JPS58697A - スキッドパイプ用絶縁体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロスパイプ又は鉛直バ１ブのよう表支持部
材の周囲、或いはスキッドパイプのような支持部材の部
分的な周囲に一対の絶縁体セグメントを固定するための
装置に係る。

金属再加熱炉において、金属ワークピースは一連のスキ
ッドパイプに支持されながら炉を通過させられる。押出
式加熱炉（ｐｕａｈｅｒ　ｆｕｒｎａｃｅ）においては
、鉛直方向及び水平方向の水冷パイプからなる複雑なネ
ットワークがスキッドパイプを支持しており、ワークピ
ースがこのスキッドパイプ上で推進されている。炉から
水冷パイプへと流れる熱は永久に失なわれており、パイ
プネットワークの周囲の効果的な絶縁を維持することは
きわめて重要なことである。炉の補修を行うための曹動
体止時間はくシ返えされる高価な工程である。従ってス
キットパイプ、クロスパイプ又は鉛直ノ（イブの周囲に
迅速且つ簡単に適用され得る絶縁体を提供することはも
つとも望ましいことである。

さらに複雑な技術と、パイプにスタッドを溶接するのに
浪費される時間と、パイプに溶接されたスタッドに絶縁
体の凹所を整合させるのに浪費される時間及び退屈な労
力とを必要とすることなく、支持部材に絶縁体を固定す
ること社望ましいことである。そして支持部材上に絶縁
体を出来るだけ長い間質め得ることは龜わめて本質的な
ことである。

本発明では、作業者が特定の支持部材の周囲に絶縁体セ
グメントを簡単に適用し得、同時に支持部材の周囲で単
一の点において確実に絶縁体セグメントを固定まえはロ
ックし得る。

本発明では、支持部材を全体又は部分的に包囲する絶縁
体セグメントが弾性プレースによって相互に連結されて
おシ、そして骸セグメントが相互に離間した関係に置か
れている。弾性プレースは各絶縁体セグメントに一連の
プロングによって固定されてお沙、プロングは絶縁体セ
グメント中に埋め込まれている。離間したＩＩｋ縁体セ
グメントは弾性プレースを十分に曲げることによって支
持部材の周囲に適用され得、二つのセグメントの間で支
持部材を受容するために絶縁体セグメントは相互に折シ
曲げられ引き離される得る。

各絶縁体セグメントはプレースかう離れて、相互に収斂
する方向に突出している上部固定表面を有しており、各
上部固定表面は分岐または拡開する下部表頁へと連々つ
ており、下部表面は絶縁体セグメントの外部に連らなっ
ている。

トップと一対の収側する側面とを有した固定又は保合プ
ラグは、プレースと一対の上部固定表面とに夫々滑動的
で且つ整合的に受容される。

この保合プラグは上部固定表面を相互に引き離すような
機械的手段を提供しており、絶縁体セグメントが支持部
材に整合的に固定されるのを保証している。保合プラグ
の内部には複数の歯状部材が備えられれば良く、この歯
状部材は分岐する下面を介して作業者に露見される。作
業者は、との時、炉の温度及び炉の腐食性ガスの作用か
ら保合プラグを保護するために、適切な耐火性モルタル
を歯状部材と分岐する下部表面との周囲のすきまに満た
す。

本発明は離間した絶縁体セグメントと弾性プレースとに
ロツヤングプラグを配置することにより、溶接スタッド
および凹部の必要もなく又、二つの点におけるヒンジの
必要もなく、さらには支持部材に絶縁体内ワイヤメツシ
ュを溶接する必要もなく、いかなる２位置においても２
個の絶縁体セグメントにいかなる物をも付加することな
く、作業者がスキッドパイプ、クロスパイプあるいは鉛
直パイプに絶縁体を適用し得るものである。

支持部材が所望の長さにわたって被覆されるべく、一連
の絶縁体セグメント対は特定の支持部材に固定されてい
る。

本発明の目的は、単一の位置で固定を行う装置を提供し
、これによって絶縁体を、支持部材の全体あるいは一部
に直接適用することを可能にすることにある。

本発明の他の目的は、絶縁体セグメントが機械的に固定
されており、支持部材の周囲の整合位置に配置せしめら
れる様な単一の位置での固定装置を提供するととＫある
。

本発明のさら１他の目的はその間に直接支持部材を受容
すべく、絶縁体セグメントが互いに屈曲されて離間され
得る様な固定装置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、いかなる種類の溶−接すな
わち、パイプのスタッドへ凹部を整列させる必要もなく
、かつ又いかなる複雑な技術を導入することもなく、パ
イプの囲りに絶縁体セグメント対を固定する装置を提供
することにある。

