の実験に移っ
た。
即ち発光部コイルの分割数は従来と同じとし、フィラメ
ント構体の熱損失の増大防止と加工手間の増加防止を計
ったうえで、発光部コイルの形状について詳細な検討を
行なった。
これは第4図に示すように所定の長さの発光部コイル5
5の中央部にピッチの組なとばし部53を設はピッチの
密なコイル部52.52’とでフィラメント構体50を
構成したことである。
以下その実施例を第4図及び第5図を参照して説明する
51は石英管形のバルブで内部に所定量のハロゲン物質
が不活性ガスと共に封入されている。
このバルブ51の中心軸にその軸をほぼ一致させたフィ
ラメント構体50が張架され両端にはその封止部にモリ
ブチ゛ン箔53を介して外部導入線54に夫々接続され
ている。
このように配設された前記フィラメント構体50は、5
ケの発光部コイル55・・・・・・と、これらを直列に
接続する円形状のアンカー56を伴なった短絡部57に
よって構成されている。
この各発光部コイル55は両端に接続部58を持って前
記短絡部57に夫々固定され、かつ中央部にピッチP2
、長さbのとばし部53を備えた分割されたコイル52
.52’−ピッチP工、P工′長さa。
a′−から構成しである。
これらの値を種々変えたフィラメントを組み込んだ電球
を制作しδ/hを測定した。
なお製造上のバラツキとみなされる範囲でa二a’、P
1=P工′として製作の簡便化を計っている。
次に上記構成による各部分を種々検討した結果を次表に
示す。
この結果より知れることはδ/hが3%以下ならなめら
かな配光特性で問題がなく、これは4P1≦P2. a
+ a 72+b =6〜12 mmの範囲でその改
良効果が最大であることが判る。
この原因をよく調べてみると次のようなことが考えられ
る。
第6図において発光部コイルとしてa=2〜8mmを考
えたとき照射距離が60mm程度離れているとこのaの
大小にかかわりなく、その照度分布はイの様な肩をもっ
た山形が2個出来たことになり、aの差は相対的な強度
の差のみに現われる。
従ってピッチの粗なとばし部53のみの照度分布口はイ
よりはるかに低い所にある。
一方この3者の分布がそれぞれ重畳されたものハが1つ
の発光部コイル55の分布となっている。
a+a’+bは分布イとイの配置間隔を示している。
+b=o即ちaのみのフィラメントの場合、肩のある分
布の組合せで゛あり大きなδ/hが出てしまう。
a+b十a′を順次増して行くと互いにこの肩と肩に続
く落ち込み部を打ち消し合い補い合ってなめらかな山形
の分布に近すいて行く。
但しとばし部のピッチがさほど荒くないとbも無視し得
す新たな極大点を生してしまうためP2はPlに比べな
るべく大きい方がよく最低は4倍以上あればよい。
一方なめらかな山形の分布へを組合わせて行くと余分な
所に分布の凹凸を生じない為δ/hは非常に小さくする
ことが出来る。
逆にa+a’/2+bが12mmを越えるような場合配
光分布イーイの中間部に凹みが出来てしまい別な形であ
るがδ/hが大きくなってしまう。
本考案は、上記のように構成されたものであって以下に
説明を有するものである。
(1)同一ワットの場合には発光部コイル55の中間に
とばし部53を設けであるので実質的にフィラメントが
小さくなったことになるのでその重量が軽くなって点灯
中の垂下現象を極力押えることが可能となり、フィラメ
ントの経時変形が極めて少なくなる。
(2)フィラメントが分割されて軸方向に広がるので容
器全体における加熱温度が均一化されてハロゲンサイク
ルが全体に平均して行なわれるようになるので長期にわ
たって経時変化なく寿命に至るまで列特性を維持するこ
とが可能となった。
(3)フィラメントの発光部が長くなるがらその分だけ
短絡部が短かくなるのでフィラメントに対する重圧、或
いはアンカーに対する荷重が少なくなす、シたがって振
動等に対する耐衝撃性が向上するし、材料が少なくて済
むから材料費が軽減する。
(4)フィラメントは全体の温度勾配が従来のものに対
しゆるやかになるから局部的過熱がほとんどなく、シた
がってタングステンの異常な蒸発が避けられるから長寿
命化が得られる。
なお発光部コイルの長さaは約2mm乃至約8mmの範
囲内で種々の大きさに設計することが出来る。
ぞして発光部の中心から中心まの距離a+a’/2+b
は6mm−13mmが上記配光特性を得るのに必要であ
る。
そしてこのような構成にすることによって所期の目的を
達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管形ハロゲン電球の構造に対応してその
配光特性を示す平面図、第2図は本考案を説明するため
の発光部とその発光特性及び発光部の合成特性との関係
を示す説明図、第3図は合成配光特性の分布図、第4図
及び第5図は本考案管形ハロゲン電球の要部及び一部を
示す側面図、第6図はその配光特性を説明する説明図で
ある。 50・・・・・・フィラメント構体、51・・・・・・
管形バルブ、52.52’・・・・・・コイル部、53
・・・・・・とばし部、55・・・・・・発光部コイル
、57・・・・・・短絡部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管形バルブと、このバルブ内に管軸方向に沿って配置し
    た発光部と短絡部とが交互に形成されたフィラメント構
    体と、上記バルブ内に封有されたハロゲン物質及び不活
    性ガスとを有するハロゲン電球において、上記フィラメ
    ント構体の発光部はピッチP1mmで長さammのコイ
    ル部と、ピッチP2mmで長さl)mmのとばし部と、
    ピッチp1mmで長さa’mmのコイル部とが連設され
    、かつピッチと長さの関係が4 P i≦P2でa+a
    ’/2+b=6〜12mmであることを特徴とする管形
    ハロゲン電球。
JP1978028410U 1978-03-08 1978-03-08 管形ハロゲン電球 Expired JPS58921Y2 (ja)

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JP1978028410U JPS58921Y2 (ja) 1978-03-08 1978-03-08 管形ハロゲン電球

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JPS54132978U JPS54132978U (ja) 1979-09-14
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