JPS587386Y2 - ジアゾ複写機における乾式現像装置 - Google Patents

ジアゾ複写機における乾式現像装置

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JPS587386Y2
JPS587386Y2 JP1976159198U JP15919876U JPS587386Y2 JP S587386 Y2 JPS587386 Y2 JP S587386Y2 JP 1976159198 U JP1976159198 U JP 1976159198U JP 15919876 U JP15919876 U JP 15919876U JP S587386 Y2 JPS587386 Y2 JP S587386Y2
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JP
Japan
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chamber
developing
ammonia gas
photosensitive paper
water vapor
Prior art date
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JP1976159198U
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JPS5376834U (ja
Inventor
神田聡
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アンモニアガス及び水蒸気の充満する現像室
と、該現像室の感光紙用入口領域及び出口領域に設けら
れたプレチャンバ及びアフタチャンバと、前記現像室か
ら前記チャンバに漏れたアンモニアガスを脱臭するため
の脱臭装置とを具備し、露光を終えた感光紙を現像室内
のアンモニアガスに接触させ、これによって感光紙の現
像処理をなす、ジアゾ複写機にかける乾式現像装置に関
する。
現像装置からアンモニア臭気が漏洩するのを防止し、現
像済感光紙の表面に付着するアンモニア臭気を除去でき
るように構成された上記形式の現像装置は公知である。
′ (例えば特願昭49−139628号、特開昭51
−66832号参照)。
このような現像装置においては、アンモニアガスと共に
、現像室からプレチャンバ及びアフタチャンバへ漏出し
た水蒸気が、現像室よシも温度の低いチャンバ内の部分
、例えば感光紙用ガイド板、搬送手段等に結露すること
がある。
水蒸気がガイド板等に結露すれば、ここを通過する感光
紙に水滴が付着し、これが感光紙のジャミング発生原因
となるとともにコピー品質を低下させる欠点を生ずる。
この欠点は、上記各チャンバ加熱装置、例えばヒーター
を取付け、チャンバ内を温めれば解消できる。
しかしながら、プレチャンバ及びアフタチャンバにそれ
ぞれヒーターを取付けることはコストが嵩むだけでなく
、これらチャンバの内容積が小さいのでその取付けが極
めて困難となる不具合があった。
童た各チャンバの内容積を大きくすればヒーターの取付
けが可能となるが、コスト及び装置の大型化等の別の問
題が生じた。
本考案は上述した従来の欠点を除去した現像装置を提供
しようとするものであシ、以下に本考案の実施例を図面
に従って説明する。
第1図において、現像装置の現像タンク1ば、その端壁
1a、lb及び隔壁1c、ldにより3つの室、即ちプ
レチャンバ2、現像室3及びアフタチャンバ4に分割区
画されている。
上記端壁1a、lb及び隔壁1c、1dには、それぞれ
一対のシールローラ5,6,7.8が配設され、これら
ローラ対は、現像室3と各チャンバ2,4における感光
紙通過用開口を閉鎖して現像室とチャンバとを密封する
用をなすとともに、それぞれ矢印方向に回転して感光紙
9を搬送する機能も兼用している。
現像室3内には、周知の如く、管10を通して供給され
たアンモニア水を収容する蒸発皿11が設けられ、この
アンモニア水はヒータ(図示せ力によって気化される。
かくして現像室3内にはアンモニアガス及び水蒸気が充
満する。
12ば、現像室3で感光紙9を案内するためのガイドワ
イヤーであり、13.14は各チャンバ2,4内に配設
されたガイド板である。
露光を終えた感光紙9は、矢印A方向に送られてくる。
現像装置に至った感光紙9はシールローラ5により送り
作用を受けつつ先ずプレチャンバ2を通過し、さらにシ
ールローラ7によy搬送されて現像室3を通過する。
この際、現像室3内に充満するアンモニアガスによって
現像作業が行われる。
現像処理された感光紙は、ロールローラ8゜6によって
、アフタチャンバ4を通して現像装置外へ送シ出され、
図示していないストッカに載置される。
感光紙9ば、上記動作中、ガイ)”[13゜14及びガ
イドワイヤー12により案内作用を受ける。
現像室3はシールローラ7.8により密封されてはいる
が、これらローラ7.8の間を通してわずかなアンモニ
アガスと水蒸気が現像室3から漏れ出ることは避けられ
ない。
このよう□して現像室3から各チャンバへ漏れたガス及
びアフタチャンバで除去される感光紙の残留臭気は、第
2図に示す脱臭装置15により浄化される。
この場合、従来の装置においては、現像室から各チャン
バに漏れた水蒸気が、現像室よりも温度の低いチャンバ
ー内の部分、例えばシールローラ5,6やガイド板13
,14に結露し、感光紙の搬送に支障を来たす危険のあ
ったことは先に説明した通うである。
本発明はこの不都合が生じないように第2図に示す如き
構成を提案するものである。
第2図に訃いて、プレチャンバ2及びアフタチャンバ4
の各側壁2a 、4aには、排気導管16が接続され、
この導管16はエアポンプ17を介して脱臭装置15ま
で延びている。
18は脱臭装置に接続された排気ダクトである。
排気導管16の適所には、連結導管19の一端が接続さ
れて合流され、該連結導管19の他端は、分流されてプ
レチャンバ2及びアフタチャンバ4における、排気導管
16の接続された側壁とは反対の各側壁2b 、4bに