本発明のさらに他の目的は、製造が簡単で一対の絶縁体
セグメントを適用するのが容易で、高温で且つ腐食性を
有した炉のガスの有害な作用から保護され得る様な固定
装置を提供することにある。

本発明のこれらの目的および他の目的は、明細書、添付
図面およびクレームを読むことによりさらに明確になる
であろう。

本発明は、多様な支持部材の形状に合致する１組の絶縁
体セグメントでの使用に適合する。

支持部材はクロスパイプ、鉛直パイプもしくはスキッド
パイプであり得る。第１図に示すように内表面２５を有
するｌｐＡの絶縁体セグメント２２゜２４は、第３図に
示すように支持部材１０への装着後、＃支持部材に有効
な絶縁体として作用すべく、相互に離間して配置される
。

第１図は、絶縁体セグメン）２２．２４を結合すると共
に両セグメントの離間関係を維持する弾性プレース２６
を示す。プレース２６は第６図に今様が示されるように
複数個のプロング４８を含み、該プロング４８はセグメ
ン）２２．２４をプレース２６に固着すべく絶縁体セグ
メント中に埋設される。当業者であれば、弾性プレース
２６が絶縁体セグメントと支持部材との特定形状にほぼ
合致するように種々の形状をとりうろことが、理解され
よう。例えば、第７図の弾性プレース６０は、絶縁体セ
グメン）５０．５２と円筒形支持部材５４とに合致すべ
く弧状である。

１組の上部係合表面２８．３０は第１図及び第、２図に
図示するように相互に離間して配置される。

上部係合表面２８．３０はプレース２６から伸延しプレ
ースから離れた方向で相互に集束または収斂している。

１組の下部表面３２．３４は相互に離間して配置されて
おり、それぞれ上部係合表面２８．３０から伸延し相互
に拡開する。

係合プラグ３６はトップ３７と１組の収斂側面３８．４
０とを有する。第５図に図示するように。

収斂側面は分岐下部表面３２．３４と連通する容量部分
を収斂側面内に形成する。係合プラグ３６のトップ３７
と収斂側面３８．４０とはそれぞれプレース２６内と上
部係合表面２８．３０内とに摺動可能に受容される。タ
ブ４２は、係合プラグ３６のプレース中の摺動を促進す
べく保合プラグ３６の一端もしくは両端に配置され得る
。保合プラグ３６が正規位置にある時、両側面３８　、
４０はそれぞれ上部係合表面２８．３０に当接し従って
係合表面をそれぞれの側面から外方向に圧接する。その
結果、絶縁体セグメン）２２．２４は支持部材１０の周
囲に合致する形状で配置され、プレース２６と上部係合
表面２８．３０とに対する保合プラグ３６の相互作用に
より、＃セグメントは前記形状の一位置に機械的に固定
される。作動中、第１図の装置は第２図に図示するよう
に特定の支持部材１０に適用される。当業者であれば、
絶縁体セグメントが支持部材１０の周囲に装着され得る
ように、絶縁体セグメント２２．２４と支持部材１０の
節部１６．１８との開に十分な間隔が必要であることは
理解されよう０例えば、節部１６．１８ａ縮小され得、
或いは接続された絶縁体セグメント２２．２４の配置に
より支持部材】０への装着が可能となるように支持部材
１０の底部８と絶縁体セグメントとの間に空所５８を設
けてもよい。装着後の形状は第１０図に示された具体例
に類似（但し同一ではない）しよう。

絶縁体セグメント２２．２４を支持部材１０に装着後、
第３図に示すように保合プラグを挿入する。次いで耐火
性モルタル４４等の適当な絶縁充填材が、収斂側面３８
．４０間と分岐する下部表面３２！、３４内部分に充填
され、モルタル硬化後歯状部材４６が耐火性モルタル４
４を支持する。

こうして、係合プラグ３６は炉の高温腐食性ガスから効
果的に保護される。

第５図は、収斂側面３８．４０．）ツブ３７及び分岐下
部表面３２．３４の間の部分を有効に充填する耐火性モ
ルタル４４の拡大図である。

第７図は１本発明が頂部にスキッド５６を有する一般的
な円筒形スキッドパイプ５４に適用された状態を示す、
弧状絶縁体セグメン）５０．５２と弧状弾性プレース６
０とは支持部材５４のような円筒形パイプに適合する。

