JPS589000A - ガス後座自動又は半自動銃 - Google Patents

ガス後座自動又は半自動銃

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JPS589000A
JPS589000A JP10313881A JP10313881A JPS589000A JP S589000 A JPS589000 A JP S589000A JP 10313881 A JP10313881 A JP 10313881A JP 10313881 A JP10313881 A JP 10313881A JP S589000 A JPS589000 A JP S589000A
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JP
Japan
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bolt
gun
gas
breech
cartridge
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Application number
JP10313881A
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English (en)
Inventor
レロイ・ジエ−ムス・サリバン
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CHIYAATAADO IND OBU SHINGAPOOR
CHIYAATAADO IND OBU SHINGAPOORU PURAIBEETO Ltd
Original Assignee
CHIYAATAADO IND OBU SHINGAPOOR
CHIYAATAADO IND OBU SHINGAPOORU PURAIBEETO Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス後座自動銃に関する。半自動銃としても使
用し得る。
自動銃は周知であり、引金を引いた時に複数の薬包が連
続的に発火し、引金を保持する間又は最後の薬包が発火
するまで発射が継続する型式を自動銃と称する。半自動
銃とは引金を引いた時に1個の薬包が発火し、薬莢を排
出し、遊底を発射位置とし、次の薬包を自動的に装填す
るが、引いた引金を一度放して再び引くまでは次の薬包
が発火しない型式を称する。
自動及び半自動銃の文献は多く、1世界の小火器“、ス
タックボールプツクス刊行、′ジエーンの歩兵火器“、
ジエーンズ・パブリッシング・コンパニー刊等がある。
周知の米国の7.62■NATO−M60機関銃、5.
56■AR1Bライフルは既知のガス後座銃であり上述
の文献に記載されている。
通常は不適当であり、取付部の剛性及び高度による影響
が過大である。吹返後座銃は歩兵用に現用されているが
低出力短射程薬包のみに適する。従って今日の歩兵用と
してはガス後座銃が信頼性が高く、泥等による汚損の影
響が少なく、高出力薬包を使用し胸る。
ガス後座銃、例えばAElBは尾筒ハウジングと、遊底
遊底受装置と、遊底装置を銃身に向けて押圧する駆動ば
ねとを有し、逆鉤を介して引金を引いて発射する。銃身
の長手方向所要位置に半径方向の孔を設け、ガスピスト
ンシリンダ装置に連通させる。使用に際して、遊底遊底
受装置はマガジンから薬包を引出して尾筒内の給弾ステ
ーションに送り、遊底は薬包を給弾斜面を経て銃身延長
部内の薬室に装填する。通常は遊底は回動してロック位
置となり、薬包は薬室内に確実に保持される。次に打金
を解放して撃針を打撃し、又は遊底受装置の前進モーメ
ントが遊底を回動させロックした時に撃針を駆動して薬
包を打撃して発火させる。薬包の発火によりてガス圧力
が生じ、・弾丸が銃身を通って銃身の半径方向の孔を通
過すれば、ガスは孔内に入り、弾丸が銃身内にある間に
ガスシリンダに入る。弾丸が銃身を出ればガスは放散さ
れる。ガスシリンダ内の可動部分がロッドを介して遊底
受装置に連結さi、ガスシリンダにガスが充満した時に
遊底受装置は後方に駆動されて遊底のロックを外し、空
薬莢を抽出して排出し、銃の発射準備をして次の作動を
行なう。同様のサイクルが引金を引いている間は行なは
れ、薬包がある限り続く。可動ガスシリンダ、又はガス
ピストンは遊底受装置と同じ往復距離とする必要はない
上述のAR18ライフル及び数種の自動火器は遊底閉鎖
位置で発火する。即ち、遊底遊底受装置が前進し、前の
サイクルで薬包が薬室に入った時に引金を引けば、打金
又は他の軽量の発火機構が動く。゛遊底と遊底受装置は
発火が生じた後に動く。
このため発火の瞬間より前には銃に対する力は作用しな
い。これに対してM60機関銃は遊底開位置で発火する
。即ち遊底遊底受装置は給弾スペースの後方に逆鉤によ
って保持された状態で前のサイクルを中断する。最初に
は薬包は薬室内にはなく、引金を引けば遊底遊底受装置
は解放されて主ばねによって前進し、薬包を装填して発
火させる。
遊底開位置で発射すれば、発火の瞬間よりも前に主ばね
が遊底受を前方に推進する反力によって銃にdマ後方に
向う力が作扇する。
上述の作動サイクルにおいて、遊底受は後方位置に動い
て次の弾丸を供給装填する。この過大後座とは遊底が遊
底受に対して前方位置にある時の前端と給弾位置即ちマ
ガジン出口ポートでの薬包底部との距離を遊底キャリア
が緩衝器等を介して停止位置、例えば構造物知接触した
時に測定した距離を称する。遊底前部は袖筒肩部を形成
して薬包の底部に触れ薬包を前方に駆動し遊底受装置が
前進した時に薬室に向はせる。遊底前部で袖筒しない火
器については袖筒肩部の前端の最大後座位置で測定する
既知のガス後座銃は通常遊底受は尾筒後壁に衝突して後
座の限界とし、多くの銃例えばM16は緩衝器を介して
衝突する。
こ\に緩衝器とは遊底受装置と停止部との間に介挿して
