JPS58809A

JPS58809A - 直流コンバインの高刈装置

Info

Publication number: JPS58809A
Application number: JP9531681A
Authority: JP
Inventors: 香本　信美
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1981-06-22
Filing date: 1981-06-22
Publication date: 1983-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】開示技術は直流コンバインの高利と株元刈払いと全同時
に成す技術分野に属する。

而して、この出願の発明は直流コンバインの前処理部に
刈刃が設けられ、駆動部を介してリールに連係されてい
る高利装置に関するものであり、特に、該刈刃が前後２
段に設けられ、′その後刈刃がリールと旋回唆し、前刈
刃が低位し、或は前刈刃がら一ルと旋回動し、後刈刃が
尾輪を介して低位する様にした直流コンバインの高利装
置に係るものである。

周知の如く、第１図に示す様に直流コンバイン１での高
利は、機体２前方の前処理部３１ｒ、上げ図示しない殻
稈の穂首を該前処理部３の先端のデバイダ４によりガイ
ドされ、該デバイダ４の後方に設けられた刈刃５で刈取
ると共に、その穂先はり−ル６により掻き集められて該
刈刃５後方のオーガ７に集中収集され、搬送チェーン８
を弁して上□記機体２内の処理部へ送給される様にされ
ている。

しかしながら、上記直流コンバイン１で高利された上記
殻稈の株元は圃場に植設放置された状態であり、二毛作
耕耘等のため該株元の後処理対策を講じる必要があった
。

又、上述後処理に対処するに穂先の収穫後に再度圃場の
後払いをしなければならず二度手間となり効率性、作業
性が悪いという欠点があった。

この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく直流コン
バインの高利装置による株元後処理対策の問題点に鑑み
、前処理部に前後２段刈刃を設けて１つは高利を、他の
１″）Ｆｉ株元刈りを行う様にすることにより、上記欠
点を除去する様にして優れた直流コンバインの高利装置
を提供せんとするものである。

上述目的に沿うこの出願の発明の構成は、前処理部３後
方段の刈刃を併設し、而して、一方の刈刃をリールと共
に上下旋動させることにより、穂首を刈り他方の刈刃で
は株元金利る様にし、或は更に該他方の刈刃を尾輪に併
設して直流コンバインの通過と同時に穂先の収穫と株元
の刈払いを行なう様にしたことを要旨とするものである
０次にこの出願の発明の実施例を図面に従って説明すれ
ば以下の通りである。

第２〜３図に示す実施例に於て３は前処理部であり、先
端にデバイダ４、その後に刈刃５等が所定に設けられて
いる。

９は高利装置でこの発明の要旨を成すものであり、刈刃
駆動部１αからオーガ７′を介して駆動部１１に連係さ
れている。

而して、該刈刃駆旬部１０にはアーム１２の一方が旋動
可能に枢支されており、該アーム１２の。

他方には後刈刃１３が該刈刃駆動部ｌＯと連係されて付
設され、その上方にリール６′が同じ（該刈刃駆動部１
０と連係されて装着されている。

一方、上記後刈刃１３は流し板１４が伸縮部１４′を介
して該後刈刃１３の後端１３′と前記前処理部３の後方
とに架設され、上記アーム１１２の旋動状態に於て該後
刈刃１３は圃場に対して平行移動可能であり、該流し板
１４は伸縮、旋動可能である様にされている。

上述構成に於て、低刈に際しては、前処理部３に通常に
アーム１２を設置して前後刈刃５．１３を該前処理部３
の底面の同一平面にセットし、殻稈の株元を該前後刈刃
５．１３で二重に刈取るＯ而して、高利では第３図に示
す様に定位置の上記前処理部３に対して上記アーム１２
を上方に旋動させ、該アーム１２に付設されたリール６
′、上記後刈刃１３も上昇し、更に、該後刈刃１３の後
端１３′に設けられた流し板１４も随伴伸張旋動する。

この状態に於て刈取作業をすれば、後刈刃１３が穂首を
刈ると同時にリールげが穂先を掻き集め、更に、株を前
刈刃５が刈り落す。

一方、刈取られた該穂先は該後刈刃１３の後方から流し
板を伝ってオーガ７′に収集され、そして、該オーガ７
′ヲして一箇所に集積されて、搬送チェーン８により、
機体２内の処理部へと送給されるＯ又、刈り落された上
記法は直流コンノ（イン１の走行に際して上記流し板１
４の傾斜裏面により先端が傾倒し圃場に払われる。

