JPS589186Y2 - 抵抗発熱体電気炉 - Google Patents
抵抗発熱体電気炉Info
- Publication number
- JPS589186Y2 JPS589186Y2 JP1978059596U JP5959678U JPS589186Y2 JP S589186 Y2 JPS589186 Y2 JP S589186Y2 JP 1978059596 U JP1978059596 U JP 1978059596U JP 5959678 U JP5959678 U JP 5959678U JP S589186 Y2 JPS589186 Y2 JP S589186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- electric furnace
- insulating material
- heat
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、保温材を改良した耐熱導伝材料による抵抗体
を発熱体とする抵抗発熱体電気炉に関するものである。
を発熱体とする抵抗発熱体電気炉に関するものである。
従来の抵抗発熱体電気炉は、第1図に示したように構成
されている。
されている。
第1図において、1は電気炉炉体、2はカーボンフェル
ト保温材、3はカーボン発熱体、4は電極である。
ト保温材、3はカーボン発熱体、4は電極である。
この発熱体3はカーボンであり、炉内雰囲気をアルゴン
やヘリウム等の不活性ガス又はチッ素等の還元性ガスに
保つことにより、発熱体が酸化消耗することなく、20
00℃又はそれ以上の極めて高い温度が容易に得られる
。
やヘリウム等の不活性ガス又はチッ素等の還元性ガスに
保つことにより、発熱体が酸化消耗することなく、20
00℃又はそれ以上の極めて高い温度が容易に得られる
。
又、保温材2はカーボンファイバのフェルトのシートを
数回重ねて所定の厚さにし、保温材としたものである。
数回重ねて所定の厚さにし、保温材としたものである。
従来の抵抗発熱電気炉は以上のように構成されているの
で、通常保温材はカーボンフェルトを重ねて成形するた
めに寸法精度が悪く、又直接発熱体にさらされるため、
発熱体あるいは電極等と接触する可能性があり、短絡の
危険性があり、又炉外から流入したり、フェルト内部に
留保された酸素ガスによって酸化消耗しやすく、更にカ
ーボンフェルトのくずや燃えかすによって炉内が汚染さ
れるという欠点があった。
で、通常保温材はカーボンフェルトを重ねて成形するた
めに寸法精度が悪く、又直接発熱体にさらされるため、
発熱体あるいは電極等と接触する可能性があり、短絡の
危険性があり、又炉外から流入したり、フェルト内部に
留保された酸素ガスによって酸化消耗しやすく、更にカ
ーボンフェルトのくずや燃えかすによって炉内が汚染さ
れるという欠点があった。
本考案は、上記従来例の欠点を除去するために、発熱体
及び保温材の中間にカーボンの遮蔽板を設けた抵抗発熱
体電気炉を提供するものである。
及び保温材の中間にカーボンの遮蔽板を設けた抵抗発熱
体電気炉を提供するものである。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示したもので、第1図と
同一符号のものは同一のものを示しており、又5はカー
ボン熱遮蔽板であり、発熱体3と保温材2の中間に設け
られる。
同一符号のものは同一のものを示しており、又5はカー
ボン熱遮蔽板であり、発熱体3と保温材2の中間に設け
られる。
このように、本実施例は発熱体3と保温材2の中間に緻
密なカーボン熱遮蔽板5を設置することにより次の効果
が得られる。
密なカーボン熱遮蔽板5を設置することにより次の効果
が得られる。
(1)保温材2のカーボンフェルトが直接高熱にさらさ
れることがないため、この保温材2の消耗を著しく低減
することができる。
れることがないため、この保温材2の消耗を著しく低減
することができる。
(2)カーボン熱遮蔽板5は加工精度がカーボンフェル
トに比較して極めてよいため、発熱体3の形状に合わせ
て炉内構造を自由に変えることができる。
トに比較して極めてよいため、発熱体3の形状に合わせ
て炉内構造を自由に変えることができる。
(3)保温材2と発熱体3との短絡の危険性がない。
(4)保温材2と発熱体3とか勿−ボン熱遮蔽板5によ
って熱的、空間的に遮蔽されるため炉内が汚染されるこ
とがない。
って熱的、空間的に遮蔽されるため炉内が汚染されるこ
とがない。
以上説明したように、本考案によれば、発熱体及び保温
材の中間に緻密なカーボン熱遮蔽板を設けているため、
両者を熱的、空間的に分離することができるので、保温
材の消耗の低減化を図り、短絡を防止し、炉内の汚染を
防止する等の利点がある。
材の中間に緻密なカーボン熱遮蔽板を設けているため、
両者を熱的、空間的に分離することができるので、保温
材の消耗の低減化を図り、短絡を防止し、炉内の汚染を
防止する等の利点がある。
第1図は、従来の抵抗発熱体加熱炉の断面図、第2図は
、本考案による抵抗発熱体電気炉の1実施例の断面図で
ある。 1・・・・・・電気炉炉体、2・・・・・・カーボンフ
ェルト保温材、3・・・・・・カーボン発熱体、4・・
・・・・電極、5・・・・・・カーボン熱遮蔽板。
、本考案による抵抗発熱体電気炉の1実施例の断面図で
ある。 1・・・・・・電気炉炉体、2・・・・・・カーボンフ
ェルト保温材、3・・・・・・カーボン発熱体、4・・
・・・・電極、5・・・・・・カーボン熱遮蔽板。
Claims (1)
- 耐熱導電材料による抵抗体を発熱体とし、この発熱体に
電流を流してジュール熱によって2000℃又はそれ以
上の高温を得る電気炉において、断熱材又は保温材とし
て用いるカーボンファイバより戊る織布又はフェルトと
前記発熱体との中間に、前記織布又はフェルトの消耗を
防止するための緻密なカーボン遮蔽板を前記発熱体と接
触することなく挿入したことを特徴とする抵抗発熱体電
気炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978059596U JPS589186Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 抵抗発熱体電気炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978059596U JPS589186Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 抵抗発熱体電気炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54163121U JPS54163121U (ja) | 1979-11-15 |
JPS589186Y2 true JPS589186Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28959419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978059596U Expired JPS589186Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 抵抗発熱体電気炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589186Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5186709U (ja) * | 1974-12-29 | 1976-07-12 |
-
1978
- 1978-05-04 JP JP1978059596U patent/JPS589186Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54163121U (ja) | 1979-11-15 |
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