遊底受を急速に減速し、他のばね力より2倍以上大きな
ばね力としたものを称する。
信頼性を得るために、すべ、ての自動銃、全自動火器は
、遊底遊底受装置に十分なエネルギを与えて薬包供給ス
テーションから過大後座させ、過大後座寸法を大きくし
て薬包がマガジンから上昇して遊底の袖筒肩部等によっ
て袖筒し得る位置となる時間を与えろようにする必要が
ある。ガス後座銃は汚損は少ないが、それでも汚損する
ことも多く、このため銃設計者は遊底遊底受装置に十分
な後座エネルギを与えて汚損条件で操作しても薬包供給
ステーションから過大後座するように定める。
この理由のため、一部のガス後座銃には手動調整可能の
ガス制御装置を取付け、薬包が供給ステーションに動く
ための十分な時間がない時は使用者がガス圧力を増加し
得るようにする。ガス制御装置のないガス後座銃は悪条
件下でも遊底遊底受装置が供給ステーションを過ぎて後
座する十分なエネルギを供給するように定める。
しかし、上述のM16ライフルの場合、遊底受の後座限
界は緩衝器を介して尾筒後壁に衝突し、緩衝器は尾筒後
壁に衝突する衝撃を緩和する設計である。緩衝器の有無
に無関係に、遊底受は尾筒後壁ではね返り、ガス装置の
ガス圧力を増加して遊底遊底受装置を後方に駆動するエ
ネルギを増加すれば、遊底受が尾筒壁に衝突するエネル
ギも増加する。この効果は薬包が供給ステーションに動
き得る最小過大後座位置からの移動時間を、遊底の袖筒
肩部が主ばねによって前方に動いて薬包を袖筒する時間
の減少となる。遊底受装置は後方に急速に動き後壁では
ね返って前方に急速に動くためである。それ故、ガス圧
が遊底遊底受装置に与えるエネルギが所定値を超えた時
は薬包が供給ステーションに動く時間が不足する。
ガス後座銃の場合に、遊底受が尾筒後壁を衝撃する効果
を減少するために多くの試みが行なはれたが、これらは
遊底受装置が尾筒後壁を後方に駆動する時の衝撃効果を
減少するためである。この作動に適用される一返還“と
は、質量が固定の固体に衝突した時に反対方向に戻され
るエネルギの割合を称する。即ち、鋼製の遊底受が鋼の
尾筒後壁に衝突した時は衝突する遊底受装置の大部分は
尾筒後壁によって反対方向に遊底受に戻される。
この例では、100%に近い返還となり、AR18がこ
の型式である。
J/16ライフルにおいては遊底受装置後端に支持した
緩衝器によって返還を減少する試みが行なはれ、衝突す
る遊底の一部エネルギを尾筒後壁土で吸収する。緩衝器
は尾筒後壁と遊底受装置との間で圧縮可能とする。J/
16の返還の割合は低いと考えられるが、遊底遊底受装
置の衝突によって尾筒後壁から直接返還によるはね返り
が生じ、遊底遊底受装置は大きなエネルギで横座する。
本発明の目的は、既知の火器の上述の衝突によって信頼
性ある給弾に対する悪影響を著しく減少したガス後座銃
を提供するKある。
本発明によるガス後座銃は、一端の後壁と他端の銃身と
を有する尾筒を含み、尾筒に給弾ステーションを形成し
、尾筒内を可動とした遊底装置と、遊底装置を銃身に押
圧する主駆動ばねとを含むものにおいて、尾筒と遊底装
置とは遊底過大後座寸法を薬包の全長以上となるように
する。
遊底の過大後座を薬包の全長以上とすることは、既知の
ガス後座銃に比較して著しく長い後座となり、薬包が給
弾ステーションに動くための時間は著しく長くなる。本
発明の構成によって遊底装置の後座の後端で尾筒後壁に
衝突することなく、衝突に基くはね返りの問題はなくな
る。前述した通り、既知のガス後座鉄は後座の衝撃の問
題が多く、遊底受装置が尾筒後壁に衝突した時に衝撃が
生じ、更に薬包発火の時に衝撃が生ずる。このため、時
間サイクルの両端で反カスバイクが生じ、第1のスパイ
クは遊底受装置の後端位置で生じ、第2のス、バイクは
遊底受装置の前端位置で生ずる。銃の使用者に対する反
力の影響は、第1発は目標に命中したとしても次々の弾
丸は銃身を上向きにし、銃弾は目標より上方に上る。こ
の種自動火器は通常は毎秒10発程度を発射し、使用者
がはね返り効果を補正して目標に命中するように戻すま
では1〜2秒必要である。この種火器は使用者の制御不
可能となるため不正確である。
前述の吹返後座針、反力後座銃では制御不可能の問題は
著しく少ないが、この種の銃に使用される解決法は型式
が異なるためガス後座鉄に適用し得ないと思はれていた
ガス後座鉄のはね返り効果は、ガス後座鉄、と多くの類
似性を有する自動でない遊底操作銃のはね返り効果より
も少ないとみなされてきた。この点に関して、両統共に
遊底をロックして薬包インパルスを伝達する。シリンダ
内のガスはシリンダ又はピストンとした可動部材を駆動
して自由質量となった遊底受装置を後方に動かすと共に
ガスは固定部材の前部壁を前方に駆動するため、はね返
りが少ないとみなされた。それ故、ガス後座鉄は遊底操
作銃よりも作用が軽くなる傾向がある。それでも、はね
返りの効果は上述の通りに使用者は第1発を発射した後
は目標に銃を向けることが困難になる。この理由は一連
の鋭い衝撃として生ずる個別のはね返り作用として使用
者に伝達されることによる。この衝撃を克服するための
各種の試みが行なはれ、例えば、J、S、バッチャ−著
1ノ・ツチャーのノートブック′がある。
はね返り作用が既知のガス後座鉄の制御性に影響するた
め、ガス後座鉄の命中率を改良するための努力が行なは
れ、8発発火制限装置、8発ないし4発を著しく急速に
発射して銃の動くより前に発射する高速ライフル、1回
の射撃で2発ないし8発の弾丸を発射する2重又は8重
薬包等がある。
これらの装置は有効ではなく、ガス後座鉄の命中精度の
改良は不可能と思はれていた。
本発明の他の目的はガス後座鉄の制御性を良くすること
にある。
上述の目的を達するための本発明によるガス後座鉄は、
一端の後壁と他端の銃身とを有する尾筒を含み、尾筒に
給弾ステーションを形成し、尾筒内を可動とした遊底装
置と、遊底装置を銃身に押圧する主駆動ばねとを含むも
のにおいて、主駆動ばねの受ける重量と主駆動ばねのば
