JPS5869584A - 金属火災用消火剤 - Google Patents
金属火災用消火剤Info
- Publication number
- JPS5869584A JPS5869584A JP16833181A JP16833181A JPS5869584A JP S5869584 A JPS5869584 A JP S5869584A JP 16833181 A JP16833181 A JP 16833181A JP 16833181 A JP16833181 A JP 16833181A JP S5869584 A JPS5869584 A JP S5869584A
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- Japan
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- powder
- extinguishing agent
- fire
- metal
- sodium
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属火災の消火剤、特に燃焼ナトリウムの消火
剤に関するものである。
剤に関するものである。
従来、金属火災、即ち、ナトリウムやカリウム及びこれ
らの合金などの火災には、その消火剤として乾燥砂や炭
酸ナトリウム及び塩化ナトリウムを主剤とした金属火災
用消火剤が使用されてきた。
らの合金などの火災には、その消火剤として乾燥砂や炭
酸ナトリウム及び塩化ナトリウムを主剤とした金属火災
用消火剤が使用されてきた。
しかしｌヨがら、例えば、ナトリウム火災に於いて、そ
の消火剤に乾燥砂を用いた場合には、乾燥砂は激しくナ
トリウムと反Ｙ色して燃焼し、消火剤としての効果が認
められず又、炭酸ナトリウムや塩化ナトリウムを主剤と
した消火剤の場合には、ナトリウムの燃焼面上に、これ
らの消火剤を置（ことにより、空気を遮断し、窒息消火
させるのに効果が認められるが、毛細管現象により、表
面に浮び上ったナトリウムが再び発火するため完全消火
は回連である。又、特に垂直面、及び天井面の火災に対
しては、全く消火効果を発揮することができず、有効な
る消火剤が求められていた。
の消火剤に乾燥砂を用いた場合には、乾燥砂は激しくナ
トリウムと反Ｙ色して燃焼し、消火剤としての効果が認
められず又、炭酸ナトリウムや塩化ナトリウムを主剤と
した消火剤の場合には、ナトリウムの燃焼面上に、これ
らの消火剤を置（ことにより、空気を遮断し、窒息消火
させるのに効果が認められるが、毛細管現象により、表
面に浮び上ったナトリウムが再び発火するため完全消火
は回連である。又、特に垂直面、及び天井面の火災に対
しては、全く消火効果を発揮することができず、有効な
る消火剤が求められていた。
本発明の目的は、これらのナトリウム火災に対して有効
な消火剤を提供するものである。
な消火剤を提供するものである。
本発明者らは、燃焼ナトリウムに対し粉末状の酸化アル
ミニウム単体、或は酸化アルミニウム及び、二酸化ケイ
素の混合物粉末を用いることにより上述の目的を達する
ことを見い出した。
ミニウム単体、或は酸化アルミニウム及び、二酸化ケイ
素の混合物粉末を用いることにより上述の目的を達する
ことを見い出した。
即ち、ツ然焼しているナトリウムに粉末状の酸化アルミ
ニウム及び二酸化ケイ素の粉末混合物を散布すると、燃
焼ナトリウムは酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素と化
学反応して消火してしまう現象が見い出され、ナトリウ
ム火災に際し、現在使用されている窒息消火用消火剤と
は全く異質のナトリウム燃焼を化学的に消火させる消火
剤を提供するものである。
ニウム及び二酸化ケイ素の粉末混合物を散布すると、燃
焼ナトリウムは酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素と化
学反応して消火してしまう現象が見い出され、ナトリウ
ム火災に際し、現在使用されている窒息消火用消火剤と
は全く異質のナトリウム燃焼を化学的に消火させる消火
剤を提供するものである。
消火剤の主成分は酸化アルミニウムでありナトリウム燃
焼の消火には不Ｏｆ欠な要素である。
焼の消火には不Ｏｆ欠な要素である。
二酸化ケイ素は酸化アルミニウムとは異なり二酸化ケイ
素単体で燃焼ナトリウムにジ妾触すると敏しく燃え上が
り、燃焼を助長させることが前述の酸化アルミニウムと
の混合物として、この二酸化ケイ素を少を使用すると、
