JPS588404B2 - 難燃化ポリブタジエンの製造法 - Google Patents
難燃化ポリブタジエンの製造法Info
- Publication number
- JPS588404B2 JPS588404B2 JP1829576A JP1829576A JPS588404B2 JP S588404 B2 JPS588404 B2 JP S588404B2 JP 1829576 A JP1829576 A JP 1829576A JP 1829576 A JP1829576 A JP 1829576A JP S588404 B2 JPS588404 B2 JP S588404B2
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- Japan
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- polybutadiene
- flame retardant
- flame
- rubber
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は末端ヒドロキシル基含有液状ポリブタジエンを
ホスホニトリルクロライド系化合物による架橋によって
三次元網状化すると共に難燃化する方法に関する。
ホスホニトリルクロライド系化合物による架橋によって
三次元網状化すると共に難燃化する方法に関する。
一般に汎用ゴムは非常に発火しにくい物質ではあるが、
一旦着火燃焼し始めると消火が非常に困難であるばかり
か、高湯に加熱されると分解によって発生した燃焼性ガ
スのために危険性さえ有する欠点がある。
一旦着火燃焼し始めると消火が非常に困難であるばかり
か、高湯に加熱されると分解によって発生した燃焼性ガ
スのために危険性さえ有する欠点がある。
このようなことからポリウレタンゴム等はロケット用の
固体燃料の一部として用いられている程である。
固体燃料の一部として用いられている程である。
ゴムのこのような燃焼性はある種の用途ことにケーブル
シ一トやビルディングのカーテンウオール等のほか、鉱
業におけるコンベヤーベルト等で重要な問題となってい
る。
シ一トやビルディングのカーテンウオール等のほか、鉱
業におけるコンベヤーベルト等で重要な問題となってい
る。
権威者によればコンベヤーベルトの発火による火災は3
2%にも達すると指摘されている。
2%にも達すると指摘されている。
汎用ゴムとして現在クロム化ゴム(塩素含有量51%)
、ポリクロロプレン、クロルスルホン化ポリエチレン、
弗化ゴム等の難燃性を有するゴム類も知られており、事
実クロル化ゴム等は自身自己消化性を有しているが実用
においては可塑剤、安定剤、その他各種充填剤の混用に
より難燃性が低下するため更に難燃性が必要となる。
、ポリクロロプレン、クロルスルホン化ポリエチレン、
弗化ゴム等の難燃性を有するゴム類も知られており、事
実クロル化ゴム等は自身自己消化性を有しているが実用
においては可塑剤、安定剤、その他各種充填剤の混用に
より難燃性が低下するため更に難燃性が必要となる。
またポリクロロブレンも難燃性が不充分であり、酸化ア
ンチモン、水和アルミナ、硼酸亜鉛のような無機系難燃
剤、トリクレジルホスフエート、ハロゲン化アルキルホ
スフエートのような有機系難燃剤の添加によって難燃性
の改良が必要なのが実状である。
ンチモン、水和アルミナ、硼酸亜鉛のような無機系難燃
剤、トリクレジルホスフエート、ハロゲン化アルキルホ
スフエートのような有機系難燃剤の添加によって難燃性
の改良が必要なのが実状である。
しかし、難燃剤の添加により物性が低下したり、ブリー
ドの問題を生じる等の欠点を有している。
ドの問題を生じる等の欠点を有している。
一方、末端にヒドロキシル基、カルボキシル基、メルカ
プト基、エポキシ基等の反応性官能基を有するポリイソ
プレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ジメチル
ポリシロキサン、ポリエステル、ポリエーテル等の液状
ゴムは一般汎用ゴムよりも簡単な装置で加工できる利点
を有している。
プト基、エポキシ基等の反応性官能基を有するポリイソ
プレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ジメチル
ポリシロキサン、ポリエステル、ポリエーテル等の液状
ゴムは一般汎用ゴムよりも簡単な装置で加工できる利点
を有している。
すなわち、一般汎用ゴムで必要とされている素練り工程
が不要であり、プラスチック成型工業と同様に工程の機
械化、自動化、連続化が容易である利点を有するほか、
注型成等が可能で成型加工性に優れる等の工業化におけ
る大きな特徴を有する。
が不要であり、プラスチック成型工業と同様に工程の機
械化、自動化、連続化が容易である利点を有するほか、
注型成等が可能で成型加工性に優れる等の工業化におけ
る大きな特徴を有する。
そこで本発明者は上記特徴を有する末端ヒドロキシル含
有液状ポリブタジエンの難燃化につき鋭意研究の結果、
本発明の方法に到達した。
有液状ポリブタジエンの難燃化につき鋭意研究の結果、
本発明の方法に到達した。
すなわち、本発明は末端ヒドロキシル基含有液状ポリブ
タジエンとホスホニトリルクロライド系化合物を反応さ
せることにより三次元網状化と同時に難燃化するもので
ある。
タジエンとホスホニトリルクロライド系化合物を反応さ
せることにより三次元網状化と同時に難燃化するもので
ある。
本発明の方法によるときは難燃化と同時に液状ポリブタ
ジエンが三次元化して優れた物性を有する固体ゴムを得
ることができる。
ジエンが三次元化して優れた物性を有する固体ゴムを得
ることができる。
また難燃剤は架橋剤として反応しているため使用中ブリ
ードの問題がないこと、耐薬品性に優れること等の特徴