ね力と主駆動ばねの往復距離との積を(0,51戸X 
O,5f±15%とし、Iは薬包インパルス、1は重力
の加速度とし、上記重量と初期後座速度との積を0.6
1とし、上記ばね力は遊底装置を往復距離内で構造物に
衝突せずに停止させ、過大後座寸法を薬包の全長以上と
する。
通tIは下式となる。
t (m/a2) 例えば、標準の5.56 X 45 m薬包については
=0.597に、−就 ばね力とは支持重量が後方に動く間に減速し、前方に動
く間に加速する平均値とする。この平均は距離によって
定め、時間ではない。この重量が後方に動く間に打金を
起す等発火機構を動かす時は発火機構のばね力も平均の
一部となる。すべてのばね力平均の代数和がばね力を定
めるが緩衝器は含まない。正確に測定できない摩擦はば
ね力に含めない。ばね力は米国ばね協会の定めた標準ば
ね計算式によって定める。揺動ノ・ンマを使用した支持
重量とばね力と往復距離との積は 釘(EC十BE ) (WC十WH) −1−(EC−
WC+EH−WH) )こ\に、ECは遊底受装置のエ
ネルギ、EHはハンマのエネルギ、 IFCは遊底受装置の重量−1 WHはハンマの重量麺、 ECは平均遊底受装買主ばねカと遊底受装置往復距離と
の積、m訃、 EHは平均ハンマばね力とハンマばね圧縮距離との積、
mKgである。
周知の通り、ハンマとして捩りばねを使用すれば直線値
に直に変換できる。
ばね支持重量とは主ばねによって往復されるすべての部
分の重量を麺で示した。値である。ガス後座鉄の場合は
通常遊底装置、遊底受、主駆動ばねの重量イを含む、更
にAK−47銃等の打金操作ハンドル、Jf−16銃等
の緩衝器を含む。
往復距離とは遊底受装置の許容可動距離をmで示す。距
離は半サイクルで測定する。遊底受が尾筒の前方から後
方に構造物に衝突することなく動く距離とする。
好適な実施例によって、支持重量とばね力と移動距離と
の積を(0,57)X O,5f±5俤とする。
銃は遊底開位置で発射する。
通常と同様に遊底装置には往復遊底受装置に支持された
遊底を含む。通常遊底は遊底受装置に対して所定距離相
対運動する。
遊底遊底受装置は後方に駆動されて主駆動ばねを圧縮し
、遊底受装置は長手方向前方に銃身に沿って延長し、銃
身のガスポート附近に達する。ガスポートに連結したシ
リンダ内のピストンは遊底受装置に後方のインパクトを
4える。
主駆動ばねを取付ける案内装置は前方はガスシリンダ附
近に後方は尾筒後壁附近に延長させる。
案内装置の後端は尾筒後壁内“メし、足前後壁外面は銃
床に接する。
前方又は前部とは銃口の方向を称し、例えば銃床は銃口
より後方にある。
本発明を例示とした実施例並びに図面について説明する
。各図において同じ符号は同様の部品又は部分を示す。
第1図に示す本発明による自動銃の尾筒1の後壁100
に銃床2を取付け、尾筒1の前端に銃身10を取付ける
。ピストル型握り11を止めねじとナツトによって尾筒
1の下面に取付け、前方握り12を銃身10の下面に取
付ける。ピストル型握り11は引金覆い72を介して尾
筒に取付ける。
引金装置78はロッド781に枢支した指作動引金78
0を有する。引金780の盲孔内で作用するばね732
によって非作動位置を保つ。ばね782の一端は盲孔に
接触し、他端は引金ばねリテーナ788に接触する。リ
テーナ788は尾筒に接触する。リテーナ788は引金
780の案内スロット784内に係合する。引金780
の後上面735は通常の逆鉤装置7′−に接触する。逆
鉤装置7の逆鉤700は尾筒の両側壁間を通るロッド7
01に枢支する。逆鉤700を発射不能位置に押圧する
圧縮ばね702は逆鉤700の凹み708と尾筒の基部
に取付けたスタッド704との間に係合する。
遊底受は装置3は尾筒のレール101上に滑動可能とし
、レール101に接触する形状としたブロック800内
に第1図に示す垂直の逆鉤ロックラグ825を銃の長手
軸線の両側に各1個固着し、第1図には1個のみを示す
。ブロック300の頂部に溶接等によってP聖断面形の
板部材801を固着する。P型の頂部は水平であり、P
が上向きに寝た形状とする。P字の囲み部の中にばね圧
を受けたはね返り防止重量を有し、P字の長手方向の脚
に接して主駆動ばね装置802を有する。説明の便宜上
、主駆動ばね装置802は長手方向中心線のように示し
たが、ばね装置802は実際は上から見て長手軸線の右
側にある。主駆動ばね装置802の案内ロッド803は
円形断面の両端部804.805を有し、両端部804
.8050間に平行の平面部806を有する。P型部材
80・1のブロック800から離れた端部のブツシュ8
08にばね807を係合させる凹み809と、案内ロッ
ド808の端部304に滑動係合する円形断面の凹み8
10とを有する。主駆動ばね807のブツシュ308と
反対側端部の係合するカラー311は横方向ピン812
によって案内ロッド808に固着される。カラー811
の目的はばね807の端部リテーナとなると共に尾筒後
壁、100のラグ102に案内ロッド808の後端を支
持する。横ピン812は尾筒の側壁のスロットを通って
延長し、ピン312を前方に滑動させてラグ102から
カラー811を取外した後に滑動取付とした後壁100
を外し得る構成とする。
ブロック800内と銃身の長手軸線に一致して撃針81
8を取付け、圧縮ばね814によって後方位置に押圧さ
れる。撃針818の動きの範囲を制限するために撃針に
形成したスロット815を横ピン816と共働させる。
ばね814と横ピン816とは撃針取外用が主目的であ
る。
撃針の前部を囲む遊底817はブロック300内で銃身
の長手軸線上を滑動回転可能とし、遊底受は装置3に対
して可動とする。遊底817に形成したカムピン318
はブロック800に形成した図示しないカムスロットに
通常の通りに係合する。更に、遊底317に通常のエセ
クタビン819を銃身長手軸線の左方に取付け、コイル
ばね820によってピン819を前方に押圧する。ピン
819の前方の動きの限度はピン819のスロットに係
