JPS588362B2 - 蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処理するための殺ダニ剤 - Google Patents
蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処理するための殺ダニ剤Info
- Publication number
- JPS588362B2 JPS588362B2 JP5327677A JP5327677A JPS588362B2 JP S588362 B2 JPS588362 B2 JP S588362B2 JP 5327677 A JP5327677 A JP 5327677A JP 5327677 A JP5327677 A JP 5327677A JP S588362 B2 JPS588362 B2 JP S588362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bees
- methyl
- mites
- formulation
- bee
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蜜蜂の体外寄生虫による疾病、詳しくはアカリ
ンデイジーズ(acarine disease )及
びバロアトシス(varroatosis )を診断し
処置する為の殺ダニ剤に関する。
ンデイジーズ(acarine disease )及
びバロアトシス(varroatosis )を診断し
処置する為の殺ダニ剤に関する。
アカリンデイジーズはAcaropis woodi属
のダニにより引き起こされる蜜蜂の成虫の呼吸器官の病
気である。
のダニにより引き起こされる蜜蜂の成虫の呼吸器官の病
気である。
バロアトシスはVarroa jacobsoni属の
ダニにより引き起こされる疾病である。
ダニにより引き起こされる疾病である。
ごく最近までこの病気はほとんど知られていなかったが
現在この病気は急速に広がり大きな害を及ぼしている。
現在この病気は急速に広がり大きな害を及ぼしている。
V, jacobsoniによる疾病は蜜蜂のさなぎの
死及び生育不可能な個体の誕生をもたらす。
死及び生育不可能な個体の誕生をもたらす。
罹病した蜜蜂は羽の欠落及び無肢症のような奇形並びに
胸廓及び腹部の奇形を示す。
胸廓及び腹部の奇形を示す。
蜜蜂飼養所では雄蜂が失われそして女王蜂の寿命も短く
なる。
なる。
蜜蜂のコロニーの生長は悪化する。
避寒期でも蜜蜂は休むことが出来ずそして罹病したコロ
ニーでの死傷率は高い。
ニーでの死傷率は高い。
飛ぶことが困難な罹病した生虫は休むことが出来ず、ダ
ニを駆除しようとしそして長い激しい苦痛の後死に至る
。
ニを駆除しようとしそして長い激しい苦痛の後死に至る
。
大抵の場合蜜蜂は飼養所の外で死ぬ。
罹病のしるしは除々にあらわれるので蜜蜂のコロニーの
生産性は最初の数年間は十分高い状態にある。
生産性は最初の数年間は十分高い状態にある。
2〜3年の後、巣の中のダニの数は増大し、そして蜜蜂
の20ないし30%が罹病する。
の20ないし30%が罹病する。
ダニ集団は弱いコロニーでは生長が速く、強いコロニー
では幼虫が蜜蜂の巣箱の外枠上でほとんど罹病する。
では幼虫が蜜蜂の巣箱の外枠上でほとんど罹病する。
しかしながら実際はもつと強いファミリーでさえ強くダ
ニによって犯されることがある。
ニによって犯されることがある。
ダニを除去する為にフエノチアジンを用いることは公知
である。
である。
フエノチアジン(チオジフエニルアミン)は複雑な複素
環式の有機化合物である。
環式の有機化合物である。
フエノチアジンは化学構造がメチレンブルー及びチオニ
ンに類似している。
ンに類似している。
獣医が使用するフエノチアジンは無味の灰色がかった緑
色粉末でありわずかに特別な臭いがある。
色粉末でありわずかに特別な臭いがある。
またフエノチアジンは水に不溶性でありそして水によっ
ては湿潤不可能である。
ては湿潤不可能である。
一方それはアセトン、ベンゼン及びエーテルに可溶性で
ある。
ある。
バロアトシスにより犯された蜜蜂飼養所では蜜蜂のコロ
ニーを、フエノチアジン(3日間1.5g使用)を噴霧