連結されて循環路が形成されている。
そしてこの循環路中の合流点と分流点の間である連結導
管19には循環ブロワ−20ど加熱装置21とが設けら
れ、この循環ブロワ−20の作動により、各チャンバ2
,4と連結導管19を通して気体が循環し得るように構
成されている。
上述した現像動作中、エアポンプ17の駆動によって、
現像室3から各チャンバ2,4に漏れたアンモニアガス
及び水蒸気は、排気導管16を通しテ脱臭装置に送られ
、ここでアンモニアガスの分解が行われ、清浄な空気と
して排気ダクト18から機外へ排出される。
この場合のガスの流れを第2図に実線の矢印で示す。
他方、この動作中に、上記循環ブロワ−20も作動して
いるため、各チャンバ2,4を出たアンモニアガス及び
水蒸気の一部が、連結導管19にも分岐して流れ、この
分岐流は加熱装置21によシ加熱されて再び各チャンバ
2,4へ戻る(点線矢印)。
かくして現像室3から漏れたガスは、その一部が脱臭装
置を通して排出され、且つ残ジのガスが連結導管19及
び加熱装置21を通して循環することになる。
このため、一つの加熱装置で各チャンバ2,4内を所定
温度に保つことができ、ガイド板13゜14やシールロ
ーラ5,6に水蒸気が結露することを防止することがで
きる。
排気導管16.連結導管19及び脱臭装置15等の配置
は、第2図に示したものに限らず、適宜改変して構成で
きる。
例えば第3図に示した実施例においては、連結導管19
が排気導管16に接続されているのではなく、各チャン
バ2,4の側壁2a、4aに直接連結されている。
第1図乃至第3図においては、感光紙の送り機能を兼用
するシール手段をシールローラトシテ構成した例を示し
たが、このシール手段はローラニ限らず、例えば第4図
に示すように、現像室3と各チャンバ2,4を形成する
現像タン4りの一方の側を開口させ、この開口側全体を
無端シールベルト22で密封し、このシールベルトを駆
動ローラ23及び転向ローラ24に巻き掛けて構成し、
シールベルト22を矢印方向に回転駆動することにより
、感光紙91に搬送するようにすることもできる。
この具体例の場合にも、第2図及び第3図に示したよう
に連結管、加熱装置、エアポンプ、脱臭装置、排気導管
等が付設される。
以上の如く、本考案によれば、簡単な構成によってチャ
ンバ内で水蒸気が結露することを防止することができる
lた、プレチャンバ及びアフタチャンバの内容積が小さ
く、内部に加熱装置を取付けることが困難な場合にも、
本考案によれば支障なく、各チャンバを加熱することも
できる。
そして加熱装置がチャンバ外にあるため、温度制御も容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る現像装置の概略縦断面図、第2図
は現像装置の各構成要素の関連構成を説明する図式的な
部分断面説明図、第3図は他の実施例を示す第2図同様
の説明図、第4図はさらに他の実施例を示す概略縦断面
図である。 2・・・プレチャンバ、3・・・現像室、4・・・アフ
タチャンバ、15・・・脱臭装置、21・・・加熱装置
、9・・・感光紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンモニアガスと水蒸気の充満する現像室と、該現像室
    の感光紙用入口領域及び出口領域に設はラレタグレチャ
    ンバ及びアフタチャンバと、前記現像室から前記チャン
    バに漏れたアンモニアガスを脱臭するW脱臭装置とを具
    備し、露光を終えた感光紙を現像室内のアンモニアガス
    に接触サヒ、これによって感光紙の現像処理をなす、ジ
    アゾ複写機における乾式現像装置において、現像室から
    プレチャンバ及びアフタチャンバに漏れたアンモニアガ
    ス及び水蒸気の一部が、上記各チャンバを出た後に合流
    され、合流後再び分流されて上記各チャンバに戻るよう
    に循環される循環路を設け、該循環路の合流点から分流
    点1での間にアンモニアガス及び水蒸気の一部を加熱す
    る加熱装置を配設したことを特徴とする前記現像装置。
JP1976159198U 1976-11-30 1976-11-30 ジアゾ複写機における乾式現像装置 Expired JPS587386Y2 (ja)

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JP1976159198U JPS587386Y2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 ジアゾ複写機における乾式現像装置

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Publication Number Publication Date
JPS5376834U JPS5376834U (ja) 1978-06-27
JPS587386Y2 true JPS587386Y2 (ja) 1983-02-09

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ID=28767152

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JP1976159198U Expired JPS587386Y2 (ja) 1976-11-30 1976-11-30 ジアゾ複写機における乾式現像装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497011A (ja) * 1972-05-04 1974-01-22
JPS497011U (ja) * 1972-04-17 1974-01-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497011U (ja) * 1972-04-17 1974-01-22
JPS497011A (ja) * 1972-05-04 1974-01-22

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