合する止め821によって定める。長手軸線の右側のば
ね作用を受けた図示しない爪を遊底317に取付け、作
動量薬莢の袖筒溝に係合して薬莢を銃身延長部110内
の薬室109から取出す。銃身延長部110の後端のロ
ックラグ111は遊底317のラグ322に係合し、カ
ムピン818がスロット内を動いて遊底817が回動し
た時に遊底のラグ822がラグ111に係合し遊底81
7が後方に動くのを゛防ぐ。銃身延長部の下方内面に形
成した給弾斜面114は薬包が薬室109に入るのを容
易にする。銃身延長部110は銃身10に銃身の外ねじ
て固着し、ブロック118によって銃身を尾筒1に連結
する。
銃身10に沿って所定距離としたガス装置9の後方に傾
斜したガスポート900はガスシリンダ901内のピス
トン902に連通する。ガスシリンダ901は通常の照
星装置95と、ガスシリンダ901を尾筒1に一致させ
るブツシュ904との間に取付ける。圧縮ばね908は
ピストン902を照星装置95の方向に前方に押圧する
。案内ロッド808は銃身延長部の前方に延長し、端部
;5804はブツシュ904に接する。遊底受は装置が
前端位置にある時はピストン902はP型部材801の
前端ブツシュ808にはy接する。
第1図に示す銃に熱間取付部96と、尾筒の右側に取付
けた搬送ハンドル97と、銃身取付ラグ98と、閃光防
止器99とマガジン4とを有しマガジン内の鎖線で示し
た薬包499は給弾スペース108に入る姿勢である。
これらの部分は既知の構成とすることができる。
第1図に示す銃は尾筒の左側に装填ハンドルを有し、遊
底、遊底受は装置は開位置にあり、銃は発射可能位置で
あり、遊底受は装置8は逆鉤700がラグ825に係合
して後方位置を保持し、後述する通り、過後退は薬包の
長さより著しく小さい。
作動に際して、各部が第1図の位置にある時に、引金7
80を後方にばね782に抗して引き、面785はロッ
ド781を中心として時計方向に回動し、そのため、逆
鉤700を傾動させてラグ325を解放し、遊底受は装
置3は解放さ゛れて主駆動ばねに後座に際して生じた力
によって前方に動く。遊底受は装置8が前方に銃身延長
部110に向けて動く間に遊底の下縁は薬包499をマ
ガジン4から抽き出し、遊底受は装置が更に前進すれば
、薬包499は給弾傾斜114に乗り、薬包は薬室10
9に入る。遊底ラグ322が銃身延長部ラグ111に係
合すれば、通常遊底のラグ822に係合する図示しない
ロック部iが遊底の回動を防ぎ、図示しない部材がロッ
ク部材を後方に押して遊底を解放し、カムスロットに沿
うカムピン818によって遊底は回動する。遊底817
の回動は遊底のラグ822を回動させて銃身延長部11
0のラグ111にロック係合させ、遊底817を後方に
動かないロックとする。この時薬包499は薬室109
にロックされ、排出ピン819は後方に押され、遊底受
は装置8が更に前進すれば撃針318を薬包の後部に衝
突させて薬包を発火さセル。この時P型部材801のブ
ツシュ808は端部804の前部とはソ同じ平面にある
薬包が発火すればガス圧を生じ、弾がガスポート900
を通過すれば加圧ガスはポー)900に入りシリンダ9
01内で膨張する。シリンダ901内の圧力はピストン
902を後方に駆動する。ピストン902は通常案内ロ
ッド808のブツシュ808に接触する。実際は公差の
関係で両面間には僅かな間隙がある。ブツシュ808は
後方に駆動されて主圧縮ばね807を圧縮する。ピスト
ン902の後座寸法は遊底受は装置8の後座寸法よりも
著しく小さく、ピストンは肩部に接触して停止するが、
遊底受は装置はガス装置による加速間に質量内に貯蔵さ
れたエネルギと推力とによって後座運動を続ける。弾が
銃身を出れば銃腔内のガス圧力は直に低下するため、ポ
ートの位置及びガスシリンダ901に入り得るガス量は
注意深く定める。
遊底受は装置3の後方運動によってカムスロットはカム
ピン818を再び通らせ、遊底ラグ822mさせて銃身
延長部ラグ111から外す。遊底受は装置が更に後座す
れば、遊底817を引込め、遊底に取付けた図示しない
袖筒爪は発射位置では薬包の袖筒溝に係合しており、薬
包を後方に抽き出し、薬室109から取出す。遊底受は
装置8が更に後座すれば、9薬−は尾筒の右側の図示し
ない排出スロットに一致する。空薬莢の左側にオフセッ
トした排出ピン819と薬莢の右側を保持する遊底の爪
がばね820の作用と組合されてピン819を前方に押
出し、薬莢は排出スロットから排出される。更に遊底受
は装置が後方に動けば、マカシン内の上端の薬包が露出
しラグ825は逆鉤700の後部を超えて銃を再び発射
位置とする。−6自動サイクルにおいては上述の通り、
遊底後座肩部が給弾ステーション内の薬包の後部を通っ
て動く距離は好適な例として薬包全長の約1.8倍であ
る。薬包全長は弾薬マガジンの前後方向内部寸法である
。この好適な例での過後座は薬包全長の1.8倍とした
が、現在のガス後座銃では過後座を薬包全長の0.8倍
以上とした例はない。本発明によって過大な過後座とし
た利点については後述する。
引金780を引いているとすれば、引金を放して逆鉤7
00がラグ826に再び係合するか、又は弾薬を消費す
るかまで発射が続く。引金は引いているとすれば、遊底
はサイクルの終りに銃身延長部にロックされた状態とな
る。
本発明の著しい特長として、遊底受装置3は主駆動ばね
807の作用のみによって減速され、既知のガス後座自
動銃のように遊底受装置が後部尾筒壁100に衝突する
ことはない。更にM16銃等の緩衝装置はない。
摩擦、銃身、熱、ガス装置の漏洩、火薬性能の不揃い等
の変化があっても所要サイクルを行なうために、すべて
の既知のガス後座自動銃は遊底受装置を過後座させる。
即ち、ガス装置が遊底受装置に与えるエネルギは給弾ス
テーションを超えるための工法ルギよシ大であり、前述
の過大運動を行なう。過大運動を行なうために、既知の
ガス後座銃はすべて、給弾ステーション通過後に遊底受