することにより董蒸する。
ニーを、フエノチアジン(3日間1.5g使用)を噴霧
することにより董蒸する。
この処理を7日ないし8日毎に3回繰り返す。
蜜蜂のコロニーを幼虫のいない秋にこのようにして処理
する。
する。
フエノチアジンを熱いペレット若しくは董蒸ストリップ
の形状で又は加熱によりエーロゾルを生成するその他の
薬剤と組合せて用いる。
の形状で又は加熱によりエーロゾルを生成するその他の
薬剤と組合せて用いる。
そのような処理により何らかの効果がもたらされるが、
フエノチアジン(殺寄生虫ではあるが)によっては完全
にダニを駆除することはできない。
フエノチアジン(殺寄生虫ではあるが)によっては完全
にダニを駆除することはできない。
ほとんどのダニは生存したままであり(成虫の状態で)
卵を産みそして生長し続ける。
卵を産みそして生長し続ける。
その上蜜蜂をこのようにして処理する時それぞれの処理
により、ほとんどの場合女王蜂を含む200ないし30
0匹の蜜蜂が死ぬ。
により、ほとんどの場合女王蜂を含む200ないし30
0匹の蜜蜂が死ぬ。
その結果蜜蜂のコロニーは絶滅する。更に獣医用のグレ
ードのフエノチアジンには固体不純物が含まれる。
ードのフエノチアジンには固体不純物が含まれる。
フエノチアジンのペレットヲ加熱することによりエーロ
ゾルを得る時、製剤は分解して毒性物質を生じる。
ゾルを得る時、製剤は分解して毒性物質を生じる。
昇華による物理的生成物は蜜蜂にとって有害である。
また次のことにも注目されたい。
即ちフエノチアジンでの処理は複雑であり、処理毎に品
質をチェックせねばならず、必要な物質(オーク木炭又
はせいようとねりこ木炭)が必ずしも入取できない。
質をチェックせねばならず、必要な物質(オーク木炭又
はせいようとねりこ木炭)が必ずしも入取できない。
また専門的な董蒸者もやとわねばならず、この董蒸者が
フエノチアジンの噴霧で犯される危険が常にありそして
蜜蜂の巣箱が燃える危険性が常にある。
フエノチアジンの噴霧で犯される危険が常にありそして
蜜蜂の巣箱が燃える危険性が常にある。
これまで蜜蜂のバロアトシスを診断しかつ処置する製剤
は知られていない。
は知られていない。
それ故本発明の目的はそのような製剤を提供することで
ある。
ある。
本発明に従って有効成分としてメチル−N−メチル−カ
ルバメート、■−ナフチルーN−メチル力ルバメート又
はエチル−ジメチルーナフチル−N−メチル力ルバメー
トを0.006ないし0.167重量%(残量はアセト
ン)含有するアセ1・ン溶液からなる蜜蜂の体外寄生虫
による疾病を診断し処置する為の殺ダニ剤が提供される
。
ルバメート、■−ナフチルーN−メチル力ルバメート又
はエチル−ジメチルーナフチル−N−メチル力ルバメー
トを0.006ないし0.167重量%(残量はアセト
ン)含有するアセ1・ン溶液からなる蜜蜂の体外寄生虫
による疾病を診断し処置する為の殺ダニ剤が提供される
。
上記エチル−ジメチルーナフチルーN−メチルカルバメ
ートは以下の構造を有する化合物をいう。
ートは以下の構造を有する化合物をいう。
N−メチルー力ルバミン酸のエステルは有効な殺虫剤及
び殺ダニ剤として公知であり、そしてメチル−N−メチ
ルカルバメートを0.5−1%の水性乳剤及び湿潤性粉
末として用いて蜜蜂に噴霧することによりバロアトシス
を抑制する時蜜蜂も死ぬ。
び殺ダニ剤として公知であり、そしてメチル−N−メチ
ルカルバメートを0.5−1%の水性乳剤及び湿潤性粉
末として用いて蜜蜂に噴霧することによりバロアトシス
を抑制する時蜜蜂も死ぬ。
かくしてメチルーN−メチル力ルバメートは殺ダニ作用
と共に殺虫性をも示す。
と共に殺虫性をも示す。
このことはその他のN−メチルーカルハミン酸のエステ
ルについても同じである。
ルについても同じである。
種々な有機溶媒たとえば精留アルコール、イソプロビル
アルコール、クロロホルム及ヒベンゼンについて試験し
これらのうちどれも有効でないことが分った。
アルコール、クロロホルム及ヒベンゼンについて試験し
これらのうちどれも有効でないことが分った。
蜜蜂の巣箱を有効な薬剤を用いずに処理した時、ジフル
オ口ジクロ口メタンと混合した前述の溶媒により蜜蜂は
死に一方前記溶媒と等量のアセトンをジフルオロジク口
