JPS5881782A - β−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な保存法 - Google Patents
β−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な保存法Info
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- JPS5881782A JPS5881782A JP18036481A JP18036481A JPS5881782A JP S5881782 A JPS5881782 A JP S5881782A JP 18036481 A JP18036481 A JP 18036481A JP 18036481 A JP18036481 A JP 18036481A JP S5881782 A JPS5881782 A JP S5881782A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はβ−ガラクトシダーゼ又はβ−がラクトシダー
ゼに抗体や抗原又は低分子のハプテンを結合修飾した複
合体の溶液の安定な保存法に関する。
ゼに抗体や抗原又は低分子のハプテンを結合修飾した複
合体の溶液の安定な保存法に関する。
従来大腸菌由来のβ−ガラクトシダーゼは凍結する◆に
よって失活する事が知られてお秒、一般的に溶液状態で
低温に保存されてきた。しかし近年酵素を利用し九免疫
学的な測定法が普及するに従い、β−ガラクトシダーゼ
又は該酵素と他の成分との複合体の溶液が冷蔵保存や冷
蔵輸送中に過度の冷却による凍結によって失活するとい
う事故を防止する事が重要な問題となってきた。
よって失活する事が知られてお秒、一般的に溶液状態で
低温に保存されてきた。しかし近年酵素を利用し九免疫
学的な測定法が普及するに従い、β−ガラクトシダーゼ
又は該酵素と他の成分との複合体の溶液が冷蔵保存や冷
蔵輸送中に過度の冷却による凍結によって失活するとい
う事故を防止する事が重要な問題となってきた。
そこで発明者は凍結して4安定なβ−ガラクトシダーゼ
及びβ−ガラクトシダーゼ複合物溶液の保存方法を鋭意
研究し九結果、該酵素又は該酵素複合体溶液に糖類など
を添加することくよって凍結による失活を防止しりる事
を見い出し本発明を完成するに1j14つえ。
及びβ−ガラクトシダーゼ複合物溶液の保存方法を鋭意
研究し九結果、該酵素又は該酵素複合体溶液に糖類など
を添加することくよって凍結による失活を防止しりる事
を見い出し本発明を完成するに1j14つえ。
すなわち本発明の目的は、凍結しても安定な大腸菌由来
の!−ガラクトシダーゼ又は諌酵素と抗原、抗体又はハ
プテンとの複合体溶液の安定な保存方法を提供すること
である。本発明において使用される糖類は単糖、三糖及
び2多糖や又はアζ)基等で修飾されたものでも良く、
光学活性にも左右されないが実用上単糖又社二糖類が望
ましい。
の!−ガラクトシダーゼ又は諌酵素と抗原、抗体又はハ
プテンとの複合体溶液の安定な保存方法を提供すること
である。本発明において使用される糖類は単糖、三糖及
び2多糖や又はアζ)基等で修飾されたものでも良く、
光学活性にも左右されないが実用上単糖又社二糖類が望
ましい。
又多価アルコール及びゼラチンでも効果がある。
溶液に添加する濃度は0.1〜5%(W/V)であるが
α5%以上が望ましい。
α5%以上が望ましい。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが2本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1. β−ガラクトシダーゼ溶液の安定保存法(
1)β−ガラ夛トシダーゼ溶液の調製大腸菌由来のβ−
ガラクトシダーゼ液(5Mg/iyj、−<−リンガー
マンハイム・山之内)をα1−牛血清アルブミン及び0
.1M塩化ナトリウムを含むα01Mリン酸ナトリウム
緩衝液、PH7,0(緩衝液−1と略す)を用いてs、
o o o倍に希釈し、酵素溶液とした。この溶液に
各稲穂を1%の濃度に溶解した。又、糖を全く加えない
ものを、対照例とした。これらを凍結前試料液とした。
1)β−ガラ夛トシダーゼ溶液の調製大腸菌由来のβ−
ガラクトシダーゼ液(5Mg/iyj、−<−リンガー
マンハイム・山之内)をα1−牛血清アルブミン及び0
.1M塩化ナトリウムを含むα01Mリン酸ナトリウム
緩衝液、PH7,0(緩衝液−1と略す)を用いてs、
o o o倍に希釈し、酵素溶液とした。この溶液に
各稲穂を1%の濃度に溶解した。又、糖を全く加えない
ものを、対照例とした。これらを凍結前試料液とした。
(2)凍結融解操作
前項で調製した各稲穂を含む溶液を一20℃フリーザー
中にて凍結させ、−夜放置後室温にて融解させ、凍結後
試料液とした。
中にて凍結させ、−夜放置後室温にて融解させ、凍結後
試料液とした。
(3)酵素活性の測定
β−ガラクトシダーゼの基質であるO−二トロフェニル
−β−〇−ガラクトシド(シグマ社、 米国)を緩衝液
−1に01%0濃度に溶解し、基質液とし友。(2)で
得られた各試料液の20μlを試験管に&り、57℃偲
温槽中にて基質液α5−と反応させ九。反応を停止させ
る為、20分後及び40分後にα1M炭酸ナトリウム2
il/を加え九ものについてそれぞれ水を対照として波
長4201111における吸光If(ム420)を測定