装置が尾筒後壁に衝突する構造とし、緩衝器を介挿して
衝撃を緩和する。それでも機械的衝撃が生する。
銃が汚損した時は、ガス装置漏洩、火薬が弱い時でも作
動を確実にするために過大エネルギは必要であり、遊底
受装置は十分なエネルギを受けて給弾装置を過後座する
。銃が清掃され十分に潤滑され、ガス装置は最小の漏洩
であり、火薬は十分な力がある時は既知の銃は遊底受装
置が尾筒後壁で停止した時に大きな衝撃を生ずる。すべ
ての作動条件において遊底受装置は給弾ステーションを
過ぎて後座する必要があり、これによって悪条件下でも
銃は信頼性ある機能を行なう。
本発明の銃では火薬のインパルスのイは遊底受装置を後
方に動かすために使用され、これによって十分な過大エ
ネルギが給弾ステーションの後方に動くことを最大の悪
条件下で可能となり、銃の潤滑が良い等の最も良い条件
下では長い過後座と主駆動ばね力が遊底受は装置に与え
たエネルギを吸収する。遊底受装置のエネルギは主駆動
ばねによって吸収されるため、遊底受装置は主駆動ばね
によって停止し尾筒後壁には衝突しない。
上述の条件を第21,2B、8A、8B図と示し、第2
A図は既知のガス後座銃の最大後座条件を示し遊底受装
置3′は尾筒後壁100′に衝突して次の薬包499′
を給弾する。既知の銃が尾筒後壁に衝突しない程度の後
座の場合は第2B図に示す通り次の薬包を給弾し得ない
程度の後座となる。更に前文で述べた通り、遊底受装置
に過大エネルギが加えられて後方に駆動され尾筒後壁で
はね返る時に大きなエネルギとなる。次の薬包が所要給
弾位置まで上る時間が減少し、給弾しないことがある。
これに対して、本発明では過大後座寸法を薬包全長以上
とする。第3A図は本発明による最大後座位置を示し、
遊底受装置3は尾筒後壁100に衝突しない。第3B図
は悪条件下での最小後座条件を示し、本発明による過後
座寸法より小さいが、次の薬包の給弾には十分である。
勿論尾筒後壁には衝突しない。本発明によって過大後座
としたことによって広範囲の適応性があり、摩擦の44
チ増大又はガスエネルギの44チ減少でも作動し、oo
X 所要サイクルを行ない次の薬包の給弾を行なう。
この広い適応性は既知の銃では達成不可能であり、尾筒
後壁には衝突しない。
本発明による過大後座の他の利点は、マガジン内の薬包
が給弾位置に上昇するための十分な時間が得られ、所定
ばね力で多数の薬包をマガジンに保持できる。この点で
、マガジンは通常絞り位置があり、遊底受装置の抜出作
用と、マガジン内で薬包を絞り位置に押圧するばね力と
の相互作用で押出される。この絞シ装置は通常は2枚の
舌状部であり、薬包は軸線方向のみに抜出可能である。
即ち、薬包は遊底の前方方向のみに滑動し、遊底作動量
薬包を舌状部、d=ら滑動させる。この間、マガジンば
ねはマガジン内のすべての薬包を横方向に押して最上部
の薬包は遊底の経路内に遊底が発射準備位置となった時
に入る。次に遊底は前方に動き薬包を薬室に入らせる。
遊底が戻るまでに動く時間が長くなればヤガジノ内収容
数を増加できる。収容数を大にすゐためにはマガジンば
ね力を大にしてもよいが、この場合は遊底に対する側方
の摩擦力による抗力増加が生じ、望ましくない。
更に、マガジンばね力を大にすればマガジンに最大数の
薬包を装入した時のばね応力が増し、ばねの永久変形、
疲労が大となる。
本発明による過大後座とした利点を更に説明する。第4
A、4B図は既知のガス後座銃を示し、遊底受装置8′
は最大後座で尾筒後壁100′に衝突する。第4A図は
遊底受装置3′の受けたエネルギはE=1とし、尾筒後
壁に単に接触したとする。この時のサイクル時間T=1
となる。第4B図においては遊底受装置3′の受けたエ
ネルギはE−8とし、尾筒後壁に衝突するため後壁から
はね返り、このため遊底受装置の合計サイクル時間は 
T=’/”i−’ff=0.82となる。
この場合、衝撃が運動を妨害しない時の運動時間がJ「
であり、ばね返シのための時間減少がJT となる。
遊底受装置が後壁に衝突すれば、エネルギ量が大となれ
ばサイクル時間は短くなり、衝撃が生じない時はエネル
ギ量が増せばサイクル時間は長くなる。この条件は著し
く有利であり、次の4種の利点が得られる。
1、衝撃がないため、後述する一定後座が得られる。遊
底受装置の後部衝撃がないこと自体は一定後座とならな
いが、緩衝器又は後壁に衝突すれば一定後座となること
はない。
2、時間の増加は発射速度の減少となり、平均後座力は
比例して減少し、制御性、精度は大と々る。
3、時間T1特に給弾時間を大にすることは大容量マガ
ジンを使′用でき、銃の発射能力を大にする。
4、エネルギの増加は銃を上述の各悪条件で作動可能と
なる。即ち銃が汚損されても遊底受装置は十分に作動す
る。反射に銃の清掃が良く、潤滑が良ければ、過大エネ
ルギは単に主ばねを大きく圧縮するだけであり、遊底受
装置は銃の機能上必要とするより後方に動く。各種粂件
下で銃の信頼性は高くなる。
マガジン給弾時間以外では、銃サイクルのすべての他の
機械的機能は衝撃に無関係にエネルギ増加と共に大にな
る。しかし、この考察はマガジン給弾時間が銃サイクル
の連続性に対して重要であるため、この時間の減少しな
いことが条件になる。
上述によって明らかにされた通り、所定ばね力と遊底受
装置の往復質量について、遊底受装置が尾筒後壁を衝撃
せずにサイクル時間とエネルギとを増加するには遊底受
装置の運動距離を増すことによってのみ得られる。
遊底受装置の運動距離をサイクル時間に関して増加する
利点は本発明の銃によって得られ、第5A、5B図に示
す。第5A図は遊底受装置に加えたエネルギE=1の場
合であり、サイクル時間は7’=1である。第5B図は
エネルギE=8として遊底受装置に与え、遊底受装置の
後座距離は大きく、尾筒後壁100に衝突しない。E=
8とした効果は単にサイクル時間r=J”r=1.rs
となるだけである。即ち、既知の銃ではエネルギが増加
すればサイクル時間は著しく減少し、薬包が給弾スペー
スに上る時間が減少するのに対し、本発明ではエネルギ