口メタンと共に用いた時蜜蜂に害を及ぼさなかった。
オ口ジクロ口メタンと混合した前述の溶媒により蜜蜂は
死に一方前記溶媒と等量のアセトンをジフルオロジク口
口メタンと共に用いた時蜜蜂に害を及ぼさなかった。
またアセトンは上記化合物の良好な溶媒であり、微細な
エーロゾルの生成を促進しそしてジフルオ口ジクロロメ
タンと完全に相溶性である。
エーロゾルの生成を促進しそしてジフルオ口ジクロロメ
タンと完全に相溶性である。
この製剤を一層簡便にそして有効に用いる為に、それを
好ましくはエーロゾルの形状でそして特別なエーロゾル
容器に封入して用いる。
好ましくはエーロゾルの形状でそして特別なエーロゾル
容器に封入して用いる。
この為に推進剤、好ましくはジフルオ口ジクロ口メタン
が必要であり製剤の組成は次の通りである(重量%) 上記の量で用いる時ジフルオロジク口ロメタンは蜜蜂に
対し全く毒性がない。
が必要であり製剤の組成は次の通りである(重量%) 上記の量で用いる時ジフルオロジク口ロメタンは蜜蜂に
対し全く毒性がない。
更にジフルオロジク口口メタンにより濃いエーロゾル雲
が得られる。
が得られる。
前述のごとく製剤をエーロゾルとして用いるのが好まし
い。
い。
成虫の働き蜂、女王蜂及び雄蜂を犯すVarroa j
acobsoni属及びAcarapis woodi
属のダニを,駆除する為にこの製剤を春及び夏そして必
要なら秋にも用いねばならない。
acobsoni属及びAcarapis woodi
属のダニを,駆除する為にこの製剤を春及び夏そして必
要なら秋にも用いねばならない。
蜜蜂のコロニーにこの製剤をエーロゾルの形状で′l質
霧する。
霧する。
前記噴霧は15ないし30℃の湿度(室温)において5
0立方デシメートルに対し15ないし20秒の速度で一
度ないし四度行う。
0立方デシメートルに対し15ないし20秒の速度で一
度ないし四度行う。
後者の場合それぞれの処理間隔は12ないし24時間で
ある。
ある。
春には蜜蜂がふ化する前にダニを駆除する。
夏にV, jacobsoniが検出された時には蜜蜂
のコロニーを保護しかつ生まれる率を保持する為に夏に
も駆除を行うべきである。
のコロニーを保護しかつ生まれる率を保持する為に夏に
も駆除を行うべきである。
蜜を集める30日前に駆虫を行うのが行ましい。
秋に(凍りつく前に)蜜蜂のコロニーが集まる前に蜜蜂
飼養所のすべての罹病したコロニーの最終的な駆虫を行
わねばならない。
飼養所のすべての罹病したコロニーの最終的な駆虫を行
わねばならない。
集団駆虫の前に、みつけだせるすべての幼虫を蜜蜂のコ
ロニーから取り出しそして殺す。
ロニーから取り出しそして殺す。
すべての蜜蜂がもどる夕刻に噴霧蜜蜂のコロニーをすべ
きである。
きである。
蜜蜂の駆虫を巣箱で行う時、屋根を先ず取り去り次いで
断熱ブランケット及びキャンバスを取り去る。
断熱ブランケット及びキャンバスを取り去る。
それからエーロゾル容器又はエーロゾル生成器を枠から
10ないし15cmの距離に保持しそこから蜜蜂めがけ
て噴霧を行う。
10ないし15cmの距離に保持しそこから蜜蜂めがけ
て噴霧を行う。
それぞれの蜜蜂の通り路を噴霧するのに1ないし1.5
秒かかる。
秒かかる。
多層巣箱の場合には、下の室の駆虫を最初に行い、次い
で構成の順に次々と室を駆虫していく。
で構成の順に次々と室を駆虫していく。
蜜蜂の通り路に噴霧を行った後、ただちに幼虫の巣をキ
マンバス、断熱ブランケットと共にもとの位置に戻しそ
して屋根も元の位置に戻す。
マンバス、断熱ブランケットと共にもとの位置に戻しそ
して屋根も元の位置に戻す。
その後更に3ないし5秒間再び入口から巣箱に噴霧を行
い、入口を1cmまでせばめそしてこの状態で朝まで放
置する。
い、入口を1cmまでせばめそしてこの状態で朝まで放
置する。
本発明の製剤はV.jacobsoniに対し非常に効
力がある。
力がある。
本発明の製剤を用いて夏に蜜蜂のコロニーの殺ダニ処理
を行う効力をしらべた研究により、幼虫がコロニーに存
在する時四サイクルの処理でダニの75ないし85%が
十分殺虫できるが、一方フエノチアジンを用いた同様の
処理では30ないし40%のダニしか殺虫できないこと
が分った。
を行う効力をしらべた研究により、幼虫がコロニーに存
