JPS587039A - 土砂搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば含水比の高い、あるい扛鋭敏比の商い
、流動性のある掘削土の排土に対し好適な土妙搬出装＊
に関する。

従来、例えば手掘シールドあるいは土庄系シールド等に
より地中に横坑を形成する際の切削土砂を搬出するにあ
たっては第３図に示すような方法が採られている。すな
わち、第３図は従来用いられている手掘シールド等の切
削土砂全搬出する竪状付近の械略説明図である。しかし
て、従来においてシールド機より排出される土砂Ａはタ
ンク車等の運搬手段を介し竪状３１内の土砂ピッ）３２
に排土され、かつ油圧クラムシェルお等により土砂ホッ
ハーアに溜められ、適宜ダンプトラックあの荷台に積載
されて運搬され、しかる後所定の土捨場等に拾出する方
法が採られている。

このように上記の如き土砂排土方法では、排土をそのま
ま土砂ホッパー腕から外部へ排出し、ダンプトラックあ
に積載するようになっているため、土砂ホッパー８内の
土砂が、例えば排土の含水比−が高く軟弱な土質の場合
にはダンブトラック易による搬出２よび土捨場等に拾出
することが困難である場合が多いという欠点がめった。

本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、土砂ホッパ
ーからダンブトラック勢へ土砂を移送するにあたり、石
灰、セメント等の土質改良剤を用いて土質を改良し、排
出の処理を容易とした土砂搬出装置を提供することを目
的とするものである。

以下、図面に沿って本発明を説明する。

第１図および第２図は本発明の実施例を示すもので１同
図中１は土砂ホッパーで、この土砂ホッパー１は、第２
図に示す工うに、正面から見た場合下方に向って中挟に
なるように断面が略テーバ状に形成されており、かつ下
方部に土砂搬送装置ヱが設けられている。この土砂搬送
装置ｇは、土砂ホッパー１の下方外部に取付けられた駆
動用モータ３と、この駆動用モータ３の軸と連結され、
かつ土砂ホッパー１内を延びる駆動軸４と、この駆動軸
４の周囲に一体に取付けられた螺旋羽根５にて構成され
ている。

しかして、土砂ホッパー１の直下にはダクト６を介し土
質改良剤添加装置ヱと連結された練り混ぜ葦搬出装置旦
が設けられている。この練り混ぜ兼搬出装置旦は含水比
の高い土砂ムと土質改良剤添加装置ヱ内の土質改良剤Ｂ
とを混合するためのもので、切欠きダブルスクリユーコ
ンベアにて構成するとその混合を円滑に行なえるので好
適である。すなわち、練シ混ぜ兼搬出装置旦は、断面が
略まゆ形をなすケーシング９と、このケーシング９の外
端に職付けられた駆動用モータ１０と、この駆動用モー
タｌＯの軸と連結され、かつ前記ケーシング９内ｔ−延
びる駆動軸ｉｉ　ａ　ｔ　ｉｌ　ｂと、これら駆動軸１
１ａ、ｌｌｂの周囲に一体的に取付けられた切欠きを有
する螺旋羽根１２ｍ、１２ｂ等から構成され、この練り
混ぜ兼搬出装置旦のケーシング９は土砂ホッパー１の底
部に設けられた土砂排出口１ｍとダク）１３ｔ−介し連
通しており、土砂ホッパー１内に溜められた土砂Ａは練
り混ぜ兼搬出装置旦内へと搬送されるものである。

一方、前述の土質改良剤添加装置ヱは上部に開閉可能な
蓋１４が設けられ、かつ内部に石灰、セメント等の土質
改良剤Ｂが収納・貯蔵される貯蔵タンク１５ヲ有してお
り、また、この貯蔵タンク「の下方部にはスクリューコ
ンベアの如き土質改良剤搬送装置用が設けられている。

すなわち、貯蔵夕　　・ンク「の下方部には円筒状のケ
ーシング１７が一体に設けられ、このケーシング１７の
外端部に回転数が任意に調節可能な駆動モータ「が設け
られていると共に、ケーシング１７の内部ＶＣは駆動モ
ータ１８と連結され、かつ周１１に螺旋羽根１９ｔ−有
する駆動軸加が設けられ、この駆動軸加の回転により貯
蔵タンク「内の土質改良剤Ｂはケーシング１７お工びこ
のケーシング１７とを連通するダクト６を介し練り混ぜ
兼搬出装置旦のケーシング９内へ導入されるように構成
されている。