増加の場合に単にサイクル時間が増加する。かくして、
既知のガス後座銃に比較して過大後座を行なわせ、遊底
受装置が尾筒後壁に衝突しない組合せによって、本発明
は既知のガス後座銃に比較して多くの利点が得られる。
本発明の他の特性の作動原理を以下説明する。
本発明の他の適用性と利点は以下の反別を満足すること
によって定まる。次の原理は正確であり、本発明の理解
に有効である。
銃が発射された時は弾丸のインパルスに等しい後座イン
パルスを生じ、力と時間の積となる。しかし、これは銃
と弾丸が同じエネルギを意味するものではなく、銃は弾
丸の1000倍の重量があり、弾丸のエネルギのイ・。
0で同じインパルスを生ずる。即ち、重い重量物に高い
インパルスを与えるのは極めて小さなエネルギとなる。
発射の瞬間に薬包のインパルスと等しいインパルスで銃
は突然前方に引かれるとすれば、後座は生ぜず、これは
銃が遊底後座銃のように剛性構造であっても反衝後座型
銑のように銃身が自由後座する場合でも同様である。こ
れは運動が生ぜず、使用者に力が伝達されないためであ
る。この前方推力が銃に対して重い重量によって伝達さ
れれば僅なエネルギを必要とするだけである。ガス後座
銃に発火の際に急激な前方推力を及ぼす時は次のことが
起る。
第1は、遊底が銃の延長部に衝突して銃身を前方に駆動
する。
第2は、弾丸が銃身内ガスポートを通過する時に高圧′
ガスはガスシリンダに入り、ピストンを駆動し、遊底受
装置を後方に加速し、同時に銃身を前方に押す。
遊底受装置はロックされた剛性構造物ではなく、この後
方インパルスは主駆動ばね807をのみを介して銃に伝
達される。銃を前方に押す2種の要件が組合されて発射
インパルスに等しい組合せインパルスとなれば発射の瞬
間の間は使用者に衝撃荷重は伝達されない。これ以外に
、後方に動く遊底受装置に蓄積されたインパルスは主駆
動ばねを経て使用者に緩やかに伝達される。
第6A図は本発明の銃の自動発射の際の遊底開位置を示
す。遊底受装置8はガスビス)/902によって発射イ
ンパルスの×に等しい後方インパルスを受けたものとす
る。発射インパルスを1とする。主駆動ばねは遊底受装
置8の後方運動間に蓄積されたエネルギに耐え、駆動ば
ね301の力は遊底受装置を緩やかに停止させ、遊底受
装置は他の部分に衝突しないものとする。
第7A図に示すグラフは横軸を時間Tとし、縦軸を反力
81反反力CRとする。銃の全サイクルは点線Sの左側
で2サイクルとし、新しいサイクルの開始時にばね80
7によって尾筒後壁1oOに0.51の定常推力が作用
する。
主駆動ばねは一定圧力を生ずると仮定されれば、0.5
1の力は一定である。遊底受装置8が銃身延長部100
に衝突した時は第7B図に示す通り、0.5■のインパ
ルスが前方に作用し、第7B図には0.5■の反力スパ
イクとして示され、第6B図に示す位置である。ここで
薬室内の薬包499が発火して前方及び後方に1■のイ
ンパルスを作用し、第6C図に示す。銃身が開放である
ため、前方インパルス1■は弾丸のみに作用し、銃には
作用しない。後方反跳インパルス11はロックされた遊
底を経て尾筒に伝達され、尾筒後壁は第7C図に示す正
のスパイクとして11の反力を受ける。
弾丸がガスポート900を通過し第6D図の位置と々れ
ば、ガスはガスシリンダ901内に流入する。前方及び
後方に対するガスシリンダ内のガス圧力はガス装置の寸
法を適切に選択すれば前方及び後方に0.51のインパ
ルスを作用する。しかし、遊底受装置8と主駆動ばね3
07との組合せけ後方に向うインパルスを尾筒後壁10
0に伝達するには時間がかかるため、銃に対する第1の
効果は前方向けの0.51のインパルスであり、これに
よって発射の瞬間のIFの反跳インパルスをイに減少さ
せ、反力緩和効果を生ずる。第6D図の位置に対応する
インパルスのグラフは第7D図に示し、反反力として0
.5■が追加される。
遊底受装置が第6E図の位置にあり、後方に動いている
間は、−圧は既に銃身を離れたため、前方へのガスイン
パルスは解放され、ガスピストン902の与えた漬方向
きの0.5夏のインパルスが遊底受装置から主駆動ばね
807を介して尾筒後壁100に伝達され第7E図に示
す通り、比較的一定の力の後座インパルスα5■が尾筒
後壁に作用する。主駆動ばねは十分大きな撓み寸法と力
とを有し、後方に動く遊底受装置を減速し、後壁1.0
0に衝突する前に停止させる。第7E図に示す1サイク
ル完了において、第6C,’IC図の薬包発火の反跳イ
ンパルス1■は第68.’IB図、第6D、TD図に示
すほぼ同時に生ずる2個のインパルスα5Iによって相
殺される。即ち、1サイクルS〜S1の間に生ずるイン
パルスは、0.51−0.5  I+1 1−0.5 
 I+0.5 1=1 1  であり、平均インパルス
が遊底受装置の全サイクルに亘って生じ、発火反カイ/
パルスIIは0.51の2個の反反カスパイクによって
相殺される。かくして、尾筒後壁にはほぼ一定の推力が
生じ、使用者に伝達される。即ち、銃の使用者はほぼ一
定の後座力を受ける。この力がほは一定であり、銃の制
御性が良くなるため照準は著しく容易になり、既知のガ
ス後座銃に生ずるインノくルスのスパイクを使用者が受
けることはない。第81,88図は既知のガス後座銃の
第6A−E同第7A−E図と類似の部分から成る銃を示
し、遊底受装置8′は第6E17E図に相当する位置と
する。
既知の遊底受装置8′と駆動ばね807′とは本発明の
特性を有する設計でなく、遊底受装置は、既知の緩衝器
を介して尾筒後壁に衝突する。第8B図に示す全サイク
ルS〜S1は2回の発射後の1サイクルである。サイク
ル開始点Sにおいて、遊底受装置8′は尾筒後壁100
′に薬包インパルスによって衝突し、後壁に反力スパイ
クAを生ずる。駆動ばね力は一定とみなし、遊底受装置
は前方に動いて銃身延長部に衝突する。0・51より小
さい反攻カインパルスが生ずる。次に薬包が発火して反
力インパルス11が生じ、次に反攻カインパルスは0.