ナトリウム燃焼の消火に有効である。 即ら、燃焼ナト
リウムであるＮａＲＯが上述のＡｔ、０１（酸化アルミ
ニウム）及びＳｉｎ、（二酸化ケイ素）と反応してＮａ
、０−Ａ４ＯＢ−≦ｉｏ、 の共融物をつ（す（一種
のガラスなつ（す）これがナトリウム表面に付着するこ
とによって消火する。 酸化アルミニウム単体を燃焼ナ
トリウムと反応させて消火させる方法も有効であるが、
上述のよ５に少量の二酸化ケイ素を用いた場合の方が消
火剤として効果がある。又、これらの粉末に金属石けん
を少量添加することにより、消火剤を消火器（高圧容器
）より放射させる際の潤滑剤としてＭ効である。
素単体で燃焼ナトリウムにジ妾触すると敏しく燃え上が
り、燃焼を助長させることが前述の酸化アルミニウムと
の混合物として、この二酸化ケイ素を少を使用すると、
ナトリウム燃焼の消火に有効である。 即ら、燃焼ナト
リウムであるＮａＲＯが上述のＡｔ、０１（酸化アルミ
ニウム）及びＳｉｎ、（二酸化ケイ素）と反応してＮａ
、０−Ａ４ＯＢ−≦ｉｏ、 の共融物をつ（す（一種
のガラスなつ（す）これがナトリウム表面に付着するこ
とによって消火する。 酸化アルミニウム単体を燃焼ナ
トリウムと反応させて消火させる方法も有効であるが、
上述のよ５に少量の二酸化ケイ素を用いた場合の方が消
火剤として効果がある。又、これらの粉末に金属石けん
を少量添加することにより、消火剤を消火器（高圧容器
）より放射させる際の潤滑剤としてＭ効である。
本発明による消火剤の代表的な組成は次の通りである。
材料名 重量比
酸化アルミニウム ｉｏｏ 部二酸化ケイ素
０〜３０部 金属石けん ０〜５部 以上、すべて粉末のもので良く乾燥し、混合することに
より本発明の消火剤が得られる。
０〜３０部 金属石けん ０〜５部 以上、すべて粉末のもので良く乾燥し、混合することに
より本発明の消火剤が得られる。
主成分である酸化アルミニウムにはａ−アルミナと、ｒ
−アルミナがよく知られているが、α−アルミナは、六
方晶系の結晶で吸湿性がな（、酸に溶けない安定なもの
であるのに対し、ｒ−アルミナは、等軸晶系の結晶で酸
にもアルカリにも冒され易い、従ってα−アルミナを用
いるのが適する。
−アルミナがよく知られているが、α−アルミナは、六
方晶系の結晶で吸湿性がな（、酸に溶けない安定なもの
であるのに対し、ｒ−アルミナは、等軸晶系の結晶で酸
にもアルカリにも冒され易い、従ってα−アルミナを用
いるのが適する。
純度は９９４以上の高い方が１ましく、その粒度は平均
径で２〜５”の細粒が望ましいが粉末であれば有効であ
り、粗粒の一例として粒度が１００メツシユまでのもの
が使用できる。
径で２〜５”の細粒が望ましいが粉末であれば有効であ
り、粗粒の一例として粒度が１００メツシユまでのもの
が使用できる。
一方、二酸化グイ索は、酸化アルミニウムと同様粉末質
が使用され、その粒度は１００メツシュ以上の微粉末が
適しており、その純度も９０％以上の高純度のものが望
ましい。
が使用され、その粒度は１００メツシュ以上の微粉末が
適しており、その純度も９０％以上の高純度のものが望
ましい。
金属石けんは、−例としてステアリン酸金属塩が使用さ
れ、前述の如く、消火器から放射される時の潤滑剤であ
り、必要最小限度の添刀ｏｊｔとする。
れ、前述の如く、消火器から放射される時の潤滑剤であ
り、必要最小限度の添刀ｏｊｔとする。
実施例１
材料名 重量比
α−アルミナ粉末（純度９９チ以上ン１００部二蹟化ク
イ索粉末（純度９５チ以上） ２０部ステアリン
酸マグネシウム １部以上の乾燥され
た微粉末を均一に混合して本発明の消火剤を得る。 こ
の粉末消火剤な燃焼ナトリウムに散布すると、直ちに表
面で発焔が消えると共に化学反応が始まりＮａｐ Ｏ−
Ａｌ１０Ｂ−８４０，の共融物をつ（り消火する。燃焼
ナトリウムが大量の場合には、−担、消火した金属す）
＋）ラムの表面を掘って内部を露出させ、これに本消
火剤を適用することによって、完全ニ処理できる。
イ索粉末（純度９５チ以上） ２０部ステアリン
酸マグネシウム １部以上の乾燥され
た微粉末を均一に混合して本発明の消火剤を得る。 こ
の粉末消火剤な燃焼ナトリウムに散布すると、直ちに表
面で発焔が消えると共に化学反応が始まりＮａｐ Ｏ−
Ａｌ１０Ｂ−８４０，の共融物をつ（り消火する。燃焼
ナトリウムが大量の場合には、−担、消火した金属す）
＋）ラムの表面を掘って内部を露出させ、これに本消
火剤を適用することによって、完全ニ処理できる。
反１６が終了した金属ナトリウムは前述したように、Ｎ
ａ、 Ｏ−１，０１−Ｓ ｉｔ）、 の共融物を生成
