JPS587567B2 - ベルトコンベアの洗浄クリ−ナ− - Google Patents

ベルトコンベアの洗浄クリ−ナ−

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JPS587567B2
JPS587567B2 JP53019108A JP1910878A JPS587567B2 JP S587567 B2 JPS587567 B2 JP S587567B2 JP 53019108 A JP53019108 A JP 53019108A JP 1910878 A JP1910878 A JP 1910878A JP S587567 B2 JPS587567 B2 JP S587567B2
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JP
Japan
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slurry
tank
tertiary
slurry tank
conduit
Prior art date
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Expired
Application number
JP53019108A
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English (en)
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JPS54113170A (en
Inventor
伊藤光男
近藤義照
今野乃光
佐藤広義
三上幸宏
小野寺寅彦
清水弘行
川元昌司
堂光春
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベルトコンベアの洗浄クリーナーに関するもの
である。
ベルトコンベアの落鉱対策は古くから大きな問題として
取上げられているものの、その抜本的対策となると決め
手を打つにいたってなかった。
従来の落鉱対策は、ベルトコンベアのリターン側表面に
掻き板を当てて表面をクリーニングするタイプのものが
主であった。
しかしこのタイプのものはクリーナー先端チップの摩耗
やフレームの腐食、更には掻き取った付着物が逆にクリ
ーナーに付着して掻き取り性を悪化させることなどがあ
り、長期にわたる安定した掻き取りはほとんど期待でき
ないものであった。
近年、掻き取り板によるクリーニングに代えて水洗式ク
リーニングが行われるようになった。
この方法はベルトコンベアのリターン部に水を噴射し付
着した粉塵を水と共に洗い流す方法である。
この方法によればクリーニング効果は著しく優れ、落鉱
の90〜95%を減少できるというメリットがある反面
、水洗により生じるスラリーの処理が大変であるという
デメリットがあった。
この水洗により生じるスラリーを処理する方法としては
、■ スラリーを完全沈澱処理し、上澄液は別ルートへ
流すか又は再循環使用する方法 ■ スラリーをそのまま又はある程度濃縮して液状処理
をする方法 がある。
ところが、上記■では大規模な沈澱槽が必要となること
、■でも大掛りな濃縮機構が必要であることが難点とな
っていた。
即ち従来のスラリー処理に使用する沈澱池は、工場排水
基準の制約と、沈澱物処理側の制約があり、沈澱物処理
周期を極力長くするため沈澱槽容量を大きくする必要が
あり、加えてフィルターを介してスラリーを浄化する方
法でも設備の大型化はさけられず、したがって設備費、
作業費共大となり経済的にみて優れた設備とは言い難い
面があった。
杢発明はこのような問題点を有利に解決したものであり
、その第1番目のものは、ベルトコンベアの洗浄クリー
ナにおいて、洗浄後のスラリーの沈降分離の工程を不要
ならしめた洗浄クリーナーを提供することを目的とし、
第2番目のものは前記第1番目のものに加え、さらに洗
浄後のスラリーの処理工程において、槽内におけるスラ
リーの沈降を、スラリー自身の流れを利用し防止した洗
浄クリーナーを提供するものである。
、以下図面に基づき本発明を説明する。
図面は本発明の実施例を示すフロー図である。