51より小さくガスシリンダ901′内のガス膨張によ
って生ずる゛。遊底受装置8゛′はピストン902′に
よって後方に駆動され、ばねガは一定とみなす。通常の
サイクル距離の設計によって、支持重量とばね力の組合
せから遊底受装置8′は尾筒後壁に衝突して反力方向の
ス/ぐイクを生ずる。
第9図は本発明による銃の多数のサイクルの作用力を示
し、連続した直線となる。遊底受装置は尾筒後壁にほぼ
一定の定常推力を生ずる。第10図は既知のガス後座銃
を示し、一連の反カスノfイクが尾筒後壁に作用する。
何れの場合にもグラフの実線下方の面積は1サイクル当
り1■のインパルスを示し、第10図の場合はインパル
スは一定でなく、銃の制御可能性を阻害する。尾筒壁に
対する定常推力はほぼ一定であるため一定反力と称し得
る。
本発明の他の特長は、ガスピストンの作動、遊底受装置
の後方運動、遊底受装置の前方運動、銃身延長部に対す
る遊底受装置の衝突に必要な正確な値をイインパルスが
形成することを理解することによって知り得る。乙の式
は銃の設計に特有の項目によって表現され、1個の既知
の値即ち東包のインパルスと8個の未定値即ち遊底受の
1サイクル間の運動距離、遊底受装置を加速減速するば
ね力と、遊底受装置の重量とを使用する。
この式は一定反力を基礎とし、遊底受装置が尾筒後壁に
衝突せず、これは過大後座を行なうことのみによって得
られる。前述した通り、遊底受装置の過大後座を得るた
めには、所定ばね力に対して過大エネルギを必要とする
が、遊底受装置がエネルギを消費し得る過大距離なしに
過大エネルギとすれば衝突が生じ、制御性、信頼性、火
力を大にする機会は失なわれる。信頼性と火力とは遊底
受装置のエネルギE!ic関連し、制御性はエネルギと
薬包インパルスに関連する。薬包インパルスIと遊底受
装置エネルギEとを組合せて1個の式とし、次の手順に
よって一定反力の基準となる。
ここにWは後座重量、gは重力の加速度、Vは遊底受速
度である。
エネルギEは、サイクル距離りとばね力Fの積となる。
それ故エネルギEの式は下記となるDXF=二 2g 第2段階二Eの式のVを上述の式から置き換えれば、 第8段階:  I=−>1 とおけば ()xp−一二uuユ上口し X2 第4段階二重式から、 D−F−W=(0,51)″X0.59第5段階:既知
の薬包インパルスを標準の5.66X45mの薬包で0
.5974− sacとすれば り、F、W−(0,5xα597)”X11に5X9.
81=o−487m・&p−峠第6段階:未知の項り、
FSfKついては採用可能の銃の寸法範囲とする。仁の
式を既知のガス後座銃に適用すれば、本発明の第2の特
長を満足させるには大部分の既知のガス後座銃よりもD
F′Wの値は著しく高くなる必I!がある。後座距離を
大にすることによって利点が得られる。本発明にょつて
、最も好適な組合せは、後座距離0.17m。
遊底重量0.499に9とする。式(1)から、ばね力
は5.154&4H力、5.154X9.81=ニート
ン=50.561ニユートンとなる。本発明銃の開発型
では上述の値を使用し、既知のガス後座銃と比較発射試
験を行なった。この型は既知の銃より2.8 : 1の
割合で良い命中精度を得た。
本発明は手持銃として説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、航空機に取付けることもでき、大き
な口径とすることもできる。更に、本発明の銃はハンマ
なしの銃として説明したが遊底閉鎖位置作動のハンマ発
火自動銃とすることもでき、第1の薬包を発射した後に
遊底受は遊底開位置から動く。この種ハンマ発火銃は選
択的に半自動モードで作動させることができ、本発明は
全自動ガス後座銃に限定されない。しかし、半自動では
本発明の第2の特長である制御性の効果は完全には得ら
れない。
本発明の他の特長について更に説明する。
反力後座銃の往復質量は遊底と銃身の合計重量である。
吹返後座銃の往復質量は遊底重量である。
ガス後座銃の往復質、量は主駆動ばねの復座させるすべ
ての部品の重量である。
反力及び吹返後座銃は同じ原理を使用して一定反力、即
ち自動発射間の一定反力を得る。
反力及び吹返後座銃が往復質量の休止位置で発射されれ
ば、質量は後方に加速されてインパルス即ち質量と′速
度の積が薬包のインパルスに正確に等しくなる。これは
望ましくない、一定でない反力となる。理想的条件は薬
包インパルスの名で質量を後方に加速する。このために
質量が前進中に薬包を発火させる。前方に動く質量の速
度が薬包インパルスの百に等しければ、薬包は質量を停
止させるために百のインパルスを消費し、残りのイのイ
ンパルスで質量を後方に駆動する。質量は前進間は剛性
構造物に衝突することはなく、銃に十分の後座ス被−ス
とばね力があれば質量は後方運動間に緩やかに停止し後
部の剛性構造物に衝突しない。この発射原理は前には反
力相殺と称され、公認の誤称である。薬包の全反力イン
パルスは剛性構造に伝達されているが、この伝達は全サ
イクル時間に均等に分布される。剛性構造物には衝突は
生じないので、運動質量の動インパルス、質量と速度の
積、はくね力によって銃に伝達され、靜インパルス、力
と時間の積、に変化する。質量がイインパルスで後方に
始動すれば、質量をゼロ速度まで減速するためのばね力
と時間の積は、ばねが%インパルスで質量を前方に加速
するに必要な力と時間の積に等しい。
後方に運動する質量を減速する間、ばね力は剛性構造物
を後方に押し、質量を前方に加速する間も同様に構造物
を後・方に押す。銃の剛性構造物は質量が後方に動く間
にイインパルスを受け、質量が前方に動く間にイインパ
ルスを受け、反力と時間の積とした全インパルスを合計
として受ける。
反力及び吹返銃と同様にガス後座銃が同じ円滑なインパ
ルス伝達を行なうとすれば、往復質量は%のインパルス
で後方に動き、主ばねによって減速されて速度上口とな
り、次に%のインパルスで前方に加速され、発射する。
かぐして質量の後方前り運動間尺カイノパルス全量を受
ける。この点では反力及び吹返銃と同様であるが、往復
質量が銃身延長部に近接した時は全く異なる作動となる
實μは銃に対して反力インパルス全量を正確に伝達する
力学的要件を満足するが前方に動く質量は’/ffiイ
/パルスであり、発火の瞬間での薬包インパルスの反力
相殺を行なう必要がある。このことはほぼ瞬間的に生起
する。
1、質量はインパルス即ル 衝突して前方に駆動する。
2、同じ瞬間に銃身内にロックされた薬包が発火してイ
ンパルス即銃身を後方に駆動する。
3、弾丸が銃身内を半部まで動き、%インパルスに加速
され、ガスポートを通過し、ガスはガスシリンダに入り
質量を後方に銃身を前方に夫々イインパルスで駆動する
上述の3種の現象は時間的に有効に重なり、2回の前方
向けのイインパルスは発火インパルスを有効に相殺し、
質量は後方に動いてサイクルを完成し、動インパルスは