而して、上記直流コンバイン１０通過後は上記法は刈払
いされて圃場に肥料として残される。

又、第４図に示す様な他の実施例に於ては、前処理部３
に設けられた駆動部１１はオーガ７′を介してリール６
とデバイダ４の後方の前刈刃５′とに連係されている０９′は高利装置でこの発明の要旨を成すものであり、ア
ーム１２′の一端が」二重オーガ７″に旋動可能に枢支
されて上記前処理部３の後方に延設され。

他端には尾輪１５が併設されており、該尾輪１５の軸１
５′に後端が枢支された後刈刃１３“は上記オーガ７〃
に連係されると共に該圃場に対して水平維持され、上記
尾輪１５の前方に突設されている。

上述構成に於て、前処理部３を上昇させても、該前処理
部３後方のアーム１ｚがオーガ７″ｔｈ中心に旋動して
尾輪１５は圃場に定着しているＯ而して、上述状態に於
て直流コンノ；イン１を稼動させて高利をすると、前刈
刃５′にて殻稈の穂首が刈られると共にリール６により
穂先が掻き集められてオーガ７“により一箇所に集積さ
れ、搬送チェーン８にて機体２内の処理部へ送給される
〇一方、上記前処理部３が上記殻稈を通過後に該前処理
部３後方の尾輪１５に設けられた後刈刃１３＃により該
殻稈の株を該尾輪１５により株元の刈高さを一定にして
刈り落す。

尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、後刈刃を固定させ
、前刈刃を旋動自在にするなど種々、の態様が可能であ
る。

上述の如（、この出願の発明によれば、前処理部の刈刃
が前後２段に設けられ、その一方の刈刃とリールとが上
下旋動可能にされていることにより、殻稈の穂首に対す
る刈高さの調節が自在であり、稈高さに合う穂先の刈取
りが出来るという効果がある。

又、上記一方の刈刃に連結された流し板が伸縮部を弁し
て随伴旋動可能にされていることにより、刈取られた穂
首は上記流し板を介して常にオーガに収集されるという
利点がある０更に、前後２段に設けられた上記刈刃が低刈状態に於て
は前後同位置になるので殻稈の株元を二重に刈るため、
硬稈に対しての刈取性能が向上し、１度で確実に該穀稈
を刈取ることが出来、収穫作業能率が向上するという効
果がある。

加えて、高刈りと同時に株元が他方の刈刃により割落さ
れるので、直流コンバインの通過後に全ての株元が刈払
いされており、二毛作耕耘等に対しての早急的な圃場改
質作業も効率良く行なえるという優れた効果が奏される
。

更に、他方の刈刃が前処理部に対しアームを介して尾輪
に付設されていることにより、従来の直流コンバインの
前処理部に該他方の刈刃をアタッチメントとして装着す
るこ、とが出来るので、汎用性に優れているという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は直流コンバインの概略説明図、第２図以下はこ
の出願の発明の実施例であり、第２図は前処理部の断面
説明図、第３図は第２図の高利装置旋動状態説明図、第
４図は前処理部の上昇状態説明図である。３・・・前処理部、　　５．１３．１３′・・・刈刃、
６．６′・・・リール、　　　Ｉ＋・・・駆動部、９．
９′・・・高利装置、　　１３．５′・・・（一方の）
刈刃。

Claims

【特許請求の範囲】ｉｌ＋　　前処理部に刈刃が設けられ該刈刃とリールと
が駆動部を介して連係されている直流コンバインの高利
装置において、該刈刃が前後２段に設けられてその一方
の刈刃と上記リールとが上下旋動可能にされ、而して該
一方の刈刃に連結された流し板が伸縮部を介して随伴旋
動可能にされていることを特徴とする直流コンバインの
高利装置。（２）前処理部に刈刃が設けられ該刈刃とリールとが駆
動部を介して連係されている直流コンバインの高利装置
において、該刈刃が前後２段に設けられてその一方の刈
刃と上記リールとが上下旋動可能にされ、而して他方の
刈刃が上記前処理部に対して尾輪に付設されていること
を特徴とする直流コンバインの高利装置。