本発明の第1番目のものは、図面に示すように、ベルト
コンベア1のリターンベルト1Aに向ケて水などの液体
を噴射し、リターンベルト1Aの表面に付着レだ粉粒物
を洗い流す洗浄クリーナーであって、洗浄後のスラリー
を漏斗2で受け、導管3を介して1次スラリ一槽4に入
れる。
この1次スラリ一槽4に貯えられたスラリーは導管5に
より湿式サイクロン6に導き、ここでスラリーを濃縮液
と浄化液とに分離する。
そして、濃縮液は導管7により2次スラリ一槽8に、ま
た、浄化液は導管9により3次スラリ一槽10に連続的
に入れる。
2次スラリ一槽8に貯えられた濃縮スラリーは導管11
によりミキサー12又はプレスフィルター13へ導き連
続的に処理する。
即ち、このベルトコンベア洗浄クリーナーが焼結原料搬
送用コンベアに設置されベルトコンベアを水洗する場合
は、濃縮スラリー液を焼結工場原料予備処理工程のミキ
サーにそのまま供給することにより、焼結原料水分調整
のための水分添加の一部機能を持たせると共にスラリー
が焼結原料粒子の混濁液であることから原料の再生補充
とを同時に行うことができ、はなはだ能率的である。
またプレスフィルター13に導入して処理することも可
能で、スラリーを湿式サイクロン6で濃縮してあるから
処理量が少なくて済むというメリットがある。
湿式サイクロン6で分離された浄化液は3次スラリ一槽
10に入れられ、ここから導管14により噴射ノズル部
15へ導かれリターンベルト1Aへ向けて噴射される。
リターンベルト1Aを洗浄した浄化液はスラリー濃度を
高め再び漏斗2により集められ導管3により1次スラリ
一槽4に入る工程を繰返えす。
図中16は給液パイプであり、導管11により搬出され
るスラリーに含まれる液量に相当する液体を補給するも
のであり、1次スラリ一槽4又は3次スラリ一槽10の
いずれかへ制御系との対応で必要な箇所へ設けることが
できる。
2次スラリ一槽8へはスラリー濃度を薄めるので設けな
い。
本発明において、1次スラリ一槽4、2次スラリ一槽8
、3次スラリ一槽10内においてスラリーの沈澱が生じ
てはその機能を十分に発揮せしめることができない。
そのためにスラリーを上記三つの槽内において常時攪拌
する必要がある。
この攪拌は、それぞれの槽内にインペラーをのそましめ
これを回転させて攪拌する方式をとってもよいが装置が
大掛りなものとなる。
このため図示したようにスラリー自身をバイパスさせる
ことによりこれを有利に解決した。
即ち、本発明の第2番目のものは、第1番目のものに加
え、1次スラリ一槽4から2次スラリ一槽8ヘスラリー
を導く導管5にバイパス管5Aを設け、ポンプ17によ
り吸引し導管5へ送給するスラリーの一部を、該バイパ
ス管5Aにより1次スラリ一槽4の底部へ導入し攪拌す
ることにより、該槽内におけるスラリーの沈澱を防止し
た。
同様に2次スラリ一槽8におけるポンプ18とバイパス
管11A,3次スラリ一槽10におけるポンプ19とバ
イパス管14A、も、スラリー沈澱防止上同等の機能を
有する。
バイパスさせるスラリーの量は1次スラリ一槽4にあっ
ては導管5に設けたバルブ5B,バイパス管5Aに設け
たバルブ5Cの開度調整により行う。
2次スラリ一槽8にあってはバルブ11B,11Cによ
って、また、3次スラリ一槽10にあっては、バルブ1
4Bと14Cにより同様にバイパスさせるスラリー流量
の調節を行うことができるように構成した。
本発明の第1番目及び第2番目のものにおいて、各スラ
リ一槽内にスラリーの液面を検知するレベル検知器(図
示せず)を設け、このレベル計からの情報により液面が
下り過ぎた際にポンプ17,18,19の稼動を中断し
、又は給水パイプ16からの給水量を制御することは有
効で、こうすることにより上記ポンプの機能を停止させ
るようなことはない。
また本発明に係る湿式サイクロンは6,6′のように複
数個連設するのは有効である。
以上述べたように、本発明の第1番目のものによると、
ベルトコンベアの水洗後のスラリー処理が簡単でかつ能
率的に行うことができる。
特に湿式サイクロンで濃縮した焼結原料のスラリーをミ
キサーに導入する形式をとる場合は、スラリーの処理は
不要であるばかりでなく、従来は処理に困っていたスラ
リーを原料及び水分源として利用できるのできわめて有
