JPS5871378A - 金属材料の防食法 - Google Patents
金属材料の防食法Info
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- JPS5871378A JPS5871378A JP56170022A JP17002281A JPS5871378A JP S5871378 A JPS5871378 A JP S5871378A JP 56170022 A JP56170022 A JP 56170022A JP 17002281 A JP17002281 A JP 17002281A JP S5871378 A JPS5871378 A JP S5871378A
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- Japan
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- corrosion
- cutting
- metallic material
- depth
- cut
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は機械材料の防食法に関するもので、例えば海水
ポンプ等腐食性環境下で用いる金属材料に利用される。
ポンプ等腐食性環境下で用いる金属材料に利用される。
従来、鋼材の一部をフレーム加熱する方法があるが鋼材
の変形、製作工数および適用部分の限定等に関し問題が
あった。
の変形、製作工数および適用部分の限定等に関し問題が
あった。
本発明は上記に鑑みてなしたもので、腐食環境下におけ
るステンレス鋼などの金属材料の防食法を提供すること
1目的とする。
るステンレス鋼などの金属材料の防食法を提供すること
1目的とする。
本発明は同一部品(同一鋼種)の一部に切削加工によ#
)腐食しやすい個所を積極的に与え、逆にその近傍を防
食し1部品としての機能を向上させようとするものであ
る。
)腐食しやすい個所を積極的に与え、逆にその近傍を防
食し1部品としての機能を向上させようとするものであ
る。
以下、実施例を用いて説明する。
1)SU8304鋼丸棒(60φX500mm)3本を
用か一本に両端よシ150IIIIIrVJを以下の切
削を与えた。イ)切込深さ0.021111%送り速度
0.05wx/ reV * ” )切込深さ5m、送
シ速度0.4+m/reV、 ハ)切込深、さ0.5
wm、送り速度0..4 ma/rev0そして丸棒中
央部200鵡にはハ)と同じ切削条件とした。その後、
この丸棒を3%NaC1fd液中に6ケ月浸漬し、腐食
状況を観察した。その結果、上記イ)および口)におい
ては丸棒両端より150鵡間が激しく腐食しているもの
の、丸棒中央部(200mm)には腐食は見られなかっ
た。一方、上記ハ)については丸棒全体において不均質
に腐食が発生していた。
用か一本に両端よシ150IIIIIrVJを以下の切
削を与えた。イ)切込深さ0.021111%送り速度
0.05wx/ reV * ” )切込深さ5m、送
シ速度0.4+m/reV、 ハ)切込深、さ0.5
wm、送り速度0..4 ma/rev0そして丸棒中
央部200鵡にはハ)と同じ切削条件とした。その後、
この丸棒を3%NaC1fd液中に6ケ月浸漬し、腐食
状況を観察した。その結果、上記イ)および口)におい
ては丸棒両端より150鵡間が激しく腐食しているもの
の、丸棒中央部(200mm)には腐食は見られなかっ
た。一方、上記ハ)については丸棒全体において不均質
に腐食が発生していた。
ここで、上記の挙動を理解する目的で腐食部分の詳細な
観察を行なった。この結果、試料イ)の腐食は腐貢の起
点が切削加工にともなう切粉の付着部分にあり一、−’
tの下方においていわゆる隙間腐食が発生していた。又
、試料口)については切削加工に併う辷9線およびマル
テンサイト変態部分が優先的に腐食していた。
観察を行なった。この結果、試料イ)の腐食は腐貢の起
点が切削加工にともなう切粉の付着部分にあり一、−’
tの下方においていわゆる隙間腐食が発生していた。又
、試料口)については切削加工に併う辷9線およびマル
テンサイト変態部分が優先的に腐食していた。
したがって、上記の挙動は切削加工によシ優先的に腐食
しやすい層(部分)が得られることを示しておシ、同時
にその近傍の部分では電気防食の原理によ#)防共され
たものと判断される。
しやすい層(部分)が得られることを示しておシ、同時
にその近傍の部分では電気防食の原理によ#)防共され
たものと判断される。
ここで、実機部品において上記の現象を適用すているな
どで多少のg賞偵傷が許される部分に上記の特種な切削
加工を与え、その他の部分(g食損傷が許されない部分
)は通常の切削加工を与えることが有効である。
どで多少のg賞偵傷が許される部分に上記の特種な切削
加工を与え、その他の部分(g食損傷が許されない部分
)は通常の切削加工を与えることが有効である。
2)1)で示した丸棒を用い上記のように優先的に腐食
しやすい層(部分)が得られる切削刀ロエ条件を検討し
た。切削速度は20〜150 m1mmとし、切込深さ
0.01〜51m+1送シ速度0.01〜1rm/re
Vとした。その結果、A)切粉の次面への付着、B)辷
シ線およびマルテンサイト変態は切削速度に対し明確に
依存せず、切込深さと送シ速度の積(切削断面積)に強
く依存した。そして、その値が10−4〜5×10′″
”id/ reV (7)場合、前記A)が、 0.5
〜5 d/ reVの時前記B)が生じた。父、この試
料を前記実施例1)と同様に腐食試験した結果、前記加
工層の優先的腐食および。
しやすい層(部分)が得られる切削刀ロエ条件を検討し
た。切削速度は20〜150 m1mmとし、切込深さ