本発明はまた、クロスパイプもしく社鉛直パイプの場合
のような支持部材を完全に被包する形状の絶縁体セグメ
ントにも使用できる。例えば第８−図は１組の弧状絶縁
体セグーント３１．３３によって被包された円筒形支持
部材１を示す。上部係合表面２８．３１０は上記記載と
同様に作用し、係合プラグ３６及び拡開又は分岐下部表
面３２．３４も同様である。綴部６２．６４が頂部に配
置されると峡縁部からスラグが流入しうるという理由で
、１点固定装置Ｆｉ前記形状の支持部材１の頂部に配置
される。もっとも第８図に示すように１モルタル４４は
この問題を減縮する。

第９図及び第１０図は、第８図の具体例と同様にクロス
パイプもしくは鉛直パイプとして使用される支持部材２
の場合に適用される絶縁体セグメン）３５．３７を示す
。本因に於いても、係合プラグ３６は第８図に関して述
べたと同様の理由で支持部材２の頂部に配置される。第
１０図中、空ＦＩｆｒｓｓＨ空隙を一持され得、或いは
必要とあれば付加的絶縁体で充填されてもよい。また、
本具体例が頂部でなく底部から固定された場合、空所５
８により絶縁体セグメン）３５．３７は容易に支持部材
２の周囲に装着されるだろう。

炉からプレース２６に付与される熱が１通路２゜内を流
れゐ冷却水を収納する支持部材２へと容易に移動するよ
うに１弾性プレース２６線好ましくは絶縁体セグメント
２２．２４の内表面２５に露出していることが蟲業者に
蝶理解されよう。同様にして１弾性金属係合部材３６杜
上部係合表面２８．３０に圧接されると同時に支持部材
１０の周囲に絶縁体セグメントを固定し、同時に該セグ
メントを該支持部材と密接に嵌合せしめることが、尚業
者に理解されよう。

上記記載の全具体例に於いて、本発明は、１儒の係合プ
ラグ３６を絶縁体セグメント間の１位置に装着すること
により、絶縁体セグメントを特定の支持部材周囲に固定
せしめる。従って、絶縁体セグメントは支持構造物に沿
う全位置に装着可能であ夛、付属的支持構造物を使用せ
ず、支持部材の狭隘な特殊構造部分に絶縁体セグメント
を装着した後に該絶縁体セグメントを支持部材に沿って
正規位置オで摺動させるという必要もない。