在する時四サイクルの処理でダニの75ないし85%が
十分殺虫できるが、一方フエノチアジンを用いた同様の
処理では30ないし40%のダニしか殺虫できないこと
が分った。
幼虫が不存在の場合の研究室及び野での試験では、24
時間間隔で四サイクルの本発明製剤を用いての処理は9
8ないし99.5%の効力があることが示され、一方フ
エノチアジンでの処理の場合は50%であることが示さ
れた。
時間間隔で四サイクルの本発明製剤を用いての処理は9
8ないし99.5%の効力があることが示され、一方フ
エノチアジンでの処理の場合は50%であることが示さ
れた。
平方メートルに対し0.00806gの有効薬剤は蜜蜂
にとって安全量である。
にとって安全量である。
本発明の有効薬剤は長時間に亘って活性を保持しそして
蜜蜂の体表面及び巣箱に残る殺ダニ作用の効力は7ない
し8日間減少しないが一方フエノチアジンでは全く殺ダ
ニ作用は残らない。
蜜蜂の体表面及び巣箱に残る殺ダニ作用の効力は7ない
し8日間減少しないが一方フエノチアジンでは全く殺ダ
ニ作用は残らない。
本発明殺ダニ剤の特性により蜜蜂は前述の期間ダニによ
る病気から保護される。
る病気から保護される。
更にこの製剤はV.jacobsoniが産んだ卵に対
し殺卵性を示す。
し殺卵性を示す。
卵を処理した後は幼虫は全くふ化してこなかった。
フエノチアジンには殺卵性はない。
本発明の製剤を用いてバロアトシスを処置する方法にも
ある利点がある。
ある利点がある。
上方から蜜蜂の通り路へ入口を通して噴霧を行うことに
よりすべての蜜蜂の駆虫が確実なものとなる。
よりすべての蜜蜂の駆虫が確実なものとなる。
ジフルオ口ジクロロメタンにより蜜蜂の通路を通って巣
箱の底まで浸透する濃いエーロゾール雲が提供される。
箱の底まで浸透する濃いエーロゾール雲が提供される。
同時にジフルオロジクロ口メタンはすぐに蒸発しそして
アセトンに溶解した有効薬剤は20ないし30分間巣箱
内で懸濁状態にある。
アセトンに溶解した有効薬剤は20ないし30分間巣箱
内で懸濁状態にある。
蜜蜂及び枠の外表面に沈澱を残すことなく30分後にア
セトンは完全に蒸発する。
セトンは完全に蒸発する。
所定の時間懸濁状態で滞留する製剤はダニと確実に良好
に接触する。
に接触する。
蜜蜂は枠の表面上に絶え間なく動きまわることを記憶さ
れたい。
れたい。
更にエーロゾール形状で本発明製剤を使用するのでフエ
ノチアジンの場合のような熱による昇華を起こさない。
ノチアジンの場合のような熱による昇華を起こさない。
即ち毒性物質による不望の影響をはばむことができる。
この製剤はエーロゾル容器中で一年間殺ダニ性を保持す
る。
る。
製剤をエーロゾル容器に封入することにより使用、貯蔵
及び持ち運びが簡単になる。
及び持ち運びが簡単になる。
一つの容器320mlの容器は10ないし12個の蜜蜂
の巣箱に噴霧するに十分である。
の巣箱に噴霧するに十分である。
かくしてエーロゾル形状で本発明の製剤を用いて蜜蜂の
バロアトシスを処置することが非常に効果的である。
バロアトシスを処置することが非常に効果的である。
働き蜂、女王蜂及び雄蜂を犯すVarroa jaco
bsoni属及びAcaropis woodi属のダ
ニを前記蜜蜂に害を与えることなく殺虫できる。
bsoni属及びAcaropis woodi属のダ
ニを前記蜜蜂に害を与えることなく殺虫できる。
前記ダニによって犯されたすべての蜜蜂の巣箱の簡単で
迅速な処理がこの蜜蜂コロニーの駆虫方法により可能に
なる。
迅速な処理がこの蜜蜂コロニーの駆虫方法により可能に
なる。
本発明製剤の非常に重要な利点は、春、夏及び秋に蜜蜂
飼養所の蜜蜂のバロアトシスを診断するに使用可能であ
ることそある。
飼養所の蜜蜂のバロアトシスを診断するに使用可能であ
ることそある。
この為に紙のシートを巣箱の底に置きそして蜜蜂のコロ
ニーを通常通りに処理する。
ニーを通常通りに処理する。
処理後30分たったら紙シートを取り出す。
コロニーがV.jacobsoniで征されている場合
にはシート上にダニが見られる。
にはシート上にダニが見られる。
直接的な診断が便利なことは別にしても、この方法によ
りバロアトシスにより犯された蜜蜂飼養所に関する客観
的な証拠が与えられる。