MVをばねを経て剛性構造物に靜インパルスFTとして
伝達する。
反力相殺の効果によって同じ一定の静反力となるのは3
種の銃のすべてについて同様であるが、ガス後座銃の場
合のみに前進量剛性構造物に衝突するのが本質的に必要
であり、他の2種では生じない。
ガス後座銃の場合には発射の瞬間に質量は常に停止状態
にある。ガス装置は同じ量のインパルス即ち%インパル
スを質量に伝達するように定め、質量は常に同じ速度で
後方に動き始める。もし、第1弾が質量の前進して休止
位置即ち遊底閉鎖位置で生ずれば、質量は後方に加速さ
れ、次々の発火と同じ速度である。この場合に第1の発
射は反力相殺効果がなく、発射前に前方に動く質量が銃
身に衝突しない。このため、第1の発射については剛性
構造物に対する急激な反力効果を生ずる。
しかし、次々の発射は反力相殺と一定反力が得られる。
反力又は吹返後座銃が往復質量前方停止位置で発射され
れば、ガス後座銃と同様の急激な第1発反力が生ずるだ
けでなく、質量は全イ/パルスで後方に駆動される。こ
の場合後方速度は前のサイクルの前方に進む質量の速度
との差となるためである。第1発が同期外となって次の
散発の発射に影響して俗称ギャロップ状態となった後に
定常発射に戻る。第1発の場合の質量速度が速いため、
定常の薬包供給排出に影響するため、高速及び定常速度
に共に適合する機能を必要とする。
これらの問題点を解決するためにはすべての自動銃は遊
底間の位置で発射する必要がある。往復質量は発射停止
の時に後方位置に保持する。これは最後の発射のイイン
パルスを残し、引金を引いて次の発射を行なう時には質
量はばねによって前方に加速され、第1発は次の発射と
同様に反力相殺される。
遊底間の発射は全自動のみで使用する武器に対しては適
当であるが、半自動で1発宛の発射を行なう場合には問
題がある。1発の発射は正確であることを必要とするが
遊底開位置で発射すれば、実際の発射が行なわれる前な
反力効果を生じ、銃は振れて射撃は不正確になる。それ
故、自動、半自動選択の銃は遊底閉位置で単発を発射し
、遊底開位置で自動発射を行なう必要がある。
ガス後座銃は8種の銃の中で、正確な1発発射を可能に
し、全自動で反力相殺を行ない、自動半自動で信頼性あ
る作動を行ない、同じ量のインパルスで遊底受を後座さ
せ、発射が遊底開位置であっても遊底閉位置であっても
遊底受の速度とエネルギが等しい、点では唯一の銃であ
る。
反力相殺は反力及び吹返後座銃では既知であるが、作動
上の根本的差異があり、現在までガス後座銃に適用され
た例はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガス後座全自動銃の縦断面図、第
2A、2B図は既知のガス後座銃の最大最小後座寸法を
示す図、第8A、8B図は本発明による最大最小後座寸
法を示す図、第4A、4B図は既知のガス作動銃の薬包
エネルギの差の効果を示す図、第51,5B図は本発明
銃の第4A。 4B図に対応する図、第6Aないし6B図は本発明銃の
遊底開位置からの発射のサイクルを示す図、第7Aない
し7B図は第6Aないし6B図に対応して力と時間関係
を示すグラフ、第8A、88図は既知のガス後座銃の遊
底開位置からの発射の作動を示す線図とグラフ、第9図
は本発明銃の使用者に作用する力を示すグラフ、第10
図は既知のガス後座銃の使用者に作用する力を示すグラ
フである。 1  尾筒 2  銃床 8  遊底受装置 4  マガジン 7  逆鉤装置 9  ガス装置 10  銃身 73  引金装置 100  尾筒後壁 108  給弾ステーション 109   薬室 110   銃身延長部 801  P型部材 308  ロッド 807  主駆動ばね 818  撃針 317  遊底 499  薬包 900  ガスポート 901  ガスシリンダ 902  ガスピストン 特許出願人  チャータート・インダストリーズ・オプ
・シンガポール・プライベート・ リミテッド (外2名) Fig、2A FiQ、2B Fig、3巳 し 0C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ガス後座鉄に一端の後壁(100)と他端の銃身
    (10)とを有する尾筒(1)を含み、尾筒に給弾ステ
    ーション(108)を形成し、尾筒内を可動とした遊底
    装置(8)と、遊底装置(8Jを銃身に押圧する主駆動
    ばね(80?)とを含むものにおいて、尾筒(1)と遊
    底装置(8)とは遊底過大後座寸法を薬包(499)の
    全長以上となるようにすることを特徴とするガス後座鉄
    。 2 前記遊底過大後座寸法を薬包全長の1.8倍とする
    特許請求の範囲第1項記載の銃。 a ガス後座鉄に一端の後壁(100)と他端の銃身(
    10)とを有する尾筒(1)を含み、尾筒に給弾ステー
    ション(108)を形成し、尾筒内を可動とした遊底装
    置(8)と、遊底装*(8)を銃身に押圧する主駆動ば
    ね(80?)とを含むものにおいて、上記主駆動ばねの
    受ける重量と主駆動ばねのばね力と主駆動ばねの往復距
    離との積を(0,57)2×0.5f±15−とし、I
    は薬包インパルス2は重力の加速度とし、上記重量と初
    期後座速度との積を0.51とし、上記ばねカは遊底装
    置(8)を往復距離内で構造物に衝突せずに停止させ、
    過大後座寸法を薬包(499)の全長以上とすることを
    特徴とするガス後座鉄。 ζ 前記薬包インパルスIは下式 とする特許請求の範囲第8項記載の銃。 & 標準の5.56X45+m薬包に対して前記I=0
    .597 Kp−wとする特許請求の範囲第8項又は第
    4項記載の銃。 a 前記ばねの受ける重量とばねカとげね往復距離との
    積を(0,51)”×0.5 f±5%とする特許請求
    の範囲第3項記載の銃。 7 前記針を遊底開位置から発射する特許請求の範囲第
    8項ないし第6項の1項記載の銃。 & 前記遊底装置(8)を銃身(1o)方向前方にて銃
    身のガスボー) (900)附近に延長し、ポートに連
    結したシリンダ(9013内のピストン(902)に接
    触して遊底装置に後座インパクトを生ずるようにする特
    許請求の範囲第8項ないし第7項の1項記載の銃。 9、前記主駆動ばね(807)を案内装置(808)K
    係合させ、案内装置(808Jは前方は前記シリンダ(
    901)附近に後方は前記尾筒後壁附近に延長させる特
    許請求の範囲第8項記載の銃。 10、前記案内装置(808)の後瑞位置を尾筒後壁(
    ZooJ内とし、尾筒後壁外面に銃床(2)を接触させ
    る特許請求の範囲第9項記載の銃。
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