従って、上記に説明され図示され特許請求の範囲で請求
され九本発明は発明の目的を十分に擁謹しこれに合致す
る。好ましい異体例は上記に説明され特許請求の範囲で
請求されたが、本発明の説明、図面及び特許請求の範囲
の趣旨と意図と罠十分かなう多数の応用や変形が想定さ
れよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は切頭三角形状スキットパイプ用に適した本発明
装置の一具体例を示す分隼斜視図、第２図は支持部材に
適用され九第１図の具体例の横断面図、第３図は第２図
に示された具体例の、絶縁体セグメントが支持部材に対
して適用され、係合スラグが次に接近し合う上部係合表
面間に滑動可能に受容され、次に耐火性モルタルが峻隔
する下部表面及び保合プラグ内部に対して用いられ良後
の斜視図、第４図は係合プラグ、係合プラグ両端のタブ
、及び蚊プラグ内部において突出する複数憫の歯状部材
を示す第１図の［４−４に涜つ九縦断蘭図、第５図は噛
隔された上部係合表面、弾性プレース、拡開する下部表
面及び挿入された係合プラグが耐火性モルタルで充填さ
れ良状態の相互の関係を示す説明図、第６図は絶縁体セ
グメントから取外された弾性プレース及び仁のプレース
に取付けられている固定プロングを示す斜視図、第７図
は本発明の１円形スキッドパイプ用に適した別の具体例
の横断面図、第８図は本発明の、円形の水平または鉛直
支持部材用の更に別の具体例で。 単一箇所での固定装置が支持部材の頂部に位置する具体
例の横断面図、第９図は本発明の、切頭三角形状の水平
を九は鉛直支持部材用に適し九更江別の具体例で、単一
箇所での固定装置が支持部材の頂部に位置する具体例の
横断面図、第１０図は支持部材の基部と絶縁体セグメン
トとの間に空所が設けられた第９図の具体例の変形例を
示す説明図である。 １０・・・支持部材％２２．２４・・・絶縁体セグメン
ト。 ２６・・・弾性プレース、３６・・・係舎プラグ手続補
正書 昭和５７年ｆ月２ｇ日 特許庁長官　　島　１）春　樹　　殿 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　キヤメロン・アイアン・ウアークス・イ／コ
ーボレイテノｌ’４　　代　　理　　人　　　東京都新
宿区新宿１丁目１番１４号　山田ビル５、補正命令の日
付　　昭和　　年　　月　　　日８　補正の内容　　　
正式明細書を別紙の通り補充す・る（内容に変更なし）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　各セグメントが支持部材に近接した内表面を
   有し、支持部材の少々くとも一部の周囲の単一位置で一
   対の離間した絶縁体セグメントを固定する装置であって
   、該装置が、 （ａ）　　離間した絶縁体セグメントに固定され、かつ
   上記セグメントを連結せしめ、それに横方向の曲げモー
   メントが７ＪＩ、ｔられるときＫは上記セグメントの各
   々が互いに接近及び離隔して曲がるように支持部材に対
   し実質的に横方向に整列された弾性プレースと、（ｂ）
   　　上記プレースから伸砥し、かつ上記プレースとは離
   れた方向に収斂する、相互に離間した関係を有する各絶
   縁体セグメント上の上部係合表面と、 （ｃ）　　絶縁体セグメントが均一に支持部材を囲繞す
   るように、相互に離間する上部係合表面を偏倚させ、か
   つ絶縁体セグメントを支持部材の周囲に固定せしめる偏
   倚手段と、からなる絶縁体固定装置。
2. （２）　　プレースから支持部材への熱の流れを高める
   べく、プレースが絶縁体セグメントの内表面に露出して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装
   置。
3. （３）上記偏倚手段はトップと一対の収斂する側面とを
   有する伸長した係合プラグであり、トップと収斂する側
   面とが夫々プレースと収斂する上部係合表面とに隣接し
   かつプレースと収斂する上部保合表面とに夫々滑動的及
   び整合的に受容されておシ、支持部材の周囲の単一の位
   置で絶縁体セグメントを固定せしめる機械的な固定を前
   記係合プラグが提供していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の装置。
4. （４）複数の歯状部材が保合プラグのトップと収斂する
   側面との間に配電されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項に記載の装置。
5. （５）保合プラグがプレースと収斂する上部係合表面と
   の間における係合プラグの滑動を助長すべくタブ付端部
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載
   の装置。
6. （６）偏倚手段が実質的に絶縁体充填材で覆われている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。
7. （７）各セグメントが支持部材に近接した内表面を有し
   、支持部材の少なくとも一部の周囲の単一位置で一対の
   離間した絶縁体セグメントを固定する装置であって、該
   装置が、 （ＩＬ）　　離間した絶縁体セグメントに固定され、か
   つ上記セグメントを連結せしめ、それに横方向の曲げモ
   ーメントが加えられるときには上記セグメントの各々が
   互いに接近及び離隔して曲がるように支持部材に対し実
   質的に横方向に整列された弾性プレースと、 （ｂ）　　上記プレースから伸延し、かつ上記プレース
   とは離れた方向に収斂する、相互に離間した関係を有す
   る各絶縁体セグメント上の上部係合表面と、 （Ｃ）各上部係合表面から伸延し、相互に離間しかつ拡
   開する、絶縁体セグメント上の下部表面と、（ｄ）トッ
   プと一対の収斂するテーパの付された側面とを有し、ト
   ップと側面とが夫夫プレース及び収斂する上部係合表面
   の各各に滑動的、接合的かつ整合的に受容されており、
   更に保合バーを滑動せしめるタブ付端部と、トップと上
   記係合バーの収斂する側面の間に配置された複数の歯状
   部材とを有する伸長する保合プラグと、（ｅ）トップと
   、係合バーの収斂する側面及び歯状部材と、絶縁体セグ
   メントの拡開する下部表面とに実質的に充填され、保合
   バーが支持部−の周囲の単一位置で絶縁体セグメントを
   機械的に固定せしめ、かつ諌保合バー自体を適切な絶縁
   材料によ、り被覆する耐火性モルタルと、から成る絶縁
   体固定装置。