りバロアトシスにより犯された蜜蜂飼養所に関する客観
的な証拠が与えられる。
通常100個のうち10ないし15個の蜜蜂のコロニー
をこのようにして処理せねばならない。
をこのようにして処理せねばならない。
かくして本発明方法により、蜜蜂のバロアトシスの迅速
で客観的な検出が可能になる。
で客観的な検出が可能になる。
本発明の製剤は蜂蜜の品質に影響を与えない。
薬剤が蜂蜜に残留するかどうか測定する為に試験を行っ
た。
た。
この為に処理後24時間たった巣箱の枠の種々な部分か
らそれぞれ502の量の試料を採取した。
らそれぞれ502の量の試料を採取した。
巣箱を24時間間隔で二回処理した。それそれの試別か
ら10gをとり、気液クロマトグラフイーにより微量の
活性成分が含まれていないかどうかしらべた。
ら10gをとり、気液クロマトグラフイーにより微量の
活性成分が含まれていないかどうかしらべた。
40個の蜜蜂の巣箱からの蜂蜜試料80種についてこの
方法でしらべた。
方法でしらべた。
殺ダニ剤は全く検出されなかった。
かくして本発明の製剤によって駆虫した蜜蜂の巣箱から
採取した蜂蜜はいかなる制約も受けることなく食品に使
用できる。
採取した蜂蜜はいかなる制約も受けることなく食品に使
用できる。
殺ダニ剤を製造する方法は簡単であり次の工程から成る
。
。
N−メチルー力ルバミン酸のエステルの測定量を攪拌器
を備えた容器に装入し続いてアセトンを装入する。
を備えた容器に装入し続いてアセトンを装入する。
得られた混合物を室温で15分間攪拌する。
次いで弁が備えられているエーロゾル生成器又はエーロ
ゾル容器中へ最終目的物を装入する。
ゾル容器中へ最終目的物を装入する。
エーロゾル容器の場合、容器を加圧下のジフルオ口ジク
ロロメタンで充たす。
ロロメタンで充たす。
本発明の一層の理解の為に以下に実施例を掲げる。
例1
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
メチルーN−メチル力ルバメートo.oiアセトン
99.99エーロゾル生成
器からエーロゾルの形状で適用した時、この製剤は、前
述のダニ駆虫性を示した。
99.99エーロゾル生成
器からエーロゾルの形状で適用した時、この製剤は、前
述のダニ駆虫性を示した。
即ちこの製剤により、蜜蜂に害を与えることなく93な
いし95%のダニを殺すことができた。
いし95%のダニを殺すことができた。
例2
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
■−ナフチルーN−メチル 0.02力ル
バメート アセトン 99.98エー
ロゾル生成器からエーロゾルの形状で適用した時、この
製剤は、前述のダニ駆虫性を示した。
バメート アセトン 99.98エー
ロゾル生成器からエーロゾルの形状で適用した時、この
製剤は、前述のダニ駆虫性を示した。
即ちこの製剤により、94ないし96%のダニを殺虫す
ることができた。
ることができた。
例3
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
エチルージメチルーナフチルーN O.167メチ
ルカルバメート アセトン 99.833エー
ロゾル生成器から二一ロゾルの形状で適用した時、この
製剤は、前述のダニ駆虫性を示した。
ルカルバメート アセトン 99.833エー
ロゾル生成器から二一ロゾルの形状で適用した時、この
製剤は、前述のダニ駆虫性を示した。
即ちこの製剤により、蜜蜂に害を与えることなく95な
いし98%のダニを殺虫することができた。
いし98%のダニを殺虫することができた。
例4
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
メチル−N−メチル力ルバメート0.025アセトン
19.975ジフルオロジ
クロ口メタン 80成分が上述の割合の製剤を
適用した時、非常に有効であって98ないし99%のダ
ニを殺虫した。
19.975ジフルオロジ
クロ口メタン 80成分が上述の割合の製剤を
適用した時、非常に有効であって98ないし99%のダ
ニを殺虫した。
例5
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
