JPS5875733A - 限流器 - Google Patents
限流器Info
- Publication number
- JPS5875733A JPS5875733A JP17281081A JP17281081A JPS5875733A JP S5875733 A JPS5875733 A JP S5875733A JP 17281081 A JP17281081 A JP 17281081A JP 17281081 A JP17281081 A JP 17281081A JP S5875733 A JPS5875733 A JP S5875733A
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- Japan
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- current limiting
- current
- resistance
- limiting material
- current limiter
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
l)発明の技術分骨
本発明は電気機器に流れる過電流を限流して保一する限
流量に関する。
流量に関する。
2)従来技術
゛近年電気設備O大容意化に伴い、短絡事故などで発生
する過電流は増大する傾向にある。このような場合短絡
容量を十分満足する大形しゃ断器を用意することは不経
済なので、最近では従来からの比較的小しゃ断容量のし
ゃ断器に直列に限流器を!I続することにより電流を制
御し大きなしゃ断容量を確保することが行われている。
する過電流は増大する傾向にある。このような場合短絡
容量を十分満足する大形しゃ断器を用意することは不経
済なので、最近では従来からの比較的小しゃ断容量のし
ゃ断器に直列に限流器を!I続することにより電流を制
御し大きなしゃ断容量を確保することが行われている。
従来の限Rlllは111図のように限流索子(1)と
して例えばI’e,I?e−Co合金のよう常温で比較
的小さい比抵抗を持ち、かつ大きな抵抗の温度係数を持
つ材料の両端に接続用端子(2) 、 (2)を固着し
絶縁被覆{3}をしたもので、しゃ断器に直列に接続し
過電流が流れた場合に発生するジュール熱により抵抗を
増大させ過電流を制限させるものである。Fe。
して例えばI’e,I?e−Co合金のよう常温で比較
的小さい比抵抗を持ち、かつ大きな抵抗の温度係数を持
つ材料の両端に接続用端子(2) 、 (2)を固着し
絶縁被覆{3}をしたもので、しゃ断器に直列に接続し
過電流が流れた場合に発生するジュール熱により抵抗を
増大させ過電流を制限させるものである。Fe。
Fe − Co 合金の常温での比抵抗は、それぞれl
OμΩ1、6声01機度でかなり低抵抗であるが、更に
大きな限流比を得るには固体間の抵抗変化のみでは十分
な@流効米が得られなかった。
OμΩ1、6声01機度でかなり低抵抗であるが、更に
大きな限流比を得るには固体間の抵抗変化のみでは十分
な@流効米が得られなかった。
すなわちspeom度の増加に対する比抵抗の増加は大
であるが、例えば動作ffl度を800℃に仮定しても
抵抗の増加は10倍種度にすぎない。従って限流器の高
性能を図るためには、固体から液体、あるいは固体から
気体の如き相変態を利用し抵抗の変化率をとり、あるい
は限流器の熱容量を増加させることなく常温における抵
抗を減少させ通電容量の増加を図4必要がある。通電容
量を大きくするため限流材の断面積を増加して抵抗を下
げると限流器自体の熱容量も増加するため過電流時のジ
ュール熱による晶度上昇が小さくなり十分な隈流効釆は
得られない。
であるが、例えば動作ffl度を800℃に仮定しても
抵抗の増加は10倍種度にすぎない。従って限流器の高
性能を図るためには、固体から液体、あるいは固体から
気体の如き相変態を利用し抵抗の変化率をとり、あるい
は限流器の熱容量を増加させることなく常温における抵
抗を減少させ通電容量の増加を図4必要がある。通電容
量を大きくするため限流材の断面積を増加して抵抗を下
げると限流器自体の熱容量も増加するため過電流時のジ
ュール熱による晶度上昇が小さくなり十分な隈流効釆は
得られない。
そこで、第2図のように限流材として低融点。
高蒸気金属や合金を使用した限流器がある。すなわち絶
縁容器(4)内に電極(5) 、 (6)を介して限流
材(7)を装着し、限流器の定格を越えた過電流が流れ
ると限流材(7)が過熱されて与えられた圧力よりも限
流材(7)の蒸気圧が高くなったときに気化し限流作用
を行ない、極めて大きな限流比を得ることができる。
縁容器(4)内に電極(5) 、 (6)を介して限流
材(7)を装着し、限流器の定格を越えた過電流が流れ
ると限流材(7)が過熱されて与えられた圧力よりも限
流材(7)の蒸気圧が高くなったときに気化し限流作用
を行ない、極めて大きな限流比を得ることができる。
3)従来技術の問題点
しかしながら、限tIL#1作終了後に限流材(7)を
隈流部へ再充填し復旧させるための駆動源例えば複雑と
なる欠点があった。
隈流部へ再充填し復旧させるための駆動源例えば複雑と
なる欠点があった。
4)発明の目的