し九。以下に示す式を用いて試料液20j/To九りの
酵素活性(4)結果 得られ九各試料液の酵素活性を表−■に示しえ。
−β−〇−ガラクトシド(シグマ社、 米国)を緩衝液
−1に01%0濃度に溶解し、基質液とし友。(2)で
得られた各試料液の20μlを試験管に&り、57℃偲
温槽中にて基質液α5−と反応させ九。反応を停止させ
る為、20分後及び40分後にα1M炭酸ナトリウム2
il/を加え九ものについてそれぞれ水を対照として波
長4201111における吸光If(ム420)を測定
し九。以下に示す式を用いて試料液20j/To九りの
酵素活性(4)結果 得られ九各試料液の酵素活性を表−■に示しえ。
表−■
実施例2 β−ガラタトシダーゼー抗体複合体の安定保
存法 (1)β−ガラクトシダーゼ−抗体溶液の調製β−ガラ
クトシダーゼ−抗体複合体Q調製は公知の方法(Kmt
o、に、 、 FaKul、H,、Hamagachi
、Y。
存法 (1)β−ガラクトシダーゼ−抗体溶液の調製β−ガラ
クトシダーゼ−抗体複合体Q調製は公知の方法(Kmt
o、に、 、 FaKul、H,、Hamagachi
、Y。
& Iskikawa 、I 、 、 Joscrma
l of Immanology 116e1554
(1976))に従った。すなわちウサギ抗体IgGi
j分(40ダ)をα1M酢酸緩衝液* pH4−5に
溶解し1キのイブシン(イーリンガーマンハイム・山之
内社)゛を用いて37℃16時間消化しe F(ab’
)1画分を得え。このF(ab’)画分を2−メルカプ
トエチルアミンを用いて還元して8H基の遊離したta
b’ab’得九。この−分を更に1/2量のO−フェニ
レンシマレイ建ド飽和溶液中に滴下し、30℃。
l of Immanology 116e1554
(1976))に従った。すなわちウサギ抗体IgGi
j分(40ダ)をα1M酢酸緩衝液* pH4−5に
溶解し1キのイブシン(イーリンガーマンハイム・山之
内社)゛を用いて37℃16時間消化しe F(ab’
)1画分を得え。このF(ab’)画分を2−メルカプ
トエチルアミンを用いて還元して8H基の遊離したta
b’ab’得九。この−分を更に1/2量のO−フェニ
レンシマレイ建ド飽和溶液中に滴下し、30℃。
50分間反応させ、マレイζF基の導入され九Feb’
−分を得た。このフレイ2ドーFab’とβ−ガラクト
シダーゼ(12,5ai/>を4℃にて1日反応させ、
セファローズ−6Bカラムに通してβ−ガラクトシダー
ゼ−抗体Fab’画分豪画分全合体。この複合体を実施
例1−(1)項記載の緩衝液−1を用いて適当な一度に
希釈し、β−ガラクトシダーゼ−杭体複合体溶液とした
。この溶液に各稲穂を1%一度となる様に加え、溶解し
、凍結前試料とした。又−20℃のフリーザー中にて一
夜放置し凍結させ、再び融解させ友ものを凍結後試料と
じ九。叉糖を加えない−のを対照例と、した。
−分を得た。このフレイ2ドーFab’とβ−ガラクト
シダーゼ(12,5ai/>を4℃にて1日反応させ、
セファローズ−6Bカラムに通してβ−ガラクトシダー
ゼ−抗体Fab’画分豪画分全合体。この複合体を実施
例1−(1)項記載の緩衝液−1を用いて適当な一度に
希釈し、β−ガラクトシダーゼ−杭体複合体溶液とした
。この溶液に各稲穂を1%一度となる様に加え、溶解し
、凍結前試料とした。又−20℃のフリーザー中にて一
夜放置し凍結させ、再び融解させ友ものを凍結後試料と
じ九。叉糖を加えない−のを対照例と、した。
(2)酵素活性の測定
実施例1−(5)項記載の方法と同様に行った。
(3)結果
得られ九各試料の酵素活性及び残存活性率(X)を表−
■に示した。
■に示した。
表−■
実施例工、β−ガラクトシダーゼーサイaキクン(T4
)*合体の安定法 (1)β−ガラクトシダーゼ−T4複合体液の調製法β
−ガラクトシダーゼ液(5og/+++j)2o、g<
7をQ、IMリン酸ナトリf)A緩衝液、 PH7,0
500s1に加え9次にジメチルホルムアミドに溶解し
九T4(500xg/’m)50.s+jを加え、更に
1.5Xグルタルアルデヒ)#10声jを加えて室温、
2時間放置した。この後セファローズ6Bカラムに通し
。
)*合体の安定法 (1)β−ガラクトシダーゼ−T4複合体液の調製法β
−ガラクトシダーゼ液(5og/+++j)2o、g<
7をQ、IMリン酸ナトリf)A緩衝液、 PH7,0
500s1に加え9次にジメチルホルムアミドに溶解し
九T4(500xg/’m)50.s+jを加え、更に
1.5Xグルタルアルデヒ)#10声jを加えて室温、
2時間放置した。この後セファローズ6Bカラムに通し
。
緩衝液−1を用いて溶出しβ−ガラクトシダー4741
11合体を得え。β−ガラクトシダーゼに結合し九テ4
は園相不溶化抗〒4抗体を用い特異的に吸着させる方法
を用いて確鑓した。この複合体を緩衝111E−1を用
いて適当濃度に希釈し、更に各稲穂を2%の濃fK添加
溶解し、凍結前試料とし喪。ま九−20℃めフリーザー
中にて一夜放置し凍結させ、再び融解させたものを凍結
後試料とした。又糖を全く加えない4のを対照例とした
。
11合体を得え。β−ガラクトシダーゼに結合し九テ4
は園相不溶化抗〒4抗体を用い特異的に吸着させる方法
を用いて確鑓した。この複合体を緩衝111E−1を用
いて適当濃度に希釈し、更に各稲穂を2%の濃fK添加
溶解し、凍結前試料とし喪。ま九−20℃めフリーザー
中にて一夜放置し凍結させ、再び融解させたものを凍結
後試料とした。又糖を全く加えない4のを対照例とした