のほか、従来の芳香族ポリイソシアネート架橋によるゴ
ム製造における工程、装置を殆んどそのまま使用して注
型成型、コーティング、シート成型等により難燃化架橋
ゴムを得ることができる等の工業化における大きな利点
を提供する。
ードの問題がないこと、耐薬品性に優れること等の特徴
のほか、従来の芳香族ポリイソシアネート架橋によるゴ
ム製造における工程、装置を殆んどそのまま使用して注
型成型、コーティング、シート成型等により難燃化架橋
ゴムを得ることができる等の工業化における大きな利点
を提供する。
本発明において用いられる末端ヒドロキシル基含有ポリ
ブタジエンは通常過酸化水素を触媒とするラジカル重合
法によりブタジエンを重合して得られる好ましくは分子
量力)3000〜4000の粘稠な液状ポリマーであり
、分子末端に反応性に富むアリル型の第1級水酸基を0
.75〜0.83ミリ当量/;グラム有するものが特に
好ましい。
ブタジエンは通常過酸化水素を触媒とするラジカル重合
法によりブタジエンを重合して得られる好ましくは分子
量力)3000〜4000の粘稠な液状ポリマーであり
、分子末端に反応性に富むアリル型の第1級水酸基を0
.75〜0.83ミリ当量/;グラム有するものが特に
好ましい。
ブクジエンとしては1,3、1,2いずれでもよいがこ
とに1,3が好ましい。
とに1,3が好ましい。
また他の共重合性七ノマーとの共重合体であってもよい
。
。
また本発明において用いられるホスホニ卜リルクロライ
ドは一般式が(PNOl2)nで示される化合物または
その部分エステル化物、部分アミン化物等が挙げられる
が、架橋ゴムの物性、経済性等から下記式で示されるホ
スホニトリルクロライドのトリマーおよび/またはテト
ラマーが特に好ましい。
ドは一般式が(PNOl2)nで示される化合物または
その部分エステル化物、部分アミン化物等が挙げられる
が、架橋ゴムの物性、経済性等から下記式で示されるホ
スホニトリルクロライドのトリマーおよび/またはテト
ラマーが特に好ましい。
該ホスホニトリルクロライドは(1)五塩化リンとアン
モニアとの直接反応、(2)五塩化リンと塩化アンモニ
ウムとの直接反応、(3)五塩化リンとNH2HgCl
との反応、(4)テトラクロ口エタン溶媒中での五塩化
リンと塩化アンモニウムとの反応等により通常合成され
るが、トリマーおよび/またはテトラマーの収率から(
4)の方法により合成するのが好ましい。
モニアとの直接反応、(2)五塩化リンと塩化アンモニ
ウムとの直接反応、(3)五塩化リンとNH2HgCl
との反応、(4)テトラクロ口エタン溶媒中での五塩化
リンと塩化アンモニウムとの反応等により通常合成され
るが、トリマーおよび/またはテトラマーの収率から(
4)の方法により合成するのが好ましい。
本発明における上記液状ポリブタジエンとホスホニトリ
ルクロライド系化合物との反応は脱塩化水素反応である
ため第3級アミンを触媒として添加するのが好ましい。
ルクロライド系化合物との反応は脱塩化水素反応である
ため第3級アミンを触媒として添加するのが好ましい。
用いられる第3級アミンとしてはピリジン、N一エチル
モルホリン、ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン
、NN′−ジメチルピペラジン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、1,4−ジアザビシク口(2,2.2
)一オクタン、■,8−ジアザビシク口(5,4.0)
ーウンデカン−7等が挙げられるが、後二者が特に好ま
しい。
モルホリン、ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン
、NN′−ジメチルピペラジン、トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、1,4−ジアザビシク口(2,2.2
)一オクタン、■,8−ジアザビシク口(5,4.0)
ーウンデカン−7等が挙げられるが、後二者が特に好ま
しい。
その使用量は通常第3級アミンの窒素に対するホスホニ
トリルクロライドの塩素の当量比として0.5〜2.0
が好ましい。
トリルクロライドの塩素の当量比として0.5〜2.0
が好ましい。
また上記液状ポリブタジエンとホスホニトリルクロライ
ド系化合物との混合比はCl/OH当量比として通常0
.5〜10であり、好ましくは2.0〜3.0である。
ド系化合物との混合比はCl/OH当量比として通常0
.5〜10であり、好ましくは2.0〜3.0である。
更に上記液状ポリブタジエンとホスホニトリルクロライ
ド系化合物との反応は通常該両化合物と第3級アミン触
媒を混合し50〜150℃で数分間〜数日間熱処理して
行われるが、もちろん時間が長ければ室温においても反
応させることができる。
ド系化合物との反応は通常該両化合物と第3級アミン触
媒を混合し50〜150℃で数分間〜数日間熱処理して
行われるが、もちろん時間が長ければ室温においても反
応させることができる。
また該反応が低温長時間ほどタイトなゴムを得ることが
できる。
できる。
以下実施例により本発明を説明する。
なお実施例中の部は重量部を表わす。
5ホスホニトリルクロライドのトリマーおよびテトラマ
ーの合成 温度計、気密撹拌機、コンデンサー、滴下濾斗を備えた
1lの四口フラスコ中に1,1、2,2−テトラクロ口
エタン250ml,塩化アンモニウム44g(0.82
5モル)、五塩化リン15.6g(0.075モル)を
仕込み、テトラク口口エタンの還流下(温度150℃)
1時間加熱した。
ーの合成 温度計、気密撹拌機、コンデンサー、滴下濾斗を備えた
1lの四口フラスコ中に1,1、2,2−テトラクロ口
エタン250ml,塩化アンモニウム44g(0.82
5モル)、五塩化リン15.6g(0.075モル)を
仕込み、テトラク口口エタンの還流下(温度150℃)