本発明は上記欠点lこ鑑みなされたもので、従来の固体
の限流材を用いた限流器よりも限流比か大きく、かつ構
造を簡略化した限流器を提供することを目的とする。
の限流材を用いた限流器よりも限流比か大きく、かつ構
造を簡略化した限流器を提供することを目的とする。
5)発明の構成
すなわち、本発明は対向する電極間に@織材を介挿して
なる限R室を持つ限流器において、限流室は限流材を溜
める挾室部と、限流材蒸気を空間収容する開放部とを具
備したことを特徴とするものである。
なる限R室を持つ限流器において、限流室は限流材を溜
める挾室部と、限流材蒸気を空間収容する開放部とを具
備したことを特徴とするものである。
6)発明の実施例
以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。#
13図において第2図と同じ作用をする部品は同一符号
としたので*qは省略する。密閉する絶縁部−(4)内
において、定常状態0限流材(7)は対向する電極(5
) 、 t6)の間の挾室部(9)に係留している。挾
室部(9)の上方には上方に開く傾斜面(tea)。
13図において第2図と同じ作用をする部品は同一符号
としたので*qは省略する。密閉する絶縁部−(4)内
において、定常状態0限流材(7)は対向する電極(5
) 、 t6)の間の挾室部(9)に係留している。挾
室部(9)の上方には上方に開く傾斜面(tea)。
(10M)を有する絶縁部材部を充填して開放部0を構
成し、開放部αυの上方には過電流によって蒸発した限
流体蒸気から絶縁容器(4)を守る金属板を間隔を設け
て重ねたシールド−を装着している。隈IL 施封(7)はHg、Ga、Na、に、 Bl、8a、P
JZn、Cd、8b、Bゑなどの高蒸気圧材料であり、
電極(5) 、 (6)は@織材(7)との反応の少な
いV! 、Mo、Ta、Pi、Fs 11どを用イ、ま
た限流材の種類によってはCuなどがよい。また、絶縁
容器(4)はセラミックス、ゴム、合成樹脂などの限流
材(7)と反応しないものを用いる。
成し、開放部αυの上方には過電流によって蒸発した限
流体蒸気から絶縁容器(4)を守る金属板を間隔を設け
て重ねたシールド−を装着している。隈IL 施封(7)はHg、Ga、Na、に、 Bl、8a、P
JZn、Cd、8b、Bゑなどの高蒸気圧材料であり、
電極(5) 、 (6)は@織材(7)との反応の少な
いV! 、Mo、Ta、Pi、Fs 11どを用イ、ま
た限流材の種類によってはCuなどがよい。また、絶縁
容器(4)はセラミックス、ゴム、合成樹脂などの限流
材(7)と反応しないものを用いる。
次に作用なII!明する。定常時は電1m (5)→i
a*材(7)→電極(6)を通る電気回路を形成してい
る。過電流が流れると限流材(7)は蒸発して挾室部(
9)から−放5(11へ蒸発移動した時の通電路減少に
よって限流作用を行なった後、冷却したant材(7)
は空間またはシールド■から直接、あるいは傾斜面(l
ea)。
a*材(7)→電極(6)を通る電気回路を形成してい
る。過電流が流れると限流材(7)は蒸発して挾室部(
9)から−放5(11へ蒸発移動した時の通電路減少に
よって限流作用を行なった後、冷却したant材(7)
は空間またはシールド■から直接、あるいは傾斜面(l
ea)。
(10m)を流下し、再び挾室部(9)へ戻り自己復旧
する。
する。
な右、絶縁部材QlIは導電材でもよく、また傾斜面(
10m)は平行であっても限流材(7)が挾1ii11
1(9)へ戻る構造であればよい。
10m)は平行であっても限流材(7)が挾1ii11
1(9)へ戻る構造であればよい。
次にaR効果の試験結果を示す。アルミナの絶縁部器(
4)の内面に窒化はう素よりなる絶縁部材αQとMo板
よりなるシールドa湯を配置し、鉄よりなる電極(5)
、 T6)との間O挾室部(9)に・0.4 InΩ
の抵抗を持つガリウムを主成分とする限流材(7)を係
留した。
4)の内面に窒化はう素よりなる絶縁部材αQとMo板
よりなるシールドa湯を配置し、鉄よりなる電極(5)
、 T6)との間O挾室部(9)に・0.4 InΩ
の抵抗を持つガリウムを主成分とする限流材(7)を係
留した。
かかる限流器を回路抵抗的100aaOおよび回路抵抗
約52鴫を持つ回路に挿入し、460Vを印加し限流特
性を求めた結果は次表の如くであった。
約52鴫を持つ回路に挿入し、460Vを印加し限流特
性を求めた結果は次表の如くであった。
表
限流器を通過した電麹は試料l#cおいては限流〜
値3,8に人なので@滝時O抵゛抗は11mであり、初
期O抵抗0.4mΩの約4倍で十分な限流作用を示した
。
期O抵抗0.4mΩの約4倍で十分な限流作用を示した
。
また試料2においては@fi[5,5kAで限流時の抵
抗は31m1Mmであり、初期の抵抗0.4 mQの約
77倍で、十分な限流作用を示す−と共に直ちに再使用
できる自己復旧型の能力を持つこともわかった。比較の
ために使用した限流材を石英管に入れて加熱炉で加熱し
、抵抗変化を200℃まで求めたが抵抗増加は極くわず
かであった。また蒸発による通電路減少が寄与したと考
えられ、かつ開放部空間から直接、あるいi才傾斜面を
滑って限流材が挾室部へ戻るプロセスが所期通りの機能
しているものと思われる。