。
(2) II酵素活性測定
実施例1− (3)項記載の方法と同様に行つ九。
(5)結果
得られ九各試料の酵素活性及び残存活性率(X)を表−
mK示した。
mK示した。
表−■
以上の実施例から明らかな様に本発明は、β−ガラクト
シダーゼ及びその豪合体の希薄溶液の凍結融解による失
活をほぼ完全に抑止する事ができ。
シダーゼ及びその豪合体の希薄溶液の凍結融解による失
活をほぼ完全に抑止する事ができ。
極めて有益なものである。
Claims (2)
- (1)β−ガラクトシダーゼ又はβ−ガラクトシダーゼ
と他物質との複合体の溶液に糖類、ゼラチン又はグリセ
リンを加える事を特徴とするβ−ガラクトシダーゼ又は
β−ガラクトシダーゼと他物質との複合体溶液の安定な
保存法。 - (2)β−ガラクトシダーゼと複合体を形成する対称物
が抗体、抗原又はハプテンである特許請求の範囲(0項
記載の方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18036481A JPS5881782A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | β−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な保存法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18036481A JPS5881782A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | β−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な保存法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881782A true JPS5881782A (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=16081948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18036481A Pending JPS5881782A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | β−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な保存法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5881782A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58107178A (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ベ−タ−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な凍結乾燥品 |
JPS61224986A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-06 | Eisai Co Ltd | エラスタ−ゼ含有凍結乾燥物 |
US4684615A (en) * | 1983-06-06 | 1987-08-04 | Ciba Corning Diagnostics Corp. | Stabilized isoenzyme control products |
JPH03133378A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-06-06 | Modrovich Ivan E | 被験体を安定化させて液体中でのその生物学的活性を保存する方法 |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18036481A patent/JPS5881782A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58107178A (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-25 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ベ−タ−ガラクトシダ−ゼ又はその複合体の安定な凍結乾燥品 |
US4684615A (en) * | 1983-06-06 | 1987-08-04 | Ciba Corning Diagnostics Corp. | Stabilized isoenzyme control products |
JPS61224986A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-06 | Eisai Co Ltd | エラスタ−ゼ含有凍結乾燥物 |
JPH03133378A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-06-06 | Modrovich Ivan E | 被験体を安定化させて液体中でのその生物学的活性を保存する方法 |
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