1時間加熱した。
引続き250mlのテトラクロ口エタンに溶解した残余
の五塩化リン140g(0.675モル)の1/8量を
滴下濾斗より加えて加熱反応させ、その後は1時間毎に
1/8量ずつ加えて全反応時間10時間30分行った。
の五塩化リン140g(0.675モル)の1/8量を
滴下濾斗より加えて加熱反応させ、その後は1時間毎に
1/8量ずつ加えて全反応時間10時間30分行った。
反応後冷却してから末反応塩化アンモニウムを濾別し、
次いで70℃で溶媒を減圧留出した後、内容物をベンゼ
ンに溶解し、氷冷濾遇、石油エーテルから再結晶を行っ
て約50%収率でトリマー、テトラマーの混合物を得た
。
次いで70℃で溶媒を減圧留出した後、内容物をベンゼ
ンに溶解し、氷冷濾遇、石油エーテルから再結晶を行っ
て約50%収率でトリマー、テトラマーの混合物を得た
。
実施例 1
末端ヒドロキシル基含有液状ポリブタジエン(水酸基含
有量0.83ミリ当量/グラム、沃素価398、粘度5
0cps(30℃))を第3級アミン鮪媒の存在下にホ
スホニトリルクロライド(3,4量体の混合物)と混合
し、50℃で72時間反応させた。
有量0.83ミリ当量/グラム、沃素価398、粘度5
0cps(30℃))を第3級アミン鮪媒の存在下にホ
スホニトリルクロライド(3,4量体の混合物)と混合
し、50℃で72時間反応させた。
得られた反応生成物の物性を評価し表−1の結果を得た
。
。
反応処方
末端ヒドロキシル基含有ポリブタジエン
ホスホニトリルクロライド
1,4−ジアザビシク口(2,2,2)一オクタン(第
2級アミン触媒の有するN/架橋剤の有するCI当量比
−1.0) 表−1から明らかなように本発明法によりリン量の増加
に伴って架橋が堅固になると共に難燃化ポリブタジエン
が得られた。
2級アミン触媒の有するN/架橋剤の有するCI当量比
−1.0) 表−1から明らかなように本発明法によりリン量の増加
に伴って架橋が堅固になると共に難燃化ポリブタジエン
が得られた。
一方、ジイソシアネート架橋物は難燃化されなかった。
実施例 2
実施例1におけるNo.4処方により150℃で40分
間架橋処理を施したところ、ゾル分率4.5%、強度1
5kg/cm3、伸度140%を有する難燃性良好な固
型ポリブタジエンゴムを得た。
間架橋処理を施したところ、ゾル分率4.5%、強度1
5kg/cm3、伸度140%を有する難燃性良好な固
型ポリブタジエンゴムを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 末端ヒドロキシル基含有液状ポリブタジエンとホス
ホニトリルクロライド系化合物を反応させることを特徴
とする難燃化ポリブタジエンの製造法。 2 ホスホニトリルクロライド系化合物がホスホニトリ
ルクロライドの環状トリマーおよび/もしくはテトラマ
ーである特許請求の範囲1記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1829576A JPS588404B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 難燃化ポリブタジエンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1829576A JPS588404B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 難燃化ポリブタジエンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52101293A JPS52101293A (en) | 1977-08-25 |
JPS588404B2 true JPS588404B2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=11967606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1829576A Expired JPS588404B2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 難燃化ポリブタジエンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588404B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415658Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1992-04-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4535147A (en) * | 1984-07-09 | 1985-08-13 | The B. F. Goodrich Company | Phosphazene modified amine terminated polymers and method |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP1829576A patent/JPS588404B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415658Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1992-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52101293A (en) | 1977-08-25 |
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