抗は31m1Mmであり、初期の抵抗0.4 mQの約
77倍で、十分な限流作用を示す−と共に直ちに再使用
できる自己復旧型の能力を持つこともわかった。比較の
ために使用した限流材を石英管に入れて加熱炉で加熱し
、抵抗変化を200℃まで求めたが抵抗増加は極くわず
かであった。また蒸発による通電路減少が寄与したと考
えられ、かつ開放部空間から直接、あるいi才傾斜面を
滑って限流材が挾室部へ戻るプロセスが所期通りの機能
しているものと思われる。
なお、本発明における開放部aυの容積は使用する限流
材(7)の蒸気圧や量に関係する安全上重要な数値であ
り、大むね使用する限流材(7)の容積の5倍以上を確
保することが望ましい。
材(7)の蒸気圧や量に関係する安全上重要な数値であ
り、大むね使用する限流材(7)の容積の5倍以上を確
保することが望ましい。
7)発明の効果
以上のように本発明によれば、限流器において密閉する
結縁容器内に下方に対向する電極間に挾室部を形成して
@織材を係留し、挾室部の上方に關(空間部を形成する
ようにしたので、隈#l材は過電流によって限流材蒸気
となって限流時O抵抗は常時の数10倍となって大きな
af11作用をする。
結縁容器内に下方に対向する電極間に挾室部を形成して
@織材を係留し、挾室部の上方に關(空間部を形成する
ようにしたので、隈#l材は過電流によって限流材蒸気
となって限流時O抵抗は常時の数10倍となって大きな
af11作用をする。
その後限流材蒸気は冷却すると重力によって空間部から
挾室部に流下して自動復旧するので構造が簡単であり、
限流器を小形でき、信頼性が高いなどのすぐれた効果が
ある。
挾室部に流下して自動復旧するので構造が簡単であり、
限流器を小形でき、信頼性が高いなどのすぐれた効果が
ある。
第1図および第2図はそれぞれ従来の@R器を示す縦断
面図、第3図は本発明の限流器の一実施例を示す縦断面
図である。 (4)・・・絶縁容器 (51、+6)・・・w
1極(7)・・・限流材 (9)・・・挾室部
(II・・・絶縁部材 I・・・空間部(14・
・・シールド 代理人 弁理士 井 上 −男 第 1 図 第2図 第 3 図
面図、第3図は本発明の限流器の一実施例を示す縦断面
図である。 (4)・・・絶縁容器 (51、+6)・・・w
1極(7)・・・限流材 (9)・・・挾室部
(II・・・絶縁部材 I・・・空間部(14・
・・シールド 代理人 弁理士 井 上 −男 第 1 図 第2図 第 3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、密閉する絶縁容器内に挾室部を形成して対向する電
極と、前記挾室部より上方に開く空間部を形成する部材
と、前記挾室部の前記電極間に介挿し過電流時には限流
材募気となる限流材とからなる限流器。 λ 空間部は挾皇部より上方に傾斜して開くようにした
ことを特徴とする特許請求OS囲#E1項記載の@流器
。 3、空間部にシールドを装着したことを特徴とする特許
請求の範1allE1項記載の@a器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17281081A JPS5875733A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 限流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17281081A JPS5875733A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 限流器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5875733A true JPS5875733A (ja) | 1983-05-07 |
Family
ID=15948789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17281081A Pending JPS5875733A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 限流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5875733A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206767A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Jfe Steel Kk | コークス炉およびコークス炉の補強方法 |
-
1981
- 1981-10-30 JP JP17281081A patent/JPS5875733A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206767A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Jfe Steel Kk | コークス炉およびコークス炉の補強方法 |
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