0.01〜51m+1送シ速度0.01〜1rm/re
Vとした。その結果、A)切粉の次面への付着、B)辷
シ線およびマルテンサイト変態は切削速度に対し明確に
依存せず、切込深さと送シ速度の積(切削断面積)に強
く依存した。そして、その値が10−4〜5×10′″
”id/ reV (7)場合、前記A)が、 0.5
〜5 d/ reVの時前記B)が生じた。父、この試
料を前記実施例1)と同様に腐食試験した結果、前記加
工層の優先的腐食および。
その他の個所(丸棒中央部)の防食が確認された。
特に切込深さが0,01■の時、送シ速度が0.01゜
0、1および0.5m/revのとき、あるいは切込深
さが0.1閣のとき送り速度が0.001.0.01
。
0、1および0.5m/revのとき、あるいは切込深
さが0.1閣のとき送り速度が0.001.0.01
。
0、05 rtaa / reVの場合が優れていた。
又、切込深さが0.5 rmのとき送り速度が1.z5
および5101/revのとき、あるいは切込深さが5
閣のとき送シ速度が0.1,0.3および1mm、/r
eVの場合も優れていた。
および5101/revのとき、あるいは切込深さが5
閣のとき送シ速度が0.1,0.3および1mm、/r
eVの場合も優れていた。
3) 実軸例1)において素材を5US403およびチ
タン(TB35)とし同様な加工を与えた後。
タン(TB35)とし同様な加工を与えた後。
前者については0.3%5acz溶液、後者については
I N 、 HtsO4+ 3%NaCL溶液中で6ケ
月腐食試験を行なった。その結果、1)と同様にいずれ
の場合も特種な切削刃U工を与えた部分が優先的に腐食
し、九椰中央部分は防食されていた。この場合は特に切
込深さと送シ速度の積が10−4〜5 X 10 ”
md/ reV Q)時有効f6ツタ。
I N 、 HtsO4+ 3%NaCL溶液中で6ケ
月腐食試験を行なった。その結果、1)と同様にいずれ
の場合も特種な切削刃U工を与えた部分が優先的に腐食
し、九椰中央部分は防食されていた。この場合は特に切
込深さと送シ速度の積が10−4〜5 X 10 ”
md/ reV Q)時有効f6ツタ。
4)SUS304鋼を用い、1350m口径の立軸斜流
ポンプ軸を製作した。軸形状は長さ3880■で軸長中
央部の最大太さ220■φ軸の両端に近ずく程段階的に
−n〈なっておシ最小径は軸下端で140mm、軸上端
で136wmφである。ぞして軸上端より125mm1
65mの個所(182mmφ)はグランドパツキンと摺
動し、下端よ、9480〜6201mはメタルスリーブ
とカン合するよう構成されている。
ポンプ軸を製作した。軸形状は長さ3880■で軸長中
央部の最大太さ220■φ軸の両端に近ずく程段階的に
−n〈なっておシ最小径は軸下端で140mm、軸上端
で136wmφである。ぞして軸上端より125mm1
65mの個所(182mmφ)はグランドパツキンと摺
動し、下端よ、9480〜6201mはメタルスリーブ
とカン合するよう構成されている。
ここで、前記のグランドパツキンおよびメタルスリーブ
との接する部分は従来、ポンプの停止期間中隙間腐食を
多発していた個所である。
との接する部分は従来、ポンプの停止期間中隙間腐食を
多発していた個所である。
次に軸への特種な切削加工は軸上端より170〜260
■の個所(太さ195■φ)(■)1720〜1800
smの個所(太さ220嗜φ)(■)および下端よシロ
30〜710mの個所(太さ200mm)(O)とし、
■と@については切削速度I Q 5 m/ I騙、切
込深さ5ms送シ速度0.2鵡/ r eVとした。又
、■については切削速度65m / 11、切込深さO
,02m5送シ速度0.025−mm/revとした。
■の個所(太さ195■φ)(■)1720〜1800
smの個所(太さ220嗜φ)(■)および下端よシロ
30〜710mの個所(太さ200mm)(O)とし、
■と@については切削速度I Q 5 m/ I騙、切
込深さ5ms送シ速度0.2鵡/ r eVとした。又
、■については切削速度65m / 11、切込深さO
,02m5送シ速度0.025−mm/revとした。
以上の軸を前記ポンプに組込み、海水環境で2年2ケ月
運転した(その間の停止時間は合計1年3ケ月)。その
結果、前記000部分は激しく腐食していたが、その他
の部分、特に、グランドパツキンおよびメタルスリーブ
と接する部分にはほとんど腐食は見られなかった。
運転した(その間の停止時間は合計1年3ケ月)。その
結果、前記000部分は激しく腐食していたが、その他
の部分、特に、グランドパツキンおよびメタルスリーブ
と接する部分にはほとんど腐食は見られなかった。
一方、従来の軸(/JLI工条件は切削速度xosm/
S、切込深さ0.2 m、送シ速度0.4 tm/ r
eYで上記と同−設置場所でほぼ同一期間運転)の場合
。
S、切込深さ0.2 m、送シ速度0.4 tm/ r
eYで上記と同−設置場所でほぼ同一期間運転)の場合
。
腐食は軸全体に対し多数の孔食として生じ、特にグラン
ドパツキンおよびメタルスリーブと従する個所でい巾広
い隙間14食および最大3職に達する孔食が生じていた
。
ドパツキンおよびメタルスリーブと従する個所でい巾広
い隙間14食および最大3職に達する孔食が生じていた
。
以上のことから本元明軸は従来軸に対し腐食孔を起点と
した軸の切損およびグランドパツキンからの水もn等に
対し問題が生じにくく、信頼性が商いことが理解される
。
した軸の切損およびグランドパツキンからの水もn等に
対し問題が生じにくく、信頼性が商いことが理解される
。
又、本発明の加工部分における腐食形態は主に加工変質
1−のみが藺賞するため浅い孔食と、なシ、一般的に多
く見られる深い孔食にはならない。この事実は使用部品