し金属ナトリウムとは全く異なった不活性の白色粉末状
に変化する。この状況は赤熱した炭火が最後に不活性の
白色の灰になる状況に類似している。
ａ、 Ｏ−１，０１−Ｓ ｉｔ）、 の共融物を生成
し金属ナトリウムとは全く異なった不活性の白色粉末状
に変化する。この状況は赤熱した炭火が最後に不活性の
白色の灰になる状況に類似している。
実施例２
材料名 重量比
α−アルミナ粉末（純Ｊｔ９９％以上）１００部二酸化
ケイ素粉末（純度９５俤以上） １０部消火の状
況は実施例１と同様で燃焼ナトリウムは赤色した炭火が
最後に白色の灰になると同じように、白色粉末状となり
、水と接触しても反応せず危険になることはない。
ケイ素粉末（純度９５俤以上） １０部消火の状
況は実施例１と同様で燃焼ナトリウムは赤色した炭火が
最後に白色の灰になると同じように、白色粉末状となり
、水と接触しても反応せず危険になることはない。
比較例１
材料名
α−アルミナ粉末（！ｆ１度９９チ以上ン のみ消火
状況は、実施例１と同・欣であるが、前記実施例１およ
び２に比し、多少消火に一要する時間が焚くなる１頃向
がある・ 比較列２ 材料名 重量比 α−７ルミナ粉末（純度９９慢以上） １００ｇ二
酸化ケイ素粉末（純度９５優以上） ４０＠
以上前記実施例１〜２比較例２に比し、この比較例２の
＃来泊火剤のｌｌＩ！ｉ！に効果は減じ、α−アルミナ
粉末に対し二改化グイ索粉末の添カｎｊｉが多産になる
に従い、燃焼ナトリウムの消火効果は少なくなる。
状況は、実施例１と同・欣であるが、前記実施例１およ
び２に比し、多少消火に一要する時間が焚くなる１頃向
がある・ 比較列２ 材料名 重量比 α−７ルミナ粉末（純度９９慢以上） １００ｇ二
酸化ケイ素粉末（純度９５優以上） ４０＠
以上前記実施例１〜２比較例２に比し、この比較例２の
＃来泊火剤のｌｌＩ！ｉ！に効果は減じ、α−アルミナ
粉末に対し二改化グイ索粉末の添カｎｊｉが多産になる
に従い、燃焼ナトリウムの消火効果は少なくなる。
以上、本発明は金属火災の消火剤、特にナトリウムやカ
リウム及びこれらの合金などの火災に適する消火剤で現
在団用されている窒息消火用消火剤とは列なり、化学的
に消火させる消火剤を提供するものであり、窒息消火用
消火剤の蛾点である垂直面及び天井面の火災に対して充
分な消火効果を発揮する粉末消火剤である。
リウム及びこれらの合金などの火災に適する消火剤で現
在団用されている窒息消火用消火剤とは列なり、化学的
に消火させる消火剤を提供するものであり、窒息消火用
消火剤の蛾点である垂直面及び天井面の火災に対して充
分な消火効果を発揮する粉末消火剤である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 酸化アルミニウム粉末に二酸化グイ索粉末を各々乾
燥して均一に混合した金属火災用粉末消火剤。 ２ 酸化アルｉ＝ウム粉末１００部（ＪＬ盆比）に二酸
化ケイＸ粉末０〜（資）部（ｉ量比）を各々乾燥して均
一に混合した特許請求の範囲矛１項に記載の金属火災用
粉末消火剤。 ３ ａ−アルミナ粉末（ａ−酸化アルミニウム粉末）、
純度９９チ以上１００部（虚着比）に、二酸化ケイ識粉
末（純度９５％以上）０〜Ｊθ部（ＪＪＬ７比）を、各
々乾燥して、均一に混合した特許請求のｍ−矛１項に記
載の金属火災用粉末消火剤。 ４ 特許請求の範囲矛１項〜；１−３項いずれかに記載
の粉末消火剤において混合物に金属石けん粉末を温潤し
て均一に混合した金属火災用粉末消火剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833181A JPS5869584A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 金属火災用消火剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833181A JPS5869584A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 金属火災用消火剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869584A true JPS5869584A (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=15866060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16833181A Pending JPS5869584A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 金属火災用消火剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5869584A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63186667A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-08-02 | 信越半導体株式会社 | 塩化シランの消火方法 |