メチルーN−メチル力ルバメー} 0.01ア
セトン 29。
セトン 29。
99ジフルオ口ジク口ロメタン 70蜜蜂に
害を与えることはなかったが、この製剤により70%の
ダニしか殺虫することができなかった。
害を与えることはなかったが、この製剤により70%の
ダニしか殺虫することができなかった。
例6
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
メチル−N−メチルーカルバメート0.03アセトン
29.97ジフルオロジ
クロ口メタン 70この製剤は非常に有効で
あってVarroajacobsoni属のダニを10
0%殺虫可能であったが、わずかな蜜蜂(巣箱一つに対
し30ないし50匹)も死滅した。
29.97ジフルオロジ
クロ口メタン 70この製剤は非常に有効で
あってVarroajacobsoni属のダニを10
0%殺虫可能であったが、わずかな蜜蜂(巣箱一つに対
し30ないし50匹)も死滅した。
例7
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
この製剤は非常に有効であって蜜蜂に害を与えることな
<Varroa jacobsoni属のダニを100
%殺虫した。
<Varroa jacobsoni属のダニを100
%殺虫した。
例8
次の組成(重量%)の殺ダニ剤が得られた。
この製剤は高いダニ駆虫性を示し、蜜蜂に害を与えるこ
となく95ないし98%のダニを殺虫した。
となく95ないし98%のダニを殺虫した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有効成分としてメチルーN−メチルー力ルバメート
、■−ナフチルーN−メチル力ルバメート又は下記式で
表されるエチルージメチル−ナフチルーN−メチル力ル
バメートを0.006ないし0. 1 6 7重量%(
残量はアセトン)含有するアセトン溶液を含んで成るこ
とを特徴とする蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処
理するための殺ダニ剤。 を含んでなることを特徴とする蜜蜂の体外寄生虫による
疾病を診断し処理する永めの殺ダニ剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327677A JPS588362B2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処理するための殺ダニ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327677A JPS588362B2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処理するための殺ダニ剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53139722A JPS53139722A (en) | 1978-12-06 |
JPS588362B2 true JPS588362B2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=12938205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5327677A Expired JPS588362B2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | 蜜蜂の体外寄生虫による疾病を診断し処理するための殺ダニ剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588362B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP5327677A patent/JPS588362B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53139722A (en) | 1978-12-06 |
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