効である。
本発明の第2番目のものによると、前記したもののほか
に設備の簡略化及びスラリー処理設備の規模縮小ができ
、設備費の低減、スラリー処理費用の低減など大きなメ
リットが期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すフロー図。 1…ベルトコンベア、1A…リターンベルト、シ…漏斗
、3…導管、4…1次スラリ一槽、5…導管、5A…バ
イパス管、6…湿式サイクロン、7…導管、8…2次ス
ラリ一槽、9…導管、10…3次スラリ一槽、11…導
管、11A…バイパス管、12…ミキサー、13…プレ
スフィルター、14…導管、14A…バイパス管、15
…噴射ノズル部、16…給水パイプ、17,18,19
…ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベルトコンベアの洗浄クリーナーにおいて、ベルト
    コンベアに向けてスラリー浄化液を噴射した後に回収さ
    れるスラリーを攪拌し貯留する1次スラリ一槽さ、この
    1次スラリ一槽からスラリーを抽出し湿式サイクロンへ
    導くポンプ付導管と、1次スラリ一槽のスラリーを濃縮
    スラリーと浄化液とに分離する湿式サイクロンと、この
    湿式サイクロンで濃縮された濃縮スラリーを攪拌し貯留
    する2次スラリ一槽と、この2次スラリ一槽から濃縮ス
    ラリーを抽出するポンプ付導管と、該湿式サイクロンで
    分離された浄化液を攪拌し貯留する3次スラリ一槽と、
    この3次スラリ一槽から浄化液を抽出しリターンベルト
    へ向けて設置した噴射ノズルへ導くポンプ付導管と、次
    工程へ送られる上記濃縮スラリーの液量に相当する液体
    を上記1次スラリ一槽及び3次スラリ一槽のいずれかへ
    補給する給液パイプとからなる、ベルトコンベアの洗浄
    クリーナー。 2゛ ベルトコンベアの洗浄クリーナーにおいて、ベル
    トコンベアに向けてスラリー浄化液を噴射した後に回収
    されるスラリーを貯留する1次スラリ一槽と、この1次
    スラリ一槽からスラリーを抽出し湿式サイクロンへ導く
    と共にこのスラリーの一部をバイパスさせて再び1次ス
    ラリ一槽底部へ導入するポンプ付導管と、1次スラリ一
    槽のスラリーを濃縮スラリーと浄化液とに分離する湿式
    サイクロンと、この湿式サイクロンで濃縮されたスラリ
    ーを貯留する2次スラリ一槽と、この2次スラリ一槽か
    ら濃縮スラリーを抽出し次工程へ導くと共にこのスラリ
    ーの一部をバイパスさせて再び2次スラリ一槽底部へ導
    入するポンプ付導管と、該湿式サイクロンで分離された
    浄化液を貯留する3次スラリ一槽と、この3次スラリ一
    槽から浄化液を抽出しリターンベルトへ向けて設置した
    噴射ノズルへ導くと共に浄化液の一部をバイパスさせて
    再び3次スラリ一槽底部へ供給する導管と、次工程へ送
    られる濃縮スラリーの液量に相当する液体を上記1次ス
    ラリ一槽及び3次スラリ一槽のうちいずれかへ補給する
    給液パイプとからなる、ベルトコンベアの洗浄クリーナ
    ー。
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JPS5895916U (ja) * 1981-12-22 1983-06-29 野田電機工業株式会社 ベルト洗浄装置
JP6098023B1 (ja) * 2015-12-28 2017-03-22 株式会社流機エンジニアリング コンベアリターンベルト洗浄装置及びコンベアリターンベルトの洗浄方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976334A (ja) * 1972-11-24 1974-07-23
JPS51120573A (en) * 1975-04-12 1976-10-21 Nippon Steel Corp Method of cleansing the conveyor belts

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