なお、図中２１は、土質改良剤搬送装置用を有する土質
改良剤添加装置ヱが載置される支台であり、この支台■
の基端は１例えば土砂ホッパー１の支柱１ｂの略中央部
と連結すると好ましいが、土質改良剤添加装置Ｉの支持
方法は必ずしもこの態様に限定されるべきもので扛ない
ことは勿論である。

次に本発明の詳細な説明する。

土砂ホッパー１内に榴められた含水比の高い軟弱な土砂
ムは土砂搬送装置２の駆動モータ３ｔ−駆動せしめ螺旋
羽根５１″回転させることによシ、土砂ホッパー１の底
部に設けられた土砂排出口１１を有するダク）Ｌｌ介し
練り混ぜ兼搬出装置旦のケーシング９内へ導かれる。

一方、土質改良剤添加装置ヱの貯禦タンクｂ内には予め
土質改良剤Ｂが入れられておシ、駆動モータ１８ｔ−操
作して適当な回転速度で螺旋羽根１９を有する駆動軸２
０ｔ−回転させれば土質改良剤ＢＦｉダクト６ｔ−介し
上記練り混ぜ兼搬出装置旦のケーシング９内へ導入され
る。

しかして、練り混ぜ兼搬出装置多のケーシング９内にお
いて、土砂ホッパー１からの土砂ムと貯蔵タンク「から
の土質改良剤Ｂとが練り混ぜられ攪拌混合される。この
際、例えば石灰を土砂ムに添加し次場合複雑な反応が生
じる。その主な反応は、■イオン交換、■ポジ２フ反応
、■石灰の炭酸化および■吸水番廖脹・発熱作用等であ
る０そして、ω■０の反応により土′＃ＩＡ内の粘土粒
子は凝集して団粒化し、土を固結する。また、■の反応
により土砂中の水を化合水の形で取り込み、さらに発熱
に工り水分の蒸発が起こり土中水を減少させ、土の性質
が改良され、このようにして土質は好ましい状態に改良
される０なお、この場合。

駆動モータ腸の回転を適宜調節すれば土砂Ａに対し適量
の土質改良剤Ｂを混入でき適切な土質に改良でき好適で
ある。そして、このように改良された土砂Ａは、ケーシ
ング９先端下方部に設けられた排土口９ａ工９ダングト
ラツク４へ排土される。

以上の通り本発明によれば、土砂タンクと、セメント、
石灰等の土質改良剤を添加する土質改良剤添加装置と、
前記土砂タンク内の土砂が導入され、かつＣの土しに前
記土質改良剤添加装置を介し適量の土質改良剤を添加し
て搬送しつつ攪拌混合して土質ｔ−改良する練り混ぜ兼
搬出装置とを備え、前記土砂タンクより土砂を排出する
過程において土質改良剤管添加して土質が改良された土
砂を前記練り混ぜ兼搬出装置から排出するように構成し
たから。

０）排土は適度な硬さに改良されている几め、ダンブト
ラックに満載することが可能であり、１台の土捨量會増
すことができ、土捨回数を減することができるので経済
的である０ （ロ）土捨場において検出の処理が容易である０（ハ）
本発明の土砂搬出装置は構成、メレテナンス等簡便であ
る几め、経費が安く維持管理が簡単である。

等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる土砂搬出装置の実施例を示す側
断面図、第２図は同上のｘ　−ｘ’線断面説明図、第３
図は従来の竪状付近の概略説明図である０ １・・・・・・土砂ホッパー、２・・・・・・土砂搬送
装置、ヱ・・・・・・土質改良剤添加装置、旦・・・・
・・練り混ぜ兼搬出装置 特許出腋人　大豊建設株式余社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 土砂タンクと、セメント、石灰等の土質改良剤を添加す
   る土質改良剤添加装置と、前記土砂タンク内の土砂が導
   入され、かつこの土砂に前記土質改良剤添加装置を介し
   適量の土質改良剤を添加して搬送しつつ攪拌混合して土
   質を改良する練り混ぜ兼搬出装置とを備え、前記土砂タ
   ンクエリ土砂を排出する過根において土質改良剤を添加
   して土質が改良された土砂を前記練り混ぜ兼搬出装置か
   ら排出すること′に％徴とする土砂搬出装置。