が配管のように貫通孔を極度にきらう場合、および強度
部材のように深い孔食から割れが発生することをきらう
場合などに有効であることを意味し1本発明の特徴の一
つである。
1−のみが藺賞するため浅い孔食と、なシ、一般的に多
く見られる深い孔食にはならない。この事実は使用部品
が配管のように貫通孔を極度にきらう場合、および強度
部材のように深い孔食から割れが発生することをきらう
場合などに有効であることを意味し1本発明の特徴の一
つである。
これは前記の海水ポンプへの適用例の場合、液加される
。
。
以上説明したように本発明によれば、鋼材の変形がなく
、また製作工数および適用部分に限定されない金属材料
の防食法が得られる。
、また製作工数および適用部分に限定されない金属材料
の防食法が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、を匣用壌境中で不働態化現象を示す釜属材料に2い
て、次面の一部に切削刃ロエにより腐食しやすい刀ロエ
変′Jij着を与え、その部分を優先的に腐食させるこ
とにより、その他の部分を゛−気化学的に防賞すること
を待機とする金属材料の防賞法。 2、切削訓工乗件として、送り速度と切込み床法。 3、金属材料として18Cr−8Ni糸オ一ステナイト
ステンレス鋼% 13Cr系マルテンサ4、切削刃ロエ
部分を腐食損傷を防止したい個所
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56170022A JPS5871378A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 金属材料の防食法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56170022A JPS5871378A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 金属材料の防食法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871378A true JPS5871378A (ja) | 1983-04-28 |
JPH0333788B2 JPH0333788B2 (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=15897143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56170022A Granted JPS5871378A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 金属材料の防食法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5871378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102852846A (zh) * | 2012-08-22 | 2013-01-02 | 广东省佛山水泵厂有限公司 | 一种防海洋生物腐蚀的海水泵 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6860732B1 (ja) | 2020-07-09 | 2021-04-21 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル生成装置の電源ユニット |
WO2022239390A1 (ja) | 2021-05-10 | 2022-11-17 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル生成装置の電源ユニット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5485124A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Nisshin Steel Co Ltd | Method of preventing red rust production of stainless steel in burning atomosphere |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP56170022A patent/JPS5871378A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5485124A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Nisshin Steel Co Ltd | Method of preventing red rust production of stainless steel in burning atomosphere |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102852846A (zh) * | 2012-08-22 | 2013-01-02 | 广东省佛山水泵厂有限公司 | 一种防海洋生物腐蚀的海水泵 |
CN102852846B (zh) * | 2012-08-22 | 2016-03-16 | 广东省佛山水泵厂有限公司 | 一种防海洋生物腐蚀的海水泵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333788B2 (ja) | 1991-05-20 |
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