| JPS6485677A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-30 | Shinetsu Handotai Kk | Method for extinguishing fire occured by dangerous article having low extinguishable property |
| EP0638335A1 (en) * | 1993-08-02 | 1995-02-15 | Fenwal Safety Systems, Inc. | Deflagration suppression agent and method for its use |
| JP2011167357A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Furukawa Techno Material Co Ltd | ゲル含有消火水用の消火剤 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4914195A (ja) * | 1972-05-16 | 1974-02-07 | ||
| JPS5267198A (en) * | 1975-11-26 | 1977-06-03 | Commissariat Energie Atomique | Powder composition for extinguishing fire with liquid as liquid hydrocarbon or metal and or liquid mixture |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16833181A patent/JPS5869584A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4914195A (ja) * | 1972-05-16 | 1974-02-07 | ||
| JPS5267198A (en) * | 1975-11-26 | 1977-06-03 | Commissariat Energie Atomique | Powder composition for extinguishing fire with liquid as liquid hydrocarbon or metal and or liquid mixture |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63186667A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-08-02 | 信越半導体株式会社 | 塩化シランの消火方法 |
| JPS6485677A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-30 | Shinetsu Handotai Kk | Method for extinguishing fire occured by dangerous article having low extinguishable property |
| EP0638335A1 (en) * | 1993-08-02 | 1995-02-15 | Fenwal Safety Systems, Inc. | Deflagration suppression agent and method for its use |
| JP2011167357A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Furukawa Techno Material Co Ltd | ゲル含有消火水用の消火剤 |
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